JPH09190340A - 通信機能付きカラオケ装置、通信機能付きカラオケ装置用ホストコンピュータ及び通信機能付きカラオケシステム - Google Patents

通信機能付きカラオケ装置、通信機能付きカラオケ装置用ホストコンピュータ及び通信機能付きカラオケシステム

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JPH09190340A
JPH09190340A JP8002258A JP225896A JPH09190340A JP H09190340 A JPH09190340 A JP H09190340A JP 8002258 A JP8002258 A JP 8002258A JP 225896 A JP225896 A JP 225896A JP H09190340 A JPH09190340 A JP H09190340A
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karaoke
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JP8002258A
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Hiromi Hiraishi
宏海 平石
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Taito Corp
Original Assignee
Taito Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器の交換をしなくても通信カラオケ装置を
バージョンアップできるようにする。 【解決手段】 ホストコンピュータ(80)と、前記ホ
ストコンピュータ(80)と情報の授受が可能な通信機
能付きカラオケ装置(10)とからなる通信機能付きカ
ラオケシステムにおいて、前記ホストコンピュータ(8
0)は、特定のカラオケ装置(10)である場合に限
り、特定の動作プログラムを前記カラオケ装置(10)
に送信し、前記カラオケ装置(10)は、動作プログラ
ムを前記ホストコンピュータ(80)から送信されてき
た動作プログラムに書き換えることができることを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信機能付きカラ
オケ装置、通信機能付きカラオケ装置及び通信機能付き
カラオケ装置用ホストコンピュータに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のカラオケ装置は、業
務用の場合には、新曲への対応の早さ等から、通信機能
を有するものが主流となっている。このカラオケ装置
は、公衆回線によってサーバ(ホストコンピュータ)に
接続されており、曲情報がサーバからカラオケ装置に送
信されるようになっている。さらに、家庭用カラオケ装
置においても、通信機能付きのものが市販されるように
なり、通信機能付きカラオケ装置の多機能化が進んでい
る。
【0003】通信機能を有するカラオケ装置には、制御
部やその動作プログラムを備えているが、曲情報の収納
部は備えていない。カラオケ装置から曲が指定される
と、曲情報がサーバからカラオケ装置に送信されるよう
になっている。従って、カラオケ装置には、曲情報の収
納部を持たないので、カラオケ装置の小型化、簡素化が
図られ、さらに新曲を追加するカラオケ曲のバージョン
アップを頻繁に行わずにすむというメリットがある。一
方、サーバ側には、最新の曲を含む膨大な曲(例えば、
一万曲以上)の情報が収納されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の通信機能付きカ
ラオケ装置では、以上のように、カラオケ曲のバージョ
ンアップは、サーバで新曲を追加することによって容易
に行うことができた。しかし、カラオケ装置の機能のバ
ージョンアップについては、カラオケ装置の動作プログ
ラムがカラオケ装置内のROMに格納されているため、
困難であるという課題があった。
【0005】すなわち、ユーザは、カラオケ装置の機能
をバージョンアップするためには、カラオケ装置を買い
換えるか、または、端末内のROMを交換するしかな
