JPH09179043A - 位置合せ光学系の可変減光方法 - Google Patents

位置合せ光学系の可変減光方法

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Publication number
JPH09179043A
JPH09179043A JP35093695A JP35093695A JPH09179043A JP H09179043 A JPH09179043 A JP H09179043A JP 35093695 A JP35093695 A JP 35093695A JP 35093695 A JP35093695 A JP 35093695A JP H09179043 A JPH09179043 A JP H09179043A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrates
polarizing plate
light
ccd camera
substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP35093695A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Moriguchi
泰之 森口
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Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2種類の基板のうち一方の基板の反射率が大
きいとき、一方の基板の反射光を簡易な方法により連続
的に減光する。 【解決手段】 光源61の照明光LT をランダム偏光光と
し、光源61と両基板1,2の間に挿入され、偏光角が回
転可能な第1の偏光板67と、両基板とCCDカメラ65の
間に挿入され、偏光角が一定方向に設定された第2の偏
光板68とを設け、両基板1,2の一方の反射率が大きく
て、その反射光によりCCDカメラ65の画像信号が飽和
するとき、第1の偏光板67の偏光角の回転により照明光
T の偏光角を調整して、第2の偏光板68を透過する反
射光を適切に減光する。 【効果】 CCDカメラ65の飽和が防止されて、両基板
1,2の位置合せが正確になされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、重ね合わされた
2種類の基板に対する位置合せ光学系の照明光を、連続
的に減光する可変減光方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この発明が対象とする2種類の基板の例
として、LCD(液晶パネル)の構成要素のカラーフィ
ルタ(基板)とTFT基板を説明する。図2はカラーフ
ィルタ基板1とTFT基板2を示し、(a) において、基
板1は方形のガラス基板の表面に多数の微小なカラー画
素がマトリックス状に配列され、その周辺の対向する2
隅には位置合せマーク(以下単にマーク)MC1とMC2
配置されている。基板2は、ガラス基板の表面に、各カ
ラー画素に対応するTFT素子が配列され、その周辺の
2隅には、上記のマークMC1,MC2に対応するマークM
T1,MT2が配置されている。両マークMC,MT は、例え
ば図示のように正方形とし、Mcに比較してMT は小さ
くされている。これらの両基板1,2は、(b) に示すよ
うに、微小なギャップGをなして重ね合わして位置合せ
した後、シール剤Sにより4辺を固定し、ギャップGに
LC(液晶)を注入してカラー液晶パネルに使用され
る。
【0003】図3は両基板1,2に対する重ね合わせ装
置10の構成を示し、以下その動作を説明する。図3に
おいて、TFT基板2は、下ステージ4の上面に、その
4隅に設けた位置決め具41a 〜41d により位置決めされ
て吸着され、またカラーフィルタ基板1は、上ステージ
5の下面に上記と同様に位置決めされて吸着される。両
基板1,2の4辺にシール剤Sを塗布し、上ステージ5
を下降して基板1を基板2に重ね合わせて仮固定する。
この仮固定では、対応する両マークMC とMT は、付図
(イ) のように、故意にX方向に微小距離Δxだけ離間し
た状態とされる。上ステージ5の2隅には丸孔51a,51b
が穿孔され、それぞれの上部には2組の位置合せ光学系
6(A),6(B) が設けられる。
【0004】図4は、両位置合せ光学系6(A),(B)
