JPH09175697A - フィルムの巻き取り方法 - Google Patents

フィルムの巻き取り方法

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JPH09175697A
JPH09175697A JP34114695A JP34114695A JPH09175697A JP H09175697 A JPH09175697 A JP H09175697A JP 34114695 A JP34114695 A JP 34114695A JP 34114695 A JP34114695 A JP 34114695A JP H09175697 A JPH09175697 A JP H09175697A
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JP
Japan
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film
ears
guided
roll
winder
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JP34114695A
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English (en)
Inventor
Yasushi Shizukuda
田 育 志 雫
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Yupo Corp
Original Assignee
Yupo Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2301/00Handling processes for sheets or webs
    • B65H2301/50Auxiliary process performed during handling process
    • B65H2301/51Modifying a characteristic of handled material
    • B65H2301/513Modifying electric properties
    • B65H2301/5133Removing electrostatic charge

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  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Winding Of Webs (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルムの巻きロールの不良率を低下させず
にフィルムの生産スピードを上げるフィルムの巻き取り
方法を提供する。 【解決手段】 連続的に成形されたフィルム本体をスリ
ッターに導いてフィルム製品となる中央部分と両側端部
の耳部とにカットし、これらをワインダードラムに導
き、次いで、フィルムの製品となる中央部分は巻取機の
紙管にロール状に巻き取り、他方、両側端部の耳部はそ
れぞれワインダードラムの回転方向とは逆方向に回転す
る耳部抑えロールにより前記ワインダードラムと該耳部
抑えロールとの間に挟持され、該耳部抑えロールに導か
れた後、吸引ダクトに導き回収することを特徴とするフ
ィルムの巻き取り方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続して成形され
てきたフィルム本体(延伸フィルムも含む)をスリッタ
ーのカッター刃で製品となるフィルム中央部と両端の耳
部とに分け、この製品となるフィルムの中央部分の巻き
取りと、該耳部を吸引ダクトで吸引して回収するフィル
ムの巻き取り方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】熱可塑性樹脂をTダイ押出成形して得ら
れるフィルム、カレンダー加工して得られるフィルム、
及び、これらフィルムを周速差の異なる複数のロール群
を用いて縦延伸して得られる延伸フィルムや、テンター
延伸機を用いて横方向、若しくは、縦と横の両方向に延
伸して得られる延伸フィルム、又は、合成紙(特公昭4
6−40794号公報)、若しくは、異種の熱可塑性樹
