JPH09178404A - ネジ深さ測定具 - Google Patents
ネジ深さ測定具Info
- Publication number
- JPH09178404A JPH09178404A JP33516295A JP33516295A JPH09178404A JP H09178404 A JPH09178404 A JP H09178404A JP 33516295 A JP33516295 A JP 33516295A JP 33516295 A JP33516295 A JP 33516295A JP H09178404 A JPH09178404 A JP H09178404A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- screw plug
- scale
- gauge
- plug
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- Pending
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- Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 常時一定の位置からの目盛読み取りを可能な
らしめることにより、ネジ穴有効深さの測定を高精度且
つ容易に実施できるようにする。 【解決手段】 被測定ネジ穴１に螺合するネジプラグ６
を有するネジプラグゲージ２と、該ネジプラグゲージ２
を回転可能に支持するゲージ本体３と、該ゲージ本体３
に対して前記ネジプラグゲージ２の軸芯と平行な方向に
スライド可能に支持され且つ前記ネジプラグゲージ２の
軸芯方向移動に伴って移動するスライド体４と、前記ゲ
ージ本体３に固定され且つ前記スライド体３の移動量を
計測する計測目盛７を有するスケール５とを備えて構成
し、常時一定の位置からの目盛読み取りを可能としてい
る。
らしめることにより、ネジ穴有効深さの測定を高精度且
つ容易に実施できるようにする。 【解決手段】 被測定ネジ穴１に螺合するネジプラグ６
を有するネジプラグゲージ２と、該ネジプラグゲージ２
を回転可能に支持するゲージ本体３と、該ゲージ本体３
に対して前記ネジプラグゲージ２の軸芯と平行な方向に
スライド可能に支持され且つ前記ネジプラグゲージ２の
軸芯方向移動に伴って移動するスライド体４と、前記ゲ
ージ本体３に固定され且つ前記スライド体３の移動量を
計測する計測目盛７を有するスケール５とを備えて構成
し、常時一定の位置からの目盛読み取りを可能としてい
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本願発明は、ネジ穴のネジ有
効深さを測定するために使用されるネジ深さ測定具に関
するものである。
効深さを測定するために使用されるネジ深さ測定具に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、ボルト等を螺着するためのネジ
穴（例えば、盲ネジ穴）を形成する場合、形成されたネ
ジ穴が適正な規格に合致しているかどうかを検査し、該
検査結果に基づいてさらに加工修正するという手順をふ
んでいる。
穴（例えば、盲ネジ穴）を形成する場合、形成されたネ
ジ穴が適正な規格に合致しているかどうかを検査し、該
検査結果に基づいてさらに加工修正するという手順をふ
んでいる。
【０００３】上記検査においては、ネジ穴の有効深さお
よび有効径を測定することとなっており、一般的には、
ノギス等を用いてネジ穴に差し込んで深さを測定してい
る。
よび有効径を測定することとなっており、一般的には、
ノギス等を用いてネジ穴に差し込んで深さを測定してい
る。
【０００４】ところが、ネジ穴形成時に底部にできる断
面Ｖ字状のネジ非形成部の存在により、ネジ穴全体の深
さとネジ穴におけるネジ部の深さ（即ち、有効深さ）と
は一致していない。従って、ノギス等によりネジ穴深さ
を測定した場合、有効深さを直接測定することが不可能
なため、測定結果からネジ非形成部を差し引いて有効深
さを推定しなければならず、精度の高い有効ネジ深さの
測定ができなかった。
面Ｖ字状のネジ非形成部の存在により、ネジ穴全体の深
さとネジ穴におけるネジ部の深さ（即ち、有効深さ）と
は一致していない。従って、ノギス等によりネジ穴深さ
を測定した場合、有効深さを直接測定することが不可能
なため、測定結果からネジ非形成部を差し引いて有効深
さを推定しなければならず、精度の高い有効ネジ深さの
測定ができなかった。
【０００５】また、ネジ穴の有効深さをチェックするも
のとしては、ネジ穴にプラグを螺合させて、その螺合完
了位置と規格上限あるいは下限位置とを比較するものが
