JPH09186518A - アンテナ装置及び携帯無線機 - Google Patents

アンテナ装置及び携帯無線機

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JPH09186518A
JPH09186518A JP35249195A JP35249195A JPH09186518A JP H09186518 A JPH09186518 A JP H09186518A JP 35249195 A JP35249195 A JP 35249195A JP 35249195 A JP35249195 A JP 35249195A JP H09186518 A JPH09186518 A JP H09186518A
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JP
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antenna
linear
antennas
housing
portable wireless
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Application number
JP35249195A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Kanayama
佳貴 金山
Hirochika Ito
博規 伊藤
Shinichi Kuroda
慎一 黒田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、アンテナ装置及び携帯無線機におい
て、アンテナ装置の携帯無線機の筐体からの突出を抑え
て簡略化した構成とする。 【解決手段】非直線状の第1のアンテナ(42、67、
72)と、該第1のアンテナ(42、67、72)に電
気的に直列に接続する直線状の第2のアンテナ(43、
68、73)とで形成されるアンテナ装置(41、6
6、71)において、第1のアンテナ(42、67、7
2)を基板(45)上にパターン形成したことにより非
直線状の第1のアンテナ(42、67、72)を限られ
た領域内に容易に形成して、直線状の第2のアンテナ
(43、68、73)に直列に接続することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 発明の属する技術分野 従来の技術(図6) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 発明の実施の形態(図1〜図5) (1)第1の実施例(図1及び図2) (2)第2の実施例(図3) (3)第3の実施例(図4) (4)他の実施例(図5) 発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明はアンテナ装置及び携
帯無線機に関し、特に小型無線機に適用して好適なもの
である。
【0003】
【従来の技術】近年、携帯無線機の小型化、軽量化及び
多様化に伴い、携帯性を重視する携帯機用のアンテナと
して引き出し、収納が可能な線状アンテナが種々実用に
供されている。この種のアンテナは通話時にはアンテナ
を引き出して使用し、待ち受け時、すなわち携帯時には
アンテナを収納することによつてアンテナの破損を防い
でいる。アンテナとしての動作は、引き出し時も収納時
もどちらの状態でも動作可能であるが、一般にアンテナ
を引き出した方がアンテナを長くすることができるの
で、通話時の人体による遮蔽の影響、特に頭の影の部分
による遮蔽の影響に対して高性能な動作が可能である。
【0004】また、アンテナ収納時に携帯無線機筐体内
に収納されるアンテナからの放射は、無線回路との干渉
の原因となる可能性があるため、収納時にアンテナエレ
メントが給電系と分離される構造のアンテナも種々実用
に供されている。図6にそのような引き出し及び収納が
可能なアンテナを有する携帯無線機1を示す。この携帯
無線機1は、基本的に3つのアンテナより形成されるア
ンテナ装置2を設けている。すなわち第1のアンテナ3
はヘリカルアンテナ等の波長短縮効果のあるアンテナ、
第2のアンテナ4はモノポールアンテナ等の直線状アン
テナ、第3のアンテナ5はヘリカルアンテナ等の波長短
縮効果のあるアンテナである。
【0005】以下、携帯無線機1及びアンテナ装置2に
ついて具体的に述べる。先ず、第1のアンテナ3は、携
帯無線機1の筐体6と一体に形成された取付け金具7に
取り付けられている。取付け金具7は、支持金具8に捩
じり込むことにより固定されるとともに、周囲をアンテ
ナカバー9によりおおわれている。アンテナカバー9の
中心部には貫通孔9Aが開けられており、この貫通孔9