脂をそれぞれ別々の押出機を用いて溶融混練し、これを
1台の共押出ダイに供給し、ダイより共押出して得られ
た積層フィルムをロール群の周速差を利用して縦方向に
延伸し、次いで、この縦延伸フィルムを再加熱し、テン
ター延伸機を用いて横方向に延伸し、アニーリング処理
して得られる積層二軸延伸フィルム等が、合成紙、煙草
包装フィルム、青果物の包装用フィルム等として実用化
されている。これらフィルム、及び、延伸フィルムは、
成形されたフィルムの両側端部がフィルムの中央部分に
比べて冷却され難いので、肉厚となり、製品フィルムと
はなれない耳部となる。従って、この様な耳部は製品と
なるフィルムの中央部分とはスリッターにより切り離さ
れて、バリとして再利用される。一方、成形されたフィ
ルムの中央部分は製品として巻取機の紙管にてロール状
に巻き取られ、ロール径200〜1,000mmφとし
て出荷されている。この様な耳部の厚肉は、テンター延
伸機を用いて延伸フィルムを成形する際に、該テンター
延伸機のクランプ部にてフィルムの両端部を掴んで延伸
するために、フィルムの両端部が延伸されずに残るの
で、特に延伸フィルムにおいては厚肉のフィルム耳部が
形成され易い。また、スリッターによりスリット(カッ
ト)された耳部は、吸引ダクト(圧空を用いて送ること
もある)に導かれて回収され、粉砕後、再利用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】連続的にフィルム(延
伸フィルムも含む)を製造するラインにおいては、その
フィルムの成形スピードの速さが生産性を向上させてコ
ストカットができることから、極力成形スピードを上昇
させようとするが、フィルム両側端の耳部をスリットし
て、製品となる中央部分のフィルムを巻取機の紙管にロ
ール状に巻き取る際に、成形スピード(巻き取りスピー
ド)が速すぎると巻き取られた製品フィルムのロール状
物の両側端部に0.5〜3mmの飛び出し部が生じる。
この飛び出し部の山が高いものはフィルムの需要家に出
荷されるとフィルムの肉厚分布幅が大きいとの先入観を
抱かせることになるので、この飛び出し部の高さが1m
m以下のものを正規品として出荷されるが、飛び出し部
の高さが1mmを超えるロール状物は不良品(オフ品)
として区別されて、粉砕した後、再利用に回される。二
軸延伸フィルムの連続成形においては生産スピードが3
00m/分を超えると不良品の生成率が増加するので、
不良品の生成率が0.18%程度である300m/分の
生産スピードが生産スピードの上限とされてきた。従っ
て、本発明は生産スピードを高めても、不良品の発生率
が低く抑えることができるフィルムの巻き取り方法を提
供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、連続的に成形
されたフィルム本体をスリッターに導いてフィルム製品
となる中央部分と両側端部の耳部とにカットし、これら
をワインダードラムに導き、次いで、フィルムの製品と
なる中央部分は巻取機の紙管にロール状に巻き取り、他
方、両側端部の耳部をそれぞれワインダードラムの回転
方向とは逆方向に回転する耳部抑えロールにより前記ワ
インダードラムと該耳部抑えロールとの間に挟持され、
該耳部抑えロールに導かれた後、吸引ダクトに導き回収
することを特徴とするフィルムの巻き取り方法である。
【0005】
【作用】吸引ダクト内における耳部の振れが巻取機に巻
かれるフィルムに伝播するのを、耳部抑えロールを存在
させることにより伝播エネルギーを緩衝ないし吸収させ
ることができるので、巻取機上の製品となるフィルムの
中央部分の振れを小さくでき、巻き取られたフィルムの
ロール状物の両側端の飛び出し部の高さが低いものとな
る。従って、生産スピードを上昇させても製品の不良率
を低く抑えることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
(1) 熱可塑性樹脂 本発明のフィルムの巻き取り方法にて使用される熱可塑
性樹脂フィルムの原材料としては、任意の熱可塑性樹脂
を用いることができる。該熱可塑性樹脂としては、例え
ば、低密度、中密度、高密度のポリエチレン等のポリエ
チレン、ポリプロピレン等のオレフィンの単独重合体、
或いは、エチレン・プロピレン共重合体、エチレン又は
プロピレン・他のα−オレフィン共重合体等のオレフィ
ン共重合体等のオレフィン系樹脂;ポリスチレン、アク
