JPH09178301A - 可逆式受液器およびヒートポンプサイクル - Google Patents

可逆式受液器およびヒートポンプサイクル

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JPH09178301A
JPH09178301A JP34105295A JP34105295A JPH09178301A JP H09178301 A JPH09178301 A JP H09178301A JP 34105295 A JP34105295 A JP 34105295A JP 34105295 A JP34105295 A JP 34105295A JP H09178301 A JPH09178301 A JP H09178301A
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JP
Japan
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refrigerant
passage
receiver
liquid
liquid receiver
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Application number
JP34105295A
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English (en)
Inventor
Shin Nishida
伸 西田
Hisasuke Sakakibara
久介 榊原
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を減少させ、容易に組付けできるよ
うな可逆式受液器を得る。 【解決手段】 第1冷媒配管11により第1冷媒流出入
通路102と受液器本体10内下方の液体冷媒部52と
を連通し、第2冷媒配管12により第2冷媒流出入通路
103と液体冷媒部52とを連通している。また、第3
冷媒配管13により、第1、第2冷媒流出入通路10
2、103を連通する連通通路104と、受液器本体1
0内上方の気体冷媒部51とを連通している。そして、
冷媒が第1冷媒流出入通路102から流入し、第2冷媒
流出入通路103から流出する方向と、冷媒が第2冷媒
流出入通路103から流入し、第1冷媒流出入通路10
2から流出する方向の2方向の冷媒の流れを、切替弁1
4のみで形成し、切り替えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷暖房切替可能なヒ
ートポンプサイクルに用いられる可逆式受液器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平4−62362号公報で
は、図4に示すようなヒートポンプサイクルが提案され
ている。このヒートポンプサイクルは、圧縮機1、四方
弁2、室外熱交換器3、可逆式受液器5、および室内熱
交換器7を接続して構成されており、四方弁2により冷
媒の流れ方向が切り換わるようになっている。
【0003】そして、可逆式受液器5内には、室外熱交
換器3および室内熱交換器7と接続される配管3a、7
aに、逆止弁31、71を介して気体冷媒部51に開口
する冷媒出口32、72を設け、かつ、逆止弁33、7
3を介して液体冷媒部52に開口する冷媒入口34、7
4とを設けている。そして、冷房運転時には、図4中実
線矢印で示す方向に冷媒が流れ、暖房運転時には、図4
中破線矢印で示す方向に冷媒が流れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来技
術では、可逆式受液器5内には、冷房運転時における冷
媒出口32および冷媒入口74と、暖房運転時における
冷媒出口72および冷媒入口34とがそれぞれ設けられ
ており、しかも、その冷媒出口32、72および冷媒入
口34、74のそれぞれの冷媒流れ上流に、逆止弁3
1、71、33、73が設けられている。よって、可逆
式受液器5内に取り付けられる部品点数が多いため、組
付け構造が複雑となり、コスト高となる。
【0005】本発明は上記点に鑑みてなされたもので、
部品点数を減少させ、容易に組付けできる可逆式受液器
を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、以下の技術的手段を採用する。請求項1ない
し4に記載の発明では、ヒートポンプサイクルに用いら
れる可逆式受液器(5)において、第1冷媒配管(1
