JPH09173987A - 郵便処理方法およびシステム - Google Patents

郵便処理方法およびシステム

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JPH09173987A
JPH09173987A JP33644695A JP33644695A JPH09173987A JP H09173987 A JPH09173987 A JP H09173987A JP 33644695 A JP33644695 A JP 33644695A JP 33644695 A JP33644695 A JP 33644695A JP H09173987 A JPH09173987 A JP H09173987A
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JP33644695A
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Toshiyuki Ono
俊之 小野
Shoichi Nakagami
昇一 中上
Akihiro Kawaoka
明宏 川岡
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】区分機の構成に対応して効率良く、郵便物を配
達エリア別に区分し、配達順序に並び替える郵便処理方
法およびシステムを提供すること 【解決手段】郵便物の区分条件を入力装置212により
入力する。入力した区分条件に基づき、郵便物の少なく
とも2回の区分に対する区分口の割り当てを作成する
(1501)。郵便物を区分機200に入力する。入力
した郵便物の宛先を宛名認識部202で認識する。認識
した宛先に従い、作成した1回目の区分口の割り当て9
00を参照する。参照した割り当ての区分口へ郵便物を
区分制御弁204を制御することにより、区分する。区
分した郵便物を、区分口の順に区分機に入力する。入力
した郵便物の宛先を宛名認識部202で認識する。認識
した宛先に従い、作成した区分回数にあたる区分口の割
り当て900を参照する。参照した割り当ての区分口へ
郵便物を区分する。全郵便物の入力から区分までの処理
を、作成した区分回数になるまで繰り返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、郵便物の区分機を
用いた郵便処理システムにおいて、郵便物を配達宛先別
に区分して、配達順序にしたがって並びかえる、郵便処
理方法およびシステムに関する。
【従来の技術】郵便局内の郵便物処理には、大きく分け
て差立業務と配達業務とがある。差立業務では、局内に
おいて引き受けた郵便物を配達先の地域別に区分してい
る(以下、差立区分と記す)。また、配達業務では、配
達用の郵便物を配達員の担当区域別に区分した(以下、
配達区分と記す)のち、各配達員が担当区域内の配達順
序に従い、郵便物を並び替えて(以下、道順組立と記
す)、配達している。この配達業務のうち道順組立は、
現在、人手作業で行われており、配達員の作業時間の中
で大きなウェートを占めている。近年、郵便サービスの
向上のために、作業時間短縮や夜間作業の必要性が増
し、郵便処理の効率化を図るための配達業務、特に道順
組立まで一貫した機械化、さらには自動化が求められて
いる。現在、郵政省では、従来の人手作業に対して、新
しい郵便番号制度を導入した郵便処理の情報機械化計画
を進めている。具体的には、郵便物に記載の宛先を文字
認識して、対応する住所コードを郵便物に印刷する。配
達区分および道順組立の際には、区分機が、郵便物に印
刷してある住所コードを読み取り、自動的に区分するも
のである。
【発明が解決しようとする課題】電子計算機内でのデー
タの並び替え手法はいくつかあるが、このうち、区分機
により郵便物を配達順序に並び替えるような機械的な動
作に対応できるものとして、基数ソートがある。基数ソ
ートの簡単な例を図3を用いて説明する。いま、2桁の
順番が振られている物品301を、順番に並び変えると
する。まず、順番の下から1桁目で物品を区分けする。
1回目の区分の区分結果を302に示す。それぞれの区
分口304から307には、下から1桁目が同じものが
区分されている。次に区分口304から307の物品を
取り出して、下から2桁目の昇順に、区分口304の物