リロニトリル・スチレン共重合体、アクリロニトリル・
ブタジエン・スチレン樹脂等のスチレン系樹脂;ポリエ
チレンテレフタレート等の熱可塑性ポリエステル樹脂;
ナイロン6、ナイロン66、ナイロン12等のポリアミ
ド系樹脂;塩化ビニルのホモ重合体又は共重合体;スチ
レンのホモ重合体又は共重合体等を挙げることができ
る。これら熱可塑性樹脂は二種以上を併用したものであ
っても良い。これらの熱可塑性樹脂には、必要に応じ
て、安定剤、無機微細粉末等の無機充填剤、顔料、可塑
剤、その他の補助資材を含有させることができる。上記
熱可塑性樹脂フィルムは異なる熱可塑性樹脂の積層体で
あっても良いし、異なる補助資材を含有させた熱可塑性
樹脂の積層体であっても良い。
【0007】(2) フィルムの成形 本発明のフィルムの巻き取り方法にて巻き取られるフィ
ルム(延伸フィルムも含む)としては、Tダイ押出成
形、カレンダー成形、キャスティング成形等の各種成形
方法によって成形されたフィルムを挙げることができ
る。また、必要に応じて、これらの成形方法にラミネー
ト工程、延伸工程、表面処理工程を付加して成形したも
のであっても良い(特公昭46−40794号公報、特
公昭57−181829号公報、特公昭50−2973
8号公報、特公昭57−149363号公報参照)。上
記延伸フィルムの成形方法について、その具体例とし
て、特公昭46−40794号公報に記載の延伸フィル
ムの連続成形装置の図面を援用した図1をもって以下に
具体的に説明する。
【0008】図1に示す様に、原料となる熱可塑性樹脂
は、先ず、フィルム押出工程で、押出機2により押出可
能な温度にまで加熱され、混練されて、ダイ3のスリッ
トから押出され、更に、冷却装置4により必要な温度に
まで冷却されて、無延伸フィルム1に成形される。次い
で、縦延伸工程で、この無延伸フィルム1を、回転スピ
ードの異なる二対のステンレス製ロール5a,5b間を
通過させることにより熱可塑性フィルム1' を縦方向に
延伸することができる。更に、ラミネート工程で、この
縦延伸フィルム1' の表裏面に、それぞれ別々の押出機
を用い(図示されていない)樹脂を溶融混練し、ダイ
9,9' に供給し、かかるダイ9,9' よりフィルム状
に押し出しラミネートしてラミネート物1''とする。次
に、横延伸工程で、このラミネート物1''をテンターオ
ーブン17に導き、再度加熱し、テンター延伸機を用い
て横方向に延伸して延伸フィルム(フィルム本体)1''
' を得る。
【0009】次いで、スリット工程で、この延伸フィル
ム(フィルム本体)1''' をスリッター20,20' に
導き、カッター刃によって、該延伸フィルム(フィルム
本体)1''' の両側端部側を一定な幅でスリットして、
製品となる中央部分のフィルムFと耳部M,M' とに分
割した後、これら耳部M,M' 及びフィルムFをワイン
ダードラム21に導く。このワインダードラム21の下
部側の両側端部には、図2に示す様な、ワインダードラ
ム21の横幅よりも狭い幅であるが耳部M,M' の幅よ
りは広い、ワインダードラム21とは逆方向に回転する
耳部抑えロール23,23' が1対当接されており、上
記スリッター20,20' にスリットされた耳部M,M
' はこのワインダードラム21とこの耳部抑えロール2
3,23' との間で挟持された後、更に、その外周を耳
部抑えロール23,23' により保持されながら半周し
た後、該耳部抑えロール23,23' の下部側に設けら
れた吸引ダクト22,22' に導かれる。
【0010】一方、カッター刃によって、該延伸フィル
ム(フィルム本体)1''' の両側端部側を一定な幅でス
リットされて耳部M,M' が切り離された中央部分の肉
厚分布が均一なフィルムFはワインダードラム21を経
た後、前記耳部M,M' と別れて、巻取工程で、巻取機
24の桿25に挿入された紙管26上に巻き取られて、
製品となるロール状物31となる。従って、前記耳部
M,M' は、ワインダードラム21と耳部抑えロール2
3,23' との間で挟持された後、引き続き、耳部抑え
ロール23,23' により保持されながら、その耳部抑
えロール23,23' の外周を半周した後、該耳部抑え
ロール23,23' の下部側に設けられた吸引ダクト2
2,22' により吸引されているので、製品となるフィ
ルムFの進行方向とは逆の方向に引っ張られながら、耳
部抑えロール23,23' の外周に押さえ付けられてい
る。それ故、吸引ダクト22,22' 内における耳部
