JPH09197895A - 熱定着装置 - Google Patents

熱定着装置

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JPH09197895A
JPH09197895A JP2309096A JP2309096A JPH09197895A JP H09197895 A JPH09197895 A JP H09197895A JP 2309096 A JP2309096 A JP 2309096A JP 2309096 A JP2309096 A JP 2309096A JP H09197895 A JPH09197895 A JP H09197895A
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JP
Japan
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fixing device
heat
heater
temperature
operation mode
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Pending
Application number
JP2309096A
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English (en)
Inventor
Kazuo Ogawa
和夫 小川
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱定着装置の温度を制御するために、各動作
モード内でON/OFF制御するヒータは、複数あるヒ
ータのうち一個だけとし、各動作モード内での電源の電
圧変動を小さくする。 【解決手段】 熱定着装置10は、複数個の電気ヒータ
1,H2を熱源とし、各ヒータH1,H2への通電をトラ
イアック1,2によりON/OFF制御することによ
り、熱定着装置10の温度を制御し、熱消費量が異なる
複数の動作モード(待期モード,コピーモード)を有す
る。複数ある電気ヒータH1,H2のうち、一個のヒータ
の発熱量を、それぞれの動作モードにおける熱消費量の
変動量のなかの最大の変動量よりも大きいものとし、該
1個のヒータをON/OFF制御することにより、各動
作モード内での交流電源13の電圧変動を小さくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機等における
熱定着装置、より詳細には、電気ヒータを熱源とする熱
定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真装置には、従来より、熱定着の
熱源として立ち上がりの早い、すなわち、通電を開始し
てから短時間で被加熱物の温度を高くすることが出来る
ハロゲンランプをヒータとして使用している。このハロ
ゲンランプを用いたヒータは、消費電力が1kW前後と
大きく、ON時には10A前後の大きな定常電流が流れ
る。また、OFF状態からONしたときには、定常時の
約10倍の突入電流が流れる。この大きな突入電流を該
熱定着装置が消費することにより、該熱定着装置が接続
されている交流電源に電圧変動を生じさせてしまう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】而して、近年、装置を
接続する交流電源に対して、該装置を交流電源に接続し
た時に、該交流電源に電圧変動等の電源妨害の少ない装
置が求められている。しかし、前述のごとき、電子写真
装置の熱定着装置は、温度をほぼ一定に保つために、熱
源のヒータをON/OFFしているため、ONするたび
に交流電源に電圧変動をきたし、近くの照明にちらつき
を発生させてしまう。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、複数
個の電気ヒータを熱源とする熱定着装置を有し、各ヒー
タへの通電をON/OFF制御することにより熱定着装
置の温度を制御し、熱消費量が異なる複数の動作モード
を有する熱定着装置において、前記複数ある電気ヒータ
のうち、一個のヒータの発熱量を、それぞれの動作モー
ドにおける熱消費量の変動量のなかの最大の変動量より
も大きくし、もって、ON/OFF制御するヒータを、
複数あるヒータのうちの一個だけとし、各動作モード内
での定常電流による電圧変動を小さくしたものである。
【0005】請求項2の発明は、複数個の電気ヒータを
熱源とする熱定着装置を有し、各ヒータへの通電をON
/OFF制御することにより熱定着装置の温度を制御
し、熱消費量が異なる複数の動作モードを有し、前記複
数ある電気ヒータのうち、一個のヒータの発熱量を、そ
れぞれの動作モードにおける熱消費量の変動量のなかの
最大の変動量よりも大きくした熱定着装置において、前
記ヒータとして、ニクロム線ヒータを使用し、もって、
突入電流による電圧変動を小さくしたものである。
【0006】請求項3の発明は、複数個の電気ヒータを
熱源とする熱定着装置を有し、各ヒータへの通電をON
/OFF制御することにより熱定着装置の温度を制御
し、熱消費量が大きい第一の動作モードと、熱消費量が
