JPH09178638A - 静止摩擦力計測装置 - Google Patents

静止摩擦力計測装置

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JPH09178638A
JPH09178638A JP7337132A JP33713295A JPH09178638A JP H09178638 A JPH09178638 A JP H09178638A JP 7337132 A JP7337132 A JP 7337132A JP 33713295 A JP33713295 A JP 33713295A JP H09178638 A JPH09178638 A JP H09178638A
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magnetic disk
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正毅 亀山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最大静止摩擦力の計測装置において、駆動手
段の作用による第1、第2の物体間の相対位置の変位を
抑制し、正確な静止摩擦力の特性を計測する。 【解決手段】 載置台1に固定の第1の物体2と、保持
部4に保持されて第1の物体2に当接された第2の物体
3との間の静摩擦特性を計測する静止摩擦力計測装置
を、載置台1から載置台側固定端7迄の間に配置された
外力緩衝部9と、駆動手段8に設けられて保持部4と載
置台1間の相対移動速度が摩擦力検出部6の共振周波数
に比較して十分に遅くなるように速度制御する速度制御
部8Aと、外力緩衝部9に設けられて両方の物体2,3
の接触面にほぼ平行に働く外力が最大静上摩擦力を越え
るまで、両方の物体2,3の相対位置の変位を抑制する
相対位置変位抑制手段9Aとから構成し、両方の物体
2,3の変位開始直前の最大静止摩擦力を摩擦力検出部
6によって計測する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は静止摩擦力計測装置
に関し、特に、ハードディスク装置における磁気ディス
クと磁気ヘッドとの間の静止摩擦力を計測する装置に関
する。近年、磁気記憶装置としてのハードディスク装置
の分野では、高記録密度化の必要から磁気ヘッドの浮上
量が年々低下する傾向が進んでいる。即ち、ハードディ
スク装置において、磁気ディスクの記録密度を大きくし
た場合には、磁気ディスクと磁気ヘッドとの間隙を小さ
くして、磁気ヘッドを磁気ディスクに近づける必要があ
った。そして、磁気ディスクからの磁気ヘッドの浮上量
を小さくした状態で磁気ヘッドの安定な浮上特性を保つ
ためには、磁気ディスク表面を平滑化する必要があっ
た。一方、磁気ディスク表面を平滑化すると、磁気ディ
スクが静止した状態において、磁気ディスクと磁気ヘッ
ドとが吸着を起こし、ハードディスク装置の再起動時に
大きなトルクが必要となるという問題点があった。
【0002】このため、磁気記録媒体(磁気ディスク)
の表面の平滑化と、ディスクの静止時の磁気ヘッドのデ
ィスク表面への吸着防止という、相反する課題を解決す
るためのトライボロジーに関する研究開発が盛んに行わ
れており、磁気ヘッドと磁気ディスクとの間の静止摩擦
力を高精度で計測することができる計測装置が望まれて
いる。
【0003】
【従来の技術】従来、磁気ディスクと磁気ヘッド間の静
止摩擦力を測定する際は、図10(a)に示すような構成
の静止摩擦力計測装置100が用いられていた。磁気デ
ィスク102は載置台101の上に固定されており、載
置台101は駆動手段103によって移動されるように
なっていた。この駆動手段103としては、例えば、モ
ータが用いられていた。また、駆動手段103の一端
は、載置台側固定端104に固定されていた。一方、磁
気ディスク102の上に載置されたヘッド105は保持
部106に保持されており、保持部106は摩擦力検出
部107に接続されていた。そして、摩擦力検出部の一
端は、保持部側固定端108に固定されていた。
【0004】以上のように構成された静止摩擦力計測装
置100を用いて静止摩擦力を計測する場合は、図10
(b) に示すような手順で計測が行われていた。即ち、ス
テップ1001では駆動手段103を起動して外力を発
生させ、ステップ1002に示すように載置台101の
移動を即時開始させていた。そして、ステップ1003
において摩擦力検出部107の出力の最大値を検出し、
ステップ1004において静止摩擦係数μsを算出して
いた。具体的には、ヘッド105のばね圧でヘッド10
5に荷重をかけながら磁気ディスク102に密着させて
おき、この状態でモータ103を低速で回転させ、その
起動時以降の摩擦力検出部107の出力の最大値を最大
静止摩擦力としていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
静止摩擦力の計測方法では、磁気ディスクの記録密度を
大きくし、磁気ディスク表面を平滑化した場合に、磁気
ディスクと磁気ヘッドとの間の静止摩擦力が正確に計測
できないという問題点があった。この問題点について以
下詳細に説明する。
【0006】図10の構成において、磁気ディスク10
2とヘッド105の摩擦力をF、吸着力をFs、バネ圧
をWとすると、それらの間には次式が成り立つ。 F=μ(W+Fs) 磁気ディスク102の表面が平滑になってくると、吸着
力Fsが大きくなり、静止摩擦力と動摩擦力の差が大き
くなる傾向にある。このような場合の摩擦力検出部10
7のセンサの応答速度に起因する問題点について先ず説
明する。
【0007】図10(a) の静止摩擦力計測装置100に
おいて、駆動手段103を用いて載置台101を移動さ