M,M' の振れが巻取機24に巻かれるフィルムFに伝
播するのを、本発明のフィルムの巻き取り方法では耳部
抑えロール23,23' をワインダードラム21に当接
して設けることにより吸引ダクト22,22' 内におけ
る耳部M,M' の振れを吸収ないし緩衝させることによ
り、巻取機24上のフィルムFの振れを小さくし、巻き
取られたフィルムFのロール状物31の両側端の飛び出
し部の高さを低くすることができる。なお、図1中の、
7,7' は冷却ロール、10,11,12,13,1
4,15,19はガイドロールである。
【0011】図2は、ワインダードラム21の側面部側
からフィルムFと耳部M,M' を見た図である。耳部抑
えロール23,23' により導かれた耳部M,M' は吸
引ダクト22,22' の入口に設けられたガイドピン2
7,27' を経て空気と共に吸引ダクト22,22' 内
に導かれて、図3に示す様な、サイクロン回収容器28
によって耳部M,M' を回収容器28の底部に回収され
る。該サイクロン回収容器28の上部には吸引用回転翼
29が取り付けられたモータ30によって吸引されてい
る。一方、両側端の耳部M,Mがスリットされた中央部
分の製品となるフィルムFは、ロール状に巻き取られ、
製品として出荷される。
【0012】
【実施例】以下に本発明の実施例を示し、本発明を更に
具体的に説明する。 実施例1 図1に示すフィルム成形装置を用いて、メルトフローレ
ート(MFR)が1.0g/10分のポリプロピレンを
270℃の温度に設定した押出機2によって加熱・混練
し、ダイ3のスリットより押し出し、冷却ロール4によ
り40℃以下の温度にまで冷却して無延伸フィルム1を
得た。次に、この無延伸フィルム1を周速差の異なるロ
ール群5a,5bにより構成される縦方向延伸機5によ
り5.5倍に延伸して単層の縦方向一軸延伸フィルム1
´を得た。次いで、この縦方向一軸延伸フィルム1´を
第1の表面ラミネート工程(I)の金属ロール(冷却水
通過可能で、表面を鏡面仕上げしたもの)7とゴムライ
ニングされたニップロール8との間を通した。
【0013】一方、メルトフローレートが4.0g/1
0分のポリプロピレン60重量部に炭酸カルシウム35
重量部、チタンホワイト5重量部を混合し、混練して得
た無機微細粉末配合熱可塑性樹脂組成物を調製し、これ
を押出機により加熱・混練し、ダイ9より押し出して、
溶融シート6として成形し、これを第1の表面ラミネー
ト工程(I)で上記金属ロール7とゴムライニングされ
たニップロール8との間を通過する縦方向一軸延伸フィ
ルムの片面に押出ラミネートして紙状層/基材層(無延
伸/縦延伸)の二層構造の積層体とした。更に、ガイド
ロール10,11,12を通って、第2の表面ラミネー
ト工程(II)へと送り、第1の表面ラミネート工程
(I)と同様の操作で上記縦方向一軸延伸フィルムの反
対側の面に表面ラミネートを行ない、紙状層/基材層/
紙状層(無延伸/縦延伸/無延伸)の三層構造の積層体
1''を得た。次いで、この三層構造の積層体をガイドロ
ール13,14,15によりテンターオーブン17に導
き、このオーブン17内で三層構造の積層体1''の両端
部をテンター延伸機のクランプ部で掴みながら横方向に
7.5倍に延伸し、そのままの状態で40℃付近にまで
冷却し、ニップロール18,18´により引き取り、紙
状層/基材層/紙状層(一軸延伸/二軸延伸/一軸延
伸)の三層構造の積層体よりなる二軸延伸フィルム1''
' を得た。
【0014】この三層構造の積層体よりなる二軸延伸フ
ィルム1''' をスリッター20,20' に導き、スリッ
トとして、この三層構造の積層体よりなる二軸延伸フィ
ルム1''' の両側端の耳部M,M' (幅87mm)と、
製品となる中央部分のフィルムF(幅2,000mm)
とに分けた後、これら耳部M,M' 及びフィルムFをワ
インダードラム21に導き、図2に示す様に、積層体1
''' の両端の耳部M,M' を耳部抑えロール23,23
' で押圧しながらフィルムFが導かれる方向とは逆方向
に導き、これら耳部M,M' を減圧されている吸引ダク
ト22,22´内にガイドピン27を経て導き、この耳
部M,M' 空気と共に吸引して導き、図3に示すサイク
ロン回収容器28内に回収した。この耳部M,M' は粉
砕して杭や牧冊等の成形体原料に再利用された。
【0015】一方、耳部M,M' がスリットされた製品
