JPH09180320A - カセット脱着装置とビデオカメラ - Google Patents

カセット脱着装置とビデオカメラ

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Publication number
JPH09180320A
JPH09180320A JP7350744A JP35074495A JPH09180320A JP H09180320 A JPH09180320 A JP H09180320A JP 7350744 A JP7350744 A JP 7350744A JP 35074495 A JP35074495 A JP 35074495A JP H09180320 A JPH09180320 A JP H09180320A
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JP
Japan
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cassette
case
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unloading
holder
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JP7350744A
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Inventor
Osamu Aoki
理 青木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大小テープカセットを選択的に脱着するカセ
ット脱着装置で、その大小テープカセットの脱着操作を
容易に行えるようにすること。 【解決手段】 大型及び小型テープカセットを選択的に
脱着するカセット脱着装置において、カセットホルダー
34を開口部33を通してケース32外のカセット出入
れ位置へ移動させた時に、開口部33を開閉する扉36
をカセットホルダー34に対してカセット挿入方向側へ
スライドさせるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明の属する技術分野は、
ビデオテープレコーダ等に適用するのに最適なカセット
脱着装置と、それを用いたビデオテープレコーダ一体型
のビデオカメラである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ビデオテープレコーダ一体型
のビデオカメラでは、ポップアップ方式と呼ばれるカセ
ット脱着装置が採用されている。
【0003】このポップアップ方式のカセット脱着装置
は、ケースの側面に形成した開口部を通して、そのケー
ス外とケース内との間で水平横方向に出入り自在のカセ
ットホルダーと、そのカセットホルダーの天井部に相当
する側面に固着された扉とを備えている。
【0004】そして、カセット装着時には、ケース外
で、テープカセットをカセットホルダー内に上方から垂
直に挿入した後、カセットホルダーをケース内に水平に
押し込んで、テープカセットをケース内に装着すると共
に、扉でケースの開口部を閉塞する。
【0005】そして、カセット取出し時には、イジェク
ト釦の操作によってカセットホルダーをケース外へポッ
プアップ方式でポンと飛び出させるように構成したもの
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来はカセッ
トホルダーの天井部に固着した扉でケースの開口部を開
閉する関係で、ケースの開口部の面積に合せて、扉の外
形寸法をカセットホルダーの天井部の外形寸法より十分
に大きく設定しなければならず、ケース外でカセットホ
ルダーに対してテープカセットを出し入れする際に、扉
に指が触れ易く、そのテープカセットの出し入れをスム
ーズに行えない等、扉がテープカセットの出し入れの障
害になっていた。
【0007】そして、特に、従来のこの種ビデオテープ
レコーダ一体型のビデオカメラでは、大きさが大小異な
る複数種類のテープカセットを選択的に使い分けられる
ようなものは未だ開発されたおらず、その大きさが大小
異なる複数種類のテープカセットを同じ容易性をもって
カセットホルダーに対して出し入れしようとすると、上
記した扉の障害は更に大きなものになる。
【0008】つまり、大きさが大小異なる複数種類のテ
ープカセットを同じカセットホルダー内に選択的に挿入
する際、これらのテープカセットの挿入方向側の端面を
揃える必要性があることから、小型テープカセットの挿
入時には、その小型テープカセットを大型テープカセッ
トよりもカセットホルダーのカセット出入れ口から奥深
い位置まで押し込まなければならない。
【0009】そして、小型テープカセットの取出し時に
は、カセットホルダーのカセット出入れ口から奥深い位
置まで指を挿入しなければ、その小型テープカセットを
抜き取ることができない。
【0010】従って、カセットホルダーに対して小型テ
ープカセットを出し入れする際に、扉が障害となって、
指をカセットホルダーのカセット出入れ口から奥深い位
置まで挿入し難くなり、カセットホルダーに対する小型
テープカセットの出し入れの容易性が失われると言う問
題を発生する。
【0011】なお、小型テープカセットの挿入時に、カ
セット挿入量が不足すれば、その後にカセットホルダー
をケース外からケース内に押し込んだ時に、その小型テ
ープカセットをケース内のカセット装着位置に正しく装
着できなくなって、いわゆるカセット装着ミスを招いて
しまう。
【0012】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、カセットホルダーに対するテープ
カセットの出し入れの容易性を図ったカセット脱着装置
と、それを用いたビデオカメラを提供することを目的と