それより小さい第二の動作モードを有する熱定着装置に
おいて、前記電気ヒータは、ハロゲンランプヒータと、
ニクロム線ヒータとからなり、第一の動作モードにおい
ては、ハロゲンランプヒータを常にONさせ、ニクロム
線ヒータをON/OFF制御することにより熱定着装置
の温度を制御し、第二の動作モードにおいては、ハロゲ
ンランプヒータを常にOFFさせ、ニクロム線ヒータを
ON/OFF制御することを特徴とし、もって、ヒータ
のON/OFF動作に、ON時の突入電流の小さいニク
ロム線ヒータを用いるようにし、突入電流による電圧変
動を小さくするとともに、熱定着装置の立ち上りを早く
するようにしたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による熱定着装置
の一実施例を説明するための電気回路図で、図中、10
は熱定着装置、11は温度検出素子(サーミスタ)、1
2はマイコン、13は交流電源で、熱定着装置10は、
ハロゲンランプヒータH1とニクロム線ヒータH2を有
し、これらヒータH1,H2は、マイコン12によってオ
ン、オフ制御されるスイッチング素子1,2を通して交
流電源13により加熱される。
【0008】図1において、ハロゲンランプを用いたヒ
ータH1は、スイッチング素子であるトライアック1に
直列に接続され、ニクロム線ヒータH2は、トライアッ
ク2に直列に接続され、それぞれ交流電源13に接続さ
れている。熱定着装置10には、温度センサであるサー
ミスタ11が取り付けられている。この定着装置10の
温度を制御するマイコン12は、前述のサーミスタ11
の抵抗値の変化により定着装置の温度を検知する。そし
て、定着装置の温度が設定温度よりも低いときには、絶
縁のためのフォトトライアック4を介して、トライアッ
ク2にトリガ信号を送り、該トライアック2をONし、
ニクロム線ヒータH2に通電して発熱させる。熱定着装
置10が設定温度よりも高くなれば、マイコン12は、
トライアック2へのトリガ信号の発生を停止し、ニクロ
ム線ヒータH2への通電を止める。
【0009】また、マイコン12は、図示していない装
置全体を制御する制御部からの画像形成開始信号を受け
ると、絶縁のためのフォトトライアック3を介して、ト
ライアック1にトリガ信号を送り、トライアック1をO
Nし、ハロゲンランプを用いたヒータH1に通電し、該
ハロゲンランプヒータH1を発熱させる。そして、画像
形成終了信号を受けると、マイコン12は、トライアッ
ク1へのトリガ信号の発生を停止し、ハロゲンランプH
1を用いたヒータへの通電を止める。
【0010】今、本装置に電源を投入し、本装置を立上
げる時、定着装置10の温度が設定温度よりも低いとき
には、定着装置が設定温度に達するまで、ハロゲンラン
プを用いたヒータH1に通電し、発熱させる。したがっ
て、装置の立上り時で、定着装置が冷えているときは、
ハロゲンランプを用いたヒータH1とニクロム線ヒータ
2の両方に通電して設定温度に達するまで加熱する。
そして、設定温度に達すると、定着装置を設定温度に保
つだけの熱消費量が少ない動作モードである待機状態と
し、ハロゲンランプを用いたヒータH1への通電を止
め、前述のように、サーミスタ11による検知温度によ
り、ニクロム線ヒータH2をON/OFF制御して、定
着装置の温度を設定温度に保つ。
【0011】紙などの画像支持体とトナーを加熱するた
めに熱消費量が大きい動作モードである画像形成状態と
なると、ハロゲンランプを用いたヒータH1に通電し、
前述のように検知温度により、ニクロム線ヒータH2
ON/OFF制御して、定着装置の温度を設定温度に保
つ。待機状態での熱消費量は、装置が置かれている場所
の室温により異なり、装置の使用温度範囲では、例え
ば、200W〜150Wであり、変動量は、50Wであ
る。画像形成状態での熱消費量は、使用する画像支持体
の種類、厚さ、大きさや形成速度により異なり、装置で
使用できる画像支持体の範囲では、例えば、1000W
〜600Wであり、変動量は、400Wである。したが
って、この場合、ON/OFF制御するニクロム線ヒー
タH2は、400Wより大きい500Wのヒータを用い
る。ハロゲンランプを用いたヒータH1には、500W
のものを用いる。
【0012】
【発明の効果】請求項1の発明は、複数個の電気ヒータ
を熱源とする熱定着装置を有し、各ヒータへの通電をO
N/OFF制御することにより熱定着装置の温度を制御
し、熱消費量が異なる複数の動作モードを有する熱定着
装置において、前記複数ある電気ヒータのうち、一個の
ヒータの発熱量を、それぞれの動作モードにおける熱消
費量の変動量のなかの最大の変動量よりも大きくしたこ
とを特徴としたもので、前記実施例で説明すると、熱定
着装置としては、合計1000Wのヒータが必要である
が、500Wのヒータ2本にすることにより、各動作モ
ード内では、熱定着装置の温度を制御するためにON/
OFF制御するヒータは、500Wのヒータ一個だけに
なり、各動作モード内での定常電流による電圧変動を小
さく出来る。
【0013】請求項2の発明は、複数個の電気ヒータを
熱源とする熱定着装置を有し、各ヒータへの通電をON
/OFF制御することにより熱定着装置の温度を制御
し、熱消費量が異なる複数の動作モードを有し、前記複
数ある電気ヒータのうち、一個のヒータの発熱量を、そ