品から順にもう一度区分する。2度目の区分結果を30
3に示す。区分口304から307には、下から2桁目
が同じものが区分されており、なおかつ下から1桁目の
昇順に物品並んでいる。この順番は、3桁であれば、3
回の区分で順番にならべかえることができる。郵便物を
並びかえる場合、配達箇所に比べて、区分口の数は少な
いため、一度の区分で並び替えを行うことはできず、上
記の基数ソートの考えなどを用いて、郵便物を複数回、
区分機に入力することで郵便物を並びかえる必要があ
る。しかし、基数ソートの考えを用いて、実際の区分機
で郵便物の並び変えを実現するには、郵便物には、2桁
の順序番号がついていないために、配達順番の情報を参
照して、計算機で内部的に番号を付ける必要がある。さ
らに、区分機は、区分口の数に限りがあり、区分口に対
応するように、内部番号をつけて、この内部番号を参照
しながら、区分する必要がある。また、効率面からみ
て、郵便物がなるべく区分口の容量を越えないようにす
ることが必要である。そこで、本発明の目的は、区分機
の構成を考慮して、区分口の割当てを作成し、作成した
割当てに従い、郵便物を区分し配達順序に並び替える、
郵便処理方法およびシステムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】上記目的は、郵便物を区
分する少なくとも一つの区分機と、前記区分機の構成情
報と、郵便物の配達先と配達順番との対応からなる配達
情報とを予め格納した記憶装置を持ち、前記区分機を制
御する計算機を使用し、郵便物の区分条件を入力し、郵
便物の少なくとも2回の区分に対する区分口の割り当て
を作成し、郵便物を区分機に入力し、入力した郵便物の
宛先を認識し、1回目の区分口の割り当てを参照し、割
り当ての区分口へ郵便物を区分し、郵便物の入力から区
分までの処理を全郵便物について繰り返し、区分した郵
便物を、区分口の順に区分機に入力し、宛先を認識し、
区分回数にあたる区分口の割り当てを参照し、割り当て
の区分口へ郵便物を区分し、郵便物の入力から区分まで
の処理を、全郵便物について繰り返し、全郵便物の入力
から区分までの処理を、作成した区分回数になるまで繰
り返す。なお、区分口の割り当ての作成は、配達情報か
ら入力した区分条件の区分対象のレコードを抽出し、配
達順番でソートして、順番をつけなおし順序性を保った
まま、少なくとも2桁の配達順番に採番し、採番した配
達順番の各桁にあたる数字を、下から数えた桁数に対応
した回数の区分の区分口として割当てるものである。さ
らに、郵便物の区分機での2度目以降の区分において
は、区分口の容量を越える区分口がある場合には、区分
口の容量を越えないように郵便物を少なくとも2つの区
分口に区分することが好ましい。また、区分口の容量を
越えず、かつ郵便物が配達順番に並ぶように区分できる
場合には、少なくとも2つの区分口に区分される郵便物
を同一の区分口に区分するのが好ましい。本発明による
と、区分対象の郵便物や区分機の構成に応じて、区分口
の割り当てを作成するため、効率良く、郵便物を配達エ
リア別に区分し、配達順序に並び替えることができる。
〔1.区分口割り当ての編集〕
<ステップ101>道順組立モードの選択入力 区分口割り当てを編集する区分モードとして道順組立モ
ードを、入力装置212を用いて、選択入力する。図4
は、編集する区分モードの入力画面例である。画面中の
区分モード選択エリア401では、郵便物を他の郵便局
へ差し立てるための差立区分モードと、配達エリア別に
区分する配達区分モードと、道順組立モードとがある。 <ステップ102>区分条件の入力 ステップ101で選択した道順組立モードに対応した、
区分口割り当て条件を入力装置212から入力する。道
順組立モードでの区分口割り当て条件の入力画面例を図
5にしめす。作成画面は、区分口割り当て情報入力エリ
ア510と、割り当て作成のための参考情報出力エリア
520とからなる。区分口割り当て情報入力エリア51
0は、区分対象入力欄511、区分回数入力欄512、
区分数入力欄513からなる。区分対象511には、ど
の配達区を区分するかをメニュー形式などで選択入力す
る。区分回数入力欄512には、何回の区分で道順組立
を実行するかを入力する。区分数513には、それぞれ
の回の区分で、それぞれいくつの区分口に区分するかに