している。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のカセット脱着装置は、ケース外のカセット
出入れ位置でカセットホルダー内にテープカセットを挿
入した後、そのカセットホルダーをケースの開口部を通
してケース内のカセット装着位置へ押し込むと共に、そ
のケースの開口部を扉で閉塞するようにしたカセット脱
着装置において、カセットホルダーをケース内のカセッ
ト装着位置からケース外のカセット出入れ位置へ移動し
た時に、扉をカセットホルダーのカセット出入れ口に対
するカセット挿入方向側へ変位させるように構成したも
のである。
【0014】上記のように構成された本発明のカセット
脱着装置は、カセットホルダーをケース内のカセット装
着位置からケース外のカセット出入れ位置へ移動した時
に、ケースの開口部を閉塞していた扉をカセットホルダ
ーのカセット出入れ口に対するカセット挿入方向側へ変
位させるように構成したので、カセットホルダーをケー
ス外のカセット出入れ位置へ移動した時に、そのカセッ
ト出入れ口を大きく開放することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明のを適用したビデオ
テープレコーダ一体型のビデオカメラと、そのカセット
脱着装置の実施の形態を図を参照して説明する。
【0016】「ビデオテープレコーダ一体型のビデオカ
メラの説明」まず、図17及び図18によって、ビデオ
テープレコーダ一体型のビデオカメラ1について説明す
る。
【0017】このビデオカメラ1は、カメラ本体2の前
端2a側の内部に撮像装置3を内蔵し、後端2b側の内
部にはカセット式のビデオテープレコーダ4を内蔵して
いる。
【0018】そして、このカメラ本体2の前端2aには
レンズ5が取り付けられ、後端2bにはバッテリーパッ
ク6等が取り付けられている。また、このカメラ本体2
の上面2cには把手7が取り付けられ、下面2dにはシ
ョルダーパット8が取り付けられている。
【0019】そして、このビデオカメラ1は、レンズ5
を通して撮像装置3によって撮像した画像をビデオテー
プレコーダ4によって記録、再生することができるよう
に構成されている。
【0020】「ビデオテープレコーダの概要説明」次
に、図14及び図15によって、カセット式のビデオテ
ープレコーダ4の概要を説明する。
【0021】まず、このビデオテープレコーダ4は、大
型テープカセット11と、小型テープカセット12との
2種類のテープカセットを選択的に装着して記録、再生
することができるように構成されている。
【0022】なお、これら大型及び小型テープカセット
11、12はほぼ相似形に構成されていて、内部には左
右一対のテープリール13に巻き付けられた磁気テープ
14が収納されている。そして、磁気テープ14はこれ
ら大型及び小型テープカセット11、12の前端11
a、12a側の中央部に形成された中央開口部15を左
方向に横切るように架け渡されていて、その中央開口部
15内にて磁気テープ14を前後から包み込むように開
閉する2重構造の開閉蓋16(図1及び図3参照)がこ
れらの前端11a、12aに取り付けられている。
【0023】因みに、大型テープカセット11の大きさ
は横幅W1 が約125mm、奥行きD1 が約78mm、
高さH1 (図3参照)が約14.6mmに構成されてい
る。また、小型テープカセット12の横幅W2 が約66
mm、奥行きD2 が約48mm、高さH2 (図1参照)
が約12.2mmに構成されている。
【0024】そして、このビデオテープレコーダ4のメ
カデッキ21は垂直に形成されていて、そのメカデッキ
21には、大型及び小型テープカセット11、12の左
右一対のテープリール13に対応させて矢印a、b方向
に移動される左右一対のリール台22や位置決めピン2
3、テープローディング機構24、回転ヘッドドラム2
5及びその他の各種記録、再生用機構部品が横向きに取
り付けられている。
【0025】そして、後述するカセット脱着装置によっ
て、これら大型及び小型テープカセット11、12が、
これらの前端11a、12aを下向きにした垂直状態
で、メカデッキ21上に平行、かつ、選択的に装着され
て、これらの左右一対のテープリール13が左右一対の
リール台22に横方向からそれぞれ係合される。
【0026】そして、この際、メカデッキ21上の左右
一対の位置決めピン23によって、これら大型及び小型
テープカセット11、12がこれらの前端11a、12
a及び左右方向の中心をメカデッキ21上の水平基準線
X及び垂直基準線Y上にそれぞれ揃えられる。
【0027】そして、このカセット装着後に、テープロ
ーディング機構24によって大型及び小型テープカセッ
ト11、12内の磁気テープ14がこれらの中間開口部
15から下方に引き出されて、回転ヘッドドラム24に
ローディングされて、これら大型及び小型テープカセッ
ト11、12の選択的な記録、再生が行われるように構
成されている。
【0028】「カセット脱着装置の概要説明」次に、図
16〜図18によって、ポップアップ方式のカセット脱
着装置31の概要を説明する。
【0029】まず、このカセット脱着装置31には、カ
メラ本体2のケース32の右側面に形成されたほぼ方形
状の開口部33を通して、そのケース32の内外に水平
横方向である矢印c、d方向に出し入れ自在に構成され
た垂直状のカセットホルダー34が設けられていて、こ
のカセットホルダー34の一端側である上端側にカセッ
ト出入れ口35が形成されている。
【0030】そして、ケース32の開口部33を開閉す
る扉36がカセットホルダー34の天井部の側面に垂直
状に取り付けられていて、この扉36はカセットホルダ
ー34に対して上下方向である矢印e、f方向にスライ
ド自在に構成されている。
【0031】そして、カセットホルダー34のカセット
出入れ口35側であるケース32の開口部32の上縁側
の中央部に凹部37が形成されていて、その凹部37を
開閉する凸部38が扉36の上縁側の中央部にほぼ直角
状に形成されている。
