JPH09201079A - 連結形振動アクチュエータ及びその駆動装置 - Google Patents

連結形振動アクチュエータ及びその駆動装置

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JPH09201079A
JPH09201079A JP8006390A JP639096A JPH09201079A JP H09201079 A JPH09201079 A JP H09201079A JP 8006390 A JP8006390 A JP 8006390A JP 639096 A JP639096 A JP 639096A JP H09201079 A JPH09201079 A JP H09201079A
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JP
Japan
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drive signal
vibration
vibration actuator
drive
vibrators
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JP8006390A
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Masaya Miyazaki
将哉 宮崎
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Original Assignee
Nikon Corp
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動子単体の特性を設定し直すことなく、駆
動力を変化させることができる連結形振動アクチュエー
タ及びその駆動装置を提供する。 【解決手段】 矩形平板状の弾性体11に縦振動と屈曲
振動を発生させ、それらの合成振動により駆動力を生
じ、直列及び/又は並列に配置された複数の振動子10
A,10B,10Cと、各振動子の駆動力によって、そ
れらの振動子との間で相対運動を行う相対運動部材40
と、各振動子を相互に連結する連結部材21,21とを
備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の振動アクチ
ュエータを連結した連結形振動アクチュエータ及びその
駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の振動アクチュエータとして、屈曲
振動と縦振動の縮退を利用したものが知られている(特
開平7−143770号等)。
【0003】図21は、振動アクチュエータの従来例を
示す図、図22は、振動アクチュエータの駆動装置の従
来例を示すブロック図である。この振動アクチュエータ
10は、矩形平板状の弾性体11と、その弾性体11に
結合される電気機械変換素子である圧電素子12,13
とを備え、その圧電素子12,13により弾性体11
に、1次の縦振動と4次の屈曲振動を発生させ、それら
の合成振動により生じる楕円運動によって、弾性体11
の所定の位置に設けられた駆動力取出部11a,11b
から駆動力を生じるものである。この振動アクチュエー
タ10は、レール等の相対運動部材40上に加圧接触す
ることにより、その相対運動部材40との間で相対運動
を行なう。
【0004】従来の振動アクチュエータの駆動装置は、
発振器91から高周波電圧をアンプ92によって増幅し
た後に、制御部93に接続している。制御部93は、速
度及び進行方向を制御する部分であり、その出力は、分
岐して、一方は、アンプ94を介して、振動アクチュエ
ータ10の一方の圧電素子12に接続され、他方は、移
相器95によってπ/2の時間的位相差を持たせたのち
に、アンプ96を介して、他方の圧電素子13に接続さ
れている。また、検出部97は、振動アクチュエータ1
0の振動状態を検出する部分であり、その出力は、制御
部93にフィードバックされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
の振動アクチュエータは、駆動力を大きくしたいときに
は、所望の駆動力を得るように、振動子単体の特性を変
えなければならなかった。この理由は、縦振動と屈曲振
動の縮退により駆動力を得るために、弾性体の形状、寸
