JPH09186968A - デジタル信号記録再生装置及びデジタル信号再生方法 - Google Patents
デジタル信号記録再生装置及びデジタル信号再生方法Info
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- JPH09186968A JPH09186968A JP35283095A JP35283095A JPH09186968A JP H09186968 A JPH09186968 A JP H09186968A JP 35283095 A JP35283095 A JP 35283095A JP 35283095 A JP35283095 A JP 35283095A JP H09186968 A JPH09186968 A JP H09186968A
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Abstract
で複数個連続して再生し、デジタル放送の受信・復調装
置に入力して復号化する際に、プログラムの変化を示す
情報を付加する。 【解決手段】 信号処理マイコン8はデマルチプレクサ
12から送られてくる再生VAUXデータ中に記録開始
位置(REC START)や記録終了位置(REC
END)を示すデータを検出したときに、デジタルイン
タフェース16に知らせる。デジタルインタフェース1
6は、デマルチプレクサ12から送られてくるビデオデ
ータを入れるアイソクロナスパケットのヘッダにプログ
ラムの変化を識別する不連続フラグを立てる。
Description
ing Picture Image Coding
Experts Group)等の高能率符号化技術を
応用して符号化されたビデオ信号及びオーディオ信号を
記録再生する装置及び再生する方法に関し、詳細には再
生プログラムの不連続や変速再生モードであることを示
す識別信号を付加する技術に関する。
G等の高能率符号化技術を応用して、ビデオ信号及びオ
ーディオ信号を符号化し、通信衛星等を介して伝送し、
受信側においてこれを復調するようにしたシステムが普
及しつつある。
信・復調装置が必要となる。この受信・復調装置におい
ては、複数チャンネルのデータが多重化されたトランス
ポートストリームから所望のチャンネルのトランスポー
トストリームを選択する部分と、所望のチャンネルのト
ランスポートストリームから所望のプログラムのビデオ
データとオーディオデータを分離する部分と、分離した
ビデオデータ及びオーディオデータを復号化する部分と
を備えている。
において、前述した所望のチャンネルのトランスポート
ストリームの受信や所望のプログラムのビデオデータ及
びオーディオデータの分離ができるようにするために、
多重化されたトランスポートストリーム中にPSI(P
rogram Spesific Informati
on:プログラム仕様情報)やEPG(Electro
ic ProgramGuide:電子番組ガイド)あ
るいはSI(Service Informatio
n:サービス情報)を付加している。
ィオ信号を符号化して記録/再生するビデオテープレコ
ーダ(以下DVCRという)が商品化されている。そし
て、このようなDVCRに前述したデジタル放送のビデ
オデータ及びオーディオデータを復号化せずに記録/再
生することが考えられている(久保田 幸雄 編著「図
解 デジタルビデオ読本」,pp.140−152,
(株)オーム社,平成7年8月25日)。
ル放送のプログラムを複数個連続して再生し、これを前
述した受信・復調装置に入力して復号化する際に、プロ
グラムの変化時における復号化動作を迅速に行なえるよ
うにしたデジタル信号記録再生装置及びデジタル信号再
生方法を提供することを目的とする。
変速再生時の出力を前述した受信・復調装置に入力して
復号化する際に、ビデオデータ及びオーディオデータの
復号出力が途切れないようにしたデジタル信号記録再生
装置及びデジタル信号再生方法を提供することを目的と
する。
に、本発明に係るデジタル信号記録再生装置は、所定の
符号化方式で符号化されているデジタル信号を入出力す
る第1の手段と、第1の手段から送られてくるデジタル
信号を記録媒体に記録する第2の手段と、記録媒体に記
録されているデジタル信号を再生して第1の手段へ送る
第3の手段と、第3の手段から再生されるデジタル信号