く、カラオケ装置の買い換えには、多額の費用がかか
り、端末内のROMを交換するにしても、煩雑な手間が
かかってしまうという課題があった。
【0006】また、カラオケシステムの管理者にとって
は、新しい機能を追加したカラオケ装置の新機種を販売
するたびに新型のカラオケ装置用ROMを設計・製造し
なおさなければならず、また、旧型のカラオケ装置やカ
ラオケ装置に使用するROMは再使用が困難であった。
そのため、ROMの交換によるバージョンアップを行っ
た場合には、旧型のカラオケ装置用のROMが無駄にな
るという課題があった。また、カラオケ装置の交換によ
るバージョンアップを行った場合に、バージョンアップ
時に旧型の通信機能付きカラオケ装置をユーザから引き
取ることとなるが、ROMと同様に新型機種に旧型の通
信機能付きカラオケ装置を再使用することは困難である
という課題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、請求項1の発明は、ホストコンピュータ(80)と
情報の授受が可能な通信機能付きカラオケ装置におい
て、前記カラオケ装置(10)の動作プログラムをホス
トコンピュータ(80)から送信されてきた動作プログ
ラムに書き換えることができることを特徴とする。
【0008】請求項2の発明は、カラオケ装置(10)
と情報の授受が可能な通信機能付きカラオケシステム用
ホストコンピュータ(80)において、特定のカラオケ
装置(10)である場合に限り、特定の動作プログラム
を送信することができることを特徴とする。
【0009】請求項3の発明は、ホストコンピュータ
(80)と、前記ホストコンピュータ(80)と情報の
授受が可能な通信機能付きカラオケ装置(10)とから
なる通信機能付きカラオケシステムにおいて、前記ホス
トコンピュータ(80)は、特定のカラオケ装置(1
0)である場合に限り、特定の動作プログラムを前記カ
ラオケ装置(10)に送信し、前記カラオケ装置(1
0)は、動作プログラムを前記ホストコンピュータ(8
0)から送信されてきた動作プログラムに書き換えるこ
とができることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
の実施の形態について、さらに詳しくに説明する。図1
は、本発明によるカラオケ装置の主要部分の一実施形態
を示すブロック図であり、端末10、CRT30、アン
プ/スピーカ40、マイク50を示している。
【0011】端末10は、この端末10の全体を統括・
制御するCPU12と、この端末10の動作プログラム
や文字フォント等を格納するCPU用ROM13と、サ
ーバ80(図2に示す)からの受信データ等を格納する
CPU用RAM14と、この端末10からのリクエスト
信号を送信し、サーバ80からの受信データを受け付け
るMODEM/NCU15、等を備えており、それら
は、データバス11に接続されている。尚、CPU用R
OM13には、書き換え可能なメモリが使用され、書き
換え可能なメモリは、CPU12の命令に従い、データ
の更新、追加が可能である。
【0012】また、VDP17は、CRT30に表示す
る歌詞、静止画等のビデオデータを生成するためのもの
であり、データバス11に接続されている。VDP17
の出力は、映像D/Aコンバータ18によって、アナロ
グ信号に変換された後に、NTSCエンコーダ19に接
続される。NTSCエンコーダ19は、アナログ変換さ
れたビデオデータをNTSC信号に変換するためのもの
であり、その出力は、CRT30に接続されている。こ
のNTSCエンコーダ19は、家庭用のビデオカメラ、
ビデオデッキ、BS・CSチューナ、TVチューナ等の
映像機器から外部映像を取り込むことが可能であり、取
り込まれた外部映像は、背景動画として使用することが
でき、ユーザは、好みの背景動画を見ながらカラオケを
楽しむことができる。
【0013】一方、この端末10は、MIDIデータを
格納する音源RAM22と、各楽器の音源データ(サン
プリングデータ)を格納するWaveROM23を備え
ており、それらは、データバス21に接続されている。
音源チップ24は、楽器データを生成するものであり、
データバス11、21に接続されている。音源チップ2
4の出力は、音源D/Aコンバータ25によってアナロ
グ信号に変換された後に、ミキサ26に接続されてい
