JPH09190338A - 論理演算装置での数学的オーバフロー・フラグ発生遅延の除去 - Google Patents

論理演算装置での数学的オーバフロー・フラグ発生遅延の除去

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JPH09190338A
JPH09190338A JP8343291A JP34329196A JPH09190338A JP H09190338 A JPH09190338 A JP H09190338A JP 8343291 A JP8343291 A JP 8343291A JP 34329196 A JP34329196 A JP 34329196A JP H09190338 A JPH09190338 A JP H09190338A
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Marc Stephen Diamondstein
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Kumar Kolagotla Ravi
クマー コラゴトラ ラヴ
R Srinivas Hosahalli
アール.スリニヴァス ホサハリ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ALUのクリチカル・パスから、数学的オー
バフロー・フラッグの計算の際に生じる遅延を、除去す
る。 【解決手段】 ALUは、gがガード・ビットに数であ
り、nが符号ビットを含む一つのオペランドのビット数
である場合に、g+nビットを持つオペランドに対して
演算を行うとき、n−i最低位ビットの演算が(n−
i)ビット加算器によって行われるように構成されてい
る。(g+i)最上位ビットに対して演算を行うため
に、二台の(g+i)ビット加算器が設置されている。
二台の(g+i)ビット加算器の内の一方は、論理1の
キャリーインを持ち、二台の(g+i)ビット加算器の
他方は、論理0のキャリーインを持つ。二台の(g+
i)加算器は相互に並列に、また(n−i)ビット加算
器と並列に動作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、概して、マイクロ
プロセッサの論理演算装置に関し、特にマイクロプロセ
ッサの論理演算装置(ALU)での数学的オーバフロー
・フラグの発生の遅延の除去に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル信号プロセッサのような、マ
イクロプロセッサの論理演算装置は、データに関する数
学的演算および論理演算が行われるマイクロプロセッサ
の論理回路の一部である。多くの場合、上記演算は少な
くとも一つのオペランドを含む。ALUは二組の出力ビ
ットを作る。一組の出力ビットは、一つのオペランドま
たは複数のオペランドに対して行われた演算の結果を表
し、通常アキュミュレータに保持される。状況ビットと
呼ばれる、もう一組の出力ビットは、種々のフラッグを
設定またはクリアするために、状況レジスタに送られ
る。
【0003】加算および減算のような、二つのオペラン
ドを含む固定小数点演算の場合には、ALU演算の結果
がALUの容量を超える恐れがある。ALUの容量を超
えることをオーバフローまたはオーバフロー条件と呼
ぶ。それ故、各ALU演算は、オーバフローが起こるか
どうかの評価と関連する。オーバフローが起こる場合に
は、演算結果は信頼できないし、ユーザにオーバフロー
が起こったことを知らせるフラッグが設定される。
【0004】通常のALUは、g+nビット・オペラン
ドの加算を行う加算器を持つが、この場合、最上位のg
ビットはガード・ビットであり、nは最上位にある符号
ビットを含む各オペランドのビット数である。ALU
は、二つまたはそれ以上のオペランドのg+nビットに
対して演算を行う。ALUからのg+nビット出力の
内、ALU演算結果のガード・ビットおよび符号ビット
を含む最上位のg+lビットは、オーバフローがおこっ
たかどうかを判断するために、数学的オーバフロー検出
装置に送られる。g+lビットがすべて0または1であ
る場合には、オーバフローは起こらない。しかし、g+
lビットがすべて0またはすべて1でない場合には、数
学的オーバフローが起こり、論理ハイのようにオーバフ
ロー・フラッグがセットされる。
【0005】それ故、各オペランドのすべてのg+lビ
ットに対してALUが演算を行う数学的オーバフロー・
フラッグを計算する技術は、オーバフローが起こったか
どうかを確認するために、数学的オーバフロー検出装置
の結果の最上位のg+lビットを評価する。最上位のg
+lビットの上記評価は、オペランドに対するALUの
演算の結果を得た後で開始し、終了するので、ALU演
算の結果を計算中に直ちに利用することはできない。数
学的オーバフロー・フラッグの計算中に起こる遅延は、
ALUのクリチカル・パスと呼ばれる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の例示としての実
施例の場合には、ALUは、ALUのクリチカル・パス
から数学的オーバフロー・フラッグの計算の際に生じる
遅延を、除去するために設置されている。gがガード・
ビットに数であり、nが符号ビットを含む一つのオペラ
ンドのビット数である場合に、g+nビットを持つオペ
ランドに対して演算を行っているとき、iが1とnとの
間の整数である場合に、n−i最低位ビットを(n−
i)ビット加算器によって、演算するようにとの命令が
ALUに与えられる。残りの(g+i)最高位の桁、す
なわち、最上位ビットに対して演算を行うために、ニ台
の(g+i)ビット加算器が設置されている。
【0007】二台の(g+i)ビット加算器の内の一方
は、論理1のキャリーインを持ち、他方の二台の(g+
i)ビット加算機は、論理0のキャリーインを持つ。二
台の(g+i)加算器は相互に並列に、また(n−i)