1)により第1冷媒流出入口(102)と受液器本体
(10)内下方に位置する液体冷媒部(52)とを連通
し、第2冷媒配管(12)により第2冷媒流出入口(1
03)と液体冷媒部(52)とを連通している。そし
て、第3冷媒配管(13)により、第1、第2冷媒流出
入口(102、103)を連通する連通通路(104)
と受液器本体(10)内上方に位置する気体冷媒部(5
1)とを連通している。
【0007】そして、冷媒が第1冷媒流出入口(10
2)から流入するときは、第1冷媒流出入口(102)
と第2冷媒流出入口(103)との連通状態を弁部材
(14)により遮断するとともに、第1冷媒流出入口
(102)と第3冷媒配管(13)とを連通状態とす
る。また、冷媒が第2冷媒流出入口(103)から流入
するときは、第1冷媒流出入口(102)と第2冷媒流
出入口(103)との連通状態を弁部材(14)により
遮断するとともに、第2冷媒流出入口(103)と第3
冷媒配管(13)とを連通状態とすることを特徴として
いる。
【0008】このようにして、冷媒が第1冷媒流出入口
(102)から流入し、第2冷媒流出入口(103)か
ら流出する方向と、冷媒が第2冷媒流出入口(103)
から流入し、第1冷媒流出入口(102)から流出する
方向の2方向の冷媒の流れを、弁部材(14)のみで形
成し、切り替えることができる。つまり、従来必要とし
ていた4つの逆止弁を1つの弁部材(14)で置き換え
ることができるため、部品点数を減らすことができ、組
付け構造が単純となり、低コストで可逆式受液器(5)
を得ることができる。
【0009】また、請求項2に記載の発明では、第1冷
媒流出入口(102)と第2冷媒流出入口(103)と
を連通する連通通路(104)内に配置された弁部材
(14)は、この弁部材(14)の一端側と他端側との
間に生じる圧力差に応じて摺動することを特徴としてい
る。つまり、上記圧力差により弁部材(14)が自動的
に摺動するので、冷媒の流れ方向に応じて弁部材(1
4)を特別な駆動手段にて駆動する必要がなく、この可
逆式受液器(5)の構造がより単純となり、より低コス
トで可逆式受液器(5)を得ることができる。
【0010】また、請求項3に記載の発明では、第3冷
媒配管(13)は、第1、第2冷媒配管(11、12)
よりも断面積が大きく形成されていることを特徴として
いる。これにより、第3冷媒配管(13)の流通抵抗を
第1、第2冷媒配管(11、12)よりもさらに小さく
することができる。従って、第1冷媒流出入口(10
2)から冷媒が流入するとき、冷媒が第3冷媒配管(1
3)をさらに優先的に流れることができる。
【0011】よって、気体冷媒部(51)において、第
3冷媒配管(13)の下方に配置された吸湿部材(5
3)やフィルタ部材(54)を、冷媒が効率よく通過す
ることができ、冷媒中の水分やゴミを効率よく除去する
ことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施形態
について説明する。 (第1の実施形態)第1の実施形態において、本発明の
可逆式受液器は冷暖房切替可能なヒートポンプサイクル
に用いている。以下、ヒートポンプサイクルについて、
図1に基づいて説明する。
【0013】図1において、1は冷媒を圧縮する圧縮機
で、2はこの圧縮機1から吐出した冷媒の流路を切り換
える四方弁である。3、7は冷媒の熱交換をする室外、
室内熱交換器で、4、6は、減圧手段である第1、第2
膨張弁である。5は室外熱交換器または室内熱交換器か
らの冷媒を一時的に蓄えると同時に、冷媒中のゴミや水
分を除去するための可逆式受液器である。
【0014】この可逆式受液器5内には、気体冷媒から
なる気体冷媒部51および液体冷媒からなる液体冷媒部
52が形成され、気体冷媒部51には、冷媒中の水分を
吸収する吸湿材(乾燥剤)53、および、冷媒中のゴミ
を除去するフィルタ54が備えられている。吸湿材53
としてはゼオライト等が使用され、フィルタ54は、樹
脂材料または金属材料からなる略円板状の編目状部材か
らなる。なお、本実施形態の要部である可逆式受液器5
の詳細構造は後述する。
【0015】そして、図1中実線矢印で示す方向に冷媒
を循環させることで、室外熱交換器3は放熱器となり、
室内熱交換器7は吸熱器となって、室内の冷房を行う。
また、図1中破線矢印で示す方向に冷媒を循環させるこ
とで、室外熱交換器3は吸熱器となり、室内熱交換器7
は放熱器となって、室内の暖房を行う。次に、可逆式受
液器5について、図2(a)に基づいて説明する。