Aを通じて一体に形成される第2及び第3のアンテナ4
及び5がヘリカル状の第1のアンテナ3の内部を上下に
摺動できるように設けられている。
【0006】第1のアンテナ3は、螺旋状に巻かれたヘ
リカルアンテナで波長短縮効果がある。第1のアンテナ
3は、その下端3Aを支持する支持金具8と電気的に導
通している。さらに第1のアンテナ3は、支持金具10
によつて支持される第2及び第3のアンテナ4及び5と
も電気的に導通する。ここで第1のアンテナ3の筒状の
支持金具8の内側に開けられた貫通穴径は、第2及び第
3のアンテナ4及び5の支持金具10の貫通穴径よりも
大径とし、第2のアンテナ4のアンテナストツパ11の
下端部の一番径の太い部分が内部を通過可能な寸法とし
ている。
【0007】第2のアンテナ4は、直線状のモノポール
アンテナで導電性の線材で形成されている。第2のアン
テナ4は下端部4Aに設けられたアンテナストツパ11
によつて第1のアンテナ3との間でかしめ等の手法によ
つて固定されている。第3のアンテナ5は、螺旋状に巻
かれたヘリカルアンテナで導電性の線材で形成されてい
る。第3のアンテナ5は下端部5Aに設けられたアンテ
ナストツパ12によつて第2のアンテナ4の上部4Bに
接続されている。ここで第3のアンテナ5とアンテナス
トツパ12とは弾性のある部材13によつて自由長を長
めにして第2のアンテナ4と第3のアンテナ5とは電気
的には絶縁され接続されている。ここで第3のアンテナ
5のアンテナカバー14をアンテナストツパ12に押し
当てることによつてアンテナカバー14をアンテナスト
ツパ11に固定する。
【0008】第2のアンテナ4のアンテナストツパ11
の下端、及び第3のアンテナ9のアンテナストツパ12
の上部に、第2、第3のアンテナ支持金具10の貫通穴
径よりも大径の部分を有することによりアンテナが筐体
6内に入り込んだり、アンテナが抜け落ちることを防止
すると共に、アンテナが所望の位置に停止させる。
【0009】筐体6内には携帯無線機1を動作させる電
気回路として例えば、高周波信号を送受信するための高
周波回路でなる給電回路15が設けられている。この給
電回路15等の電気回路は導電性のシールドケース16
によりシールドされており、この場合シールドケース1
6はアンテナに対するグランドと見なすことができる。
給電回路15からの信号は、整合回路M、給電線17、
第1のアンテナ3及び取付け金具7の給電ばね14を介
してアンテナ装置2へと伝送される。因みにここでは支
持金具8より先の部分をアンテナ装置2としているが、
実際には取付け金具7や給電ばね18もアンテナとして
動作する。
【0010】アンテナとしての動作原理は、アンテナ引
き出し時は、第1のアンテナ3の上端に、第2のアンテ
ナ4の下端が接続され、2つで1つのアンテナとして動
作し、アンテナ収納時は第1のアンテナ3の上端に第3
のアンテナ5が接続され2つで1つのアンテナとして動
作する。
【0011】以上の構造を有するアンテナ装置2は、第
2のアンテナ4の収納時には第1のアンテナ3と第3の
アンテナ5とが接続され2つのヘリカルアンテナで1つ
のアンテナとして動作する。ヘリカルアンテナには波長
短縮効果があるために、携帯に便利な比較的小型なアン
テナとして作動する。アンテナ引き出し時は、第1のア
ンテナ3と第2のアンテナ4とが接続され、アンテナの
下部がヘリカルアンテナ、上部がモノポールアンテナと
いう構造になる。このため、収納時と比較してアンテナ
長を大きくすることができ、携帯無線機1を使用する時
の人体頭部の遮断によるアンテナ利得劣化を低減するこ
とが可能となる。
【0012】また、このアンテナ装置2は第1のアンテ
ナ3に波長短縮効果のあるアンテナを用いているため、
波長に対する所望のアンテナ長がある場合に実際のアン
テナ長を短くすることができ、第2のアンテナを短縮す
る効果があり、携帯無線機端末のサイズが波長に対して
小さく、アンテナの収納スペースに限界がある場合に効
果的である。また、アンテナ収納時の第2のアンテナ4
がアンテナの給電系から電気的に分離されるために、ア
ンテナの内部放射を抑制することが可能となる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述したよう
なアンテナ装置2は、第1のアンテナ3が筐体6から突
出しているため、外部の物体との衝突が発生する可能性
が高くなり、落下等による衝撃によつて損傷し易いとい
う問題がある。また第1のアンテナ3の上端部に第2及
び第3のアンテナ4及び5との接続部があるので、この
接続部の損傷を防止するために機械的強度を上げる必要
がある。そこでアンテナカバー9を強固にすると、アン
テナ装置2全体の重量が増えるとともに、コスト高にな
るという問題があつた。さらに第1のアンテナ3が筐体
