JP3742552B2 - 内蔵ストロボの軸構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の技術分野】
本発明は、カメラボディの上部に出没可能に設けた内蔵ストロボの軸構造に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】
カメラボディの上部、つまり、ペンタプリズム(ペンタミラー)の上部にリトラクタブル構造の内蔵ストロボを設けた一眼レフカメラが知られている。この種の内蔵ストロボは、発光部が装着されたストロボケースを有し、このストロボケースは、ペンタプリズムを跨ぐ間隔で設けられた一対の脚部を備えている。そしてこの脚部の端部を、撮影レンズの光軸と直交する方向の軸を介してカメラボディの上飾り板に軸支し、この軸を中心としてストロボケースを回転させて、発光部材をカメラボディの収納位置とカメラボディから離反した使用位置とに移動させる構成のものがある。このストロボケースを上飾り板に連結する軸は、一対の脚部の外方から内方に向かって装着する構造である。ストロボケースには、発光ユニットの発光面を除く部分の保護、遮光等のため、ストロボカバーが装着される。
【0003】
しかし、この従来の内蔵ストロボは、ストロボケースの断面がL字形状であり、このL字の一つの面に形成された軸穴を貫通する軸によって軸支されていたので、強度・剛性の点で問題があった。しかも、ストロボカバーを軸よりも先に装着すると、軸を装着する作業が困難になる。そこで、ストロボケースに発光ユニットなど組み込む作業の後、ストロボケースを軸を介して上飾り板に連結する作業を行い、その後にストロボカバーを装着する作業を行っていた。
【0004】
【発明の目的】
本発明は上記従来の問題に鑑みてなされたもので、組み立てが容易であり、省スペース化を図りつつ強度と剛性の高い内蔵ストロボの軸構造を得ることを目的とする。
【0005】
【発明の概要】
この目的を達成する本発明は、カメラボディのペンタプリズム部上部に配置され、カメラボディ側に位置する収納位置とカメラボディから離反する使用位置とに発光部を移動させるストロボケースを備えた内蔵ストロボであって、前記ストロボケースは、前記ペンタプリズム部を跨ぐ一対の、断面コ字状の脚部を備え、該一方の脚部は、前記コ字状の脚部の対向する二つの面に形成された軸穴を前記脚部が対向する内側から貫通し、前記脚部の外側の面から突出した一方の端部が前記カメラボディ側に形成された軸受凹部に嵌合され、さらに他方の端部が前記カメラボディに対して固定された他の部材によって回動自在に支持された軸によって収納位置と使用位置とに移動可能に支持されていること、に特徴を有する。
前記ストロボケースは、収納位置において前記断面コ字形状の脚部の開放面がカメラボディ上方を向くように形成され、該ストロボケースの開放側の面にストロボカバーが固定され、前記脚部は前記ストロボケースと前記ストロボカバーとによって箱形に形成するのが望ましい。
前記カメラボディのペンタプリズム部上に装着される上飾り板の前記ペンタプリズム部の両側外方位置に前記軸受凹部が形成され、前記他の部材は前記上飾り板に固定される。
前記他の部材は、ストロボケースを収納位置で係止し、外部操作力により解除する係止手段を備えた部材を兼用することができる。
前記ストロボケースの脚部の前記内側の面には脚部が延びる方向に形成された長溝を備え、一方の端部に設けられたピンが前記長溝に摺動自在に嵌合され、他方の端部に設けられたピンが前記上飾り板に回動自在に支持され、トーションバネにより回動付勢されて前記ストロボケースを使用位置方向に付勢すると共に使用位置で停止させるリンクレバーを備え、前記他の部材は、該リンクレバーの他方の端部に設けられたピンを、前記上飾り板に設けられた軸受け凹部との間で回動自在に抜け止め支持するとともに、前記軸を前記軸受け凹部との間に回動自在に支持しかつ抜け止めすることが望ましい。
【0006】
【発明の実施形態】
以下図面に基づいて本発明を説明する。図1は、本発明を適用した一眼レフカメラボディ上部に装着される上飾り板のペンタプリズム部周辺部の実施形態を、内蔵ストロボを収納した状態で示す斜視図、同内蔵ストロボ使用位置に突出させた状態で示す斜視図である。
【0007】
上飾り板11は、ペンタプリズム(図示せず)の上部に被せられる膨出部12を備え、この膨出部12に形成された凹部内に、ペンタプリズムに被せられるペンタ屋根部13と、アクセサリーシュー取り付け部15と、内蔵ストロボの外部ユニット50をペンタプリズム上部空間に収納する内蔵ストロボ収納部17が形成されている。