【0016】図2(a)は、可逆式受液器5の縦断面図
を示すもので、図2において、10は受液器本体で、コ
ップ形状の容器100と、この容器100の上方に備え
られた蓋部101(上方部)とからなる。なお、容器1
00と蓋部101は、共にアルミニウム材料からなり、
これら容器100と蓋部101とは、溶接により接合さ
れている。そして、受液器本体10内部に耐圧密閉空間
を形成している。
【0017】また、蓋部101には、冷媒が流出入する
第1、第2冷媒流出入通路102、103が形成されて
おり、これら第1、第2冷媒流出入通路102、103
の一端102a、103aが可逆式受液器5の外部に開
口し、他端102b、103bが可逆式受液器5の内部
に開口している。また、この蓋部101には、第1冷媒
流出入通路102の中央部102cと第3冷媒流出入通
路103の中央部103cとを連通する連通通路104
が形成されている。
【0018】そして、受液器本体10内部には、上下方
向に伸びるアルミ製の第1、第2、第3冷媒配管11、
12、13が設けられている。この第1冷媒配管11の
一端111は、第1冷媒流出入通路102の他端102
bと連通し、他端112は受液器本体10内部の液体冷
媒部52に開口している。また、第2の冷媒配管12の
一端121は、第2冷媒流出入通路103の他端103
bと連通し、他端122は可逆式受液器5内部の液体冷
媒部52に開口している。
【0019】また、第3の冷媒配管13の一端131
は、連通通路104の中央部104cと連通し、他端1
32は可逆式受液器5内部の気体冷媒部51に開口して
いる。そして、上記乾燥剤53およびフィルタ54は、
気体冷媒部51において、第3の冷媒配管13の他端1
32よりも下方に設けられている。なお、第3冷媒配管
13は、第1、第2冷媒配管11、12よりも非常に短
く、かつ、第1、第2冷媒配管11、12よりも断面積
が大きく構成されている。例えば、第1、第2冷媒配管
11、12の径は6mm、長さは240mmで、第3冷
媒配管13の径は7mm、長さは10mmである。
【0020】また、第1、第2、第3冷媒配管11、1
2、13の他端112、122、132は、それぞれ斜
めの切り口形状で、第1、第2冷媒配管11、12は、
第1、第2冷媒配管11、12の切り口が受液器本体1
0の外周部に向くように、配置されている。そして、第
1、第2、第3冷媒配管11、12、13の一端11
1、121、131は、それぞれ、蓋部101に接続さ
れている。
【0021】そして、連通通路104の中央部104c
には、連通通路104の一端104aおよび他端104
bの径よりも大径な大径部104dが設けられており、
この大径部104dの両端には、段部104e、104
fが形成される。この大径部104dの長さは、第3冷
媒配管13の径よりもやや大きくなるようになってい
る。
【0022】そして、連通通路104の内部には、本発
明の特徴である切替弁14が摺動可能に設けられてい
る。この切替弁14は、連通通路104の中央部104
cの径よりもわずかに小さい径の円板部14aを備え、
この円板部14aの中心には、連通通路104の中央部
104cの径よりも小さい径の軸部14bが一体に設け
られている。図2(c)に、この切替弁14の正面図を
示す。
【0023】そして、切替弁14は、密度が小さく、成
形性および耐腐食性に優れた樹脂材料、例えば、テフロ
ンやナイロン等からなる。このため、切替弁14は、軽
量に、しかも表面を滑らかに形成できるので、切替弁1
4の一端側と他端側との間に生じる圧力差に応じて、連
通通路104の中央部104c内で軽快に動くことがで
きる。
【0024】次に、上記構成において本実施形態の作動
を説明する。まず、ヒートポンプサイクルにおいて、冷
房運転時では、図1中実線矢印で示す方向に冷媒が循環
し、室外熱交換器3からの液体冷媒が、膨張弁4を通っ
て、図2(a)に示す可逆式受液器5の第1冷媒流出入
通路102の一端102aへ流入する。すると、切替弁
14の第1冷媒流出入通路102側(図2(a)中左
側)の圧力が、切替弁14の第2冷媒流出入通路103
側(図2(a)中右側)の圧力よりも高くなるため、切
替弁14が連通通路104内で第2冷媒流出入通路10
3側(図2(a)中右側)へ移動し、切替弁14の円板
部14aが段部104eに当接する。
【0025】これにより、第1冷媒流出入通路102と
第3冷媒配管13とが連通状態となり、かつ、第1冷媒
流出入通路102から第2冷媒流出入通路103への冷
媒の流入は遮断される。ここで、切替弁14の軸部14
