JPH091968A - 非接触型icカード及びこれを利用した情報交換システム - Google Patents
非接触型icカード及びこれを利用した情報交換システムInfo
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- JPH091968A JPH091968A JP7150605A JP15060595A JPH091968A JP H091968 A JPH091968 A JP H091968A JP 7150605 A JP7150605 A JP 7150605A JP 15060595 A JP15060595 A JP 15060595A JP H091968 A JPH091968 A JP H091968A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 回路構成及びプログラム開発が容易な非接触
型ICカードを提供するとともに、通信速度及び通信距
離等の特性を向上した情報交換システムを提供すること
を目的とする。 【構成】 電力供給用の電波を受信するためのアンテナ
2aと、データ用の電波を受信するためのアンテナ2b
と、受信した電力用の電波を整流して電力を得るための
整流回路11及び平滑用のコンデンサ6と、得られた電
力を使用してICカード10の内部回路に電源電圧を供
給する電源回路12と、受信した電波のデータ成分を検
波する検波回路13と、受信したデータを復調するとと
もに送信するデータを変調するための変復調回路14
と、得られたデータを処理及び記憶するための図示しな
いマイクロコンピュータやメモリ等の半導体装置とから
ICカード10が構成されている。
型ICカードを提供するとともに、通信速度及び通信距
離等の特性を向上した情報交換システムを提供すること
を目的とする。 【構成】 電力供給用の電波を受信するためのアンテナ
2aと、データ用の電波を受信するためのアンテナ2b
と、受信した電力用の電波を整流して電力を得るための
整流回路11及び平滑用のコンデンサ6と、得られた電
力を使用してICカード10の内部回路に電源電圧を供
給する電源回路12と、受信した電波のデータ成分を検
波する検波回路13と、受信したデータを復調するとと
もに送信するデータを変調するための変復調回路14
と、得られたデータを処理及び記憶するための図示しな
いマイクロコンピュータやメモリ等の半導体装置とから
ICカード10が構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は非接触型ICカードに関
し、詳しくは非接触型ICカードの構造及びこれを利用
した情報交換システムに関する。
し、詳しくは非接触型ICカードの構造及びこれを利用
した情報交換システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、スキー場のリフトの回数券用カー
ド、電車やバス等の回数券用及び定期券用カード、ある
いは在庫管理用タグ等として、カードを随時取り出して
改札口の読み取り装置等に通さないでもカードのデータ
の確認及び更新を行うことのできる、非接触型ICカー
ド(高周波タグともいう:以下ICカードと略す)が使
われるようになっている。
ド、電車やバス等の回数券用及び定期券用カード、ある
いは在庫管理用タグ等として、カードを随時取り出して
改札口の読み取り装置等に通さないでもカードのデータ
の確認及び更新を行うことのできる、非接触型ICカー
ド(高周波タグともいう:以下ICカードと略す)が使
われるようになっている。
【0003】この種のICカードは、図2に示すような
構造をしている。即ち、図2(a)に上面から見た透視
図、図2(b)に側面から見た透視図を示すように、厚
さが0.5mm乃至2.0mm程度のプラスチック樹脂
等の固定樹脂4の内部に、半導体装置や個別電子部品が
予め搭載された基板1と、コイル状に巻かれた銅線等か
らなるアンテナ2とが固定され、固定樹脂4の表面に
は、厚さが0.1mm程度のポリエチレンテレフタレー
ト(PET)等で所定の標印が予め施されたフィルム3
が貼着されている。基板1には予め配線パターンが印刷
形成され、所定の位置にマイコンやメモリ等の半導体装
置、抵抗やコンデンサ等の個別電子部品が搭載され、電
波の受信及び送信を行うアンテナ2は共振回路を構成す
るコンデンサとともに同調回路を構成している。
構造をしている。即ち、図2(a)に上面から見た透視
図、図2(b)に側面から見た透視図を示すように、厚
さが0.5mm乃至2.0mm程度のプラスチック樹脂
等の固定樹脂4の内部に、半導体装置や個別電子部品が
