JPH09190234A - 計算機システム自動停止装置 - Google Patents

計算機システム自動停止装置

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JPH09190234A
JPH09190234A JP8001683A JP168396A JPH09190234A JP H09190234 A JPH09190234 A JP H09190234A JP 8001683 A JP8001683 A JP 8001683A JP 168396 A JP168396 A JP 168396A JP H09190234 A JPH09190234 A JP H09190234A
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沢 治 滝
Shigeru Odagiri
茂 小田切
Toshihiro Nishi
敏 弘 西
Kenichi Irie
江 健 一 入
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 システムの停止を事前に認識させ、システム
停止前に実行中の処理を終了させる。 【解決手段】 ユーザが設定するシステム停止時刻を自
動シャットダウン装置に通知するシステム停止時刻設定
手段及び自動シャットダウン装置からのシャットダウン
要求を入力し、システム停止時刻で自体をシャットダウ
ンする手段を有するサーバ計算機、並びにサーバ計算機
からシャットダウンの要求を受け取り、システム停止時
刻に自体をシャットダウンする手段をそれぞれ複数のク
ライアント計算機が備え、サーバ計算機がシステム停止
時刻を通知するシステム停止時刻通知手段、及びシステ
ム停止時刻までの残り時間が予め記憶された事前通知時
間以下になると、この残り時間を通知する事前通知手
段、並びに通知されたシステム停止時刻及び残り時間を
表示するサーバシステム停止表示手段を備え、クライア
ント計算機が、通知されたシステム停止時刻及び残り時
間を表示するクライアントシステム停止表示手段を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、計算機システムの
停止に係り、特に自動シャットダウン装置を利用して計
算機システムを停止する計算機システム自動停止装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の計算機システム自動停止装置のブ
ロック図を図12に示す。
【0003】サーバ1に設けられたシステム停止時刻設
定手段11により、ユーザは予めシステム停止時刻を自
動シャットダウン装置3に対し設定しておく。システム
停止時刻になると、自動シャットダウン装置3はサーバ
1のサーバシャットダウン手段12に対しシャットダウ
ンの要求を発する。サーバシャットダウン手段12は、
シャットダウンの要求を受け取ると、クライアント5−
1〜5−Nのクライアントシャットダウン手段5−11
〜5−N1に対しシャットダウン要求をそれぞれ発す
る。
【0004】クライアントシャットダウン手段5−11
〜5−N1は、シャットダウン要求を受け取ると、それ
ぞれシャットダウン動作を開始する。また、サーバシャ
ットダウン手段12もクライアントシャットダウン手段
5−11〜5−N1にシャットダウン要求をした後、自
体のシャットダウン動作を行うが、そのシャットダウン
動作処理が完了する直前に、シャットダウン動作が終了
することを、サーバシャットダウン終了通知手段13を
介して自動シャットダウン装置3に通知し、シャットダ
ウン動作を終了する。自動シャットダウン装置3はシャ
ットダウン終了の通知を受け取ると、クライアント5−
1〜5−N及びサーバ1の電源を遮断する。
【0005】このように、従来の自動シャットダウン装
置による計算機システム自動停止装置は、計算機のシャ
ットダウン動作が、自動シャットダウン装置が接続され
ている計算機では、直接自動シャットダウン装置からの
指令により行われ、自動シャットダウン装置が接続され
ていない計算機では、その自動シャットダウン装置が接
続されている計算機を介して通知されるシャットダウン
要求により行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の計算機
システム自動停止装置では、システム停止時刻直前に計
算機で何等かの処理を実行している場合、例えばユーザ
がシステム停止時刻に気付かずにデータの書き込みや更
新をしているような場合は、システム停止により書き込
み・更新処理が途中で中断してしまうおそれがあり、ユ
ーザの作業が突然中断されるばかりでなくデータの整合
性が損なわれることが懸念される。
【0007】そこで、本発明の第1の目的は上述した問
題を解決するために、計算機を使用しているユーザにシ
ステム停止時刻を予め知らせると共に、システムが停止
する前にシステム停止時刻までの残り時間を知らせ、シ
ステムが停止する前に実行中の処理を終了させうる計算
機システム自動停止装置を提供することである。
【0008】また、従来の計算機システム自動停止装置
では、自動シャットダウン装置に接続された計算機でし
かシステム停止時刻を設定できないため、システム停止
時刻を設定したい場合、自動シャットダウン装置が接続
された計算機の作業を中断するか又は終了するまで待た
なければならなかった。
【0009】これに対して、自動シャットダウン装置が
接続されていない計算機でもシステム停止時刻の設定を
可能にすると、どの計算機からでもシステム停止時刻の
設定が可能となり、システム全体の状態を考えずにシス
テム停止時刻を早く設定してしまい、計算機システム全
体の整合性が損なわれ、計算機で作業をしている途中で
突然システムが停止してしまうおそれがあった。
【0010】そこで、本発明の第2の目的は、自動シャ
ットダウン装置が接続されていない計算機でもシステム
停止時刻の設定を可能とし、かつ計算機システム全体の
整合性が考慮されたシステム停止時刻の設定が可能な計