におけるプログラムの変化を検出する第4の手段とを備
え、第4の手段がプログラムの変化を検出したときに、
第1の手段から出力するデジタル信号に第1の識別情報
を付加することを特徴とするものである。
は、所定の符号化方式で符号化されているデジタル信号
を記録媒体から再生して外部へ出力する際に、再生中の
デジタル信号のプログラムが変化したときに、このデジ
タル信号に第1の識別情報を付加することを特徴とする
ものである。
置及びデジタル信号再生方法において、変速再生時に
は、さらに第2の識別信号を付加してもよい。
段から再生されるデジタル信号におけるプログラムの変
化を検出したときに、第1の手段から出力するデジタル
信号に第1の識別情報を付加する。
図面を参照しながら詳細に説明する。まず本発明に係る
デジタル信号記録再生装置が再生したMPEGのデジタ
ル信号を受けて復号化するように構成した受信・復調装
置について説明する。
ロック図である。この受信・復調装置はIRD(Int
egrated Receiver Decoder)
と呼ばれる。
(図示せず)から送られてくるRF信号を入力し、所望
のチャンネルのトランスポートストリームを選択するフ
ロントエンド21と、フロントエンド21で選択したト
ランスポートストリームから所望のプログラムのMPE
GビデオデータとMPEGオーディオデータと付加情報
を分離するデマルチプレクサ22と、デマルチプレクサ
22を通して入出力するデータを一時的に蓄積するバッ
ファメモリ23とを備えている。
レクサ22で分離したビデオデータを復号化するMPE
Gビデオデコーダ24と、デマルチプレクサ22で分離
したオーディオデータを復号化するMPEGオーディオ
デコーダ25と、MPEGビデオデコーダ24で復号化
したビデオ信号をNTSC方式のビデオ信号に変換する
NTSCエンコーダ26と、NTSCエンコーダ26の
出力をアナログ化するD/Aコンバータ27と、MPE
Gオーディオデコーダ25の出力をアナログ化するD/
Aコンバータ28とを備えている。MPEGビデオデコ
ーダ24にはビデオデータを一時的に蓄積するバッファ
メモリ24aが、またMPEGオーディオデコーダ25
には、オーディオデータを一時的に蓄積するバッファメ
モリ25aが設けられている。
の動作を制御するマイクロコンピュータ(以下マイコン
という)29と、フロントパネル30と、デマルチプレ
クサ22で分離したMPEGビデオデータ、MPEGオ
ーディオデータ、及び付加情報を外部へ送信し、また外
部から受信したMPEGビデオデータ、MPEGオーデ
ィオデータ、及び付加情報をデマルチプレクサ22へ送
るデジタルインタフェース31を備えている。
K復調器とエラー訂正回路とから構成されており、多重
化されている複数チャンネルのトランスポートストリー
ムから、ユーザーがフロントパネル30で指定した所望
のチャンネルのトランスポートストリームを選択してQ
PSK復調し、さらにエラーの検出・訂正を行う。
トリームの例を示す。この図に示すように、1チャンネ
ルのトランスポートストリームには複数個のプログラム
(ここでは、プログラム番号1〜3を図示)が多重化さ
れている。ここで、プログラムとは仮想的な放送チャン
ネル、日本の現行放送でいえば、例えばNHK衛星第
1、NHK衛星第2等の放送サービスのことである。
8バイト)でパケット化されており、その先頭にヘッダ
を持っている。そして、ヘッダにはデータを識別するた
めのPID(Packet Identificati
on:パケットID))が付与されている。
ャンネルのトランスポートストリームから、デマルチプ
レクサ22を通して付加情報を含むパケットが一旦バッ
ファメモリ23に書き込まれる。そして、ここから所望
のプログラムのMPEGビデオデータとMPEGオーデ
ィオデータを認識して分離し、そのビデオデータをMP
EGビデオデコーダ24へ、オーディオデータをMPE
Gオーディオデコーダ25へ送る。図9においては、プ
ログラム番号2のビデオデータとオーディオデータを分
離している。
ているPID(パケットID)を見る。そして、それが
所望のプログラムのビデオデータ及びオーディオデータ
を識別するPIDであれば、それぞれMPEGビデオデ
コーダ24とMPEGオーディオデコーダ25へ送る。
図9においては、プログラム番号2のビデオデータに付
与されているPIDは“xx”であり、オーディオデー
