JPH09177456A - 引戸装置 - Google Patents

引戸装置

Info

Publication number
JPH09177456A
JPH09177456A JP35165795A JP35165795A JPH09177456A JP H09177456 A JPH09177456 A JP H09177456A JP 35165795 A JP35165795 A JP 35165795A JP 35165795 A JP35165795 A JP 35165795A JP H09177456 A JPH09177456 A JP H09177456A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sliding door
door
sliding
guide rails
rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35165795A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Takigawa
秀樹 滝川
Masao Suzuki
正男 鈴木
Yutaka Niizeki
裕 新関
Tadahiro Sugai
忠博 菅井
Hisashi Ono
尚志 小野
Kiyoshi Tajima
清 田嶋
Akio Inage
秋夫 稲毛
Yasumaru Senda
安丸 千田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON KOTSU KIKAI KK
Fuji Electric Co Ltd
East Japan Railway Co
Original Assignee
NIPPON KOTSU KIKAI KK
Fuji Electric Co Ltd
East Japan Railway Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON KOTSU KIKAI KK, Fuji Electric Co Ltd, East Japan Railway Co filed Critical NIPPON KOTSU KIKAI KK
Priority to JP35165795A priority Critical patent/JPH09177456A/ja
Publication of JPH09177456A publication Critical patent/JPH09177456A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)
  • Gates (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 引戸を常に円滑、確実に開閉できるようにし
て動作の信頼性、安全性を高める。 【解決手段】 プラットフォーム等の据付け面に立設さ
れた戸袋内の引戸が、水平方向かつ正逆方向に移動して
開閉される引戸装置に関する。戸袋11の内部上下に引
戸24の移動方向に沿ってガイドレール16a,16b
を配置し、これらのガイドレール16a,16bに係合
するレール係合部25a,25b,26a,26bを引
戸24に取り付ける。これにより、移動中の引戸24を
戸袋11の内部のみで支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は引戸装置に関し、例
えば、鉄道の通過駅プラットフォーム等に設置される安
全用、防護用の引戸装置に関する。
【0002】
【従来の技術】新幹線等の通過駅ホームには、列車が高
速で通過する際の風圧や騒音からプラットフォーム上の
利用者を守るため、安全用の引戸装置(安全柵引戸)が
設置されている。図3はこの種の引戸装置の従来技術を
示す正面図であり、図4は図3のB−B断面図である。
【0003】これらの図において、プラットフォームP
には戸袋11が立設され、水平方向かつ正逆方向に移動
可能な引戸21が戸袋11から出て直線状に移動し、か
つ、逆方向へ移動して戸袋11に収納可能となってい
る。引戸21の底面には、引戸21を走行させる戸車2
2が取り付けられている。また、戸袋11の内側には、
引戸21の上下の尾端部23を挾むようにガイドローラ
12が対向して配置されており、引戸21は垂直な状態
を保ちながら移動可能となっている。
【0004】13は空圧式、油圧式、電気式などの駆動
源を備えたドアエンジンであり、周知のピストン・シリ
ンダ、ラック・ピニオン、送りねじ等の動力伝達手段を
介して引戸21に水平方向の駆動力を伝達する。なお、
14は閉じられた引戸21の先端部が保持される戸当柱
である。
【0005】このように構成された引戸装置は、例えば
新幹線の通過駅プラットフォームPに線路と平行に設置
され、列車の通過時には駅員の指令で引戸21を閉める
ことにより、プラットフォームP上の利用者を風圧によ
る巻き込みや騒音から守る機能を果たす。その他、通常
の通勤電車等が停車するプラットフォームにおいて、閉
まりかけているドアから乗客が跳び乗るのを防止するた
めに使用することもできる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の引戸装置は、上
述のようにプラットフォームP上を戸車22が回転走行
して引戸21が移動するように構成されている。このた
め、戸車22の走行経路にあるプラットフォームPの表
面に積雪や結氷、小石、ゴミ等の異物が存在したり、戸
車22が前記表面に凍結したりして移動抵抗が大きい場
合には、引戸21が円滑に移動できず、その開閉動作に
支障を来たすおそれがあった。特に、この種の引戸装置
の動作上の信頼性は、利用者の安全に直結する問題であ
るため、上記課題の解決が望まれていた。
【0007】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、その目的とするところは、引戸を常時確実か
つ円滑に開閉できるようにして、信頼性及び安全性を向
上させた引戸装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、据付け面に立設された戸袋内の引戸が、
水平方向かつ正逆方向に移動して開閉される引戸装置に
おいて、移動中の前記引戸を、前記戸袋の内部のみで支
持したものである。
【0009】なお、本発明においては、戸袋の内部上下
に引戸の移動方向に沿ってガイドレールをそれぞれ配置
し、これらのガイドレールに係合するレール係合部を引
戸に備えるか、あるいはガイドレールとレール係合部と
の関係を逆転させて、引戸の上下にガイドレールをそれ
ぞれ配置し、これらのガイドレールに係合するレール係
合部を戸袋の内部に備えると良い。
【0010】本発明によれば、移動中の引戸が戸袋の内
部のみで支持される片持ち構造となるので、据付け面で
あるプラットフォーム等の表面状態(積雪や異物等)に
関わらず、常に円滑に引戸を開閉することができる。特
に、引戸の摺動構造をガイドレール及びレール係合部に
よる係合構造とすることにより、引戸の直線的かつ円滑
な移動を容易に確保することが可能であり、ガイドレー
ルによって引戸を上下で支持する構造とすれば、安定し
た支持状態を実現することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図に沿って本発明の実施形
態を説明する。図1は実施形態の正面図であり、図2は
図1におけるA−A拡大断面図である。これらの図にお
いて、戸袋11の内部上下には、引戸24の移動方向に
沿ってレール支持材15a,15bが配置され、レール
支持材15aの下面及びレール支持材15bの上面には
ガイドレール16a,16bが互いに対向するように取
