JPH09189579A - 監視データ収集装置 - Google Patents

監視データ収集装置

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JPH09189579A
JPH09189579A JP304896A JP304896A JPH09189579A JP H09189579 A JPH09189579 A JP H09189579A JP 304896 A JP304896 A JP 304896A JP 304896 A JP304896 A JP 304896A JP H09189579 A JPH09189579 A JP H09189579A
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Seiichi Tanada
清一 棚田
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 監視対象19から周期的にデータを収集する
場合に、効率的にデータを収集し、かつホスト装置20
の処理負担を軽減する。 【解決手段】 監視対象19から収集する各データの収
集周期、ホスト装置がデータ処理するに最適なデータ形
式に加工するための演算処理法等のデータ収集属性をデ
ータ収集属性ファイル12に記憶し、監視対象19から
記憶された収集周期で各データを順次収集して基本デー
タファイル13に一定期間時系列的に記憶保持する。基
本データファイル13に記憶された各データを演算処理
法に従って加工演算を行う。そして、データ保存ファイ
ル14に記憶された各データを、所定更新周期で、デー
タ演算部17で加工演算された後のデータ又は演算指定
されていない基本データファイル13に記憶されたデー
タに更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工場施設,ビル施
設,公共施設等の状態を監視する監視システムに組込ま
れ、監視対象から周期的にデータを収集してホスト装置
へ供給する監視データ収集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】工場施設,ビル施設,公共施設等の状態
を監視制御する監視システムにおいては、監視対象とな
る各施設における監視すべきデータ種類や該当データを
計測する計測器の種類によって、収集されるデータの形
式が,アナログ値,デジタル値,積算値等が存在する。
また、収集するデータの種類に応じて、変動が激しいの
で1秒,1分等の比較的短周期でデータを収集して監視
する必要があるデータ種類や、比較的変動が少ないの
で、例えば1時間,1日等の比較的長周期でデータを収
集すればよいデータ種類もある。
【0003】また、各計測器から収集した生のデータは
電圧値や電流値や単なるデジタル値であるので、これら
のデータを、物理的に意味を有するデータに加工する必
要がある。このデータ加工演算には、各計測器固有の補
正値や係数を用いる場合が多い。
【0004】したがって、一般的に、監視システムにお
いては、図5に示すように、監視システムを、監視対象
1から各種のデータを収集する監視データ収集装置2と
監視データ収集装置2で収集されたデータに対して本来
の各種の情報処理を実行するホスト装置3とで構成して
いる。そして、監視データ収集装置2においては、監視
対象1から実際に各データを収集するデータ収集部4と
収集した各データを一定期間記憶保持するデータ保存フ
ァイル5とで構成されている。
【0005】従来、監視対象1から周期的に各データを
収集してデータ保存ファイル5へ書込むデータ収集部4
とホスト装置3とのデータ処理分担は種々の分担区分が
実施されている。
【0006】(a) データ収集部4は監視対象1から
各種のデータを該当データに指定された周期で収集し
て、収集したデータをそのままデータ保存ファイル5へ
書込む。ホスト装置3は、データ保存ファイル5に記憶
されたデータに対して所定の加工演算処理を施して、物
理的に意味のあるデータに変換した後、このデータに対
して本来の各種の情報処理を実行する。
【0007】(b) データ収集部4は監視対象1から
各種のデータを該当データに指定された周期で収集し
て、収集したデータをそのままデータ保存ファイル5へ
書込む。さらに、データ収集部4は書込んだデータに対
して所定の加工演算処理を施して、物理的に意味のある