タに付与されているPIDは“yy”である。なお、受
信・復調装置においてプログラム番号とPIDとの対応
関係を知る方法については、後述する。
デオデータは、バッファメモリ24aに記憶され、適宜
読み出されて復号化される。復号化されたビテオデータ
はNTSCエンコーダ25によりNTSC方式のビデオ
信号に変換され、D/Aコンバータ26によりアナログ
ビデオ信号に変換された後、外部のモニタ装置(図示せ
ず)へ供給される。また、MPEGオーディオデコーダ
25へ送られたオーディオデータは、バッファメモリ2
5aに記憶され、適宜読み出されて復号化される。復号
化されたオーディオデータは、D/Aコンバータ28に
よりアナログオーディオ信号に変換された後、モニタ装
置等のスピーカー(図示せず)へ供給される。
信号及びオーディオ信号を受信し復号化してモニタ装置
に表示することができる。
ように、多重化されたビットストリーム中にはPSI
(プログラム使用情報)やEPG(電子番組ガイド)あ
るいはSI(サービス情報)が付加されている。ここで
は、MPEGで規定されているPSIと欧州のデジタル
放送であるDVB(Digital Video Br
oadcasting)システムで規定されているSI
について説明する。
ociation Table) このテーブルはMPEGで規定されており、PID(パ
ケットID)は0である。そして、主な内容は、後述す
るNITのPIDと、PMTのPIDの記述である。
Table) このテーブルもMPEGで規定されており、PIDは前
述したPATにより決められている。主な内容は、プロ
グラム番号とPIDとの対応の記述と、ECM(番組に
付随するスクランブルデータ)のPIDの記述である。
ccess Table) このテーブルもMPEGで規定されており、PIDは1
である。そして、主な内容は、EMM(顧客向けのスク
ランブル情報)の記述である。
mation Table) PIDは0010である。そして、主な内容はネットワ
ーク名(衛星名、地上波送信所等)の記述と、その各ト
ランスポートストリーム(物理チャンネル)に関する変
調方式や周波数の記述である。
る。 :BAT(Bouquet Association
Table) PIDは0011である。そして、主な内容は、ブーケ
(Bouquet:番組供給者)の名称と仕向国の記
述、及びトランスポートストリーム(物理チャンネル)
に関するサービスの内容とCASS(Conditio
nal Access Service Syste
m)方式の記述である。
iption Table) PIDは0011である。そして、主な内容は、トラン
スポートストリーム(物理チャンネル)に関し、そこに
含まれるサービスIDとそのブーケの名称等の記述であ
る。ここで、サービスIDとは、NHK衛星第1、NH
K衛星第2等の放送チャンネルのことである。すなわ
ち、MPEGで規定されているブログラム番号と同じで
ある。
tion Table) PIDは0012である。そして、主な内容は、イベン
トIDとその開始時刻、放送時間、番組内容等の記述で
ある。そして、このイベントID毎にトランスポートス
トリームIDとサービスIDが記述されている。ここ
で、イベントとは、例えば「7時のニュース(12月1
日放送分)」等の番組のことである。
Table) PIDは0010である。そして、主な内容は、世界標
準時の情報の記述である。このTDTを用いて装置内の
時計(図示せず)の時刻合わせを行える。
s Table) PIDは0013である。そして、主な内容は、イベン
トの実行状況の記述である。すなわち、あるイベントの
開始前、実行中、終了等の記述をする。
が以上説明したPSIとSIをどのように処理するかに
ついて説明する。
トワークの方式に合わせて、定数等の設定を行う。この
情報はNITに記述されているので、各トランスポート
ストリームに対し変調方式、周波数、ビットレート、誤
り訂正方式等が得られる。設定後、これらの情報はマイ
コン29のEEPROM(図示せず)に格納する。
う。各放送イベントには固有のイベントIDが付与さ
れ、EITに放送番組の名称や内容が開始時刻と共に記
述され、イベント毎にそのトランスポートストリームI
DとサービスIDが記述されている。そこで、EITか
らトランスポートストリームIDを判別し、NITで得
