JPH09201794A - 合わせガラス中間膜の自動耳切り装置 - Google Patents

合わせガラス中間膜の自動耳切り装置

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JPH09201794A
JPH09201794A JP1311996A JP1311996A JPH09201794A JP H09201794 A JPH09201794 A JP H09201794A JP 1311996 A JP1311996 A JP 1311996A JP 1311996 A JP1311996 A JP 1311996A JP H09201794 A JPH09201794 A JP H09201794A
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JP
Japan
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laminated glass
cutting
edge
peripheral edge
cutting device
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JP1311996A
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Kohei Yoshino
浩平 吉野
Masahiko Kobayashi
雅彦 小林
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AGC Inc
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Asahi Glass Co Ltd
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    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B17/00Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres
    • B32B17/06Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material
    • B32B17/10Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin
    • B32B17/10005Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing
    • B32B17/10807Making laminated safety glass or glazing; Apparatus therefor
    • B32B17/10981Pre-treatment of the layers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26DCUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
    • B26D7/00Details of apparatus for cutting, cutting-out, stamping-out, punching, perforating, or severing by means other than cutting
    • B26D2007/0012Details, accessories or auxiliary or special operations not otherwise provided for
    • B26D2007/0068Trimming and removing web edges

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  • Details Of Cutting Devices (AREA)
  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】合わせガラスの中間膜の耳切不良が発生せず、
一度の耳切りで済ますことができる。 【解決手段】ロボット18に切断装置本体20を取り付
け、切断装置本体20に、ブレードカッタ36、一対の
台形状のローラ38、合わせガラス16の曲げ形状にロ
ーラ38を追従させる追従機構を設け、合わせガラス1
6の周縁部の上下を確実にクランプした状態で耳切りす
る。また、ロボット18のテーチング機構により見掛け
