JPH09175804A - 一酸化窒素の製造法 - Google Patents

一酸化窒素の製造法

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JPH09175804A
JPH09175804A JP8252569A JP25256996A JPH09175804A JP H09175804 A JPH09175804 A JP H09175804A JP 8252569 A JP8252569 A JP 8252569A JP 25256996 A JP25256996 A JP 25256996A JP H09175804 A JPH09175804 A JP H09175804A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一酸化窒素の製造法を提供する。 【解決手段】 硝酸水溶液とガス状二酸化イオウとを気
体−液体接触反応器中にて反応させることによって一酸
化窒素が得られる。この反応は、副生物である一酸化二
窒素や窒素の生成を最小限に抑えるために、化学量論的
に過剰量の硝酸の存在下で行う。一酸化窒素生成物ガス
を充分に冷却して、殆どの水蒸気と一酸化窒素生成物ガ
ス中に含まれている副生物の二酸化窒素を凍結させる。
二酸化窒素を優先的に吸着する吸着剤を使用した吸着分
離によって、残留二酸化窒素を除去することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一酸化窒素の製造に
関する。さらに詳細には、本発明は、硝酸水溶液とガス
状二酸化イオウとの反応による高純度一酸化窒素の製造
に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】一酸
化窒素は最近、人間や動物の生命過程において重要な役
割を演じていることが見いだされた。例えば、血管を広
げることによって血圧を維持しやすくし、体内の免疫シ
ステムにて外来侵入物を死滅させる。幾つかの研究によ
れば、ある特定の病気や疾患に罹っている患者に少量の
一酸化窒素を投与することによって顕著な効果が得られ
る、ということがわかっている。特に重要なのは、極め
て低い濃度の一酸化窒素を含有した酸素富化空気を患者
に吸入させることによって、先天的心臓疾患が肺動脈高
血圧症のために悪化した状態の小児科患者において肺血
管収縮を少なくできる可能性があるという点である。
“ 吸入される一酸化窒素”の最終的投与物は、医薬用
グレードの一酸化窒素と不活性成分および/または他の
活性物質とをミキシングすることによって得られる。医
薬用グレードの一酸化窒素は、米国食品医薬品局(FD
A)によって規定されている基準を満たすためにかなり
高純度でなければならない。
【0003】一酸化窒素は種々の方法によって製造する
ことができる。反応物の入手しやすさの点から特に望ま
しい方法は、硝酸水溶液とガス状二酸化イオウとの反応
による方法である。この反応については、「分離の化学
と技術,vol 24(5&6),pp414−428(19
89)」中に記載の“窒素・酸素同位体分離プラントへ
の同位体供給物に対する化学交換システム”という論文
において説明されている。この反応は、細流床反応器
(trickle bed reactor)において反応物と、床の頂部
から導入される硝酸水溶液および床の底部から導入され
るガス状二酸化イオウとを接触させることによって行う
ことができる。上記論文においては、二酸化イオウが反
応器を通過するのを防止するために、反応の化学量論に
関してやや過剰の硝酸流れを使用して反応を行うことが
示されている。ガス状の反応生成物(主として一酸化窒
素で構成)は、水蒸気と少量の他の窒素酸化物を不純物
として含有する。不純物としての主要な窒素酸化物は、
二酸化窒素と一酸化二窒素である。医薬用グレードの一
酸化窒素に対するFDA基準を満たすためには、生成物
ガスは二酸化窒素と一酸化二窒素を実質的に含有してい
てはならない。
【0004】医薬用グレードの一酸化窒素の新たな医療
用途が重要であることから、医薬用グレードの一酸化窒