【0032】そして、イジェクト釦(図示せず)を押す
と、図16の(B)及び図18に1点鎖線で示すよう
に、カセットホルダー34が開口部33を通してケース
32外のカセット出入れ位置まで矢印c方向にポップア
ップされると共に、扉36が下方である矢印e方向にス
ライドされて、カセットホルダー34のカセット出入れ
口35が大きく開放される。
【0033】そこで、後述するように、大型及び小型テ
ープカセット11、12をカセット出入れ口35からカ
セットホルダー34内に下方に向けて矢印e方向に選択
的に挿入した後、図16の(A)及び図18に実線で示
すように、扉36を矢印d方向から押して、カセットホ
ルダー34を開口部33を通してケース32内のカセッ
ト装着位置まで押し込むと、扉36が矢印f方向にスラ
イドされながら矢印d方向に押し込まれて、扉36によ
って開口部33が閉塞されると共に、凹部37も凸部3
8によって閉塞される。
【0034】そして、このカセット装着動作によって、
図14及び図15に示したように、大型及び小型テープ
カセット11、12が、これらの前端11a、12a及
び左右方向の中心をメカデッキ21上の水平基準線X及
び垂直基準線Yにそれぞれ揃えるようにして、下向きの
垂直状態で、メカデッキ21に矢印d方向から選択的に
装着されるように構成されている。
【0035】そして、これら大型及び小型テープカセッ
ト11、12の記録、再生後のカセット取出し時には、
カセット装着時の逆動作で、イジェクト釦を押して、図
16の(B)及び図18に1点鎖線で示すように、カセ
ットホルダー34をケース32外のカセット出入れ位置
まで矢印c方向にポップアップすると共に、扉36を矢
印c方向にスライドさせて、カセット出入れ口35を大
きく開放し、大型及び小型テープカセット11、12を
カセットホルダー34内から上方である矢印f方向に抜
き取るものである。
【0036】「カセット脱着装置の第1の実施形態の説
明」次に、図1〜図10によって、カセット脱着装置3
1の第1の実施形態を説明する。
【0037】まず、カセットホルダー34は、板金等で
構成されていて、底板34aと左右両側板34bとによ
って断面形状がほぼコ字状に形成されている。そして、
このカセットホルダー34が垂直なメカデッキ21の側
面の平行な垂直状に配置されて、そのカセットホルダー
34の上端側の開口がカセット出入れ口35に構成され
ている。
【0038】そして、このカセットホルダー34の左右
両側板34bの開放端側である側面に板金等で構成され
たスライド板41が底板34aと平行な垂直状に配置さ
れて、このスライド板41がカセットホルダー34に対
して上下方向である矢印e、f方向にスライド自在に取
り付けられている。
【0039】この際、左右両側板34bの開放端間に架
設された梁部材42に取り付けられた合計4つガイドピ
ン43にスライド板41に形成された合計4つの垂直状
の長穴であるガイド穴44が摺動可能に挿入されて、こ
れらのガイドピン43とガイド穴44によって案内され
て、スライド板41がカセットホルダー34に対して矢
印e、f方向にスライドされるように構成されている。
【0040】そして、スライド板41の上端側の左右両
側に回転自在に取り付けられた左右一対のガイドローラ
45を左右両側板34bの内側に固着された垂直な左右
一対のガイドレール46上で矢印e、f方向に転動させ
ることによって、スライド板41を矢印e、f方向にス
ムーズにスライドできるように構成されている。
【0041】そして、一方のガイドレール46上とスラ
イド板41とにそれぞれ一体に加工された一対のバネ係
止部47、48間にスライド付勢手段である引張コイル
バネ49が架設されていて、この引張コイルバネ49に
よってスライド板41がカセットホルダー34に対して
下方である矢印e方向にスライド付勢されている。
【0042】そして、ケース32及び扉36が合成樹脂
等にて構成されていて、扉36はケース36の開口部3
3を閉塞できるようにカセットホルダー34の投影面積
よりも十分に大きな面積を有している。そして、この扉
36が2本のビス50によってスライド板41の側面に
平行に固着されて、この扉36によってスライド板41
及びカセットホルダー34の側面全体が覆われている。
【0043】そして、ケース32に形成されたほぼ方形
状の開口部33の上縁側の中央部に凹部37が形成され
ていて、この凹部37を開閉する凸部38が扉36の上
縁側の中央部に一体成形されている。そして、この凸部
38はカセットホルダー34の底板34aに向ってほぽ
直角状に形成されていて、その底板34aと凸部38と
の間にカセット挿入空間51が形成されている。
【0044】なお、カセットホルダー34の底板34a
には、図14及び図15に示した左右一対のリール台2
2の矢印a、b方向の移動範囲に対向された左右一対の
リール台挿通穴52が形成され、この底板34aの上縁
側の中央部には、凹部37に対向された中央切欠き53
が形成されている。また、底板34aの下縁側の左右両
端部には大型テープカセット11の前端11a及び左右
方向の中心をメカデッキ21上の水平基準線X及び垂直
基準線Yに揃えるための左右一対のカセットストッパー
54が一体に加工されている。
【0045】そして、カセットホルダー34を開口部3
3を通してケース32内のカセット装着位置とケース3
3外のカセット出入れ位置との間で矢印c、d方向に往
復動するカセットホルダーの駆動手段であるポップアッ
プ機構61には左右一対のパンタグラフが用いられてい
る。
【0046】そして、この左右一対のパンタグラフは、
それぞれ一対のリンク62、63をX型に交差して、こ
れらの交点を連結ピン64によって相対回転自在に連結
したものである。そして、メカデッキ21の側面に垂直
状に固着した左右一対の支持板65に一方のリンク62
の一端を支点ピン66を介して回転自在に取り付け、他
方のリンク63の一端をカセットホルダー34の左右両
側板34bに支点ピン67を介して回転自在に取り付け