算機システム自動停止装置を提供することである。
【0011】また、従来の計算機システム自動停止装置
では、システム停止時刻付近で計算機に処理をさせてい
る場合、例えばユーザがシステム停止時刻に気付かずに
データの書き込み、更新をしているような場合、この処
理を途中で中断しシャットダウンしてしまうため、ユー
ザの作業が突然中断されるばかりでなくデータの整合性
が損なわれるおそれがある。
【0012】そこで、本発明の第3の目的は、計算機を
使用しているユーザにシステム停止時刻になったことを
伝えると共に、システム停止を遅らせたい場合は所望の
時間だけ遅らせることが可能な計算機システム自動停止
装置を提供することである。
【0013】また、従来の計算機システム自動停止装置
では、サーバはクライアントが起動しているか停止して
いるかを確認せずシャットダウン要求をしていたため、
クライアントが既に停止している場合はシャットダウン
要求が受け付けられず、これをサーバが認識するまでに
時間を要し、システム停止に余分な時間がかかってい
た。また、サーバはクライアントの停止を確認せずにシ
ャットダウンしてしまうため、クライアントよりサーバ
が先に停止してしまい、クライアントでのサーバのリソ
ースを使い実行している処理が中断されデータの整合性
が損なわれるおそれがあった。
【0014】そこで、本発明の第4の目的は、起動して
いないクライアントにシャットダウン要求をせず、かつ
すべてのクライアントが停止したことを確認してからサ
ーバがシャットダウンすることにより、システム停止を
効率的かつ確実に行うことが可能な計算機システム自動
停止装置を提供することである。
【0015】また、従来の計算機システム自動停止装置
では、システム停止時刻に計算機で処理を実行している
場合、この処理を強制的に終了させてシャットダウンし
てしまうため、データの整合性が損なわれるおそれがあ
る。また、ある処理を終了させる上で、各処理に順番が
ある場合、例えばある処理の終了処理が他の終了状態に
より変わる場合に、この順番が逆になるとシステムとし
て必要な処理が行えなくなるおそれがある。
【0016】そこで、本発明の第5の目的は、途中で強
制終了してはならない処理を予め定めた順序で正常終了
させてからシャットダウンしうる計算機システム自動停
止装置を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の計算機システム
自動停止装置は、システム停止時刻にシャットダウンを
要求する自動シャットダウン装置と、ユーザが設定する
システム停止時刻を自動シャットダウン装置に通知する
システム停止時刻設定手段及び自動シャットダウン装置
からのシャットダウン要求を受け、システム停止時刻で
自体をシャットダウンするサーバシャットダウン手段を
有するサーバ計算機と、このサーバ計算機からシャット
ダウンの要求を受け、システム停止時刻に自体をシャッ
トダウンするクライアントシャットダウン手段を有する
少なくとも1つのクライアント計算機とを備えたもので
あって、サーバ計算機が、システム停止時刻を通知する
システム停止時刻通知手段と、現在時刻からシステム停
止時刻までの残り時間が予め記憶された事前通知時間以
下になると、この残り時間を通知する事前通知手段と、
システム停止時刻通知手段から通知されたシステム停止
時刻及び事前通知手段から通知された残り時間を表示す
るサーバシステム停止表示手段とを備えたものであり、
クライアント計算機が、システム停止時刻通知手段から
通知されたシステム停止時刻及び事前通知手段から通知
された残り時間を表示するクライアントシステム停止表
示手段を備えたものであることを特徴とする。
【0018】このように、システム停止時刻通知手段が
システム停止時刻をサーバシステム停止表示手段及びク
ライアントシステム停止表示手段に通知し、この通知を
受け取った各システム停止表示手段がシステム停止時刻
を表示する。事前通知手段はシステム停止時刻までの残
り時間が事前通知時間記憶手段に記憶された時間以下に
なると、この残り時間をサーバシステム停止表示手段及
びクライアントシステム停止表示手段に通知する。この
通知を受け取った各システム停止表示手段がシステム停
止時刻までの残り時間を表示する。
【0019】これにより、サーバ及びクライアントを使
用するユーザはシステム停止時刻を認識し、かつ、シス
テムが停止する前に実行中の処理を終了されることが可
能になり、システム停止時刻に気づかずに作業していて
計算機がシャットダウンしデータの整合性が損なわれる
危険を回避できる。
【0020】また本発明の計算機システム自動停止装置
は、システム停止時刻にシャットダウンを要求する自動
シャットダウン装置と、ユーザが設定するシステム停止
時刻を自動シャットダウン装置に通知するシステム停止
時刻設定手段及び自動シャットダウン装置からのシャッ
トダウンの要求を受け、システム停止時刻に自体をシャ
ットダウンするサーバシャットダウン手段を有するサー
バ計算機と、このサーバ計算機からのシャットダウンの
要求を受け、システム停止時刻に自体をシャットダウン
するクライアントシャットダウン手段を有する少なくと
も1つのクライアント計算機とを備えたものであって、
クライアント計算機が、ユーザが設定するシステム停止
時刻を入力し、そのシステム停止時刻をサーバ計算機に
通知するシステム停止時刻設定通知手段を備えたもので
あり、サーバ計算機が、システム停止時刻設定通知手段
から入力したシステム停止時刻が、予め自体で設定され
たシステム停止時刻より前か又は自体にシステム停止時
刻が設定されていない場合、システム停止時刻設定通知
手段から入力したシステム停止時刻が現在時刻から予め
設定されたシステム停止時刻設定不可時間との間に含ま
れるならば、クライアント計算機からのシステム停止時
刻の設定が不可能であることをクライアント計算機に通
知し、含まれないならばシステム停止時刻設定通知手段
から入力したシステム停止時刻を新たにシステム停止時
刻とするシステム停止時刻受付手段を備えたものである
