JPH09197945A - プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 - Google Patents

プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置

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JPH09197945A
JPH09197945A JP8023083A JP2308396A JPH09197945A JP H09197945 A JPH09197945 A JP H09197945A JP 8023083 A JP8023083 A JP 8023083A JP 2308396 A JP2308396 A JP 2308396A JP H09197945 A JPH09197945 A JP H09197945A
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一美 関根
Minoru Sato
実 佐藤
Isao Ikemoto
功 池本
Kazuaki Odakawa
和彬 小田川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カートリッジのトナーシール引き忘れ防止。
また、トナーシール自動巻取り手段をもつ物に関しては
万一の巻取り失敗を検知してユーザーに知らせる。 【解決手段】 プロセスカートリッジBのトナーシール
挟み込み部分の一部に透孔12d,13a等による被検
知部分を設ける。画像形成装置本体15側に、突出部2
0を設け、トナーシールがあるとプロセスカートリッジ
Bが途中までしか入らない。あるいは光電気的なトナー
シール検知手段を設け、シールが引かれていないカート
リッジが装着された時にユーザーに知らせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロセスカートリ
ッジ及び前記プロセスカートリッジを着脱可能な電子写
真画像形成装置に関する。
【0002】ここで電子写真画像形成装置としては、例
えば電子写真複写機、電子写真プリンター(例えば、L
EDプリンター、レーザービームプリンター等)、電子
写真ファクシミリ装置、及び、電子写真ワードプロセッ
サー等か含まれる。
【0003】またプロセスカートリッジとしては、帯電
手段またはクリーニング手段と現像手段及び電子写真感
光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジ
を画像形成装置本体に対して着脱可能とするものであ
る。及び帯電手段、クリーニング手段の少なくとも一つ
と現像手段及び電子写真感光体とを一体的にートリッジ
化して画像形成装置本体に着脱可能とするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は後述従来の技
術を更に発展させたものであり、シール部材の開封がさ
れているか否かを検知できるプロセスカートリッジ及び
電子写真画像形成装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
電子写真感光体と、前記電子感光体に作用する現像手段
と、を有し、画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカ
ートリッジにおいて、前記現像手段は、電子写真感光体
に現像剤を付与する現像剤担持体と、現像剤担持体に対
して供給する現像剤を貯留する現像剤容器と、プロセス
カートリッジを使用開始するまで現像剤を貯留した現像
剤容器を密封して現像剤担持体と現像剤容器を離隔し、
プロセスカートリッジ使用開始に当り取り除かれるシー
ル部材と、を有し、前記シール部材が取り除かれていな
い場合は、画像形成装置本体が有するシール部材検知手
段によって検知されるシール部材被検知手段を有するこ
とを特徴とするプロセスカートリッジである。
【0006】本発明の第2の発明は、前記被検知手段
は、シール部材が取り除かれていない時、前記シール部
材によって閉塞される透孔あるいは切欠き部であること
を特徴とする第1の発明に記載のプロセスカートリッジ
である。
【0007】本発明の第3の発明は、前記被検知手段は
シール部材とプロセスカートリッジの枠体との光の反射
率の差であることを特徴とする第1の発明に記載のプロ
セスカートリッジである。
【0008】本発明の第4の発明は、前記シール部材を
画像形成装置本体からの駆動により巻き取るシール部材
巻き取り手段を有することを特徴とする第1の発明に記
載のプロセスカートリッジである。
【0009】本発明の第5の発明は、前記シール部材の
一部に着色部を有する第1の発明に記載のプロセスカー
トリッジである。
【0010】本発明の第6の発明は、前記シール部材の
一部に光の反射率の異なる部分を有する第1の発明に記
載のプロセスカートリッジである。
【0011】本発明の第7の発明は、前記プロセスカー
トリッジとは、帯電手段、またはクリーニング手段と現
像手段及び電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化
し、このカートリッジを画像形成装置本体に対して着脱
可能とする第1の発明に記載のプロセスカートリッジで
ある。
【0012】本発明の第8の発明は、前記プロセスカー
