JPH0920206A - 車両用乗員保護装置 - Google Patents

車両用乗員保護装置

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Publication number
JPH0920206A
JPH0920206A JP19414595A JP19414595A JPH0920206A JP H0920206 A JPH0920206 A JP H0920206A JP 19414595 A JP19414595 A JP 19414595A JP 19414595 A JP19414595 A JP 19414595A JP H0920206 A JPH0920206 A JP H0920206A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
battery
occupant
crew
detected
Prior art date
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Pending
Application number
JP19414595A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukinori Midorikawa
幸則 緑川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
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Publication of JPH0920206A publication Critical patent/JPH0920206A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電池寿命を可及的に延ばしつつ、乗員保護機
能を向上させる。 【構成】 電池10から供給された電気エネルギーに基
づいて作動することにより車両の衝突を検知して、エア
バッグ6を急膨脹させるべく該エアバッグ6に急速に高
圧気体を供給するインフレータ7に通電する車両衝突検
知手段12を有する車両用乗員保護装置において、車両
内に乗員が存在するか否かを検知する乗員存在検知手段
(焦電型赤外線センサ)111と、該乗員存在検知手段
111により乗員の存在が検知された場合には、前記電
池10から前記車両衝突検知手段12に電力が供給され
るように制御し、乗員の存在が検知されない場合には、
前記電池10から前記車両衝突検知手段12への電力の
供給を停止するように制御する制御手段(11,113
等)とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両が衝突した場
合などの際に車両の乗員を保護する車両用乗員保護装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の衝突時に乗員を保護するものとし
て、一般に、瞬時に膨脹可能ないわゆるエアバッグが利
用されており、このエアバッグによる保護装置は、通常
モジュール化されてステアリングホイールに着脱可能に
取付けられている。
【0003】この種の保護装置では、衝突が発生して車
体減速度が一定値以上に上昇したときに、インフレータ
によりエアバッグに急速に高圧気体を供給するように制
御しており、またインフレータ等を駆動するエネルギー
源として、電池を利用する方法が知られている。
【0004】このような車両用乗員保護装置では、電池
をエネルギー源として駆動させているが、車両用乗員保
護装置は乗員を保護する重要な装置であり、必要なとき
に電池寿命のために機能しなくなっては困る。そこで、
電池寿命を可及的に延ばすための技術として、例えば、
特開平6−16105号公報に記載の技術が知られてい
る。
【0005】上記公報の技術では、ステアリングホイー
ルの回転シャフトの回転を検出することにより車両が使
用状態であるか否かを判断し、車両が使用状態である場
合、および非使用状態に入った後の一定時間だけに限
り、車両用乗員保護装置を作動可能状態に保持してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報の技
術では、ステアリングホイールの回転シャフトの回転検
出に基づいて判断した車両の使用状態により、車両用乗
員保護装置の作動可能状態を制御しているため、例え
ば、路肩に駐車して乗員が休憩しているような場合に、
他の車両が衝突してきたとしても、長時間に亘って上記
回転シャフトの回転が検出されないため、車両用乗員保
護装置が作動可能状態にはなっておらず、車両用乗員保
護装置が機能しなくなる虞があった。
【0007】本発明は、このような背景の下になされた
もので、その目的は、電池寿命を可及的に延ばしつつ、
乗員保護機能を向上させることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、電池から供給された電力に基づいて作動
することにより車両の衝突を検知して、エアバッグを急
膨脹させるべく該エアバッグに急速に高圧気体を供給す
