JPH09199327A - コイル部品 - Google Patents

コイル部品

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JPH09199327A
JPH09199327A JP443496A JP443496A JPH09199327A JP H09199327 A JPH09199327 A JP H09199327A JP 443496 A JP443496 A JP 443496A JP 443496 A JP443496 A JP 443496A JP H09199327 A JPH09199327 A JP H09199327A
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JP
Japan
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coil
coil pattern
pattern
sheet
electrically connected
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Pending
Application number
JP443496A
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English (en)
Inventor
Takaki Kobayashi
貴樹 小林
Shinichi Suzawa
眞一 陶澤
Hisaaki Tachihara
久明 立原
Nobuki Sunanagare
伸樹 砂流
Koichi Nagashima
浩一 永島
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シート状の絶縁体上に導体パターンを形成した
コイル部品に関するもので、特にコイルパターンを2つ
の部分で構成することにより、小型化、高性能化を図
る。 【解決手段】絶縁体シート11と、このシート11上に
形成された導電体のコイルパターンからなるコイル部品
であって、前記コイルパターンは中心部から外側へ向け
て巻回された第1のコイルパターン12と、この第1の
コイルパターン12と同一面上に形成され、第1のコイ
ルパターン12と同一方向に巻回された第2のコイルパ
ターン13がその最外周部で互いに電気的に接続されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシート状のコイル部
品あるいはその積層体で構成されるコイル部品に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子装置の小型化にともないそれ
に用いられる個々の電子部品にもより小型化が求められ
ている。従来これらの電子装置に用いられるコイル部品
としては巻き線型コイル、積層型コイルなどが知られて
いる。前記積層型コイルとしては、例えば特開平6−1
51178号公報に開示されたようなものが知られてい
る。
【0003】以下、図面を参照しながら従来のコイル部
品について説明する。図8は従来のコイル部品を示し、
図9は従来のコイル部品のコイルパターンが形成された
第1のコイルシート、図10は前記第1のコイルシートと
隣接して積層される第2のコイルシートを示す。図にお
いて、1は絶縁体シートで、その一方の面にはコイルパ
ターン2が孔3を中心にして渦巻状に形成され、孔3の
周縁近傍における端部2aに設けられたスルーホール部
2bで裏面と導通している。第1のコイルシートのスル
ーホール部2bは隣接して積層される第2のコイルシー
トの端部2aと電気的に導通する。このように構成され
たコイルシートの積層体の孔3を貫通するようにE型の
フェライトコアを取り付け、最終的に図8に示すような
コイル部品4が完成される。5はコイル部品4の端子で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のコイル部品の構成では、より大きなインダクタンス
を得るためにコイルの巻数を増やしていくと投影面積が
大きくなり、特にコイルパターン部を印刷、導電体箔、
蒸着、スパッタなどの方法で形成した薄い導電体を用い
た場合にはコイルの抵抗値を小さくするためにコイルパ
ターンの断面積を大きくしようとすると導電体幅は広く
