JP3475996B2 - 非接触icカードシステム、icカード用のカードリーダ及びicカード - Google Patents

非接触icカードシステム、icカード用のカードリーダ及びicカード

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JP3475996B2 JP27476297A JP27476297A JP3475996B2 JP 3475996 B2 JP3475996 B2 JP 3475996B2 JP 27476297 A JP27476297 A JP 27476297A JP 27476297 A JP27476297 A JP 27476297A JP 3475996 B2 JP3475996 B2 JP 3475996B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は、マイクロコンピュ
ータやメモリなどを搭載したキャッシュカード、クレジ
ットカード、ID(身分証明用)カード、またはメモリ
カード等のICカード中に記憶されたデータを、カード
リーダで読みとる非接触ICカードシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロコンピュータやメモリなどを搭
載したキャッシュカード、クレジットカード、ID(身
分証明用)カード、またはメモリカード等のICカード
中に記憶されたデータを、カードリーダ側で読みとる非
接触ICカードシステムが提案されている。非接触IC
カードシステムにおけるデータの授受は、接触型のIC
カードシステムのように、カード側に設けられた金属端
子を外部入出力機器に電気的に直接接続することにより
行われるのではなく、アンテナを介して、高周波電磁界
や超音波による振動エネルギーを授受することにより達
成される。従って、非接触ICカードシステムでは、金
属端子の磨耗、腐食、あるいは汚れ等による接触不良や
カード内部素子の静電破壊といった接触ICカードシス
テム固有の問題を解消することができる。
【0003】特開平2−19989号公報には、ICカ
ード内部に、特定の周波数で共振するダイポールアンテ
ナを内蔵し、このアンテナが呈するインピーダンスを、
カードリーダ側に送信すべきデータの内容に応じて変化
させる方式が開示されている。すなわち、ダイポールア
ンテナの共振を操作して反射器とし、反射した空間電波
そのものを、カードリーダ側の送信アンテナとは別に受
信専用のアンテナを設けて受信する。ICカードが有す
るダイポールアンテナの反射特性は、アンテナのインピ
ーダンスの変化に対応して変わるから、このアンテナに
対して、特定の周波数の電磁波をカードリーダ側の送信
アンテナから放射すると、送信データの内容によって反
射波の位相またはレベルが変化する。カードリーダ側の
受信アンテナを介して、これを検出することにより送信
データを特定することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、公報に
記載された従来の方式では、空中に放射された反射波を
カードリーダ側で受信し、送信データを特定するもので
あるから、アンテナ周囲に生じた雑音電界の影響を受け
やすいという問題がある。また、カードリーダ側に送信
アンテナと受信アンテナという2つの専用アンテナを設
ける必要となるとともに、送信アンテナからの送信信号
が直接受信アンテナに回り込むのを防ぐために、鋭い指
向性を有するアンテナが必要である。
【0005】また、この従来の方式は、公報中の実施例
に記載があるとおり、GHz帯での使用においては適して
いるが、実際のICカードで使用される14MHz等のH
F(High Frequency)帯の低い周波数で利用することは困
難である。従来の方式をHF帯で使用しようとすると、
計算上ダイポールアンテナの全長が10m程度の大きさ
になってしまい、コンパクトなICカードにそのような
アンテナを設けることは不可能だからである。
【0006】そこで、本発明の目的は、周囲の雑音電界
の影響を受けにくい非接触ICカードシステムを提供す
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、第1の発明は、カードリーダとICカードとを有
し、カードリーダとICカードの双方に設けられたアン
テナを介して、ICカードからカードリーダにデータを
送信する非接触ICカードシステムを提供する。この非
接触ICカードシステムは、前記カードリーダ側に設け
られ、キャリアとしての交流信号を発生する発振手段
と、カードリーダ側に設けられ、前記ICカード及び前
記カードリーダ間の伝送系の負荷を、負荷のマッチング