ことを特徴とする。
【0021】このように、システム停止時刻設定通知手
段がユーザが入力したシステム停止時刻をサーバに通知
する。このシステム停止時刻を入力したサーバのシステ
ム停止時刻受付手段は、このシステム停止時刻がシステ
ム停止時刻記憶手段に記憶されたシステム停止時刻より
前か、システム停止時刻記憶手段にシステム停止時刻が
記憶されていない場合、現在時刻から所定のシステム停
止時刻設定不可時間の間である場合には、システム停止
時刻の設定が不可能であることをクライアントに通知
し、それ以外の場合はシステム停止時刻設定手段にシス
テム停止時刻設定通知手段から入力したシステム停止時
刻を設定する。
【0022】これにより、サーバのみならずクライアン
トからもシステム停止時刻の設定が可能となり、かつク
ライアントからのシステム停止時刻の設定が早すぎる場
合、その設定を拒否することが可能となる。
【0023】また本発明の計算機システム自動停止装置
は、システム停止時刻にシャットダウンを要求する自動
シャットダウン装置と、ユーザが設定するシステム停止
時刻を自動シャットダウン装置に通知するシステム停止
時刻設定手段及び自動シャットダウン装置からのシャッ
トダウンの要求を受け、システム停止時刻に自体をシャ
ットダウンするサーバシャットダウン手段を有するサー
バ計算機と、このサーバ計算機からのシャットダウンの
要求を受け、システム停止時刻に自体をシャットダウン
するクライアントシャットダウン手段を有する少なくと
も1つのクライアント計算機とを備えたものであって、
サーバ計算機が、自動シャットダウン装置からシャット
ダウンの要求を受けると、システム停止を通知するシス
テム停止通知手段と、このシステム停止通知手段からシ
ステム停止の通知を入力した後、ユーザからシステム停
止時刻の遅延時間を入力し、この遅延時間を通知するサ
ーバ遅延時間設定手段と、この遅延時間及びクライアン
ト計算機から入力した遅延時間の中で、所定のシステム
停止時刻設定不可時間より大きくかつ最長の遅延時間
が、経過するまでシャットダウンを遅延させる遅延要求
受付手段とを備えたものであり、クライアント計算機
が、システム停止通知手段からシステム停止の通知を入
力した後、ユーザからシステム停止時刻の遅延時間を入
力し、この遅延時間を遅延要求受付手段に通知するクラ
イアント遅延時間設定手段を備えたものであることを特
徴とする。
【0024】このように、サーバが自動シャットダウン
装置からシャットダウン要求を受け取ると、システム停
止通知手段はシステムを停止することをサーバ遅延時間
設定手段とクライアント遅延時間設定手段に通知する。
この通知を受け取ると、各遅延時間設定手段はシステム
停止を遅らせたい時間をユーザから受付けサーバの遅延
要求受付手段に通知する。遅延要求受付手段は、通知の
あった遅延時間のうち所定の最長の時間が経過するのを
待ち、遅延時間経過後にサーバシャットダウン手段にシ
ャットダウンをするよう通知する。
【0025】これにより、システム停止時刻に計算機を
使用中のユーザがシステムの停止を遅らせることが可能
となり、シャットダウンによるデータの整合性が損なわ
れる危険を回避できる。
【0026】また本発明の計算機システム自動停止装置
は、システム停止時刻にシャットダウンを要求する自動
シャットダウン装置と、ユーザが設定するシステム停止
時刻を自動シャットダウン装置に通知するシステム停止
時刻設定手段及び自動シャットダウン装置からのシャッ
トダウンの要求を受け、システム停止時刻に自体をシャ
ットダウンするサーバシャットダウン手段を有するサー
バ計算機と、このサーバ計算機からのシャットダウンの
要求を受け、システム停止時刻に自体をシャットダウン
するクライアントシャットダウン手段を有する少なくと
も1つのクライアント計算機とを備えたものであって、
サーバ計算機が、各クライアント計算機の起動停止状況
を記憶するクライアント起動状況記憶手段と、サーバサ
ーバシャットダウン手段がシャットダウンの要求を受け
ると、所定の周期でクライアント起動状況記憶手段のク
ライアントの起動停止状況を確認するクライアント起動
確認手段とを備えたものであり、クライアント計算機
が、自体の起動停止状態を、所定の周期でクライアント
起動状況記憶手段に設定するクライアント起動状況設定
手段を備えたものであることを特徴とする。
【0027】このように、クライアントが立ち上がり起
動している間、各クライアント起動状況設定手段は、所
定の周期でサーバのクライアント起動状況記憶手段に自
体の運転停止状況を設定する。サーバが自動シャットダ
ウン装置からシャットダウン要求を受け取ると、サーバ
のクライアント起動確認手段はクライアント起動状況記
憶手段に記憶されている各クライアントの運転停止状況
を全て停止に設定し、所定の周期が経過するのを待つ。
その後クライアント起動確認手段は、クライアント起動
状況記憶手段を監視し、運転に設定されているクライア
ントがあれば、このクライアントをシャットダウンする
ようにサーバシャットダウン手段に通知する。以上の動
作を全てのクライアントが停止状態になるまで確認し、
クライアント起動確認手段はサーバシャットダウン手段
にサーバ自身もシャットダウンするよう通知する。
【0028】このように、シャットダウン要求がクライ
アントに受け付けられないことをサーバが認識する時間
を無くすことができ効率的にシステム停止を行うことが
可能となり、さらにクライアントが停止する前にサーバ
が停止してしまいクライアントでサーバのリソースを使
い実行していた処理が中断されデータの整合性が損なわ
れる危険を回避できる。
【0029】また本発明の計算機システム自動停止装置
は、システム停止時刻にシャットダウンを要求する自動
シャットダウン装置と、ユーザが設定するシステム停止
時刻を自動シャットダウン装置に通知するシステム停止
時刻設定手段及び自動シャットダウン装置からのシャッ
トダウンの要求を受け、システム停止時刻に自体をシャ
ットダウンするサーバシャットダウン手段を有するサー
バ計算機と、このサーバ計算機からのシャットダウンの