素が容易に製造できるような、製造面での改良が絶えず
求められている。本発明は、このような改良をもたらす
一酸化窒素製造法を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、一酸化窒素製
造プロセスに対する改良点を含み、この改良点を利用す
れば、一酸化二窒素を殆どもしくは全く含有しないガス
状一酸化窒素生成物を製造することができる。この改良
された製造法は、硝酸水溶液とガス状二酸化イオウを、
細流床気体−液体接触ゾーンにおいて、約20〜150
℃の範囲の温度および約0.5〜5絶対バールの範囲の
圧力にて接触させることを含み、このとき硝酸は、硝酸
対二酸化イオウのモル比が少なくとも0.7:1にて接
触ゾーンに入る。硝酸対二酸化イオウのモル比の上限は
重要なことではなく、一般には主として経済的な観点か
ら決定される。約10:1より大きい硝酸対二酸化イオ
ウのモル比にて反応を行うことは、一般には経済的に不
適切である。硝酸水溶液における水対硝酸の重量比は、
通常は約0.3:1〜10:1の範囲である。
【0006】本発明のより好ましい実施態様において
は、硝酸と二酸化イオウが、硝酸対二酸化イオウのモル
比が約1:1〜1.5:1の範囲にて気体−液体接触ゾ
ーンに入り、このとき気体−液体接触ゾーンに入る硝酸
水溶液における水対硝酸の重量比が約1:1〜5:1の
範囲である。
【0007】他の好ましい実施態様においては、一酸化
窒素ガス生成物を少なくとも約30絶対バールに圧縮
し、約−40℃未満の温度に冷却し、そしてさらに好ま
しくは約−40℃から一酸化窒素の沸点より約1〜5℃
高い温度までの範囲の温度に冷却し、これにより約10
ppm以下の二酸化窒素を含有していて、実質的に水分
を含有しない一酸化窒素ガス生成物を得る。本実施態様
の最も好ましい態様においては、一酸化窒素生成物ガス
を約35絶対バールより高い圧力(例えば約35〜50
絶対バール)に圧縮し、そして約−50℃未満の温度
(例えば約−50℃から一酸化窒素の沸点より約1〜5
℃高い温度までの範囲の温度)に冷却する。
【0008】他の好ましい実施態様においては、加圧し
た一酸化窒素生成物ガスを約2〜10℃の範囲の温度に
冷却することによって、前記生成物ガスから水分を凝縮
させ、次いでこのある程度乾燥した生成物ガスを約−4
0℃から一酸化窒素の沸点より約1〜5℃高い温度まで
の範囲の温度に冷却することによって、前記生成物ガス
から二酸化窒素とさらなる水分を除去する。
【0009】他の好ましい実施態様においては、先ず一
酸化窒素生成物ガスを水または硝酸稀薄水溶液でスクラ
ビング処理して、前記生成物ガスから二酸化窒素を除去
し、次いで二酸化窒素含量の少ない生成物ガスを約30
〜50絶対バールの範囲の圧力に圧縮し、そして約2〜
10℃の範囲の温度に冷却して、前記生成物ガスから水
分を除去し、次いで二酸化窒素と水分の含量の少ない生
成物ガスを約−40℃から一酸化窒素の沸点より約1〜
5℃高い温度までの範囲の温度に冷却して、さらなる水
分と二酸化窒素を除去する。本実施態様のより好ましい
態様においては、二酸化窒素含量の少ない乾燥した一酸
化窒素生成物ガスを、二酸化窒素を選択的に吸着する吸
着剤に通し、これによって生成物ガス中の二酸化窒素の
濃度を約5ppm未満に減少させる。
【0010】本発明のプロセスによれば、硝酸水溶液と
ガス状二酸化イオウを反応させることによって一酸化窒
素が得られる。このプロセスにおいて生じる主要な反応
は次の通りである。
【0011】 2HNO3 + 2H2O + 3SO2 → 2NO↑ + 3H2SO4 この反応において得られる生成物ガスは主として一酸化
窒素(NO)で構成されている。二酸化窒素(NO2
も、生成物ガスの最大約3容量%までの量にて生成され
る。生成されることのある他の生成物は一酸化二窒素
(N2O)と窒素(N2)である。医薬用グレードの一酸
化窒素は他の窒素酸化物を実質的に含有してはならない
ので、窒素や一酸化窒素以外の窒素酸化物の生成を最小
限に抑えるような条件下で反応を行うことが大切であ