から突出しているためにデザイン上の自由度が減少する
という問題もある。
【0014】さらに第1のアンテナ3と第2のアンテナ
4との間には整合回路Mを設ける必要がある。ところが
携帯無線機1に対する小型化の要求によつて整合回路M
を設ける場所が制約され、所定の範囲内での配置が難し
いという問題があつた。本発明は以上の点を考慮してな
されたもので、アンテナ装置の携帯無線機の筐体からの
突出を抑えて簡略化した構成でなるアンテナ装置及び携
帯無線機を提案しようとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、非直線状の第1のアンテナと、該
第1のアンテナに対して電気的に直列に接続する直線状
の第2のアンテナとで形成されるアンテナ装置におい
て、第1のアンテナを基板上にパターン形成した。これ
により非直線状の第1のアンテナを限られた領域内に容
易に形成して、直線状の第2のアンテナに直列に接続す
ることができる。
【0016】さらに上述の実施例においては、非直線状
の第1のアンテナと、当該第1のアンテナに電気的に直
列に導通状態又は絶縁状態を選択的に切り換え接続する
筐体内に収納自在な直線状の第2のアンテナとで形成さ
れるアンテナ装置を有する携帯無線機において、第1の
アンテナを基板上にパターン形成した。これにより非直
線状の第1のアンテナを筐体内の限られた領域内に容易
に形成して、直線状の第2のアンテナに直列に接続する
ことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施例を詳述する。
【0018】(1)第1の実施例 図6との対応部分に同一符号を付した図1において、4
0は第1の実施例による携帯無線機を示す。携帯無線機
40は2つのアンテナより形成されるアンテナ装置41
を有する。アンテナ装置41はヘリカルアンテナ等の波
長短縮効果のある第1のアンテナ42と、モノポールア
ンテナ等の直線状アンテナでなる第2のアンテナ43と
によつて形成されている。
【0019】アンテナ装置41を形成する2つのアンテ
ナのうち、ヘリカルアンテナでなる第1のアンテナ42
は、携帯無線機40の筐体内のシールドケース16内に
設けられた回路基板45上に形成されている。その近傍
において上下に摺動することによつてアンテナの長さを
変えることのできるモノポールアンテナでなる第2のア
ンテナ43が携帯無線機40の筐体6に取付けられてい
る。
【0020】第1のアンテナ42は、例えばガラスエポ
キシ等の材質でなる回路基板45上に電極パターンとス
ルーホールで構成された螺旋状に巻かれたヘリカルアン
テナである。第1のアンテナ42は、回路基板45上に
形成されたパターンの両端部にあるスルーホール46を
通じて回路基板45の背面で同様のパターンに電気的に
接続され、鋸歯状の変形型のヘリカルアンテナを形成し
ている。ここで回路基板45の材料を比誘電率が高いも
のとすることによつて第1のアンテナ42をより小さく
形成することができる。
【0021】この場合、回路基板45のグランドパター
ンやシールドケース16は、回路基板45上に形成され
た第1のアンテナ42の近傍領域から離れた位置に形成
される。そして第1のアンテナ42は、下端部42Aで
整合回路M及び給電線17を介し給電回路15と電気的
に常に導通している。シールドケース16内には高周波
信号を送信、若しくは受信又はその両方を行う高周波回
路が構成されており、アンテナへの高周波信号の入出力
が行われる。ここではそれらを給電回路15として示
す。
【0022】直線状のモノポールアンテナでなる第2の
アンテナ43は、筐体6と一体に形成された第2のアン
テナ43の取付け金具50に取り付けられる。取付け金
具50は、第2のアンテナ43の支持金具51に捩じ込
みなどの手法を用いて筐体6に固定されている。筐体6
内には携帯無線機40として動作するための様々な回路
や部品が構成されているが、ここでは省略した。
【0023】第2のアンテナ43は、導電性の例えばニ
ツケルチタン合金等の弾性を有する線材で形成され、下
端部43Aに設けられた導電性のアンテナストツパ52
がかしめ等の手法を用いて固定されている。この第2の
アンテナ43は周囲を非導電性のカバー54にて被覆さ
れている。これによりアンテナ引き出し時のアンテナの
破損を未然に防止し得る。
【0024】第1及び第2のアンテナ42及び43は、
第2のアンテナ43の下端部43Aに導電性の取付け金
具50、給電ばね18、第2のアンテナ43の整合回路
M及び給電線56を介して第1のアンテナ42の上端部
42Bに導通している。そして第1のアンテナ42の下
端部42Aは整合回路M及び給電電線17を介して給電
回路15と導通している。
【0025】ここで第2のアンテナ43の上端部43B