がとれた第1の状態に初期的に設定するマッチング手段
と、前記ICカード側の前記アンテナに接続されたスイ
ッチング手段と、前記ICカード側から前記カードリー
ダ側に送信される送信データの内容に応じて、前記IC
カード側の交流特性を変化させるように前記スイッチン
グ手段を制御し、それにより前記伝送系の負荷を、負荷
のマッチングがとれた前記第1の状態または負荷のマッ
チングがとれていない第2の状態に選択的に変化させ
る、前記ICカード側に設けられた制御手段と、前記カ
ードリーダ側に設けられ、前記伝送系の負荷の状態に応
じて、前記カードリーダ側の前記アンテナに接続された
伝送系線路内に生じる反射波を検出する反射波検出手段
と、前記カードリーダ側に設けられ、前記検出された反
射波に応じて、前記送信データを特定するデータ特定手
段とを有する。
【0008】このような構成において、前記マッチング
手段は、コイル及びキャパシタを含み、前記反射波検出
手段と前記カードリーダ側のアンテナとの間に設けられ
る。
【0009】また、この反射波検出手段は、方向性結合
手段やフィルタを含んでいてもよい。方向性結合手段に
より、伝送系上の交流電力の向きを検出することができ
る。また、フィルタはコイル及びキャパシタから構成さ
れ、キャリアの高周波成分を除去することができる。
【0010】データ特定手段は、フィルタの出力が閾値
より大きい場合には、一方のデータと判定すると共に、
フィルタの出力がこの閾値より小さい場合には、他方の
データと判定する。
【0011】第2の発明は、ICカードから送信された
送信データをアンテナを介して受信するICカード用の
カードリーダを提供する。このカードリーダは、キャリ
アとしての交流信号を発生する発振手段と、前記ICカ
ード及び前記カードリーダ間の伝送系の負荷を、負荷の
マッチングがとれた第1の状態に初期的に設定するマッ
チング手段と、前記ICカードから前記カードリーダに
送信される送信データの内容に応じて、前記ICカード
側の交流特性を変化させ、前記伝送系の負荷を、負荷の
マッチングがとれた前記第1の状態または負荷のマッチ
ングがとれていない第2の状態に選択的に変化させるこ
とにより、前記カードリーダ側の前記アンテナに接続さ
れた伝送系線路内に生じる反射波を検出する反射波検出
手段と、前記検出された反射波に応じて、前記送信デー
タを特定するデータ特定手段とを有する。
【0012】このような構成において、前記マッチング
手段は、コイル及びキャパシタを含み、前記反射波検出
手段と前記カードリーダ側のアンテナとの間に設けられ
る。
【0013】また、反射波検出手段は、上述の方向性結
合手段や上述のフィルタを含んでいてもよくい。
【0014】データ特定手段は、フィルタの出力が閾値
より大きい場合には、一方のデータと判定すると共に、
前記フィルタの出力が前記閾値より小さい場合には、他
方のデータと判定する。
【0015】第3の発明は、ICカードに関し、このI
Cカードは、コイルアンテナと、前記コイルアンテナに
接続され、前記アンテナを選択的にオープンまたはショ
ートするスイッチング手段と、前記送信データを記憶す
るメモリと、前記送信データの内容に応じて前記スイッ
チング手段を制御し、前記ICカードの交流特性を選択
的に変化させることにより、送受信間の伝送系の負荷の
状態を、負荷のマッチングがとれた第1の状態または負
荷のマッチングがとれていない第2の状態に選択的に変
化させ、それにより前記送信データの受信先が前記送信
データを特定するために、前記送信データに応じて前記
カードリーダ側の前記アンテナに接続された伝送系線路
内に反射波を生じさせる制御手段とを有する。
【0016】このような構成において、コイルアンテナ
から受信された交流信号を整流することにより、ICカ
ード内における駆動用電源を生成する整流手段をさらに
設けてもよい。この駆動用電源により、スイッチング手
段を駆動させることが好ましい。上記のメモリは、一般
に不揮発性メモリであることが好ましい
【0017】
【作用】このような構成においては、伝送系の負荷の状
態を送信データの内容に応じて変化させる。この負荷の
状態の変化に伴って送受信間の伝送系上に生じる反射波
の値も相違する。ここでいう反射波は、ICカード側の
アンテナから放射される空間的な反射波ではなく、送受
信間の伝送系の負荷の状態に応じて伝送系上を負荷側
(ICカード側)から戻ってくる交流電力であるため、
空間的に生じた雑音電界の影響を基本的に受けない。伝
送系上の反射波の値は、送信データに対応づけられてい
るのでこの値をモニタリングすることによりICカード
からの送信データを特定できる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による非接触IC