法などの制約が多いためである。従って、駆動力が異な
る度に、振動子の設計をし直すこととなり、設計及び製
造のコストアップにつながるという問題があった。
【0006】そこで、本発明の課題は、振動子単体の特
性を設定し直すことなく、駆動力を変化させることがで
きる連結形振動アクチュエータ及びその駆動装置を提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、矩形平板状の弾性体に縦振動と
屈曲振動を発生させ、それらの合成振動により駆動力を
生じ、直列及び/又は並列に配置された複数の振動子
と、前記各振動子の駆動力によって、それらの振動子と
の間で相対運動を行う相対運動部材と、前記各振動子を
相互に連結する連結部材とを備えている。請求項2の発
明は、請求項1に記載の連結形振動アクチュエータにお
いて、前記連結部材は、前記振動子の屈曲振動の振幅方
向に撓めるか若しくは屈曲できるか、又は、前記各振動
子が互いに回転可能に連結したことを特徴とする。請求
項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の連結形振
動アクチュエータにおいて、前記各振動子と前記相対運
動部材とを加圧接触させる加圧部材を備えたことを特徴
とする。請求項4の発明は、請求項1から請求項3まで
のいずれか1項に記載の連結形振動アクチュエータにお
いて、前記各振動子の振動を制限することなく、進行方
向以外の移動を拘束するガイド部を備えたことを特徴と
する。請求項5の発明は、請求項1から請求項4までの
いずれか1項に記載の連結形振動アクチュエータを駆動
する連結形振動アクチュエータの駆動装置であって、前
記各振動子に対して個別に設けられ、それぞれ対応する
振動子に駆動信号を出力する複数の駆動信号出力部と、
前記各振動子の駆動状態を個別に検出する検出器とを備
え、前記各駆動信号出力部は、前記駆動信号の出力先の
振動子に関する駆動状態の検出結果と他の振動子に関す
る駆動状態の検出結果とに基づいて、前記各振動子に出
力する駆動信号を設定することを特徴とする。請求項6
の発明は、請求項5に記載の連結形振動アクチュエータ
の駆動制御装置において、前記各駆動信号出力部に対し
て共通の駆動信号を出力する単一の発振器と、前記発振
器からの駆動信号を入力し、前記各駆動信号出力部のそ
れぞれに出力する駆動信号分割部とを備え、前記駆動信
号分割部は、前記各駆動信号出力部によって各々設定さ
れた駆動信号に基づいて、前記発振器から出力された駆
動信号の配分比率を設定し、設定された駆動信号を所定
の駆動信号出力部に出力することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、実施形
態について、さらに詳しく説明する。 (第1実施形態)図1〜図3は、本発明による連結形振
動アクチュエータの第1実施形態を示す図であって、図
1は全体図、図2は連結部材を主に示す斜視図、図3
は、加圧部材を主に示す図である。第1実施形態の連結
形振動アクチュエータは、1次の縦振動と4次の屈曲振
動との合成振動により駆動力を得るL1−B4形の超音
波モータである3個の振動アクチュエータ10A〜10
Cを連結部材21,21により連結したものである。従
って、調整済の振動アクチュエータ10A〜10Cを複
数用いて、駆動力を増加することができる。
【0009】連結部材21は、図2に示すように、隣り
合う振動アクチュエータ10A,10B及び10B,1
0Cの弾性体11の前部と後部を上面で接着により連結
しており、各振動アクチュエータ10A〜10Cが上下
方向にずれた場合であっても、互いを拘束することな
く、その変位を吸収できる程度の弾性を有している。こ
の連結部材21は、例えば、薄い(1mm以下)金属
板,プラスチック板又はゴム板などを用いることがで
き、金属板の場合には、銅,ベリリウム銅,ステンレス
鋼などを、プラスチック板の場合には、塩化ビニル系,
アクリル系などの樹脂を、それぞれ用いることができ
る。さらに、この連結部材21は、板状のものに限ら
ず、細線やコイルばねのようなものであってもよい。
【0010】各振動アクチュエータ10A〜10Cは、
相対運動部材40上に、加圧部材31によって、摺動面
が加圧接触するように配置されている。加圧部材31
は、図3に示すように、金属線などによってU字状に加
工され、弾性体11の側面に取り付けられる取付部材3