る。上記の反応からわかるように、一酸化窒素を生成さ
せるための硝酸対二酸化イオウの化学量論モル比は2:
3である。硝酸対二酸化イオウのモル比が化学量論値よ
り小さい場合は、一酸化二窒素と窒素がプロセスの副生
物として生成される。したがって、これら副生物の形成
を避けるためには、反応ゾーン全体を通しての硝酸対二
酸化イオウのモル比が少なくとも2:3であることが大
切である。硝酸と二酸化イオウを、硝酸対二酸化イオウ
のモル比が少なくとも1:1にて反応ゾーンに導入する
と、反応器中に一酸化二窒素と窒素は殆どもしくは全く
生成されない、ということがわかっている。この値以上
の硝酸対二酸化イオウのモル比にて反応を行うと、反応
ゾーンの全ての部分において硝酸対二酸化イオウのモル
比が確実に化学量論以上になり、したがって一酸化二窒
素と窒素の生成は実質的に抑えられる。
【0012】本発明は、添付の図1を参照すればよく理
解することができる。弁、圧縮機、および熱交換器を含
めた、本発明を理解する上で不必要な補助的装置は、本
発明の説明を単純化するために図1から省いてある。
【0013】図1には、気体−液体接触反応器A、任意
のガススクラバーB、二酸化窒素除去ユニットC、およ
び任意のガス吸着システムDを主要な装置成分として含
んだ一酸化窒素製造システムが示されている。反応器A
はいかなるタイプの気体−液体接触反応器であってもよ
いが、ガラス製、ガラスライニング製、またはステンレ
ス鋼製の細流床塔2を含むのが好ましい。塔2にはラン
ダム充填物を充填しても、あるいは構造的充填物を充填
してもよく、反応ゾーンから熱を除去するための適切な
熱交換手段(例えば冷却ジャケット4)が取り付けられ
ている。冷却ジャケット4には、冷却水入口ライン6と
冷却水排出ライン8が設けられている。塔2の頂部また
はその付近に硝酸水溶液供給ライン10が、そして塔の
底部またはその付近に二酸化イオウガス入口ライン12
が設けられている。塔2の頂部にはさらに生成物ガス排
出ライン14が、そして塔の底部にはさらに廃液排出ラ
イン16が設けられている。
【0014】図1に示されている本発明の実施態様にお
いては、ライン14の下流端がガススクラバーBの入口
に連結されている。スクラバーBには、スクラビング用
液体入口ライン17とスクラビング用液体排出ライン1
8が設けられている。スクラバーBの出口端が、導管に
よって圧縮機20の入口端に接続されている。圧縮機2
0の出口端が、導管を介して水凝縮器22の供給ガス入
口端に接続されている。凝縮器22には凝縮水排出ライ
ン24が設けられている。凝縮器22のガス出口端が、
二酸化窒素凍結ユニットCの入口マニホルド26に接続
されている。マニホルド26は、二酸化窒素凍結器28
と30の入口に接続されている。マニホルド26と凍結
器28および30との間の流れは、それぞれ弁32と3
4によって制御される。凍結器28と30には、それぞ
れ二酸化窒素排出ライン36と38が設けられており、
これらが一緒になって二酸化窒素を下流の廃棄物処理シ
ステムに排出する。二酸化窒素凍結器28と30のガス
出口端がマニホルド40に接続されている。凍結器28
とマニホルド40との間の流れは弁42によって制御さ
れ、また凍結器30とマニホルド40との間の流れは弁
44によって制御される。ライン46により、マニホル
ド40がガス吸着ユニットDの供給ガスマニホルド48
に接続されている。マニホルド48がライン50と52
に接続されており、これらのラインがそれぞれ吸着容器
54と56の入口に接続されている。ライン50と52
を通る流れは、それぞれ弁58と60によって制御され
る。容器54と56の非吸着ガス出口端が非吸着ガスマ
ニホルド62に接続されている。容器54および56と
マニホルド62との間の流れは、それぞれ弁64と66
によって制御される。マニホルド62は、非吸着ガス排
出ライン68に接続されている。脱着ガスマニホルド7
0により、ライン50と52が連結している。ライン5
0および52とマニホルド70との間の流れは、それぞ
れ弁72と74によって制御される。マニホルド70は
脱着ガス排出ラインに接続されている。