データに変換して再度データ保存ファイル5へ書込む。
すなわち、最初に書込まれたデータは加工後のデータに
更新される。ホスト装置3は、データ保存ファイル5に
記憶された加工後のデータに対して本来の各種の情報処
理を実行する。
【0008】なお、データ収集部4は監視対象1から各
データを読取り、加工演算処理を施したのちにデータ保
存ファイル5へ書込む場合もある。さらに、データ収集
部4以外に各データの加工演算処理を専門に行う加工演
算処理部を設ける場合もある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示す監視データ収集装置2においても、まだ改良すべき
次のような課題があった。 (a)に示す処理分担手法においては、ホスト装置3が
監視対象1から収集したデータに対して加工演算処理を
実施する必要があり、ホスト装置3のデータ処理負担が
大幅に増大する。また、前述したように、各データに対
する加工演算処理を実施するためには、各計測器固有の
補正値や係数を用いる必要があるので、計測器が交換さ
れた場合は、その都度ホスト装置3のアプリケーション
プログラムを変更する必要があり、多大の労力と時間が
必要である。また、その期間はホスト装置3全体を停止
する必要がある。
【0010】例えば、監視対象1が電力メータ,水道メ
ータ,ガスメータ等の計測値を順番にカウントアップし
ていく場合においては、ホスト装置3でもって、今回値
から前回値を減算することによって、今回の使用量を算
出する。一般に、電力メータ,水道メータ,ガスメータ
においては、計測値が最大値に達すると、次に計測値は
0値に戻る。そして、この最大値は各メータ固有のもの
であり、たとえ電力メータであっても形式が異なれば、
最大値は異なる。したがって、各計器(メータ)毎の最
大値をアプリケーションプログラムに書込む必要があ
る。
【0011】(b)に示す処理分担手法においては、デ
ータ保存ファイル5には、最終的にホスト装置3が本来
の各種の情報処理を実行できるように加工されたデータ
の状態で記憶されている。
【0012】したがって、ホスト装置3が同一データを
異なる複数種類の物理的意味を有するデータとして使用
する場合においては、各種類毎にデータ保存ファイル5
を設け、各データ保存ファイル5毎に、データ収集部3
でデータを収集して、それぞれ対応する加工演算処理を
実施して、対応するデータ保存ファイル5へ書込む必要
がある。
【0013】例えば、電力値の1分毎の瞬時値のデータ
と10秒毎の瞬時値のデータとは異なるデータ保存ファ
イル5に書込む必要がある。したがって、データ収集部
4は、10秒毎にデータを収集するとともに、1分毎に
データを収集する。
【0014】この10秒毎にデータを収集するタイミン
グと1分毎にデータを収集するタイミングとは同期が取
れていないので、収集するタイミングに時間差が発生す
る。したがって、同一時間帯で収集したデータであるの
に、1分毎のデータが10秒毎のデータに含まれない矛
盾が発生する場合もある。
【0015】また、1分期間毎の最大瞬時値のデータと
10秒期間毎の最大瞬時値のデータとを求める場合は、
収集タイミングがずれている場合は、10秒期間毎の最
大瞬時値のデータが1分期間毎の最大瞬時値のデータよ
り大きくなる矛盾が発生する場合もある。
【0016】また、データ収集部4においても、同一デ
ータを複数回に亘って収集する無駄な処理を実施する必
要があり、データ収集処理能率が低下する。本発明はこ
のような事情に鑑みてなされたものであり、ホスト装置
がアクセスするデータ保存ファイルの他に監視対象から
収集した生のデータを記憶する基本データファイルを設
けることによって、同一データを複数の目的に使用する
場合においても、同一データに対しては複数のデータ収
集を行うことなく、データ収集処理能率が向上し、さら
に正しいデータが得られ、かつ、ホスト装置の処理負担
を軽減できる監視データ収集装置を提供することを目的
とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に本発明は、監視対象から周期的にデータを収集してホ
スト装置がアクセスするデータ保存ファイルに書込む監
視データ収集装置において、監視対象から収集する各デ
ータの収集周期、収集した各データのうち演算指定デー
タをホスト装置がデータ処理するに最適なデータ形式に
加工するための演算処理法等のデータ収集属性を入力す