の構成を示す。光源61よりの照明光LT は、照明レンズ
系62によりコリメートされてハーフミラー63により反射
され、丸孔51a,51b を通して、マーク(MC1,MT1
と、マーク(MC2,MT2)とを照明し、それぞれの映像
を対物レンズ64により拡大してCCDカメラ65により撮
像し、それぞれの画像信号を出力する。再び図3におい
て、位置合せ光学系6(A) のCCDカメラ65の画像信
号は、画像処理部7の画像処理回路71により処理され
て、(イ) に示す、MC1の中心OのXY座標(x1,y1)
と、MT1の中心O’のXY座標(x1', y1') とが算出
され、位置合せ光学系6(B) の画像信号も同様処理さ
れて、MC2の中心OのXY座標(x2,y2)と、MT1の中
心O’のXY座標(x2', y2') とが算出される。これ
ら4組のXY座標値は、制御回路72に渡され、これが出
力する制御信号により移動機構3を動作させて基板2を
XまたはY移動し、またはθ回転して、マークMC1とM
T1、およびマークMC2とMT2とが、それぞれ位置合せさ
れ、これが終了するとシール剤Sにより両基板1と2は
本固定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】さて、上記の両基板
1,2の表面の反射率には大差がある場合がある。当初
においては、両マークMC,MT はともにITO(酸化イ
ンジゥム・錫)を素材とし、これをガラス基板の表面に
蒸着したもので、両者の反射率は同一であったが、最近
では、マークMT の素材にアルミニゥムまたはクロムな
どの金属が使用され、さらにその上に保護膜がコーティ
ングされているため、TFT基板1は反射率が大きく、
これがCCDカメラ66に入射してマークMT の画像信号
が飽和するので、その座標値の算出が困難となる。そこ
で画像信号の飽和を防止するために、従来は図4に示す
ように、照明レンズ系62とハーフミラー63の間に減光フ
ィルタ66を挿入して照明光LT を減光し、画像信号の飽
和が防止されている。しかし基板1の反射率は、マーク
T の素材金属や保護膜の素材の種類に依存して大幅に
変化するので、減光フィルタ66には減光量が段階的に異
なる数個を用意して、基板1の反射率に適するものを差
し替えて使用する方法がとられている。しかしながら、
この方法では減光フィルタ66の差し替えは面倒であり、
また段階的な減光量では中間の微小な光量調整ができな
いなど、欠点がある。この発明は、簡易な手段により、
反射率の大きい基板の反射光を連続的に減光して、CC
Dカメラの画像信号の飽和を防止することを課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決した位置合せ光学系の可変減光方法であって、光
源の照明光をランダム偏光光とし、光源と両基板の間に
挿入され、偏光角が回転可能な第1の偏光板と、両基板
とCCDカメラの間に挿入され、偏光角が一定方向に設
定された第2の偏光板とを設ける。両基板の一方の反射
率が大きくて、その反射光によりCCDカメラの画像信
号が飽和するとき、第1の偏光板の偏光角の回転により
照明光の偏光角を調整し、第2の偏光板を透過するこの
反射光を減光して、画像信号の飽和を防止するものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】上記の可変減光方法においては、
光源と両基板の間に挿入された第1の偏光板は偏光角が
回転可能とするので、ランダム偏光の照明光の偏光角を
連続的に変化することができる。これに対して、両基板
とCCDカメラの間に挿入された第2の偏光板は、偏光
角が一定方向に設定されているので、第1の偏光板の偏
光角を回転することにより、これを透過して反射率の大
きい基板により反射された反射光が、第2の偏光板を透
過すると、その透過光量は、第1と第2の偏光板の偏光
角の差異に応じて連続的に減光して、CCDカメラの画
像信号の飽和が防止される。
【0008】
【実施例】図1は、この発明の可変減光方法を適用した
位置合せ光学系6の一実施例の構成を示す。図1におい
て、位置合せ光学系6は、図4における減光フィルタ66
の代わりに、第1の偏光板67を挿入し、また対物レンズ
64とCCDカメラ65の間に、第2の偏光板68を挿入す
る。第1の偏光板67は、適当なホルダー671 に収容し、
ハンドル672 により矢印Cのように回転して偏光角を連
続的に変化できる構造とする。第2の偏光板68は、偏光