カードシステムの実施例の構成を示すブロック図であ
る。このシステムはカードリーダ及びICカードで構成
される。カードリーダは、発振回路1、制御回路2、変
調回路3、反射波検出回路4、マッチング回路5、及び
コイルアンテナ6を有している。一方、ICカードは、
コイルアンテナ7、整流回路8、制御回路9、スイッチ
ング回路10、及びメモリ11を有している。
【0019】このようなメモリ11を内蔵したICカー
ドは、銀行口座から金銭を引き出すため、個人の情報を
識別するため、品物に取り付けて品物の内容、送り先を
指定するため等の様々な目的で使用される。メモリ11
中には、それぞれの目的に応じたデータが記憶されてい
る。
【0020】まず、カードリーダ側からICカード側へ
のデータ送信について説明する。発振回路1は、キャリ
アとしての交流信号を発生する。交流信号の周波数は、
例えば、ICカードで実際に使用される14MHz程度の
HF帯の低周波数であってもよい。アンテナとしてコイ
ルアンテナを用いることにより、かかる周波数帯での本
システムの実現が容易になる。
【0021】制御回路2は、カードリーダ側からICカ
ード側に送信すべきディジタルデータを変調回路3に供
給する。送信すべきデータは直列化(シリアライズ)さ
れた後、変調回路3においてキャリアに乗せられるの
で、変調された交流信号が得られる。変調方法は、従来
から存在する数々の変調方法を用いることができる。変
調された交流信号は、カードリーダ側に設けられたコイ
ルアンテナ6から高周波電磁界として空間に発せられ
る。なお、反射波検出回路4及びマッチング回路5は、
カードリーダ側からICカード側へのデータ送信におい
ては直接関係しない。これらの回路が関係するのは、I
Cカード側からカードリーダ側へのデータ送信時であ
る。この点については後述する。
【0022】一方、ICカード側に設けられたコイルア
ンテナ7は、この高周波電磁界を受信し、この電磁界に
対応して生じる交流信号を、整流回路8及び制御回路9
に供給される。制御回路9は、受信されたデータをメモ
リ11に保存するように制御したり、処理結果を送信し
たりするような制御を行う。制御回路9は、復調回路1
2及び直列化回路13を含む。受信された電波は復調回
路12により復調されてパルスデータ化され、さらにこ
のパルスデータは並列化される。このようにして、制御
回路9に供給された交流信号は、カードリーダ側から送
信されたディジタルデータとして特定される。このディ
ジタルデータは、必要に応じて、不揮発性メモリ(例え
ばEEPROM)などのメモリ11中に記憶される。
【0023】また、ICカード側のアンテナ7での受信
で得られた交流信号は、整流回路8により整流され、直
流信号が生成される。この直流信号をICカードにおけ
る電源として用いる。整流回路8は、一例として倍電圧
整流回路を用いている。ICカード側のコイルアンテナ
7の巻き数を、カードの設計上の理由であまり増すこと
ができない場合、このような倍電圧整流回路を用いるこ
とが好ましい。また、このように受信された交流信号を
整流して電源を生成すれば、ICカード内で電池を設け
る必要がなくなるか、ICカードが電池を有する場合で
も電池の消費を著しく低減できる。
【0024】スイッチング回路10は、FETを使用し
たスイッチで、オン状態ではコイルアンテナ7をショー
トし、オフ状態ではコイルアンテナ7をオープンにす
る。なお、カードリーダ側から信号を受信する場合には
オフ状態となっている。
【0025】次に、ICカード側からカードリーダ側へ
のデータ送信について説明する。本実施例におけるデー
タ送信は、ICカード側のアンテナから反射波を空間的
に放射する方法ではなく、送受信間における伝送系の負
荷の状態を送信データの内容に応じて積極的に変化させ
ることにより達成される。そのために、本実施例の特徴
は、伝送系の負荷のマッチングを初期的に設定しておく
こと、送信データに応じてICカード側の交流特性(純
抵抗Rと、複素分(キャパシタンスC及びインダクタン
スL)からなる複合特性)を変化させ、それにより設定
されたマッチングを変化させること、そして、負荷の状
態に応じて生じる伝送系上の反射波をモニタリングする
ことにより、送信データを特定すること、の3点にあ
る。そして、これを達成する上で重要となるのが、カー
ドリーダ側の反射波検出回路4及びマッチング手段5、
さらにはICカード側のスイッチング回路10である。
【0026】まず、伝送系の負荷の変化とそれに応じて
伝送系上に生じる反射波との関係について説明する。通
常、負荷に対して高周波電力を供給する場合、もっとも
効率よく電力を供給できるのは、電気線路(通常は50