るためのデータ収集属性入力部と、データ収集属性入力
部から入力されたデータ収集属性を記憶するデータ収集
属性ファイルと、監視対象からデータ収集属性ファイル
に記憶された収集周期で各データを順次収集するデータ
収集部と、データ収集部にて順次収集される各データを
一定期間時系列的に記憶保持する基本データファイル
と、基本データファイルに記憶された各データのうちの
演算指定データをデータ収集属性ファイルに記憶された
演算処理法に従って加工演算を行うデータ演算部と、デ
ータ保存ファイルに記憶された各データを、所定の更新
周期で、データ演算部で加工演算された後のデータ又は
演算指定されていない基本データファイルに記憶された
データに更新するデータ更新部とを備えている。
【0018】このように構成された監視データ収集装置
においては、データ収集属性ファイルには、操作者がデ
ータ収集属性入力部を介して入力した各データの収集周
期、収集した各データのうち演算指定データをホスト装
置がデータ処理するに最適なデータ形式に加工するため
の演算処理法等のデータ収集属性が記憶されている。
【0019】そして、データ収集部はこのデータ収集属
性ファイルに記憶された収集周期で各データを順次収集
して基本データファイルへ書込む。データ演算部は基本
データファイルのデータをデータ収集属性ファイルに記
憶された演算処理法に従って加工演算を行う。そして、
データ更新部は、データ保存ファイルに記憶された各デ
ータを、データ演算部で加工演算された後のデータ又は
演算指定されていない基本データファイルに記憶された
データに所定の更新周期で更新する。
【0020】データ保存ファイル内には、各データがホ
スト装置が直接情報処理できる状態で記憶されている。
したがって、ホスト装置は監視装置から収集した生のデ
ータを物理的に意味を有するデータに加工演算する必要
がないので、ホスト装置の処理負担が軽減される。
【0021】また、加工演算後のデータの他に、データ
収集部で収集した生のデータが基本データファイルに保
存されているので、計測器故障等の事態が発生した場合
等においては、加工演算を実施する前のデータを確認で
き、早急に原因究明を実施できる。
【0022】また、基本データファイルには加工演算前
の生のデータが記憶保存されているので、この基本デー
タファイルに記憶されている同一データを使用目的に応
じて複数種類に加工演算できる。したがって、データ収
集部は同一データを複数回に亘って収集する必要はな
い。
【0023】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施形態を図面を
用いて説明する。図1は実施形態の監視データ収集装置
の概略構成を示すブロック図である。この監視データ収
集装置11は、データ収集属性ファイル12と基本デー
タファイル13とそれぞれデータ使用目的に応じた複数
のデータ保存ファイル14からなる例えばHDD内に形
成された複数のファイルと、CRT表示装置とキーボー
ド等のマンマシン装置で構成されたデータ収集属性入力
部15と、制御プログラム上に形成されたデータ収集部
16とダータ演算部17とデータ更新部18との3つの
処理部とで構成されている。
【0024】そして、この監視データ収集装置11は監
視対象19から周期的にデータを収集してホスト装置2
0がアクセスする各データ保存ファイル14に書込む。
この実施例の監視データ収集装置11が適用される監視
対象19は、例えばビル施設における各テナントの消費
電力を監視する監視システムに組込まれている。そし
て、監視対象19は各需要家に配設された電力計である
とする。この電力計は、通常の積算値(カウント値)
と、電力値(W)とを出力する。
【0025】データ収集属性入力部15には、操作者
が、監視対象19から収集する各データの収集周期、収
集した各データのうち演算指定したデータをホスト装置
20がデータ処理するに最適なデータ形式に加工するた
めの演算処理法、収集した各データの保存期間等のデー
タ収集属性を入力する。
【0026】データ収集入力部15は入力したデータ収
集属性をデータ収集属性ファイル12に書込む。この実
施例においては、データ収集属性ファイル12には、例
えば図2に示すデータ収集属性が設定される。
【0027】例えば、アドレス[su101]で指定さ
れるデータは、データ種別が積算値であり、収集周期が
1分であり、保存期間が1年である。さらに、加工演算
処理法は定数乗算であり、その加工演算に用いる定数