【0008】
外部ユニット50は、ストロボケース51とこのストロボケース51に装着されたストロボカバー52とによって構造体を形成していて、収納状態においてストロボカバー52が上飾り板11と一体化してカメラボディの外観を形成している。ストロボケース51は、ペンタ屋根部13を挟むように延びる一対の脚部53、54を一体として備えている。この脚部53、54に支持されたストロボケース51の先端内面側に、突出位置では発光面(フレネルレンズ)62が被写体方向を向く、クセノン管、リフレクタなどを備えた発光ユニット61が装着されている(図1)。
【0009】
脚部53、54の端部は、膨出部12に軸支されていて、ストロボケース51を、発光ユニット61が被写体方向を向く使用位置と(図1)、発光ユニット61が内蔵ストロボ収納部17内に収納される収納位置と(図2)の間を移動可能に軸支している。
【0010】
また、一方の脚部53には、収納位置において内蔵ストロボ収納部17内に収納されるフック55が突設されている。フック55は、先端部に係合溝55aが形成されている。ストロボケース51が収納位置に移動したときにこの係合溝55aと、内蔵ストロボ収納部17内に突出する係止手段(ロックレバー33のフック33b、図4参照)とが係合し、ストロボケース51が収納位置に係止される。図1、2において、符号19は、係止手段と係合溝55aとの係合を解除させるポップアップボタンである。
【0011】
ストロボケース51およびその支持機構について、さらに図3〜図8を参照して説明する。図3は、ストロボケース51を脚部53、54側から示す平面図、図4はストロボケース51およびその支持機構を分解して下方から示す斜視図、図5は、外部ユニット50を装着し、収納した状態を、カメラボディ内部から見た底面図、図6は図5の切断線VI−VIに沿う要部断面図、図7は図5の切断線VII−VIIに沿う要部断面図、図8は図5の切断線VIII−VIIIに沿う要部断面図である。
【0012】
ストロボケース51の本体部には、発光ユニット61を収納する凹部550が形成されていて、発光ユニット61を挟持する凹部550の両側部を形成する部分が延びて、脚部53、54を形成している。脚部53、54は、ストロボカバー52を装着する側が開放された、断面コ字状に形成されている。ストロボカバー52は、ストロボケース51の輪郭に対応して形成され、脚部53、54を塞ぐ一対の脚カバー部52aを備えている。したがって脚部53、54は、ストロボカバー52が装着されると、脚カバー部52aとによって箱形の構造体となり、曲げ強度、剛性が非常に強くなる。
【0013】
一方の脚部53の先端部には、対向する側壁のそれぞれに、同一の軸を貫通可能な円形の軸穴53aが形成されている。他方の脚部54の先端部には、対向する側壁のそれぞれに、長方形の方形軸穴54aが形成されている。
【0014】
脚部53、54の先端部は、内蔵ストロボ収納部17に形成された開口(図示せず)から膨出部12の内部に挿入される。そして軸穴53aには、円柱状の軸21が、脚部53、54間から外方に向かって挿入され、軸穴53aを貫通した軸21の先端の角形部21aが内蔵ストロボ収納部17の反対側の面、すなわカメラボディ内側面18に形成された軸受け凹部18a(図6参照)に、軸21の軸心と直交する方向から嵌められる。軸21の両端の角形部21a、21bは、この実施例では断面方形に形成されていて、角形部21aは軸受け凹部18aに対して回動不能に嵌められ、他の部材(本実施例では後述のロックブラケット25)によって固定される。他方の角形部21bは軸21から外方に突設された外形が方形のフランジ状をなしていて、他の部材(ロックブラケット25)により抜け止めが防止されている。また、軸21にはトーションバネ22が嵌められ(図4参照)、このトーションバネ22が脚部53を突出方向の回動付勢している。
【0015】
長方形の軸穴54aには、断面が非円形、本実施例では方形の角軸23が、脚部53、54間から外方に向かって挿入され、軸穴54aを貫通した角軸23の丸軸部23aがボディ内側面18の内壁に形成された軸受け凹部18b(図6参照)に嵌められる。角軸23は、両端部に両丸軸部23a、23bが形成され、一方の丸軸部23aは受け凹部18bに回動自在に軸支され、他方の丸軸部23bは他の部材、本実施例では後述のリンクレバーブラケット27によって回動自在に支持されかつ抜け止めが防止される。