せた場合、磁気ディスク102とヘッド105の真の摩
擦力の変化が、例えば、図11(a) に破線で示す特性に
なったとする。図11(a) の特性において、時刻t0か
ら時刻t1までの特性が磁気ディスク102とヘッド1
05の静止摩擦力の変化を示しており、時刻t1以降の
特性が動摩擦力の変化を示している。このような最大静
止摩擦力と動摩擦力の差が大きい状況において、摩擦力
検出部107にロードセルのような応答の遅い(約50
Hz)センサを用いた場合、ロードセルの出力は、図1
1(a) に実線で示すように、なまってしまい、磁気ディ
スク102とヘッド105間の真の摩擦力変化が正しく
検出できない。
【0008】この点を改善しようとして、摩擦力検出部
107に、例えば、平行バネと歪みゲージを組み合わせ
たような応答速度が高速の(約5kHz)の広帯域セン
サを用いることが考えられる。ところが、摩擦力検出部
107に広帯域センサを使用すると、モータ起動時の加
速度の影響で広帯域センサが共振して、図11(b) に実
線で示すようなセンサ出力となり、真の摩擦力が得られ
ない。図11(b) においては破線が磁気ディスク102
とヘッド105の真の摩擦力の変化を示している。
【0009】本発明の目的は、前記従来の静止摩擦力計
測装置における問題点を解消し、磁気ヘッドと磁気記録
媒体との接触面にほぼ平行な方向の力を与えて、変位直
前の最大静止摩擦力を計測する装置において、ヘッド側
固定端から媒体載置台側固定端までの間の外力を緩衝
し、駆動手段の作用による磁気ヘッドと磁気ディスクの
相対位置の変位を抑制し、図12に実線で示すように、
破線で示す外力は加わるが、ヘッド・磁気ディスク間の
相対変位のない状態を作るようにして、磁気ヘッドと磁
気ディスク間の静止摩擦力の特性を計測することが可能
な静止摩擦力計測装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明の静止摩擦力計測装置の原理構成が図1(a) ,(b)に
示される。本発明の静止摩擦力計測装置の第1の原理構
成では、載置台1の上に固定された第1の物体2と、こ
の第1の物体2に当接された第2の物体3との間の静摩
擦特性を計測するために、第2の物体3が保持部4に保
持され、この保持部4は固定端5に固定され、保持部4
と保持部側固定端5の間に摩擦力検出部6が配置され、
載置台1は固定端7に固定され、載置台1と載置台側固
定端7との間に両物体2,3の接触面にほぼ平行な方向
に外力を加える駆動手段8が設けられた静止摩擦力計測
装置において、載置台1から載置台側固定端7までの間
に配置された外力緩衝部9と、駆動手段8に設けられて
保持部4と載置台1間の相対移動速度が摩擦力検出部6
の共振周波数に比較して十分に遅くなるように速度制御
する速度制御部8Aと、外力緩衝部9に設けられて両方
の物体2,3の接触面にほぼ平行に働く外力が最大静上
摩擦力を越えるまで、両方の物体2,3の相対位置の変
位を抑制する相対位置変位抑制手段9Aとを設け、両方
の物体2,3の変位開始直前の最大静止摩擦力を摩擦力
検出部6によって計測するようにしたことを特徴として
いる。
【0011】また、本発明の静止摩擦力計測装置の第2
の原理構成では、載置台1の上に固定された第1の物体
2と、この第1の物体2の上に置かれた第2の物体3と
の間の静摩擦特性を計測するために、第2の物体3が保
持部4に保持され、この保持部4は固定端5に固定さ
れ、保持部4と保持部側固定端5の間に摩擦力検出部6
が配置され、載置台1は固定端7に固定され、摩擦力検
出部6と保持部側固定端5との間に両物体2,3の接触
面のほぼ平行な方向に外力を加える駆動手段8が設けら
れた静止摩擦力計測装置において、保持部側固定端5か
ら保持部4までの間に配置された外力緩衝部9と、駆動
手段8に設けられて保持部4と載置台1間の相対移動速
度が摩擦力検出部6の共振周波数に比較して十分に遅く
なるように速度制御する速度制御部8Aと、外力緩衝部
9に設けられて両方の物体2,3の接触面にほぼ平行に
働く外力が最大静上摩擦力を越えるまで、両方の物体
2,3の相対位置の変位を抑制する相対位置変位抑制手
段9Aとを設け、両方の物体2,3の変位開始直前の最
大静止摩擦力を前記摩擦力検出部によって計測するよう
にしたことを特徴としている。
【0012】第1の物体2を磁気ディスクとし、第2の
物体3を磁気ヘッドとし、載置台1を磁気ディスクを取
り付けるスピンドルとした場合には、本発明の静止摩擦
力計測装置は、以下の態様をとることができる。 (1) 駆動手段8をスピンドルの回転軸と同軸上に回転軸
を持つモータとし、外力緩衝部9をスピンドルの回転軸
とモータの回転軸との間に直結された弾性体とする態
様。
【0013】(2) 駆動手段8をスピンドルの回転軸と同
軸上にない回転軸を持つモータ及びこのモータの回転軸
に取り付けられてその外周部がスピンドルの外周部に摩
擦係合するローラから構成し、外力緩衝部9をローラの
回転軸とモータの回転軸との間を直結する弾性体とする
態様。 (3) 駆動手段8をスピンドルの回転軸と同軸上に回転軸
を持つモータとし、外力緩衝部9を、支点が保持部側固
定端5にあり、力点が摩擦力検出部6との接続部にあ
り、作用点が前記支点と力点の間にあるロッドと、一端
がロッドの作用点に取り付けられ、他端が保持部側固定
端5とは別の部位に固定されたばねとから構成する態
様。
【0014】(4) 駆動手段8をスピンドルの回転軸と同
軸上に回転軸を持つモータとし、外力緩衝部9を、支点
が保持部側固定端5にあり、力点が摩擦力検出部6との
接続部にあり、作用点が支点を挟んで力点の反対側にあ
るロッドと、一端がロッドの作用点に取り付けられ、他
端が保持部側固定端5とは別の部位に固定されたばねと
から構成する態様。
【0015】(5) 駆動手段8を摩擦力検出部6と保持部