(パラメータ)は100であり、積算値の最大値(カウ
ント値)は4096である。
【0028】また、アドレス[pv201]で指定され
るデータは、データ種別が瞬時値であり、収集周期は1
秒であり、保存期間は7日である。また、アドレス[d
o301]で指定されるデータは、データ種別が瞬時値
であり、収集周期は10秒であり、保存期間は30日で
ある。そして、各アドレス[pv201],[do30
1]で指定される各データのデータ種別に対して加工演
算法,パラメータ及び最大カウント値は設定されていな
い。
【0029】このように、この実施形態においては、3
種類のデータがデータ収集属性ファイル12に設定され
ている。したがって、データ保存ファイル14の設置数
も各データ種別に対応して3つ形成されている。
【0030】データ収集部16は、データ収集属性ファ
イル12に記憶されている各データ種類毎に設定されて
いる収集周期で制御対象19から出力されているデータ
を収集して時系列的に基本データファイル13へ書込
む。
【0031】データ収集部16が各データを収集する収
集周期は、データ収集属性ファイル12に記憶されてい
る該当データの収集周期であるが、同一データに対して
複数の収集周期が設定されている場合は、短い方の収集
周期を採用する。例えば、図2においては、瞬時値の収
集周期は2種類設定されているが、短い方の1秒の周期
で収集する。
【0032】したがって、基本データファイル13内に
は、図3(a)に示すように、電力計における1分毎の
積算値(カウント値)のデータと、電力計における1秒
毎の瞬時値(電力値)のデータとの2種類のデータが時
系列的に記憶保持される。
【0033】なお、基本データファイル13の記憶容量
も一定の限界値が存在するので、規定数を越えてデータ
が入力した場合には、最も古いデータを最新のデータに
書き換える。
【0034】データ演算部17は基本データファイル1
3に記憶されたデータのうちデータ収集属性ファイル1
2内に加工演算法が指定されたデータに対して、予め定
められた一定の更新周期毎に、該当加工演算法に従っ
て、該当データを物理的意味を有するホスト装置20が
各種のデータ処理を実施するに最適なデータ形式に加工
して次のデータ更新部18へ送出する。
【0035】例えば、図3(a)に示すアドレス[su
101]で示される電力計における1分毎の積算値(カ
ウント値)のデータに対しては、今回周期の積算値(カ
ウント値)から1分前の前回周期の積算値(カウント
値)を減算して、今回周期の使用量(カウント数)を算
出する。そして、算出された使用量(カウント数)に対
して、パラメータに設定された定数100を乗算して、
今回周期の電力消費量を算出する。
【0036】なお、データ演算部17は設定された1分
の収集周期毎に今回周期の電力消費量を算出してデータ
更新部18へ送出することも可能である。この場合、今
回の積算値(カウント値)が前回の積算値(カウント
値)より小さい場合は、電力計の積算値(カウント値)
が最大値である4096を越えてしまって0値から再度
計数を開始したと判断する。そして、最大値(409
6)から前回の積算値(カウント値)を減算して減算値
に今回の積算値(カウント値)を加算することによって
今回周期の使用量(カウント数)を算出する。
【0037】また、図3(a)に示す電力計における1
秒毎の瞬時値のデータに対しては、図2に示すデータ収
集属性に示すように、アドレス[pv201]の1秒周
期のテータと、アドレス[do301]の10秒周期の
データとの2種類のデータが対応するが、加工演算法が
設定されていないので、データ演算部17は、この瞬時
値のデータに対しては加工演算を実施しない。
【0038】データ更新部18は、データ演算部17か
ら所定更新周期毎に、又は収集周期毎に、入力される加
工演算後の各データを該当データに割付けられたデータ
保存ファイル14へ書込む。データ保存ファイル14
は、自己のデータ種類に対してデータ収集属性ファイル
12内に設定された保存期間に相当する量のデータを記
憶する領域を有する。データ更新部18は、所定更新周
期毎に、又は収集周期毎に、最も古いデータを今回入力
された加工演算された新規のデータに更新する。
【0039】したがって、データ保存ファイル14内に
は、設定された保存期間を満足する最新のデータが記憶
されている。図3(b)はデータ保存ファイル14内に
記憶された加工演算後の1分毎の電力使用量が記憶保持