には、第2のアンテナ43を引き出すための円盤状のつ
まみ56が第2のアンテナ43本体と同軸の軸部56A
を介してアンテナカバー54と一体に形成されている。
ここで、つまみ56の円盤部56Bの底面部から軸部5
6Aの下端までの距離Gと、支持金具51の上端から支
持金具51若しくは取付け金具50の下端の何方かより
長い方までの距離Lとの間には、G>Lの寸法関係が成
り立つている。この寸法関係は、第2のアンテナ43を
収納した際に第2のアンテナ43が、第1のアンテナ4
2に接続されている支持金具51や取付け金具50の内
部領域に存在しないように設定される寸法関係であり、
第2のアンテナ43の収納時に第2のアンテナ43を電
気的に分離することが可能となる。
【0026】ここで図2に示すように、筒状に開けられ
た支持金具51の貫通穴51Aの内側には内ばね60が
設けられ、アンテナストツパ52との間で電気的接触を
得る。またこの内ばね60の反発力によつて第2のアン
テナ43は機械的に保持されるとともに、所定以上の力
が加わつたときに上下に摺動し、所望の位置で停止させ
ることができる。またアンテナストツパ52の下端部5
2A及びつまみ56を支持金具51の貫通穴51Aの内
径よりも大径とすることにより、第2のアンテナ43が
筐体6内に入り込んだり、アンテナが抜け落ちることを
防止することができる。
【0027】以上の構成において、第2のアンテナ43
を収納したときは、第2のアンテナ43はアンテナとし
ては動作せず、第1のアンテナ42が単独で動作する。
また第2のアンテナ43を引き出した時には、円筒形の
支持金具51の貫通穴51Aの内側にアンテナストツパ
52が接触し、この結果、第1のアンテナ42と第2の
アンテナ43とが導通される。これにより第1のアンテ
ナ42を介して第2のアンテナ43も給電され、第1の
アンテナ42と第2のアンテナ43が1つのアンテナと
して複合動作する。ここで第1のアンテナ42と第2の
アンテナ43の間に整合回路Mを形成することにより、
アンテナ引き出し、収納による入力インピーダンスの変
化を抑制し、どちらの状態でも良好な電圧定在波比(Vol
tage Standing Wave Ratio,VSWR)特性を得ることが可能
である。
【0028】また第1のアンテナ42を回路基板45上
に形成したことにより、第1のアンテナ42と第2のア
ンテナ43の間に整合回路Mを容易に形成することがで
き、第2のアンテナ43の引き出し、収納動作によるイ
ンピーダンスの変化を抑制することができる。これによ
り引き出し時又は、収納時のどちらの状態でも良好な整
合状態を容易に得ることができる。また第1のアンテナ
42が筐体6内部に収納されているため、第2のアンテ
ナ43の収納時には、アンテナ装置41が突出すること
がなくなり、外部からの衝撃によるアンテナの破損を未
然に防止し得る。さらにアンテナ収納にはアンテナ装置
41の全体が突出しなくなつたことで携帯無線機40の
デザイン上の自由度を増すことができる。
【0029】また引き出して使用される第2のアンテナ
43の下部に第1のアンテナ42が存在するため、所望
の電気長のアンテナを構成する際に第2のアンテナ43
を短くすることが可能となる。これは、アンテナの収納
スペースが不足する場合にアンテナの構造を複雑にする
ことなくアンテナを収納可能とする。
【0030】以上の構成によれば、第1のアンテナ42
を筐体6内部の回転基板45上に形成したことにより、
第2のアンテナ43の収納時には、アンテナ装置41の
全体が筐体6の外部に突出することがなくなり、外部か
らの衝撃による破損を未然に防止し得る。さらに第1の
アンテナ42を基板上に形成したことにより、第1のア
ンテナ42を安価かつ軽量に形成し得る。
【0031】さらに第1及び第2のアンテナ42及び4
3とを接続する取付け金具50及び支持金具51でなる
摺動部が筐体6から突出することなく設置されることに
より、摺動部の機械的信頼性を向上し得る。さらにアン
テナ装置41が突出しなくなつたことで携帯無線機40
のデザイン上の自由度を増すことができる。
【0032】また上述の実施例によれば、第1のアンテ
ナ42とともに第1のアンテナ42と第2のアンテナ4
3の整合回路Mを回路基板45上に設置スペースの制約
を受けることなく容易に形成することができる。これに
より第2のアンテナ43の引き出し時又は、収納動作に
よるインピーダンスの変化を容易に抑制することがで
き、アンテナとして引き出し、収納どちらの状態でも良
好な整合状態を容易に得ることができる。
【0033】(2)第2の実施例 図1との対応部分に同一符号を付した図3(A)及び
(B)において、65は全体として第2の実施例による
携帯無線機を示し、第1の実施例の携帯無線機40との
共通部分については同一構成を有する。