【0016】
つまり軸21は、ボディ内側面18に形成された軸受け凹部18aに、回動しない状態で固定されている。したがって、軸穴53aは軸21に対して摺接しながら回動する。一方、角軸23は、膨出部12の内面に形成された軸受け凹部18bに嵌る丸軸部23aにより回動自在に軸支され、軸穴54aと一体に回動する。このようにストロボケース51は、軸21および角軸23によって回動自在に軸支されているが、軸21は回転せず、角軸23はストロボケース51と一体に回転する。
【0017】
さらに軸21、23は、軸21、23をボディ内側面18に形成された軸受け凹部18a、18bに嵌めた後に、ボディ内側面18に固定される他の部材によって押さえられ、抜け止めされる。本実施例では、軸21は、ボディ内側面18に固定されるロックブラケット25によって押さえられ、角軸23は、ボディ内側面18に固定されるリンクレバーブラケット27によって押えられている。
【0018】
ロックブラケット25は、開放側がボディ内側面18に向けられる、略コ字状に形成されていて、底面には、ロックレバー33を回転自在に軸支するための軸25aが突設されている。軸25aの先端面には、カバープレート35が固定される。ロックレバー33は、その筒状軸部33aを軸25aに嵌合することで、軸25aを軸として回動自在に軸支される。このロックレバー33の一方の先端部には、係合溝55aに嵌合し得るフック33bが形成されている。筒状軸部33aを挟んでフック33bとは反対側には当て付け片33cが形成されていて、ポップアップボタン19が押し込まれたときに当て付け片33cが押され、ロックレバー33をフック33bと係合溝55aとの係合が解除される方向に回動させる。このロックレバー33は、図示しない弾性部材、例えばトーションバネによって常にフック33bが係合溝55aに係合する方向に回動付勢されている。
【0019】
ロックレバー33の筒状軸部33aが軸25aに嵌合された後に、カバープレート35が軸25aの端面に固定される。カバープレート35は、一方の端部には固定穴35aが形成されていて、この固定穴35aを貫通して軸25aのねじ穴にねじ込まれるねじ(図示せず)を介して軸25aの端面に、片持ち梁状に固定される。またこのカバープレート35は、ロックレバー33の抜け止めとしての作用を果たしている。
【0020】
ロックブラケット25の底面には略扇形の切り起こし片26が一体に形成されていて、この切り起こし片26に、ポップアップボタン19に嵌合されるピン37を支持する穴が形成されている。ピン37は、頭部がキャップ状のポップアップボタン19に挿入され、軸部37aがこの切り起こし片26の穴を貫通している。そして、軸部37aの先端はロックレバー33の当て付け片33cに当接し、ポップアップボタン19が突出する方向に押されている。
【0021】
またロックブラケット25は、所定間隔で対向する一対の起立片の先端縁部には、軸21の両角形部21a、21bを押さえる軸押さえ部25b、25b、およびリンクレバー29の端部に突設されたピン29を押さえるリンク押さえ部25c(一方のみ図示)が形成されている。これらの押さえ部25b、25b、25cは、ロックブラケット25がボディ内側面18に固定されたときに、軸21の角形部21aをボディ内側面18の軸受け凹部18aとで回動不能に挟持し、ピン29をボディ内側面18の軸受け凹部18cとの間で回動自在に支持する。ロックブラケット25をボディ内側面18に固定するときは、その底部に形成された位置決め穴25、位置決め長溝25を、ボディ内側面18に突設された位置決めピン18d、18eに嵌合させて位置決めする。その後、ロックブラケット25の底部に形成された遊び穴を貫通して、ボディ内側面18に突設されたボスのねじ穴にねじをねじ込んで固定する。
【0022】
リンクレバーブラケット27も、ボディ内側面18側が開放した、略コ字状に形成されていて、所定間隔で対向する一対の起立片の先端縁部には、ボディ内側面18に固定されたときに角軸23の丸軸部23aを軸受け凹部18bに対して回動可能に保持する軸押さえ部27a、およびリンクレバー31の端部に突設されたピン31bを押さえるリンク押さえ部が形成されている。リンクレバーブラケット27の底部には位置決め穴27b、位置決め溝27cが形成されている。リンクレバーブラケット27をボディ内側面18に固定するときは、まず位置決め穴27b、位置決め溝27cを、ボディ内側面18に突設された位置決めピン18f、18gに嵌合させて位置決めする。そして、ボディ内側面18に突設されたボス端面のねじ穴に、リンクレバーブラケット27の底部に形成された遊び穴を貫通させたねじをねじ込んでリンクレバーブラケット27をボス(ボディ内側面18)に固定する。この固定状態において、角軸23は先端の丸軸部23aが軸押さえ凹部18bと軸押さえ部27aとによって回動自在に支持される。リンクレバー31のピン31bはボディ内側面18の軸受け凹部とリンクレバーブラケット27の軸押さえ部とによって回動自在に支持される。