側固定端5との間に設けた圧電素子とし、外力緩衝部9
をスピンドルの回転軸と載置台側固定端7との間に直結
した弾性体とする態様。 (6) 駆動手段8を摩擦力検出部6と保持部側固定端5と
の間に設けた圧電素子とし、外力緩衝部9をスピンドル
の回転軸と同軸上にない回転軸を持つローラ、及びロー
ラの回転軸と載置台側固定端との間に直結した弾性体と
する態様。
【0016】(7) 外力緩衝部9を保持部側固定端5から
保持部4までの間に設け、駆動手段8を外力緩衝部9と
保持部側固定端側5の間に設けた圧電素子とする態様。 (8) スピンドルに軸受を設け、摩擦力検出部6を保持部
4と保持部側固定端5との間に配置し、駆動手段8を載
置台1の上方又は下方でこの載置台と非接触状態で対向
して配置し、載置台1と駆動手段8の少なくとも一方に
磁石を配置し、他の一方には磁石を配置するか、或いは
磁性体で形成し、外部緩衝部9を駆動手段8と載置台1
との間に生じる磁気的引力、又は磁気的斥力で駆動する
態様。
【0017】本発明の静止摩擦力計測装置によれば、磁
気ヘッドと磁気記録媒体との接触面にほぼ平行な方向の
力を与えて、変位直前の最大静止摩擦力を計測する装置
において、ヘッド側固定端から媒体載置台側固定端まで
の間の外力が緩衝され、駆動手段の作用による磁気ヘッ
ドと磁気ディスクの相対位置の変位が抑制され、駆動装
置から外力は加わるが、ヘッド・磁気ディスク間の相対
変位のない状態が作られるので、磁気ヘッドと磁気ディ
スク間の静止摩擦力の特性を計測することが可能とな
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下添付図面を用いて本発明の静
止摩擦力計測装置の実施形態を詳細に説明する。図2
(a) は本発明の第1の実施形態の静止摩擦力計測装置1
0の構成を示すブロック構成図であり、磁気ディスク1
2とヘッド13との静止摩擦力を計測する装置の構成を
示している。
【0019】磁気ディスク12は載置台であるスピンド
ル11の上に固定されており、スピンドル11の回転軸
は外力緩衝部19を介して駆動手段であるディスク駆動
モータ18の回転軸に連結されている。そして、このデ
ィスク駆動モータ18は載置台側固定端17に固定され
ている。更に、ディスク駆動モータ18にはモータドラ
イバ18Aと速度制御部18Bが接続されている。
【0020】一方、ヘッド13はその浮上面で磁気ディ
スク12上に接触し、接触面を構成している。ヘッド1
3はヘッド保持部14によって保持されており、このヘ
ッド保持部14は、一端が保持部側固定端15に固定さ
れた摩擦力検出部16に接続されている。図2(b) は図
2(a) の静止摩擦力計測装置10の構成をより具体的に
示すものであり、外力緩衝部19の一実施例の構成が詳
細に示されている。尚、図2(b)では図2(a) と同じ構
成部材には同じ符号が付されている。
【0021】ヘッド13はジンバルばね23を介して保
持部14に取り付けられており、保持部16には隣接し
て広帯域のセンサ(μセンサ)が設けられている。この
広帯域のセンサは保持部側固定端としての支持台15に
固定されている。また、磁気ディスク12を取り付けた
スピンドル11には軸受21が設けられており、スピン
ドル11に取り付けられた磁気ディスク12は、スピン
ドル11の回転軸の回りに回転することができる。軸受
21とディスク駆動モータ18との間にはスペーサ22
が設けられており、このスペーサ22によって形成され
た空間24の中に、スピンドル11の回転軸とディスク
駆動モータ18の回転軸とを直結する外力緩衝部の相対
位置変位抑制手段としてのトーションスプリング19が
設けられている。
【0022】以上のように構成された静止摩擦力計測装
置10における静止摩擦力の計測手順を、図3に示すフ
ローチャートにより説明する。ステップ301では、駆
動手段であるディスク駆動モータ18を起動して外力を
発生させ、ステップ302では、ディスク駆動モータ1
8の駆動力を所定量増大させて外力を所定値だけ増大さ
せる。続くステップ303では、ディスク駆動モータ1
8によって発生した外力が、磁気ディスク12とヘッド
13との間の静止摩擦力を越えたか否かを判定し、越え
ていない場合はステップ302に戻って再度ディスク駆
動モータ18の駆動力を所定量増大させて外力を所定値
だけ増大させる。
【0023】一方、ステップ303においてディスク駆
動モータ18によって発生した外力が、磁気ディスク1
2とヘッド13との間の静止摩擦力を越えたと判定した
場合はステップ304に進み、磁気ディスク12とヘッ
ド13との変位を開始させる。そして、ステップ305
において摩擦力検出部の出力の最大値を検出し、ステッ
プ306において静止摩擦係数μsを算出する。
【0024】具体的には、ジンバルばね23のばね圧で
ヘッド12に荷重をかけながら磁気ディスク12に密着
させておき、この状態でディスク駆動モータ18を低速
で回転させる。すると、磁気ディスク12とヘッド13
の接触面にほぼ平行な外力が加わり、外力と摩擦力は徐
々に増加して行く。この場合、前述の従来の静止摩擦力
計測装置100では、ディスク駆動モータ18によって
発生した外力が直接にこの接触面に印加されるため、発
生した外力の加速度が大きい場合には、摩擦力の検出値
が振動するという問題点を生じていた。一方、本発明の
静止摩擦力計測装置10では、ディスク駆動モータ18
とスピンドル11の回転軸にトーションスプリング19
が設けられているので、ディスク駆動モータ18で発生
した外力が磁気ディスク12とヘッド13の接触面の摩
擦力を越えるまでは、トーションスプリング19が捩じ
れて変形するだけで磁気ディスク12とヘッド13の相
対位置の変位は生じない。そして、ディスク駆動モータ
18で発生した外力が磁気ディスク12とヘッド13の
接触面の摩擦力を越えた時点で、初めて磁気ディスク1