あるが、これは対象とするネジ穴専用としてのみ使用で
きるものであり、汎用使用が不可能であるとともに、精
度の高い有効ネジ深さの測定も不可能である。
のとしては、ネジ穴にプラグを螺合させて、その螺合完
了位置と規格上限あるいは下限位置とを比較するものが
あるが、これは対象とするネジ穴専用としてのみ使用で
きるものであり、汎用使用が不可能であるとともに、精
度の高い有効ネジ深さの測定も不可能である。
【０００６】上記のような不具合を解消するものとし
て、被測定ネジ穴に螺合するネジ杆の移動量を目盛によ
り計測するようにしたものが提案されている（例えば、
特開平６ー１８５９０３号公報参照）。
て、被測定ネジ穴に螺合するネジ杆の移動量を目盛によ
り計測するようにしたものが提案されている（例えば、
特開平６ー１８５９０３号公報参照）。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記公知例
のものでは、ネジ杆の被測定ネジ穴への螺合の際に目盛
表示部も回動してしまうところから、ネジ杆の螺合完了
時における目盛表示部の位置が特定されないこととな
る。従って、測定者の目の位置と目盛表示部とを常時合
致させることが難しいこととなり、測定者が位置を変え
て目盛を読み取らなければならないという不具合が生じ
る。
のものでは、ネジ杆の被測定ネジ穴への螺合の際に目盛
表示部も回動してしまうところから、ネジ杆の螺合完了
時における目盛表示部の位置が特定されないこととな
る。従って、測定者の目の位置と目盛表示部とを常時合
致させることが難しいこととなり、測定者が位置を変え
て目盛を読み取らなければならないという不具合が生じ
る。
【０００８】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、常時一定の位置からの目盛読み取りを可能ならし
めることにより、ネジ穴有効深さの測定を高精度且つ容
易に実施できるようにすることを目的とするものであ
る。
ので、常時一定の位置からの目盛読み取りを可能ならし
めることにより、ネジ穴有効深さの測定を高精度且つ容
易に実施できるようにすることを目的とするものであ
る。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本願発明の基本構成で
は、上記課題を解決するための手段として、被測定ネジ
穴に螺合するネジプラグを有するネジプラグゲージと、
該ネジプラグゲージを回転可能に支持するゲージ本体
と、該ゲージ本体に対して前記ネジプラグゲージの軸芯
と平行な方向にスライド可能に支持され且つ前記ネジプ
ラグゲージの軸芯方向移動に伴って移動するスライド体
と、前記ゲージ本体に固定され且つ前記スライド体の移
動量を計測する計測目盛を有するスケールとを備えて構
成し、常時一定の位置からの目盛読み取りを可能として
いる。
は、上記課題を解決するための手段として、被測定ネジ
穴に螺合するネジプラグを有するネジプラグゲージと、
該ネジプラグゲージを回転可能に支持するゲージ本体
と、該ゲージ本体に対して前記ネジプラグゲージの軸芯
と平行な方向にスライド可能に支持され且つ前記ネジプ
ラグゲージの軸芯方向移動に伴って移動するスライド体
と、前記ゲージ本体に固定され且つ前記スライド体の移
動量を計測する計測目盛を有するスケールとを備えて構
成し、常時一定の位置からの目盛読み取りを可能として
いる。
【００１０】本願発明の基本構成において、前記ネジプ
ラグゲージにリング溝を形成するとともに、前記スライ
ド体に前記リング溝に対して共回り不可能に遊嵌する係
合体を一体に形成した場合、リング溝への係合体の遊嵌
という簡単な構成でプラグケージの螺合時におけるスラ
イド体の軸方向移動が可能となる点で好ましい。
ラグゲージにリング溝を形成するとともに、前記スライ
ド体に前記リング溝に対して共回り不可能に遊嵌する係
合体を一体に形成した場合、リング溝への係合体の遊嵌
という簡単な構成でプラグケージの螺合時におけるスラ
イド体の軸方向移動が可能となる点で好ましい。
【００１１】また、前記スライド体に副尺目盛を形成し
た場合、スライド体の移動量計測精度が大幅に向上する
点で好ましい。
た場合、スライド体の移動量計測精度が大幅に向上する
点で好ましい。
【００１２】また、前記ネジプラグを前記ネジプラグゲ
ージに対して着脱可能とした場合、ネジプラグの交換
（即ち、新しいものあるいは種類の異なるものとの交
換）が容易となる点で好ましい。
ージに対して着脱可能とした場合、ネジプラグの交換
（即ち、新しいものあるいは種類の異なるものとの交
換）が容易となる点で好ましい。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