る。ミキサ26は、音源D/Aコンバータ25からの楽
器データとマイク50からのマイク音声とをCPU12
の命令にしたがって、ミキシングし、音声エフェクトを
付加するためのものであり、その出力は、アンプ/スピ
ーカ40に接続されている。アンプ/スピーカ40は、
こうして生成・処理された音声信号を増幅して音声とし
て出力するためのものである。
【0014】図2は、本実施形態のサーバ80を示す図
である。サーバ80は、このサーバ80の全体を統括・
制御するCPU82と、データを入力する入力端末83
と、複数のカラオケ装置にアナログの公衆回線を通じて
接続される通信I/F84と、ハードディスク85を備
えており、それらはデータバス81によって接続されて
いる。
【0015】ハードディスク85は、カラオケデータエ
リア85aと、端末バージョン管理エリア85bと、課
金エリア85cと、バージョンアップ情報エリア85d
を含んでいる。ハードディスク85内の情報は、CPU
82の命令に従って検索、更新及び追加が入力端末83
の操作により可能であり、通信カラオケシステムの管理
者は、ハードディスク85が記憶している情報を検索す
ることにより、バージョンアップの状況を把握でき、デ
ータの更新や追加により、新しいバージョンを入力する
ことができる。
【0016】カラオケデータエリア85aは、カラオケ
曲のMIDIデータを中心とした、カラオケ曲で演奏す
る曲の1つ1つの音の長さ、強さ、音程等のカラオケ情
報を記憶している領域である。これらの情報はカラオケ
曲ごとに異なるため、カラオケ曲ごとに対応したデータ
を記憶している。カラオケ情報は、CPU82の命令に
よって、カラオケリクエストに応じて端末10に送信す
ることができるようになっている。
【0017】図2で示したカラオケデータエリア85
a、端末バージョン管理エリア85bと、課金エリア8
5c以外にも、ハードディスク85には、ゲーム(例え
ば、野球ゲームやサッカーゲーム等)やその他の情報
(例えば、ニュースや天気予報等)に関係するデータを
記憶させることも可能であり、通信カラオケ装置にこの
ようなデータを送信することができ、これらのデータ
は、ゲーム機能や情報機能として、端末10で使用され
る。
【0018】尚、図2では、ハードディスク85を用い
て説明したが、ハードディスク以外の記憶媒体、例え
ば、光ディスク等のデータを電気、磁気、光学的に記憶
することができる記憶媒体を、補助的にまたは主要部と
して使用することもできる。さらに、図2は、カラオケ
用動作プログラムの場合についてのみ示してあるが、ハ
ードディスク85には、カラオケ用動作プログラム以外
の動作プログラム、例えば、ゲーム動作プログラムや情
報表示動作プログラムを格納することも可能である。
【0019】図3は、サーバ80が記憶している情報の
内容を示した図である。図3(A)は、端末バージョン
管理エリア85bを示す図である。端末バージョン管理
エリア85bは、ユーザIDと、確認フラグとを対応し
て記録している。ユーザIDは、個々のユーザ端末に対
応して与えられたID番号であり、カラオケシステム
は、このID番号を、端末を特定するために用いる。確
認フラグは、端末のバージョンの種類を表す電子的な記
号であり、図3(A)では、「0」か「1」かの2種類
である。例えば、図3(A)では、ユーザIDが「0
2」の端末は、確認フラグは「0」であり、「0」は、
バージョンアップがされていない状態を示している。ま
た、確認フラグにより多い種類の記号を使用した場合に
は、より多いバージョンを管理することが可能になる。
例えば、確認フラグを「0」、「1」、「2」とした場
合には、「0」をバージョンa、「1」をバージョン
b、「2」をバージョンcにそれぞれ対応させれば、バ
ージョンa、バージョンb、バージョンcの3種類のバ
ージョンを管理することができる。カラオケ装置のバー
ジョンアップは、頻繁に行われるので、数世代のバージ
ョンにわたって管理を行う必要があるが、多数のバージ
ョンを管理するためには、このように、確認フラグに使
用する記号の種類を増やすことによって対応することが
できる。
【0020】図3(B)は、課金エリア85cを示す図
である。課金エリア85cは、ユーザIDに対応した使
用料金等を記録している領域である。ユーザIDは端末