【0023】
なお、リンクレバー29、31は、ストロボケース51を使用位置に位置決めする部材である。リンクレバー29、31の一方の端部に突設されたピン29a、31aが脚部53、54に形成された長溝53b、54bに嵌合され、他方の端部に突設されたピン29b、31bが、ブラケット25、27とボディ内側面18とによって回動自在に支持されている。ピン29a、29b、31a、31bはそれぞれの先端部に抜け止め用フランジ部が形成されている。ピン29a、31aは、長溝53b、54bの一方端部に形成された大径部から挿入され、溝側にスライドさせることで、抜け止め用フランジ部によってカム溝53b、54bから抜け落ちるのが防止される。そして、ピン29a、31aが長溝53b、54bの他方の端部に当接するとストロボケース51の回転が止まり、その位置に保持される。この位置が使用位置である。
【0024】
以上の構成からなる内蔵ストロボの外部ユニット50を上飾り板11に装着する工程は、次の通りである。まず、予め各部品を組み立てる。例えば、ストロボケース51に発光ユニット61を装着する。なお、発光ユニット61の発光を制御するライン(図示せず)は、ストロボケース51、ストロボカバー52で閉じられる空間から引き出されている。また、ロックブラケット25の切り起こし片26の穴にはコイルスプリング38が嵌装されたピン37を嵌め、一体化させる。これらは、既に組み付けられた部品として供給することが望ましい。
【0025】
リンクレバー29のピン29aを長溝53bに、リンクレバー31のピン31aを長溝54bにそれぞれ、長溝53b、54bの一方の端部の大径部から差し入れてスライドさせて、抜けない状態とする。この状態で、脚部53、54、リンクレバー29、31を内蔵ストロボ収納部17の対応する開口から差し入れる。
【0026】
フランジ部12aにポップアップボタン19を落とし込む。そして、トーションバネ22を軸穴53aと軸穴53aとの間に入れ、軸穴53aと軸穴54aとの間から軸21を軸穴53aに挿入し、角形部21aを軸受け凹部18aに嵌める。そして、リンクレバー29のピン29bを軸受け凹部18cに嵌合し、ポップアップボタン19をフランジ部12aの穴に差し込む。この状態で、これら軸21の角形部21a、ピン29bを軸受け凹部18a、18cに保持するように、コイルスプリング38とピン37が一体に装着されているロックブラケット25を、その位置決め穴25e、位置決め長溝25fをそれぞれ位置決めピン18d、18eに嵌合させて位置決めし、ボディ内側面18にねじ止めする。この状態でトーションバネ22をチャージしてストロボカバー52を被せる。
【0027】
同様に角軸23を軸穴54aに差し込み、丸軸部23aを軸受け凹部18bに嵌める。さらにリンクレバー31のピン31bをカメラボディ内側面18に形成された軸受け凹部に嵌めてる。その後、リンクレバーブラケット27を、位置決め穴27bを位置決めピン18fに、位置決め溝27cを位置決めピン18gに嵌合させて位置決めし、ねじ止め固定して、リンクレバーブラケット27で丸軸部23a、ピン31bを抜け止めすると共に軸支する。なお、ストロボカバー52の装着とリンクレバーブラケット27の装着は、どちらを先に行ってもよい。最後に、ロックレバー33とカバープレート35を組み立てる。以上の作業で、外部ユニット50の装着作業は終了する。
【0028】
このように本発明の実施の形態は、ストロボカバー51の脚部53、54を断面コ字形状に形成し、各脚部53、54の対向する二つの面にそれぞれ軸穴53a、54aを形成し、軸穴53aを貫通する軸21、軸穴54aを貫通する角軸23によって上飾板11に軸支しているので、脚部53、54、軸支部の強度および剛性が高い。
【0029】
【発明の効果】