【0015】本発明のプロセスを実施する際には、重量
比が約1/11〜1/1.3(好ましくは約1/6〜1
/2重量比)での硝酸を含有した硝酸水溶液を、ライン
10を介して反応器2中に導入する。この硝酸水溶液を
反応器の頂部を横断する形で均一に分配して、塔2を通
る下向きの硝酸均一流れを形成させる。これと同時に、
ライン12を介して塔2の底部にガス状二酸化イオウを
導入する。塔2の底部に配置されたガス分配器(図示せ
ず)を通って二酸化イオウが流れ、塔2を通る上向きの
二酸化イオウの均一な流れが形成される。硝酸と二酸化
イオウが、硝酸対二酸化イオウのモル比が少なくとも
0.7:1にて、そして好ましくは少なくとも1:1の
モル比にて塔2に入る。これら反応物が塔2を通ってい
くにつれて密に接触するようになり、反応して一酸化窒
素生成物ガスを生成する。塔2中のどの場所においても
硝酸対二酸化イオウのモル比は化学量論比よりかなり大
きいので、硝酸が一酸化二窒素や窒素に還元されること
は殆どもしくは全くない。さらに、塔2に入る水と二酸
化イオウとのモル比は、本プロセスの反応段階時に二酸
化窒素の形成を最小限に抑えるのに充分なモル比であ
る。廃棄硫酸が過剰の硝酸および水と共にライン16を
介して塔2を出て、下流の使用済み酸の処理設備(図示
せず)に送られる。
【0016】硝酸と二酸化イオウとの反応は発熱反応で
ある。反応温度を水溶液の沸点未満の温度に保持するの
が望ましい。したがって塔2には、塔2の全ての部分の
温度を約150℃未満(好ましくは約50〜120℃)
に保持できる冷却手段が取り付けられている。こうした
冷却は、例えば、塔2を取り囲んでいる冷却ジャケット
4に冷却剤(例えば冷水)を通すことによって行うこと
ができる。冷却剤は、ライン6を介してジャケットに入
り、ライン8を介してジャケットを出る。
【0017】次いで、塔2からのオーバーヘッド生成物
ガス(実質的には一酸化窒素で構成されているが、さら
に最大約3容量%までの水と二酸化窒素を不純物として
含有する)を処理してこれらの不純物を除去する。生成
物ガスがライン14を通り、図面の実施態様においては
スクラバーBに入る。スクラバーBにおいて、生成物ガ
スを水または硝酸稀薄水溶液(ライン17を介してスク
ラバーBに入る)と接触させる。水または硝酸水溶液に
より生成物ガスから二酸化窒素がスクラビング除去さ
れ、スクラビング用液体がスクラビング除去された二酸
化窒素と共にライン18を介してスクラバーBを出て、
廃棄物処理プラント(図示せず)に送られる。前述した
ように、スクラバーBは本発明の重要な一部ではない
が、二酸化窒素凍結ユニットCの負荷を少なくするのが
望ましい場合は有用である。
【0018】次に、圧縮機20において一酸化窒素生成
物ガスを少なくとも約30絶対バールの圧力に、そして
好ましくは少なくとも約35絶対バールの圧力に圧縮す
る。この圧縮ガスを、0℃よりやや上の温度(例えば約
2〜10℃、好ましくは約2〜5℃の範囲の温度)に保
持された冷却器22に通す。生成物ガス中の水を凝縮さ
せ、凝縮液ライン24を介して凝縮器22から除去す
る。凝縮器22も同様に、本発明のシステムの必要な部
分ではないが、凍結ユニットCに対する負荷を少なくす
るという点において好ましいものである。
【0019】次いで圧縮された生成物ガスが、二酸化窒
素凍結ユニットCのマニホルド26に入る。図1に示さ
れている実施態様では、ユニットCは、非同調的に作動
する一対の凍結器28と30(一方の凍結器がオンライ
ン状態にあるときに、他方の凍結器が再生作用を受けて
いる)を含む。ユニットCは、必要に応じて単一の二酸
化窒素凍結器を含んでいてもよい。このような場合、ユ
ニットCは間欠的に作動し、ユニットCが作動していな
いときに生成される一酸化窒素生成物ガスを捕集するた
めの保持タンク(図示せず)をライン14中に設けるこ
とができる。
【0020】ユニットCが作動していて凍結器28が凍
結作用状態にあるときは、弁32と42が開放で、弁3
4と44が閉止であり、また凍結器30が凍結作用状態
にあるときは、弁34と44が開放で、弁32と42が