1aと、その取付部材31aに回転可能に設けられたコ
ロ、ベアリング等の回転部材31bとからなり、その回
転部材31bが相対運動部材40の下面を転がりなが
ら、弾性体11の駆動力取出部11a,11bを相対運
動部材40の上面に加圧接触させる。
【0011】図4は、本発明による連結振動アクチュエ
ータの駆動装置の第1実施形態を示すブロック図であ
る。アクチュエータユニット50A〜50Cは、図1に
示した振動アクチュエータ10A〜10Cと、各振動ア
クチュエータ10A〜10Cを駆動する駆動回路がユニ
ットになったものである。アクチュエータユニット50
A〜50Cは、同様な構成であるので、ここでは、アク
チュエータユニット50Aのみを例にして説明する。制
御部51Aは、速度及び進行方向を制御する部分であ
り、その出力は、分岐して、一方は、増幅器52Aを介
して、振動アクチュエータ10Aの一方の圧電素子に接
続され、他方は、移相器53Aによって90度位相を変
化させたのちに、増幅器54Aを介して、他方の圧電素
子に接続されている。また、検出部55Aは、振動アク
チュエータ10Aの振動状態を検出する部分であり、そ
の出力は、制御部51Aにフィードバックされている。
具体的には、検出部55Aは、弾性体11の所定位置
に、圧電素子等の機械的変位を電気エネルギーに変換す
る機械電気変換素子を設け、弾性体11の振動状態に基
づいた信号を得るようにしている。
【0012】この実施形態の駆動装置は、単一の発振器
61の出力を、主増幅器62によって増幅した後に、駆
動信号設定部63A〜63Cにより、各アクチュエータ
ユニット50A〜50Cに駆動信号を出力している。こ
の実施形態では、発振器61は、個々のアクチュエータ
ユニット50A〜50Cに共用されているので、1つあ
ればよく、回路構成が簡単になるという利点がある。駆
動信号設定部63A〜63Cは、各アクチュエータユニ
ット50A〜50Cに対してそれぞれ個別に設けられて
いる。各アクチュエータユニット50A〜50Cと、駆
動信号設定部63A〜63Cとによって、駆動信号回路
100A〜100Cが構成されている。駆動信号設定部
63Aは、各アクチュエータユニット50A〜50Cの
検出部55A〜55Cからの検出信号を入力し、それら
の値に基づいて、対応するユニット50Aの制御部51
Aへ出力する駆動信号を適宜設定する。駆動信号設定部
63は、ある検出部55からの出力が大きいときは、そ
のアクチュエータ10が空回りしていると判断し、連結
形アクチュエータが安定した駆動状態を維持するよう
に、駆動信号を再設定する。このような操作を行うの
で、各駆動信号設定部63は、常に安定した駆動が可能
となる。
【0013】次に、駆動信号の設定について説明する。
図5は、第1実施形態に係る駆動装置の駆動信号設定部
の動作を示すフローチャートである。駆動信号設定部6
3は、まず、駆動力を与える変位(距離)の目標値Dを
設定する(S101)。次に、駆動前のゲインY1を設
定し(1回目は、初期値)(S102)、その設定値に
基づいて、駆動力を分配して振動アクチュエータ10を
駆動する(S103)。このときに、全ての検出部55
A〜55Cからの検出値X(Xα〜Xγ)を入力し(S
104)、目標値Dと、検出値XにゲインマトリクスA
と係数Gを掛けたGAXとの差(D−GAX)[図4
(B)参照]から駆動後のゲインY2を算出する(S1
05)。
【0014】次に、S102で設定した駆動前のゲイン
Y1と、S105で算出した駆動後のゲインY2の差の
大小を比較して(S106)、ゲインY1が大きいとき
には、S107に進み、ゲインを減少させて、ゲインY
1が小さいときには、S108に進み、ゲインを増加さ
せて、それぞれS102に戻り、次回の駆動前のゲイン
Y1を設定する。等しいときには、S109に進み、次
回の設定を行なう場合には、S101に戻り、行なわな
いときには、処理を終了する。
【0015】図6は、第1実施形態に係る駆動装置の駆
動信号設定部のゲインマトリクスを説明する図である。
ここでは、振動アクチュエータが2個の場合について説
明する。S105において、駆動後のゲインY2を算出
するためには、ゲインマトリクスAを予め求めておく必
要がある。まず、図6(B)に示す伝達関数Hを求め
る。この伝達関数Hは、サーボアナライザSAによっ
て、個々のHaα,Haβ,Hbα,Hbβを実測する
ことによって求めることができる。このときに、常に、