トリッジとは帯電手段、クリーニング手段の少なくとも
一つと現像手段及び電子写真感光体とを一体的にカート
リッジ化して画像形成装置本体に対して着脱可能とする
第1の発明に記載のプロセスカートリッジである。
【0013】本発明の第9の発明は、プロセスカートリ
ッジを着脱可能で、記録媒体に画像を形成する画像形成
装置において、電子写真感光体と、前記電子写真感光体
に作用する現像手段と、を有し、前記現像手段は、電子
写真感光体に現像剤を付与する現像剤担持体と、現像剤
担持体に対して供給する現像剤を貯留する現像剤容器
と、プロセスカートリッジを使用開始するまで現像剤を
貯留した現像剤容器を密封して現像剤担持体と現像剤容
器を離隔し、プロセスカートリッジ使用開始に当たり取
り除かれるシール部材と、を有し、前記シール部材が取
り除かれていない場合は、画像形成装置本体が有するシ
ール部材検知手段によって検知されるシール部材被検知
手段を有するプロセスカートリッジを取り外し可能に装
着するための装着手段と、前記記録媒体を搬送するため
の搬送手段と、プロセスカートリッジが前記装着手段に
装着された際、プロセスカートリッジのシール部材被検
知手段に作用して、シール部材の有無を検知するシール
部材検知手段と、を有することを特徴とする電子写真画
像形成装置である。
【0014】本発明の第10の発明は、シール部材検知
手段は前記シール部材が取り除かれていない時、プロセ
スカートリッジ挿入時に前記シール部材に当接する突出
部であることを特徴とする第9の発明に記載の電子写真
画像形成装置である。
【0015】本発明の第11の発明は、シール部材検知
手段は前記シール部材が取り除かれていない時、前記シ
ール部材を検知する光学的検知手段であることを特徴と
する第9の発明に記載の電子写真画像形成装置である。
【0016】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た画像形成装置においては、電子写真感光体及び前記電
子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカート
リッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に
着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されて
いる。このプロセスカートリッジ方式によれれば、装置
のメンテナンスをサービスマンによらずにユーザー自身
で行うことができるので、格段に操作性を向上させるこ
とができた。そこでこのプロセスカートリッジ方式は、
画像形成装置において広く用いられている。
【0017】プロセスカートリッジには電子写真感光体
に現像剤を付与する現像剤担持体と、現像剤担持体へ供
給する現像剤を収納する現像剤容器と、使用開始前に現
像剤担持体と現像剤容器を離隔し、現像剤容器中の現像
剤を密封するシール部材を備えている。このシール部材
はプロセスカートリッジの使用開始に当たり、手動又は
自動で取り除くようになっている。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の代表的な発明の実施の形
態は電子写真感光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラ
ムに作用する現像器と、を有し、画像形成装置本体に着
脱可能なプロセスカートリッジにおいて、前記現像器
は、電子写真感光体ドラムに現像剤を付与する現像スリ
ーブと、現像スリーブに対して供給する現像剤を貯留す
る現像剤容器と、プロセスカートリッジを使用開始する
まで現像剤を貯留した現像剤容器を密封して現像スリー
ブと現像剤容器を離隔し、プロセスカートリッジ使用開
始に当たり取り除かれるシール部材と、を有し、前記シ
ール部材が取り除かれていない場合は、画像形成装置本
体が有するシール部材検知手段によって検知されるシー
ル部材被検知手段を有することを特徴とするプロセスカ
ートリッジである。
【0019】及び上述プロセスカートリッジを着脱可能
で記録紙に画像形成を行うことができ、記録紙の搬送手
段のローラとガイドを備え、更にプロセスカートリッジ
の前記シール部材被検知手段によってシール部材の有無
を検知するシール部材検知手段を備えた画像形成装置で
ある。
【0020】上記シール部材被検知手段は、シール部材
で閉塞される透孔あるいは切り欠き部、又はシール部材
とプロセスカートリッジの枠体との光の反射率、もしく
はシール部材の一部に設けた着色部或はシール部材の一
部に光の反射率の異なる部分を有する態様がある。
【0021】上記シール部材検知手段は、シール部材に
当出する画像形成装置本体に備えた突出部又は、シール
部材のある部分に投射される投光をシール部材による反
射光又はシール部材がないことにより透過する光を受光
する部材を有する態様がある。
【0022】〔実施の形態の詳細な説明〕以下、図面を
用いて実施の形態について説明する。
【0023】(実施の形態イ)本発明の実施の形態イに
係るプロセスカートリッジ及びプロセスカートリッジを
用いる画像形成装置について、図面を参照して説明す
る。
【0024】{プロセスカートリッジ及びこれを装填し
た画像形成装置の全体説明}まず、画像形成装置の全体
構成について説明する。尚、図1は画像形成装置の一態
様であるプロセスカートリッジを装填したレーザープリ