予め搭載された基板1と、コイル状に巻かれた銅線等か
らなるアンテナ2とが固定され、固定樹脂4の表面に
は、厚さが0.1mm程度のポリエチレンテレフタレー
ト(PET)等で所定の標印が予め施されたフィルム3
が貼着されている。基板1には予め配線パターンが印刷
形成され、所定の位置にマイコンやメモリ等の半導体装
置、抵抗やコンデンサ等の個別電子部品が搭載され、電
波の受信及び送信を行うアンテナ2は共振回路を構成す
るコンデンサとともに同調回路を構成している。
【0004】図3は、ICカードを利用した情報交換シ
ステムの一般的な構成例を示す。図3の情報交換システ
ムは、個別のデータを有するICカード10aと、IC
カード10aに電力を供給するための電波を送信すると
ともに、データを送受信するための改札装置20aとか
ら構成されている。更に、ICカード10aは、電波を
受信するためのアンテナ2aと、受信した電波を整流し
て電力を得るための整流回路11及び平滑用のコンデン
サ6と、得られた電力によりICカード10aの内部回
路に電源電圧を供給する電源回路12と、受信した電波
のデータ成分を検波する検波回路13と、受信したデー
タを復調したり送信するデータを変調したりするための
変復調回路14と、得られたデータを処理及び記憶する
ための図示しないマイクロコンピュータ等の制御回路や
メモリ等の記憶装置とから構成されている。
ステムの一般的な構成例を示す。図3の情報交換システ
ムは、個別のデータを有するICカード10aと、IC
カード10aに電力を供給するための電波を送信すると
ともに、データを送受信するための改札装置20aとか
ら構成されている。更に、ICカード10aは、電波を
受信するためのアンテナ2aと、受信した電波を整流し
て電力を得るための整流回路11及び平滑用のコンデン
サ6と、得られた電力によりICカード10aの内部回
路に電源電圧を供給する電源回路12と、受信した電波
のデータ成分を検波する検波回路13と、受信したデー
タを復調したり送信するデータを変調したりするための
変復調回路14と、得られたデータを処理及び記憶する
ための図示しないマイクロコンピュータ等の制御回路や
メモリ等の記憶装置とから構成されている。
【0005】一方、改札装置20aは、ICカード10
aへ送信する電力及びデータ信号を変調する変調回路1
4aと、その電波を送信するためのアンテナ2fと、I
Cカード10aからの電波を受信するアンテナ2gと、
受信したICカード10aからの電波のデータ成分を検
波する検波回路13bと、検波されたデータを復調する
ための復調回路14dと、復調されたデータをデータ処
理するとともに処理結果に応じて図示しない改札装置の
制御を行うための制御回路15aとから構成されてい
る。制御回路15aはマイクロコンピュータやメモリ等
の半導体装置からなり、改札装置は通行を制御するため
のゲート装置や誘導表示装置等から構成されている。
aへ送信する電力及びデータ信号を変調する変調回路1
4aと、その電波を送信するためのアンテナ2fと、I
Cカード10aからの電波を受信するアンテナ2gと、
受信したICカード10aからの電波のデータ成分を検
波する検波回路13bと、検波されたデータを復調する
ための復調回路14dと、復調されたデータをデータ処
理するとともに処理結果に応じて図示しない改札装置の
制御を行うための制御回路15aとから構成されてい
る。制御回路15aはマイクロコンピュータやメモリ等
の半導体装置からなり、改札装置は通行を制御するため
のゲート装置や誘導表示装置等から構成されている。
【0006】次に、このICカードを利用した情報交換
システムの一般的な使用例について図3に基づいて簡単
に説明する。ICカード10aには電源となる電池等が
内蔵されていないので、ICカード10aが必要とする
電力は、スキー場のリフト改札口等に設置された改札装
置20aの近傍を通過する時に、改札装置20aのアン
テナ2fから送られてくる数百kHz乃至数MHzの周
波数の電波をICカード10aのアンテナ2aで受信
し、整流回路11で整流しコンデンサ等に充電すること
で必要な電力を得、この電力が十分な間のみ、電源回路
12で所定の電源電圧を生成してICカード10aの内
部回路に供給し、データ受信及びその処理とデータ送信
を行う。
システムの一般的な使用例について図3に基づいて簡単
に説明する。ICカード10aには電源となる電池等が
内蔵されていないので、ICカード10aが必要とする
電力は、スキー場のリフト改札口等に設置された改札装
置20aの近傍を通過する時に、改札装置20aのアン
テナ2fから送られてくる数百kHz乃至数MHzの周
波数の電波をICカード10aのアンテナ2aで受信