ている。そして、これら一対のリンク62、63の他端
に形成された円弧状で対称状のガイド穴68、69をカ
セットホルダー34の左右両側板34b及び左右一対の
支持板65に固着された一対のガイドピン70、71に
摺動可能に挿入している。
【0047】そして、一方のパンタグラフの一方のリン
ク62の支点ピン66側に一体に加工されたバネ係止ア
ーム72と一方の支持板65に一体に加工されたバネ係
止部73との間に架設されたポップアップ付勢手段であ
る引張コイルバネ74によって一方のリンク62が支点
ピン66を中心に図5の(A)で矢印i方向に回転付勢
されている。なお、この引張コイルバネ74はスライド
板41の引張コイルバネ49よりも強いバネに構成され
ている。
【0048】そして、上記一方のリンク62の支点ピン
66側に、その支点ピン62を中心とした円弧状のラッ
ク75が一体に加工されていて、一方の支持板65に固
着された回転式ダンパー76の回転駆動用ピニオン77
にそのラック75が噛合されている。
【0049】そして、カセットホルダー34の矢印c、
d方向の往復動に同期して、扉36を矢印e、f方向に
スライド駆動する手段は、左右一対のカム機構81によ
って構成されている。
【0050】そして、この左右一対のカム機構81は、
スライド板41の左右両端にメカデッキ21側に向って
斜めに突出された左右一対のカム板82を一体に加工
し、カセットホルダー34の移動方向である矢印c、d
方向に対して傾斜された左右一対のカム溝83をこれら
左右一対のカム板82に形成し、左右一対の連結ピン6
4の外周に回転自在に取り付けられた左右一対のカムロ
ーラ84を左右一対のカム溝83内に移動自在に係合さ
せたものである。なお、左右一対のカム溝83のスライ
ド板41側の端部には、左右一対のカムローラ84に対
する扉36の矢印e、f方向の動きを規制する屈曲溝部
83aが形成されている。
【0051】そして、カセットホルダー34のカセット
挿入空間51内には、大型及び小型テープカセット1
1、12の前端11a、12a及び左右方向の中心をメ
カデッキ21上の水平基準線X及び垂直基準線Yにそれ
ぞれ揃えるための位置決め機構91が取り付けられてい
る。
【0052】この際、図8に示すように、大型テープカ
セット11はカセットホルダー34の左右両側板34b
間いっぱいに矢印e方向から挿入されて、その左右両側
板34bによってこの大型テープカセット11の左右方
向の中心が垂直基準線Y上に位置決めされ、カセットホ
ルダー34の底板34aに形成されている前述した左右
一対のカセットストッパー54にその大型テープカセッ
ト11の前端11aが当接して、その前端11aが水平
基準線X上に位置決めされるように構成されている。
【0053】そして、垂直基準線Yに対して左右均等に
振り分けられた左右一対の位置決めガイド92がカセッ
トホルダー34の底板34aに取り付けられている。こ
の際、これら左右一対の位置決めガイド92の背面92
cにそれぞれ一対の板バネ93の一端が固着され、これ
らの板バネ93の他端が底板34aの背面に一対の加締
めピン94によって固着されている。
【0054】そして、これら一対の板バネ93は対称状
に形成されていて、これらの位置決めガイド92は底板
34aに形成されたガイド挿通穴95を挿入して、図9
の(B)(C)に実線で示す底板34a上への突出位置
と1点鎖線で示す底板34a下への沈み込み位置との間
で矢印c、d方向に移動可能に構成されている。
【0055】なお、これら左右一対の位置決めガイド9
2の左右方向から対向する側面92aの上端には小型テ
ープカセット12の呼び込み用テーパー面96が形成さ
れ、これらの側面92aに対して直角な頂上面92bの
上端には斜面97が形成されている。また、これら左右
一対の位置決めガイド92の背面92cの上端に一体成
形されたストッパー片98が底板34aの背面に矢印c
方向から当接されることによって、これら左右一対の位
置決めガイド92の底板34上への突出量が規制される
ように構成されている。そして、小型テープカセット1
2の前端12aをメカデッキ21上の水平基準線Xに揃
えるためのカセットストッパー99が一方の位置決めガ
イド92の側面92aよりも内側位置に垂直状に一体成
形されている。
【0056】そして、図7、図9及び図10に示すよう
に、小型テープカセット12が左右一対の位置決めガイ
ド92間に矢印e方向から挿入されて、これらの位置決
めガイド92によってこの小型テープカセット12の左
右方向の中心が垂直基準線Y上に位置決めされると共
に、位置決めガイド92のカセットストッパー99にそ
の小型テープカセット12のストッパー挿入溝100が
矢印e方向から挿入されて、そのカセットストッパー9
9によって小型テープカセット12の前端12aが水平
基準線X上に位置決めされるように構成されている。そ
して、このカセットストッパー99は小型テープカセッ
ト12の開閉蓋16のロックレバー17も解除する。な
お、大型テープカセット11の開閉蓋16のロックレバ
ー17は底板34a上に立上げられた立上げ片(図示せ
ず)によって解除される。
【0057】そして、これら左右一対の位置決めガイド
92上を左右方向に横切る位置で、カセット挿入空間5
1の外方側にカセット押え部材101が水平状に配置さ
れている。そして、カセット押え部材101は左右一対
の支点ピン102を介してカセットホルダー34の左右
両側板34b間に矢印m、n方向に回転自在に取り付け
られていて、このカセット押え部材101は付勢手段で
ある左右一対の引張コイルバネ103によってカセット
押え方向である矢印m方向に回転付勢されている。
【0058】「小型テープカセットの脱着動作の説明」
次に、図1、図2、図5、図6、図7、図9及び図10
によって、小型テープカセット12の脱着動作を説明す
る。
【0059】まず、カセット装着前にイジェクト釦を押
すと、図5の(A)に示すように、ポップアップ機構6
1の一方のリンク62が引張コイルバネ74によって支