り付けられている。なお、図2に示すように、レール支
持材15aは戸袋11の天板に、また、レール支持材1
5bはアングル材18を介して固定されている。
【0012】引戸24の後端部上下及び移動方向に沿っ
たほぼ中央部の上下には、レール係合部25a,25
b,26a,26bが取り付けられている。このうちレ
ール係合部25a,26aは戸袋11内の上部のガイド
レール16aに、また、レール係合部25b,26bは
戸袋11内の下部のガイドレール16bに各々係合して
いる。
【0013】図2に詳しく示すように、レール係合部2
5a,26aとガイドレール16aとの間、及び、レー
ル係合部25b,26bとガイドレール16bとの間に
は、ボールベアリング17a,17bが介挿されてい
る。図示しないが、上部のレール係合部25a,26a
を連結して長尺かつ一体に形成すると共に、下部のレー
ル係合部25b,26bも連結して長尺かつ一体に形成
することにより、引戸24を一層安定した状態で支持す
ることが可能である。
【0014】また、ガイドレールとレール係合部との関
係を逆転させて、引戸24の上下にガイドレールを取り
付け、これらに対応する戸袋11の内部位置にレール係
合部を配置して両者を係合させても良い。
【0015】なお、図1において、前記同様に13は引
戸24を水平方向かつ正逆方向に駆動するドアエンジ
ン、14は閉じられた引戸24の先端部が当接する戸当
柱である。この戸当柱14には、引戸24の先端部が係
合する段部14aが設けられている。
【0016】この実施形態は、戸袋11の内部で引戸2
4を上下から支持するものであり、引戸24が閉じられ
てその先端部が戸当柱14の段部14aに係合している
時(図1の状態)には引戸24の両端部及びほぼ中央部
を支持している構造となり、開閉時に引戸24が移動し
ている間は引戸24の右側がプラットフォームPの表面
から浮いている片持ち構造となっている。
【0017】従って、引戸24の移動時にこれを片持ち
状態で十分に支持できるならば、戸袋11の底面にガイ
ドレールを敷設し、引戸24のほぼ中央部から後端部寄
りの下面に配置した複数の戸車を上記ガイドレール上で
走行させる構造にしても良い。この場合、引戸24の上
部も複数のガイドローラ等を用いて支持することが好ま
しい。
【0018】更に、引戸24の支持強度の点で問題がな
ければ、引戸24の両側面(表裏面)にレール係合部を
それぞれ配置し、これらのレール係合部を戸袋11内部
の対向する内側面に配置したガイドレールに係合させ
て、引戸24を表裏両側から挾持しつつ移動させても良
い。この場合も、引戸24の両側面(表裏面)にガイド
レールを設け、戸袋11内部の対向する内側面にレール
係合部を設けても良い。
【0019】本実施形態において、ドアエンジン13に
より水平方向に駆動されて開閉される引戸24は、従来
のようにプラットフォームPに接触する戸車22を有し
ておらず、図1の右側がプラットフォームPの表面から
浮いた状態となっている。このため、引戸24の移動経
路に当たるプラットフォームPの表面に多少の積雪や異
物が存在しても、これらが移動時の障害になることはな
い。
【0020】なお、積雪等による影響をできるだけ受け
ないようにするためには、引戸24の下面とプラットフ
ォームPの表面との間の隙間をある程度多く取ることが
望ましい。反面、この隙間は幼児等が通り抜けられない
ような高さとすることも勿論、必要である。
【0021】また、引戸24が閉じられた状態で、従来
の如く戸車22がプラットフォームPの表面に凍結する
等の不都合も生じ得ない。言い換えれば、ガイドレール
16a,16b及びレール係合部25a,25b,26
a,26bによる摺動部分、係合部分は着雪、結氷、凍
結等を生じにくい戸袋11の内部にあるから、駅員によ
る指令に基づいて常時確実に引戸24の開閉を行うこと
ができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、引戸の移
動経路にある据付け面の積雪や異物等の影響を受けずに
引戸を開閉することができるため、開閉動作の信頼性を
高め、安全性を向上させることが可能である。特に、ガ
イドレール及びレール係合部の係合により引戸を上下で
支持する構造を採れば、引戸を安定した状態で支持しな
がら円滑に移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す正面図である。
【図2】図1のA−A拡大断面図である。
【図3】従来技術を示す正面図である。
【図4】図3のB−B断面図である。
【符号の説明】
11 戸袋 13 ドアエンジン 14 戸当柱 14a 段部 15a,15b レール支持材 16a,16b ガイドレール 17a,17b ボールベアリング 18 アングル材 24 引戸 25a,25b,26a,26b レール係合部 P プラットフォーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 正男 東京都千代田区丸の内一丁目6番5号 東 日本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 新関 裕 東京都千代田区丸の内一丁目6番5号 東 日本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 菅井 忠博 東京都千代田区丸の内一丁目6番5号 東 日本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 小野 尚志 東京都千代田区丸の内3丁目4番2号 日 本交通機械株式会社内 (72)発明者 田嶋 清 東京都千代田区丸の内3丁目4番2号 日 本交通機械株式会社内 (72)発明者 稲毛 秋夫 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 千田 安丸 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 据付け面に立設された戸袋内の引戸が、
    水平方向かつ正逆方向に移動して開閉される引戸装置に
    おいて、 移動中の前記引戸を、前記戸袋の内部のみで支持したこ
    とを特徴とする引戸装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の引戸装置において、 前記戸袋の内部上下に前記引戸の移動方向に沿ってガイ
    ドレールをそれぞれ配置し、これらのガイドレールに係
    合するレール係合部を前記引戸に備えたことを特徴とす
    る引戸装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の引戸装置において、 前記引戸の上下に前記引戸の移動方向に沿ってガイドレ
    ールをそれぞれ配置し、これらのガイドレールに係合す
    るレール係合部を前記戸袋の内部に備えたことを特徴と
    する引戸装置。
JP35165795A 1995-12-26 1995-12-26 引戸装置 Pending JPH09177456A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35165795A JPH09177456A (ja) 1995-12-26 1995-12-26 引戸装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35165795A JPH09177456A (ja) 1995-12-26 1995-12-26 引戸装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09177456A true JPH09177456A (ja) 1997-07-08