要求を受け、システム停止時刻に自体をシャットダウン
するクライアントシャットダウン手段を有する少なくと
も1つのクライアント計算機とを備えたものであって、
サーバ計算機が、シャットダウンにより強制終了させる
と矛盾が生じる動作中のプログラムを順番に記憶してい
るサーバプログラム記憶手段と、サーバシャットダウン
手段がシャットダウンの要求を受けると、前記サーバプ
ログラム記憶手段から、動作中のプログラムを確認し、
このプログラムに対して順に終了命令を出して終了させ
るサーバプログラム動作確認手段とを備えたものであ
り、クライアント計算機が、シャットダウンにより強制
終了させると矛盾が生じる動作中のプログラムを順番に
記憶しているクライアントプログラム記憶手段と、クラ
イアントシャットダウン手段がシャットダウンの要求を
受けると、前記クライアントプログラム記憶手段から、
動作中のプログラムを確認し、このプログラムに対して
順に終了命令を出して終了させるクライアントプログラ
ム動作確認手段とを備えたものであることを特徴とす
る。
【0030】このように、シャットダウン動作が始まる
と、サーバプログラム動作確認手段はサーバプログラム
記憶手段に記憶されている強制終了してはならないプロ
グラムが動作しているか確認し、動作中であればサーバ
プログラム記憶手段に記憶されている順にプログラムに
対して終了命令を出し、そのプログラムの終了を確認し
てシャットダウンする。
【0031】これにより、プログラムが実行中に強制終
了されデータの整合性が損なわれたり、終了の順番が逆
になりシステムとして必要な処理ができなくなる危険を
回避できる。
【0032】
【実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。
【0033】本発明の計算機システム自動停止装置に係
る実施の1形態を図1のブロック図に示す。
【0034】図1において、自動シャットダウン装置3
はサーバ1に接続され、サーバ1はシステム停止時刻設
定手段11、サーバシャットダウン手段12、システム
停止時刻通知手段20、サーバシステム停止表示手段2
1、事前通知手段23、及び事前通知時間記憶手段24
を有し、各クライアント5−1〜5−Nはクライアント
システム停止表示手段5−12〜5−N2をそれぞれ有
する。
【0035】ここで本実施の形態の動作を図2のフロー
チャートを参照して説明する。
【0036】サーバ1において、システム停止時刻設定
手段11にユーザからシステム停止時刻が新たに設定さ
れているか否か判断し(ステップ200)、システム停
止時刻が設定されていれば、システム停止時刻設定手段
11が自動シャットダウン装置3にこのシステム停止時
刻を通知して自動シャットダウン装置3にこの時刻を設
定させ、設定されていなければステップ205に移る
(ステップ201)。
【0037】次にシステム停止時刻設定手段11は、こ
のシステム停止時刻をシステム停止時刻通知手段20を
介して、サーバシステム停止表示手段21及びクライア
ントシステム停止表示手段5−12〜5−N2に通知す
る(ステップ202,203)。サーバシステム停止表
示手段21とクライアントシステム停止表示手段5−1
2〜5−N2とはこのシステム停止時刻を表示する(ス
テップ204)。
【0038】事前通知手段23は、常時、現在時刻から
システム停止時刻までの残り時間を算出し(ステップ2
05)、その残り時間と事前通知時間記憶手段24に予
め記憶された事前通知時間とを比較しており(ステップ
206)、残り時間が事前通知時間以下になると、サー
バシステム停止表示手段21及びクライアントシステム
停止表示手段5−12〜5−N2に残り時間を通知する
(ステップ207)。サーバシステム停止表示手段21
とクライアントシステム停止表示手段5−12〜5−N
2とはこの通知を受け取ると、システム停止時刻までの
残り時間を表示する。
【0039】このように、システム停止時刻設定手段1
1により設定されたシステム停止時刻が、システム停止
時刻通知手段20を介して、サーバ1及びクライアント
5−1〜5−Nに通知され、その時刻をサーバシステム
停止表示手段21とクライアントシステム停止表示手段
5−12〜5−N2とが表示することにより、サーバ1
及びクライアント5−1〜5−Nを使用するユーザはシ
ステム停止時刻を常に認識することが可能になる。
【0040】また、事前通知手段23は、システム停止
までの残り時間が事前通知時間記憶手段24に予め記憶
された時間以下になると、サーバシステム停止表示手段
21とクライアントシステム停止表示手段5−12〜5
−N2に残り時間を通知し、この残り時間を、サーバシ
ステム停止表示手段21とクライアントシステム停止表
示手段5−12〜5−N2とが表示する。
【0041】このため、サーバ1及びクライアント5−
1〜5−Nを使用するユーザはシステムが停止する前に
実行中の処理を終了させることが可能になる。また、シ
ステム停止時刻に気づかずに作業していて計算機がシャ
ットダウンしデータの整合性が損なわれる危険を回避で
きる。
【0042】本発明による計算機システム自動停止装置
の実施の別の形態を図3のブロック図に示す。
【0043】図3において、自動シャットダウン装置3
に接続されているサーバ1は、システム停止時刻設定手
段11、システム停止時刻受付手段30、システム停止
時刻記憶手段31、及びシステム停止時刻設定不可時間
記憶手段32を有し、クライアント5−1〜5−Nはシ
ステム停止時刻設定通知手段5−13〜5−N3を有す
る。
【0044】本実施の形態の動作を図4のフローチャー
トに示す。ユーザがクライアント5−1〜5−Nのいず
れかにおいて、システムの停止時刻を入力すると(ステ
ップ401)、そのユーザが入力したクライアントのシ
ステム停止時刻設定通知手段5−13〜5−N3がこの
入力を受け取り、サーバ1のシステム停止時刻受付手段
30に通知する(ステップ402)。
【0045】システム停止時刻受付手段30は、システ
ム停止時刻記憶手段31に別のシステム停止時刻が既に
