JPH0920214A - 車両用修理装置 - Google Patents

車両用修理装置

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JPH0920214A
JPH0920214A JP16961595A JP16961595A JPH0920214A JP H0920214 A JPH0920214 A JP H0920214A JP 16961595 A JP16961595 A JP 16961595A JP 16961595 A JP16961595 A JP 16961595A JP H0920214 A JPH0920214 A JP H0920214A
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JP
Japan
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vehicle
hydraulic
negative pressure
recess
vacuum
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JP16961595A
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Inventor
Yoshiyuki Nakamura
中村嘉幸
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NAKAMURA GIKEN KK
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NAKAMURA GIKEN KK
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】持ち運びおよび取り扱いを簡単にして、ボディ
の修復作業をより一層簡単に行うことのできる小型軽量
の車両用修理装置を提供する。 【構成】車両用修理装置1を持って、真空吸引部材8を
凹み13aを覆うようにボディ13にあてがう。シール
部材12がボディ13に密着し、密閉空間34が形成さ
れる。手動油圧ポンプ27を手動で作動して、作動油を
油圧シリンダ3の油圧室23に送る。これにより油圧室
23の圧力が上昇し、この圧力で油圧ピストン16およ
び負圧発生ピストン6が右方へ移動する。密閉空間34
内の容積が増大し、密閉空間34内に負圧が発生する。
この負圧でボディ13が車両用修理装置1側に真空吸引
されて、ボディ13の凹み13a部分が二点鎖線で示す
元の形状に戻る。こうして、ボディ13は凹み13aが
なくなってほぼ元の形状に修復される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の車両のボデ
ィが外力によって部分的に凹んだ場合に、このボディの
凹み部を簡単に修復するための車両用修理装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両においては、物体が車両
のボディに当たる等のボディに外力が加えられることに
より、このボディが凹んでしまうことがある。このよう
にボディが凹むと、車両の外観が損なわれる。そこで、
従来は、ボディに凹みが生じた場合には、車両を車両修
理工場に搬送し、この車両修理工場で板金加工等により
ボディを凹みができるだけなくなるように加工して、ボ
ディが元の形状となるように修復している。これによ
り、車両のボディは凹みを生じる前とほぼ同等の良好な
外観を呈するものとなる。
【0003】ところでボディを修復するにあたっては、
従来は電動ポンプ等の動力装置によって発生させた油圧
やエア圧等の作動流体を用いて、ボディの加工修理を行
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の車両用修理装置では、動力装置による油圧や
エア圧等の作動流体を用いていることから、装置がきわ
めて大型で重量の大きいものとなっている。このため、
従来の車両用修理装置は車両修理工場に固定状態で据え
付けられていて、簡単には移動することができないとい
う問題がある。また、装置が大型であることから、修復
作業を行うときに装置の取り扱いがきわめて面倒である
という問題がある。
【0005】更に、従来の車両用修理装置は簡単に移動
できなくしかも取り扱いが面倒であることから、修理装