2とヘッド13の相対位置に変位が生じるので、最大静
止摩擦力を精度良く計測することができる。
【0025】なお、ディスク駆動モータ18による外力
の増加は単調増加を基本としているが、その途中に、外
力一定や、逆に外力が減少する期間を含んでも良い。ま
た、外力の増加速度は、摩擦力検出部16の共振周波数
の約1/2以下相当にする必要がある。図4も図2(a)
の静止摩擦力計測装置10の構成をより具体的に示すも
のであり、外力緩衝部19の他の実施例の構成、及び磁
気ディスク12とヘッド13との静止摩擦力を測定する
電気回路の構成が詳細に示されている。尚、図4では図
2(a) と同じ構成部材には同じ符号が付されている。
【0026】この実施例では磁気ディスク12はスピン
ドル11に取り付けられており、スピンドル11は軸受
ベース31に回転自在に保持されている。スピンドル1
1の外周面には、ローラ32の外周部嵌め込まれたゴム
輪33が当接しており、このローラ32は軸受34に回
転自在に支持されている。軸受34はスペーサ35を介
してローラ駆動モータ36に接続しており、軸受34と
スペーサ35によって形成された空間29の中に、ロー
ラ32の回転軸とローラ駆動モータ36の回転軸とを直
結する外力緩衝部の相対位置変位抑制手段としてのトー
ションスプリング39が設けられている。また、ローラ
駆動モータ36はXステージ37の上に設けられてお
り、Xステージ37はX自動ステージ38の上に設けら
れていて、擬似低加速モータを構成している。
【0027】一方、ヘッド13に接続し、磁気ディスク
12とヘッド13との間の静止摩擦力を、作用した力に
比例した電圧で検出する広帯域センサ16の出力は、摩
擦力検出装置6に入力される。摩擦力検出装置6には、
動歪アンプ41、制御回路42、及びステージコントロ
ーラ43がある。広帯域センサ16の出力は動歪アンプ
41に入力されて増幅されて出力され、パーソナルコン
ピュータ等から構成される制御回路42のA/D変換器
421に入力されてディジタル信号に変換される。制御
回路42にはディジタル信号に変換された摩擦力データ
を記憶するメモリ422、メモリ422に記憶されたデ
ータから静止摩擦力を演算するCPU423、演算され
た静止摩擦力を表示する表示器(CRT)424、及
び、CPU423から送られてくるコマンドをステージ
コントローラ43に伝達するRS232Cインタフェー
ス425がある。
【0028】このように、広帯域センサ16の出力は摩
擦力検出装置6においてA/D変換された後に、コマン
ドとしてステージコントローラ43に入力される。ステ
ージコントローラ43には速度制御部431、モータド
ライバ432、クラッチ制御部433、及びクラッチモ
ータドライバ434がある。ステージコントローラ43
はCPU42から送られてきたコマンドを認識し、Xス
テージ37とX自動ステージ38を動かす機能を持つ。
このステージコントローラ43にもマイクロコンピュー
タが内蔵されている。
【0029】CPU42から送られてきたコマンドは速
度制御部431とクラッチ制御部433に入力される。
速度制御部431では入力されるコマンドが認識されて
モータドライバ432に移動パルスの発生信号が送られ
る。移動パルスはモータドライバ432から出力され、
ローラ駆動モータ36の回転が制御される。クラッチ制
御部433では入力されるコマンドが認識されてクラッ
チモータドライバ434に移動パルスの発生信号が送ら
れる。移動パルスはクラッチモータドライバ43から出
力され、Xステージ37とX自動ステージ38が移動制
御される。Xステージ37とX自動ステージ38はロー
ラ32をスピンドル11に所定の圧力で押し付ける機能
を備えている。
【0030】Xステージ37の図示しないマイクロメー
タヘッドが取り除かれると、Xステージ37に内蔵され
たばねの力により、Xステージ37の上面が片側に飛び
出すので、これをスピンドル11側に配置する。この状
態で、X自動ステージ38がスピンドル11側に移動す
ると、ローラ32がスピンドル11に接触する。X自動
ステージ38が更にスピンドル11側に移動させられる
と、Xステージ37内のばねが伸長し、このばねの伸長
量(X自動ステージ38の移動量)の設定により、スピ
ンドル11へのローラ32の押し付け力を制御すること
ができる。
【0031】図5(a) は本発明の第2の実施形態の静止
摩擦力計測装置20の構成を示すブロック構成図であ
り、磁気ディスク12とヘッド13との静止摩擦力を計
測する装置の構成を示している。従って、第1の実施形
態の静止摩擦力計測装置10と同じ構成部材には同じ符
号が付されている。第2の実施形態における静止摩擦力
計測装置20では、磁気ディスク12は載置台であるス
ピンドル11の上に固定されており、スピンドル11の
回転軸はディスク駆動モータ18の回転軸に連結されて
いる。そして、このディスク駆動モータ18は載置台側
固定端17に固定されている。更に、ディスク駆動モー
タ18にはモータドライバ18Aと速度制御部18Bが
接続されている。
【0032】一方、ヘッド13はその浮上面で磁気ディ
スク12上に接触し、接触面を構成している。ヘッド1
3はヘッド保持部14によって保持されており、このヘ
ッド保持部14は摩擦力検出部16に接続されている。
そして、摩擦力検出部16と保持部側固定端15との間
に外力緩衝部19が設けられている。図5(b) は図5
(a) の静止摩擦力計測装置20のヘッド13から保持部
側固定端15までの構成をより具体的に示すものであ
り、外力緩衝部19の一実施例の構成が詳細に示されて
いる。この実施例の外力緩衝部19は、ロッド51と、
このロッド51を保持部側固定端15に揺動可能に保持
するブラケット52と、ロッド51の所定部位を他の保
持部側固定端54に支持するばね53とから構成されて