bが連通通路104の一端104a側に沿って移動する
ので、切替弁14の円板部14aが連通通路104の大
径部104d内周面に沿って略平行に移動する。
【0026】そして、第3冷媒配管13は第1冷媒配管
11よりも非常に短く、かつ、第1冷媒配管11よりも
断面積が大きいことから、第3冷媒配管13の流通抵抗
が第1冷媒配管11よりも非常に小さくなるので、冷媒
はほとんど第3冷媒配管13に流入する。なお、冷媒が
多少第1冷媒配管11に流入して、冷媒中の気体冷媒が
液体冷媒部52に供給されても、第1冷媒配管11の他
端112と第2冷媒配管12の他端122とは離れて配
置されているので、上記気体冷媒が第2冷媒配管12に
吸い込まれる恐れは防止されている。また、第1冷媒配
管11および第2冷媒配管12は、切り口が受液器本体
10の外周部に向いているので、上記気体冷媒が第2冷
媒配管12に吸い込まれる恐れをさらに防止できる。
【0027】そして、液体冷媒が、第3冷媒配管13の
他端132から気体冷媒部51に流入し、乾燥剤53お
よびフィルタ54を通過して、液体冷媒部52へ供給さ
れる。そして同時に、液体冷媒部52の液体冷媒が第2
冷媒配管12の他端122から、第2冷媒配管12、第
2冷媒流出入通路103を通って第2冷媒流出入通路1
03の一端103aから流出し、図1に示す膨張弁6を
通って室内熱交換器7へ流入する。このとき、膨張弁6
は流れの抵抗とならないように開状態となっている。
【0028】一方、ヒートポンプサイクルにおいて、暖
房運転時では、図1中実線矢印で示す方向に冷媒が循環
し、室内熱交換器7からの液体冷媒が、膨張弁6を通っ
て図2(a)に示す可逆式受液器5の第2冷媒流出入通
路103の一端103aへ流入する。これにより、切替
弁14の円板部14aが段部104fに当接して、第2
冷媒流出入通路103と第3冷媒配管13とが連通状態
となり、かつ、第2冷媒流出入通路103から第1冷媒
流出入通路102への冷媒の流入は遮断される。よっ
て、液体冷媒が第3冷媒配管13から受液器本体10内
に供給され、同時に、受液器本体10内から第1冷媒配
管11、第1冷媒流出入通路102および膨張弁4を通
って室外熱交換器3へ流入する。
【0029】そして、本実施形態によれば、冷媒が第1
冷媒流出入通路102から流入し、第2冷媒流出入通路
103から流出する方向(図1中実線矢印で示す方向)
と、冷媒が第2冷媒流出入通路103から流入し、第1
冷媒流出入通路102から流出する方向(図1中破線矢
印で示す方向)の2方向の冷媒の流れを、切替弁14の
みで形成し、切り替えることができる。
【0030】また、本実施形態によれば、切替弁14
は、冷媒の流れ方向の切り替えに応じて自動的に摺動す
ることができるので、冷媒の流れ方向に応じて切替弁1
4を特別な駆動手段にて駆動する必要がなく、組付け構
造が単純である。また、本実施形態によれば、第3冷媒
通路13は、第1、第2冷媒通路11、12よりも短
く、かつ、第1、第211、12冷媒通路よりも断面積
が大きく形成されているので、第1冷媒流出入通路10
2から冷媒が流入するするとき、この第1冷媒流出入通
路102は第1冷媒配管11および第3冷媒配管13に
連通しているが、第3冷媒配管13は、第1冷媒配管1
1よりも冷媒の流通抵抗が小さいので、冷媒は第3冷媒
配管13を優先的に流れる。
【0031】これにより、冷媒を受液器本体10内の気
体冷媒部51へ優先的に供給することができ、この気体
冷媒部51に配置された乾燥剤53やフィルタ54を効
率よく通過させることができ、冷媒中の水分やゴミを効
率よく除去することができる。 (第2の実施形態)第2の実施形態では、図3(a)、
(c)に示すように、切替弁14の外形状が円柱であ
り、この切替弁14には、一端が切替弁14の一端14
1に開口し、他端が切替弁14の一端141側下方に開
口する冷媒通路14cと、一端が切替弁14の他端14
2に開口し、他端が切替弁14の他端142側下方に開
口する冷媒通路14dとが形成されている。そして、連
通通路104の大径部104dの長さが第1の実施形態
よりも大きくなっている。
【0032】そして、図3(a)に示すように、第1冷
媒流出入通路102から液体冷媒が流入すると、切替弁
14により第1冷媒流出入通路102と第3冷媒配管1
3とが連通状態となり、図3(b)に示すように、第1
冷媒流出入通路102から液体冷媒が流入すると、切替
弁14により第2冷媒流出入通路103と第3冷媒配管
13とが連通状態となる。ここで、冷媒流れは上記第1