角を一定方向に設定する。
【0009】以上の構成により、光源61の照明光LT
ランダム偏光とし、これが照明レンズ系62を経て第1の
偏光板67により、その偏光角に相当する偏光成分が選択
され、ハーフミラー63により反射されて両基板1,2を
照明し、それぞれの反射光は対物レンズ64を経て第2の
偏光板68により、両偏光板67,68 の偏光角の差異に応じ
て連続的に減光されてCCDカメラに入力する。いま基
板2の反射率が大きいときは、ハンドル671 により第1
の偏光板67の偏光角を回転して、第2の偏光板68の減光
量を調整することにより、CCDカメラ65のマークMT
の画像信号は飽和が防止される。これにより、画像処理
回路71による両マークMC,MT の中心O,O’の座標値
が正しく算出され、移動機構3によるこれらの位置合せ
が正確になされる。
【0010】上記の実施例は、カラーフィルタ基板1と
TFT基板2を対象としたが、これ以外の任意の、反射
率に大差がある2種類の基板の位置合せに適用できるこ
は勿論である。
【0011】
【発明の効果】以上の説明のとおり、この発明による可
変減光方法は、単に第1の偏光板を回転することによ
り、反射率の大きい基板の反射光が第2の偏光板を透過
するとき、その透過光量が適切に減光されてCCDカメ
ラの画像信号の飽和が防止されるもので、これにより両
基板の位置合せマークの座標値が正しく算出されて、正
確に位置合せできる効果には大きいものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、この発明を適用したLCDパネルに
おけるカラーフィルタとTFT基板の位置合せ光学系の
一実施例の構成図である。
【図2】 図2は、カラーフィルタ基板とTFT基板の
説明図で、(a) は両基板の構成を示す平面図、(b) は両
基板を重ね合わせた断面図である。
【図3】 図3は、両基板の重ね合わせ装置の構成図で
ある。
【図4】 図4は、従来のLCDパネルにおけるカラー
フィルタとTFT基板の位置合せ光学系の構成図であ
る。
【符号の説明】
1…カラーフィルタ基板、2…TFT基板、3…移動機
構、4…下ステージ、5…上ステージ、51a,51b …丸
孔、6,6(A),6(B)…位置合せ光学系、61…光
源、62…照明レンズ系、63…ハーフミラー、64…対物レ
ンズ、65…CCDカメラ、66…減光フィルタ、67…第1
の偏光板、671 …ホルダー、672 …ハンドル、68…第2
の偏光板、MC,MT …位置合せマーク、S…シール剤、
T …照明光。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2種類の基板を重ね合わせ、該両基板にそ
    れぞれ設けられ、互いに微小距離離隔した位置合せマー
    クに対して、光源よりの照明光を照射して、CCDカメ
    ラにより撮像する位置合せ光学系において、上記照明光
    をランダム偏光光とし、該光源と両基板の間に挿入さ
    れ、偏光角が回転可能な第1の偏光板と、該両基板と該
    CCDカメラの間に挿入され、偏光角が一定方向に設定
    された第2の偏光板とを設け、該両基板の一方の反射率
    が大きくて、その反射光により該CCDカメラの画像信
    号が飽和するとき、該第1の偏光板の偏光角の回転によ
    り上記照明光の偏光角を調整して、該第2の偏光板を透
    過する該反射光の光量を低減し、該画像信号の飽和を防
    止することを特徴とする、位置合せ光学系の可変減光方
    法。
JP35093695A 1995-12-25 1995-12-25 位置合せ光学系の可変減光方法 Pending JPH09179043A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001100699A (ja) * 1999-09-29 2001-04-13 Canon Inc 投射型表示装置とその応用システム
JP2005534048A (ja) * 2002-06-11 2005-11-10 リフレクティヴィティー, インク. 超小型電子機械装置をウェハ基板上に堆積、切り離し、及びパッケージングする方法
WO2018003578A1 (ja) * 2016-06-30 2018-01-04 日本電産サンキョー株式会社 アライメント装置

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