いる。摩擦力検出部16はロッド51の長手方向の一端
51Aに取り付けられており、ロッド51の他端51B
が保持部側固定端15にブラケット52を介して取り付
けられている。ばね53の一端は、摩擦力検出部16の
ロッド51への接続点と、ロッド51のブラケット52
への取付点の間の部位51Cに取り付けられ、他端は他
の保持部側固定端54に支持されている。
【0033】以上のように構成された外力緩衝部19
は、摩擦力検出部16のロッド51への取付点51Aが
力点として作用し、ロッド51のブラケット52への取
付点51Bが支点として作用し、ばね53のロッド51
への取付部位51Cが作用点として機能する。この実施
例では媒体移動方向に向かう外力がばね53の弾性力で
バランスさせられる。
【0034】図5(c) は図5(a) の静止摩擦力計測装置
20のヘッド13から保持部側固定端15までの構成を
より具体的に示すものであり、外力緩衝部19の他の実
施例の構成が詳細に示されている。この実施例の外力緩
衝部19は、ロッド51とばね53とから構成されてい
る。摩擦力検出部16はロッド51の長手方向の一端5
1Aに取り付けられており、ロッド51の長手方向の中
央部51Dが保持部側固定端15にピン51Dを介して
回動可能に取り付けられている。また、ロッド51の他
端側の所定部位51Eにばね53の一端が取り付けられ
ており、ばね53の他端は他の保持部側固定端55に支
持されている。
【0035】以上のように構成された外力緩衝部19
は、摩擦力検出部16のロッド51への取付点51Aが
力点として作用し、ロッド51の中央部51Dが支点と
して作用し、ばね53のロッド51への取付部位51E
が作用点として機能する。この実施例でも媒体移動方向
に向かう外力がばね53の弾性力でバランスさせられ
る。
【0036】図5(b) 及び図5(c) の外力緩衝部19に
おいては、摩擦力は、ヘッド13のばね圧とヘッド/デ
ィスク接触面の摩擦係数の積によって決まる。よって、
外力が加わると、ヘッド13とディスク12とは一体と
なって動き、外力緩衝部19のばね53が伸びることに
よってヘッド/ディスク間の相対的な位置変化が抑制さ
れる。ばね53の復元力がヘッド/ディスク間の最大静
止摩擦力を越えた時には、ヘッド13とディスク12の
間で相対的な位置変化が起こることになる。
【0037】図6(a) は本発明の第3の実施形態の静止
摩擦力計測装置30の構成を示すブロック構成図であ
り、磁気ディスク12とヘッド13との静止摩擦力を計
測する装置の構成を示している。従って、第1の実施形
態の静止摩擦力計測装置10と同じ構成部材には同じ符
号が付されている。第3の実施形態における静止摩擦力
計測装置30では、磁気ディスク12は載置台であるス
ピンドル11の上に固定されており、スピンドル11の
回転軸は外力緩衝部19に接続され、外力緩衝部19の
他端が載置台側固定端17に固定されている。
【0038】一方、ヘッド13はその浮上面で磁気ディ
スク12上に接触し、接触面を構成している。ヘッド1
3はヘッド保持部14によって保持されており、このヘ
ッド保持部14は摩擦力検出部16に接続されている。
そして、摩擦力検出部16と保持部側固定端15との間
に駆動手段8が設けられている。図6(b) は図6(a) の
静止摩擦力計測装置30のヘッド13から保持部側固定
端15までの構成をより具体的に示すものであり、駆動
手段8の一実施例の構成が詳細に示されている。この実
施例の駆動手段8は、ヘッド駆動用の積層型圧電素子6
1、積層型圧電素子61に電圧を印加する可変電圧電源
62、及び、積層型圧電素子61への可変電圧電源62
からの出力電圧を制御する速度制御部63とから構成さ
れている。可変電圧電源62は、速度制御部63で作ら
れた制御信号に応じて徐々に上昇方向、或いは下降方向
に変化する電圧を積層型圧電素子61に印加し、ヘッド
13への外力を与える。そして、この積層型圧電素子6
1の長手方向の一端が摩擦力検出部16に接続され、他
端が保持部側固定端15に接続されている。
【0039】積層型圧電素子61は、例えば、チタン酸
ジルコン酸鉛を主成分とする粉末にPVB(ポリビニル
ブチラール)、EC(エチルセルロース)、MC(メチ
ルセルロース)等の結合材とアセトン、エチルアルコー
ル等の溶剤を加えてスラリー化し、これをドクターブレ
ード法により厚さ 200μmのグリーンシートに形成す
る。次に、このグリーンシートの上に内部電極パターン
に従ってスクリーン印刷機により、Pt,Ag-Pd 等を材
料として内部電極を印刷する。そして、この内部電極が
交互電極となるように、内部電極が形成されたグリーン
シートを50層程度積層し、約1300℃で焼成するこ
とによって構成することができる。
【0040】このように、第3の形態の静止摩擦力計測
装置30では、積層型圧電素子61によってヘッド13
を駆動して外力を与える。この場合の外力緩衝部19の
構成としては、ほぼ直方体形状、もしくは、螺旋状の弾
性体が好適である。また、図6(b) の変形例としては、
ヘッド駆動手段8として、図6(c) に示すように、ヘッ
ド駆動用モータ64を使うこともできる。この場合の外
力緩衝部19の構成としては、トーションスプリングが
好適である。
【0041】更に、図6(b) の第2の変形例としては、
図6(d) に示すように、スピンドル11を、ヘッド浮上
が可能な回転数に高速に駆動可能な高速モータ65に接
続し、摩擦力の計測時にはこの高速モータ65を電気的
にロックしておくようにしても良い。図7(a) は本発明
の第4の実施形態の静止摩擦力計測装置40の構成を示
すブロック構成図であり、磁気ディスク12とヘッド1
3との静止摩擦力を計測する装置の構成を示している。
従って、第1の実施形態の静止摩擦力計測装置10と同
じ構成部材には同じ符号が付されている。第4の実施形