バージョン管理エリア85dと同様のものであり、ユー
ザIDに対応した使用料等の金額を記録している。例え
ば、図3(B)では、ユーザ「12」は、「5000
円」の使用料が未払いである。また、バージョンアップ
がされると、課金エリア85cに、所定の金額が書き込
まれるので、カラオケシステムの管理者は、課金エリア
85cの記録から、ユーザに請求書等の送付をすること
や、過去に支払った金額から優待ユーザを定めること
や、滞納料金の加算をすること等の使用料管理を行うこ
とができる。
【0021】図3(C)は、バージョンアップ情報エリ
ア85dを示す図である。バージョンアップ情報エリア
85dには、端末の機種に対応している動作プログラム
の種類を格納している領域である。古い端末の機種によ
っては、部品の不足等から、バージョンアップした動作
プログラムに対応していないものもある。このため、端
末の機種に対応している動作プログラムの種類を、サー
バ80は、バージョンアップ情報エリアに記録してい
る。動作プログラムのバージョンアップの送信の前に、
このバージョンアップ情報エリア85dを参照して、バ
ージョンアップすることのできる動作プログラムを確認
するので、動作プログラムのマッチングミスによる誤動
作が防止されている。
【0022】本実施形態でバージョンアップが行われる
動作プログラムによる機能のうち、いくつかの形態を以
下に示す。カラオケ機能の場合には、大別すると、音声
エフェクトを付加する機能の動作プログラム、カラオケ
曲の開始・停止に関する機能の動作プログラム、カラオ
ケ曲の演奏制御に関する機能の動作プログラム等が通信
によるバージョンアップの対象となる動作プログラムで
ある。これらの機能は、CPU12が音源チップ24や
ミキサ26を制御することによって、演奏の停止、再
開、変調や音量調整等の音声処理の付加等を行うもので
あるため、端末10の部品を交換しなくても、CPU用
ROM13に書き換え可能なメモリを使用すれば、従来
のカラオケ装置そのままの機器構成で、記憶している動
作プログラムの変更・追加のみを行えば、機能を発揮す
ることができるものである。
【0023】(音声エフェクトを付加する機能の動作プ
ログラム)音声エフェクトを付加する機能は、カラオケ
曲の演奏時に入力される歌や曲に対して、エコー等の音
声エフェクトや音声変調を加える機能であり、ミキサ2
6等の制御を行う動作プログラムによって行うことがで
きる。カラオケ曲に音声エフェクトを付加する機能に
は、音程自動補正機能、モジュレーション機能、オート
エフェクト機能等がある。音程自動補正機能の動作プロ
グラムにより、ユーザの歌の技量が不足していて、歌の
音程が定まらない場合に、マイク50から入力された歌
声を正しい音程に補正することによって、上手に歌を聴
かせることができる。モジュレーション機能の動作プロ
グラムにより、実際に歌っている声と同じ音程の声を重
ね、自分の歌声を変調させた声や音声エフェクトを加え
た音を実際に歌っている声とを重ね合わせ、ハーモニー
を楽しむことができる。オートエフェクト機能の動作プ
ログラムにより、曲に合わせてエコー等の音声エフェク
トの種類を自動制御する。例えば、マイクから入力され
る歌声に付加するディレイ効果やリバーブ効果の深さ
や、付加する時間の長さを原曲に忠実に制御することが
できる。
【0024】(カラオケ曲の開始・停止に関する機能の
動作プログラム)カラオケ曲の開始、停止に関する機能
は、カラオケ曲の演奏時にカラオケ曲の演奏、停止、音
量調整等を行う機能のことであり、CPU12の制御及
び音源チップ24等の制御を行う動作プログラムによっ
て行うことができる。カラオケ曲の開始・停止に関する
機能には、2コーラスフェードアウト機能、歌い直し機
能、後奏カット機能、オートリピート機能等がある。2
コーラスフェードアウト機能の動作プログラムにより、
カラオケ曲の演奏を2コーラスが終了すると音量を滑ら
かに絞り込むことができ、カラオケ曲の演奏を自動的に
フェードアウトすることができる。曲を待つ者が多い場
合等に曲を早く終了させたい場合に便利な機能である。
歌い直し機能により、カラオケ曲の歌唱部分に入ってか
ら一定の時間内であれば、いったん曲の演奏を停止し、
曲のはじめから再開始ことができる。歌いはじめたとき
に、思ったような歌唱ができなかった場合に、曲の歌い