ついて入力する。参考情報出力エリア520は、配達区
数521、配達区内の配達箇所数522および1区当た
りの平均配達箇所数523とからなる。配達区とは、配
達員と1対1に対応したもので、配達員の担当エリアに
あたる。参考情報出力エリア520は、郵便局の担当す
る配達区や配達先に関する情報として、予め記憶装置2
14に格納されている配達情報600をもとに表示され
る。図6に配達情報600のファイル例を示す。配達情
報600は、配達区フィールド601、配達順番フィー
ルド602、住所フィールド603、住所コードフィー
ルド604とからなる。配達情報600には、その郵便
局の配達担当エリアに関する情報が納められいる。区分
口割り当ての参考情報は、区分対象や区分数を入力する
際に、参考とする情報である。 <ステップ103>区分条件のチェック ステップ102で入力した区分条件のもとで、区分機の
構成上、物理的に区分が可能か否かをチェックする。そ
こで、予め記憶装置213に格納してある配達情報60
0と区分機情報700から区分口数、配達箇所数を参照
して、比較する。区分機情報700のファイル例を図7
に示す。区分機情報700は、区分機IDフィールド7
01、区分口数フィールド702と区分口容量フィール
ド703とからなる。具体的には、区分数513は、い
ずれも区分機が物理的に備えている区分口数702以下
でなければならない。また、1回目の区分数と2回目の
区分数の積は、区分対象511で指定したの配達区の総
配達箇所数以上の数でなければならない。総配達箇所数
は、配達情報600の配達区フィールド601が、区分
対象511で指定したの配達区について合致するレコー
ドの件数である。区分対象511、区分数513の入力
範囲が上記制約を越えた場合には、その旨を知らせるメ
ッセージを出力して、ステップ102へと戻る。 <ステップ104>割り当て作成 ステップ102で入力した条件の区分対象511、区分
数513に従い、記憶装置206に格納してある配達情
報600から、区分口の割り当てを作成する。図8は、
割り当て作成の処理フロー図である。図8を用いて、ス
テップ104の詳細な処理フローを説明する。 <ステップ801>配達情報600から、区分対象51
1に対応した配達区フィールド601を持つレコードに
ついて抽出する。 <ステップ802>次に、配達順番フィールド602の
番号順に各レコードをソートし、抽出されたレコード内
での配達順番を1から順に振る。 <ステップ803>次に、配達順番の順序性を保ったま
ま、2桁の順番<m><n>に振り直す。m,nの具体
的な計算例を次に示す。 n=Pを“1回目の区分数“で割った余り m=(P−n)/n 但し、m,nは、それぞれ、ステップ102で入力した
2回目の区分数、1回目の区分数より小さい数字であ
る。例えば、図9のレコード903の例では、配達順番
は、1300であるが、1回目の区分数が100、2回
目の区分数が150の場合、1300=<13><0>
となる。 <ステップ804>ステップ803で求めた<m><n
>に基づき、区分口割り当てを作成する。それぞれの住
所に対応したmが2回目の区分口番号に、nが1回目の
区分口番号になる。図9に割り当て結果を格納した割り
当てファイル900の例を示す。割り当てファイル90
0は、配達情報600から区分対象として、抽出した同
様に配達区フィールド601、配達順番フィールド60
2、住所コードフィールド603と、2回目の区分口フ
ィールド901と1回目の区分口フィールド902とか
らなる。2回目の区分口フィールド901には、mが、
1回目の区分口フィールド902には、nが入る。それ
ぞれの番号は、区分機200の区分口205の一つ一つ
に対応している。例えば、図9のレコード903の例で
は、2回目の区分の区分口番号は“13”と1回目の区
分の区分口番号は“0”となる。ステップ801からス
テップ804では、区分対象のすべての住所について、
区分口を割り当てているが、実際には、毎日、全住所に
ついて配達する郵便があるとは限らない。つまり、結果
的には、配達郵便のない住所に対して、区分口を割り当
てており、区分口を十分に活かしきれてない。そこで、
ステップ801において、もし、事前に配達区分処理な
どで、これから区分する郵便物を区分機に一度かけるな
どして、対象の郵便物の住所コードを記憶装置213に