態における静止摩擦力計測装置40では、磁気ディスク
12は載置台であるスピンドル11の上に固定されてお
り、スピンドル11の他端は載置台側固定端17に固定
されている。
【0042】一方、ヘッド13はその接触面で磁気ディ
スク12上に接触している。ヘッド13はヘッド保持部
14によって保持されており、このヘッド保持部14は
摩擦力検出部16に接続されている。そして、摩擦力検
出部16と保持部側固定端15との間に外力緩衝部19
と駆動手段8がこの順に設けられている。図7(b) は図
7(a) の静止摩擦力計測装置40のヘッド13から保持
部側固定端15までの構成をより具体的に示すものであ
り、駆動手段8及び外力緩衝部19の一実施例の構成が
詳細に示されている。
【0043】この実施例の駆動手段8は、ヘッド駆動用
の積層型圧電素子61、積層型圧電素子61に電圧を印
加する可変電圧電源62、及び、積層型圧電素子61へ
の可変電圧電源62からの出力電圧を制御する速度制御
部63とから構成されている。可変電圧電源62は、速
度制御部63で作られた制御信号に応じて徐々に上昇方
向、或いは下降方向に変化する電圧を積層型圧電素子6
1に印加し、ヘッド13への外力を与える。そして、積
層型圧電素子61の長手方向の一端が外力検出部19に
接続され、他端が保持部側固定端15に接続されてい
る。また、外力緩衝部19はとしてはほぼ直方体形状、
もしくは螺旋形状の弾性体66を用いることが好適であ
る。
【0044】一変形例として、ヘッド駆動手段8を図6
(c) のように構成しても良い。この場合に外力緩衝部と
してはトーションスプリングが好適である。また、第2
の変形例として、図6(d) と同様の構成により、スピン
ドル11を、ヘッド浮上が可能な回転数に高速に駆動可
能な高速モータ65に接続し、摩擦力の計測時にはこの
高速モータ65を電気的にロックしておくようにしても
良い。
【0045】図8(a) は本発明の第5の実施形態の静止
摩擦力計測装置50の構成を示すブロック構成図であ
り、磁気ディスク12とヘッド13との静止摩擦力を計
測する装置の構成を示している。従って、第1の実施形
態の静止摩擦力計測装置10と同じ構成部材には同じ符
号が付されている。第5の実施形態における静止摩擦力
計測装置50では、磁気ディスク12は載置台であるス
ピンドル11の上に固定されており、スピンドル11の
他端は軸受25を介して載置台側固定端17に固定され
ている。
【0046】一方、ヘッド13はその浮上面で磁気ディ
スク12上に接触し、接触面を構成している。ヘッド1
3はヘッド保持部14によって保持されており、このヘ
ッド保持部14は摩擦力検出部16に接続されている。
そして、摩擦力検出部16の他端が保持部側固定端15
に接続されて固定されている。更に、第5の実施形態で
は、磁気ディスク駆動モータ18が磁気ディスク12の
上方に非接触状態で設けられており、駆動モータ18と
磁気ディスク12との間に外力緩衝部19が設けられて
いる。また、ディスク駆動モータ18にはモータドライ
バ18Aと速度制御部18Bが接続されている。ディス
ク駆動モータ18とスピンドル11とを非接触の条件を
保って配置し、ディスク駆動モータ18にってスピンド
ル11を回転させるためには、両者の少なくとも一方に
磁石を配置すれば良い。この場合、ディスク駆動モータ
18の回転により、スピンドル11は磁石同士の吸引
力、または排斥力、或いは磁石の誘導力が外力緩衝部1
9として作用する。
【0047】図8(b) は図8(a) の静止摩擦力計測装置
50のディスク駆動モータ18及びスピンドル11の構
成の一実施例をより具体的に示すものである。この実施
例ではディスク駆動モータ18の回転軸に駆動板28が
取り付けられており、この駆動板28に回転軸に同心円
状に複数の磁石27が埋め込まれている。これらの磁石
27は1つ置きに極性が同じものが配置されている。一
方のスピンドル11側には、この駆動板28に対向する
部位に、磁石27と同様に複数の磁石26がスピンドル
11の回転軸に同心円状に埋め込まれている。
【0048】この結果、ディスク駆動モータ18が回転
すると、スピンドル11は磁石同士の吸引力によって、
ディスク駆動モータ18に非接触状態で駆動されて回転
する。スピンドル11側に磁石26を設けない場合は、
スピンドル11の駆動板28に対向する部分を鉄等の磁
性体で構成すれば良い。なお、この実施例では、外力緩
衝部19とディスク駆動モータ18とを磁気ディスク1
3の上方に配置したが、下方に配置することもできる。
その時は、スピンドル11側の磁石、もしくは磁性体
は、磁気ディスク12の中央部の穴を介して外力緩衝部
19と対峙する。
【0049】第5の静止摩擦力計測装置50の場合、ス
ピンドル11およびディスク駆動モータ18の間の磁気
的引力、もしくは磁気的排斥力が外力を吸収するため、
磁気ヘッド13と磁気ディスク12の相対位置の変位は
生じない。以上説明した実施例では、スピンドル11の
上に磁気ディスク12とヘッド13とを垂直に積み上げ
る構成で記述した。媒体を垂直に配置して媒体載置台や
他の構成要素を水平方向に配置するなどの変更を加えて
も、本発明の効果が妨げられることはないことは自明で
ある。
【0050】図9は、本発明の静止摩擦力計測装置10
による磁気ヘッド13と磁気ディスク12の間の静止摩
擦係数の測定結果を、静止摩擦係数の真の値、μセンサ
を使用した従来の静止摩擦力計測装置による静止摩擦係
数の測定結果、及びロードセルを使用した従来の静止摩
擦力計測装置による静止摩擦係数の測定結果と比較して
示すテーブル図である。なお、本発明の静止摩擦力計測
装置10における駆動手段としては、図4で説明した擬
似低加速モータを使用した。
【0051】なお、磁気ヘッド13と磁気ディスク12
の間の真の静止摩擦係数の値としては、磁気ディスク1