願発明の好適な実施の形態について詳述する。
願発明の好適な実施の形態について詳述する。
【００１４】このネジ深さ測定具は、図１および図２に
示すように、被測定ネジ穴１の有効ネジ深さを測定する
ために使用されるものであり、前記被測定ネジ穴１に螺
合するネジプラグ６を有するネジプラグゲージ２と、該
ネジプラグゲージ２を回転可能に支持するゲージ本体３
と、該ゲージ本体３に対して前記ネジプラグゲージ２の
軸芯と平行な方向にスライド可能に支持され且つ前記ネ
ジプラグゲージ２の軸芯方向移動に伴って移動するスラ
イド体４と、前記ゲージ本体３に固定され且つ前記スラ
イド体４の移動量を計測する計測目盛７を有するスケー
ル５とを備えて構成されている。
示すように、被測定ネジ穴１の有効ネジ深さを測定する
ために使用されるものであり、前記被測定ネジ穴１に螺
合するネジプラグ６を有するネジプラグゲージ２と、該
ネジプラグゲージ２を回転可能に支持するゲージ本体３
と、該ゲージ本体３に対して前記ネジプラグゲージ２の
軸芯と平行な方向にスライド可能に支持され且つ前記ネ
ジプラグゲージ２の軸芯方向移動に伴って移動するスラ
イド体４と、前記ゲージ本体３に固定され且つ前記スラ
イド体４の移動量を計測する計測目盛７を有するスケー
ル５とを備えて構成されている。
【００１５】前記ネジプラグゲージ２は、縦長の円筒体
からなるゲージ本体３内に回転自在且つ軸方向スライド
自在に嵌挿されるロッド部８と、該ロッド部８の上端に
結合された操作ツマミ９と、前記ロッド部８下端に対し
て着脱可能とされたネジプラグ６とからなっている。
からなるゲージ本体３内に回転自在且つ軸方向スライド
自在に嵌挿されるロッド部８と、該ロッド部８の上端に
結合された操作ツマミ９と、前記ロッド部８下端に対し
て着脱可能とされたネジプラグ６とからなっている。
【００１６】該ネジプラグ６は、前記ロッド部８の下端
に形成されたテーパ穴１０に対して嵌挿されるテーパ軸
１１を有しており、該テーパ軸１１および前記テーパ穴
１０を軸方向と直角な方向から貫通するテーパピン１２
を介してロッド部８に対して結合されている。つまり、
テーパピン１２の着脱によりネジプラグ６はネジプラグ
ゲージ２に対して着脱されることとなっているのであ
る。このようにしたことにより、ネジプラグ６を被測定
ネジ穴１に螺合して有効ネジ穴深さを測定する測定作業
の繰り返しによりネジプラグ６のネジ部が摩耗した際に
は、容易に新しいものと交換できるし、ネジプラグ６の
種類を被測定ネジ穴１に対応させて交換できる。なお、
ネジプラグ６のテーパ軸１１をネジプラグゲージ２のテ
ーパ穴１０に嵌挿し且つテーパピン１２を貫通させるこ
とによりネジプラグ６とネジプラグゲージ２とを着脱可
能としているで、テーパピン１２の着脱およびテーパ軸
１１の着脱が極めて容易に行えることとなっている。
に形成されたテーパ穴１０に対して嵌挿されるテーパ軸
１１を有しており、該テーパ軸１１および前記テーパ穴
１０を軸方向と直角な方向から貫通するテーパピン１２
を介してロッド部８に対して結合されている。つまり、
テーパピン１２の着脱によりネジプラグ６はネジプラグ
ゲージ２に対して着脱されることとなっているのであ
る。このようにしたことにより、ネジプラグ６を被測定
ネジ穴１に螺合して有効ネジ穴深さを測定する測定作業
の繰り返しによりネジプラグ６のネジ部が摩耗した際に
は、容易に新しいものと交換できるし、ネジプラグ６の
種類を被測定ネジ穴１に対応させて交換できる。なお、
ネジプラグ６のテーパ軸１１をネジプラグゲージ２のテ
ーパ穴１０に嵌挿し且つテーパピン１２を貫通させるこ
とによりネジプラグ６とネジプラグゲージ２とを着脱可
能としているで、テーパピン１２の着脱およびテーパ軸
１１の着脱が極めて容易に行えることとなっている。
【００１７】また、前記ネジプラグゲージ２におけるロ
ッド部８の中間位置には、後述する係合体２１を遊嵌さ
せるためのリング溝１３が形成されている。
ッド部８の中間位置には、後述する係合体２１を遊嵌さ
せるためのリング溝１３が形成されている。
【００１８】また、前記ゲージ本体３の前面における軸
方向両端部には、ボス１４，１５が一体に突設されてお
り、該ボス１４，１５の前面には前記スケール５がビス
１６により固定されている。なお、前記スケール５とボ
ス１４，１５との間には、スケール５の軸方向姿勢（換
言すれば、鉛直姿勢）を確保するためのシム１７，１８
がそれぞれ介設されている。
方向両端部には、ボス１４，１５が一体に突設されてお
り、該ボス１４，１５の前面には前記スケール５がビス
１６により固定されている。なお、前記スケール５とボ
ス１４，１５との間には、スケール５の軸方向姿勢（換
言すれば、鉛直姿勢）を確保するためのシム１７，１８