上の切断位置を合わせガラス16の周縁16Aより内側
に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は合わせガラス中間膜
の自動耳切り装置に係り、特に自動車のフロント用窓ガ
ラス用のように2枚の曲げ板ガラスの間に中間膜を挟持
して成る合わせガラスにおいて、合わせガラスの周縁か
らはみ出した中間膜の耳を自動で耳切りする合わせガラ
ス中間膜の自動耳切り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のフロント用窓ガラスは、フロン
ト窓の形状に曲げ形成された2枚の曲げ板ガラスの間に
中間膜を挟持した合わせガラスが用いられる。この合わ
せガラスを製造する場合、板ガラスと中間膜の大きさを
同一にすると合わせ工程で高精度の位置決めが要求され
るため、一般的には、中間膜は板ガラスの周縁から30
〜50mmはみ出る大きさのものが使用される。この
為、2枚の板ガラスに中間膜を挟持した未圧着状態の合
わせガラスの周縁からはみ出した中間膜の不要部分であ
るいわゆる「耳」と呼ばれる部分は、従来、作業員が剃
刀で手作業により切断していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように作業員の手作業による中間膜の切断では、中間膜
は弾性を有する柔軟体であるため、剃刀の切れ味が悪く
なると中間膜を切断する際に剃刀で中間膜を引っ張った
状態で切断することになる。この結果、切断後に中間膜
が合わせガラスの周縁より内側に入り込んでしまい耳切
り不良が発生する。この為、耳切り不良を防止するた
め、作業員は中間膜の切り代を0.5mm〜1mm残し
て耳切りすることが通常であり、合わせガラス圧着後の
仕上げ工程で再度仕上げの耳切りを行なわなくてはなら
ないために作業効率面での問題がある。
【0004】更に、剃刀による手作業は、作業員の熟練
が必要であるために専門の作業員が必要になるという問
題がある。そこで、特開昭61─297009号公報や
特開昭63─300889号公報には、この耳切りを熟
練の作業員に頼らない自動耳切り装置が開示されてい
る。単純に合わせガラスの周縁にカッターを自動で沿わ
せるような機械では、通常曲げ成形されている合わせガ
ラスに対しては、耳切りを所定の精度で行うことが困難
である。そこで、上記公報には、合わせガラスの端面に
平行にカッターの刃が対向するように、カッター部分を
合わせガラスの曲率に応じて回動させる機構を設けてあ
る。
【0005】しかしながら、これらの機構は複雑である
ため、その制御が困難なものであった。この結果、耳切
り作業のタクトアップを招き、作業効率の悪化をもたら
していた。本発明はこのような事情に鑑みてなされたも
ので、合わせガラスの周縁からはみ出した中間膜の耳切
りを自動で行うので省力化を図ることができ、しかも従
来のように耳切り不良が発生せず、一度の耳切りで済ま
すことができる合わせガラス中間膜の自動耳切り装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成する為に、2枚の板ガラスの間に中間膜を挟持して成
る合わせガラスの周縁からはみ出した前記中間膜の耳を
切断する合わせガラス中間膜の自動耳切り装置であっ
て、ロボットのアームに支持され、前記ロボットの動作
機構により合わせガラスの周縁に沿って移動する切断装
置本体と、前記切断装置本体に設けられ、前記中間膜の
耳を切断する切断工具と、前記切断装置本体の前記切断
工具近傍に設けられ、前記合わせガラス面の形状に応じ
てクランプ力を追従させて前記合わせガラスの周縁近傍
を上下からクランプする一対のローラと、前記切断工具
で切断する前記中間膜の切断位置をテーチングするテー
チング機構と、を備え、前記一対のローラで合わせガラ
スの周縁近傍をクランプしながら、前記テーチング機構
でテーチングされた前記中間膜の切断位置を前記切断工
具で切断することを特徴とする。
【0007】本発明によれば、ロボットに切断装置本体
を取り付けると共に、切断装置本体に設けた一対のロー
ラを合わせガラス面の形状に追従させながら合わせガラ
スの周縁近傍の上下をクランプした状態で耳切りするよ
うに構成し、切断工具で中間膜を切断する際に、中間膜
が切断工具で引っ張られないようにした。また、切断工
具の切断位置をロボットの動作機構にテーチングするテ
ーチング機構を設けたので、中間膜の切断位置を精度良
く切断することができ、一度の耳切りで済ますことがで
きる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る合わせガラス中間膜の自動耳切り装置の好ましい実施
の形態について詳説する。図1は、本発明の自動耳切り