ンタの断面構成説明図、図2はプロセスカートリッジの
断面構成説明図である。
【0025】この画像形成装置Aは図1に示すように、
光学系1から画像情報に基づいた光像を照射して電子写
真感光体である感光ドラム7に現像剤(以下トナー)像
を形成する。そして前記トナー像の形成と同期して被記
録材2を搬送手段3によって搬送し、かつプロセスカー
トリッジBとしてカートリッジ化された画像形成部に於
いて前記感光ドラム7に形成したトナー像を転写手段4
によって被記録材2に転写し、その被記録材2を定着手
段5に搬送し、転写トナー像を定着して排出部6へ排出
するように構成している。
【0026】前記画像形成部を構成するプロセスカート
リッジBは、図2に示すように、感光ドラム7を回転し
てその表面を帯電手段8によって一様に帯電し、前記光
学系からの光像を露光部9を介して感光ドラム7に露光
して潜像を形成し、現像手段10で前記潜像に応じたト
ナー像を形成することにより可視像化する。そして前記
転写手段4でトナー像を被記録材2に転写した後は、ク
リーニング手段11によって感光ドラム7に残留したト
ナーを除去するように構成している。
【0027】尚、前記プロセスカートリッジBはトナー
溜め等を有する第一枠体であるトナー枠体12と、現像
スリーブ10a等を有する第二枠体である現像枠体13
と、感光ドラム7やクリーニング手段11等を有する第
三枠体であるクリーニング枠体14とによって構成して
いる。
【0028】次に前記画像形成装置A及びこれに装填す
るプロセスカートリッジBの各部の構成について説明す
る。
【0029】{画像形成装置}まず画像形成装置Aの各
部の構成に説明する。
【0030】(光学系)光学系1は外部装置等から読み
込んだ画像情報に基づいて光照射することによって感光
ドラム7へ光線を照射するものであり、図1に示すよう
に、装置本体15の光学ユニット1aに図示しないレー
ザーダイオード、及びポリゴンミラー1b、モーター1
c、結像レンズ1d、反射ミラー1eが収納してある。
【0031】そして外部機器等から画像信号が与えられ
ると、レーザーダイオードが前記画像信号に応じて発光
し、ポリゴンミラーbに前記画像光として照射する。こ
のポリゴンミラー1bはスキャナーモータ1cによって
高速回転し、該ポリゴンミラー1bで反射した画像光が
結像レンズ1d及び反射ミラー1eを介して感光ドラム
7へ照射し、該感光ドラム7の表面を選択的に露光する
ように構成している。
【0032】(被記録材搬送手段)次に被記録材2を搬
送するための搬送手段3の構成について説明する。本実
施の形態に係る被記録材2は手ざしと、カセット給紙の
2種類が可能になっている。手ざしするための構成は、
図1に示すように、給紙トレイ3aに被記録材2をセッ
トして画像形成を開始すると、ピックアップローラ3b
によって給紙トレイ3a上の被記録材2を装置内へ送り
込むと共に、分離ローラ対3c1,3c2によって一枚
ずつ分離給送し、被記録材2の先端がレジストローラ対
3d1,3d2に突き当たるように搬送する。そして前
記レジストローラ対3d1,3d2が画像形成動作に応
じて駆動回転して被記録材2を画像形成部へと搬送す
る。更に画像形成後の被記録材2を定着手段5へと搬送
し、かつ中間排出ローラ3e及び排出ローラ対3f1,
3f2によって排出部6へ排出するように構成してい
る。尚、前記各ローラ間には被記録材2の搬送をガイド
するためのガイド部材3gが設けてある。
【0033】また前記給紙トレイ3aは内部材3a1と
外部材3a2とからなり、非使用時には内部材3a1と
外部材3a2内に収納され、外部材3a2が画像形成装
置本体15の外装を形成するように構成されている。
【0034】一方、カセット給送するための構成は、図
1に示すように、装置本体15の内底部にカセット3h
の装填部を有し、被記録材2が手ざし給送されないとき
は前記装填部に装填したカセット3h内の被記録材2を
ピックアップローラ3i及び給送ローラ3jによって上
部から一枚ずつレジストローラ対3d1,3d2へ給送
するように構成している。そしてレジストローラ対3d
1,3d2以降は前記手ざしの場合と同様の部材によつ
て搬送するように構成している。
【0035】(転写手段)転写手段4は画像形成部で感
光ドラム7に形成されたトナー像を被記録材2に転写す
るものであり、本実施の形態の転写手段4は図1に示す
ように、転写ローラにて構成している。即ち、装填した
プロセスカートリッジBの感光ドラム7に転写手段4に
よって被記録材2を押圧するように構成し、該転写手段
4に感光ドラム7に形成されたトナー像と逆極性の電圧
を印加することにより、感光ドラム7上のトナーを被記
録材2に転写するように構成している。
【0036】(定着手段)次に定着手段5は前記転写手
段4の電圧印加によって被記録材2に転写したトナー像
を定着させるものであり、図1に示すように、駆動回転
する駆動ローラ5aと、内部に発熱部材を有し、前記駆
動ローラ5aと圧接して従動回転する定着ローラ5bと
からなる。即ち、画像形成部でトナー像を転写された被
記録材2を前記駆動ローラ5aと定着ローラ5b間を通
過させる際に、両ローラ5a,5bの押圧によって圧力
を印加し、かつ定着ローラ5bの発熱によって熱を印加
するように構成している。これによって被記録材2に転
写したトナーを定着させるものである。
【0037】(プロセスカートリッジの装着手段)前記