2つの振動アクチュエータ10A,10Bを駆動して、
入力,出力を1つずつ選ぶ。例えば、図6(A)のよう
に入力α,出力aを接続して、Haαを求める。そし
て、個々のつなぎ方を換えて、Haβ,Hbα,Hbβ
を実測し、合計4個の実測値を得る。この4個の実測値
から図6(B)の式を求めて、得られた式から逆マトリ
クスを求めて、これをAとすると、図6(C)が得られ
る。したがって、図5のS105に示した式に相当する
図6(D)の式は、図6(E)となり、Aがわかれば、
Yα,Yβ、すなわちゲインYを求めることができる。
なお、3個以上の振動アクチュエータを連結する場合に
は、その個数に応じたアクチュエータを用いてゲインマ
トリクスを求めればよい。例えば、3個のアクチュエー
タを用いる場合には、3×3のマトリスクとなる。
【0016】本実施形態は、振動アクチュエータ10A
〜10Cを連結部材22によって連結することにより、
振動アクチュエータ10A〜10Cの個数分だけ、駆動
力を増加することができる。駆動力Fは、次式に基づい
て求めることができる。 F=B・Σ[f・(1−Yk )] 但し、n : 連結個数 Σ : k=1からnまでの総和 B : 主増幅器62のゲイン f : 振動アクチュエータ単体の駆動力 Yk : 各アクチュエータユニットの駆動回路のゲイン なお、ゲインBは、振動アクチュエータ10の摺動面と
の摩擦力や、連結部材21の特性、駆動回路の特性など
によって変化する。また、本実施形態では、ゲインYを
算出するときの外部情報として、各アクチュエ一タの変
位情報を用いている。このときに、検出部55がアクチ
ュエータ10の変位情報そのものを出力する場合には、
ゲインYは、D−AXによって求めることができる。し
かし、弾性体11の振動状態を検出して、それに応じた
信号を出力する検出器55(例えば、機械電気変換素
子)の場合は、その信号を変位情報に変換する必要があ
る。この場合は、検出部55の出力(検出値X)に、所
定の係数Gを掛けることによって、ゲインY(=D−G
AX)を算出する。図6では、サーボアナライザを用い
てゲインマトリクスAを求めているが、このときに、機
械電気変換素子からの出力aと、アクチュエータ10A
の変位情報の関係も求めておき、この関係から係数Gを
求めることになる。マトリクスAが係数Gを含むように
することも考えられるが、逆マトリクスの計算を行うと
きに、リニアな関係が得られなくなるおそれがあり、係
数Gとして処理することが好ましい。係数Gは、摩擦力
や駆動回路の特性によって変化するもので、実際に使用
するアクチュエータそのものによって測定しておくこと
になる。したがって、相対運動部材(レール等)が変わ
った場合には、測定し直すことになる。
【0017】(第2実施形態)図7は、本発明による連
結形振動アクチュエータの第2実施形態を示す斜視図で
ある。なお、以下に説明する各実施形態では、第1実施
形態と同様な機能を果たす部分には、同一の符号を付し
て、重複する説明を適宜省略する。第2実施形態では、
連結部材22は、弾性体11にネジ止めされている。し
たがって、製造が容易で、確実に連結できる。また、ネ
ジ止め個数を増減することにより、連結部の拘束力を調
整することができる。
【0018】(第3実施形態)図8は、本発明による連
結形振動アクチュエータの第3実施形態を示す平面図で
ある。第3実施形態では、弾性体11は、一方側に凸部
11cが形成され、他方側に凹部11dが形成され、隣
合う弾性体11の凸部11cと凹部11dを嵌め合わせ
て、ピン状の連結部材23によって連結したものであ
る。この実施形態は、各弾性体11が回転可能に連結さ
れるので、互いの拘束をより少なくすることができる。
また、進行方向を軸にした回転の拘束力を強くすること
ができる。
【0019】(第4実施形態)図9は、本発明による連
結形振動アクチュエータの第4実施形態を示す図であ
る。第4実施形態は、相対運動部材41の略中央の長手
方向に溝部41aが形成されており、その溝部41aに
ガイド部材71が設けられている。振動アクチュエータ
10は、駆動力取出部材11a,11bの中央部に溝部
11eが形成されており、溝部11eとガイド部材71
とが係合して、案内されながら移動する。したがって、
駆動方向以外への移動が規制されるので、確実に移動す
ることができる。なお、ガイド部材71は、相対運動部
材41と一体に、凸状に形成されていてもよい。別部材
とする場合には、摺動面を研磨したのちに、取り付けれ