閉止である。作動状態の凍結器を通過する生成物ガス
を、二酸化窒素の凍結点(−11.2℃)未満の温度で
はあるが一酸化窒素の凍結点(−163.6℃)より上
の温度に、一般には−40℃から一酸化窒素の沸点より
約1〜5℃高い温度の範囲の温度に、そして好ましくは
約−50℃から一酸化窒素の沸点より約1〜5℃高い温
度の範囲の温度に冷却する。この工程時において、二酸
化窒素の実質的に全ておよび生成物ガス中に残留してい
る水蒸気を凍結させ、生成物ガスから除去する。凍結器
28が二酸化窒素の凍結作用状態にあるときに、凍結器
30中の凍結二酸化窒素を、例えば、加温ガスまたは加
温液体を凍結器に循環させることにより、あるいは電気
ヒーターを使用することにより、あるいはこれらを組み
合わせることにより加熱することによってもとに戻す。
こうして戻した二酸化窒素を、ライン38を介して凍結
器30から除去し、下流の廃棄物処理ユニット(図示せ
ず)に送る。凍結器28に所定量の二酸化窒素が堆積す
ると、凍結器28は再生作動状態に入り、再生工程を完
了した凍結器30が二酸化窒素の凍結作動状態に入る。
【0021】二酸化窒素含量の少ない乾燥した生成物ガ
スが、マニホルド40の弁42を介して凍結器ユニット
Cを通過する。このガス(この時点では一般に約10p
pm未満の二酸化窒素を含有)は高圧貯蔵容器中に捕集
してもよいし、あるいはさらなる精製処理を施してガス
中に残留している二酸化窒素の殆どを除去することもで
きる。図面の実施態様は、一酸化窒素生成物ガスをさら
に精製するための吸着プラントを含んでいる。本実施態
様においては、凍結器ユニットCを出た一酸化窒素生成
物ガスが、ライン46を介して吸着プラントDに進む。
プラントDは一般には循環式吸着ユニット、例えば圧力
スイング吸着(PSA)ユニットである。吸着プラント
Dは、非同調的に作動する一対の吸着容器54と56を
含む。すなわち、一方の吸着容器が吸着作動状態にある
とき、他方の吸着容器が再生作用を受けている。容器5
4と56はそれぞれ、二酸化窒素を吸着する吸着剤を収
容している。本ユニットにおいて使用される吸着剤の種
類も含めて、この吸着工程についての詳細は本発明の一
部を形成しない。これらの詳細については、1994年
7月7日付け出願の同時係属中の米国特許出願S.N.0
8/271,592に開示されている(該特許出願を参
照のこと)。
【0022】容器54が吸着作動状態にあって、容器5
6中の吸着剤が再生されつつあるときは、弁58と64
と74が開かれ、他の全ての弁が閉じられる。高圧にて
ライン46を通過する生成物ガスが、ライン50を介し
て容器54に入る。ガスが容器54中の床を通るにつれ
て、二酸化窒素がガスから吸着される。精製されたガス
がマニホルド62を介して容器54から出て、ライン6
8を介して下流の貯蔵施設や他の処理施設に送られる。
この間、容器56は、ライン52、弁74、およびライ
ン76を介して向流の形で減圧されている。脱着された
ガスが下流の廃棄処理施設(図示せず)に送られる。吸
着工程が進行するにつれて、容器54中に二酸化窒素吸
着フロントが生じ、吸着容器を通して並流の形で移動す
る。吸着フロントが容器54中の所定の箇所に達する
と、本容器での吸着作用は終了する。弁58と64と7
4が閉じられ、そして弁60と66と72が開かれて容
器54が床再生段階に入る一方で、容器56がサイクル
の吸着段階に入る。吸着プラントDを出た生成物ガス
は、一般には約5ppm未満の二酸化窒素含量を有す
る。
【0023】完全自動化して効率的な態様で連続的に実
施できるように、従来の装置を使用してシステム内のガ
スの流量をモニターし、これを自動的に調整することは
本発明の範囲内であることは言うまでもない。
【0024】以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳細
に説明する。特に明記しない限り、部、パーセント、お
よび比はいずれも重量基準である。
【0025】実施例1 本実施例に対しては、長さ0.92m(3フィート)お
よび内径2.54cmでステンレス鋼ランダム充填物を