たトランスポートストリームの定数を用いて受信・復調
装置を設定し、所望のチャンネルのトランスポートスト
リーム選択する。
ャンネルのトランスポートストリームを選択する際の処
理を説明した。次にデマルチプレクサ22の出力をMP
EGビデオデコーダ24及びMPEGオーディオデコー
ダ25へ送る際のマイコン29の処理について説明す
る。
トランスポートストリームの1例とその中のPAT及び
PMTの内容を示す。また、図7はバッファメモリ23
の内部構成例を示す。そして、図8はこの処理の流れを
示す図である。ここでは、プログラム番号1の放送を選
択したものとして説明する。
フロントエンド21の出力をデマルチプレクサ22を通
してバッファメモリ23に書き込む。バッファメモリ2
3は、図7に示すようにデータ毎に格納エリア23A〜
23Cが定められているので、それぞれのエリアに書き
込む。
メモリ23の付加情報エリア23Cに書き込んだ付加情
報の中からPATを探す。この処理はPIDが0のパケ
ットを探せばよい。図6(2)に示すように、PATに
はプログラム毎のPMTのPID(ここでは、PMT1
のPIDを“cc”、PMT2のPIDを“dd”とし
た)が記述されている。
を探す。これによりプログラム番号1に対応するPMT
1を検出することができる。図6(3)に示すように、
PMT1にはプログラム番号1の、MPEGビデオデー
タ、MPEGオーディオデータ、及びECMのPIDが
記述されている。
る場合には、バッファメモリ23のMPEGビデオデー
タエリア23AからPIDが“aa”のパケットを読み
出し、デマルチプレクサ22を通してMPEGビデオデ
コーダ24へ送り、MPEGオーディオデータエリア2
3BからPIDが“ab”のパケットを読み出し、デマ
ルチプレクサ22を通してMPEGオーディオデコーダ
25へ送る。図5に示したように、このときヘッダを除
いたデータだけを送る。また、PIDが“xx”のパケ
ットに記述されているECM情報を用いてスクランブル
をデコードする。
は、同様にしてPIDが“dd”のパケットを探す。こ
のパケットには図6(4)に示すように、プログラム番
号2の、ビデオデータ、オーディオデータ、及びECM
のPIDが記述されている。そこで、MPEGビデオデ
ータエリア23AからPIDが“ba”のパケットを読
み出してMPEGビデオデコーダ24へ送り、MPEG
オーディオデータエリア23BからPIDが“bb”の
パケットを読み出してMPEGオーディオデコーダ25
へ送る。また、PIDが“zz”のパケットに記述され
ているECM情報を用いてスクランブルをデコードす
る。
ランスポートストリームをデコードする通常の処理につ
いて説明した。図4の受信・復調装置は、さらにデマル
チプレクサ22で分離したMPEGビデオデータ、MP
EGオーディオデータ、及び付加情報をデジタルインタ
フェース31を介して外部の記録再生装置、例えばDV
CRへ出力することができる。また、外部の記録再生装
置が出力したMPEGビデオデータ、MPEGオーディ
オデータ、及び付加情報をデジタルインタフェース31
を介して受信し、デマルチプレクサ22へ送ることがで
きる。次にこれらの処理について説明する。
ルインタフェース31から外部へ送出する際のマイコン
29の処理について説明する。この処理の大半は前述し
た通常の処理と同じであるため、異なる点についてのみ
説明する。
ィオデータはパケットヘッダを付けたままデジタルイン
タフェース31へ送る。つまり、マイコン29がバッフ
ァメモリ23から読み出すときに、ヘッダごと読み出
し、デマルチプレクサ22を通してデジタルインタフェ
ース31へ送る。
タルインタフェース31へ送る。ただし、PATは選択
したプログラム番号のPMTを指定するPIDだけを残
し、他は除去する。例えばプログラム番号1を選択した
場合には、PMT1のPID(図6の場合においては
“cc”)だけを残し、他は除去する。
1へ送られたデータは、ここから外部へ送出される。デ
ジタルインタフェース31は、例えばIEEE−139
4に準拠したものである。この場合、データをIEEE
−1394のアイソクロナスパケットに入れて出力す
る。デジタルインタフェース31から出力されたアイソ
クロナスパケットは、外部のDVCRへ送られる。
フォーマットを示す。タグ(tag)フィールドの2ビ
ットが012 のときに、データフィールドの先頭に2ク