ビット加算器と並列に動作する。二台の(g+i)ビッ
ト加算器それぞれからの合計出力ビットは処理され、二
つの可能性のある数学的オーバフロー・フラッグを提供
するが、その内の一つは二台の各(g+i)ビット加算
器の合計出力ビットに基づくものである。(n−i)加
算器での加算が終了すると、(n−i)ビット加算器か
らのキャリーアウト・ビットが、二つの可能性のある数
学的オーバフロー・フラッグの内の一方を、ALUで終
了した演算に対する数学的オーバフロー・フラッグとし
て選択するために使用される。iの最適値は、すべての
回路が均衡のとれた遅延を持つような数値である。iを
最適値にするために、二つの可能性のあるオーバフロー
・フラッグと、選択装置制御信号がほぼ同じ遅延を持
ち、二つの可能性のあるオーバフロー・フラッグの一方
をほぼ同時に選択するように、選択装置に到着するよう
にする。
【0008】
【発明の実施の形態】図面を参照しながら、例示として
の本発明を説明する。図1は、本発明の例示としての実
施例のALU10の一部の略図である。ALU10は、
マイクロプロセッサまたはディジタル信号プロセッサの
ような集積回路の一部である。レジスタ12および14
は、例示としてのもので、それぞれがオペランド16お
よび18の二進法表現を記憶することができる。オペラ
ンドをレジスタから供給する必要がないことを理解され
たい。ALU10は、オペランド16および18に対し
て、加算のような演算を行う。オペランド16およびお
18は、それぞれ最上位の符号ビットと、gガード・ビ
ットを含むn個のビットを持つ。周知の方法により、各
オペランドを表すビットの一部が加算器に供給される。
二つのオペランドのビットは、以下に説明するように、
加算器20、22および24で加算される。
【0009】nビットは、符号ビットを含めて、数値を
表す。数値を表す各オペランドのn−i最下位ビット
(この場合、上記のように、iは1とnとの間の整数)
は、周知の技術により(n−i)ビット加算器24に送
られる。(n−i)ビット加算器24は、もしある場合
には、キャリーイン・ビット26と一緒に、(n−i)
ビットを受け取り、第一および第二のオペランド16お
よび18の(n−i)ビットとキャリーイン・ビット2
6とを加算する。加算器24は、28のところに表示さ
れた合計の(n−i)ビットと、30のところに表示さ
れたキャリーイン・ビットを作る。
【0010】各オペランド16および18の、gガード
・ビット、一つの符号ビットおよび(i−l)残りの最
上位ビット、すなわち、各オペランドの(g+i)ビッ
トの合計は、周知の技術で、第一および第二の(g+
i)ビット加算器20および22に送られる。加算器2
0のキャリーイン・ビット32は、アースのような論理
ローと結合される。加算器20は、各オペランドの(g
+i)ビットを受け取り、オペランドのビットを、キャ
リーイン・ビット32に加算し、(g+i)ビットの合
計34を作る。
【0011】加算器22のキャリーイン・ビット36
は、電源のような論理ハイに結合される。加算器22
は、各オペランドの(g+i)ビットを受け取り、オペ
ランドのビットを、キャリーイン・ビット36に加算
し、(g+i)ビットの合計38を作る。キャリーアウ
ト・ビット(図示せず)は使用しても、使用しなくても
よい。
【0012】加算器20が作った(g+i)合計ビット
34は、多重入力マルチプレクサ42へ第一の入力とし
て供給される。(g+i)合計ビット34の最上位(g
+i)ビットは、検出装置回路40に供給される。加算
器22が作った(g+i)合計ビット38は、多重入力
マルチプレクサ42へ第二の入力として供給される。
(g+i)合計ビット38の最上位(g+i)ビット
は、検出装置回路44に供給される。
【0013】検出装置回路40および44は、検出装置
回路への(g+i)ビット入力が、すべて論理1、また
は論理0、または論理1と論理0との組み合わせである
かどうかを検出する。一つの可能な技術は、ビットがす
べて1であるかどうかを検出するために、(g+i)ビ
ットを一連のカスケード式ANDゲートに入力として供
給し、また(g+i)ビットは、ビットがすべて0かど
うかを検出するために、一連のカスケード式ORゲート
に入力として供給される。図1に示すように、二つの
(g+i)ビットが入力として、第一のANDゲート4
6aに供給される。ANDゲート46aの出力およびも
う一つの(g+i)ビットは、入力としてANDゲート
46bに送られる。合計出力34のすべての(g+i)
ビットを処理するために、ANDゲート全体にわたって
上記方法が行われる。一連のANDゲートの最後のAN
Dゲート46cの出力AOは、論理1である場合には、
すべての(g+i)ビットが論理1であることを示す。
【0014】同様に、二つの(g+i)ビットが、第一
のORゲート48aに供給される。ORゲート48aの
出力およびもう一つの(g+i)ビットは、入力として
ORゲート48bに送られる。gORゲート全体にわた
って上記方法が行われる。最後のORゲートの出力は反
転される。この反転は、インバータ等により、または図
1に示すように、一連のORゲートの最後のORゲート
を、NORゲート50で置き換えることによって行うこ
とができる。NORゲート50の出力AZが論理1であ
る場合には、すべての(g+i)ビットは論理0である
ことを示す。ANDゲート46cおよびNORゲート5
0の出力は、NORゲート52で組み合わされる。検出
装置回路44の動作は、検出装置回路40の動作と同じ
であり、NORゲート54で組み合わされた出力を供給
する。
【0015】NORゲート52および54からの出力5
6おおよび58は、それぞれ第一および第二の入力とし
てマルチプレクサ60に供給される。出力56および5
8は第一および第二の可能性のある数学的オーバフロー
・フラッグである。
【0016】加算器24からのキャリーアウト・ビット
30は、両方のマルチプレクサ42および60の制御入
力となる。マルチプレクサ42および60に制御入力が