し、整流回路11で整流しコンデンサ等に充電すること
で必要な電力を得、この電力が十分な間のみ、電源回路
12で所定の電源電圧を生成してICカード10aの内
部回路に供給し、データ受信及びその処理とデータ送信
を行う。
【0007】上述のような情報交換システムは、電波を
使用した相互通信によりICカード10aと改札装置2
0aとを接触させることなくデータ内容の確認を行うこ
とができる。従って、従来の磁気式カード等のように、
改札口等を通る毎にカードをポケット等から取り出した
り、車の窓を開けたりして改札装置に通す必要がなくな
り、改札時間が短縮されて渋滞し難くなる。このような
利便性から、非接触型のICカードおよびこれを利用し
た情報交換システムは、高速道路の料金確認等への応用
を始めとして、今後更に広く使われようとしている。
使用した相互通信によりICカード10aと改札装置2
0aとを接触させることなくデータ内容の確認を行うこ
とができる。従って、従来の磁気式カード等のように、
改札口等を通る毎にカードをポケット等から取り出した
り、車の窓を開けたりして改札装置に通す必要がなくな
り、改札時間が短縮されて渋滞し難くなる。このような
利便性から、非接触型のICカードおよびこれを利用し
た情報交換システムは、高速道路の料金確認等への応用
を始めとして、今後更に広く使われようとしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のICカ
ードは、受信した電波を整流しコンデンサ等に充電して
予め十分な電力を蓄えた後に、蓄えられた電力を供給可
能な間だけ情報交換を行い、電力が不足すれば再度充電
するということを度々繰り返す必要があるので、通信速
度を速くすることができないという問題があるととも
に、充電するときの通信距離が遠いと充電に時間がかか
るので、短時間で電力を得ようとすれば通信距離を長く
できないという問題があった。更に、電力を得るための
アンテナとデータを送受信するためのアンテナとが共用
されていて、電力の受信とデータの送受信とを状況によ
り切り換える等しなければいけなかったので、ICカー
ド10内の回路構成やプログラム等が複雑になり、開発
に時間がかかるという問題があった。
ードは、受信した電波を整流しコンデンサ等に充電して
予め十分な電力を蓄えた後に、蓄えられた電力を供給可
能な間だけ情報交換を行い、電力が不足すれば再度充電
するということを度々繰り返す必要があるので、通信速
度を速くすることができないという問題があるととも
に、充電するときの通信距離が遠いと充電に時間がかか
るので、短時間で電力を得ようとすれば通信距離を長く
できないという問題があった。更に、電力を得るための
アンテナとデータを送受信するためのアンテナとが共用
されていて、電力の受信とデータの送受信とを状況によ
り切り換える等しなければいけなかったので、ICカー
ド10内の回路構成やプログラム等が複雑になり、開発
に時間がかかるという問題があった。
【0009】そこで本発明はこれらの問題を解決し、回
路構成及びプログラム開発が容易なICカードを提供す
るとともに、通信速度及び通信距離等の特性を向上した
情報交換システムを提供することを目的とする。
路構成及びプログラム開発が容易なICカードを提供す
るとともに、通信速度及び通信距離等の特性を向上した
情報交換システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、請求項1の記載に係わる非接触型ICカードは、
内部に半導体集積回路及びアンテナが内蔵され、外部か
らの電波をアンテナで受信し整流することにより電力を
得、電力を基にデータの送受信を行う非接触型ICカー
ドにおいて、電力を得るための第1のアンテナと、デー
タを送受信するための第2のアンテナとが独立して設け
られていることを特徴とする。
めに、請求項1の記載に係わる非接触型ICカードは、
内部に半導体集積回路及びアンテナが内蔵され、外部か
らの電波をアンテナで受信し整流することにより電力を
得、電力を基にデータの送受信を行う非接触型ICカー
ドにおいて、電力を得るための第1のアンテナと、デー
タを送受信するための第2のアンテナとが独立して設け
られていることを特徴とする。
【0011】また、請求項2の記載に係わる非接触型I
Cカードを利用した情報交換システムは、内部に半導体
集積回路及びアンテナが内蔵され、外部からの電波をア
ンテナで受信し整流することにより電力を得、電力を基
にデータの送受信を行う非接触型ICカードと、ICカ
ードに電力用の電波を送信するとともにデータの情報交
換を行う改札装置と、からなる情報交換システムにおい