れぞれの動作モードにおける熱消費量の変動量のなかの
最大の変動量よりも大きくした熱定着装置において、前
記ヒータとして、ニクロム線ヒータを使用することを特
徴としたもので、熱定着装置の温度を制御するためにO
N/OFF制御するヒータに、ON時の突入電流がハロ
ゲンランプヒータより小さいニクロム線ヒータを使用し
たので、突入電流による電圧変動を小さくできる。
【0014】請求項3の発明は、複数個の電気ヒータを
熱源とする熱定着装置を有し、各ヒータへの通電をON
/OFF制御することにより熱定着装置の温度を制御
し、熱消費量が大きい第一の動作モードと、熱消費量が
それより小さい第二の動作モードを有する熱定着装置に
おいて、前記電気ヒータを、ハロゲンランプヒータと、
ニクロム線ヒータとし、第一の動作モードにおいては、
ハロゲンランプヒータを常にONさせ、ニクロム線ヒー
タをON/OFF制御することにより熱定着装置の温度
を制御し、第二の動作モードにおいては、ハロゲンラン
プヒータを常にOFFさせ、ニクロム線ヒータをON/
OFF制御することにより熱定着装置の温度を制御する
ことを特徴としたもので、熱定着装置の温度を制御する
ためにON/OFF制御するヒータに、ON時の突入電
流がハロゲンランプヒータより小さいニクロム線ヒータ
を使用したので、突入電流による電圧変動を小さくする
ことができる。また、各動作モード内ではON/OFF
しないヒータに、ONしたときの加熱が早いハロゲンラ
ンプヒータを使用することにより、熱定着装置の立ち上
りを早くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による熱定着装置の一実施例を説明す
るための電気回路図である。
【符号の説明】 1,2…トライアック、3,4…フォトトライアック、
10…熱定着装置、11…サーミスタ、12…マイコ
ン、13…交流電源。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の電気ヒータを熱源とする熱定着
    装置を有し、各ヒータへの通電をON/OFF制御する
    ことにより熱定着装置の温度を制御し、熱消費量が異な
    る複数の動作モードを有する熱定着装置において、前記
    複数ある電気ヒータのうち、一個のヒータの発熱量が、
    それぞれの動作モードにおける熱消費量の変動量のなか
    の最大の変動量よりも大きいことを特徴とする熱定着装
    置。
  2. 【請求項2】 複数個の電気ヒータを熱源とする熱定着
    装置を有し、各ヒータへの通電をON/OFF制御する
    ことにより熱定着装置の温度を制御し、熱消費量が異な
    る複数の動作モードを有し、前記複数ある電気ヒータの
    うち、一個のヒータの発熱量が、それぞれの動作モード
    における熱消費量の変動量のなかの最大の変動量よりも
    大きい熱定着装置において、前記ヒータとして、ニクロ
    ム線ヒータを使用することを特徴とする熱定着装置。
  3. 【請求項3】 複数個の電気ヒータを熱源とする熱定着
    装置を有し、各ヒータへの通電をON/OFF制御する
    ことにより熱定着装置の温度を制御し、熱消費量が大き
    い第一の動作モードと、熱消費量がそれより小さい第二
    の動作モードを有する熱定着装置において、前記電気ヒ
    ータは、ハロゲンランプヒータと、ニクロム線ヒータと
    からなり、第一の動作モードにおいては、ハロゲンラン
    プヒータを常にONさせ、ニクロム線ヒータをON/O
    FF制御することにより熱定着装置の温度を制御し、第
    二の動作モードにおいては、ハロゲンランプヒータを常
    にOFFさせ、ニクロム線ヒータをON/OFF制御す
    ることにより熱定着装置の温度を制御することを特徴と
    する熱定着装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0924576A2 (en) * 1997-12-19 1999-06-23 Canon Kabushiki Kaisha Flicker suppression device in electronic equipment

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0924576A2 (en) * 1997-12-19 1999-06-23 Canon Kabushiki Kaisha Flicker suppression device in electronic equipment
EP0924576A3 (en) * 1997-12-19 2000-07-19 Canon Kabushiki Kaisha Flicker suppression device in electronic equipment
US6240263B1 (en) 1997-12-19 2001-05-29 Canon Kabushiki Kaisha Flicker suppression device in electronic equipment

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