2を手回しで駆動した時の値を採用している。また、サ
ンプルとしては磁気記録密度の低い2世代前の磁気記
録再生装置を使用し、サンプルとしては磁気記録密度
が高められた1世代前の磁気記録再生装置を使用し、サ
ンプルとしては、磁気記録密度が更に高められた最新
の磁気記録再生装置を使用している。
【0052】このテーブル図から分かるように、本発明
の静止摩擦力計測装置10によれば、サンプル、、
の何れに対しても、ほぼ真の値に近い静止摩擦力が得
られる。これに対して、ロードセルを使用した従来の静
止摩擦力計測装置では、静止摩擦力が図11(a) で説明
した応答遅れのために真の値よりも低い値として検出さ
れ、μセンサを使用した従来の静止摩擦力計測装置で
は、静止摩擦力が図11(b) で説明した共振のために真
の値よりも大きな値として検出されてしまうことが分か
る。
【0053】
【発明の効果】以上実施例を用いて詳細に説明したよう
に、本発明によれば、駆動手段により磁気ヘッドと磁気
記録媒体の相対位置変位を起こすような外力が加わって
も、外力緩衝部の作用により、最大摩擦力を越えるまで
は、ヘッド・磁気ディスク(媒体)の相対位置が変わら
ないので、最大静止摩擦力を正確に計測できるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の静止摩擦力計測装置の原理構成図であ
り、(a) は駆動手段が第1の物体を駆動する形態の原理
構成図、(b) は駆動手段が第2の物体を駆動する形態の
原理構成図である。
【図2】(a) は本発明の静止摩擦力計測装置の第1の実
施形態の構成を示すブロック構成図、(b) は(a) の一実
施例の構成を示す構成図である。
【図3】本発明の静止摩擦力計測装置における静止摩擦
力の計測手順を示すフローチャートである。
【図4】図2(a) の静止摩擦力計測装置の他の実施例の
構成を示す構成図である。
【図5】(a) は本発明の静止摩擦力計測装置の第2の実
施形態の構成を示すブロック構成図、(b) は(a) の一実
施例の構成を示す構成図、(c) は(a) の他の実施例の構
成を示す構成図である。
【図6】(a) は本発明の静止摩擦力計測装置の第3の実
施形態の構成を示すブロック構成図、(b) は(a) の一実
施例の構成を示す構成図、(c) は(b) の変形例の構成
図、(d) は(b) の第2の変形例を示す構成図である。
【図7】(a) は本発明の静止摩擦力計測装置の第4の実
施形態の構成を示すブロック構成図、(b) は(a) の一実
施例の構成を示す構成図である。
【図8】(a) は本発明の静止摩擦力計測装置の第5の実
施形態の構成を示すブロック構成図、(b) は(a) の一実
施例の構成の要部を示す斜視図である。
【図9】本発明の静止摩擦力計測装置の効果を示すテー
ブル図である。
【図10】(a) は従来の静止摩擦力計測装置の構成を示
すブロック図、(b) は(a) の静止摩擦力計測装置におけ
る静止摩擦力の計測手順を示すフローチャートである。
【図11】(a) は応答速度の遅いセンサを使用した従来
の静止摩擦力計測装置における摩擦力検出部の応答速度
の影響を示す特性図、(b) は広帯域センサを使用した従
来の静止摩擦力計測装置の摩擦力検出部の共振の影響を
示す特性図である。
【図12】時間に対するヘッドと磁気ディスクの相対変
化量の特性を示す特性図である。
【符号の説明】
1…載置台 2…第1の物体 3…第2の物体 4…保持部 5…保持部側固定端 6…摩擦力検出部 7…載置台側固定端 8…駆動手段 9…外力緩衝部 10…本発明の第1の実施形態の静止摩擦力計測装置 11…スピンドル 12…磁気ディスク 13…ヘッド 14…ヘッド保持部 15…保持部側固定端 16…摩擦力検出部 17…載置台側固定端 18…ディスク駆動モータ 18A…モータドライバ 18B…速度制御部 19…外力緩衝部(トーションスプリング) 20…本発明の第2の実施形態の静止摩擦力計測装置 21,25…軸受 26,27…磁石 28…駆動板 30…本発明の第3の実施形態の静止摩擦力計測装置 31…軸受ベース 32…ローラ 33…ゴム輪 34…軸受 36…ローラ駆動モータ 39…トーションスプリング 40…本発明の第4の実施形態の静止摩擦力計測装置 50…本発明の第5の実施形態の静止摩擦力計測装置 51…ロッド 52…ブラケット 53…ばね 54,55…他の保持部側固定端 61…積層型圧電素子 62…可変電圧電源 63…速度制御部 64…ヘッド駆動用モータ 65…高速モータ 66…弾性体

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 載置台の上に固定された第1の物体と、
    この第1の物体に当接された第2の物体との間の静摩擦
    特性を計測する静止摩擦力計測装置であって、前記第2
    の物体は保持部に保持され、この保持部は固定端に固定
    され、前記載置台は固定端に固定され、前記保持部側固
    定端と前記載置台側固定端の間の前記当接部を除く任意
    の場所に摩擦力検出部が配置され、前記保持部と前記保
    持部側固定端との間、もしくは、前記載置台と前記載置
    台側固定端との間に前記両物体の接触面にほぼ平行に働
    く外力を加える駆動手段とが設けられた静止摩擦力計測
    装置において、 前記保持部側固定端から前記保持部までの間、もしく
    は、前記載置台から前記載置台側固定端までの間のいず
    れか一方に配置された外力緩衝部と、 前記駆動手段に設けられ、前記保持部と前記載置台間の
    相対移動速度が前記摩擦力検出部の共振周波数に比較し
    て十分に遅くなるように速度制御する速度制御部と、 前記外力緩衝部に設けられ、前記両方の物体の接触面に
    ほぼ平行に働く外力が最大静上摩擦力を越えるまで、前