点ピン66を中心に矢印i方向に回転されて、他方のリ
ンク63が連結ピン64を中心にその一方のリンク62
に対して矢印j方向に回転して、一対の支点ピン66と
67との間及びガイドピン70と71との間が開き、カ
セットホルダー34が開口部33を通してケース32外
のカセット出入れ位置まで矢印c方向にポップアップさ
れる。この際、一対のガイドピン70、71が一対のガ
イド穴68、69内を移動することによって両リンク6
2、63が開き、カセットホルダー34が平行移動され
る。
【0060】そして、この時、スライド板41と連結ピ
ン64との間の相対距離が開くことによって、左右一対
のカム機構81のカムローラ84がカム溝83内のスラ
イド板41側からメカデッキ21側に相対的に移動し
て、この時のカム作用と、引張コイルバネ49とによっ
て、扉36がスライド板41と一体にカセットホルダー
34に対して矢印e方向にスライドされて、図1の
(A)に示すように、カセットホルダー34のカセット
出入れ口35が大きく開放される。なお、この時には、
カムローラ84が相対的にカム溝83の屈曲部83aか
ら抜け出てメカデッキ21側へ移動される。
【0061】そこで、カセット装着時には、図1の
(A)、図2の(A)、図7、図9及び図10に示すよ
うに、小型テープカセット12を、その前端12a側を
下向きにして、カセットホルダー34内のカセット挿入
空間51の中央部に矢印e方向から垂直に挿入して、こ
の小型テープカセット12を左右一対の位置決めガイド
92間に挿入し、引張コイルバネ103によって矢印m
方向に回転付勢されているカセット押え部材101によ
って底板34a上に小型テープカセット12を平行に押
し付けながら、この小型テープカセット12が位置決め
ガイド92のカセットストッパー99に当接されて停止
される位置まで、この小型テープカセット12をカセッ
トホルダー34内の奥深い位置まで矢印e方向に挿入す
る。
【0062】この際、カセットホルダー34に対する扉
36の矢印e方向へのスライドによってカセット出入れ
口35が大きく開放されていることから、小型テープカ
セット12の左右両側面12cを親指と人差指とによっ
て両側からつまむようにして、これら親指と人差指とを
カセットホルダー34内の奥深い位置まで矢印e方向に
挿入することができるので、その小型テープカセット1
2のカセットホルダー34内への挿入操作を容易に行う
ことができる。
【0063】次に、図1の(B)、図2の(B)及び図
5の(B)に示すように、扉36を指で矢印d方向に押
すと、ポップアップ機構61の一方のリンク62が引張
コイルバネ74に抗して支点ピン66を中心に矢印j方
向に回転されることによって、他方のリンク63が連結
ピン64を中心にその一方のリンク62に対して矢印i
方向に回転して、一対の支点ピン66と67との間及び
一対のガイドピン70と71との間が閉じ、カセットホ
ルダー34が開口部33を通してケース32内のカセッ
ト装着位置まで矢印d方向に平行移動される。この際
も、一対のガイドピン70、71が一対のガイド穴6
8、69内を移動することによって、両リンク62、6
3が閉じ、カセットホルダー34が平行移動される。
【0064】そして、カセットホルダー34がメカデッ
キ21上にロック機構(図示せず)によってロックされ
て、小型テープカセット12が図14に示したようにメ
カデッキ21上に装着される。
【0065】そして、この際、図5の(B)に示すよう
に、スライド板41と連結ピン64との間の相対距離が
縮まることによって、左右一対のカム機構81のカムロ
ーラ84がカム機構83内をメカデッキ21側からスラ
イド板41側に相対的に移動して、この時のカム作用に
よって、扉36がスライド板41と一体に引張コイルバ
ネ49に抗してカセットホルダー34に対して矢印f方
向にスライドされて、図1の(B)及び図2の(B)に
示すように、扉36がケース32の開口部33を閉塞す
ると共に、凸部38が凹部37も閉塞する。そして、カ
ムローラ84がカム溝83の屈曲溝部83a内に入り込
んで、スライド板41及び扉36のカセットホルダー3
4に対する矢印e、f方向の動きが規制される。
【0066】なお、この際、カセットホルダー34のカ
セット装着位置への矢印d方向からの装着動作によっ
て、図1の(B)に示すように、小型テープカセット1
2の開閉蓋16が蓋開閉部材(図示せず)によって矢印
o方向に開蓋されて、この小型テープカセット12内の
磁気テープ14を中央開口部15から下方に引き出すこ
とが可能になる。
【0067】次に、カセット取出し時には、イジェクト
釦を押すと、カセットホルダー34のメカデッキ21上
でのロックが解除される。
【0068】すると、図5の(A)に示すように、ポッ
プアップ機構61の一方のリンク62が引張コイルバネ
74によって支点ピン66を中心に矢印i方向に回転さ
れることによって、前述したように、カセットホルダー
34が開口部33を通してケース32外のカセット出入
れ位置まで矢印c方向に平行にポップアップされるが、
この時、一方のリンク62のラック75が回転式ダンパ
ー76のピニオン77を回転駆動することによって、カ
セットホルダー34が矢印c方向に低速で静かにポップ
アップされる。
【0069】そして、前述したように、スライド板41
と一体に扉36がカセットホルダー34に対して矢印e
方向にスライドされて、カセットホルダー34のカセッ
ト出入れ口35が大きく開放されるので、図1の(A)
及び図2の(A)に示すように、親指と人差指とをカセ
ットホルダー34内の奥深い位置まで矢印e方向に容易
に挿入して小型テープカセット12の左右両側面12c
をつまんで、この小型テープカセット12をカセットホ
ルダー34内から矢印f方向に容易に抜き取ることがで
きる。
【0070】「大型テープカセットの脱着動作の説明」
次に、図3〜図6及び図8によって、大型テープカセッ
ト11の脱着動作を説明する。
【0071】前述したように、カセット装着前の状態で