カートリッジ装着手段は、開閉部材15aを開くと、図
12に示すように、カートリッジ装着スペースが設けて
あり、画像形成装置本体15の左右内側面にカートリッ
ジ装着ガイド部35が設けてある。この左右ガイド部3
5にはプロセスカートリッジBを挿入するための第1ガ
イドレール35a及び第2ガイドレール35bが対向し
て設けてある。一方、プロセスカートリッジBの両外側
面には感光ドラム7の回転中心位置から外方へ突出し、
第1ガイドレール35aの端部に設けた溝部35a1と
略同じ半径をもつ円柱状突起35cが設けてあり、且つ
この円柱状突起35cに連続してガイド凸状35dが設
けてある。更にプロセスカートリッジBの挿入方向前方
下部には係合部35eが設けてある。
【0038】そしてプロセスカートリッジBを装着する
場合には、プロセスカートリッジBの円柱状突起35c
及びガイド凸条35dを第1ガイドレール35aでガイ
ドすると共に、係合部35eを第2ガイドレール35b
でガイドした状態で挿入し、開閉部材15aを閉じるこ
とによってプロセスカートリッジBを画像形成装置Aに
装着するものである。
【0039】{プロセスカートリッジ}次に前記画像形
成装置Aに装着されるプロセスカートリッジBの各部の
構成について説明する。ここで云うプロセスカートリッ
ジとは、電子写真感光体として設けた感光ドラム7に作
用するプロセス手段として少なくとも現像手段10を備
えたものである。尚、本実施の形態においては、前記現
像手段10の他に、電子写真感光体、電子写真感光体の
表面を帯電させる帯電手段として設けた帯電ローラ、電
子写真感光体表面に残留したトナーを除去する為のクリ
ーニング手段等を一体に構成したプロセスカートリッジ
Bについて、図2によって説明する。
【0040】本実施の形態のプロセスカートリッジB
は、図2に示すように電子写真感光体である電子写真感
光ドラム7の周囲に帯電手段8、露光部9、トナーによ
り感光ドラム7の表面の潜像を顕像化する現像手段10
及びクリーニング手段11を配置し、これらをトナー枠
体12、現像枠体13、クリーニング枠体14からなる
ハウジングで覆って一体化し、画像形成装置本体15に
着脱可能に構成している。
【0041】本実施の形態に係る感光ドラム7は円筒状
のアルミニウムからなるドラム基体の外周面に有機感光
層を塗布して構成している。そして前記感光ドラム7を
クリーニング枠体14に回転自在に取り付け、感光ドラ
ム7の長手方向一方端部に固着したフランジギア(図示
せず)に図示しない駆動モータの駆動力を伝達すること
により、感光ドラム7を画像形成動作に応じて図1の矢
印方向へ回転させるように構成している。
【0042】感光ドラム7を帯電する帯電手段8を構成
する帯電ローラ8aには交流電圧が印加され、また帯電
ローラ8aは感光ドラム7に当接して従動回転する。そ
れによって感光ドラム7の表面は一様に帯電される。
【0043】露光部9は前記現像枠体13とクリーニン
グ枠体14とによって形成され、前記光学系1による画
像情報を感光ドラム7の表面に到達させる為の開口部で
ある。
【0044】現像手段10は、内部にトナー(図示せ
ず)を収容してトナー容器を形成するトナー枠体12
と、現像剤担持体としての現像スリーブ10aを回動可
能に支持する現像枠体13とを含む。現像スリーブ10
aにはゴム等で形成されたトナー層厚規制部材10bが
当接しており、現像スリーブ10a表面に付着したトナ
ーをおおむね一様の層厚に整えて、前記感光ドラム7と
現像スリーブ10aが対向してなる現像域へ送る。尚、
現像スリーブ10aの長手一端には、感光ドラム7の一
端に設けられたフランジギアと噛合う現像スリーブギア
(図示せず)が設けられ、感光ドラム7の回転によって
現像スリーブ10aは反時計方向に駆動される。トナー
容器内のトナーを撹拌し、現像スリーブ10a側へ送る
為のトナー撹拌部材10cは、図示しないギア列によっ
て感光ドラム7と連結され感光ドラム7の回転にともな
って時計方向に回転する。
【0045】現像スリーブ10aと平行に間をおいてア
ンテナ10dが配設されており、プロセスカートリッジ
Bを画像形成装置本体15へ装着すると該アンテナ10
dは画像形成装置本体15に備えるトナー検知回路に導
通する。該トナー検知回路はアンテナ10dと現像スリ
ーブ10a間のトナーの有無による静電容量の変化をと
らえるものであると共にプロセスカートリッジBが画像
形成装置本体15に装着されているか否かを検知するも
のである。
【0046】トナー容器内にトナーを封入する為のシー
ル部材16は、使用者にプロセスカートリッジBが届く
までの間、例えば輸送中などにトナーが飛散するのを防
ぐ物であり、プロセスカートリッジBを画像形成装置本
体15に装着して画像形成を行なう際には取り除かれて
いる必要がある。
【0047】本実施の形態においてシール部材16は、
可とう性をもつシート状の材質でなり、トナー枠体12
の開口部周縁に溶着等により固着されている。
【0048】前記シール部材16については後に詳述す
る。
【0049】ドラムシャッタ17は、プロセスカートリ
ッジBが画像形成装置本体15に装着されていない時、
使用者が誤まって感光ドラム7に触れたり、あるいは感
光ドラム7をキズつけたりすることを防ぐもので、図2
に示すように感光ドラム7の転写手段4への対向部を遮
蔽する遮蔽位置と図1に示す退避位置と間をリンク機構
等(図示せず)によって移動可能にクリーニング枠体1