ァドレットのコモンアイソクロナスパケットヘッダー
(以下CIPヘッダーという)を挿入する。デジタルビ
デオ機器やデジタルオーディオ機器等のデジタルオーデ
ィオ・ビデオ信号の実時間データを扱う目的のために、
tagの値を012 とする。図10はタグ=012 の値
をとる場合のCIPヘッダーを示す。また、図11はC
IPヘッダーにおけるFMT(フォーマットタイプ)の
割り付け例を示す。本実施の形態では、FMT=100
0012 でMPEG信号伝送のフォーマットを指定して
いる。そして、図9に示したCIPヘッダー以降のデー
タブロックにMPEGのデータを入れる。
示すブロック図である。このDVCRはアナログビデオ
信号を符号化して記録/再生する機能と、外部から入力
されるMPEGのデジタル信号を記録/再生する機能と
を有する。
いて説明する。このDVCRは、アナログビデオ信号の
記録を行うために、ビデオ信号をデジタル化するA/D
コンバータ1と、A/Dコンバータ1の出力に対してD
CT(離散コサイン変換)、量子化、可変長符号化等の
データ圧縮符号化処理を施すデータ圧縮符号化回路2
と、データ圧縮符号化回路2の出力をフレーム化するフ
レーミング回路3とを備えている。
回路3の出力と後述する信号処理マイコン8が作成する
ビデオ補助データ(VAUXデータ)を合成するマルチ
プレクサ4と、マルチプレクサ4の出力に誤り訂正符号
を付加する誤り訂正符号付加回路7と、誤り訂正符号付
加回路7の出力に記録変調処理を施すチャネルエンコー
ダ6とを備えている。
を基にビデオ信号のTVチャンネル、録画日時等の情報
信号の生成等を行うモード処理マイコン7と、モード処
理マイコン7の出力を基にVAUXデータの作成等を行
う信号処理マイコン8とを備えている。ここで、VAU
XデータにはTVチャンネル、録画日時、ビデオテープ
上の録画開始位置(REC START)や録画終了位
置(REC END)等がある。
れるデータの1トラック分のフォーマットを示す。この
図に示すように、ビデオデータ及びVAUXデータは9
0バイトのブロック単位に形成される。そして、このデ
ータはチャネルエンコーダ6において記録変調処理を受
け、記録アンプ(図示せず)により増幅され、磁気ヘッ
ド(図示せず)を用いてビデオテープ(図示せず)に記
録される。なお、実際のDVCRでは、ビデオデータ及
びVAUXデータと共にオーディオデータやサブコード
データ等がトラック上で時分割されて記録される。
て記録することについて説明した。次に、記録されてい
るビデオ信号の再生について説明する。
れ、再生アンプ(図示せず)で増幅されたデータの波形
等化やデータクロックの再生等を行う再生回路9と、再
生回路9の出力データに対して記録復調処理を施すチャ
ネルデコーダ10と、チャネルデコーダ10の出力に対
して誤り訂正処理を施す誤り訂正回路11と、誤り訂正
回路11の出力からビデオデータとVAUXデータとを
分離するデマルチプレクサ12と、このビデオデータの
フレームを分解するデフレーミング回路13と、デフレ
ーミング回路13の出力に対して、可変長符号の復号、
逆量子化、逆DCT等の処理を施すデータ圧縮復号化回
路14と、データ圧縮復号化回路14の出力をアナログ
化してアナログビデオ信号に変換するD/Aコンバータ
15とを備えている。なお、デマルチプレクサ12で分
離されたVAUXデータは信号処理マイコン8へ送ら
れ、ここからモード処理マイコン7へ送られる。
る信号の記録/再生について説明する。このDVCR
は、デジタルインタフェース16を備えている。このデ
ジタルインタフェース16は、図4の受信・復調装置に
おけるデジタルインタフェース31と同様に構成されて
いる。そして、図4のデジタルインタフェース31との
間でIEEE−1394のパケットの送受信を行う。
力されるMPEGデータを記録する動作を説明する。前
述したように,このMPEGデータは、図4の受信・復
調装置のデジタルインタフェース31からアイソクロナ
スパケットに入れて伝送されたものである。
てアイソクロナスパケットからMPEGのデータ、すな
わちMPEGビデオデータ、MPEGオーディオデー
タ、及び付加情報が分離される。分離されたデータはス
イッチSW1を通ってマルチプレクサ4へ送られ、ここ
で信号処理マイコン8から出力されたVAUXデータと
多重化され、誤り訂正符号付加回路5により、図2のフ