されている状態を示す。
【0040】また、データ更新部18は、データ収集属
性ファイル12に加工演算法が指定されていないデータ
に対しては、所定更新周期毎に又は、該当データの収集
周期毎に、基本データテーブル13に記憶されている最
新のデータを読取って該当データに割付けられデータ保
存ファイル14へ書込む。
【0041】具体的には、アドレス[pv201]のデ
ータ種類に対しては、図3(a)に示す1秒間隔の各デ
ータ(瞬時値)を読取って、そのまま該当データに対応
するデータ保存ファイル14へ書込む。また、アドレス
[do301]のデータ種類に対しては、図3(a)に
示す1秒間隔の各データ(瞬時値)を、10個おきに読
取って、そのまま該当データに対応するデータ保存ファ
イル14へ書込む。
【0042】このように、監視対象19の電力計から収
集した各瞬時値はそのまま物理的な意味を有するので、
加工演算処理しなくて、そのまま対応するデータ保存フ
ァイル14に書込まれる。
【0043】図4は、実施形態の監視データ収集装置全
体の動作を示す流れ図である。流れ図が開始されると、
P(プログラム・ステップ)1にて、監視対象19から
一つのデータを収集して、基本データファイル13へ書
込む(P2)。全部のデータを収集すると(P3)、所
定の更新周期のタイミングが到来すると(P4)、基本
データファイル13に記憶された各データに対する加工
演算処理を実行する。
【0044】すなわち、基本データファイル13から読
出したデータが積算値の場合は、前回からの増加分を求
める(P6)。なお、計算結果が負であれば(P7)、
最大値(最大カウント数)を用いて正しい増加分を求め
る(P8)。
【0045】そして、定数乗算の加工演算法が設定され
ていた場合は(P9)、先に求めた増加分に対してパラ
メータに設定されている100の定数を乗算して(P1
0)、加工後のデータをデータ保存ファイル14へ書込
む(P11)。
【0046】そして、基本データファイル13に記憶さ
れている全てのデータに対するデータ保存ファイル14
への書込処理が終了した時点で(P12)、データ収集
属性入力部15からデータ収集属性の変更指令が入力す
ると(P13)、データ収集属性ファイル12の記憶内
容を変更する(P14)。
【0047】このように構成された監視データ収集装置
においては、データ収集属性ファイル12には、データ
収集属性入力部15を介して入力された各データの収集
周期、収集した各データのうち演算指定データをホスト
装置20がデータ処理するに最適なデータ形式に加工す
るための演算処理法、収集した各データの保存期間等の
データ収集属性が記憶されている。
【0048】そして、監視対象19の各データはデータ
収集部15でデータ収集属性ファイル12に記憶された
収集周期で順次読出されて基本データファイル13へ書
込まれる。基本データファイル13へ書込まれた各デー
タはデータ演算部17によって、データ収集属性ファイ
ル12に記憶された演算処理法に従って加工演算され
て、データ更新部13によって、対応する各データ保存
ファイル14に書込まれる。
【0049】このように、各データ保存ファイル14内
には、保存期間内の各データがホスト装置20が直接情
報処理できる状態で記憶されている。したがって、ホス
ト装置20は監視対象19から収集した生のデータを物
理的に意味を有するデータに加工演算する必要がないの
で、ホスト装置20の処理負担が軽減される。
【0050】また、加工演算後のデータの他に、データ
収集部16で収集した生のデータが基本データファイル
13に保存されているので、計測器故障等の事態が発生
した場合等においては、加工演算を実施する前のデータ
を確認できるので、早急に原因究明を実施できる。
【0051】また、基本データファイル13には加工演
算前の生のデータが記憶保存されているので、この基本
データファイル13に記憶されている同一データを使用
目的に応じて複数種類に加工演算できる。例えば、図2
に示すように、同一データを1秒毎の瞬時値を求めるp
v201のデータと、10秒毎の瞬時値を求めるdo3
01のデータとで共通に使用可能である。したがって、
データ収集部16は同一データをデータ種別毎に複数回
に亘って収集する必要はないので、データ収集部16に
おけるデータ収集効率を向上できる。
【0052】また、同一期間で採取したデータを複数種
類の目的で使用する場合に、同一データを使用している