送られると、各マルチプレクサはその入力の内の一つを
その出力として選択する。
【0017】動作中、オペランド16および18は、そ
れぞれALU10のレジスタ12お14に書き込まれ
る。各オペランドの(n−i)ビットは、加算器24に
送られ、もし存在する場合には、キャリーイン26に加
算される。加算器24は、(n−i)合計ビット出力2
8およびキャリーアウト・ビット30を作る。
【0018】各オペランド16および18の残りの(g
+i)ビットは、加算器20および22に送られる。キ
ャリーアウト30は二つの可能な状態を持っているの
で、加算器20および22一方には論理ハイであるキャ
リーインが送られ、一方加算器20および22の他方に
は論理ローであるキャリーインが送られる。加算器20
および22は同時に作動し、また加算器24とも同時に
作動し、合計出力34および38を作る。合計出力34
および38は、評価のために、マルチプレクサ42およ
び検出装置回路40および44に送られる。検出装置回
路40および44は、合計出力ビットがすべて1か、す
べて0か、または1と0との組み合わせがあるのかを判
断するために、合計出力34および38のビットを評価
する。出力56は、論理ローであるキャリーイン・ビッ
トを持つ、加算器20の合計出力34の(g+i)最上
位ビットに基づく、第一の可能性のあるオーバフロー・
フラッグである。出力58は、論理ハイであるキャリー
イン・ビットを持つ、加算器22の合計出力38の(g
+i)最上位ビットに基づく、第二の可能性のあるオー
バフロー・フラッグである。
【0019】加算器20および22の合計出力は同時に
計算され、また合計出力28の計算と同時に計算され、
ほぼ同時にマルチプレクサ60に到着する信号56、5
8および30の遅延の釣合をとる働きをする。加算器2
4からのキャリーアウト・ビットを使用できる場合に
は、正しい(g+i)ビットを求めて加算器20および
22の合計出力の間で選択が行われ、ALU10の数学
的オーバフロー・フラッグを求めて二つの可能性のある
数学的オーバフロー・フラッグ56および58との間で
選択が行われる。
【0020】加算器24のキャリーアウト・ビット30
が、論理ハイのような、第一の状態である場合には、マ
ルチプレクサ42は、加算器22からの(g+i)合計
ビット出力を、その出力64として選択する。マルチプ
レクサ60は、第二の可能性のある数学的オーバフロー
・フラッグ58を、その出力62として選択する。それ
ぞれのマルチプレクサによって選択された出力62およ
び64は、その内部におけるキャリーイン・ビットの論
理状態が、キャリーアウト・ビット30の論理状態と同
じである加算器によって供給される。
【0021】加算器24のキャリーアウトビット30
が、論理ローのような、第二の状態である場合には、マ
ルチプレクサ42は、加算器20からの(g+i)合計
ビット出力を、その出力64として選択し、マルチプレ
クサ60は、加算器20が作った合計ビットに基づいて
生成した、可能性のある数学的オーバフロー・フラッグ
56を、その出力62として選択する。それぞれのマル
チプレクサによって選択された出力62および64は、
その内部におけるキャリーイン・ビットの論理状態が、
キャリーアウト・ビット30の論理状態と同じである加
算器によって供給される。しかし、本発明はそれに限定
されるものではない。
【0022】ガード・ビットの数は、通常nより小さ
い。ガード・ビットの数が増大してnに近づくと、この
方法の利点は低下する。しかし、この技術はキャリーイ
ン・ビットと一緒に、(g+i)ビットの合計をシーケ
ンシャルに計算する方法および、結果として得られた合
計の数学的オーバフロー・フラッグをシーケンシャルに
確認する方法より速度は遅くない。
【0023】図2は、本発明の例示としての他の実施例
である。この他の例示としての実施例のALU10’に
おいては、各オペランドは三つのグループのビットに分
割されている。オペランド16および18の(n−i)
最下位ビットは、依然として加算器24に供給される。
加算器24は、オペランドを、もしある場合には、キャ
リーイン・ビット26と加算する。加算器24は、(n
−i)ビットを出力28およびキャリーアウト・ビット
30として供給する。
【0024】各オペランドの(g+i)最上位ビット
は、二つまたはそれ以上のグループに分割または区分さ
れる。図2に示す他の例示としての実施例の場合には、
各オペランドの(g+i)ビットは、二つのグループ、
すなわち、jビットの第一のグループおよびkビットの
第二のグループに分割される。この場合、j+k=g+
iである。(g+1−j)が負になるのを防止するため
には、j<g+lが満足されなければならない。jおよ
びkの数値は、全部の回路の遅延が釣り合うように選ば
れる。図示の実施例の場合には、jは(g+i)ビット
の最上位ビットを表し、kは(g+i)ビットの最下位
の桁、すなわち、最下位ビットを表す。しかし、本発明
はそれに限定されるものではない。四つの加算器12
0、122、124および126は、階層的キャリー選
択加算器を構成するのに使用される。加算器122およ
び126はそれぞれ、論理ハイと結合しているキャリー
イン130および134を持つ。加算器120および1
24はそれぞれ、論理ローと結合しているキャリーイン
128および132を持つ。各オペランド16および1
8のj個のビットからなるガード・ビットの第一のグル
ープは、加算器120および122に送られる。加算器
120および122からの各出力136および138と
して、j合計ビットを作るために、jビットはそれぞれ
のキャリーイン・ビットと加算される。各オペランド1
6および18のk個のビットからなるガード・ビットの
第二のグループは、加算器124および126に送られ
る。加算器124および126からの各出力140およ
び142として、k合計ビットを作るために、kビット
はそれぞれのキャリーイン・ビットと加算される。
【0025】出力136のj合計ビットは、検出装置回