るインフレータに通電する車両衝突検知手段を有する車
両用乗員保護装置において、車両内に乗員が存在するか
否かを検知する乗員存在検知手段と、該乗員存在検知手
段により乗員の存在が検知された場合には、前記電池か
ら前記車両衝突検知手段に電力が供給されるように制御
し、乗員の存在が検知されない場合には、前記電池から
前記車両衝突検知手段への電力の供給を停止するように
制御する制御手段とを設けている。
【0009】従って、例えば、路肩に駐車して乗員が休
憩しているような場合に、車両用乗員保護装置が作動不
能状態となるようなことはなくなり、乗員保護機能が向
上する。また、乗員の存在が検知されない場合には、電
池から車両衝突検知手段への電力の供給が停止されて節
電が実行されるので、電池寿命を延ばすことが可能とな
る。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態例を図
面を参照しながら説明する。
【0011】図1は、本発明の実施の一形態例による車
両用乗員保護装置が取付けられたステアリングホイール
の近傍を示す断面図である。
【0012】図1において、ステアリングホイール1の
中心には、さや2内に回転可能に収納された回転シャフ
ト3が取付けられ、ステアリングホイール1と回転シャ
フト3との連結部分には、上部ライニング4と下部ライ
ニング5とが設けられている。
【0013】上部ライニング4とステアリングホイール
1とで包囲された空間には、エアバッグ6と、このエア
バッグ6に高圧ガスを瞬時に供給し得るインフレータ7
が収納されている。また、下部ライニング5とステアリ
ングホイール1とで包囲された空間には、インフレータ
7に供給されるべきガスへの点火時期を電気的に制御す
る通電時期制御回路のモジュール8が収納されている。
【0014】なお、この通電時期制御回路モジュール8
は、下部ライニング5とステアリングホイール1とで包
囲された空間内に予め取付けられたモジュールケース9
に、着脱可能に装着できるようになっている。
【0015】図2は、通電時期制御回路(通電時期制御
回路モジュール8)の回路図であり、大別すると、回路
への電力の供給源としての電池10と、電力供給制御部
11と、衝突検知部12とにより構成されている。
【0016】電池10としては、例えばリチウム/塩化
チオニル電池等、下部ライニング5とステアリングホイ
ール1とで包囲された空間での支配的な温度に対する耐
熱性を有し、全寿命期間に亘って一定の出力電圧を維持
する電池であるのが好ましい。
【0017】電力供給制御部11は、乗員の有無を検知
するための焦電型赤外線センサ111と、時間伸長回路
112と、供給スイッチ回路113とにより構成され、
焦電型赤外線センサ111は、人体等から出された赤外
線による温度変化があった場合に限り、電圧を発生す
る。時間伸長回路112は、CR時定数回路により構成
され、供給スイッチ回路113は、FET113a、ト
ランジスタ113b、抵抗113c,113dにより構
成されている。
【0018】衝突検知部12は、衝撃センサにより構成
されているが、この衝撃センサとしては、節電を考慮す
ると、作動時以外には電力を消費しない受動型衝撃セン
サであるのが好ましい。
【0019】次に、通電時期制御回路8の動作を説明す
る。
【0020】焦電型赤外線センサ111により乗員等の
存在が一旦検知されると、時間伸長回路112により、
FET113aのゲート電極に一定時間だけ従前よりも
高電圧が印加され、FET113aは一定時間オン状態
となり、トランジスタ113bもオンするので、衝突検
知部12に対して電池10からの電力が供給され、本車
両用乗員保護装置は作動可能状態となる。
【0021】そして、この作動可能状態において、衝突
検知部12により衝突が検知されると、衝突検知部12
からインフレータ7内の火薬を発火させるための抵抗体
に通電され、火薬の爆発によりインフレータ7から瞬時
にエアバッグ6に高圧ガスが供給され、エアバッグ6が
急膨脹するので、乗員がステアリングホイール等に直に
激突するのが回避される。
【0022】このように、本形態例では、焦電型赤外線
センサ111により乗員の存在を検知するようにし、乗
員の存在が検知された場合には、必ず電池10からの衝
突検知部12に対して電力を供給して本車両用乗員保護
装置を作動可能状態とし、乗員の存在が検知されない場
合には、電池10からの衝突検知部12への電力の供給
を停止して本車両用乗員保護装置を作動不能状態として
いる。
【0023】従って、従来のように、路肩に駐車して乗
員が休憩しているような場合に、車両用乗員保護装置が
作動不能状態となるようなことはなく、乗員保護機能が
向上する。また、乗員の存在が検知されない場合には、
電池からの衝突検知部への電力の供給が停止されて節電
が実行されるので、電池寿命を延ばすことが可能とな
る。
【0024】なお、本発明は、上記の形態例に限定され
ることなく、例えば、乗員検知センサとしては、運転席
等に設けられ乗員が着座した場合の荷重によりオンする
平面スイッチ等の焦電型赤外線センサ以外のセンサを用
いてもよい。また、本車両用乗員保護装置、特にエアバ
ッグは、ステアリングホイール以外の場所、例えば助手