なり、1シート当たりの巻回数を増やすと部品としての
サイズは大きくなってしまう。さらに巻回数が多くなる
ほど1ターン当たりの導電体の長さは長くなり、抵抗値
が大きくなり、コイル部品としての性能が低下するとい
う課題を有していた。
【0005】本発明は、このような課題を解決するもの
で、より小型のコイル部品を提供することを目的とする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、絶縁体シートと、このシート上に形成され
た導電体のコイルパターンからなるコイル部品であっ
て、前記コイルパターンは中心部から外側へ向けて巻回
された第1のコイルパターンと、第1のコイルパターン
と同一面上に形成され、第1のコイルパターンと同一方
向に巻回された第2のコイルパターンがその最外周部で
電気的に接続されているものである。
【0007】この構成によって、絶縁シート上に形成さ
れるコイルパターンは実質的に2つの部分に分割される
ため、同一巻回数の単一のコイルに比べてコイルの導電
体長が短くなることにより、抵抗値が小さくなりかつ面
積も小さくなる。また、第1のコイルパターンと第2の
コイルパターンの巻線方向を同一とすることにより、コ
イルに通電したときに生じる磁界の方向は絶縁シート面
に対して互いに逆方向になり結果として単一の閉じた磁
路を形成することとなる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、絶縁体シートと、このシート上に形成された導電体
のコイルパターンからなるコイル部品であって、前記コ
イルパターンは中心部から外側へ向けて巻回された第1
のコイルパターンと、第1のコイルパターンと同一面上
に形成され、第1のコイルパターンと同一方向に巻回さ
れた第2のコイルパターンがその最外周部で電気的に接
続していることを要旨とするものである。また、請求項
2に記載の発明は、絶縁体シートの両面にコイルパター
ンが形成された請求項1記載のコイル部品であって、第
1,第2のコイルパターンが形成された面と反対面に第
3,第4のコイルパターンが形成され、第3のコイルパ
ターンは第1のコイルパターンと、第4のコイルパター
ンは第2のコイルパターンと、実質的に同一の中心を持
つように配置され、第1,第2のコイルパターンが形成
された面から垂直方向から見て、第1,第2のコイルパ
ターンと第3,第4のコイルパターンは逆方向に巻回さ
れ、第2のコイルパターンと第4のコイルパターンは巻
回の中心部で電気的に接続されていることを要旨とする
ものである。また、請求項3に記載の発明は、請求項1
記載のコイル部品を複数層積層し、各層を電気的に並列
に接続し、隣り合う各層のコイルパターンの巻回方向が
同一であることを要旨とするものである。また、請求項
4に記載の発明は、請求項1記載のコイル部品を複数層
積層し、各層を電気的に直列に接続し、隣り合う各層の
コイルパターンの巻回方向が互いに逆向きであることを
要旨とするものである。また、請求項5に記載の発明
は、請求項3記載のコイル部品を単位コイルとして複数
層積層し、各単位コイルを電気的に直列に接続し、隣り
合う単位コイルの巻回方向が互いに逆向きであることを
要旨とするものである。さらに、請求項6に記載の発明
は、請求項2記載のコイル部品を絶縁層を介して複数層
積層し、各層を電気的に直列に接続し、隣り合う各層の
コイルパターンの巻回方向が、それぞれのコイルパター
ンが形成された面側から見て同一であることを要旨とす
るものである。
【0009】以下、本発明の実施の形態について、図面
に基づいて説明する。先ず、図1および図2に基づき、
第1の実施の形態について説明する。図において、11は
絶縁体シートで、厚さ12μmのポリ−フェニレンサル
ファイドのフィルムからなり、その一方の面には、厚さ
9μmの銅箔を貼り合わせた後にエッチングにより形成
した第1のコイルパターン12、第2のコイルパターン13
が孔14,15を中心にしてそれぞれ同一方向に渦巻状に形
成され、第1のコイルパターン12、第2のコイルパター
ン13は最外周部で互いに電気的に接続されている。16,
16は前記孔14,15を貫通するように絶縁体シート11に取
り付けられたC型のフェライトコアである。
【0010】本実施の形態では第1,第2のコイルパタ
ーン12,13の幅を0.8mm、隣合う導線部の間隔を
0.2mm、孔14,15を図示のように2.5mm×4.