の実施形態と同じである。
【0033】なお、上記実施形態では、第3冷媒配管1
3を第1、第2冷媒配管11、12よりも長く、かつ、
太く形成していたが、本発明はこれに限定されることは
なく、第3冷媒配管13を第1、第2冷媒配管11、1
2よりも長く形成することで、第3冷媒配管13の流通
抵抗を、第1、第2冷媒配管11、12より小さくすよ
うにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の可逆式受液器を用いたヒートポンプサ
イクルを示す回路図である。
【図2】(a)は、第1の実施形態においてヒートポン
プサイクルの冷房運転時の可逆式受液器の全体断面図、
(b)は、ヒートポンプサイクルの暖房運転時の可逆式
受液器の部分断面図、(c)は切替弁の正面図である。
【図3】(a)は、第2の実施形態においてヒートポン
プサイクルの冷房運転時の可逆式受液器の部分断面図、
(b)は、ヒートポンプサイクルの暖房運転時の可逆式
受液器の部分断面図、(c)は切替弁の正面図である。
【図4】従来の可逆式受液器を用いたヒートポンプサイ
クルを示す回路図である。
【符号の説明】
10…受液器本体、101…蓋部(上方部)、51…気
体冷媒部、52…液体冷媒部、102…第1冷媒流出入
通路(第1冷媒流出入口)、103…第2冷媒流出入通
路(第2冷媒流出入口)、104…連通通路、11…第
1冷媒配管、12…第2冷媒配管、13…第3冷媒配
管、14…切替弁(弁部材)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に伸びる筒状の密閉容器からな
    り、内部上方に気体冷媒部(51)、内部下方に液体冷
    媒部(52)を備えた受液器本体(10)と、 前記受液器本体(10)の上方部(101)に設けら
    れ、冷媒が流出入する第1冷媒流出入口(102)およ
    び第2冷媒流出入口(103)と、 前記受液器本体(10)の前記上方部(101)に設け
    られ、前記第1冷媒流出入口(102)と前記第2冷媒
    流出入口(103)とを連通する連通通路(104)
    と、 前記第1冷媒流出入口(102)と前記受液器本体(1
    0)内の前記液体冷媒部(52)とを連通する第1冷媒
    配管(11)と、 前記第2冷媒流出入口(103)と前記受液器本体(1
    0)内の前記液体冷媒部(52)とを連通する第2冷媒
    配管(12)と、 前記連通通路(104)と前記受液器本体(10)内の
    前記気体冷媒部(51)とを連通する第3冷媒配管(1
    3)と、 前記連通通路(104)内に摺動可能に配置された弁部
    材(14)とを備え、 冷媒が前記第1冷媒流出入口(102)から流入すると
    きは、前記第1冷媒流出入口(102)と前記第2冷媒
    流出入口(103)との連通状態を前記弁部材(14)
    により遮断するとともに、前記第1冷媒流出入口(10
    2)と前記第3冷媒配管(13)とを連通状態とし、 冷媒が前記第2冷媒流出入口(103)から流入すると
    きは、前記第1冷媒流出入口(102)と前記第2冷媒
    流出入口(103)との連通状態を前記弁部材(14)
    により遮断するとともに、前記第2冷媒流出入口(10
    3)と前記第3冷媒配管(13)とを連通状態とするこ
    とを特徴とする可逆式受液器。
  2. 【請求項2】 前記弁部材(14)は、この弁部材(1
    4)の一端側と他端側との間に生じる圧力差に応じて摺
    動することを特徴とする請求項1に記載の可逆式受液
    器。
  3. 【請求項3】 前記受液器本体(10)内の前記気体冷
    媒部(51)において、前記第3冷媒配管(13)の下
    方には、吸湿部材(53)およびフィルタ部材(54)
    が備えられ、 前記第3冷媒通路(13)は、前記第1、第2(11、
    12)冷媒通路よりも断面積が大きく形成されているこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の可逆式受液
    器。
  4. 【請求項4】 圧縮機(1)、四方弁(2)、室外熱交
    換器(3)、膨張手段(4、6)、室内熱交換器
    (7)、および、請求項1ないし3のいずれか1つに記
    載の可逆式受液器(5)を備えていることを特徴とする
    ヒートポンプサイクル。
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