席や後部座席の前方の所定位置に設置し、運転手以外の
乗員を保護することも可能である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電池から供給された電力に基づいて作動することにより
車両の衝突を検知して、エアバッグを急膨脹させるべく
該エアバッグに急速に高圧気体を供給するインフレータ
に通電する車両衝突検知手段を有する車両用乗員保護装
置において、車両内に乗員が存在するか否かを検知する
乗員存在検知手段と、該乗員存在検知手段により乗員の
存在が検知された場合には、前記電池から前記車両衝突
検知手段に電力が供給されるように制御し、乗員の存在
が検知されない場合には、前記電池から前記車両衝突検
知手段への電力の供給を停止するように制御する制御手
段とを設けたので、例えば、路肩に駐車して乗員が休憩
しているような場合に、車両用乗員保護装置が作動不能
状態となるようなことはなくなり、乗員保護機能が向上
する。また、乗員の存在が検知されない場合には、電池
から車両衝突検知手段への電力の供給が停止されて節電
が実行されるので、電池寿命を延ばすことが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態例による車両用乗員保護
装置が取付けられたステアリングホイールの近傍を示す
断面図である。
【図2】本発明の実施の一形態例による車両用乗員保護
装置、特に通電時期制御回路の回路構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
6…エアバッグ 7…インフレータ 8…通電時期制御回路 10…電池 11…電力供給制御部 12…衝突検知部 111…焦電型赤外線センサ 113…供給スイッチ回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池から供給された電力に基づいて作動
    することにより車両の衝突を検知して、エアバッグを急
    膨脹させるべく該エアバッグに急速に高圧気体を供給す
    るインフレータに通電する車両衝突検知手段を有する車
    両用乗員保護装置において、 車両内に乗員が存在するか否かを検知する乗員存在検知
    手段と、 該乗員存在検知手段により乗員の存在が検知された場合
    には、前記電池から前記車両衝突検知手段に電力が供給
    されるように制御し、乗員の存在が検知されない場合に
    は、前記電池から前記車両衝突検知手段への電力の供給
    を停止するように制御する制御手段と、 を設けたことを特徴とする車両用乗員保護装置。
JP19414595A 1995-07-07 1995-07-07 車両用乗員保護装置 Pending JPH0920206A (ja)

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JP19414595A JPH0920206A (ja) 1995-07-07 1995-07-07 車両用乗員保護装置

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JP19414595A JPH0920206A (ja) 1995-07-07 1995-07-07 車両用乗員保護装置

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JPH0920206A true JPH0920206A (ja) 1997-01-21

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ID=16319668

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JP19414595A Pending JPH0920206A (ja) 1995-07-07 1995-07-07 車両用乗員保護装置

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JP (1) JPH0920206A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1031469A1 (de) * 1999-02-25 2000-08-30 Siemens Aktiengesellschaft Vorrichtung und Verfahren zum Erfassen eines Objektes oder einer Person im Innenraum eines Fahrzeugs

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1031469A1 (de) * 1999-02-25 2000-08-30 Siemens Aktiengesellschaft Vorrichtung und Verfahren zum Erfassen eines Objektes oder einer Person im Innenraum eines Fahrzeugs

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