5mmとしており、第1のコイルパターン12を3ター
ン、第2のコイルパターン13も3ターンの計6ターンで
外周部に絶縁部を0.5mmとると抵抗値は0.41
Ω、面積は220.8mmであった。同様に前記従来の
コイル部品を作成すると抵抗値は0.55Ω、面積は2
71.25mmであった。従来のコイル部品に対して本
実施の形態のコイル部品は面積が81.4%、抵抗値が
74.5%であり、大幅な性能向上を達成することが可
能となった。
【0011】以上のように本実施の形態によれば、第1
のコイルパターン12と第2のコイルパターン13を同一方
向に巻回し最外周部で電気的に接続することにより、コ
イルパターン長を短縮し、シートの面積を小さくするこ
とができ、より低抵抗で小型のコイル部品が得られる。
【0012】次に、図3に基づき、第2の実施の形態に
ついて説明する。図において、17は絶縁体シートで、厚
さ12μmのポリ−フェニレンサルファイドのフィルム
からなり、その両面にはそれぞれ厚さ9μmの銅箔を貼
り合わせてあり、その一方の面にはエッチングにより形
成した第1のコイルパターン18と第2のコイルパターン
19が、孔20,21を実質的な中心として渦巻状に形成さ
れ、また前記絶縁体シート17の他方の面にも同じく、第
3のコイルパターン22と第4のコイルパターン23が形成
されている。第2のコイルパターン19の端部はスルーホ
ール24を介して第4のコイルパターン23の端部と導通し
ている。
【0013】以上のように本実施の形態によれば、絶縁
体シート17の両面に第1,第2および第3,第4のコイ
ルパターン18,19および22,23を配したことにより、絶
縁体シート17を介して配された実質的に同一の中心を持
つ相対するコイルパターン18と22および19と23は絶縁体
シート17の厚さ分の距離を介して非常に近接しているた
め、コイル部品としての厚さが薄くなり、磁路の長さが
短い効率の良いコイル部品が得られる。
【0014】次に、図4に基づき、第3の実施の形態に
ついて説明する。図において、前記第1の実施の形態に
おけるコイル部品を3枚重ね合わせて、隣接して積層さ
れるシート25の各層のコイルパターン26を各層のコイル
パターン26の端部に設けたスルーホール部27を介して互
いに導通している。
【0015】以上のように本実施の形態によれば、複数
層のコイルパターン26を電気的に並列に接続する構成と
することにより、コイル部品としての抵抗値を小さくす
ることができ、各層のコイルパターン26は実質的に同一
の中心の周りに巻回されることにより同一の磁路を共有
することになり、実質的に単一のコイルと同様に働くこ
ととなる。また、何れかのコイルパターンが断線するよ
うなことがあってもコイルとしての性能を保つことがで
き、信頼性の高いコイル部品が得られる。
【0016】次に、図5に基づき、第4の実施の形態に
ついて説明する。図において、前記第1の実施の形態に
おけるコイル部品を3枚重ね合わせて、隣接して積層さ
れるシート25の各層のコイルパターン26を各層のコイル
パターン26の一端もしくは他端に設けたスルーホール部
27を介して互いに導通している。さらに詳しくは、中間
のシート25のコイルパターン26の一端のスルーホール部
27を介して上下のシート25のコイルパターン26の一端の
導通部28が中間のシート25のコイルパターン26の一端に
導通され、また、中間のシート25のコイルパターン26の
他端の導通部28が上下のシート25のコイルパターン26の
他端のスルーホール部27を介して上下のシート25のコイ
ルパターン26の他端に導通されている。また、3枚のシ
ート25を重ね合わせて積層体にしたとき、孔14,15を実
質的に共有する相対する中間のシート25のコイルパター
ン26とその上下のシート25のコイルパターン26はそれぞ
れ互いに逆方向に巻回されている。この構成により、そ
れぞれの孔14,15を実質的に共有し、隣接するコイルパ
ターンは同一方向の磁界を発生し、且つ、隣り合う孔1
4,15を中心にして発生する磁界は、逆方向となり結果
として閉じた磁路を形成する。
【0017】このように本実施の形態によれば、複数層
のシートを電気的に直列に接続する構造とすることによ
り、コイルの巻回数を必要に応じて増減することが容易
であり、すなわち必要なインダクタンスのコイルが容易
に得られる。
【0018】次に、図6に基づき、第5の実施の形態に
ついて説明する。図において、6枚のシート29a〜29f
を重ね合わせてコイル部品を形成している。その場合、
シート29aとシート29bは電気的に並列に接続され、単
位コイルを構成している。また、シート29cとシート29
dおよびシート29eとシート29fもそれぞれ電気的に並