4の長手方向端部に支持されている。
【0050】クリーニング手段11は、ゴム等で形成さ
れ、感光ドラム7の表面に当接して、前記感光ドラム7
表面の残余トナーをき落すクリーニングブレード11a
及びかき落とされた廃トナーを収容する廃トナー容器1
1b等でなる。
【0051】ここで、前述のシール部材16及びその周
辺について詳しく説明する。図3はトナー枠体12の開
口部12aをシール部材16で封じた状態を示す。シー
ル部材16は前記開口部12aの長手寸法に対して2倍
以上の長さを有し、そのおよそ半分は開口部12aの周
縁部12bに溶着等の手段により剥離可能に固着されて
いる。シール部材16の溶着されていない部分は、前記
周縁部12bの一方の端部付近に位置する折り返し部1
6aの部分で折り返されて前述の開口部12aを封じた
部分に重ねられ、トナー枠体12の長手一端部12cよ
り外方へ延びた折り返し面16bとなっている。この折
り返し面16bの端部は図4に示すように引出し口12
fからプロセスカートリッジBの外部へ出ている。シー
ル部材16は開口部12aの周縁部12bの三方をシー
ル部材16の厚さよりも高い段差面12eを持つ角縁で
囲まれている。この角縁はトナー枠体12と一体形成さ
れている。
【0052】このようにシール部材16を折り返してセ
ットした状態で、トナー枠体12のおおむね「コ」の字
状の段差面12eに現像枠体13を溶着する。現像枠体
13のトナー枠体12との対向部は平面で開口部12a
に連通する開口部13dを備えている。トナー枠体12
と現像枠体13の溶着によって前記シール部材16はト
ナー枠体12と現像枠体13との間隙部に保持される。
尚、トナー枠体12と現像枠体13の各々のシール部材
16を保持する面にはトナー枠体12と現像枠体13を
溶着した状態で一致する透孔12d,13aが夫々設け
られている。この透孔12d,13aの位置は、前述の
引出し口16cと開口部12a,13dとの間にある。
また現像枠体13には発泡性のウレタン等からなる弾性
部材28が開口部13dと透孔13aの間において設け
られており現像枠体13とトナー枠体12を溶着した時
にはこの弾性枠体28が前記シール部材16を圧して自
らは圧縮されトナー枠体12の開口部12aの周縁部1
2bにつづくシール引出側のシール保持面に密着させ
る。
【0053】図4は本実施の形態イを示すプロセスカー
トリッジBの斜視図である。図4においてはシール部材
16は引かれていない状態を示し、前述の様にトナー枠
体12と現像枠体13とで保持されている。使用者はプ
ロセスカートリッジBを画像形成装置本体15に装着す
る前にまずシール部材16の一端をつかんで矢印Z方向
に引く。すると前述したシール部材16とトナー枠体1
2の溶着部分が図4の長手方向左側(図3の折り返し部
16a側)から徐々に剥離しながら、シール部材16は
図4の右側(矢印Z方向)へ出てきて遂にはプロセスカ
ートリッジBから完全に引き抜かれる。その際前述した
弾性部材28(図3参照)はシール部材16が通過する
時、シール部材16に付着したトナーを極力シール部材
16から取り去る作用と、更にシール部材16を取り去
った後で、シール部材16を保持していたすき間からト
ナーが漏れ出るのを防ぐ作用とを有する。上述のように
シール部材16の引きぬきにより、トナー枠体12の開
口部12aと現像枠体13の開口部13dが連通し、ト
ナー枠体12中のトナーはこれらの開口部12a,13
dを通じて現像枠体13へ移動する。
【0054】尚、図4ではシール部材16によって前記
透孔13a,12dはふさがれている。シール部材16
を取り去った後には透孔13a,12dが連通する。ま
た、前記現像枠体13のシール部材16の引き抜き方向
の端部に設けられた突出部13b,13cは、プロセス
カートリッジBを画像形成装置本体15に装着する際に
ガイドとなる円柱状突起35c、ガイド凸条35dに付
設してもよく、別にプロセスカートリッジBのハウジン
グに設けてもよい。
【0055】図5は図4に示したプロセスカートリッジ
Bを画像形成装置本体15に装着した状態を示す。尚、
説明の都合上、プロセスカートリッジBは図4における
Y−Y断面で示し、プロセスカートリッジBの概略形状
(図5において紙面より手前側)は二点鎖線で示す。図
5において、プロセスカートリッジBは、画像形成装置
本体15の内側面に設けられたガイド面18,19の間
にプロセスカートリッジBに設けられたガイドとなって
いる突出部13b,13cを沿わせて摺動させながら矢
印C方向に挿入される。ここで、画像形成装置本体15
側にはおおむね挿入方向と平行で、逆方向に向かった突
出部20が設けられており、図5に示す装着状態におい
ては、前記透孔12d,13aを貫通している。もし、
使用者が前記シール部材16を開封し忘れて画像形成装
置本体15に挿入した場合、前記突出部20はプロセス
カートリッジB内のシール部材16に当接する為、プロ
セスカートリッジBは正規の位置まで装着することが出
来ず、使用者がシール部材16を引き抜いていないこと
を検知することが出来る。
【0056】(実施の形態ロ)図6は本発明による実施
の形態ロに示したプロセスカートリッジを示す。プロセ
スカートリッジDは実施の形態イに示したプロセスカー
トリッジBと同様な構成でであるが、前記突出部13
b,13cが設けられていない。又、図7に示すように
画像形成装置本体21はヒンジ24で枢着した上枠体2