充填したガラス製反応器を使用した。二酸化イオウを4
9.4ミリモル/分の流量でに上向きに反応器に通し、
また25重量%の硝酸を含有した硝酸水溶液を15.5
3g/分の流量で下向きに反応器に通した。このとき硝
酸対二酸化イオウのモル比は約1.25:1とした。反
応器は、約100℃の温度および大気圧よりやや高い圧
力にて作動させた。この実験中、反応器からのガス状流
出物中の窒素濃度は約50ppmから約1500ppm
まで変化し、一酸化二窒素の濃度は約20ppmから約
50ppmまで変化し、残部は水蒸気と一酸化窒素であ
った。微量の二酸化窒素が流出物中に検出された。
【0026】硝酸と二酸化イオウとを、二酸化イオウの
濃度に対して化学量論的に過剰の硝酸を使用して反応さ
せると、反応において生成される窒素と一酸化二窒素の
量が極めて少ない、ということを本実施例は示してい
る。
【0027】特定の装置集成体および特定の実験に関し
て本発明を説明してきたが、これらの特徴は単に本発明
の代表的なものであって、このほかにも種々の変形が可
能である。本発明の範囲は、特許請求の範囲によっての
み規定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施態様を実施することので
きる装置を示す概略図である。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硝酸水溶液とガス状二酸化イオウを気体
    −液体接触ゾーンにおいて接触させることによって一酸
    化窒素を含んだ生成物ガスを生成させる工程、を含む一
    酸化窒素の製造法であって、このとき硝酸と二酸化イオ
    ウを硝酸対二酸化イオウのモル比が少なくとも0.7:
    1にて接触ゾーンに導入し、これによって一酸化二窒素
    と窒素の含有量の少ない一酸化窒素生成物ガスを生成さ
    せる、ことを特徴とする前記製造法。
  2. 【請求項2】 硝酸水溶液における水対硝酸の重量比が
    約0.3:1〜10:1の範囲である、請求項1記載の
    製造法。
  3. 【請求項3】 硝酸と二酸化イオウを硝酸対二酸化イオ
    ウのモル比が少なくとも1:1にて接触ゾーンに導入す
    る、請求項1記載の製造法。
  4. 【請求項4】 前記接触ゾーン中の温度が約50〜12
    0℃に保持される、請求項1記載の製造法。
  5. 【請求項5】 前記生成物ガスを少なくとも約20絶対
    バールの圧力に圧縮し、そして約−40℃以下の温度に
    冷却することによって、前記生成物ガスから二酸化窒素
    を除去する、請求項1記載の製造法。
  6. 【請求項6】 前記生成物ガスを少なくとも約35絶対
    バールの圧力に圧縮し、そして約−50℃以下の温度に
    冷却する、請求項5記載の製造法。
  7. 【請求項7】 前記生成物ガスを圧縮する前に、水また
    は硝酸稀薄水溶液で前記生成物ガスをスクラビング処理
    することによって、前記生成物ガスから二酸化窒素を除
    去する、請求項5記載の製造法。
  8. 【請求項8】 二酸化窒素を選択的に吸着する吸着剤に
    二酸化窒素含有量の少ない前記生成物ガスを通し、これ
    によって生成物ガス中の二酸化窒素の濃度を約5ppm
    未満に減少させる、請求項5記載の製造法。
  9. 【請求項9】 硝酸水溶液における水対硝酸の重量比が
    約1:1〜5:1の範囲である、請求項5記載の製造
    法。
  10. 【請求項10】 前記生成物ガスを少なくとも約20絶
    対バールの圧力に圧縮し、そして約1〜5℃の温度に冷
    却することにより前記生成物ガスから水分を凝縮させる
    ことによって、次いである程度乾燥させた前記生成物ガ
    スを約−40℃以下の温度に冷却することにより前記生
    成物ガスから二酸化窒素を凍結させることによって、前
    記生成物ガスから水分と二酸化窒素を除去する、請求項
    1記載の製造法。
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