は、図5の(A)に示すように、ポップアップ機構61
によってカセットホルダー34が開口部33を通してケ
ース32外のカセット出入れ位置まで矢印c方向に移動
され、扉36がカセットホルダー34に対して矢印e方
向にスライドされて、カセットホルダー34のカセット
出入れ口35が大きく開放されている。
【0072】そこで、カセット装着時には、図3の
(A)、図4の(A)及び図8に示すように、大型テー
プカセット11を、その前端11a側を下向きにして、
カセットホルダー34内のカセット挿入空間51内に矢
印e方向から垂直に挿入して、この大型テープカセット
11を左右両側板34b間に挿入し、カセット押え部材
101によって底板34a上に大型テープカセット11
を平行に押し付けながら、その前端11aが左右一対の
カセットストッパー54に当接されて停止される位置ま
で、この大型テープカセット11の前端11aをカセッ
トホルダー34内の奥深い位置まで矢印e方向に挿入す
る。
【0073】なお、この際、大型テープカセット11が
左右一対の位置決めガイド92の斜面97上に乗り上げ
ることによって、これら左右一対の位置決めガイド92
がこれらの板バネ93に抗して底板34aの背面側に矢
印d方向に沈み込み、大型テープカセット11はこれら
左右一対の位置決めガイド92上を通過して矢印e方向
に挿入される。
【0074】そして、カセットホルダー34に対する扉
36の矢印e方向へのスライドによってカセット出入れ
口35が大きく開放されると共に、扉36の凸部38が
凹部37に対して矢印e方向に変位されているので、大
型テープカセット11の上下両側面11cの中央部を親
指と人差指とによって両側からつまむようにして、これ
ら親指と人差指とを、ケース32の凹部37及びカセッ
トホルダー34の底板34aの中央切欠き53を利用し
て、カセットホルダー34内まで容易に挿入することが
できる。従って、その大型テープカセット11のカセッ
トホルダー34内への挿入操作を容易に行うことができ
る。
【0075】次に、図3の(B)、図4の(B)及び図
5の(B)に示すように、扉36を指で矢印d方向に押
して、前述同様に、カセットホルダー34を開口部33
を通してケース32内のカセット装着位置まで矢印d方
向に平行に移動させて、図15に示したように、大型テ
ープカセット11をメカデッキ21上に装着し、その大
型テープカセット11の開閉蓋16を蓋開閉部材(図示
せず)によって矢印o方向に開蓋し、カセットホルダー
34に対して矢印f方向にスライドされた扉36によっ
てケース32の開口部33を閉塞すると共に、凸部38
で凹部37も閉塞する。
【0076】次に、カセット取出し時には、図3の
(A)及び図4の(A)及び図5の(A)に示すよう
に、前述同様に、カセットホルダー34を開口部33を
通してケース32外のカセット出入れ位置まで矢印c方
向に低速で静かにポップアップすると共に、扉36をカ
セットホルダー34に対して矢印e方向にスライドさせ
て、カセットホルダー34のカセット出入れ口35を大
きく開放させる。
【0077】そして、親指と人差指とをケース32の凹
部37及び底板34aの中央切欠き53を利用してカセ
ットホルダー34内に矢印e方向から容易に挿入して、
その親指と人差指とによって大型テープカセット11の
上下両側面11cをつまんで、この大型テープカセット
11をカセットホルダー34から矢印f方向に容易に抜
き取ることができる。
【0078】「カセット脱着装置の第2の実施形態の説
明」次に、図11〜図13によって、カセット脱着装置
31の第2の実施形態を説明する。
【0079】この場合は、前述した第1の実施形態にお
けるポップアップ機構61をそのまま使用しながら、左
右一対のカム機構81の構造のみを変更したものであ
る。即ち、カセットホルダー34の移動方向である矢印
c、d方向に対して傾斜された左右一対のカム溝83を
ケース32内に形成し、スライド板41の左右両端縁に
メカデッキ21側に向って突出された左右一対のローラ
取付板85を一体に加工して、これらのローラ取付板8
5の両側の先端に回転自在に取り付けた左右一対のカム
ローラ84をケース32内の左右一対のカム溝83内に
移動自在に係合させたものである。なお、この場合は、
左右一対のカム溝83のメカデッキ21側の端部に、屈
曲溝部83aが形成されている。
【0080】従って、この場合は、前述したポップアッ
プ機構61によってカセットホルダー34を図11の
(A)、図12の(A)及び図13の(A)に示すケー
ス32外のカセット出入れ位置と、図11の(B)、図
12の(B)及び図13の(B)に示すケース32内の
カセット装着位置との間で、矢印c、d方向に平行移動
する際に、左右一対のカム機構81の左右一対のカムロ
ーラ84がケース32内の左右一対のカム溝83内に沿
って往復動されて、この時のカム作用によって、扉36
がスライド板41と一体にカセットホルダー34に対し
て矢印e、f方向にスライドされるように構成されてい
る。
【0081】従って、この第2の実施形態においても、
前述した第1の実施形態と同様に、カセットホルダー3
4に対する大型及び小型テープカセット11、12の選
択的な挿入及び抜き取り時に、カセット出入れ口35を
大きく開放させることができて、これら大型及び小型テ
ープカセット11、12の選択的な挿入及び抜き取り操
作を容易に行うことができる。
【0082】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記した実施の形態に限定されることな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能で
ある。
【0083】例えば、上記した実施の形態では、扉36
をカセットホルダー34にスライド可能に取り付けて、
この扉36をカセットホルダー34と一緒にケース32
の内外へ矢印c、d方向に平行移動させながら、この扉
36をカセットホルダー34に対して矢印e、f方向に