装置10の全体構成を説明する斜視図であり、載置台1
2には自動耳切り装置10で中間膜14が耳切りされる
合わせガラス16が載置される。この合わせガラス16
は、2枚の曲げ板ガラスの間に中間膜14を挟持して形
成される。
【0009】自動耳切り装置10は、産業用ロボット1
8と、該産業用ロボット18により合わせガラス16の
周縁に沿って移動される切断装置本体20とから構成さ
れる。産業用ロボット18は、基台22と、基台22に
対して水平面方向で回動する回動部24と、回動部24
の上端に設けられた回動軸26を中心として垂直面方向
で回動する伸縮可能なアーム28と、アーム28の先端
に設けられてアーム28の軸線の垂直面方向で首振りす
る首振りアーム30と、首振りアーム30の下端に支持
されて水平面方向で回動する連結部32で動作機構が構
成され、該連結部32に切断装置本体20が支持され
る。また、ロボット18のコントローラ(図示せず)に
は、ロボット18の位置と載置台12の位置関係から合
わせガラス16の周縁(合わせガラスのエッジをいう)
の位置座標が予め入力されており、コントローラはこの
位置座標を基準として切断装置本体20を移動させる。
これにより、切断装置本体20は、載置台12に吸盤3
4、34…を介して吸着固定された合わせガラス16の
周縁16Aに沿って移動することができる。
【0010】また、コントローラにはテーチング機構が
組み込まれており、合わせガラス16の周縁16Aに沿
って移動する切断装置本体20の移動経路、即ち後記す
るブレードカッタ36の切断位置をテーチングすること
ができるようになっている。図2に示すように、切断装
置本体20には、主として、合わせガラス16の周縁1
6Aからはみ出した中間膜14の耳14Aを切断する切
断工具であるブレードカッタ36と、合わせガラス16
の周縁16A近傍を上下からクランプする一対のローラ
38、38が具備される。
【0011】前記ブレードカッタ36は矩形な薄刃状に
形成され、その上下端が、断面コ字形状に形成された切
断装置本体20の上側張出部20Aと下側張出部20B
にそれぞれ設けられた上下一対のカッタ取付治具40、
40のチャック部40A、40Aに着脱自在に把持され
る。また、カッタ取付治具40の張力調整部40Bを回
転させてチャック部40Aを上下方向に移動させること
によりブレードカッタ36を一定の張力で張ることがで
き、この状態でブレードカッタ36が使用される。
【0012】このブレードカッタ36は、矩形状の長手
方向の片縁に刃36A付けがなされた薄刃状に形成され
る。更に、ブレードカッタ36で合わせガラス16の周
縁からはみ出した中間膜14の耳14Aを切断する場合
には、図3に示すように、合わせガラス16の周縁16
Aに対して傾斜角度θを有して押圧した状態で使用する
ため、押圧力の反力でブレードカッタ36が反ることが
できるような弾性を有していることが必要である。この
ような弾性を有する材質としては例えばカーボン鋼のよ
うな靭性あるものが好ましい。また、傾斜角度θはカッ
タ取付治具40の向きを調整することにより可変できる
ようになっている。
【0013】図2に示すように、前記一対のローラ3
8、38は、切断装置本体20の上側張出部20Aと下
側張出部20Bの先端にそれぞれ対向して設けられた一
対のクランプシリンダ42、42のスライドロッド4
4、44先端に回動自在に支持される。図4により詳し
く説明すると、一対のクランプシリンダ42、42に
は、ローラ同士38、38を同一のスライド線上で互い
に近接・離間させるようにスライドさせるスライドロッ
ド44、44が設けられると共に、スライドロッド4
4、44はロッド筒46、46内とロッド筒の先端に設
けられたガイド保持部48、48を貫通し、更にフラン
ジ50、50を介してローラ38、38を支持する。そ
れぞれのフランジ50、50には、一対のガイド棒5
2、52の一端が固着され、ガイド棒52、52はガイ
ド保持部48、48内に穿設された垂直なガイド穴(図
示せず)にガイドされてスライドする。これにより、ロ
ーラ38、38はスライド軌道を正しくスライドする。
また、それぞれのクランプシリンダ42、42のエア経
路(図示せず)は、一対のローラ38、38で合わせガ
ラス16の周縁部16Aの上下をクランプした時に、戻
り側ポート(図示せず)を大気に開放することで合わせ
ガラス16の曲げ形状に追従できる追従機構を構成す
る。
【0014】また、ローラ38は、図5に示すように、
スライドロッド44の先端部に、スライドロッド44に
直交して支持される回転軸54に軸受56を介して回動
自在に支持されると共に、ローラ38の形状はブレード
カッタ36側(図5の右側)の径が反対側の径よりも大
きな台形状に形成される。このように、ローラ38の形