オームや75オームの特性を有する給電線)の特性イン
ピーダンスと負荷インピーダンスが合致している状態で
ある。図1の実施例において、電気線路の特性インピー
ダンスは、変調回路3の右端からマッチング手段5の左
端までの電気線路のインピーダンスであり、負荷インピ
ーダンスは、マッチング回路5からみて右全体の系(こ
れを伝送系という)のインピーダンスである。(コイル
アンテナ6、7、及びICカード内の電力需要回路を総
合した特性)である。全ての高周波電力が給電線上を負
荷に向かって流れる状態では、電力は完全に負荷に吸収
される。このような状態を伝送系の負荷のマッチングが
完全にとれた状態という。
【0027】一方、マッチングが完全にとれていない状
態、すなわち負荷の状態と給電線のインピーダンスが異
なる値である場合や、負荷が等価的にインダクタンス成
分やキャパシタンス成分を含んでいる(複素分が打ち消
されていない状態)ため純抵抗でない場合は、一部の高
周波電力は負荷に吸収されずに伝送系上を逆に戻ってく
る。このように伝送系上を負荷側から戻ってくるものが
反射波である。反射波の大きさはマッチングのずれの程
度に依存している。
【0028】そこで、伝送系の負荷のマッチングがとれ
た初期状態を意図的に設定しておき、ICカード側から
の送信データに応じて、ICカード側の交流特性を意図
的に変化させる。これにより、伝送系の負荷が変化し、
その程度に応じた反射波が生じる。すなわち、反射波
は、ICカードから送信されるデータに対応して変化す
るので、この反射波をモニタリングすることにより送信
データを特定することができる。
【0029】カードリーダ側に設けられたマッチング回
路5は、コイル及びキャパシタの組み合わせで構成され
ている。コイルL1は、その一端(ノードA)が反射波
検出回路4に接続され、他端(ノードB)がアンテナ6
に接続されている。キャパシタC1は、一端がノードA
に接続され、他端が接地されている。さらに、キャパシ
タC2は、一端がノードBに接続され、他端が接地され
ている。
【0030】マッチング回路5は、発振回路1により生
成された交流信号が供給された状態における負荷インピ
ーダンスを、コイル及びキャパシタを用いて補正するこ
とにより、等価的に純抵抗の所望のインピーダンスに合
致させる。すなわち、伝送系の負荷のマッチングをとっ
ているのである。給電電力を効率よく負荷に送り込め、
伝送系上に閾値以上の反射波が生じないような負荷の状
態に積極的に設定しておく。
【0031】なお、図示のマッチング回路5は、コイル
L1の両端にキャパシタC1、C2が接続されたπ型と
呼ばれる構成を図示しているが、一方のキャパシタにの
みが接続されたL型と呼ばれる構成であってもよい。マ
ッチング回路5を具体的にどのような構成にするかは、
負荷側の特性を考慮して設計される。
【0032】カードリーダ側に送信すべきデータ(例え
ばメモリ11中に記憶されたデータ)は制御回路9によ
り読み出され、直列化回路13により送信データとして
直列化されパルス列化されたスイッチング信号となる。
そして、その列の順序に従ってFETに送られ、FET
がスイッチング動作を実行する。これにより、コイルア
ンテナ7がオープンまたはショートと順次変化するので
ICカード側の交流特性もまた順次変化する。その結
果、送信データの内容に応じて、ICカードも含めた伝
送系の負荷のマッチング状態が崩れた状態が生じる。
【0033】カードリーダ側に設けられた反射波検出回
路3は、伝送系の負荷の状態の変化に応じて、伝送系上
に生じる反射波を検出するためのものである。この反射
波を検出するために、交流電力の流れる向きを検出する
ための方向性結合器を用いる。これを達成する素子は色
々考えられるが、本実施例では、トロイダルコイルL2
を利用したトランス結合のものを用いている。マッチン
グが崩れた状態では負荷側から(図面の右から左へ向け
て)高周波の反射電力が流れ、ダイオードD1のカソー
ド側に反射波に応じた成分が現れる。この成分をコイル
及びキャパシタから構成されるフィルタ14を通じて、
キャリアの高周波成分を取り除くことにより、パルス化
された反射波(パルスデータ)が得られる。
【0034】制御回路2中のデータ特定回路15は、反
射波に応じて得られたパルスデータを閾値と比較し、デ
ータ並列化処理を行うことで送信データを特定する。図
2は、カードリーダに対するICカードの相対位置とパ
ルスデータとの関係を示す図である。同図(a)のよう
に、カードリーダ上の定位置にICカードが置かれてい
る場合、パルス列化された反射波(フィルタ14の出力
データ)は、送信データが一方のビットであれば0Vと
なり、他方のビットであれば1Vとなる。ところが、カ