がそれぞれ介設されている。
【００１９】前記スライド体４は、前記スケール５の両
側を挟持して軸方向（換言すれば、上下方向）にスライ
ドする一対のスライダー１９，１９と、該スライダー１
９，１９の中間部を連結する連結部材２０とを備えて構
成されており、該連結部材２０の内面側には、前記ネジ
プラグゲージ２におけるロッド部８に形成されたリング
溝１３に共回り不可能に遊嵌される係合体２１が一体に
突設されている。なお、前記ゲージ本体３には、前記係
合体２１を軸方向にガイドするガイド穴２２が形成され
ている。さらに、前記スライダー１９，１９の一方側に
は副尺目盛２３が形成されている。
側を挟持して軸方向（換言すれば、上下方向）にスライ
ドする一対のスライダー１９，１９と、該スライダー１
９，１９の中間部を連結する連結部材２０とを備えて構
成されており、該連結部材２０の内面側には、前記ネジ
プラグゲージ２におけるロッド部８に形成されたリング
溝１３に共回り不可能に遊嵌される係合体２１が一体に
突設されている。なお、前記ゲージ本体３には、前記係
合体２１を軸方向にガイドするガイド穴２２が形成され
ている。さらに、前記スライダー１９，１９の一方側に
は副尺目盛２３が形成されている。
【００２０】そして、このネジ深さ測定具においては、
前記ゲージ本体３の下端面とネジプラグ６の下端面とが
面一状態とされている時、スケール５の計測目盛７にお
ける０目盛とスライダー１９の副尺目盛２３における０
目盛とが一致するように調整される。
前記ゲージ本体３の下端面とネジプラグ６の下端面とが
面一状態とされている時、スケール５の計測目盛７にお
ける０目盛とスライダー１９の副尺目盛２３における０
目盛とが一致するように調整される。
【００２１】上記構成のネジ深さ測定具を用いてネジ深
さ（換言すれば、ネジの有効深さ）を計測する手順につ
いて説明する。
さ（換言すれば、ネジの有効深さ）を計測する手順につ
いて説明する。
【００２２】ネジプラグゲージ２におけるネジプラグ６
の下端面とゲージ本体３の下端面とを面一となした状態
で計測目盛７の０目盛と副尺目盛２３の０目盛とが一致
していることを確認した後、ワークＷに形成された被測
定ネジ穴１の口縁にゲージ本体３の下端面を当接し、操
作ツマミ９を回動させることによりネジプラグ６を被測
定ネジ穴１に螺合していく。すると、ネジプラグ６の螺
合に対応してスライド体４が軸方向に移動していき、ネ
ジプラグ６の螺合が完了した時点での計測目盛７の目盛
と副尺目盛２３の目盛とからネジプラグゲージ２の移動
量（換言すれば、ネジ穴１の有効深さ）が目視により計
測できる。この時、ネジプラグ６の螺合開始から完了ま
での間スライド体４はゲージ本体３の前面に位置して軸
方向にのみ移動することとなるため、測定者は計測目盛
７側に位置しておれば、容易にネジ深さの計測が行える
のである。
の下端面とゲージ本体３の下端面とを面一となした状態
で計測目盛７の０目盛と副尺目盛２３の０目盛とが一致
していることを確認した後、ワークＷに形成された被測
定ネジ穴１の口縁にゲージ本体３の下端面を当接し、操
作ツマミ９を回動させることによりネジプラグ６を被測
定ネジ穴１に螺合していく。すると、ネジプラグ６の螺
合に対応してスライド体４が軸方向に移動していき、ネ
ジプラグ６の螺合が完了した時点での計測目盛７の目盛
と副尺目盛２３の目盛とからネジプラグゲージ２の移動
量（換言すれば、ネジ穴１の有効深さ）が目視により計
測できる。この時、ネジプラグ６の螺合開始から完了ま
での間スライド体４はゲージ本体３の前面に位置して軸
方向にのみ移動することとなるため、測定者は計測目盛
７側に位置しておれば、容易にネジ深さの計測が行える
のである。
【００２３】なお、ネジプラグ６の精度を高めれば、こ
のネジ深さ測定具は、ネジの有効深さを計測できるとと
もに、ネジ精度の検査（例えば、ネジの有効径検査）を
も同時に行い得る。
のネジ深さ測定具は、ネジの有効深さを計測できるとと
もに、ネジ精度の検査（例えば、ネジの有効径検査）を
も同時に行い得る。
【００２４】
【発明の効果】本願発明によれば、ネジプラグゲージに
おけるネジプラグを被測定ネジ穴に螺合して、この螺合
に伴って軸方向に移動するスライド体の移動量によりネ
ジの有効深さを計測するようにしているので、特定の方
向から測定者が目視するだけで、ネジの有効深さを直接
測定できることとなり、精度の高い測定が容易且つ確実
に行えるという優れた効果がある。
おけるネジプラグを被測定ネジ穴に螺合して、この螺合
に伴って軸方向に移動するスライド体の移動量によりネ
ジの有効深さを計測するようにしているので、特定の方
向から測定者が目視するだけで、ネジの有効深さを直接
測定できることとなり、精度の高い測定が容易且つ確実