【0034】この携帯無線機65に設けられたアンテナ
装置66は、第1のアンテナ67として電気長を使用周
波数の波長λの4分の1(以下、λ/4系アンテナとい
う)としたヘリカルアンテナを第1の実施例と同様の構
成で回路基板45上に形成している。
【0035】この第1のアンテナ67の上端部67Aに
は直線状のモノポールアンテナアンテナでなる電気長を
使用周波数の波長λの2分の1(以下、λ/2系アンテ
ナという)とした第2のアンテナ68が該第2のアンテ
ナ68の下端部68Aを設けている。すなわち第2のア
ンテナ68の下端部68Aが導電性の取付け金具50、
支持金具51、給電ばね18及び給電線55を介して第
1のアンテ67の上端部67Aに導通している。一方、
第1のアンテナ67の下端部67Bは整合回路Mを介し
て給電回路8と導通している。第2のアンテナ68は周
囲を非導電性のアンテナカバー54によつておおわれて
いる。このように第2のアンテナ67の電気長を使用周
波数の波長の2分の1としたことにより、アンテナ引き
出し、収納による入力インピーダンスの変化を抑制し、
どちらの状態でも良好なVSWR特性を得ることができる。
【0036】第2のアンテナ68の携帯無線機65の筐
体6への取付けは、第1の実施例と同様に筐体6と一体
で形成されたアンテナの支持金具51を介して筐体6に
固定された取付け金具50に固定されている。ここで第
2のアンテナ68を筐体6内に収納した場合、第1のア
ンテナ67と第2のアンテナ68とは電気的に分離され
るので、第1のアンテナ67が単独で動作する。この場
合、第1のアンテナ67がλ/4系のアンテナであるた
めに第1のアンテナの整合回路は不要になる。このよう
に第2のアンテナ68を収納した状態では、第1のアン
テナ67の給電されない側の端部67Aは開放端とな
り、その位置でのインピーダンスは非常に高い値とな
る。
【0037】また第2のアンテナ68を筐体6内から引
き出した場合、第1のアンテナ67の上端部67Aにあ
たる開放端に第2のアンテナ68の下端部68Aが電気
的に直列に接続されて導通してλ/4系の第1のアンテ
ナ67とλ/2系の第2のアンテナ68が複合動作す
る。この結果、アンテナ装置66全体がλ/4系アンテ
ナとして動作する。
【0038】またアンテナ装置66は、第2のアンテナ
68をλ/2系アンテナとすることによつて、第2のア
ンテナ68の開放端と第1のアンテナ67との接点のど
ちらの位置もインピーダンスが高い値となる。この結
果、インピーダンスの高かつた第1のアンテナ67の上
端部67Aの開放端に、同じくインピーダンスの高い第
2のアンテナ68を接続しても給電回路15側からみた
アンテナのインピーダンスの変化はほとんどないので、
収納、引き出しそれぞれの状態においてアンテナには良
好なVSWR特性が得られる。
【0039】以上の構成によれば、第1のアンテナ67
を筐体6内部の回転基板45上に形成することにより、
第1の実施例と同様に第2のアンテナ68の収納時に
は、アンテナ装置66の全体が筐体6の外部に突出する
ことがなくなり、外部からの衝撃によるアンテナ装置6
6の破損を未然に防止し得る。さらに第1のアンテナ6
7を回路基板45上に形成することにより、第1のアン
テナ67を安価かつ軽量に形成し得る。
【0040】さらに第1及び第2のアンテナ67及び6
8とを接続する取付け金具50及び支持金具51でなる
摺動部が筐体6から突出することなく設置されることに
より、摺動部の機械的信頼性を向上し得る。さらにアン
テナ装置66の全体が筐体6の外部に突出しなくなつた
ことで携帯無線機65のデザイン上の自由度を増すこと
ができる。
【0041】また上述の実施例によれば、第2のアンテ
ナ68を筐体6内に収納した場合、第1のアンテナ67
と第2のアンテナ68とは電気的に分離され、第1のア
ンテナ67がλ/4系のアンテナであるために第1のア
ンテナの整合回路は不要になる。さらに第2のアンテナ
68をλ/2系のアンテナとしたことにより、第2のア
ンテナ68を引出したときに第1のアンテナ67にイン
ピーダンスの高い第2のアンテナ68を接続しても給電
回路15側からみたアンテナのインピーダンスの変化は
ほとんどないので、第1のアンテナ67の上端部67A
に整合回路を設ける必要がなくなる。これにより収納、
引き出しそれぞれの状態においてアンテナには良好なVS
WR特性が得られる。
【0042】(3)第3の実施例 図1との対応部分に同一符号を付した図4(A)及び
(B)において、70は全体として第3の実施例による
携帯無線機を示し、第1の実施例の携帯無線機40との
共通部分を同一構成とする。この携帯無線機70に設け
られたアンテナ装置71は、基本的には3つのアンテナ
より形成されている。
【0043】すなわちアンテナ装置71を形成する第1