以上の説明から明らかな通り本発明は、発光部を収納位置と使用位置とに移動させるストロボケースを有し、このストロボケースのペンタプリズムを跨ぐ一対の脚部を断面コ字状とし、各脚部を断面コ字形状に形成し、対向する二つの面にそれぞれ形成した軸穴を貫通する軸によってカメラボディに装着するので、脚部、軸支部の強度および剛性が高く、しかも軸を前記各脚部が対向する内側から軸穴を貫通させて突出する一方の端部をカメラボディの軸受凹部に嵌合させ、他方の端部を他の部材によってカメラボディに対して回動自在に支持しますから、軸の装着が容易となる。さらにストロボケースの脚部を、該脚部のコ字状の開放側に装着されたストロボケースとによって箱形に形成すれば、組み立てが容易になり、強度、剛性をより高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明をストロボ内蔵一眼レフカメラに適用した実施形態を、内蔵ストロボを使用位置に移動してその周辺の様子示す斜視図である。
【図2】 実施形態を、内蔵ストロボを収納位置に移動してその周辺の様子示す斜視図である。
【図3】 同一眼レフカメラに搭載するストロボケースをストロボカバーを取り外して脚部側から見た斜視図である。
【図4】 同ストロボケースおよびその支持機構を分解して下方から示す斜視図である。
【図5】 同ストロボ外部ユニットを装着し、収納した状態を、カメラボディ内部から見た底面図である。
【図6】 図5の切断線VI−VIに沿う要部断面図である。
【図7】 図5の切断線VII−VIIに沿う要部断面図である。
【図8】 図5の切断線VIII−VIIIに沿う要部断面図である。
【符号の説明】
11 上飾り板
13 ペンタ屋根部
15 アクセサリーシュー取り付け部
17 内蔵ストロボ収納部
18 カメラボディ内側面
18a 18b 18c 軸受け凹部
18d 18e 位置決めピン
19 ポップアップボタン
21 軸
21a 21b 角形部
23 角軸
23a 23b 丸軸部
25 ロックブラケット
27 リンクレバーブラケット
29 リンクレバー
29a 29b ピン
31 リンクレバー
31a 31b ピン
50 外部ユニット
51 ストロボケース
53 脚部
53a 軸穴
54 脚部
54a 軸穴
61 発光ユニット

Claims (5)

  1. カメラボディのペンタプリズム部上部に配置され、カメラボディ側に位置する収納位置とカメラボディから離反する使用位置とに発光部を移動させるストロボケースを備えた内蔵ストロボであって、
    前記ストロボケースは、前記ペンタプリズム部を跨ぐ一対の、断面コ字状の脚部を備え、
    該一方の脚部は、前記コ字状の脚部の対向する二つの面に形成された軸穴を前記脚部が対向する内側から貫通し、前記脚部の外側の面から突出した一方の端部が前記カメラボディ側に形成された軸受凹部に嵌合され、さらに他方の端部が前記カメラボディに対して固定された他の部材によって回動自在に支持された軸によって収納位置と使用位置とに移動可能に支持されていること、を特徴とする内蔵ストロボの軸構造。
  2. 前記ストロボケースは、収納位置において前記断面コ字形状の脚部の開放面がカメラボディ外方を向くように形成され、該ストロボケースの開放側の面にストロボカバーが固定され、前記脚部は前記ストロボケースと前記ストロボカバーとによって箱形に形成されている請求項1記載の内蔵ストロボの軸構造。
  3. 前記カメラボディのペンタプリズム部上に装着される上飾の前記ペンタプリズム部の両側外方位置に前記軸受凹部が形成され、前記他の部材は前記上飾り板に固定される請求項1または2記載の内蔵ストロボの軸構造。
  4. 前記他の部材には、前記ストロボケースを収納位置で係止し、外部操作力により解除する係止手段が装着されている請求項1乃至3のいずれか一項記載の内蔵ストロボの軸構造。
  5. 前記ストロボケースの脚部の前記内側の面には脚部が延びる方向に形成された長溝を備え、一方の端部に設けられたピンが前記長溝に摺動自在に嵌合され、他方の端部に設けられたピンが前記上飾板に回動自在に支持され、トーションバネにより回動付勢されて前記ストロボケースを使用位置方向に付勢すると共に使用位置で停止させるリンクレバーを備え、前記他の部材は、該リンクレバーの他方の端部に設けられたピンを、前記上飾板に設けられた軸受け凹部との間で回動自在に抜け止め支持するとともに、前記軸を前記軸受け凹部との間に回動自在に支持しかつ抜け止めする請求項1乃至4のいずれか一項記載の内蔵ストロボの軸構造。
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