て、改札装置には、電力を送信するための第1のアンテ
ナと、データを送信するための第2のアンテナと、デー
タを受信するための第3のアンテナとが独立して設けら
れていることを特徴とする。
Cカードを利用した情報交換システムは、内部に半導体
集積回路及びアンテナが内蔵され、外部からの電波をア
ンテナで受信し整流することにより電力を得、電力を基
にデータの送受信を行う非接触型ICカードと、ICカ
ードに電力用の電波を送信するとともにデータの情報交
換を行う改札装置と、からなる情報交換システムにおい
て、改札装置には、電力を送信するための第1のアンテ
ナと、データを送信するための第2のアンテナと、デー
タを受信するための第3のアンテナとが独立して設けら
れていることを特徴とする。
【0012】請求項3の記載に係わる非接触型ICカー
ドを利用した情報交換システムは、請求項2に記載の情
報交換システムにおいて、改札装置は、電力を供給する
ための電波の到達距離がデータを送信するための電波の
到達距離よりも長くなるように電波を送信することを特
徴する。
ドを利用した情報交換システムは、請求項2に記載の情
報交換システムにおいて、改札装置は、電力を供給する
ための電波の到達距離がデータを送信するための電波の
到達距離よりも長くなるように電波を送信することを特
徴する。
【0013】
【作用】本発明のICカードの構成によれば、電力を得
るためのアンテナ2aとデータを送受信するためのアン
テナ2bが独立して設けられているので、アンテナ2a
によりICカードの動作に必要な電力の供給を受けなが
ら、アンテナ2bによりデータの送受信を行うことがで
きるようになる。
るためのアンテナ2aとデータを送受信するためのアン
テナ2bが独立して設けられているので、アンテナ2a
によりICカードの動作に必要な電力の供給を受けなが
ら、アンテナ2bによりデータの送受信を行うことがで
きるようになる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例であるICカードの構
成を図1を参照しながら詳細に説明する。尚、本明細書
では、全図面を通して、同一または同様の部位には同一
の符号を付して説明することにより説明を簡略化してい
る。図1は、本発明におけるICカードとこれを利用し
た情報交換システムの構成例を示す。図1の情報交換シ
ステムは、個別のデータを有するICカード10と、I
Cカード10に電力を供給するための電波を送信すると
ともに、所定のデータを送受信する改札装置20とから
構成されている。更に、ICカード10は、電力供給用
の電波を受信するためのアンテナ2aと、データ用の電
波を受信するためのアンテナ2bと、受信した電力用の
電波を整流して電力を得るための整流回路11及び平滑
用のコンデンサ6と、得られた電力を使用してICカー
ド10の内部回路に電源電圧を供給する電源回路12
と、受信した電波のデータ成分を検波する検波回路13
と、受信したデータを復調するとともに送信するデータ
を変調するための変復調回路14と、得られたデータを
処理及び記憶するための図示しないマイクロコンピュー
タやFLASHメモリ等の不揮発性メモリ等の半導体装
置とから構成されている。また、電源回路12は、得ら
れた電力から基準電圧を生成する基準電圧生成回路と、
この基準電圧と電源電圧を比較して電源電圧を一定値に
する電圧クランプ回路と、電源電圧が電力消費により予
め設定された電圧値よりも低くなるとICカード10a
の動作を初期設定または動作停止するための信号を出力
する電源電圧検出回路とから構成されている。
成を図1を参照しながら詳細に説明する。尚、本明細書
では、全図面を通して、同一または同様の部位には同一
の符号を付して説明することにより説明を簡略化してい
る。図1は、本発明におけるICカードとこれを利用し
た情報交換システムの構成例を示す。図1の情報交換シ
ステムは、個別のデータを有するICカード10と、I
Cカード10に電力を供給するための電波を送信すると
ともに、所定のデータを送受信する改札装置20とから
構成されている。更に、ICカード10は、電力供給用
の電波を受信するためのアンテナ2aと、データ用の電
波を受信するためのアンテナ2bと、受信した電力用の
電波を整流して電力を得るための整流回路11及び平滑
用のコンデンサ6と、得られた電力を使用してICカー
ド10の内部回路に電源電圧を供給する電源回路12
と、受信した電波のデータ成分を検波する検波回路13
と、受信したデータを復調するとともに送信するデータ
を変調するための変復調回路14と、得られたデータを
処理及び記憶するための図示しないマイクロコンピュー
タやFLASHメモリ等の不揮発性メモリ等の半導体装