ードリーダ上の定位置とずれてICカードが置かれた場
合、反射波は、一方のビット(スイッチング回路10の
オフ時に対応したビット)であっても0Vとならない
(図2(b)の例では0.5V程度)。しかしながら、本
実施例において、ビットの判定は、スイッチング回路1
0のオン時及びオフ時における反射波の差が検出できさ
えすればよいので、適切に閾値を設定し、反射波の値と
閾値とを比較すればビットを特定することができる。こ
の閾値は固定値(図2(b)の例では0.75V程度)を予
め設定しておいてもよいし、実際の反射波の状態に基づ
いて適応的に動的決定してもよい。
【0035】コイルアンテナ7、8同士が結合されてい
ればビット判定が可能な程度の反射波を検出することが
できる。従ってカードリーダとICカードの位置関係は
それほど厳密である必要はない。その意味で、初期的に
設定される伝送系の負荷のマッチングも、反射波が全く
生じない程に完全にとっておく必要はない。
【0036】上述した本実施例において、カードリーダ
による送信データの特定は、ICカード側から空中に放
射された電波をカードリーダ側で受信することにより行
われるのではなく、伝送系の負荷の状態、すなわち伝送
系上を反射してくる交流電流を検知することにより行わ
れる。伝送系上に生じる反射波の大きさは伝送系の負荷
に依存し、アンテナ周辺の雑音電界の影響をうけない。
従って、周囲の雑音電界の影響に対して極めて強いシス
テムを構築することが可能となる。
【0037】また、本実施例は、上述のように伝送系の
負荷の状態を検出する方法であり、ICカード側から放
射された電波を受信するものではないので、カードリー
ダ側で受信専用のアンテナを別に設ける必要はなく、カ
ードリーダ側では1つのアンテナですむという効果があ
る。
【0038】さらに、本実施例では、実際に使用される
HF帯の低い周波数を用いた非接触型ICカードシステ
ムにおいても容易に実現することができる。
【0039】
【効果】このように本発明のような非接触カードシステ
ムにおいては、ICカードからカードリーダにデータを
送信する際、送信データの内容に応じて伝送系の負荷を
変化させるような制御をICカード側で行っており、カ
ードリーダ側では、この負荷の変化により生じる反射波
を検出することで送信データを特定している。この反射
波は、ICカードから空間的に放射される電波ではな
く、送受信間の伝送系の負荷の状態に依存して、伝送系
上を負荷側から戻ってくる交流電力である。そのため、
アンテナ周辺の雑音電界の影響を受けにくいので、より
正確なデータ送信が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による非接触ICカードシステムの実施
例の構成を示すブロック図である
【図2】カードリーダに対するICカードの相対位置と
パルスデータとの関係を示す図である
【符号の説明】
1・・・発振回路、2・・・制御回路、3・・・変調回
路、4・・・反射波検出回路、5・・・マッチング回
路、6、7・・・コイルアンテナ、8・・・整流回路、
9・・・制御回路、10・・・スイッチング回路、11
・・・メモリ、12・・・復調回路、13・・・直列化
回路、14・・・フィルタ、15・・・データ特定回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−100887(JP,A) 特開 平9−214842(JP,A) 特開 平5−143799(JP,A) 特開 平8−115830(JP,A) 特開 平9−148869(JP,A) 実開 平3−84178(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06K 17/00 G06K 19/07 B42D 15/10 H04B 5/00 - 5/06

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カードリーダとICカードとを有し、前記
    カードリーダと前記ICカードの双方に設けられたアン
    テナを介して、前記ICカードから前記カードリーダに
    データを送信する非接触ICカードシステムにおいて、 前記カードリーダ側に設けられ、キャリアとしての交流
    信号を発生する発振手段と、前記カードリーダ側に設けられ、前記ICカード及び前
    記カードリーダ間の伝送系の負荷を、負荷のマッチング
    がとれた第1の状態に初期的に設定するマッチング手段
    と、 前記ICカード側の前記アンテナに接続されたスイッチ
    ング手段と、 前記ICカード側から前記カードリーダ側に送信される
    送信データの内容に応じて、前記ICカード側の交流特