格納している場合には、区分対象511に対応した配達
区フィールド601を持つレコード全てでなく、区分す
る住所コードについてのみ抽出することができる。これ
により、区分口の容量と数を、最大限に活用して、区分
口の割り当てを作成することができるため、なるべくオ
ーバーフローする郵便が少ないように区分することがで
き、オーバーフローした郵便物を再区分する時間を低減
できる。 〔2.区分口割り当てに基づく区分実行〕 <ステップ105>区分モードの入力 区分機200の区分モードとして道順組立モードを、入
力装置212を用いて、計算機211に入力する。道順
組立モードの場合には、さらに、区分回数が何回目であ
るかを入力する。図10は、区分モードの入力画面例で
ある。道順組立の1回目の区分であることを入力する。
ここで、区分回数の入力は、計算機が内部的にカウント
することで、予め回数を出力しておくことも可能であ
る。 <ステップ106>郵便物の投入 区分する郵便物を区分機200に投入口201から入力
する。郵便物の入力にあたっては、セットした郵便物
を、自動的に投入するフィーディング機能があることが
望ましい。 <ステップ107>認識 入力した郵便物1100の住所コードを宛名認識部20
2で、認識する。図11に郵便物1100のイメージを
示す。住所コード1101は、住所1102に対応した
一意のコードであり、予め引受局や配達業務の準備段階
で、郵便物の住所1102を文字認識して、対応する住
所コードを郵便物に印刷してある。ここで、認識されな
かった郵便物についてはステップ109にてリジェクト
用の区分口へ区分される。 <ステップ108>区分口番号の参照 認識した住所コード1101に従い、割り当てファイル
900から住所コードに対応した1回目の区分口への割
り当て902から区分口番号を参照する。もし、住所コ
ード1101に対応するものが、割り当てファイル90
0の住所コードフィールド604に無い場合には、ステ
ップ109にてリジェクト用の区分口に区分される。 <ステップ109>区分 郵便物は搬送路203を通って搬送され、区分制御弁2
04を制御することにより、参照した割り当ての区分口
番号に対応した区分口205へ郵便物1100を区分す
る。もし、ある区分口について、区分口の容量を越える
郵便物が区分された場合には、容量を越えた分について
は、オーバーフロー用の区分口に格納し、全ての郵便物
を区分して、区分口から取り出した後に、再度区分し
て、前に区分したものと併せる。 <ステップ110>全郵便についてくり返し 区分対象の全ての郵便物について順に、ステップ106
からステップ109までを繰り返す。 <ステップ111>区分モードの入力 区分機200の区分モードとして道順組立モードを、入
力装置212を用いて、計算機211に入力する。図1
0と同じ入力画面例で、道順組立の2回目の区分である
ことを入力する。また、ステップ105と同様に、区分
回数の入力は、計算機が内部的にカウントすることで、
予め回数を出力しておくことも可能である。 <ステップ112>取り出し、再投入 区分した郵便物1100を区分口から取り出して、区分
口番号の昇順、または降順の郵便物から、区分機200
に入力する。 <ステップ113>郵便物の宛名認識 ステップ108と同様に、入力した郵便物1100の住
所コードを宛名認識部202で、認識する。 <ステップ114>区分口番号の参照 認識した住所コード1101に従い、今度は、2回目の
区分であるため割り当てファイル900から住所コード
に対応した2回目の区分口への割り当て901から区分
口番号を参照し区分する。 <ステップ115>区分 ステップ110と同様に、参照した割り当ての区分口番
号に対応した区分口205へ郵便物1100を区分す
る。2回目の区分終了時には、2桁の配達順番にしたが
って、郵便物が並び替えられている。区分口の容量を越
えた場合に入りきれなかった郵便物については、オーバ
ーフロー用の区分口に格納し、全ての郵便物を区分し
て、区分口から取り出した後に、再度区分して、前に区
分したものと併せればよい。ただし、その際には、配達
順番に注意して併せる必要がある。 <ステップ116>全郵便物について繰り返し 区分対象の全ての郵便物について順に、ステップ112
からステップ115までを繰り返す。 <ステップ117>区分回数分繰り返し 設定した区分回数について、区分が終了するまで、ステ