置とから構成されている。また、電源回路12は、得ら
れた電力から基準電圧を生成する基準電圧生成回路と、
この基準電圧と電源電圧を比較して電源電圧を一定値に
する電圧クランプ回路と、電源電圧が電力消費により予
め設定された電圧値よりも低くなるとICカード10a
の動作を初期設定または動作停止するための信号を出力
する電源電圧検出回路とから構成されている。
【0015】一方、改札装置20は、ICカード10へ
送信する電力信号を変調する変調回路14aと、その電
波を送信するためのアンテナ2cと、ICカード10へ
送信するデータ信号を変調する変調回路14bと、その
電波を送信するアンテナ2cと、受信したICカード1
0からの電波のデータ成分を検波する検波回路13a
と、検波されたデータを復調するための復調回路14c
と、復調されたデータを処理するとともに処理結果に応
じて図示しない改札装置の制御を行うための制御回路1
5とから構成されている。制御回路15はマイクロコン
ピュータやメモリ等の半導体装置からなり、改札装置は
通行を制御するためのゲート装置や誘導表示装置等から
構成されている。
送信する電力信号を変調する変調回路14aと、その電
波を送信するためのアンテナ2cと、ICカード10へ
送信するデータ信号を変調する変調回路14bと、その
電波を送信するアンテナ2cと、受信したICカード1
0からの電波のデータ成分を検波する検波回路13a
と、検波されたデータを復調するための復調回路14c
と、復調されたデータを処理するとともに処理結果に応
じて図示しない改札装置の制御を行うための制御回路1
5とから構成されている。制御回路15はマイクロコン
ピュータやメモリ等の半導体装置からなり、改札装置は
通行を制御するためのゲート装置や誘導表示装置等から
構成されている。
【0016】次に、このICカードを利用した情報交換
システムの使用例について図1に基づいて説明する。I
Cカード10が必要とする電力は、改札装置20の近傍
を通過する時に、改札装置20の電力用のアンテナ2c
から送られてくる電波をICカード10のアンテナ2a
で受信し、整流回路11で整流しコンデンサ等に充電す
ることで必要な電力を得、電源回路12で所定の電源電
圧を生成してICカード10aの内部回路に供給する。
この電力供給を受けながら、同時に、改札装置20のデ
ータ用のアンテナ2dから送られる使用回数確認要求デ
ータ等の電波をアンテナ2bで受信し、検波回路13で
検波して変復調回路14でデータを復調し、マイクロコ
ンピュータ等の制御回路を駆動して料金や回数等のデー
タを書き換えを行い、その結果を変復調回路14で変調
し、アンテナ2bから改札装置20に送信する。この電
波を改札装置20のアンテナ2eで受信し、検波回路1
3aで検波して復調回路14cで復調し、制御回路15
でデータ処理することにより、改札装置20でICカー
ド10の使用状況を確認し、利用可能な人や物のみを通
過または停止させたり、所定の方向へ導くように誘導表
示を行ったり、再度ICカード10のデータの変更動作
を行ったりする。
システムの使用例について図1に基づいて説明する。I
Cカード10が必要とする電力は、改札装置20の近傍
を通過する時に、改札装置20の電力用のアンテナ2c
から送られてくる電波をICカード10のアンテナ2a
で受信し、整流回路11で整流しコンデンサ等に充電す
ることで必要な電力を得、電源回路12で所定の電源電
圧を生成してICカード10aの内部回路に供給する。
この電力供給を受けながら、同時に、改札装置20のデ
ータ用のアンテナ2dから送られる使用回数確認要求デ
ータ等の電波をアンテナ2bで受信し、検波回路13で
検波して変復調回路14でデータを復調し、マイクロコ
ンピュータ等の制御回路を駆動して料金や回数等のデー
タを書き換えを行い、その結果を変復調回路14で変調
し、アンテナ2bから改札装置20に送信する。この電
波を改札装置20のアンテナ2eで受信し、検波回路1
3aで検波して復調回路14cで復調し、制御回路15
でデータ処理することにより、改札装置20でICカー
ド10の使用状況を確認し、利用可能な人や物のみを通
過または停止させたり、所定の方向へ導くように誘導表
示を行ったり、再度ICカード10のデータの変更動作
を行ったりする。
【0017】本発明の情報交換システムでは、例えば、
電力用の電波として500kHz以下の周波数、データ
用の電波として1MHz以上の周波数を使用するように
すれば、データの混信等も少なくなる。また、電力用の
電波の電界強度をデータ用の電波の電界強度よりも強く
したり、電力用の電波の指向性をデータ用の電波より遠
い所に向けておくことにより、ICカード10に必要な