路148に送られ、また多重入力への第一の入力とし
て、多重ビット・マルチプレクサ156および158に
送られる。出力138のj合計ビットは、検出装置回路
150に送られ、また第二の入力として、マルチプレク
サ156および158に送られる。出力140のk合計
ビットは、マルチプレクサ160へ第一の入力として送
られ、出力140の(g+l−j)最上位ビットは検出
装置回路152に送られる。出力142のk合計ビット
は、マルチプレクサ160へ第二の入力として送られ、
出力142の(g+l−j)最上位ビットは検出装置回
路154に送られる。マルチプレクサ156は、加算器
124のキャリーアウト・ビット144によって制御さ
れる。加算器126のキャリーアウト・ビット146
は、制御入力をマルチプレクサ1580に供給する。
【0026】検出装置回路148、150、152およ
び154は、各回路により受信した合計ビットが、すべ
て1またはすべて0であるかどうか、また1と0の組み
合わせであるかどうかを評価する。回路148、15
0、152および154は、回路40および44と同じ
方法で動作する。検出装置回路148、150、152
および154は、それぞれ二つの二進法の出力、すなわ
ち、AZおよびAOを作る。検出装置回路148からの
AZ出力200は、入力として、マルチプレクサ216
および220に送られる。検出装置回路148からのA
O出力202は、入力として、マルチプレクサ218お
よび222に送られる。検出装置回路150からのAZ
出力204は、マルチプレクサ216および220に第
二の入力を供給する。検出装置回路150からのAO出
力206は、マルチプレクサ218および222に第二
の入力を供給する。加算器124からのキャリーアウト
・ビット144は、選択入力を、マルチプレクサ216
および218に供給する。同様に、加算器126からの
キャリーアウト・ビット146は、選択入力を、マルチ
プレクサ220および222に供給する。
【0027】ANDゲート162a、162b、162
cおよび162dは、検出装置回路からの出力を直接、
またはマルチプレクサ216−222による選択に従っ
て結合する。ANDゲート162aは、その入力とし
て、マルチプレクサ216からの出力224および検出
装置回路152からの出力208を受信し、その出力を
一つの入力として、NORゲート164に供給する。A
NDゲート162bは、その入力として、マルチプレク
サ218からの出力226および検出装置回路152か
らの出力210を受信し、その出力を他の入力として、
NORゲート164に供給する。ANDゲート162c
は、その入力として、マルチプレクサ220からの出力
228および検出装置回路154からの出力212を受
信し、その出力を一つの入力として、NORゲート16
8に供給する。ANDゲート162dは、その入力とし
て、マルチプレクサ222からの出力230および検出
装置回路154からの出力214を受信し、その出力を
他の入力として、NORゲート168に供給する。
【0028】NORゲート164は、出力166とし
て、第一の可能性のある数学的オーバフロー・フラッグ
を生成する。加算器24のキャリーアウト30が論理ロ
ーである場合には、第一の可能性のある数学的オーバフ
ロー・フラッグは、正しい数学的オーバフロー・フラッ
グである。NORゲート168は、出力170として、
第二の可能性のある数学的オーバフロー・フラッグを生
成する。加算器24のキャリーアウト30が論理ハイで
ある場合には、第二の可能性のある数学的オーバフロー
・フラッグは、正しい数学的オーバフロー・フラッグで
ある。数学的オーバフロー・フラッグは、キャリーアウ
ト30の選択入力に基づいて、マルチプレクサ172に
よって選択される。
【0029】加算器24からのキャリーアウト・ビット
30は、マルチプレクサ160、172および180に
制御入力を供給する。マルチプレクサ160、172、
180、216、218、220および222への制御
入力は、各マルチプレクサにその入力の内の一つを、そ
の出力として選択させる。オペランド16および18の
最下位ビットである(n−i)ビットの合計は、出力2
8である。加算器24のキャリーアウトと一緒に、オペ
ランド16および18のkビットの合計が、その二つの
入力から、マルチプレクサ160によって選択される。
もっと下位のビットの合計からのすべてのキャリーアウ
ト・ビットを含む、オペランド16および18のj最上
位ビットの合計は、マルチプレクサ156、158およ
び180により選択される。
【0030】図3は、本発明の他の例示としての実施例
である。図3のALU10”の場合には、検出装置回路
は単純化されている。検出装置回路300は、入力とし
て、加算器124からの出力140の(g+1−j)最
上位サム・ビットを受信し、マルチプレクサ156から
jビット出力を受信する。検出装置回路302は、入力
として、加算器126からの出力142の(g+1−
j)最上位合計ビットを受信し、マルチプレクサ158
からjビット出力を受信する。各検出装置回路は、検出
装置回路40および44と同じ方法で作動し、AZおよ
びAO出力を発生する。検出装置回路300および30
2からのAZおよびAO出力は、NORゲート52およ
び54に、それぞれ入力を供給する。図3の回路の後の
部分は、図2と同じである。この他の例示としての実施
例の動作は、図2の例示としての実施例の動作を参照し
て理解されたい。
【0031】図4は、本発明の他の例示としての実施例
である。図4のALU10”’の場合には、検出装置回
路400は、その入力として、マルチプレクサ156か
らの出力jビットを受信する。検出装置回路402は、
入力として、加算器124からの出力140の(g+1
−j)最上位合計ビットを受信する。検出装置回路40
4は、入力として、マルチプレクサ158からjビット
出力を受信する。検出装置回路406は、入力として、
加算器126から出力142の(g+1−j)最上位合
計ビットを受信する。各検出装置回路は、検出装置回路