Family

ID=18418744

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35165795A Pending JPH09177456A (ja) 1995-12-26 1995-12-26 引戸装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09177456A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007320438A (ja) * 2006-06-01 2007-12-13 Hokkaido Railway Co 自走式ホーム可動柵
JP2011093434A (ja) * 2009-10-29 2011-05-12 Kyosan Electric Mfg Co Ltd 可動ホーム柵
JP2011251629A (ja) * 2010-06-02 2011-12-15 Mitsubishi Electric Corp 可動ホーム柵
JP2016180251A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 株式会社南条製作所 スライド式門扉装置
JP2016210301A (ja) * 2015-05-08 2016-12-15 三菱電機株式会社 可動ホーム柵
JP2017087821A (ja) * 2015-11-04 2017-05-25 西日本旅客鉄道株式会社 引戸開閉装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007320438A (ja) * 2006-06-01 2007-12-13 Hokkaido Railway Co 自走式ホーム可動柵
JP2011093434A (ja) * 2009-10-29 2011-05-12 Kyosan Electric Mfg Co Ltd 可動ホーム柵
JP2011251629A (ja) * 2010-06-02 2011-12-15 Mitsubishi Electric Corp 可動ホーム柵
JP2016180251A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 株式会社南条製作所 スライド式門扉装置
JP2016210301A (ja) * 2015-05-08 2016-12-15 三菱電機株式会社 可動ホーム柵
JP2017087821A (ja) * 2015-11-04 2017-05-25 西日本旅客鉄道株式会社 引戸開閉装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102303618B (zh) 轨道车辆用内置塞拉门装置
EP3330154B1 (en) Snow accumulation preventing device for train bogie area
JP4970473B2 (ja) プラットフォーム遮蔽ドア装置
CN213083134U (zh) 一种基于错位式结构的高铁站台门
CN111980541A (zh) 一种基于错位式结构的高铁站台门及其控制方法
JPH09177456A (ja) 引戸装置
CN204548143U (zh) 一种列车防脱轨装置
JPH11287067A (ja) プラットホーム用可動柵
JP2000177580A (ja) プラットホームドア装置
CN113135198A (zh) 一种列车站台门***
CN202106980U (zh) 轨道车辆用内置塞拉门装置
US3927619A (en) Double tiered conveyor track and safety switch
CN108327733A (zh) 一种高速轨道列车运输***
WO2000061904A3 (en) Garage door opening/closing system
JPS54159912A (en) All-weather and soundproof transportation means
GB2204082A (en) Platform door
JPH08100412A (ja) 磁気浮上式鉄道のプラットホームに設置する乗降設備
CN107284456B (zh) 一种适用于站台门***的小开度平开式安全防护装置
CN221169174U (zh) 一种自动开门装置及无轨游乐车
CN110644299A (zh) 一种变轨机构、防脱轨道岔及变轨***
KR20040061486A (ko) 전동차 승강장의 안전장치
SU1227537A1 (ru) Устройство дл закреплени железнодорожного транспортного средства
CN211036573U (zh) 一种防脱轨轨道及防脱轨***
CN220059276U (zh) 一种方舱车顶盖自动展撤装置
CN110342371A (zh) 物流轨道开闸式阻车器

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030227