のアンテナ72は第1の実施例と同様の構成でなる波長
短縮効果のある螺旋状に巻かれたヘリカルアンテナで回
路基板45上に形成されている。この第1のアンテナ7
2の上端部72Aには直線状のモノポールアンテナアン
テナでなる第2のアンテナ73の下端部73Aが導電性
の支持金具51、取付け金具50、給電ばね18及び給
電線55を介して電気的に直列に接続して導通してい
る。一方、第1のアンテナ72の下端部72Bは整合回
路Mを介して給電回路8と導通している。
【0044】さらに第2のアンテナ73の上端部73B
には波長短縮効果のあるヘリカルアンテナでなる第3の
アンテナ74が接続されている。この第2及び第3のア
ンテナ73及び74は周囲を非導電性のアンテナカバー
54によつておおわれている。これにより第2及び第3
のアンテナ73及び74を機械的に保護することができ
る。ここで第2及び第3のアンテナ73及び74の電気
長を同一長とすることによりアンテナ引出し又は収納に
よるインピーダンス変化をなくし、どちらの状態でも良
好なVSWR特性を得られるようにしてある。
【0045】ここで第3のアンテナ74の下端部74A
には導電性のアンテナストツパ75が取り付けられ、ア
ンテナストツパ75の上端部を第3のアンテナ74の内
部に入り込む様な形状とすることにより、第3のアンテ
ナ74と機械的かつ、電気的に接続させている。なお、
第3のアンテナ74の自由長を第3のアンテナ74を覆
うアンテナカバー54に収納された状態の長さよりも大
きくし、アンテナカバー54とアンテナストツパ75を
捩じ込み等の手法を用いて固定し、第3のアンテナ74
とアンテナストツパ75の電気的接触を確実なものとす
る方法は一般的である。また、第3のアンテナ74は落
下時のアンテナの破損を防ぐために、ばね性のある材料
にて形成される。
【0046】第2のアンテナ73と第3のアンテナ74
は、アンテナストツパ75の内部に第2のアンテナ73
を覆うアンテナカバー54を挿入して、接着等の手法を
用いて固定することにより機械的に接続されるが、第2
のアンテナ73を覆うアンテナカバー54は非導電性で
あるために第2のアンテナ73と第3のアンテナ74は
電気的には分離される。
【0047】第2及び第3のアンテナ73及び74を収
納した状態において、第2のアンテナ73の上端部73
Bから、アンテナストツパ75の下端までの距離Gと第
2のアンテナ73の上端部73Bから、第2及び第3の
アンテナ73及び74の支持金具51若しくは第2のア
ンテナ73の取付け金具50の下端の低い方までの距離
Lには、G>Lの関係が成り立つている。この寸法関係
は、第2のアンテナ73を収納した際に、第2のアンテ
ナ73が第1のアンテナ72に接続されている支持金具
51や取付け金具50の内部領域に存在しない寸法であ
り、第2のアンテナ73収納時に第2のアンテナ73を
電気的に分離することが可能となる。
【0048】第2及び第3のアンテナ73及び74の収
納時には、支持金具51の貫通穴51Aの内側にアンテ
ナストツパ75が接触し、第1のアンテナ72を介して
第3のアンテナ74も給電され第1のアンテナ72と第
3のアンテナ74が1つのアンテナとして複合動作す
る。ここでアンテナストツパ75の摺動部よりも上の部
分や第3のアンテナ74を覆うアンテナカバー54は、
第2及び第3のアンテナ73及び74の支持金具51の
貫通穴径よりも大径とすることによりアンテナが筐体内
に入り込んだり、アンテナが抜け落ちることを防止する
と共に、アンテナが所望の位置に停止するアンテナスト
ツパの役目を果たす。
【0049】この第2及び第3のアンテナ73及び74
は第1の実施例と同様に筐体6と一体で形成されたアン
テナの支持金具51を介して筐体6に固定されている取
付け金具50に取り付けられている。筐体6内には携帯
無線機40として動作するための様々な回路や部品が構
成されているが、ここでは省略した。一般にそれらの電
気回路は導電性のシールドケース9によりシールドされ
ており、そのシールドケース9はアンテナに対するグラ
ンドとみなすことができる。
【0050】アンテナとしての動作原理は、第2及び第
3のアンテナ73及び74の筐体6内への収納時は、第
2のアンテナ73の下端部73Aが第1のアンテナ72
の上端部72Aと電気的に分離され、一方、第3のアン
テナ74の下端部74Aが第1のアンテナ72と接続さ
れ1つの複合アンテナとして動作する。
【0051】また筐体6内からのアンテナ引き出し時
は、第1のアンテナ72の上端部72Aに第2のアンテ
ナ73の下端部73Aが接続され、第3のアンテナ74
は電気的に分離される。この結果、第1のアンテナ72
と第2のアンテナ73が1つの複合アンテナとして動作
する。このとき第2のアンテナ73と第3のアンテナ7