設定されており、かつ自体が入力したシステム停止時刻
が既に記憶されているシステム停止時刻より後か否かを
判断する(ステップ403)。
【0046】もしそうならば、システム停止時刻受付手
段30は、通知されたシステム停時刻時刻をシステム停
止時刻設定手段11に通知する(ステップ405)。
【0047】他方、通知されたシステム停止時刻がシス
テム停止時刻記憶手段31に記憶されているシステム停
止時刻より前か、システム停止時刻記憶手段31にシス
テム停止時刻が記憶されていない場合は、システム停止
時刻受付手段30は、通知されたシステム停止時刻が現
在時刻からシステム停止時刻設定不可時間記憶手段32
に記憶されたシステム停止時刻設定不可時間の間に入る
か判断する(ステップ404)。システム停止時刻がシ
ステム停止時刻設定不可時間に入る場合、システム停止
時刻受付手段30は、クライアント5−1〜5−Nにシ
ステム停止時刻の設定が不可能であることを通知する
(ステップ408)。
【0048】通知されたシステム停止時刻がシステム停
止時刻設定不可時間に入らない場合は、システム停止時
刻受付手段30はクライアントから通知されたシステム
停止時刻をシステム停止時刻設定手段11に通知する
(ステップ405)。システム停止時刻設定手段11は
システム停止時刻受付手段30よりシステム停止時刻の
通知があると、このシステム停止時刻を自動シャットダ
ウン装置3に設定し(ステップ406)、システム停止
時刻記憶手段31に記憶させる(ステップ407)。
【0049】このように、サーバ1だけでなくクライア
ント5−1〜5−Nでもシステム停止時刻の設定ができ
る。また、クライアント側で現在時刻からシステム停止
時刻設定不可時間記憶手段に記憶された時間の間に、既
に設定されているシステム停止時刻を早めたり設定する
ことを抑制するため、クライアントを使用するユーザが
システム全体の状態を考えずにシステム停止時刻を早め
てしまい突然システムが停止する危険性を回避すること
が可能となる。
【0050】本発明の計算機システム自動停止装置に係
る実施の別の形態を図5のブロック図に示す。
【0051】図5において、自動シャットダウン装置3
に接続されているサーバ1は、サーバシャットダウン手
段12、システム停止通知手段40、サーバ遅延時間設
定手段41、遅延要求受付手段42、遅延要求受付時間
記憶手段43、及び上限遅延時間記憶手段44を有し、
クライアント5−1〜5−Nはクライアント遅延時間設
定手段5−14〜5−N4を有する。
【0052】本実施の形態の処理の流れを図6のフロー
チャートに示す。
【0053】予め設定されたシステム停止時刻になる
と、自動シャットダウン装置3がサーバ1にシャットダ
ウン要求を発する(ステップ601)。シャットダウン
要求を受信するサーバシャットダウン手段12はシステ
ム停止通知手段40に対しシステム停止を要求する(ス
テップ602)。この要求を受けたシステム停止通知手
段40はシステム停止を、サ−バ遅延時間設定手段4
1、遅延要求受付手段42、及びクライアント遅延時間
設定手段5−14〜5−N4に通知する(ステップ60
3)。
【0054】サ−バ遅延時間設定手段41及びクライア
ント遅延時間設定手段5−14〜5−N4は、ユーザが
システムの停止時刻を遅らせたい場合にその遅らせたい
時間(遅延時間)をユーザから受け付け、この遅延時間
をサーバ1の遅延要求受付手段42に通知する(ステッ
プ604)。
【0055】遅延要求受付手段42は、システム停止通
知手段40からシステム停止が通知されると、遅延要求
受付時間記憶手段43に予め記憶された所定の遅延要求
受付時間が経過するまで、サーバ遅延時間設定手段4
1、クライアント遅延時間設定手段5−14〜5−N4
から遅延時間を受け付ける(ステップ605)。
【0056】遅延要求受付手段42は、遅延要求受付時
間が経過した後、遅延時間の通知がなければ、サーバシ
ャットダウン手段12にシャットダウンを行うように通
知する(ステップ606,610)。
【0057】他方、遅延時間の通知があれば、遅延要求
受付手段42は、受け付けた複数の遅延時間の中で、上
限遅延時間記憶手段44に予め記憶された所定の上限遅
延時間以下でありかつ最長の遅延時間が経過するまで待
つ(ステップ606,607,609)。
【0058】通知のあった遅延時間が、全て上限遅延時
間記憶手段44に記憶された時間を越えている場合は、
遅延要求受付手段42は上限遅延時間記憶手段44に記
憶された上限遅延時間が経過するのを待つ(ステップ6
06,607,608)。
【0059】その後、遅延要求受付手段42は、サーバ
1のサーバシャットダウン手段12にシャットダウンを
行うように通知する(ステップ610)。
【0060】このように、サーバシャットダウン手段が
シャットダウンを実行する前にサーバ遅延時間設定手段
とクライアント遅延時間設定手段によりユーザがシステ
ム停止を遅らせたい遅延時間を設定することが可能とな
り、サーバ及びクライアントの各計算機で実行中の処理
が強制終了されデータの整合性が損なわれる危険を回避
することができる。
【0061】本発明の計算機システム自動停止装置に係
る実施の別の形態を図7のブロック図に示す。
【0062】図7において、自動シャットダウン装置3
に接続されているサーバ1は、サーバシャットダウン手
段12、クライアント起動確認手段50、クライアント
起動状況記憶手段51、クライアント起動状況設定周期
記憶手段52を有し、クライアント5−1〜5−Nはク
ライアントシャットダウン手段5−11〜5−N1と、
クライアント起動状況設定手段5−15〜5−N5とを
有する。
【0063】ここで、クライアント起動状況記憶手段5
1の構成を図8を参照して説明する。
【0064】クライアント起動状況記憶手段51は、ク
ライアント5−1〜5−Nに対応するN個のフラグを持
っている。各フラグはクライアントの起動状況を表し、
例えばそのクライアントが停止状態であれば“0”、起
動状態であれば“1”のどちらかの値を持つ。