ップ111からステップ116までの処理を繰り返す。
この例では、2回区分の例であるので、処理を終了す
る。全て区分を終了した時点で、区分口番号の順に取り
出して郵便物をまとめれば、郵便物を配達順番に並び替
えることができる。以上、本実施例によると、区分対象
の郵便物や区分機の構成に応じて、区分口の割り当てを
作成するため、効率良く、郵便物を配達エリア別に区分
し、配達順序に並び替えることができる。以上の実施例
では、2回の区分で道順に並びかえる方法についてのべ
たが、基数ソート法に従い、3回や4回などで区分する
こともできる。ただし、3回の場合は、区分口の割り当
てが3回分について必要になるため、配達順番を3桁に
振りなおす必要がある。区分回数を増やすと、区分口の
数が少なくて済むが、一方で処理時間が長くなるため、
配達箇所に対して、十分な区分口がある場合には、なる
べく区分回数が短い方がよい。その詳細な処理フローに
ついては、実施例で説明した、2回の区分で道順に並び
かえる方法から、当業者は容易に類推できるであろう。
また、区分後に配達区の切れ目がわかるようにする方法
の一つとして、区分する前に、模擬郵便物を混ぜておく
方法がある。配達情報600には、配達区の切れ目に模
擬郵便物用の住所を入れておき、対応する住所コードを
模擬郵便物に印刷しておく。模擬郵便物は、並べ替えが
終わった時点で目立つような色のものが望ましい。模擬
郵便物を混ぜて、上記の処理フローを実施することで、
区分処理後には、配達区の切れ目の位置に模擬郵便物が
入った状態で、配達順番に並びかえられている。これに
より、配達区の切れ目がひと目でわかり、区分後に郵便
物を配達員ごとに分ける作業がしやすくなる。次に、本
発明の第2の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図12は、本発明の第2の実施例を示す郵便処理方法の
処理フローチャートである。図12は、図1の処理フロ
ーとほぼ同じである。異なる点は、ステップ110のあ
とに、ステップ1201が入る点である。前後のステッ
プは、図1と同じ処理であるため、説明を省略する。 <ステップ1201>区分口割当ての変更 1回目の区分時に、区分した郵便物をチェックしておく
ことで、区分口の割り当てファイル900から、2回目
の区分口フィールド901で同じ区分口番号に入る郵便
物をカウントできる。そこで、割り当てられてない区分
口があって、区分口の容量を越える区分口がある場合に
は、該当する区分口番号の容量を越えないように2回目
の区分口の割り当てを、複数に分割して、番号を振りな
おすことで、オーバーフローする郵便物を減らすことが
できる。簡単な例を図13を用いて説明する。1310
は、1回目の区分で郵便物をチェックした際に、予想さ
れた2回目の区分結果である。区分口1302の郵便物
1305,1306がオーバーフローすることが予想さ
れている。この場合には、オーバーフローする130
5,1306の郵便物については、2回目の区分口の割
り当てをとなりの区分口1303に変更し、以下順に、
区分口1303に割り当てられていた郵便物をとなりの
区分口に割り当てていく。1320が、割り当ての変更
後の区分結果である。オーバーフローするはずであった
郵便物1305,1306は、区分口1303に割り当
てられれている。また、逆に、1回目の区分時に、郵便
物をチェックしておくことで、少なくとも2つの区分口
に区分される予定であった郵便物を同一の区分口に区分
するように割り当てを変更して、区分口の使用する数を
減らすことができる。これが、可能なのは、予想される
2回目の区分結果において、前後の区分口について、後
の区分口に入る全郵便物の配達順番の1桁目が、前の区
分口に入る全郵便物の配達順番の1桁目より大きい場合
で、なおかつ、区分口を一つにしても容量を越えない場
合である。図14に、簡単な例を示す。1410が1回
目の区分終了時に予想された2回目の区分結果である。
この場合、区分口1401と1402内の郵便物につい
ては、先の条件を満たすため、区分口1402に割当て
られていた郵便物は、割り当てを区分口1401に変更
する。さらに、区分口1403以降の郵便物について
も、同様にひとつ前の区分口に割当てを変更する。14