に行えるという優れた効果がある。
【００２５】また、前記ネジプラグゲージにリング溝を
形成するとともに、前記スライド体に前記リング溝に対
して共回り不可能に遊嵌する係合体を一体に形成した場
合、リング溝への係合体の遊嵌という簡単な構成でプラ
グケージの螺合時におけるスライド体の軸方向移動が可
能となり、構成の簡略化に大いに寄与する。
形成するとともに、前記スライド体に前記リング溝に対
して共回り不可能に遊嵌する係合体を一体に形成した場
合、リング溝への係合体の遊嵌という簡単な構成でプラ
グケージの螺合時におけるスライド体の軸方向移動が可
能となり、構成の簡略化に大いに寄与する。
【００２６】また、前記スライド体に副尺目盛を形成し
た場合、スライド体の移動量計測精度が大幅に向上する
こととなり、ネジの有効深さ測定精度がより一層向上す
る。
た場合、スライド体の移動量計測精度が大幅に向上する
こととなり、ネジの有効深さ測定精度がより一層向上す
る。
【００２７】また、前記ネジプラグを前記ネジプラグゲ
ージに対して着脱可能とした場合、ネジプラグの交換
（即ち、新しいものあるいは種類の異なるものとの交
換）が容易となり、半永久的な使用も可能とになるとと
もに、汎用性も向上する。
ージに対して着脱可能とした場合、ネジプラグの交換
（即ち、新しいものあるいは種類の異なるものとの交
換）が容易となり、半永久的な使用も可能とになるとと
もに、汎用性も向上する。
【図１】本願発明の実施の形態にかかるネジ深さ測定具
の正面図である。
の正面図である。
【図２】本願発明の実施の形態にかかるネジ深さ測定具
の縦断面図である。
の縦断面図である。
１は被測定ネジ穴、２はネジプラグゲージ、３はゲージ
本体、４はスライド体、５はスケール、６はネジプラ
グ、７は計測目盛、１３はリング溝、２１は係合体、２
３は副尺目盛。
本体、４はスライド体、５はスケール、６はネジプラ
グ、７は計測目盛、１３はリング溝、２１は係合体、２
３は副尺目盛。
Claims (4)
- 【請求項１】 被測定ネジ穴に螺合するネジプラグを有
するネジプラグゲージと、該ネジプラグゲージを回転可
能に支持するゲージ本体と、該ゲージ本体に対して前記
ネジプラグゲージの軸芯と平行な方向にスライド可能に
支持され且つ前記ネジプラグゲージの軸芯方向移動に伴
って移動するスライド体と、前記ゲージ本体に固定され
且つ前記スライド体の移動量を計測する計測目盛を有す
るスケールとを備えていることを特徴とするネジ深さ測
定具。 - 【請求項２】 前記ネジプラグゲージにはリング溝が形
成されるとともに、前記スライド体には前記リング溝に
対して共回り不可能に遊嵌する係合体が一体に形成され
ていることを特徴とする前記請求項１記載のネジ測定
具。 - 【請求項３】 前記スライド体には副尺目盛が形成され
ていることを特徴とする前記請求項１および請求項２の
いずれか一項記載のネジ測定具。 - 【請求項４】 前記ネジプラグは前記ネジプラグゲージ
に対して着脱可能とされていることを特徴とする前記請
求項１ないし請求項３のいずれか一項記載のネジ測定
具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33516295A JPH09178404A (ja) | 1995-12-22 | 1995-12-22 | ネジ深さ測定具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33516295A JPH09178404A (ja) | 1995-12-22 | 1995-12-22 | ネジ深さ測定具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09178404A true JPH09178404A (ja) | 1997-07-11 |
Family
ID=18285469
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33516295A Pending JPH09178404A (ja) | 1995-12-22 | 1995-12-22 | ネジ深さ測定具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09178404A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1995
- 1995-12-22 JP JP33516295A patent/JPH09178404A/ja active Pending
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