置を簡単に操作することができなく、ボディの修復作業
にかなりの手間がかかるという問題もある。特に、ボデ
ィの凹みが比較的小さく比較的簡単に直せるような場合
にも、ボディの修復作業にかなりの手間がかかってしま
う。
【0006】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであって、その目的は、持ち運びおよび取り扱い
を簡単にすることにより、ボディの修復作業をより一層
簡単に行うことのできる小型軽量の車両用修理装置を提
供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、請求項1の発明は、車体にあてがわれる真空吸引
部材と、この真空吸引部材を支持するとともに、真空発
生ピストンの動作により負圧を前記真空吸引部材内に発
生する真空発生用シリンダと、前記真空発生ピストンを
動作する油圧シリンダと、この油圧シリンダに作動油を
供給する手動液圧ポンプとからなることを特徴としてい
る。
【0008】また請求項2の発明は、前記真空発生用シ
リンダと前記油圧シリンダとが同一軸線上に配設されて
いることを特徴としている。更に請求項3の発明は、更
に、前記真空発生ピストンに着脱自在に取り付けられ、
係止部を有する引張り係止ロッドと、前記車体に仮止め
される取付係止具とを備えていることを特徴としてい
る。
【0009】
【作用】このように構成された請求項1ないし3の発明
においては、車両用修理装置を持って、椀状の真空吸引
部材を、例えば車両のボディの修復箇所である凹みを覆
うようにボディにあてがう。手動液圧ポンプを手動で作
動して、作動油を油圧シリンダに送る。これにより油圧
シリンダが作動して真空発生ピストンを作動する。この
真空発生ピストンの作動により、真空吸引部材の密閉空
間内の容積が増大し、この密閉空間内に負圧が発生す
る。この負圧で車両のボディが車両用修理装置側に真空
吸引されて、ボディの凹み部分が元の形状に戻る。こう
して、ボディは凹みがなくなってほぼ元の形状に修復さ
れる。
【0010】特に請求項3の発明においては、引張り係
止ロッドの引張り力によってもボディの凹み部分が引っ
張られるので、ボディの凹み部分がより一層確実に元の
形状に戻る。
【0011】このようにして、車両用修理装置が小型・
軽量に形成され、持ち運びおよび取り扱いが簡単にな
り、修復作業の手間が省け、修復作業が簡単に行われる
ようになる。
【0012】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例について
説明する。図1は、本発明に係る車両用修理装置の第1
実施例を示す図である。図1に示すように、この第1実
施例の車両用修理装置1は、負圧発生用シリンダ2と油
圧シリンダ3とを備えている。負圧発生用シリンダ2は
図において左端が開口された内孔4を有するハウジング
5を備えており、この内孔4に、負圧発生ピストン6が
Oリング7によって気密にかつ摺動自在に嵌合されてい
る。ハウジング5の左端には、椀状の真空吸引部材8が
ボルト等の固着具9によって取り付けられている。その
場合、ハウジング5と真空吸引部材8との間は、Oリン
グ10によって気密とされている。この真空吸引部材8
は透明なプラスチックにより形成され、その中央部には
大きな貫通孔11が穿設されている。更に、真空吸引部
材8の環状の先端には、ゴム等のシール部材12が設け
られている。このシール部材12は、真空吸引部材8を
車両のボディ13にあてがったときボディ13に密着し
て、真空吸引部材8とボディ13との間の気密を確保す
るようになっている。
【0013】一方、油圧シリンダ3は内孔14を有する
ハウジング15を備えており、その内孔14に、負圧発
生ピストン6より有効受圧面積の小さな油圧ピストン1
6がOリング17によって液密にかつ摺動自在に嵌合さ
れている。この油圧シリンダ3のハウジング15はボル
ト等の固着具18によって連結されている。その場合、
負圧発生用シリンダ2のハウジング5の内孔4と油圧シ
リンダ3のハウジング15の内孔14とが同一軸線上と
なるようにされており、したがって負圧発生ピストン6
および油圧ピストン16も同一軸線上に配設されてい
る。これらの負圧発生ピストン6と油圧ピストン16と
は、両ハウジング5,15を摺動自在に貫通するロッド
19によって互いに連結されており、これにより両ピス
トン6,16は互いに連動するようにされている。ロッ