【0065】本実施の形態の処理を図9のフローチャー
トに示す。
【0066】サーバ1が立ち上がると、サーバ1のクラ
イアント起動確認手段50はクライアント起動状況記憶
手段51の各フラグを初期設定するために、“0”(停
止)に設定する(ステップ901)。
【0067】クライアント5−1〜5−Nが立ち上がる
と、クライアント起動状況設定手段5−15〜5−N5
は、サーバ1のクライアント起動状況設定周期記憶手段
52に予め記憶された所定の周期で、サーバ1のクライ
アント起動状況記憶手段51を監視し、該当するフラグ
を“1”(起動)に設定する(ステップ902)。
【0068】システム停止時刻になると、サーバ1が自
動シャットダウン装置3からシャットダウン要求を受け
取り、サーバシャットダウン手段12はクライアント起
動確認手段50に各クライアント5−1〜5−Nの起動
停止状況を確認するよう要求する(ステップ903)。
【0069】この要求を受けるとクライアント起動確認
手段50は、クライアント起動状況記憶手段51の各フ
ラグを“0”(停止)に設定する(ステップ904)。
【0070】その後、クライアント起動確認手段50
は、クライアント起動状況設定周期記憶手段52に記憶
されている周期が1周期分だけ経過するのを待つ(ステ
ップ905)。
【0071】1周期分の時間が経過した後、クライアン
ト起動確認手段50は、クライアント起動状況記憶手段
51の各フラグのうち“1”(起動)のフラグが1つ以
上ある場合は、フラグが“1”(起動)となっているク
ライアントをサーバシャットダウン手段12に通知する
(ステップ906,907)。
【0072】サーバシャットダウン手段12は,通知の
あったクライアントにシャットダウンを要求し、クライ
アント起動確認手段50にクライアントの起動停止状況
を確認することを再び要求する(ステップ908)。
【0073】この手順を繰り返し、クライアント起動状
況記憶手段51の全フラグが“0”(停止)になったこ
とをクライアント起動確認手段50が確認すると、サー
バシャットダウン手段12はサーバのシャットダウンを
行う(ステップ906,909)。
【0074】これによって、シャットダウン要求がクラ
イアントに受け付けられないことをサーバに認識する時
間をなくすことができ、効率的にシステム停止を行うこ
とが可能となる。更に、クライアントが停止する前にサ
ーバが停止してしまったり、クライアントでサーバのリ
ソースを使い実行している処理が中断され、データの整
合性が損なわれる危険を回避できる。
【0075】本発明の計算機システム自動停止装置に係
る実施の別の形態を図10のブロック図に示す。
【0076】図10において、自動シャットダウン装置
3に接続されたサーバ1は、サーバシャットダウン手段
12、サーバプログラム動作確認手段60、及びサーバ
プログラム記憶手段61を有し、クライアント5−1〜
5−Nは、クライアントシャットダウン手段5−11〜
5−N1、クライアントプログラム動作確認手段5−1
6〜5−N6、及びクライアントプログラム記憶手段5
−17〜5−N7を有する。
【0077】本実施の形態の処理の流れを図11のフロ
ーチャートに示す。
【0078】サーバ1が自動シャットダウン装置3から
シャットダウン要求を受け取ると(ステップ110)、
サーバシャットダウン手段12は、例えば1番目(=
N)のクライアント5−1のクライアントシャットダウ
ン手段5−11に、シャットダウン要求を通知する(ス
テップ111,112)。
【0079】クライアントシャットダウン手段5−11
は、クライアントプログラム動作確認手段5−16に対
して、強制終了させてはならないプログラムが動作中で
あるか否かを確認するように要求する(ステップ11
4)。
【0080】クライアントプログラム動作確認手段5−
16は、自身の計算機の中で動作中のプログラムを管理
しているクライアントプログラム記憶手段5−17から
確認すべきプログラム名を読取り(ステップ115)、
動作中であるか否かを確認する(ステップ116)。
【0081】動作しているプログラムがあれば、そのプ
ログラムに終了命令を発し(ステップ117,11
8)。以下動作中のプログラムが存在する分だけ、クラ
イアントプログラム記憶手段5−17の記憶順に、動作
中の各プログラムに終了命令を発する(ステップ11
6,117,118)。動作中のプログラムがなくなっ
たら、そのまま自体をシャットダウンする(ステップ1
19)。
【0082】以上の動作を、全てのクライアントに対し
て行う(ステップ120,113)。 全てのクライア
ントをシャットダウンしたら、サーバシャットダウン手
段12は、サーバプログラム動作確認手段60に対し
て、強制終了させてはならないプログラムが動作中か確
認するように要求する(ステップ121)。
【0083】サーバプログラム動作確認手段60は、サ
ーバプログラム記憶手段61から動作中のプログラム名
を順に読み取り(ステップ122)、このプログラムが
動作しているか確認する(ステップ123)。
【0084】動作していれば、そのプログラムに終了命
令を発し(ステップ124,l25)、他に動作中のプ
ログラムに対しても、サーバプログラム記憶手段61に
記憶されている順に終了命令を出し終了命令を発する。
【0085】動作中のプログラムがなくなれば、自体も
そのままシャットダウンする(ステップ126)。
【0086】このように、プログラム動作確認手段がプ
ログラム記憶手段に記憶されている強制終了してはなら
ないプログラムが動作しているか確認し、動作中であれ
ばプログラム記憶手段に記憶されている順に終了命令を
出しプログラムの終了を確認しシャットダウンすること
により、プログラムが実行中に強制終了されデータの整
合性が損なわれたり、終了の順番が逆になりシステムと
して必要な処理ができなくなる危険を回避することがで
きる。
【0087】
【発明の効果】本発明によれば、計算機を使用するユー
ザはシステム停止時刻を認識し、かつシステムが停止す
る前に実行中の処理を終了させることが可能になり、シ