1Aに光学ユニット1aを備え、その下にプロセスカー
トリッジDを上下方向又は、長手方向から着脱できるガ
イド手段D1が設けられている。図7は前記図6のプロ
セスカートリッジDを画像形成装置本体21に装着した
状態を実線で示す。図7において22,23は各々画像
形成装置本体21に設けられたフォトインタラプタの発
光部及び受光部を示す。本実施の形態ロにおいては、画
像形成装置本体21の上部の端にヒンジ24でもって回
動自在に支持された上枠体21Aにプロセスカートリッ
ジDを挿入した後に上枠体21Aを閉じることにより、
プロセスカートリッジDは正規の動作位置に位置決めさ
れる。しかし、その時プロセスカートリッジD内のシー
ル部材16が引き抜かれていないと、発光部22からの
光はシール部材16にさえぎられて受光部23に届かな
い為、画像形成装置本体21のフォトインタラプタに通
ずる検知回路は前記シール部材16が取り除かれていな
いことを検知し、例えば画像形成装置本体21に設けら
れた表示部(図示せず)にシール部材16が引かれてい
ないことを表示し、使用者に知らせることが出来る。
【0057】また、本実施の形態ロにおいてはシール部
材16を例えば黒などの着色材料を用いることにより、
シール部材16が引き抜かれていない場合の検知をより
確実に行なうことが出来る。
【0058】(実施の形態ハ)図8は本発明による実施
の形態ハを示す。図8において、プロセスカートリッジ
Eは前記現像枠体13には透孔13aが設けられてお
り、トナー枠体12には前記透孔13aに相対する部分
に透孔は設けられていない。また、画像形成装置本体2
1には反射形フォトインタラプタの発光部25、受光部
26が設けられており、発光部25からの光が反射して
戻ってきた光を受光部26で検出し、フォトインタラプ
タに通ずる検知回路で前記シール部材16の有無を検知
する。すなわちシール部材16とトナー枠体12の光の
反射率の差をみることによってシール部材16の有無を
検知し、図示しない表示部等にシール部材16が引き抜
かれていないことを表示し、使用者に知らせることがで
きる。
【0059】尚、本実施の形態ハにおいてはシール部材
16を金属光沢を有する材質で構成するか、あるいはト
ナー枠体12の反射面に金属光沢を有するシール等を貼
り付けておく等の方法によりシール部材16が引抜かれ
ていない場合の検知をより確実に行なうことが出来る。
【0060】(実施の形態ニ)図9は、前記シール部材
16の巻き取り機構を有するプロセスカートリッジに本
発明を適用した例を示す。図9においてプロセスカート
リッジFは画像形成装置本体21に装着後、前記シール
部材16を巻きとる為の巻き取り機構27を有する。巻
き取り機構27は画像形成装置本体21からの駆動を受
けるギア27a、前記シール部材16を巻きつける巻き
取り軸27b等からなり、プロセスカートリッジFの一
端に回転自在に支持されている。ギア27aと巻き取り
軸27bは共に回転するように一体化されている。ま
た、前記シール部材16の折り返し面16b(図3参
照)の先端は前記巻き取り軸27bに固着されている。
シール部材16の被検出部分は巻き取られていない時に
は前記現像枠体13の透孔13aから露出している。
【0061】本実施の形態ニのプロセスカートリッジF
(新品)を使用者が画像形成装置本体21に装着する
と、画像形成装置本体21側では、前述の実施の形態ロ
あるいは実施の形態ハで示した様なシール部材有無検知
手段により、シール部材16が開封されていないプロセ
スカートリッジFが装着されたことを検知する。前記検
知手段がシール部材16を検知すると画像形成装置本体
21は前記プロセスカートリッジFの巻き取り機構27
を回転させる為の駆動系を駆動される。前記駆動系の駆
動中も前記シール部材有無検知手段は所定のタイミング
で前記シール部材16の有無を検知し続けており、シー
ル部材16があることを検知した場合には、更に駆動を
継続する。
【0062】シール部材16が巻き取り軸27bにほぼ
巻き取られ、シール部材16が透孔13aを去ったこと
を前記シール部材有無検知手段により検知した時、前記
駆動系を停止させる。尚、前記巻き取り機構27を駆動
させる為の駆動系は、画像形成のための駆動系と駆動源
を共通にし、前記プロセスカートリッジFに備えるシー
ル部材巻き取り機構27に駆動を伝達する前段にクラッ
チ機構を設け、前記クラッチを制御することにより、シ
ール部材16の巻き取り及び停止を行なわせても良い。
【0063】また、プロセスカートリッジFの装着ミス
や、万一の巻き取り機構27の不具合等により、シール
部材16が巻き取れなかった場合には、図10に示すカ
ウンタの計算値nがn>a(aはシール部材を巻き取る
のに十分な時間に相当するようにあらかじめ設定された
値)となった時点でシール巻き取りの駆動をOFFし、
装置本体の表示手段にシール巻き取りが出来ていないこ
とを表示する。
【0064】図10は上記動作をまとめて示すフローチ
ャートである。図10において、ステップS1でプロセ
スカートリッジFを画像形成装置本体21に装着する
と、ステップS2で画像形成装置本体21に備える巻き
取り機構27の巻き取り時間を検出するカウンタがリセ
ットされる。ステップS3ではシール部材16が透孔1
3aの位置に有るかどうかが検知され、シール部材16
が透孔13aをふさいでいるとステップS4に進み、画
像形成装置本体21からギア27aを駆動し巻き取り軸