4の電気長を同一とすることにより、アンテナ引き出し
及び収納における入力インピーダンスの変化を抑制し、
どちらの状態でも良好なVSWR特性を得ることができる。
【0052】以上の構成によれば、第1のアンテナ72
をシールドケース9内の回転基板45上に形成すること
により、第1の実施例と同様にアンテナ装置71が突出
することがなくなり、外部からの衝撃による破損を未然
に防止し得る。さらに第1のアンテナ72を基板上に形
成することにより、第1のアンテナ72を安価かつ軽量
に形成し得る。
【0053】さらに第2のアンテナ73の収納時には、
第1及び第2のアンテナ72及び73とを接続する支持
金具51及び取付け金具50でなる摺動部が筐体6から
突出することなく設置されることにより、摺動部の機械
的信頼性を向上し得る。
【0054】さらに上述の実施例によれば、第2及び第
3のアンテナ73及び74の電気長を同一とすることに
より、第1のアンテナ72の上端部72Aに整合回路を
設けずともよい構成をとり得る。また上述の実施例によ
れば、第1のアンテナ72とともに第1のアンテナ72
と第3のアンテナ74との整合回路Mを回路基板45上
に設置スペースの制約を受けることなく容易に形成する
ことができる。これにより第2のアンテナ43の引き出
し時又は、収納動作によるインピーダンスの変化を容易
に抑制することができ、アンテナとして引き出し、収納
どちらの状態でも良好な整合状態を容易に得ることがで
きる。
【0055】(4)他の実施例 なお上述の実施例においては、第1のアンテナ42、6
7及び72と第2のアンテナ43、68及び73の偏波
が一致するように設置した場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、例えば第1のアンテナ42、67及
び72を第2のアンテナ43、68及び73と直交する
方向に設置することにより、第2のアンテナ43、68
及び73に対する交差偏波レベルを増加させることが可
能となり、携帯端末の使用状態でアンテナが垂直に保持
されない場合でも、偏波による利得劣化を抑制すること
ができる。
【0056】また上述の実施例においては、第1のアン
テナ42、67及び72として、回路基板45上にヘリ
カルアンテナを構成した場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、その他、基板実装型のチツプ上に形成
されたヘリカルアンテナ等を用いても上述した実施例と
同様の効果が得られる。
【0057】また上述の実施例においては、第1のアン
テナ42、67及び72として、回路基板45上に鋸歯
状に形成されたヘリカルアンテナを用いた場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、例えば図5(A)に
示すように、曲線状の螺旋を描くようなパターン80で
形成されるヘリカルアンテナとしても良い。さらに上述
の実施例においては、第1のアンテナ42、67及び7
2として、回路基板45上にスルーホール46を用いて
回路基板45の両面に亘つてヘリカルアンテナを形成し
た場合について述べたが、本発明はこれに限らず、基板
の1層上に例えば図5(B)に示すような鋸状のパター
ン82でなるヘリカルアンテナとしても良い。さらに図
5(C)に示すような矩形状のパターン84としても良
く要は波長短縮効果の生ずるような折れ曲がつた形状で
あれば良い。
【0058】また上述の実施例においては、第2のアン
テナ67をλ/2系アンテナとした場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、λ/2の整数倍の長さを有
するものであれば上述した実施例と同様の効果を得るこ
とができる。
【0059】また上述の実施例においては、回路基板4
5の材料としてガラスエポキシを用いた場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、回路基板45の材料と
しては、使用周波数における誘電正接tan δが極端に悪
い材料でなければ良い。
【0060】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、非直線状
の第1のアンテナと、該第1のアンテナに電気的に直列
に接続する直線状の第2のアンテナとで形成されるアン
テナ装置において、第1のアンテナを基板上にパターン
形成したことにより非直線状の第1のアンテナを限られ
た領域内に容易に形成して、直線状の第2のアンテナに
直列に接続することができるアンテナ装置を実現し得
る。
【0061】さらに上述の実施例によれば、第2のアン
テナの電気長を使用周波数の波長の2分の1の整数倍に
したことにより、第1のアンテナとの間に整合回路を設