ば、相対運動部材41の摺動面の研磨が容易にできる。
【0020】(第5実施形態)図10は、本発明による
連結形振動アクチュエータの第5実施形態を示す図であ
る。第5実施形態は、相対運動部材42の両端にガイド
部41a,41aが形成されている。振動アクチュエー
タ10は、駆動力取出部材11a,11bの両端がガイ
ド部41a,41aに案内されながら移動する。また、
加圧部材31は、弾性体11の側面に金属線などによっ
て加工された取付部材31a’が片持ち的に設けられ、
その取付部材31a’に回転部材31bが回転可能に設
けらている。したがって、構造が簡単で、かつ、安定し
た走行が可能となる。また、組み立てが容易にできる。
【0021】(第6実施形態)図11は、本発明による
連結形振動アクチュエータの第6実施形態を示す図であ
る。第6実施形態は、2つの振動アクチュエータ10
A,10Bが相対運動部材40を挟んで、連結部材23
によって上下に連結されたものである。連結部材23
は、弾性体11の側面の略中央(節の位置)に設けられ
ているが、図11に二点鎖線で示したように、駆動力取
出部11a(11b)の位置(腹の位置)であってもよ
い。この実施形態では、2個並列に設けたので、略2倍
の駆動力を得ることができる。
【0022】(第7実施形態)図12,図13は、本発
明による連結形振動アクチュエータの第7実施形態を示
す図である。第7実施形態は、第6実施形態と同様に、
2つの振動アクチュエータ10A,10Bが相対運動部
材43を挟んで、連結部材23によって上下に連結され
たものであるが、連結部材24が駆動力取出部材11
a,11bの位置に、2箇所に設けられている点と、そ
の連結部材24が引っ張りばねであって、加圧部材の役
割を果たしている点で異なる。また、相対運動部材43
は、上下面の中央部にガイド部43a,43aが形成さ
れている点が、図9の第4実施形態と異なる。
【0023】(第8実施形態)図14,図15は、本発
明による連結形振動アクチュエータの第8実施形態を示
す図である。第8実施形態は、4つの振動アクチュエー
タ10A,10B,10C,10Dが、断面が略正方形
の相対運動部材44を挟んで、枠状の連結部材25によ
って上下左右に連結されたものである。各振動アクチュ
エータ10A〜10Dは、ねじ25aによって、連結部
材25に固定されている。この実施形態によれば、4個
並列に設けられているので、略4倍の駆動力を得ること
ができる。また、この実施形態では、ガイド部がなくと
も、走行方向へのガイドができる利点がある。さらに、
相対運動部材44が重力に対して、どのような位置にあ
ろうとも、連結形振動アクチュエータが落下することな
く、重力方向を考慮することなく、相対運動部材44を
配置することができる。なお、断面が4角形以上の相対
運動部材を用いれば、4個以上の振動アクチュエータを
並列に連結することができる。
【0024】(第9実施形態)図16は、本発明による
連結形振動アクチュエータの第9実施形態の主要部を示
す図である。第9実施形態は、第8実施形態と略同じで
あるが、連結部材25と各振動アクチュエータ10A〜
10Dの間に、加圧部材としてのばね32が配置されて
いる点が異なる。したがって、加圧接触することができ
るので、駆動力が安定している。また、面が傾いていて
も、それぞれの振動アクチュエータを加圧接触させるこ
とができる。
【0025】(第10実施形態)図17は、本発明によ
る連結形振動アクチュエータの第10実施形態を示す図
である。第10実施形態は、3つの振動アクチュエータ
10A,10B,10Cを連結部材21によって直列に
連結し、他の3つの振動アクチュエータ10D,10
E,10Fを連結部材21によって直列に連結し、さら
に、それらを相対運動部材40を挟んで、連結部材26
によって上下に並列に連結したものである。このように
連結すれば、相対運動部材40がうねっている場合であ
っても、安定して走行することができる。
【0026】(第11実施形態)図18は、本発明によ
る連結形振動アクチュエータの第11実施形態を示す図
である。この実施形態は、カーテン81を湾曲したレー
ル45に沿って、駆動するようにしたものである。この
連結形振動アクチュエータは、2つの振動アクチュエー
タ10A,10Bを連結したものであり、相対運動部材
としてのレール45の側面に、取付部材33aとローラ
33bからなる加圧部材33によって密着させている。