ド19とハウジング15との間はOリング20により液
密に保持されている。
【0014】負圧発生ピストン6はスプリング21によ
って常時左方へ付勢されているとともに、ハウジング5
に設けられたストッパ22によりその左方への移動が規
制されている。油圧シリンダ3のハウジング15内に
は、油圧ピストン16によって油圧室23が区画形成さ
れているとともに、ハウジング15にはこの油圧室23
に対して作動油を給排するための作動油給排孔24が穿
設されている。
【0015】なお、25は負圧ピストン6がスムーズに
往復動できるようにするために内孔4のロッド19側を
大気に連通する孔であり、また26は油圧ピストン16
がスムーズに往復動できるようにするために内孔14の
ロッド19と反対側を大気に連通する孔である。
【0016】更に、車両用修理装置1は従来周知の手動
油圧ポンプ27を備えており、この手動油圧ポンプ27
には手動による制御弁28を介して油圧ホース29が連
結されている。この油圧ホース29の先端には、作動油
給排孔24に着脱自在に接続される接続具30が設けら
れている。また、手動油圧ポンプ27は作動油を貯溜す
るリザーバ31を備えている。そして、操作ハンドル2
7aを手動で操作することにより、手動油圧ポンプ27
はリザーバ31内の作動油を油圧ホース29の方へ送給
するようになっている。
【0017】制御弁28は、例えば図1(b)に示すよ
うに逆止弁32により手動ポンプ27から油圧ホース2
9の先端に向かう作動油の流れのみを許容する一方向流
動位置Iと、作動油の両方向の流動を許容する両方向流
動位置IIとの2位置が設けられている。その場合、両方
向流動位置IIでは絞り33が設けられていて作動油が絞
られた流動するようにされている。そして、制御弁28
は通常時は位置Iに設定されるようになっているととも
に、操作ボタン28aを手動で操作することにより、位
置IIに設定されるようになっている。
【0018】このように構成された本実施例の車両用修
理装置1の作用について説明する。
【0019】例えば自動車のボディ13に凹み13aが
生じた場合は、まず車両用修理装置1の両シリンダ2,
3を持って、真空吸引部材8をこの凹み13aを覆うよ
うにしてボディ13にあてがうとともにボディ13に押
し付ける。このとき、シール部材12がボディ13に密
着する。これにより、ボディ13と真空吸引部材8およ
び負圧発生用シリンダ2との間には密閉空間34が形成
されるようになる。
【0020】この状態で、手動油圧ポンプ27の操作ハ
ンドル27aを操作して手動油圧ポンプ27を手動で作
動する。その場合、修理作業を一人で行うときは両シリ
ンダ2,3を持ちながら操作ハンドル27aを足で操作
するようにする。また修理作業を二人で行うときは、一
人の人が両シリンダ2,3を持ち、もう一人の人が操作
ハンドル27aを手または足で操作するようにする。
【0021】操作ハンドル27aの操作により、手動油
圧ポンプ27はリザーバ31内の作動油が油圧ホース2
9の方へ送給される。このとき、制御弁28が位置Iに
設定されているので、逆止弁32により作動油の逆流が
阻止される。油圧ホース29に送給された作動油は、更
に接続具30および給排孔24を介して油圧室23に送
られる。これにより油圧室23の圧力が上昇し、この圧
力で油圧ピストン16が右方へ移動する。
【0022】この油圧ピストン16の移動に連動して負
圧発生用ピストン6も右方へ移動する。このため、密閉
空間34内の容積が増大するので、この密閉空間34内
に負圧が発生する。この負圧によりボディ13が車両用
修理装置1側に真空吸引されるようになる。このとき、
車両用修理装置1の真空吸引力の反力は真空吸引部材8
によって支持される。更に、手動油圧ポンプ27を作動
することにより、油圧室23の圧力が上昇するとともに
密閉空間34の負圧も上昇し、したがってボディ13の
真空吸引力も増大する。密閉空間34内の負圧がかなり
上昇して、真空吸引力が所定値以上になると、ボディ1
3の凹み13a部分が真空吸引されて矢印で示すように
右方へ変形し、二点鎖線で示すようにほぼ元の形状に戻
る。こうして、ボディ13は凹み13aがなくなってほ
ぼ元の形状に修復される。その場合、真空吸引部材8が
透明であるため、この真空吸引部材8を通してボディ1
3の凹み13aがなくなったか否かを確認できる。ボデ
ィ13の凹み13aがなくなったことを確認したら、手