    性を変化させるように前記スイッチング手段を制御し、
    それにより前記伝送系の負荷を、負荷のマッチングがと
    れた前記第1の状態または負荷のマッチングがとれてい
    ない第2の状態に選択的に変化させる、前記ICカード
    側に設けられた制御手段と、 前記カードリーダ側に設けられ、前記伝送系の負荷の状
    態に応じて、前記カードリーダ側の前記アンテナに接続
    された伝送系線路内に生じる反射波を検出する反射波検
    出手段と、 前記カードリーダ側に設けられ、前記検出された反射波
    に応じて、前記送信データを特定するデータ特定手段と
    を有する非接触ICカードシステム。
  2. 【請求項2】前記アンテナは、コイルアンテナであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の非接触ICカードシス
    テム。
  3. 【請求項3】前記マッチング手段は、コイル及びキャパ
    シタを含み、前記反射波検出手段と前記カードリーダ側
    のアンテナとの間に設けられている請求項1または2に
    記載の非接触ICカードシステム。
  4. 【請求項4】前記反射波検出手段は、前記伝送系上にお
    ける交流電力の向きを検出するための方向性結合手段を
    含む請求項1または2に記載の非接触ICカードシステ
    ム。
  5. 【請求項5】前記反射波検出手段は、キャリアの高周波
    成分を除去するためのコイル及びキャパシタを有するフ
    ィルタをさらに有し、前記フィルタの出力が前記データ
    特定手段に入力される請求項4に記載の非接触ICカー
    ドシステム。
  6. 【請求項6】ICカードから送信された送信データをア
    ンテナを介して受信するICカード用のカードリーダに
    おいて、 キャリアとしての交流信号を発生する発振手段と、前記ICカード及び前記カードリーダ間の伝送系の負荷
    を、負荷のマッチングがとれた第1の状態に初期的に設
    定するマッチング手段と、 前記ICカードから前記カードリーダに送信される送信
    データの内容に応じて、前記ICカード側の交流特性を
    変化させ、前記伝送系の負荷を、負荷のマッチングがと
    れた前記第1の状態または負荷のマッチングがとれてい
    ない第2の状態に選択的に変化させることにより、前記
    カードリーダ側の前記アンテナに接続された伝送系線路
    内に生じる反射波を検出する反射波検出手段と、 前記検出された反射波に応じて、前記送信データを特定
    するデータ特定手段とを有するICカード用のカードリ
    ーダ。
  7. 【請求項7】前記マッチング手段は、コイル及びキャパ
    シタを含み、前記反射波検出手段と前記アンテナとの間
    に設けられている請求項6に記載のICカード用のカー
    ドリーダ。
  8. 【請求項8】前記反射波検出手段は、前記伝送系上にお
    ける交流電力の向きを検出するための方向性結合手段を
    含む請求項6または7に記載のICカード用のカードリ
    ーダ。
  9. 【請求項9】前記反射波検出手段は、コイルとキャパシ
    タとを有し、キャリアの高周波成分を除去するためのフ
    ィルタをさらに有し、前記フィルタの出力が前記データ
    特定手段に入力される請求項8に記載のICカード用の
    カードリーダ。
  10. 【請求項10】ICカードにおいて、 コイルアンテナと、 前記コイルアンテナに接続され、前記アンテナを選択的
    にオープンまたはショートするスイッチング手段と、 前記送信データを記憶するメモリと、 前記送信データの内容に応じて前記スイッチング手段を
    制御し、前記ICカードの交流特性を選択的に変化させ
    ることにより、送受信間の伝送系の負荷の状態を、負荷
    のマッチングがとれた第1の状態または負荷のマッチン
    グがとれていない第2の状態に選択的に変化させ、それ
    により前記送信データの受信先が前記送信データを特定
    するために、前記送信データに応じて前記カードリーダ
    側の前記アンテナに接続された伝送系線路内に反射波を
    生じさせる制御手段とを有するICカード。
  11. 【請求項11】前記コイルアンテナを介して得られた交
    流信号を整流することにより、前記ICカード内におけ
    る駆動用電源を生成する整流手段をさらに有し、前記駆
    動用電源により、前記スイッチング手段を駆動させる請
    求項10に記載のICカード。
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