列に接続され、単位コイルを構成している。隣接して積
層されるこれらの単位コイルは相対する孔30,31を中心
として互いに逆向きに巻回されており、また、各単位コ
イルは図6に示すようにスルーホール部で電気的に直列
に接続されている。32はスルーホール部、33は導通部で
ある。
【0019】このように本実施の形態によれば、単位コ
イルとして、複数層のコイルパターンを電気的に並列に
接続する構造とすることによりコイル部品としての抵抗
値を小さくすることができ、各層のコイルパターンは実
質的に同一の中心の周りに巻回されることにより同一の
磁路を共有することになり、実質的に単一のコイルと同
様に働くこととなる。また、何れかのコイルパターンが
断線するようなことがあってもコイルとしての性能を保
つことができ、信頼性の高いコイル部品が得られる。さ
らに、複数層の単位コイルを電気的に直列に接続する構
造とすることにより、コイルの巻回数を必要に応じて増
減することが容易であり、すなわち必要なインダクタン
スのコイルが容易に得られる。
【0020】次に、図7に基づき、第6の実施の形態に
ついて説明する。図において、34は絶縁体シートで、厚
さ12μmのポリ−フェニレンサルファイドのフィルム
からなり、その両面にはそれぞれ厚さ9μmの銅箔を貼
り合わせてあり、その一方の面にはエッチングにより形
成した第1のコイルパターン35と第2のコイルパターン
36が、孔37,38を実質的な中心として渦巻状に形成さ
れ、また前記絶縁体シート34の他方の面にも同じく、第
3のコイルパターン39と第4のコイルパターン40が形成
されている。第2のコイルパターン36の端部はスルーホ
ール41を介して第4のコイルパターン40の端部と導通し
ている。
【0021】このように構成された2枚のコイルシート
を絶縁層42を介して積層する。このとき2枚のコイルシ
ートのコイルパターンはスルーホール41によって電気的
に直列に接続される。
【0022】以上のように本実施の形態によれば、絶縁
体シート34の両面に第1,第2および第3,第4のコイ
ルパターン35,36および39,40を配したことにより、絶
縁体シート34を介して配された実質的に同一の中心を持
つ相対するコイルパターン35と39および36と40は絶縁体
シート34の厚さ分の距離を介して非常に近接しているた
め、コイル部品としての厚さが薄くなり、磁路の長さが
短い効率の良いコイル部品が得られる。さらに、複数層
の単位コイルを電気的に直列に接続する構造とすること
により、コイルの巻回数を必要に応じて増減することが
容易であり、すなわち必要なインダクタンスのコイルが
容易に得られる。
【0023】なお、上記第1〜第6の実施の形態では絶
縁シートにポリーフェニレンサルファイドのシートを用
いている。しかし、絶縁シートの材料はこれに限定され
るものではなく、絶縁体であればポリイミド、ポリオレ
フィン、ポリエステルなどの高分子、磁器、陶器、紙の
他、繊維をシート状にした布などでも良く、フェライト
コアの代わりに、上記絶縁体に磁性体を塗布、あるいは
混入させたものを用いれば絶縁体シートにフェライトコ
アを貫通させるための孔をあけることなく、インダクタ
ンスの向上を図ることもできる。また、コイルパターン
の形成についても上記実施の形態では銅箔と絶縁シート
を貼り合わせたものをエッチングにより形成したが、こ
れに限定されるものではなく、導電体の形成方法は絶縁
シートに蒸着法、スパッタ法、メッキ法などにより導電
体を形成する方法を採っても良く、パターンの形成方法
は導電体形成時に金属、樹脂などのマスクによって不要
部に導電体が付着しないようにする方法や、レーザー、
サンドブラストなどにより不要部を除去する方法、印刷
あるいは描画法により導電体パターンを直接絶縁体上に
形成する方法など、何れでも良い。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、絶縁体シ
ートと、このシート上に形成された導電体のコイルパタ
ーンからなるコイル部品であって、前記コイルパターン
は中心部から外側へ向けて巻回された第1のコイルパタ
ーンと、第1のコイルパターンと同一面上に形成され、
第1のコイルパターンと同一方向に巻回された第2のコ
イルパターンがその最外周部で電気的に接続する構成を
とることにより、コイルパターン長を短縮し、シートの
面積を小さくすることができ、より低抵抗で小型のコイ
ル部品が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるコイル部品
の平面図
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるコイル部品