40および44と同じ方法で作動し、AZおよびAO出
力を発生する。検出装置回路400−406の出力は、
図2のところで説明したように、入力として、ANDゲ
ート162a−162dに供給される。この他の例示と
しての実施例の動作は、図2の例示としての実施例の動
作を参照して理解されたい。
【0032】本発明は、特にこの技術を含む集積回路を
使用する通信システムおよび装置で使用した場合特に有
用である。上記通信システムおよび装置は、論理演算装
置の動作中に時間を節約し、機能を向上させることが重
要な場合に、高速な加算および減算を実現するという利
点を持つ。
【0033】このようにして、正しい可能性のある数学
的オーバフロー・フラッグを選択すると同時に、(g+
i)ビットの正しい合計が選択される。この技術は、A
LU10、10’、10”および10”’のクリチカル
・パスがオーバフロー・フラッグの計算をしないですむ
という利点を持つ。ALUのクリチカル・パスがオーバ
フロー・フラッグの計算をしなくてすむので、ALUの
サイクル時間の短縮をすることができ、さらにもっと時
間が掛かる演算を同じALUサイクル時間で行うことが
できる。
【0034】二つのオペランドの演算をする、本発明の
例示としての実施例を説明してきたが、本発明は他のオ
ペランドに対する演算にも適用することができる。その
場合、第二のオペランドが存在する場合には、それをゼ
ロに結び付けることができる。
【0035】パイプライン技法を内蔵する本発明の例示
としての実施例を説明してきたが、当業者なら設計の際
にパイプライン技法を使用することによって、より優れ
た計算効率を実現できることを理解できるだろう。パイ
プライン技法は、前の組のデータの計算を終了する前
に、新しいデータセットについての計算を開始すること
によって、達成される。パイプライン技法中でより多く
のラッチを使用すればするほど、パイプライン技法が深
くなる。パイプライン技法を使用すると、パイプライン
を満たすのに必要な計算時間に最初の空白が生じるが、
加算器のような資源を最大限度に使用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の例示としての実施例の論理演算装置の
一部の略図である。
【図2】本発明の例示としての他の実施例の論理演算装
置の一部の略図である。
【図3】本発明の例示としてのさらに他の実施例の論理
演算装置の一部の略図である。
【図4】本発明の例示としてのもう一つの他の実施例の
論理演算装置の一部の略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラヴ クマー コラゴトラ アメリカ合衆国 18031 ペンシルヴァニ ア,ブレイニグスヴィル,クロス クリー ク サークル 7959 (72)発明者 ホサハリ アール.スリニヴァス アメリカ合衆国 18104 ペンシルヴァニ ア,アレンタウン,アパートメント ナン バー102,ベナー ロード 554

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つの各オペランド(16、
    18)の(g+n)ビットを、第一のグループのビット
    (n−i)と第二のグループのビット(g+l)に割り
    当てるステップと、 第一の合計出力(28)と第一のキャリー出力(30)
    とを発生するために、少なくとも一つのオペランド(1
    6、18)の第一のグループのビット(n−i)の合計
    を計算するステップと、 第一のグループのビットの合計を計算するのと同時に、
    第二の合計出力(38)を発生するために、論理ハイで
    あるキャリーイン(36)と一緒に、少なくとも一つの
    オペランド(16、18)の第二のグループのビット
    (g+i)の合計を計算するステップと、 第一の可能性のある数学的オーバフロー・フラッグ(5
    6)を生成するために、第二の合計出力(38)を評価
    するステップと、 第一のグループのビット(g+i)の合計を計算するの
    と同時に、第三の合計出力(34)を発生するために、
    論理ローであるキャリーイン(32)と一緒に、第二の
    グループのビット(g+i)のもう一つの合計を計算す
    るステップと、 第二の可能性のある数学的オーバフロー・フラッグ(5
    8)を生成するために、第三の合計出力(34)を評価
    するステップと、 第一のキャリーアウト(30)が第一の状態であるとき
    に、ALU(10)の数学的オーバフロー・フラッグ
    (62)として、第一の可能性のある数学的オーバフロ
    ー・フラッグ(56)を選択(60)し、第一のキャリ
    ー出力(30)が第二の状態であるときに、ALU(1
    0)の数学的オーバフロー・フラッグ(62)として、
    第二の可能性のある数学的オーバフロー・フラッグを選
    択(60)するステップとを備えてなる、それぞれが符
    号ビットおよびgガード・ビットを含むnビットを持つ
    少なくとも一つのオペランドに対して演算を行うことが
    できる論理演算装置での数学的オーバフロー・フラッグ
    の計算方法。
  2. 【請求項2】 第一のキャリーアウト(30)が第一の
    状態であるときに、第二のグループのビット(g+i)
    として、第二の合計出力(38)を選択するステップ
    と、 第一のキャリーアウト(30)が第二の状態であるとき
    に、第二のグループのビット(g+i)として、第三の
    合計出力(34)を選択するステップと、をさらに含む
    請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 第一のグループのビット(n−i)が、
    (g+n)ビットの最上位ビットからなる請求項1に記
    載の方法。
  4. 【請求項4】 第二のグループのビット(g+i)が、
    (g+n)ビットの最上位ビットからなる請求項1に記