直しが容易に可能になる。後奏カット機能により、カラ
オケ曲の歌唱部分の後にある後奏を途中で終了させ、カ
ットすることができる。後奏が長い曲のために、せっか
く盛り上がったムードに水をさす場合や、順番待ちが多
い場合に、後奏をカットして、曲を素早く終了させるこ
とができる。オートリピート機能の動作プログラムによ
り、曲の全部または一部を繰り返して演奏することがで
き、これに合わせて歌えば、難しいフレーズの練習に役
立てることができる。
【0025】(カラオケ曲の演奏制御に関する機能の動
作プログラム)カラオケ曲の演奏制御に関する機能は、
カラオケ曲の演奏に曲と異なる音声を付加することや、
カラオケ曲の演奏時に音量の自動調整を行う機能等のこ
とであり、CPU12の制御及び音源チップ24等の制
御を行う動作プログラムによって行うことができる。カ
ラオケ曲の演奏制御に関する機能には、ガイドメロディ
調節機能、テンポチェンジ機能、自動拍手機能、BGM
機能等がある。ガイドメロディ調節機能の動作プログラ
ムにより、ガイドメロディの強弱を調節することができ
る。ガイドメロディ音を強くしてそれをなぞるように歌
えば、練習曲でも容易に歌いこなせる。また、ガイドメ
ロディを弱くすれば、歌声を半拍遅らせる等のテクニッ
クも使え、よりバリエーションの高い歌唱が楽しめる。
テンポチェンジ機能の動作プログラムにより、カラオケ
曲の曲情報のうち、曲のテンポに関するものの再生速度
を変化させることにより、曲のテンポを変化させること
ができる。難しい曲の練習等に活用することができる。
自動拍手機能の動作プログラムにより、拍手や歓声をカ
ラオケ曲の演奏時に発生、出力することが可能になり、
カラオケ曲の曲間や演奏の途中に拍手、歓声を加えるこ
とができる。BGM機能により、CRT30の画面表示
を行わずに、曲の演奏のみを端末10が行うことができ
る。例えば、演奏している曲をカラオケ店や個人の部屋
のためのBGMとして使用することができる。
【0026】(その他の機能の動作プログラム)以上の
説明では、端末10のカラオケ機能を使用するためのバ
ージョンアップした動作プログラムの機能について説明
したが、動作プログラムに関しては、カラオケだけでは
なく、ゲーム機能や情報機能に対応したプログラムをす
ることができる。各種の周辺機器用のドライバプログラ
ムや機能用動作プログラムを付加することができる。例
えば、ゲーム機能に関しては、新型のゲーム操作用コン
トローラを使用する場合に、動作用のドライバソフトを
サーバ側から送信することができ、情報機能に関して
は、新しい情報ソート機能の動作プログラムにより、情
報の表示の選択、ソートを容易にすることができる。
【0027】図4は、バージョンアップを行う場合のサ
ーバ80と端末10の動作を示すフローチャートであ
る。S101では、端末10は、メニュー画面31を表
示する。メニュー画面31に従い、ユーザが入力操作を
すると、S102に進む。S102では、ユーザがバー
ジョンアップを選択したか否かを判別する。バージョン
アップを選択していた場合は、S102に進み、バージ
ョンアップを選択していない場合は、S103に進む。
S103では、バージョンアップする機能を決定し選択
したか否かを判別する。バージョンアップする機能を決
定し選択された場合は、S103に進み、バージョンア
ップする機能を選択し決定しない場合は、S104に進
む。S104では、バージョンアップリクエストをサー
バ80に送信する。バージョンアップリクエストの送信
が終了すると、S105に進む。S105では、端末1
0は、通信中画面33をCRT30に表示する。
【0028】S201では、サーバ80は、バージョン
アップリクエストを受信する。バージョンアップリクエ
ストの受信が終了すると、S102に進む。S202で
は、サーバ80は、ハードディスク85内の端末バージ
ョン管理エリア85dを参照して、端末10のCPU用
ROMに記憶されている動作プログラムを判別する。端
末10の動作プログラムが、低いバージョンでなかった
場合は、終了し、低いバージョンであった場合は、S1
02に進む。S203では、確認フラグを書き換え、新
しい動作プログラムが送信された旨を記録する。確認フ
ラグの書き換えが終了すると、S204に進む。S20
4では、サーバ80は、バージョンアップした動作プロ
グラムを端末10に送信する。バージョンアップした動