けなくともよいアンテナ装置を実現し得る。
【0062】さらに上述の実施例によれば、非直線状の
第1のアンテナ及び当該第1のアンテナに対して直列に
電気的に導通状態又は絶縁状態を選択的に切り換え接続
する筐体内に収納自在な直線状の第2のアンテナでなる
アンテナ装置を有する携帯無線機において、第1のアン
テナを基板上にパターン形成したことにより非直線状の
第1のアンテナを筐体内の限られた領域内に容易に形成
して、直線状の第2のアンテナに直列に接続することが
できる携帯無線機を実現し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の全体構成を示す略線図
である。
【図2】支持金具及び内ばねを示す略線図である。
【図3】本発明の第2の実施例の全体構成を示す略線図
である。
【図4】本発明の第3の実施例の全体構成を示す略線図
である。
【図5】回路基板上に形成するヘリカルアンテナを示す
略線図である。
【図6】従来のアンテナ装置及び携帯無線機を示す略線
図である。
【符号の説明】
1、40、65、70……携帯無線機、2、41、6
6、71……アンテナ装置、3、42、67、72……
第1のアンテナ、4、43、68、73……第2のアン
テナ、5、74……第3のアンテナ、6……筐体、7、
50……取付け金具、8、51……支持金具、9、54
……アンテナカバー、11、12、52、75……アン
テナストツパ、15……給電回路、16……シールドケ
ース、18……給電ばね、M……整合回路、45……回
路基板、46……スルーホール。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非直線状の第1のアンテナ及び当該第1の
    アンテナに直列に接続する直線状の第2のアンテナを有
    するアンテナ装置において、 上記第1のアンテナを基板上にパターン形成したことを
    特徴とするアンテナ装置。
  2. 【請求項2】上記第1のアンテナは、螺旋状に形成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装
    置。
  3. 【請求項3】上記第2のアンテナは、使用周波数の波長
    の2分の1の整数倍の電気長を有することを特徴とする
    請求項1に記載のアンテナ装置。
  4. 【請求項4】上記直線状の第2のアンテナと同軸上で端
    部同士を接続した状態でかつ、電気的には分離されてな
    る非直線状の第3のアンテナが、上記第1のアンテナに
    対して接続又は非接続を選択的に切り換えて取り付けら
    れることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  5. 【請求項5】上記第2及び第3のアンテナは同一の電気
    長に形成されることを特徴とする請求項4に記載のアン
    テナ装置。
  6. 【請求項6】非直線状の第1のアンテナと、当該第1の
    アンテナに対して直列に電気的に導通状態又は絶縁状態
    を選択的に切り換えて接続する筐体内に収納自在な直線
    状の第2のアンテナとで形成されるアンテナ装置を有す
    る携帯無線機において、上記第1のアンテナを基板上に
    パターン形成したことを特徴とする携帯無線機。
  7. 【請求項7】上記第1のアンテナは、螺旋状に形成され
    ていることを特徴とする請求項6に記載の携帯無線機。
  8. 【請求項8】上記第2のアンテナは、使用周波数の波長
    の2分の1の整数倍の電気長を有することを特徴とする
    請求項6に記載の携帯無線機。
  9. 【請求項9】上記第2のアンテナと同軸上で端部同士を
    接続した状態でかつ、電気的には分離されてなる非直線
    状の第3のアンテナが、当該第3のアンテナを上記筐体
    へ収納する時に上記第1のアンテナに対して電気的に導
    通して直列に接続し、上記第3のアンテナを上記筐体か
    ら引き出す時に上記第1及び第2のアンテナ装置と電気
    的に絶縁するアンテナ装置を設けたことを特徴とする請
    求項6に記載の携帯無線機。
  10. 【請求項10】上記第2及び第3のアンテナは同一の電
    気長に形成されることを特徴とする請求項9に記載の携
    帯無線機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009177605A (ja) * 2008-01-25 2009-08-06 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd アンテナ構造、及び携帯無線機器

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