状を台形状にすることにより、図6に示すように、合わ
せガラス16の周縁部16Aが湾曲形状をしていても、
その周縁部16Aの上面を押さえるローラ38の押さえ
位置P1 と下面を押さえるローラ38の押さえ位置P2
とが合わせガラス16を介してズレることなく同一の垂
直線56上に位置させることができる。これによりクラ
ンプ力が大きくなると共に、未圧着状態にある合わせガ
ラス16の2枚の板ガラスがクランプした際にズレた
り、或いは中間膜がズレたりしないように合わせガラス
16を確実にクランプすることができる。また、ローラ
38の形状をブレードカッタ36側が大きな径の台形状
にすることにより、ブレードカッタ36により近接した
合わせガラス16の周縁部16Aをクランプすることが
できる。これにより、ローラ38のクランプ位置とブレ
ードカッタ36による中間膜14の耳14Aの切断位置
とを極めて近接させることができる。
【0015】ちなみに、円筒状のローラ58、58の場
合には、図7に示すように、クランプ位置P3 、P4
ズレが生じるので、クランプ力が弱くなると共に、合わ
せガラス16がズレ易くなる。図8及び図9は、切断装
置本体20の付属装置で、ブレードカッタ36で切断し
た中間膜14の耳が散乱しないように回収する耳クズ回
収装置60である。
【0016】図8は、バキューム式の耳クズ回収装置6
0であり、切断装置本体20の下端に、耳クズを受ける
受け台62が着脱自在に取り付けられる。また、受け台
62の片側辺には、ブレードカッタ36側に開口した吸
引フード64が設けられ、その吸引フード64にバキュ
ーム配管66が接続される。これにより、ブレードカッ
タ36で切断された紐状の耳クズは吸引フード64から
吸い込まれてバキューム配管66内を運ばれ、例えば耳
クズ回収タンクに送られる。
【0017】図9は、バケット式の耳クズ回収装置60
であり、切断装置本体20には、受け台68と側板70
から成るバケット72が着脱自在に取り付けられると共
に、側板70には回収窓が形成されると共に、その回収
窓に蝶番74、74に支持された開閉自在な蓋76が設
けられる。これにより、ブレードカッタ36で切断され
た紐状の耳クズは受け台68に堆積され、ある程度、堆
積したら蓋76を開けて回収する。
【0018】次に、上記の如く構成された自動耳切り装
置で合わせガラスからはみ出た中間膜の耳を切断する方
法を説明する。切断を開始する前に、テーチング機構に
よりブレードカッタ36の見掛け上の切断位置C1 を、
図3に示したように、合わせガラス16の周縁16Aよ
り0.5mm内側になるように設定すると共に、合わせ
ガラス16の周縁16Aに対するブレードカッタの傾斜
角度θを15°に設定する。
【0019】次に、ロボット18を作動させて、合わせ
ガラス16の周縁16Aに沿って切断装置本体20を移
動させながら、ブレードカッタ36で合わせガラス16
からはみ出した中間膜14の耳14Aを切断していく。
この切断において、一対のローラ38、38を台形状に
形成すると共に、クランプシリンダによる追従機構を有
しているので、合わせガラス16の周縁部が湾曲してい
ても、合わせガラス16の周縁部でしかもブレードカッ
タ36の切断位置の近傍を上下から一定圧でクランプす
ることができる。更に、ローラ38をブレードカッタ3
6側が大きな径の台形状にすることにより、ローラ38
のクランプ位置とブレードカッタ36による中間膜14
の耳14Aの切断位置とを極力近接させることができ
る。これにより、ブレードカッタ36の切れ味が悪くな
り、中間膜14の耳14Aを切断する際にブレードカッ
タ36に中間膜14を引っ張る方向の力が作用するよう
になっても、中間膜14が伸びた状態で切断されること
がない。従って、切断後に中間膜14が合わせガラス1
6の周縁16Aより内側に入り込んでしまうことによる
耳切り不良が発生しないようにできる。
【0020】また、図3に示したように、ブレードカッ
タ36の切断位置C1 を合わせガラス16の周縁16A
より0.5mm内側になるように設定したので、ブレー
ドカッタ36は合わせガラス16の周縁16Aに押圧さ
れ、その反力で反った状態で耳14Aを切断することに
なる。これにより、例えば、載置台12に載置される合
わせガラス16の載置位置と、ロボット18と載置台1
2との関係で決まる合わせガラス16の基準位置座標と
の間に多少のズレがあっても、ブレードカッタ36の弾
性によりそのズレを吸収する。即ち、ブレードカッタ3
8に対して載置位置が基準位置座標より離れる方向にズ
レがある場合には、ブレードカッタ36の反りが少なく
なることでズレを吸収し、ブレードカッタ36に対して
載置位置が基準位置座標より近くなる方向にズレがある
場合には、ブレードカッタ36の反りが大きくなること