動油圧ポンプ27の作動を停止するとともに、制御弁2
8の操作ボタン28aを手動で操作して位置IIに設定す
る。これにより、油圧シリンダ3の油圧室23の作動油
は、リザーバ31の方へ排出される。その場合、作動油
が高圧でも絞り33によりゆっくりとリザーバ31に戻
るようになる。油圧室23の作動油が排出されて油圧室
23の圧力が大気圧となったら、操作ボタン28aを操
作して、制御弁28を位置Iに設定する。
【0023】このようにして、本実施例の車両用修理装
置1は、簡単な構造の負圧発生用シリンダ2および油圧
シリンダ3を備えるとともに、手動用油圧ポンプ27を
備えるだけであるので、構成が簡単で、小型・軽量に形
成することができる。これにより、車両用修理装置1は
その持ち運びおよび取り扱いがきわめて簡単であり、修
復作業も簡単になる。したがって、車両のボディ13の
凹み13aを手間取ることなく、簡単にかつ短時間にな
くすことができる。しかも、動力を使用することなく、
安価に車両の修復を行うことができるようになる。
【0024】図2は本発明の第2実施例を示す断面図で
ある。なお、前述の第1実施例の構成要素と同じ構成要
素には同じ符号を付すことにより、その詳細な説明は省
略する。図2に示すように、この第2実施例の車両用修
理装置1は先端にほぼ直角に曲がった係止部35aを有
する引張り係止ロッド35を備えている。そして、第1
実施例の負圧発生ピストン6にL字状の引張り係止ロッ
ド35が螺合されかつナット36でロックされることに
より着脱自在に取り付けられている。また、この車両用
修理装置1は、引張り係止ロッド35の係止部35aと
係合可能な取付係止具37を備えている。
【0025】図3(a)および(b)に示すように、こ
の取付係止具37は、車両のボディ13の凹み13aに
溶接Wによって仮止めされる取付部37aと引張り係止
ロッド35の係止部35aが係止する係止部37bとを
有し、上面からみてコ字状に形成されている。他の構成
は第1実施例の構成と同じである。
【0026】このように構成された第2実施例の車両用
修理装置1の作用について説明する。
【0027】例えば自動車のボディ13に凹み13aが
生じた場合は、まず凹み13aのほぼ中央位置に、取付
係止具37の取付部37aを溶接Wによって仮止めす
る。この溶接Wは、後述するように引っ張り係止ロッド
35により凹み13aが変形可能な大きさの引張り力で
引っ張られたときに取付係止具37がボディ13から分
離することがなく、しかもボディ13の凹み13aの修
復後に例えば横方向のせん断力によって簡単に破壊され
て取付係止具37がボディ13から簡単に分離すること
ができる程度に行う。
【0028】次に、車両用修理装置1の両シリンダ2,
3を持って、図2に示すように引張り係止ロッド35の
係止部35aを取付係止具37の係止部37bに係止す
るとともに、前述の第1実施例と同様に凹み13aを覆
うようにして、真空吸引部材8をボディ13にあてがい
かつボディ13に押し付ける。このとき、シール部材1
2がボディ13に密着して密閉空間34が形成される。
【0029】この状態で、前述の第1実施例と同様に手
動油圧ポンプ27を操作して作動油を油圧室23に送給
し、この油圧室23に圧力を発生させる。この圧力で油
圧ピストン16および負圧発生用ピストン6が右方へ移
動し、密閉空間34内に負圧が発生し、ボディ13の凹
み13aが車両用修理装置1側に真空吸引されるととも
に、引張り係止ロッド35が取付係止具13aを車両用
修理装置1側に引っ張るようになる。このとき、引張り
係止ロッド35の引張り力および真空吸引力の反力は、
真空吸引部材8で支持される。そして、引張り係止ロッ
ド35の引張り力が所定の大きさになると、ボディ13
の凹み13aが矢印で示すように右方へ変形し、二点鎖
線で示すようにほぼ元の形状に戻る。このとき、ボディ
13の凹み13aが真空によっても吸引されるので、引
張り係止ロッド35の引張り力がそれほど大きくなくて
もボディ13の凹み13a部を変形させることができ
る。こうして、ボディ13は凹み13aがなくなってほ
ぼ元の形状に修復される。
【0030】ボディ13の凹み13aの修復が終了する
と、前述の第1実施例と同様に油圧室23の作動油を排
出し、圧力を抜くとともに、引張り係止ロッド35の係
止部35aを取付係止具37の係止部37bから外し
て、車両用修理装置1をボディ13から取り除く。最後
に、ボディ13に溶接Wにより仮止めされた取付係止具