電力を予め得られるようにしておけば、データの情報交
換を更に効率よく短時間で行えるようになるので、高速
道路の料金支払等のようにかなりの速度で移動している
ような場合でも確実にデータ交換が行えるようになる。
電力用の電波として500kHz以下の周波数、データ
用の電波として1MHz以上の周波数を使用するように
すれば、データの混信等も少なくなる。また、電力用の
電波の電界強度をデータ用の電波の電界強度よりも強く
したり、電力用の電波の指向性をデータ用の電波より遠
い所に向けておくことにより、ICカード10に必要な
電力を予め得られるようにしておけば、データの情報交
換を更に効率よく短時間で行えるようになるので、高速
道路の料金支払等のようにかなりの速度で移動している
ような場合でも確実にデータ交換が行えるようになる。
【0018】尚、本発明のICカードの構造は、従来技
術で説明した構造と同様で良いが、これに限定されるも
のではない。例えば、固定樹脂4には前述のプラスチッ
ク樹脂以外にポリブチレンテレフタレート(PBT)等
のような熱可塑性ポリエステル樹脂や、エポキシ樹脂や
フェノール樹脂等の熱硬化型樹脂等の絶縁性を有する樹
脂を使用することができ、フィルム3には前述のPET
の他、150℃程度の温度に耐えられるフィルムであれ
ば良く、上側または下側のフィルムの少なくとも一方の
みでも良い。また、図1では、基板1はアンテナコイル
2の内側に位置しているが、アンテナコイル2の外側に
位置していても良く、基板の位置や大きさには依存しな
い。更に、基板及びアンテナを凹部が設けられた樹脂ケ
ースに貼着して収納するようすれば、樹脂で固定しなく
ても良い。
術で説明した構造と同様で良いが、これに限定されるも
のではない。例えば、固定樹脂4には前述のプラスチッ
ク樹脂以外にポリブチレンテレフタレート(PBT)等
のような熱可塑性ポリエステル樹脂や、エポキシ樹脂や
フェノール樹脂等の熱硬化型樹脂等の絶縁性を有する樹
脂を使用することができ、フィルム3には前述のPET
の他、150℃程度の温度に耐えられるフィルムであれ
ば良く、上側または下側のフィルムの少なくとも一方の
みでも良い。また、図1では、基板1はアンテナコイル
2の内側に位置しているが、アンテナコイル2の外側に
位置していても良く、基板の位置や大きさには依存しな
い。更に、基板及びアンテナを凹部が設けられた樹脂ケ
ースに貼着して収納するようすれば、樹脂で固定しなく
ても良い。
【0019】更に、アンテナ2a及び2bの配置は、コ
イル部を平面方向に独立または同芯円状に並べたり、厚
み方向にコイル部を重ねたりしても良く、アンテナの形
状はコイル状だけでなく平板状や管状でも構わない。ま
た、記憶装置は前述のFLASHメモリの他、電源電圧
がなくなっても記憶データが保持できるような不揮発メ
モリであればよく、マイクロコンピュータ等に内蔵され
ていても構わない。
イル部を平面方向に独立または同芯円状に並べたり、厚
み方向にコイル部を重ねたりしても良く、アンテナの形
状はコイル状だけでなく平板状や管状でも構わない。ま
た、記憶装置は前述のFLASHメモリの他、電源電圧
がなくなっても記憶データが保持できるような不揮発メ
モリであればよく、マイクロコンピュータ等に内蔵され
ていても構わない。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のICカー
ド及びこれを利用した情報交換システムによれば、アン
テナ2aによりICカードの動作に必要な電力の供給を
受けながら、アンテナ2bによりデータの送受信を行う
ことができるようになるので、ICカード内の通信速度
及び通信距離の特性を向上することができるという効果
があるとともに、ICカード内の回路構成及びプログラ
ム開発が容易になるという効果がある。
ド及びこれを利用した情報交換システムによれば、アン
テナ2aによりICカードの動作に必要な電力の供給を
受けながら、アンテナ2bによりデータの送受信を行う
ことができるようになるので、ICカード内の通信速度
及び通信距離の特性を向上することができるという効果
があるとともに、ICカード内の回路構成及びプログラ
ム開発が容易になるという効果がある。
【図1】 本発明による非接触型ICカードの構成及び
これを利用した情報交換システムを示す説明図、
これを利用した情報交換システムを示す説明図、
【図2】 従来の非接触型ICカードの構造を示す説明
図、
図、
【図3】 従来の非接触型ICカードの構成及びこれを
利用した情報交換システムを示す説明図である。
利用した情報交換システムを示す説明図である。