    載の方法。
  5. 【請求項5】 少なくとも一つの各オペランドの(g+
    n)ビットを、第一のグループのビット(n−i)と第
    二のグループのビット(g+i)に割り当てるステップ
    と、 第一の合計出力(28)と第一のキャリー出力(30)
    とを発生するために、少なくとも一つのオペランド(1
    6、18)の第一のグループのビットの合計を計算する
    ステップと、 第一のグループのビット(n−i)の合計を計算するの
    と同時に、第二の合計出力(38)を発生するために、
    論理ハイであるキャリーイン(36)と一緒に、少なく
    とも一つのオペランドの第二のグループのビット(g+
    i)の合計を計算するステップと、 第一の可能性のある数学的オーバフローフラッグ(5
    8)を生成するために、第二の合計出力(38)を評価
    するステップと、 第一のグループのビットの合計を計算するのと同時に、
    第三の合計出力(34)を発生するために、論理ローで
    あるキャリーイン(32)と一緒に、第二のグループの
    ビット(g+i)のもう一つの合計を計算するステップ
    と、 第二の可能性のある数学的オーバフロー・フラッグ(5
    6)を生成するために、第三の合計出力(34)を評価
    するステップと、 第一のキャリーアウト(30)が第一の状態であるとき
    に、第二のグループのビット(g+i)の合計として、
    第二の合計出力(38)を選択し、第一のキャリー出力
    (30)が第二の状態であるときに、第二のグループの
    ビット(g+i)の合計として、第三の合計出力(3
    4)を選択するステップとを含む、それぞれが符号ビッ
    トおよびgガード・ビットを含むnビットを持つ少なく
    とも一つのオペランドに対して演算を行うことができる
    論理演算装置での数学的オーバフロー・フラッグの計算
    方法。
  6. 【請求項6】 第一のキャリーアウト(30)が第一の
    状態であるときに、論理演算装置の数学的オーバフロー
    ・フラッグ(62)として、第一の可能性のある数学的
    オーバフロー・フラッグ(58)を選択し、第一のキャ
    リー出力(30)が第二の状態であるときに、論理演算
    装置の数学的オーバフロー・フラッグ(62)として、
    第二の可能性のある数学的オーバフロー・フラッグ(5
    6)を選択するステップをさらに含む請求項5に記載の
    方法。。
  7. 【請求項7】 それぞれが符号ビットおよびgガード・
    ビットを含むnビットを持つ少なくとも一つのオペラン
    ドに関する演算を行うことができる論理演算装置での数
    学的オーバフロー・フラッグの計算方法であって、 少なくとも一つの各オペランド(16、18)の(g+
    n)ビットを、第一(n−i)、と第二(k)、第三
    (j)のグループの隣接するビットに割り当てるステッ
    プと、 第一の合計出力(28)と第一のキャリー出力(30)
    とを発生するために、第一のグループのビットの合計を
    計算するステップと、 第一のグループのビットの合計を計算するのと同時に、
    第二の合計出力(142)および第三のキャリー出力
    (146)を発生するために、論理ハイであるキャリー
    イン(134)と一緒に、第二のグループのビットの合
    計を計算するステップと、 第三の合計出力(140)と第三のキャリー出力(14
    4)を発生するために、論理ロー(132)であるキャ
    リーインと一緒に、第二のグループのビットの合計を計
    算するステップと、 第一のグループのビットの合計を計算するのと同時に、
    第四の合計出力(138)を発生するために、論理ハイ
    (130)であるキャリーインと一緒に、第三のグルー
    プのビットの合計を計算するステップと、 第五の合計出力(136)を発生するために、論理ロー
    (128)であるキャリーインと一緒に、第三のグルー
    プのビットの合計を計算するステップと、 第一の可能性のある数学的オーバフロー・フラッグ(1
    70)を生成するために、第二(142)、第三(14
    0)、第四(138)、および第五(136)の合計出
    力を評価するステップと、 第二の可能性のある数学的オーバフロー・フラッグ(1
    66)を生成するために、第二(142)、第三(14
    0)、第四(138)、および第五(136)の合計出
    力を評価するステップと、 第一のキャリーアウト(30)が第一の状態であるとき
    に、数学的オーバフロー・フラッグ(174)として、
    第一の可能性のある数学的オーバフロー・フラッグ(1
    70)を選択し、第一のキャリー出力(30)が第二の
    状態であるときに、数学的オーバフロー・フラッグ(1
    74)として、第二の可能性のあるオーバフロー・フラ
    ッグ(166)を選択するステップと、を含む論理演算
    装置での数学的オーバフロー・フラッグの計算方法。
  8. 【請求項8】 第一のキャリーアウト(30)が第一の
    状態であるときに、第二のグループのビットの合計とし
    て、第二の合計出力(142)を選択するステップと、 第一のキャリーアウト(30)が第二の状態であるとき
    に、第二のグループのビットの合計として、第三の合計
    出力(140)を選択するステップをさらに含む請求項
    7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 第三のキャリーアウトが第一の状態であ
    るときに、第三のグループのビットの合計として、第五
    の合計出力を選択するステップと、 第三のキャリーアウトが第二の状態であるときに、第三
    のグループのビットの合計として、第四の合計出力を選
    択するステップをさらに含む請求項7に記載の方法。