スライドさせるように構成したが、扉36をカセットホ
ルダー34に対して独立させ、かつ、扉36をカセット
ホルダー34の動きに同期させて可動させるように構成
することも可能である。
【0084】
【発明の効果】以上のように構成された本発明のカセッ
ト脱着装置とビデオカメラは、次のような効果を奏する
ことができる。
【0085】請求項1のカセット脱着装置は、カセット
ホルダーをケース内のカセット装着位置からケース外の
カセット出入れ位置へ移動した時に、ケースの開口部を
閉塞していた扉をカセットホルダーのカセット出入れ口
に対するカセット挿入方向側へ変位させるようにして、
カセットホルダーをケース外のカセット出入れ位置へ移
動した時に、そのカセット出入れ口を大きく開放するこ
とができるようにしたので、ケース外にて、カセットホ
ルダーに対してテープカセットを挿入及び抜き取るため
の脱着操作を容易に行えて、テープカセットの装着ミス
等を未然に防止できる。
【0086】請求項2のカセット脱着装置は、1つのカ
セットホルダーに対して大きさが異なる複数種類のテー
プカセットを選択的に挿入して、これら複数種類のテー
プカセットをカセットホルダーによってカセット装着位
置へ選択的に装着するようにしたカセット脱着装置にお
いて、カセットホルダーをケース内のカセット装着位置
からケース外のカセット出入れ位置へ移動した時に、ケ
ースの開口部を閉塞していた扉をカセットホルダーのカ
セット出入れ口に対するカセット挿入方向側へ変位させ
るようにして、カセットホルダーをケース外のカセット
出入れ位置へ移動した時に、そのカセット出入れ口を大
きく開放することができるようにしたので、ケース外に
て、カセットホルダーに対して複数種類のテープカセッ
トを選択的に挿入及び抜き取るための脱着操作を容易に
行える。特に、小型テープカセットをカセットホルダー
内の奥深い位置まで容易に挿入し、また、カセットホル
ダー内の奥深い位置から小型テープカセットを容易に抜
き取ることができるので、その小型テープカセットを大
型テープカセットと同一の容易性をもって脱着操作する
ことができると共に、その小型テープカセットの装着ミ
スを未然に防止できる。
【0087】請求項3のカセット脱着装置は、カセット
ホルダーのカセット出入れ口側にてケースに形成された
凹部と、カセットホルダーのカセット出入れ口側にて扉
に形成されて、凹部を開閉する凸部とを備えたので、カ
セットホルダーをケース外のカセット出入れ位置へ押し
出した時の扉のカセット出入れ口に対するカセット挿入
方向側への変位動作と相俟って、カセット出入れ口をよ
り一層大きく開放させて、そのカセット出入れ口からカ
セットホルダー内への手指の挿入をより一層容易に行え
る。従って、ケース外にて、カセットホルダーに対して
テープカセットを挿入及び抜き取るための脱着操作をよ
り一層容易に行える。
【0088】請求項4のカセット脱着装置は、カセット
ホルダーのカセット出入れ口からのカセット出入れ方向
に沿ってスライドできるように、扉をカセットホルダー
にスライド自在に取り付け、カセットホルダーをケース
外のカセット出入れ位置とケース内のカセット内のカセ
ット装着位置との間で往復動するための駆動手段と扉と
の間に、その扉をカセットホルダーに対してスライド駆
動する手段を設けたので、扉をカセットホルダーに対し
て独立して駆動するための駆動源を設ける必要がなく、
構成が簡単で、低コストなカセット脱着装置を実現でき
る。
【0089】請求項5のビデオカメラは、請求項1〜4
のカセット脱着装置を備えたので、ビデオ撮影中におけ
るテープカセットの脱着操作を容易に行えて、ビデオ撮
影中の高い機能性を発揮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をビデオカメラに適用したカセット脱着
装置の第1の実施の形態における小型テープカセットの
脱着操作を説明する断面側面図である。
【図2】図1の一部切欠き平面図である。
【図3】上記の第1の実施形態における大型テープカセ
ットの脱着操作を説明する断面側面図である。
【図4】図3の一部切欠き平面図である。
【図5】上記の第1の実施形態におけるポップアップ機
構及びカム機構を説明する一部切欠き側面図である。
【図6】図5の一部分解斜視図である。
【図7】同上の第1の実施形態におけるカセットホルダ
ー内での小型テープカセットの位置決めを説明する平面
図及び一部切欠き側面図である。
【図8】同上の第1の実施形態におけるカセットホルダ
ー内での大型テープカセットの位置決めを説明する平面
図及び一部切欠き側面図である。
【図9】同上の小型テープカセットの位置決めガイドを
説明する平面図及び2方向の断面側面図である。
【図10】同上の位置決めガイドを説明する斜視図であ
る。
【図11】本発明をビデオカメラに適用したカセット脱
着装置の第2の実施形態における小型テープカセットの
脱着操作を説明する断面側面図である。
【図12】同上の第2の実施形態における大型テープカ
セットの脱着操作を説明する断面側面図である。
【図13】図11及び図12の共通の一部切欠き平面図
である。
【図14】小型テープカセットのメカデッキ上への装着
状態を説明する側面図である。
【図15】大型テープカセットのメカデッキ上への装着
状態を説明する側面図である。
【図16】カセットホルダー及び扉の動きを説明する概
略斜視図である。
【図17】本発明のカセット脱着装置を備えたビデオカ
メラの側面図である。
【図18】図17の平面図である。
【符号の説明】
1 ビデオカメラ 11 大型テープカセット 12 小型テープカセット 21 メカデッキ 31 カセット脱着装置 32 ケース 33 開口部 34 カセットホルダー 35 カセット出入れ口 36 扉 37 凹部 38 凸部 41 スライド板 61 ポップアップ機構(カセットホルダーの駆動手
段) 81 カム機構(扉の駆動手段) 91 位置決め機構