ォーマットに形成される。つまり、MPEGビデオデー
タ、MPEGオーディオデータ、及び付加情報の全てが
ビデオデータの記録エリアに記録されることになる。誤
り訂正符号付加回路5以後の処理については、前述した
アナログビデオ入力信号の記録時と同じである。
いて説明する。再生時の処理も、再生データをデマルチ
プレクサ12へ入力するまでは、前述したビデオ信号の
再生時と同じである。デマルチプレクサ12に入力され
た再生データは、ここでMPEGのデータとVAUXデ
ータとに分離される。MPEGのデータはスイッチSW
2を通ってデジタルインタフェース16へ送られる。ま
た、VAUXデータは信号処理マイコン8へ送られる。
Gデータに対して図9及び図10に示したヘッダーを付
加し、アイソクロナスパケットとして外部へ出力する。
このアイソクロナスパケットは受信・復調装置のデジタ
ルインタフェース31へ入力され、ここで元のMPEG
のビデオデータ、MPEGのビデオデータ、及び付加情
報が取り出され、デマルチプレクサ22を通ってバッフ
ァメモリ23に書き込まれる。
Gビデオデータ及びMPEGオーディオデータの処理
は、前述した、フロントエンド21から入力されたトラ
ンスポートストリーム中のこれらのデータの処理と同じ
である。一方、バッファメモリ23に書き込まれたPS
I及びSIに対してマイコン29は以下のように処理す
る。
したように、受信・復調装置から外部のDVCRへデー
タを出力する際に、PATから選択したプログラム番号
のPMTを指定するPIDだけを残し、他は除去してい
るので、ここで外部のDVCRから入力されたデータ中
のPATには入力中のプログラム番号のPMTを指定す
るPIDだけが記述されている。したがって、PATを
見てPMTを探し、そのPMTを見て入力中のプログラ
ムのMPEGビデオデータ及びMPEGオーディオデー
タを読み出すことができる。読み出したMPEGビデオ
データ及びMPEGオーディオデータは、デマルチプレ
クサ22を通ってMPEGビデオデコータ24及びMP
EGオーディオデコータ25へ送られ、以後フロントエ
ンド21からのこれらのデータと同様に処理される。
いるプログラムのアクチュアル(actual)かつプ
レゼント(present)の情報のみをデコードし、
他は無視する。ここで、アクチュアルとは選択したチャ
ンネルのトランスポートストリームであることを意味
し、プレゼントとは選択したプログラムが現在放送中で
あることを意味する。
いるプログラムに関するもののみをデコードし、他は無
視する。SDTについては、PAT内に記述されている
プログラムのアクチュアルのもののみをデコードし、他
は無視する。
に必要であるが、デマルチプレクサ22においては必要
ないので無視する。BATについても同様に無視する。
信号を入力する際には、再生信号中のTDTは録画時の
時刻を示すものであって、現在の時刻を示すものではな
いため、このTDTは無視する。これにより、内蔵時計
の時刻合わせの際に誤った時間に合わせる事態を避ける
ことができる。
グラムが連続的に入力される場合について説明する。前
述したように、マイコン29はPATを見てPMTを探
し、そのPMTを見て外部のDVCRから入力中のプロ
グラムのMPEGビデオデータ及びMPEGオーディオ
データを読み出す。ところが、外部のDVCRが複数個
のプログラムを連続的に出力している際に、マイコン2
9はプログラムが切り替わった場合には、新たにPAT
を見てPMTを探し、切り替わったプログラムのMPE
Gビデオデータ及びMPEGオーディオデータを読みだ
すことができない。また、MPEGビデオデコーダ24
及びMPEGオーディオデコーダ25においては、復号
化処理に過去のデータを用いているため、プログラムが
切り替わったときには、バッファメモリ24a及び25
a内に残っている切り替え前のプログラムのデータをク
リアしなければ、正しい復号化ができない。
ストリームの異なるプログラムに切り替わった場合に
は、バッファメモリ23内のSIを書き換えることが必
要となる。
生しているプログラムが変化したときに、アイソクロナ
スパケットのヘッダにそれを識別するフラグを設けてい
る。すなわち、図10のFDFのビットb0に不連続フ
ラグを設けている。
においてトランスポートストリームが不連続になったと
きに所定の時間(例、1秒間)“H(ハイ)”レベルに