でズレを吸収する。また、ブレードカッタ36の見掛け
上の切断位置C1 を合わせガラス16の周縁16Aより
内側になるように設定することで、ブレードカッタ36
は常に合わせガラス16の周縁16A位置を実際の切断
位置C2 (図3参照)として中間膜14の耳14Aを切
断することができる。これにより、従来のように、合わ
せガラス16の圧着後に再度、仕上げ切断をしなくてよ
いので、作業効率を大幅に向上できる。
【0021】尚、ブレードカッタ36の見掛け上の切断
位置C1 や傾斜角度θは、ブレードカッタ36の反り度
合いとの兼ね合いで可変することができる。また、本実
施の形態では、2枚の曲げ板ガラスの間に中間膜を介在
させた湾曲状の合わせガラスで説明したが、これに限定
されるものではなく、例えば、合わせガラス面に厚み分
布のある合わせガラスの中間膜の耳を切断する場合にも
同様な効果が得られる。また、一対のローラ38の追従
機構をエアシリンダの例で説明したが、スプリングを用
いることもできる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る合わ
せガラス中間膜の自動耳切り装置によれば、切断不良の
心配がないので、切り代を残すことがなく一度の切断で
耳を切断することができる。これにより、従来のように
合わせガラスの圧着後に再度、仕上げの耳切りをしなく
てよいので、作業効率を著しく向上させることができ、
しかも切断不良によるロス率を低下できる。
【0023】また、耳切りを自動で行うことができるの
で、従来のように熟練作業者が必要なく、更には2度の
耳切りが必要ないので、省力化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る合わせガラス中間膜の自動耳切り
装置の全体構成を説明する斜視図
【図2】切断装置本体を説明する側面図
【図3】合わせガラス中間膜の耳を切断する際のブレー
ドカッタでと合わせガラスの位置関係を示した説明図
【図4】合わせガラスをクランプするローラの取付け構
造を説明する側面図
【図5】ローラの構造を説明する側面断面図
【図6】ローラを台形状にしたことによる作用を説明す
る説明図
【図7】ローラが円筒状の場合の作用を説明する説明図
【図8】バキューム式の耳クズ回収装置を説明する斜視
【図9】バケット式の耳クズ回収装置を説明する斜視図
【符号の説明】
10…自動耳切り装置 12…載置台 14…中間膜 14A…中間膜の耳 16…合わせガラス 16A…合わせガラスの周縁 18…ロボット 20…切断装置本体 36…ブレードカッタ 38…ローラ 42…クランプシリンダ 44…スライドロッド 48…ガイド保持部 52…ガイド棒 60…耳クズ回収装置 C1 …見掛け上の切断位置 C2 …実際の切断位置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2枚の板ガラスの間に中間膜を挟持して成
    る合わせガラスの周縁からはみ出した前記中間膜の耳を
    切断する合わせガラス中間膜の自動耳切り装置であっ
    て、 ロボットのアームに支持され、前記ロボットの動作機構
    により合わせガラスの周縁に沿って移動する切断装置本
    体と、 前記切断装置本体に設けられ、前記中間膜の耳を切断す
    る切断工具と、 前記切断装置本体の前記切断工具近傍に設けられ、前記
    合わせガラス面の形状に応じてクランプ力を追従させて
    前記合わせガラスの周縁近傍を上下からクランプする一
    対のローラと、 前記切断工具で切断する前記中間膜の切断位置をテーチ
    ングするテーチング機構と、を備え、 前記一対のローラで合わせガラスの周縁近傍をクランプ
    しながら、前記テーチング機構でテーチングされた前記
    中間膜の切断位置を前記切断工具で切断することを特徴
    とする合わせガラス中間膜の自動耳切り装置。
  2. 【請求項2】前記切断工具としてブレードカッタを用い
    ると共に、前記テーチング機構で前記中間膜の切断位置
    を前記合わせガラスの周縁より所定寸法だけ内側にテー
    チングし、これにより前記ブレードカッタを前記合わせ
    ガラスの周縁に押圧してその反力で前記切断工具を反ら
    せた状態で前記中間膜の耳を切断することを特徴とする
    請求項1の合わせガラス中間膜の自動耳切り装置。
  3. 【請求項3】前記ローラは切断工具側の径が反対側の径
    よりも大きなローラ軸線方向の断面が台形状をしている
    ことを特徴とする請求項1又は2の合わせガラス中間膜
    の自動耳切り装置。
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