    記両方の物体の相対位置の変位を抑制する相対位置抑制
    手段とを設け、 前記両方の物体の変位開始直前の最大静止摩擦力を前記
    摩擦力検出部によって計測するようにしたことを特徴と
    する摩擦特性計測装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の物体が磁気ディスクであり、
    前記第2の物体が磁気ヘッドであり、前記載置台が磁気
    ディスクを取り付けるスピンドルであり、前記駆動手段
    が前記スピンドルの回転軸と同軸上に回転軸を持つモー
    タであり、前記外力緩衝部が前記スピンドルの回転軸と
    前記モータの回転軸との間に直結された弾性体であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の静止摩擦力計測装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の物体が磁気ディスクであり、
    前記第2の物体が磁気ヘッドであり、前記載置台が磁気
    ディスクを取り付けるスピンドルであり、前記駆動手段
    が前記スピンドルの回転軸と同軸上にない回転軸を持つ
    モータ及びこのモータの回転軸に取り付けられてその外
    周部が前記スピンドルの外周部に摩擦係合するローラか
    ら成り、前記外力緩衝部が前記ローラの回転軸と前記モ
    ータの回転軸との間に直結された弾性体であることを特
    徴とする請求項1に記載の静止摩擦力計測装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の物体が磁気ディスクであり、
    前記第2の物体が磁気ヘッドであり、前記載置台が磁気
    ディスクを取り付けるスピンドルであり、前記駆動手段
    が前記スピンドルの回転軸と同軸上に回転軸を持つモー
    タであり、前記外力緩衝部が、支点が前記保持部側固定
    端にあり、力点が前記摩擦力検出部との接続部にあり、
    作用点が前記支点と力点の間にあるロッドと、一端が前
    記ロッドの作用点に取り付けられ、他端が前記保持部側
    固定端とは別の部位に固定されたばねとから構成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の静止摩擦力計測装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第1の物体が磁気ディスクであり、
    前記第2の物体が磁気ヘッドであり、前記載置台が磁気
    ディスクを取り付けるスピンドルであり、前記駆動手段
    が前記スピンドルの回転軸と同軸上に回転軸を持つモー
    タであり、前記外力緩衝部が、支点が前記保持部側固定
    端にあり、力点が前記摩擦力検出部との接続部にあり、
    作用点が前記支点を挟んで前記力点の反対側にあるロッ
    ドと、一端が前記ロッドの作用点に取り付けられ、他端
    が前記保持部側固定端とは別の部位に固定されたばねと
    から構成されることを特徴とする請求項1に記載の静止
    摩擦力計測装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の物体が磁気ディスクであり、
    前記第2の物体が磁気ヘッドであり、前記載置台が磁気
    ディスクを取り付けるスピンドルであり、前記駆動手段
    が前記摩擦力検出部と前記保持部側固定端との間に設け
    られた圧電素子であり、前記外力緩衝部が前記スピンド
    ルの回転軸と前記載置台側固定端との間に直結された弾
    性体であることを特徴とする請求項1に記載の静止摩擦
    力計測装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の物体が磁気ディスクであり、
    前記第2の物体が磁気ヘッドであり、前記載置台が磁気
    ディスクを取り付けるスピンドルであり、前記駆動手段
    が前記摩擦力検出部と前記保持部側固定端との間に設け
    られた圧電素子であり、前記外力緩衝部が前記スピンド
    ルの回転軸と同軸上にない回転軸を持つローラ及びこの
    ローラの回転軸と前記載置台側固定端との間に直結され
    た弾性体であることを特徴とする請求項1に記載の静止
    摩擦力計測装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の物体が磁気ディスクであり、
    前記第2の物体が磁気ヘッドであり、前記外力緩衝部が
    前記保持部側固定端から前記保持部までの間に設けられ
    ており、前記駆動手段が弾性体からなる外力緩衝部と前
    記保持部側固定端側に設けられた圧電素子であることを
    特徴とする請求項1に記載の静止摩擦力計測装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の物体が磁気ディスクであり、
    前記第2の物体が磁気ヘッドであり、前記載置台が軸受
    を備えたスピンドルであり、前記摩擦力検出部が前記保
    持部と前記保持部側固定端との間に配置され、前記駆動
    手段が前記載置台の上方又は下方この載置台と非接触状
    態で対向して配置されており、前記載置台と駆動手段の
    少なくとも一方に磁石が配置され、他の一方には磁石が
    配置されるか、或いは他の一方が磁性体で形成されてお
    り、前記外部緩衝部が前記駆動手段と前記載置台との間
    に生じる磁気的引力、もしくは磁気的斥力であることを
    特徴とする静止摩擦力計測装置。
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