ので、データの一貫性を維持でき、ホスト装置20にお
けるデータ処理結果の信頼性を向上できる。
【0053】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではない。実施形態の監視データ収集装置は、
ビル施設における各テナントの電力消費量のデータ監視
に適用したが、ビル設備以外のあらゆる設備における各
種のデータ監視に適用できることはいうまでもない。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明の監視データ
収集装置においては、ホスト装置がアクセスするデータ
保存ファイルの他に監視対象から収集した生のデータを
記憶する基本データファイルを設けている。
【0055】したがって、同一データを複数の目的に使
用する場合においても、同一データに対しては複数回に
亘ってデータ収集する必要がないので、データ収集処理
能率が向上し、さらに正しいデータが得られる。
【0056】また、データ保存ファイルにはホスト装置
がデータ処理するに最適なデータ形式に加工された状態
でデータが書込まれるので、ホスト装置の処理負担を軽
減できる。
【0057】さらに、基本データファイルには監視対象
から収集した生のデータが記憶保持されているので、異
常発生時における原因究明を早急に実施できき、装置全
体の信頼性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の監視データ収集装置の
概略構成を示すブロック図
【図2】 同実施形態のデータ収集属性ファイルの記憶
内容を示す図
【図3】 同実施形態の基本データファイル及びデータ
保存ファイルの記憶内容を示す図
【図4】 同実施形態の全体動作を示す流れ図
【図5】 従来の監視データ収集装置の概略構成を示す
ブロック図
【符号の説明】
11…監視データ収集装置、12…データ収集属性ファ
イル、13…基本データファイル、14…データ保存フ
ァイル、15…データ収集属性入力部、16…データ収
集部、17…データ演算部、18…データ更新部、19
…監視対象、20…ホスト装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視対象から周期的にデータを収集して
    ホスト装置がアクセスするデータ保存ファイルに書込む
    監視データ収集装置において、 前記監視対象から収集する各データの収集周期、収集し
    た各データのうち演算指定データを前記ホスト装置がデ
    ータ処理するに最適なデータ形式に加工するための演算
    処理法等のデータ収集属性を入力するためのデータ収集
    属性入力部と、 このデータ収集属性入力部から入力されたデータ収集属
    性を記憶するデータ収集属性ファイルと、 前記監視対象から前記データ収集属性ファイルに記憶さ
    れた収集周期で前記各データを順次収集するデータ収集
    部と、 このデータ収集部にて順次収集される各データを一定期
    間時系列的に記憶保持する基本データファイルと、 この基本データファイルに記憶された各データのうちの
    演算指定データを前記データ収集属性ファイルに記憶さ
    れた演算処理法に従って加工演算を行うデータ演算部
    と、 前記データ保存ファイルに記憶された各データを、所定
    の更新周期で、前記データ演算部で加工演算された後の
    データ又は演算指定されていない前記基本データファイ
    ルに記憶されたデータに更新するデータ更新部とを備え
    た監視データ収集装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000293223A (ja) * 1999-04-06 2000-10-20 Mitsubishi Electric Corp 監視制御装置
WO2020027207A1 (ja) * 2018-08-03 2020-02-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 異常検出方法、情報処理装置及び異常検出システム
KR102187288B1 (ko) * 2020-04-20 2020-12-04 (주)테크윈시스템 공정감시제어의 입력오류 및 제어오류 대응 기반 시스템

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