この加圧部材33は、ローラ33bがレール45の上面
に配置されている。カーテン81は、弾性体11の上面
に設けられたフック14に留め金82を掛けることによ
り、連結されている。また、カーテン81は、この連結
形振動アクチュエータが取り付けられた以外の部分に
は、適宜の支持部材83に留め金82に掛けることによ
って、支持されている。
【0027】(第12実施形態)図19は、本発明によ
る連結形振動アクチュエータの第12実施形態を示すブ
ロック図、図20は、第12実施形態に係る連結形振動
アクチュエータの動作を示すフローチャートである。第
12実施形態は、単一の発振器61からの出力が主増幅
器62によって増幅された後に、駆動信号分割部110
に入力する点が第1実施形態(図4参照)と異なる。第
12実施形態では、第1実施形態に加えて、各駆動信号
設定部63で設定された駆動信号の情報(Yα〜Yγ)
を、駆動信号分割部110に送っている。駆動信号分割
部110は、その情報に基づいて、発振器61から出力
された信号Pの配分比率を求めて[図19(C)参
照]、その分配比率に対応した駆動信号(Yα’〜Y
γ’)を駆動信号設定部63に出力する。駆動信号分割
部110は、各アクチュエータ10A〜10Cの駆動状
態に応じて、一定量の駆動信号を配分するので、連結形
アクチュエータの安定した駆動が可能となるとともに、
そのときに、入力を増加させる必要がないので、エネル
ギーを有効利用することができる。
【0028】次に、駆動信号(ゲイン)の設定について
説明する。ここでは、駆動信号設定部63Aを対象にし
て説明する。駆動信号設定部63Aは、まず、目標値D
αを設定する(S201)。次に、駆動前のゲインYα
(前)を設定(1回目は、初期値)し(S202)、そ
の設定値Yα(前)に対応する情報を、駆動信号分割部
110に出力する(S203)。駆動信号分割部110
は、駆動信号設定部63Aに対する配分比率を決定し
て、その配分比率に応じたゲインYα(前)’を、駆動
信号設定部63Aに入力する(S204)。駆動信号設
定部63Aは、ゲインYα(前)’に基づいて、アクチ
ュエータユニット50Aを駆動する(S205)。この
ときに、駆動信号設定部63Aは、各検出部55A〜5
5Cからの検出値を入力し(S207)、駆動後のゲイ
ンYα(後)を算出する(S208)。ここで、次回の
設定を行なうか否かを判断して、行なう場合には、S2
02に戻り、S208で算出したゲインYα(後)を、
駆動前のゲインYα(前)として、S204〜S207
を実行する。次回の設定を行なわないときには、処理を
終了する。
【0029】(その他の実施形態)以上説明した実施形
態に限定されることはなく、種々の変形や変更が可能で
あって、それらも本発明の均等の範囲に含まれる。第2
〜第11の実施形態も、第1又は第12実施形態と同様
な駆動装置によって、駆動することができる。連結形振
動アクチュエータが自走する例で説明したが、相対運動
部材を駆動する場合にも、同様に適用できる。
【0030】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、振動子単体の特性を設定し直すことなく、駆動力
を変化させることができる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による連結形振動アクチュエータの第1
実施形態の全体を示した図である。
【図2】本発明による連結形振動アクチュエータの第1
実施形態の連結部材を主に示す斜視図である。
【図3】本発明による連結形振動アクチュエータの第1
実施形態の加圧部材を主に示す図である。
【図4】本発明による連結振動アクチュエータの駆動装
置の第1実施形態を示すブロック図である。
【図5】第1実施形態に係る駆動装置の駆動信号設定部
の動作を示すフローチャートである。
【図6】第1実施形態に係る駆動装置の駆動信号設定部
のゲインマトリクスを説明する図である。
【図7】第2実施形態の連結形振動アクチュエータを示
す斜視図である。
【図8】第3実施形態の連結形振動アクチュエータを示
す平面図である。
【図9】第4実施形態の連結形振動アクチュエータを示
す図である。
【図10】第5実施形態の連結形振動アクチュエータを
示す図である。
【図11】第6実施形態の連結形振動アクチュエータを
示す図である。
【図12】第7実施形態の連結形振動アクチュエータを
示す側面図である。