ステム停止に伴うデータの整合性が損なわれる危険を回
避できる。
【0088】本発明によれば、自動シャットダウン装置
が接続された計算機のみならず、自動シャットダウン装
置が接続されていない計算機でもシステム停止時刻を設
定することができ、かつシステム停止時刻の設定が早す
ぎる場合、設定を抑制することが可能となる。
【0089】本発明によれば、計算機を使用するユーザ
はシステム停止時刻になってもシステム停止を遅延する
ことが可能となり、システム停止時刻に実行中の処理が
シャットダウンにより強制終了されデータの整合性が損
なわれる危険を回避することができる。
【0090】本発明によれば、起動していないクライア
ントにシャットダウン要求してシャットダウン要求が受
け付けられないことをサーバが認識する時間を無くすこ
とができ効率的にシステム停止を行うことが可能とな
り、さらにクライアントが停止する前にサーバが停止し
てしまいクライアントでサーバのリソースを使い実行し
ている処理が中断されデータの整合性が損なわれる危険
を回避できる。
【0091】本発明によれば、強制終了してはならない
プログラムを予め定めた順序で正常終了させてからシャ
ットダウンすることができ、プログラムが強制終了され
データの整合性が損なわれたり、終了の順番が逆になり
システムとして必要な処理が行えなくなる危険を回避す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の計算機システム自動停止装置に係る実
施の1形態を示すブロック図。
【図2】図1に示した実施の形態の処理の動作を示すフ
ローチャート。
【図3】本発明の計算機システム自動停止装置に係る実
施の別の形態を示すブロック図。
【図4】図3に示した実施の形態の処理の動作を示すフ
ローチャート。
【図5】本発明の計算機システム自動停止装置に係る実
施の別の形態を示すブロック図。
【図6】図5に示した実施の形態の処理の動作を示すフ
ローチャート。
【図7】本発明の計算機システム自動停止装置に係る実
施の別の形態を示すブロック図。
【図8】クライアント起動状況記憶手段を説明するため
の図
【図9】図7に示した実施の形態の処理の動作を示すフ
ローチャート。
【図10】本発明の計算機システム自動停止装置に係る
実施の別の形態を示すブロック図。
【図11】図9に示した実施の形態の処理の動作を示す
フローチャート。
【図12】従来の計算機システム自動停止装置を示すブ
ロック図。
【符号の説明】
1 サーバ 3 自動シャットダウン装置 5−1〜5−N クライアント 5−12〜5−N2 クライアントシステム停止表示手
段 11 システム停止時刻設定手段 12 サーバシャットダウン手段 20 システム停止時刻通知手段 21 サーバシステム停止表示手段 23 事前通知手段 24 事前通知時間記憶手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 入 江 健 一 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】システム停止時刻にシャットダウンを要求
    する自動シャットダウン装置と、ユーザが設定するシス
    テム停止時刻を前記自動シャットダウン装置に通知する
    システム停止時刻設定手段及び前記自動シャットダウン
    装置からのシャットダウン要求を受け、前記システム停
    止時刻で自体をシャットダウンするサーバシャットダウ
    ン手段を有するサーバ計算機と、このサーバ計算機から
    シャットダウンの要求を受け、前記システム停止時刻に
    自体をシャットダウンするクライアントシャットダウン
    手段を有する少なくとも1つのクライアント計算機とを
    備えた計算機システム自動停止装置において、 前記サーバ計算機は、前記システム停止時刻を通知する
    システム停止時刻通知手段と、現在時刻から前記システ
    ム停止時刻までの残り時間が予め記憶された事前通知時
    間以下になると、この残り時間を通知する事前通知手段
    と、前記システム停止時刻通知手段から通知された前記
    システム停止時刻及び前記事前通知手段から通知された
    前記残り時間を表示するサーバシステム停止表示手段と
    を備えたものであり、 前記クライアント計算機は、前記システム停止時刻通知
    手段から通知された前記システム停止時刻及び前記事前
    通知手段から通知された前記残り時間を表示するクライ
    アントシステム停止表示手段を備えたものであることを
    特徴とする計算機システム自動停止装置。
  2. 【請求項2】システム停止時刻にシャットダウンを要求
    する自動シャットダウン装置と、ユーザが設定するシス
    テム停止時刻を前記自動シャットダウン装置に通知する
    システム停止時刻設定手段及び前記自動シャットダウン
    装置からのシャットダウンの要求を受け、前記システム
    停止時刻に自体をシャットダウンするサーバシャットダ
    ウン手段を有するサーバ計算機と、このサーバ計算機か
    らのシャットダウンの要求を受け、前記システム停止時
    刻に自体をシャットダウンするクライアントシャットダ
    ウン手段を有する少なくとも1つのクライアント計算機
    とを備えた計算機システム自動停止装置において、 前記クライアント計算機は、ユーザが設定するシステム
    停止時刻を入力し、そのシステム停止時刻を前記サーバ
    計算機に通知するシステム停止時刻設定通知手段を備え
    たものであり、 前記サーバ計算機は、前記システム停止時刻設定通知手
    段から入力したシステム停止時刻が、予め自体で設定さ
    れたシステム停止時刻より前か又は自体にシステム停止
    時刻が設定されていない場合、システム停止時刻設定通
    知手段から入力したシステム停止時刻が現在時刻から予
    め設定されたシステム停止時刻設定不可時間との間に含
    まれるならば、前記クライアント計算機からのシステム