となるフィルム(肉厚80μm)はワインダードラム2
1を経た後、巻取機24の紙管26にロール状に巻き取
られた(巻き径1,000mm)。このフィルムFの生
産スピード(巻取スピード)を表1に示す速さで行なっ
た時のロール状物31(生産高100トン)の不良品
(ロール状物の両側端の飛び出し部が1mmを超える高
さのもの)の率を表1に示す。
【0016】 表1 生産速度(m/分) 250 300 400 500 550 不良品率(%) 0.09 0.12 0.15 0.16 0.18
【0017】比較例1 実施例1において、フィルム本体1''' より両側端をス
リットすることにより分離された耳部M,M' の吸引ダ
クト22,22' への導きを、耳部抑えロール23,2
3' を用いず、かつ、吸引ダクト22,22' への導き
をフィルムFの巻取方向と同一の方向にして導いた以外
は実施例1と同様にして生産スピードを種々変更して積
層延伸物の生産を行なった。その結果を表2に示す。
【0018】 表2 生産速度(m/分) 100 200 300 500 不良品率(%) 0.09 0.11 0.18 0.68
【0019】
【発明の効果】本発明のフィルムの巻き取り方法は、フ
ィルムの成形スピードを300m/分以上の速度にして
も、フィルム巻取後の巻きロールの両側端面の飛び出し
部の高さを小さくすることができるので、不良品の発生
率を低くすることができる。
【0020】従って、成形スピードを増して生産性を向
上させることができるので、製品のコストダウンを行な
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明実施例のフィルム耳部の回収方
法に使用される装置の正面図である。
【図2】図2は、図1のフィルム耳部の回収方法に使用
される装置の側面図である。
【図3】図3は、本発明実施例において使用されたフィ
ルムの耳部を回収するためのサイクロン回収容器の断面
図である。
【符号の説明】
F 製品となる中央部分のフィルム M,M´ 耳部 1' 縦延伸フィルム 1'' ラミネート物 1''' フィルム本体(二軸延伸フィルム) 2 押出機 3 ダイ 4 冷却装置 5 縦方向延伸機 6,6' 溶融シート 7,7' 金属(冷却)ロール 8,8' ニップロール 9,9' ダイ 10,11,12,13,14,15,19 ガイドロ
ール 17 テンターオーブン 18,18' ニップロール 20,20' スリッター 21 ワインダードラム 22,22' 吸引ダクト 23,23' 耳部抑えロール 24 巻取機 25 桿 26 紙管 27,27' ガイドピン 28 サイクロン回収容器 29 吸引用回転翼 30 モータ 31 ロール状物

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続的に成形されたフィルム本体をスリッ
    ターに導いてフィルム製品となる中央部分と両側端部の
    耳部とにカットし、これらをワインダードラムに導き、
    次いで、フィルムの製品となる中央部分は巻取機の紙管
    にロール状に巻き取り、他方、両側端部の耳部はそれぞ
    れワインダードラムの回転方向とは逆方向に回転する耳
    部抑えロールにより前記ワインダードラムと該耳部抑え
    ロールとの間に挟持され、該耳部抑えロールに導かれた
    後、吸引ダクトに導き回収することを特徴とするフィル
    ムの巻き取り方法。
  2. 【請求項2】吸引ダクトに導かれたフィルム耳部を、サ
    イクロンにより回収する請求項1に記載のフィルムの巻
    き取り方法。
JP34114695A 1995-12-27 1995-12-27 フィルムの巻き取り方法 Pending JPH09175697A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114589902A (zh) * 2022-03-18 2022-06-07 北京祥润鑫悦科技有限公司 一种多口模具挤出分切收卷装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114589902A (zh) * 2022-03-18 2022-06-07 北京祥润鑫悦科技有限公司 一种多口模具挤出分切收卷装置

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