【図13】第7実施形態の連結形振動アクチュエータを
示す断面図である。
【図14】第8実施形態の連結形振動アクチュエータを
示す断面図である。
【図15】第8実施形態の連結形振動アクチュエータを
示す側面図である。
【図16】第9実施形態の連結形振動アクチュエータの
主要部を示す側面図である。
【図17】第10実施形態の連結形振動アクチュエータ
を示す側面図である。
【図18】第11実施形態の連結形振動アクチュエータ
を示す図である。
【図19】第12実施形態の連結形振動アクチュエータ
を示すブロック図である。
【図20】第12実施形態に係る連結形振動アクチュエ
ータの動作を示すフローチャートである。
【図21】振動アクチュエータの従来例を示す図であ
る。
【図22】振動アクチュエータの駆動装置の従来例を示
すブロック図である。
【符号の説明】
10,10A,10B,10C 振動アクチュエータ 21,22,23,24,25,26 連結部材 31,32,33 加圧部材 40,41,42,43,44,45 相対運動部材 50,50A,50B,50C アクチュエータユニッ
ト 51 制御部 52,54 増幅器 53 移相器 55 検出部 61 発振器 62 主増幅器 63 駆動信号設定部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形平板状の弾性体に縦振動と屈曲振動
    を発生させ、それらの合成振動により駆動力を生じ、直
    列及び/又は並列に配置された複数の振動子と、 前記各振動子の駆動力によって、それらの振動子との間
    で相対運動を行う相対運動部材と、 前記各振動子を相互に連結する連結部材とを備える連結
    形振動アクチュエータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の連結形振動アクチュエ
    ータにおいて、 前記連結部材は、前記振動子の屈曲振動の振幅方向に撓
    めるか若しくは屈曲できるか、又は、前記各振動子が互
    いに回転可能に連結したことを特徴とする連結形振動ア
    クチュエータ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の連結形振
    動アクチュエータにおいて、 前記各振動子と前記相対運動部材とを加圧接触させる加
    圧部材を備えたことを特徴とする連結形振動アクチュエ
    ータ。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれか1
    項に記載の連結形振動アクチュエータにおいて、 前記各振動子の振動を制限することなく、進行方向以外
    の移動を拘束するガイド部を備えたことを特徴とする連
    結形振動アクチュエータ。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4までのいずれか1
    項に記載の連結形振動アクチュエータを駆動する連結形
    振動アクチュエータの駆動装置であって、 前記各振動子に対して個別に設けられ、それぞれ対応す
    る振動子に駆動信号を出力する複数の駆動信号出力部
    と、 前記各振動子の駆動状態を個別に検出する検出器とを備
    え、 前記各駆動信号出力部は、前記駆動信号の出力先の振動
    子に関する駆動状態の検出結果と他の振動子に関する駆
    動状態の検出結果とに基づいて、前記各振動子に出力す
    る駆動信号を設定することを特徴とする連結形振動アク
    チュエータの駆動制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の連結形振動アクチュエ
    ータの駆動制御装置において、 前記各駆動信号出力部に対して共通の駆動信号を出力す
    る単一の発振器と、 前記発振器からの駆動信号を入力し、前記各駆動信号出
    力部のそれぞれに出力する駆動信号分割部とを備え、 前記駆動信号分割部は、前記各駆動信号出力部によって
    各々設定された駆動信号に基づいて、前記発振器から出
    力された駆動信号の配分比率を設定し、設定された駆動
    信号を所定の駆動信号出力部に出力することを特徴とす
    る連結形振動アクチュエータの駆動制御装置。
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