作プログラムの送信が終了すると、S205に進む。S
205では、課金エリア85cにバージョンアップの料
金金額を書き込む。課金エリア85cへの料金金額の書
き込みが終了すると、終了する。
【0029】S106では、端末10は、バージョンア
ッププログラムを受信する。バージョンアッププログラ
ムの受信が終了すると、S107に進む。S107で
は、端末10は、CPU用ROMの内容を新しいバージ
ョンに書き換える。CPU用ROMの書き換えが終了す
ると、S108に進む。S108では、端末10は、通
信中画面33をクリアして、バージョンアップ画面34
をCRT30に表示する。バージョンアップ画面34の
表示のための一定時間が経過すると、バージョンアップ
画面34の表示をクリアして、終了する。
【0030】図5は、端末10のバージョンアップ時に
CRT30に表示する画面の1形態を示す図である。バ
ージョンアップは、バージョンアップ用メニュー画面3
1がCRT30に表示されている状態から開始する。バ
ージョンアップ用メニュー画面31は、端末10のCP
U用ROMに格納されているものであり、通常のメニュ
ー画面に加え、バージョンアップが可能である旨を表示
する項目が付加されている。ユーザは、バージョンアッ
プ用画面31の表示にしたがい、バージョンアップを選
択することができる。
【0031】バージョンアップ用メニュー画面31の表
示にしたがい、バージョンアップを選択すると、端末1
0は、バージョンアップ画面32をCRT30に表示す
る。バージョンアップ画面32は、バージョンアップす
ることができる機能の種類、料金、期間の限定、機能の
説明等が表示されているので、ユーザは、バージョンア
ップ画面32の表示から、バージョンアップを希望する
機能を決定し、選択することができる。
【0032】バージョンアップ画面32の表示にしたが
い、バージョンアップする機能を選択すると、端末10
は、通信中画面33をCRT30に表示する。通信中画
面33は、端末10がサーバ80との通信が行われてい
る間に通信中である旨を表示する画面である。通信が終
了すると、端末10は、バージョンアップ終了画面34
をCRT30に表示する。バージョンアップ終了画面3
4は、バージョンアップが終了し、使用できる機能を説
明する表示がされているものであり、ユーザの操作また
は、一定の時間の経過後にその表示がクリアされる。
【0033】バージョンアップ終了画面34の表示がク
リアされると、端末10は、バージョンアップ用メニュ
ー画面31を再び表示する。このバージョンアップ用メ
ニュー画面31にしたがい、ユーザは端末10の操作を
継続することができる。
【0034】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明は、上述した実施形態に限定されることはな
く、均等の範囲内で変形が可能である。以下に、変形の
一形態を示す。 1.本実施形態で示したカラオケ装置の全体構成は、前
述のものに限られず、他の構成でも置き換えが可能であ
る。例えば、本実施形態では、端末10と、CRT30
と、アンプ/スピーカ40と、マイク50とが分離され
て構成されるカラオケ装置について説明したが、これら
のいずれか又は全部が内蔵されているカラオケ装置、例
えば、CRTと端末とアンプ/スピーカを内蔵した一体
型カラオケ装置であってもよい。 2.本実施形態で示した通信手段は、アナログの公衆回
線で説明したが、通信が可能な回線であれば回線の種類
を問わずに置き換えが可能である。例えば、回線は、専
用の回線、デジタル回線のいずれでもよく、通信の手段
は、有線、地上波、衛星等のいずれであってもよい。こ
の場合、本実施形態で説明したMODEM/NCU1
5、及び通信I/F84は、回線の種類に応じて、DS
U等のデータ回線終端装置が使用される。 3.本実施形態のバージョンアップしたプログラムは、
使用できる期間を設けて使用可能な期間を過ぎたとき
に、サーバ80から使用不能なプログラムを再度端末1
0に送信して書き換えること等により、使用できる期間
を限定してバージョンアップをすることができる。この
場合には、端末バージョン管理エリア85bにその旨
を、確認フラグとともに記録しておくことができ、これ
を利用して使用期間の管理を行うことができる。
【0035】