    停止時刻の設定が不可能であることを前記クライアント
    計算機に通知し、含まれないならばシステム停止時刻設
    定通知手段から入力したシステム停止時刻を新たにシス
    テム停止時刻とするシステム停止時刻受付手段を備えた
    ものであることを特徴とする計算機システム自動停止装
    置。
  3. 【請求項3】システム停止時刻にシャットダウンを要求
    する自動シャットダウン装置と、ユーザが設定するシス
    テム停止時刻を前記自動シャットダウン装置に通知する
    システム停止時刻設定手段及び前記自動シャットダウン
    装置からのシャットダウンの要求を受け、前記システム
    停止時刻に自体をシャットダウンするサーバシャットダ
    ウン手段を有するサーバ計算機と、このサーバ計算機か
    らのシャットダウンの要求を受け、前記システム停止時
    刻に自体をシャットダウンするクライアントシャットダ
    ウン手段を有する少なくとも1つのクライアント計算機
    とを備えた計算機システム自動停止装置において、 前記サーバ計算機は、前記自動シャットダウン装置から
    シャットダウンの要求を受けると、システム停止を通知
    するシステム停止通知手段と、このシステム停止通知手
    段からシステム停止の通知を入力した後、ユーザから前
    記システム停止時刻の遅延時間を入力し、この遅延時間
    を通知するサーバ遅延時間設定手段と、この遅延時間及
    び前記クライアント計算機から入力した遅延時間の中
    で、所定のシステム停止時刻設定不可時間より大きくか
    つ最長の遅延時間が、経過するまでシャットダウンを遅
    延させる遅延要求受付手段とを備えたものであり、 前記クライアント計算機は、前記システム停止通知手段
    からシステム停止の通知を入力した後、ユーザから前記
    システム停止時刻の遅延時間を入力し、この遅延時間を
    前記遅延要求受付手段に通知するクライアント遅延時間
    設定手段を備えたものであることを特徴とする計算機シ
    ステム自動停止装置。
  4. 【請求項4】システム停止時刻にシャットダウンを要求
    する自動シャットダウン装置と、ユーザが設定するシス
    テム停止時刻を前記自動シャットダウン装置に通知する
    システム停止時刻設定手段及び前記自動シャットダウン
    装置からのシャットダウンの要求を受け、前記システム
    停止時刻に自体をシャットダウンするサーバシャットダ
    ウン手段を有するサーバ計算機と、このサーバ計算機か
    らのシャットダウンの要求を受け、前記システム停止時
    刻に自体をシャットダウンするクライアントシャットダ
    ウン手段を有する少なくとも1つのクライアント計算機
    とを備えた計算機システム自動停止装置において、 前記サーバ計算機は、各クライアント計算機の起動停止
    状況を記憶するクライアント起動状況記憶手段と、前記
    サーバサーバシャットダウン手段がシャットダウンの要
    求を受けると、所定の周期で前記クライアント起動状況
    記憶手段のクライアントの起動停止状況を確認するクラ
    イアント起動確認手段とを備えたものであり、 前記クライアント計算機は、自体の起動停止状態を、所
    定の周期で前記クライアント起動状況記憶手段に設定す
    るクライアント起動状況設定手段を備えたものであるこ
    とを特徴とする計算機システム自動停止装置。
  5. 【請求項5】システム停止時刻にシャットダウンを要求
    する自動シャットダウン装置と、ユーザが設定するシス
    テム停止時刻を前記自動シャットダウン装置に通知する
    システム停止時刻設定手段及び前記自動シャットダウン
    装置からのシャットダウンの要求を受け、前記システム
    停止時刻に自体をシャットダウンするサーバシャットダ
    ウン手段を有するサーバ計算機と、このサーバ計算機か
    らのシャットダウンの要求を受け、前記システム停止時
    刻に自体をシャットダウンするクライアントシャットダ
    ウン手段を有する少なくとも1つのクライアント計算機
    とを備えた計算機システム自動停止装置において、 前記サーバ計算機は、シャットダウンにより強制終了さ
    せると矛盾が生じる動作中のプログラムを順番に記憶し
    ているサーバプログラム記憶手段と、前記サーバシャッ
    トダウン手段がシャットダウンの要求を受けると、前記
    サーバプログラム記憶手段から、前記動作中のプログラ
    ムを確認し、このプログラムに対して順に終了命令を出
    して終了させるサーバプログラム動作確認手段とを備え
    たものであり、 前記クライアント計算機は、シャットダウンにより強制
    終了させると矛盾が生じる動作中のプログラムを順番に
    記憶しているクライアントプログラム記憶手段と、前記
    クライアントシャットダウン手段がシャットダウンの要
    求を受けると、前記クライアントプログラム記憶手段か
    ら、動作中のプログラムを確認し、このプログラムに対
    して順に終了命令を出して終了させるクライアントプロ
    グラム動作確認手段とを備えたものであることを特徴と
    する計算機システム自動停止装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013221642A (ja) * 2012-04-13 2013-10-28 Nec Corp フロア環境最適化システム、最適化装置、最適化方法およびプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013221642A (ja) * 2012-04-13 2013-10-28 Nec Corp フロア環境最適化システム、最適化装置、最適化方法およびプログラム

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