  10. 【請求項10】 それぞれが符号ビットおよびgガード
    ・ビットを含むnビットを持つ少なくとも一つのオペラ
    ンドに関する演算を行うことができる論理演算装置での
    数学的オーバフロー・フラッグの計算方法であって、 少なくとも一つの各オペランド(16、18)の(g+
    n)ビットを、第一(n−i)、第二(k)、および第
    三(j)のグループのビットに割り当てるステップと、 第一の合計出力(28)と第一のキャリー出力(30)
    とを発生するために、第一のグループのビットの合計を
    計算するステップと、 第一のグループのビットの合計を計算するのと同時に、
    第二の合計出力(142)および第二のキャリー出力
    (146)を発生するために、論理ハイであるキャリー
    イン(134)と一緒に、第二のグループのビットの合
    計を計算するステップと、 第一のグループのビットの合計を計算するのと同時に、
    第三の合計出力(140)と第三のキャリー出力(14
    4)を発生するために、論理ローであるキャリーイン
    (132)と一緒に、第二のグループのビットの合計を
    計算するステップと、 第一のグループのビットの合計を計算するのと同時に、
    第四の合計出力(138)を発生するために、論理ハイ
    であるキャリーイン(130)と一緒に、第三のグルー
    プのビットの合計を計算するステップと、 第五の合計出力(136)を発生するために、論理ロー
    であるキャリーイン(128)と一緒に、第三のグルー
    プのビットの合計を計算するステップと、 第一の可能性のある数学的オーバフロー・フラッグ(1
    70)を生成するために、第二、第三、第四、および第
    五の合計出力(142、140、138、136)を評
    価するステップと、 第二の可能性のある数学的オーバフロー・フラッグ(1
    66)を生成するために、第二、第三、第四、および第
    五(142、140、138、136)の合計出力を評
    価するステップと、 第三のキャリーアウト(30)が第一の状態であるとき
    に、第二のグループのビットの合計として、第二の合計
    出力(142)を選択し、第三のキャリーアウト(3
    0)が第二の状態であるときに、第二のグループのビッ
    トの合計として、第六の合計出力(140)を選択する
    ステップと、を含む論理演算装置での数学的オーバフロ
    ー・フラッグの計算方法。
  11. 【請求項11】 第一のキャリーアウト(30)が第一
    の状態であるときに、数学的オーバフロー・フラッグ
    (174)として、第一の可能性のあるオーバフロー・
    フラッグ(170)を選択し、第一のキャリー出力(3
    0)が第二の状態であるときに、数学的オーバフロー・
    フラッグ(174)として、第二の可能性のあるオーバ
    フロー・フラッグ(166)を選択する請求項10に記
    載の方法。
  12. 【請求項12】 それぞれが符号ビットおよびgガード
    ・ビットを含むnビットを持つ少なくとも一つのオペラ
    ンドに対する演算を行うことができる論理演算装置での
    数学的オーバフロー・フラッグの計算方法であって、 少なくとも一つの各オペランド(16、18)の(g+
    n)ビットを、第一(n−i)、第二(k)、および第
    三(j)のグループのビットに割り当てるステップと、 第一の合計出力(28)と第一のキャリー出力(30)
    とを発生するために、第一のグループのビットの合計を
    計算するステップと、 第一のグループのビットの合計を計算するのと同時に、
    第二の合計出力(142)および第二のキャリー出力
    (146)を発生するために、論理ハイであるキャリー
    イン(134)と一緒に、第二のグループのビットの合
    計を計算するステップと、 第一のグループの合計を計算すると同時に、第三の合計
    出力(140)と第三のキャリー出力(144)を発生
    するために、論理ローであるキャリーイン(132)と
    一緒に、第二のグループのビットの合計を計算するステ
    ップと、 第一のグループのビットの合計を計算するのと同時に、
    第四の合計出力(138)を発生するために、論理ハイ
    であるキャリーイン(130)と一緒に、第三のグルー
    プのビットの合計を計算するステップと、 第五の合計出力(136)を発生するために、論理ロー
    であるキャリーイン(128)と一緒に、第三のグルー
    プのビットの合計を計算するステップと、 第一の可能性のある数学的オーバフロー・フラッグ(1
    70)を生成するために、第二、第三、第四、および第
    五の合計出力(142、140、138、136)を評
    価するステップと、 第二の可能性のある数学的オーバフロー・フラッグ(1
    66)を生成するために、第二、第三、第四、および第
    五(142、140、138、136)の合計出力を評
    価するステップと、 第三のキャリーアウト(144)が第一の状態であると
    きに、第三のグループのビットの合計として、第五の合
    計出力を選択し、第一のキャリー出力(144)が第二
    の状態であるときに、第三のグループのビットの合計と
    して、第六の合計出力(136)を選択するステップ
    と、を含む論理演算装置での数学的オーバフロー・フラ
    ッグの計算方法。
  13. 【請求項13】 第一のキャリーアウト(30)が第一
    の状態であるときに、数学的オーバフロー・フラッグ
    (174)として、第一の可能性のある数学的オーバフ
    ロー・フラッグ(170)を選択し、第一のキャリー出
    力(30)が第二の状態であるときに、数学的オーバフ
    ロー・フラッグ(174)として、第二の可能性のある
    オーバフロー・フラッグ(166)を選択する請求項5