【発明の効果】本発明には、以下のような効果がある。
ユーザは、容易にかつ低価格でカラオケ装置の機能のバ
ージョンアップをすることが可能になる。ROMの交換
やカラオケ装置等の交換をしなくても済むため、煩雑な
操作や高価な機器の購入をせずに、使用している画面表
示にしたがった操作を行うだけで、バージョンアップを
することができるからである。
【0036】カラオケシステムの管理者は、低価格でユ
ーザにバージョンアップした動作プログラムを提供でき
るという効果がある。カラオケシステムの管理者は、バ
ージョンアップした動作プログラムをホストコンピュー
タに入力すれば、ユーザのリクエストに応じてバージョ
ンアップが自動的に行われるため、バージョンアップし
た動作プログラムを搭載したカラオケ装置本体やROM
の開発を行わなくてもすみ、ROMの開発費用やユーザ
サポートサービス費用等の低減を図ることができるから
である。また、通信機能付きカラオケ装置端末の動作プ
ログラムの種類を常に把握することができるため、通信
機能付きカラオケ装置の市場調査をすることが容易にで
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカラオケ装置の主要部分の一実施
形態を示すブロック図である。
【図2】本実施形態のサーバ80を示す図である。
【図3】サーバ80が記憶している情報の内容を示した
図である。(A)は、端末バージョン管理エリア85b
を示す図であり、(B)は、課金エリア85cを示す図
であり、(C)は、バージョンアップ情報エリア85d
を示す図である。
【図4】バージョンアップを行う場合のサーバ80と端
末10の動作を示すフローチャートである。
【図5】端末10がバージョンアップ時にCRT30に
表示する画面の1形態を示す図である。
【符号の説明】
10 端末 11 データバス 12 CPU 13 CPU用ROM 14 CPU用RAM 15 MODEM/NCU 16 ICカード拡張スロット 17 VDP 18 映像D/Aコンバータ 19 NTSCエンコーダ 21 データバス 24 音源チップ 22 音源RAM 23 WAVEROM 25 音源D/Aコンバータ 26 ミキサ 80 サーバ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータと情報の授受が可能
    な通信機能付きカラオケ装置において、 前記カラオケ装置の動作プログラムをホストコンピュー
    タから送信されてきた動作プログラムに書き換えること
    ができることを特徴とする通信機能付きカラオケ装置。
  2. 【請求項2】 カラオケ装置と情報の授受が可能な通信
    機能付きカラオケシステム用ホストコンピュータにおい
    て、 特定のカラオケ装置である場合に限り、特定の動作プロ
    グラムを送信することができることを特徴とする通信機
    能付きカラオケシステム用ホストコンピュータ。
  3. 【請求項3】 ホストコンピュータと、前記ホストコン
    ピュータと情報の授受が可能な通信機能付きカラオケ装
    置とからなる通信機能付きカラオケシステムにおいて、 前記ホストコンピュータは、特定のカラオケ装置である
    場合に限り、特定の動作プログラムを前記カラオケ装置
    に送信し、 前記カラオケ装置は、動作プログラムを前記ホストコン
    ピュータから送信されてきた動作プログラムに書き換え
    ることができることを特徴とする通信機能付きカラオケ
    システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20010108676A (ko) * 2000-05-30 2001-12-08 송문성 온라인과 오프라인 조합형 주크박스
JP2022155748A (ja) * 2021-03-31 2022-10-14 ブラザー工業株式会社 カラオケ装置

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KR20010108676A (ko) * 2000-05-30 2001-12-08 송문성 온라인과 오프라인 조합형 주크박스
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