の分解斜視図
【図3】本発明の第2の実施の形態におけるコイル部品
の分解斜視図
【図4】本発明の第3の実施の形態におけるコイル部品
の分解斜視図
【図5】本発明の第4の実施の形態におけるコイル部品
の分解斜視図
【図6】本発明の第5の実施の形態におけるコイル部品
の分解斜視図
【図7】本発明の第6の実施の形態におけるコイル部品
の分解斜視図
【図8】従来例におけるコイル部品の斜視図
【図9】従来例におけるコイル部品の第1のコイルシー
トの平面図
【図10】従来例におけるコイル部品の第2のコイルシ
ートの平面図
【符号の説明】
11 絶縁体シート 12 第1のコイルパターン 13 第2のコイルパターン 14,15 孔 16 フェライトコア 17 絶縁体シート 18 第1のコイルパターン 19 第2のコイルパターン 20,21 孔 22 第3のコイルパターン 23 第4のコイルパターン 24 スルーホール 25 シート 26 コイルパターン 27 スルーホール部 28 導通部 29a〜29f シート 30,31 孔 32 スルーホール部 33 導通部 34 絶縁体シート 35 第1のコイルパターン 36 第2のコイルパターン 37,38 孔 39 第3のコイルパターン 40 第4のコイルパターン 41 スルーホール 42 絶縁層
フロントページの続き (72)発明者 砂流 伸樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 永島 浩一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁体シートと、このシート上に形成され
    た導電体のコイルパターンからなるコイル部品であっ
    て、前記コイルパターンは中心部から外側へ向けて巻回
    された第1のコイルパターンと、第1のコイルパターン
    と同一面上に形成され、第1のコイルパターンと同一方
    向に巻回された第2のコイルパターンがその最外周部で
    電気的に接続されていることを特徴とするコイル部品。
  2. 【請求項2】絶縁体シートの両面にコイルパターンが形
    成された請求項1記載のコイル部品であって、第1,第
    2のコイルパターンが形成された面と反対面に第3,第
    4のコイルパターンが形成され、第3のコイルパターン
    は第1のコイルパターンと、第4のコイルパターンは第
    2のコイルパターンと、実質的に同一の中心を持つよう
    に配置され、第1,第2のコイルパターンが形成された
    面から垂直方向から見て、第1,第2のコイルパターン
    と第3,第4のコイルパターンは逆方向に巻回され、第
    2のコイルパターンと第4のコイルパターンは巻回の中
    心部で電気的に接続されていることを特徴とするコイル
    部品。
  3. 【請求項3】請求項1記載のコイル部品を複数層積層
    し、各層を電気的に並列に接続し、隣り合う各層のコイ
    ルパターンの巻回方向が同一であることを特徴とするコ
    イル部品。
  4. 【請求項4】請求項1記載のコイル部品を複数層積層
    し、各層を電気的に直列に接続し、隣り合う各層のコイ
    ルパターンの巻回方向が互いに逆向きであることを特徴
    とするコイル部品。
  5. 【請求項5】請求項3記載のコイル部品を単位コイルと
    して複数層積層し、各単位コイルを電気的に直列に接続
    し、隣り合う単位コイルの巻回方向が互いに逆向きであ
    ることを特徴とするコイル部品。
  6. 【請求項6】請求項2記載のコイル部品を絶縁層を介し
    て複数層積層し、各層を電気的に直列に接続し、隣り合
    う各層のコイルパターンの巻回方向が、それぞれのコイ
    ルパターンが形成された面側から見て同一であることを
    特徴とするコイル部品。
JP443496A 1996-01-16 1996-01-16 コイル部品 Pending JPH09199327A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001102217A (ja) * 1999-09-30 2001-04-13 Tdk Corp コイル装置
US7446632B2 (en) 2005-03-31 2008-11-04 Tdk Corporation Common mode choke coil
JP2014197613A (ja) * 2013-03-29 2014-10-16 富士通株式会社 インダクタ装置及びインダクタ装置の製造方法

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