27bはシール部材16を巻き取る。ステップS5では
巻き取り時間nが累算され、ステップS6では予め定め
られたシール部材16を開封するのに要する時間aとカ
ウント時間nが比較され、時間aにカウントした時間n
が達していると、ステップS7でシール部材16の有無
を検出し、シール部材16が有るとステップS4へ戻っ
て巻き取りを続行し、シール部材16がないと、ステッ
プS8でシール部材16の巻取り駆動はOFFする。そ
してステップS9で印刷準備を完了する。
【0065】上記においてステップS3で例えば再装着
のプロセスカートリッジFの場合シール部材16が無し
と検出されるとステップS9へ進む。
【0066】又、ステップS6でシール部材16の巻き
取り時間nがn>aの場合ステップS10へ進みシール
巻き取り駆動をOFFし、ステップS11でシール巻き
取り不可を表示する。
【0067】(実施の形態ハ)図11にシール部材巻き
取り機構を有するプロセスカートリッジに本発明を適用
した他の実施の形態ホを示す。尚、説明の都合上、トナ
ー枠体12、シール部材16、巻き取り機構27を示
し、現像枠体13はその一部分のみを示す。
【0068】シール部材16はその終端部に他の部分と
光の反射率(あるいは光の透過率)の異なる検知部分1
6cを有しており、画像形成装置本体21側のセンサは
前記検知部分16cが被検出部としての透孔13aに臨
んだ時点でシール部材16の巻き取り完了を検知するこ
とができる。すなわち、巻き取り機構27を有するプロ
セスカートリッジFにおいては、シール部材16を全域
に渡って引きはがす必要はなく、開口部12aが開放さ
れた時点で巻き取りを終了しても機能上なんらの支障も
ない。
【0069】従って開口部12aが開放された直後に前
記の光の反射率(あるいは光の透過率)の異なる部分が
被検出部の透孔13aに臨む様に、前記シール部材の検
知部分16cの長手寸法を設定することにより、巻き取
りに要する時間を短縮できる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シール部材が取り除かれているか否かを直接検知するの
で、プロセスカートリッジが使用可能であるか否かを確
実に検知できるとともに、プロセスカートリッジ内にセ
ンサ等を必要としない為、コストアップも殆どない。
【0071】従って使用者に、シール部材が取り除かれ
ていないことを知らせることのできる安価なプロセスカ
ートリッジを提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面は何れも本発明の実施の形態を示し、
【図1】本発明に係る画像形成装置の縦断面図である。
【図2】本発明に係るプロセスカートリッジの縦断面図
である。
【図3】本発明の実施の形態イに係るプロセスカートリ
ッジの分解斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態イに係るプロセスカートリ
ッジの斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態イに係るプロセスカートリ
ッジと本体側ガイドを示す断面図である。
【図6】本発明の実施の形態ロに係るプロセスカートリ
ッジの斜視図である。
【図7】本発明の実施の形態ロに係るプロセスカートリ
ッジ及び画像形成装置の縦断面図である。
【図8】本発明の実施の形態ハに係るプロセスカートリ
ッジ及び画像形成装置の縦断面である。
【図9】本発明の実施の形態ニに係るプロセスカートリ
ッジの斜視図である。
【図10】本発明の実施の形態ニに係るフローチャート
である。
【図11】本発明の実施の形態ホに係るプロセスカート
リッジの斜視図である。
【図12】画像形成装置のプロセスカートリッジ装着部
の斜視図である。
【符号の説明】
A…画像形成装置 B,D,E,F…プロセスカートリッジ D1…ガイド
手段 1…光学系 1a…光学ユニット 1b…ポリゴンミラ
ー 1c…スキャナーモータ 1d…結像レンズ 1e
…反射ミラー 2…被記録材 3…搬送手段 3a…給紙トレイ 3a1…内部材 3
a2…外部材 3c1,3c2…分離ローラ 3d1,
3d2…レジストローラ 3e…中間排出ローラ 3f
1,3f2…排出ローラ対 3g…ガイド部材 3h…
カセット 3i…ピックアッブローラ 3j…給送ロー
ラ 4…転写手段 5…定着手段 5a…駆動ローラ 5b…定着ローラ 6…排出部 7…感光ドラム 8…帯電手段 8a…帯電ローラ 9…露光部 10…現像手段 10a…現像スリーブ 10b…トナ
ー層厚規制部材 10c…トナー撹拌部材 11…クリーニング手段 11a…クリーニングブレー
ド 11b…廃トナー容器 12…トナー枠体 12a…開口部 12b…周縁部
12c…端部 12d…透孔 12e…段差面 12f
…引出し口 13…現像枠体 13a…透孔 13b,13c…突出
部 13d…開口部14…クリーニング枠体 15…画像形成装置本体 15a…開閉部材 16…シール部材 16a…折り返し部 16b…折り
返し面 16c…検知部分 17…ドラムシャッタ 18…ガイド面 19…ガイド面 20…突出部 21…画像形成装置本体 21A…上枠体 22…発光部 23…受光部 24…ヒンジ 25…発光部 26…受光部 27…巻き取り機構 27a…ギア 27b…巻き取り
軸 28…弾性部材 35…カートリッジ装着ガイド部 35a…第1ガイド