する。具体的には、信号処理マイコン8がデマルチプレ
クサ12から送られてくる再生VAUXデータ中に記録
開始位置(REC START)や記録終了位置(RE
C END)を示すデータを検出したときに、デジタル
インタフェース16に知らせることにより、不連続フラ
グを“H(ハイ)”レベルにする。
タルインタフェース31により、この不連続フラグを検
出すると、マイコン29がバッファメモリ23内のSI
を書き換えると共に、MPEGビデオデコーダ24及び
MPEGオーディオデコーダ25に対して、それぞれの
バッファメモリ24a,25aをクリアする指令を与え
る。
ドが停止(STOP)から再生(PB)に変化した時に
も、前述した不連続フラグを“H(ハイ)”レベルにす
る。具体的には、モード処理マイコン7がユーザーのP
B操作を検出し、それを信号処理マイコン8へ伝え、信
号処理マイコン8がデジタルインタフェース16に指令
することで実現する。これにより、DVCRがプログラ
ムの途中から再生した場合等においても、受信・復調装
置におけるバッファメモリ24a及び25a内のデータ
のクリアとバッファメモリ23内のSIの書き換えを実
行できるようにしている。
トb1に変速再生フラグを設けている。これは、DVC
Rの動作モードがスロー及びキュー/レビューの時に
“H(ハイ)”レベルにするフラグである。このような
変速再生時には、MPEGのIピクチャーのみが有効デ
ータとなるため、バッファメモリ24aがアンダフロー
し、その結果次のIピクチャーが復号化されるまでMP
EGビデオデコーダ24の出力が途切れてしまう。そこ
で、受信・復調装置では、この変速再生フラグを検出し
た時には、次のIピクチャーが入力されるまで最後に復
号化したIピクチャーをMPEGビデオデコーダ24か
ら出力し続けるように構成している。
で、NPはノーマルプレイのデータであり、TPはトリ
ックプレイのデータである。また、NP1→NP2はノ
ーマルプレイのプログラムが変化したことを示す。
る再生データを受信・復調装置に入力して復号する際
に、プログラムの変化時における復号化動作を迅速に行
える。また、変速再生の出力を受信・復調装置に入力し
て復号化する際に、ビデオデータ及びオーディオデータ
の復号出力が途切れないようにすることができる。
ク図である。
ータの1トラック分のフォーマットを示す図である。
す図である。
を受けるように構成した受信・復調装置の構成を示すブ
ロック図である。
例を示す図である。
ストリームの1例とその中のPAT及びPMTの内容を
示す図である。
示す図である。
ーダ及びMPEGオーディオデコーダへ送る際のマイコ
ンの処理の流れを示す図である。
図である。
ーを示す図である。
を示す図である。
7…モード処理マイコン、8…信号処理マイコン、9…
再生回路、10…チャネルデコーダ、11…誤り訂正回
路、16…デジタルインタフェース
Claims (4)
- 【請求項1】 所定の符号化方式で符号化されているデ
ジタル信号を入出力する第1の手段と、 前記第1の手段から送られてくる前記デジタル信号を記
録媒体に記録する第2の手段と、 前記記録媒体に記録されている前記デジタル信号を再生
して前記第1の手段へ送る第3の手段と、 前記第3の手段から再生されるデジタル信号におけるプ
ログラムの変化を検出する第4の手段とを備え、前記第
4の手段が前記プログラムの変化を検出したときに、前
記第1の手段から出力するデジタル信号に第1の識別情
報を付加することを特徴とするデジタル信号記録再生装
置。 - 【請求項2】 動作モードを入力する第5の手段をさら
に備え、前記第5の手段から変速再生モードが指定され
たときに、第1の手段から出力するデジタル信号に第2
の識別情報を付加する請求項1に記載のデジタル信号記
録再生装置。 - 【請求項3】 所定の符号化方式で符号化されているデ
ジタル信号を記録媒体から再生して外部へ出力する際
に、再生中の前記デジタル信号のプログラムが変化した
ときに、前記デジタル信号に第1の識別情報を付加する
ことを特徴とするデジタル信号再生方法。 - 【請求項4】 さらに、変速再生を行っているときに、
デジタル信号に第2の識別情報を付加する請求項3に記
載のデジタル信号再生方法。
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