2 :アンテナ(同調回路) 10 :ICカード 11 :整流回路 12 :電源回路 13、13a:検波回路 14 :変復調回路 14a、14b:変調回路 14c:復調回路 15 :制御回路 20 :改札装置
Claims (3)
- 【請求項1】 内部に半導体集積回路及びアンテナが内
蔵され、外部からの電波を前記アンテナで受信し整流す
ることにより電力を得、前記電力を基にデータの送受信
を行う非接触型ICカードにおいて、前記電力を得るた
めの第1のアンテナと、前記データを送受信するための
第2のアンテナとが独立して設けられていることを特徴
とする非接触型ICカード。 - 【請求項2】 内部に半導体集積回路及びアンテナが内
蔵され、外部からの電波を前記アンテナで受信し整流す
ることにより電力を得、前記電力を基にデータの送受信
を行う非接触型ICカードと、前記ICカードに前記電
力用の電波を送信するとともに前記データの情報交換を
行う改札装置と、からなる情報交換システムにおいて、
前記改札装置には、前記電力を送信するための第1のア
ンテナと、前記データを送信するための第2のアンテナ
と、前記データを受信するための第3のアンテナとが独
立して設けられていることを特徴とする非接触型ICカ
ードを利用した情報交換システム。 - 【請求項3】 前記改札装置は、前記電力を供給するた
めの電波の到達距離が前記データを送信するための電波
の到達距離よりも長くなるように電波を送信することを
特徴する請求項2に記載の非接触型ICカードを利用し
た情報交換システム。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7150605A JPH091968A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 非接触型icカード及びこれを利用した情報交換システム |
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CA002224442A CA2224442C (en) | 1995-06-16 | 1996-06-13 | Semiconductor device, ic card utilizing the same and communication system |
EP96917678A EP0832467B8 (en) | 1995-06-16 | 1996-06-13 | Semiconductor device, ic card utilizing the same and communication system |
CN96196088A CN1107922C (zh) | 1995-06-16 | 1996-06-13 | 半导体器件,使用同样器件的ic卡和通信*** |
US08/973,564 US6223990B1 (en) | 1995-06-16 | 1996-06-13 | Communication system including a dual passive antenna configuration |
DE69637439T DE69637439T2 (de) | 1995-06-16 | 1996-06-13 | Ringoszillatorschaltung und chipkarte |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7150605A JPH091968A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 非接触型icカード及びこれを利用した情報交換システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH091968A true JPH091968A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=15500546
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP7150605A Pending JPH091968A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 非接触型icカード及びこれを利用した情報交換システム |
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- 1995-06-16 JP JP7150605A patent/JPH091968A/ja active Pending
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