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口部を有するケースと、 テープカセットを出し入れするためのカセット出入れ口
    が一端側に形成され、上記開口部を通して上記ケース外
    のカセット出入れ位置と上記ケース内のカセット装着位
    置との間で、上記カセット出入れ口からのカセット出入
    れ方向に対する直角な方向に往復動されるカセットホル
    ダーと、 上記カセットホルダーの上記ケース外のカセット出入れ
    位置からケース内のカセット装着位置への移動に同期し
    て上記ケースの開口部を閉塞する扉と、 上記カセットホルダーの上記ケース内のカセット装着位
    置から上記ケース外のカセット出入れ位置への移動に同
    期して、上記扉を上記カセットホルダーのカセット出入
    れ口に対するカセット挿入方向側へ変位させる手段とを
    備えたことを特徴とするカセット脱着装置。
  2. 【請求項2】開口部を有するケースと、 大きさが大小異なる複数種類のテープカセットを選択的
    に出し入れするためのカセット出入れ口が一端側に形成
    され、上記開口部を通して上記ケース外のカセット出入
    れ位置と上記ケース内のカセット装着位置との間で、上
    記カセット出入れ口からのカセット出入れ方向に対する
    直角な方向に往復動されるカセットホルダーと、 上記カセットホルダーの上記ケース外のカセット出入れ
    位置からケース内のカセット装着位置への移動に同期し
    て上記ケースの開口部を閉塞する扉と、 上記カセットホルダーの上記ケース内のカセット装着位
    置から上記ケース外のカセット出入れ位置への移動に同
    期して、上記扉を上記カセットホルダーのカセット出入
    れ口に対するカセット挿入方向側へ変位させる手段とを
    備えたことを特徴とするカセット脱着装置。
  3. 【請求項3】上記カセットホルダーのカセット出入れ口
    側にて上記ケースに形成された凹部と、 上記カセットホルダーのカセット出入れ口側にて上記扉
    に形成されて、上記凹部を開閉する凸部とを備えたこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載のカセット脱着
    装置。
  4. 【請求項4】上記カセットホルダーのカセット出入れ口
    からのカセット出入れ方向に沿ってスライドできるよう
    に、上記扉をカセットホルダーにスライド自在に取り付
    け、 上記カセットホルダーを上記ケース外のカセット出入れ
    位置と上記ケース内のカセット装着位置との間で往復動
    するための駆動手段と上記扉との間に、その扉をカセッ
    トホルダーに対してスライド駆動する手段を設けたこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3記載の
    カセット脱着装置。
  5. 【請求項5】請求項1又は請求項2又は請求項3又は請
    求項4記載のカセット脱着装置を備えたことを特徴とす
    るビデオカメラ。
JP7350744A 1995-12-26 1995-12-26 カセット脱着装置とビデオカメラ Withdrawn JPH09180320A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7350744A JPH09180320A (ja) 1995-12-26 1995-12-26 カセット脱着装置とビデオカメラ
US08/768,803 US5999364A (en) 1995-12-26 1996-12-18 Cassette mounting and ejection mechanism
US09/416,804 US6429998B1 (en) 1995-12-26 1999-10-13 Cassette mounting and ejection mechanism

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7350744A JPH09180320A (ja) 1995-12-26 1995-12-26 カセット脱着装置とビデオカメラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09180320A true JPH09180320A (ja) 1997-07-11

Family

ID=18412571

Family Applications (1)

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JP7350744A Withdrawn JPH09180320A (ja) 1995-12-26 1995-12-26 カセット脱着装置とビデオカメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09180320A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007018629A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Victor Co Of Japan Ltd カセット装着装置
ITLE20080015A1 (it) * 2008-08-04 2010-02-05 Luciano Pellegrino Registratore dvd verticale

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007018629A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Victor Co Of Japan Ltd カセット装着装置
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