37に横方向からたたいて所定のせん断力を加えること
により溶接部を破壊して、取付係止具37をボディ13
から分離する。こうして、ボディ13の修理が終了す
る。
【0031】なお、前述の第1および第2実施例では、
制御弁28に絞り33を設けるものとしているが、この
絞り33は必ずしも設ける必要はない。また制御弁28
は他の構造の弁でもよいし、手動油圧ポンプ27自体に
逆流機構が設けられていれば、制御弁28を必ずしも設
ける必要はない。
【0032】また、前述の第2実施例では取付係止具3
7をコ字状に形成するものとしているが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、例えば円形または角形の環
状に形成してもよく、少なくとも取付部37aと係止部
37bを有するものでありさえすれば、どのような形状
でもよい。
【0033】更に、前述の第2実施例では引張り係止ロ
ッド35による引張り力と真空吸引力との併用により、
ボディ13の凹み13aを修復させるようにしている
が、引張り係止ロッド35による引張り力のみでボディ
13の凹み13aを修復させるようにしてもよい。この
場合には、真空吸引部材8は密閉空間34を形成しなく
てもよいので気密を保持する形状にする必要はなく、引
張り係止ロッド35による引張り力の反力を支持できる
反力支持部材でよい。また、真空発生用ピストン6は不
要となり、引張り係止ロッド35はロッド19に直接連
結するようにすればよい。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1ないし3の発明の車両用修理装置によれば、車両用修
理装置を小型・軽量に形成できる。これにより、持ち運
びおよび取り扱いがきわめて簡単になり、修復作業の手
間が省けて作業が簡単になる。しかも、手動で確実にか
つ簡単に車両の修復を行うことができ、しかも動力を使
用しないので安価に車両の修復を行うことができる。
【0035】特に請求項3の発明によれば、引張り係止
ロッドの引張り力によってもボディの凹み部分を引っ張
るようにしているので、ボディの凹み部分をより一層確
実に元の形状に戻すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る車両修復装置の第1実施例を示
し、(a)はその断面図、(b)は制御弁の一例を模式
的に示す図である。
【図2】 本発明に係る車両修復装置の第2実施例を示
す断面図である。
【図3】 図2に示す第2実施例に用いられる取付係止
具を示し、(a)はその正面図、(b)はその平面図で
ある。
【符号の説明】
1…車両用修理装置、2…負圧発生用シリンダ、3…油
圧シリンダ、4,14…内孔、5,15…ハウジング、6
…負圧発生ピストン、7,10,17,20…Oリング、
8…真空吸引部材、9,18…固着具、11…貫通孔、
12…シール部材、13…ボディ、16…油圧ピスト
ン、19…ロッド、21…スプリング、22…ストッ
パ、23…油圧室、24…作動油給排孔、25…手動油
圧ポンプ、26…制御弁、27…油圧ホース、28…接
続具、29…リザーバ、30…逆止弁、31…絞り、3
2…密閉空間、33…引張り係止ロッド、34…ナッ
ト、35…取付係止具、35a…取付部、35b…係止

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体にあてがわれる真空吸引部材と、こ
    の真空吸引部材を支持するとともに、真空発生ピストン
    の動作により負圧を前記真空吸引部材内に発生する真空
    発生用シリンダと、前記真空発生ピストンを動作する油
    圧シリンダと、この油圧シリンダに作動油を供給する手
    動液圧ポンプとからなることを特徴とする車両用修理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記真空発生用シリンダと前記油圧シリ
    ンダとが同一軸線上に配設されていることを特徴とする
    請求項1記載の車両用修理装置。
  3. 【請求項3】 更に、前記真空発生ピストンに着脱自在
    に取り付けられ、係止部を有する引張り係止ロッドと、
    前記車体に仮止めされる取付係止具とを備えていること
    を特徴とする請求項1または2記載の車両用修理装置。
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