    に記載の方法。。
  14. 【請求項14】 それぞれが符号ビットおよびgガード
    ・ビットを含むnビットを持つ少なくとも一つのオペラ
    ンドに対する演算を行うことができる数学的オーバフロ
    ー・フラッグを計算するための論理演算装置であって、 少なくとも一つの各オペランド(16、18)の二進法
    表現の(n−i)ビットを受信し、二進法表現の合計を
    計算するための、少なくとも二つのオペランド(16、
    18)と第一のキャリーアウト(30)の合計の二進法
    表現である第一の合計出力(28)を供給する(n−
    i)ビット加算器(24)と、 少なくとも一つの各オペランド(16、18)のgガー
    ド・ビットと符号ビットおよび論理ハイであるキャリー
    イン・ビット(36)を受信し、少なくとも一つのオペ
    ランドの(g+i)ビットと論理ハイであるキャリーイ
    ン・ビットの合計を計算するための、第二の合計出力
    (38)を供給する第一の(g+i)ビット加算器(2
    2)と、 第二の合計出力(38)を評価し、第一の可能性のある
    数学的オーバフロー・フラッグ(58)を生成するため
    の評価回路(44、54)と、 少なくとも一つの各オペランド(16、18)のgガー
    ド・ビットと符号ビットおよび論理ローであるキャリー
    イン・ビット(32)を受信し、少なくとも一つのオペ
    ランドの(g+i)ビットの合計を計算するための、第
    三の合計出力(34)を供給する第二の(g+i)ビッ
    ト加算器(20)と、 第三の合計出力(34)を評価し、第二の可能性のある
    数学的オーバフロー・フラッグ(56)を生成するため
    の評価回路(40、52)と、 第一のキャリーアウト(30)が第一の状態であるとき
    に、数学的オーバフロー・フラッグ(62)として、第
    一の可能性のある数学的オーバフロー・フラッグ(5
    8)を選択し、第一のキャリー出力(30)が第二の状
    態であるときに、数学的オーバフロー・フラッグ(6
    2)として、第二の可能性のあるオーバフロー・フラッ
    グ(56)を選択するためのフラッグ選択回路(60)
    とを備えてなる、数学的オーバフロー・フラッグを計算
    するための論理演算装置。
  15. 【請求項15】 第一のキャリーアウト(30)が第一
    の状態であるときに、少なくとも一つのオペランドの
    (g+i)ビットの合計として、第二の合計出力(3
    8)を選択し、第一のキャリー出力(30)が第二の状
    態であるときに、少なくとも一つのオペランドの(g+
    i)ビットの合計として、第三の合計出力(34)を選
    択するための選択回路(42)をさらに備えてなる請求
    項14に記載の論理演算装置。
  16. 【請求項16】 符号ビットおよびgガード・ビットを
    含むnビットを持つ少なくとも一つのオペランドに対す
    る演算を行うことができる論理演算装置を含む集積回路
    であって、 少なくとも一つの各オペランド(16、18)の二進法
    表現の(n−i)ビットを受信し、二進法表現の合計を
    計算するための、少なくとも二つのオペランド(16、
    18)と第一のキャリーアウトの合計の二進法表現であ
    る第一の合計出力(28)を供給する(n−i)ビット
    加算器(24)と、 少なくとも一つの各オペランド(16、18)のgガー
    ド・ビットと符号ビットおよび論理ハイであるキャリー
    イン・ビット(36)を受信し、少なくとも一つのオペ
    ランドの(g+i)ビットと論理ハイであるキャリーイ
    ン・ビットの合計を計算するための、第二の合計出力
    (38)を供給する第一の(g+i)ビット加算器(2
    2)と、 第二の合計出力(38)を評価し、第一の可能性のある
    数学的オーバフロー・フラッグ(58)を生成するため
    の評価回路(44、54)と、 少なくとも一つの各オペランド(16、18)のgガー
    ド・ビットと、符号ビットおよび論理ローであるキャリ
    ーイン・ビット(32)を受信し、少なくとも一つのオ
    ペランドの(g+i)ビットの合計を計算するための、
    第三の合計出力(34)を供給する第二の(g+i)ビ
    ット加算器(20)と、 第三の合計出力(34)を評価し、第二の可能性のある
    数学的オーバフロー・フラッグ(56)を生成するため
    の評価回路と、 第一のキャリーアウト(30)が第一の状態であるとき
    に、数学的オーバフロー・フラッグ(62)として、第
    一の可能性のある数学的オーバフロー・フラッグ(5
    8)を選択し、第一のキャリー出力(30)が第二の状
    態であるときに、数学的オーバフロー・フラッグ(6
    2)として、第二の可能性のあるオーバフロー・フラッ
    グ(56)を選択するためのフラッグ選択回路(60)
    と、を備えてなる論理演算装置を含む集積回路。
  17. 【請求項17】 第一のキャリーアウト(30)が第一
    の状態であるときに、少なくとも一つのオペランドの
    (g+i)ビットの合計として、第二の合計出力(3
    8)を選択し、第一のキャリー出力(30)が第二の状
    態であるときに、少なくとも一つのオペランドの(g+
    i)ビットの合計として、第三の合計出力(34)を選
    択するための選択回路(42)をさらに備えてなる、請
    求項16に記載の集積回路。
  18. 【請求項18】 集積回路が、ディジタル信号プロセッ
    サである請求項16に記載の集積回路。
  19. 【請求項19】 集積回路が、マイクロプロセッサであ
    る請求項16に記載の集積回路。
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