レール 35a1…溝部 35b…第2ガイドレール
35c…円柱状突起 35d…ガイド凸条 35e…係
合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小田川 和彬 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真感光体と、 前記電子写真感光体に作用する現像手段と、を有し、画
    像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにお
    いて、 前記現像手段は、電子写真感光体に現像剤を付与する現
    像剤担持体と、現像剤担持体に対して供給する現像剤を
    貯留する現像剤容器と、プロセスカートリッジを使用開
    始するまで現像剤を貯留した現像剤容器を密封して現像
    剤担持体と現像剤容器を離隔し、プロセスカートリッジ
    使用開始に当り取り除かれるシール部材と、を有し、 前記シール部材が取り除かれていない場合は、画像形成
    装置本体が有するシール部材検知手段によって検知され
    るシール部材被検知手段を有することを特徴とするプロ
    セスカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記被検知手段は、シール部材が取り除
    かれていない時、前記シール部材によって閉塞される透
    孔あるいは切欠き部であることを特徴とする請求項1に
    記載のプロセスカートリッジ
  3. 【請求項3】 前記被検知手段はシール部材とプロセス
    カートリッジの枠体との光の反射率の差であることを特
    徴とする請求項1に記載のプロセスカートリッジ。
  4. 【請求項4】 前記シール部材を画像形成装置本体から
    の駆動により巻き取るシール部材巻き取り手段を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のプロセスカートリッ
    ジ。
  5. 【請求項5】 前記シール部材の一部に着色部を有する
    請求項1に記載のプロセスカートリッジ
  6. 【請求項6】 前記シール部材の一部に光の反射率の異
    なる部分を有する請求項1に記載のプロセスカートリッ
    ジ。
  7. 【請求項7】 前記プロセスカートリッジとは、帯電手
    段、またはクリーニング手段と現像手段及び電子写真感
    光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジ
    を画像形成装置本体に対して着脱可能とする請求項1に
    記載のプロセスカートリッジ。
  8. 【請求項8】 前記プロセスカートリッジとは帯電手
    段、クリーニング手段の少なくとも一つと現像手段及び
    電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して画像形
    成装置本体に対して着脱可能とする請求項1に記載のプ
    ロセスカートリッジ。
  9. 【請求項9】 プロセスカートリッジを着脱可能で、記
    録媒体に画像を形成する画像形成装置において、 電子写真感光体と、前記電子写真感光体に作用する現像
    手段と、を有し、前記現像手段は、電子写真感光体に現
    像剤を付与する現像剤担持体と、現像剤担持体に対して
    供給する現像剤を貯留する現像剤容器と、プロセスカー
    トリッジを使用開始するまで現像剤を貯留した現像剤容
    器を密封して現像剤担持体と現像剤容器を離隔し、プロ
    セスカートリッジ使用開始に当たり取り除かれるシール
    部材と、を有し、前記シール部材が取り除かれていない
    場合は、画像形成装置本体が有するシール部材検知手段
    によって検知されるシール部材被検知手段を有するプロ
    セスカートリッジを取り外し可能に装着するための装着
    手段と、 前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、プロセスカ
    ートリッジが前記装着手段に装着された際、プロセスカ
    ートリッジのシール部材被検知手段に作用して、シール
    部材の有無を検知するシール部材検知手段と、を有する
    ことを特徴とする電子写真画像形成装置。
  10. 【請求項10】 シール部材検知手段は前記シール部材
    が取り除かれていない時、プロセスカートリッジ挿入時
    に前記シール部材に当接する突出部であることを特徴と
    する請求項9に記載の電子写真画像形成装置。
  11. 【請求項11】 シール部材検知手段は前記シール部材
    が取り除かれていない時、前記シール部材を検知する光
    学的検知手段であることを特徴とする請求項9に記載の
    電子写真画像形成装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0945768A2 (en) * 1998-03-26 1999-09-29 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and cartridge detachable to same
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