20が、割り当ての変更後の区分結果である。区分口1
401に2つの区分口に入る予定だった郵便物が配達順
番を保ったまま区分されている。次に、図2に示したシ
ステム構成図上で本発明による郵便処理システムを実現
する、第3の実施例を図15を用いて説明する。システ
ム構成の概要は、図2のそれと同じであるので説明を省
略する。なお、本実施例は図1を用いて説明した機能に
対応させて説明する。まず、郵便物の区分条件を入力装
置212により入力する。入力した区分条件に基づき、
郵便物の少なくとも2回の区分に対する区分口の割り当
てを作成する(1501)。郵便物を区分機200に入
力する。入力した郵便物の宛先を宛名認識部202で認
識する。認識した宛先に従い、作成した1回目の区分口
の割り当て900を参照する。参照した割り当ての区分
口へ郵便物を区分制御弁204を制御することにより、
区分する。郵便物の入力から区分までの処理を全ての郵
便物について繰り返す。区分した郵便物を、区分口の順
に区分機に入力する。入力した郵便物の宛先を宛名認識
部202で認識する。認識した宛先に従い、作成した区
分回数にあたる区分口の割り当て900を参照する。参
照した割り当ての区分口へ郵便物を区分する。郵便物の
入力から区分までの処理を、全ての郵便物について繰り
返す。全郵便物の入力から区分までの処理を、作成した
区分回数になるまで繰り返す。以上、本実施例によれ
ば、図1を用いて説明した実施例と同様に、区分機の構
成に対応して効率良く、郵便物を配達エリア別に区分
し、配達順序に並び替えることができる。また、以上の
第1から第3の実施例の場合には、道順組立の区分を1
台の機械で行う場合について述べたが、複数台の区分機
で1回目の区分と2回目の区分を分担して行う場合が考
えられる。図16に複数の区分機でのシステム構成図を
示す。この場合は、配達情報600と区分口の割当て情
報900を計算機間で通信し、共有することで、対応で
きる。これにより、複数の区分機が協調して作業でき、
処理時間の一層の短縮が図れる。
【発明の効果】本発明の郵便処理方法およびシステムに
よると、限られた区分機の性能を十分に活用して効率良
く、郵便物を配達エリア別に区分し、配達順序に並び替
えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の処理を示すフローチャ
ートである。
【図2】本発明を用いる郵便処理システムの構成図であ
る。
【図3】基数ソートの方法の概念図である。
【図4】区分口割当ての編集画面の例示図である。
【図5】区分口割当て条件の入力画面の例示図である。
【図6】配達情報のファイルの例示図である。
【図7】区分機情報のファイルの例示図である。
【図8】図1の郵便処理方法における区分口割当作成の
フローチャートである。
【図9】区分口割当情報のファイルの例示図である。
【図10】区分モードの選択画面の例示図である。
【図11】郵便物の例示図である。
【図12】本発明の第2の実施例の処理を示すフローチ
ャートである。
【図13】区分口の割当を変更し、複数の区分をまとめ
る方法の概念図である。
【図14】区分口の割当を変更し、一つの区分を分割す
る方法の概念図である。
【図15】本発明の郵便処理システムの一実施例の構成
図である。
【図16】本発明の適用可能なシステム構成の例であ
る。
【符号の説明】
200…区分機、 201…投入口、202…宛名認
識部、203…搬送路、204…区分制御弁、205…
区分口、211…計算機、 212…入力装置、213
…記憶装置、 214…出力装置。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】郵便物を区分する少なくとも一つの区分機
    と、前記区分機の構成情報と、郵便物の配達先と配達順
    番との対応からなる配達情報とを予め格納した記憶装置
    を持ち、前記区分機を制御する計算機を使用して郵便物
    を配達順番に並び替えて区分する、郵便処理システムに
    おいて、郵便物の区分条件を入力し、前記入力した区分
    条件に基づき、郵便物の少なくとも2回の区分に対する
    区分口の割り当てを作成し、前記郵便物を前記区分機に
    入力し、前記入力した郵便物の宛先を認識し、前記認識
    した宛先に従い、前記作成した1回目の区分口の割り当
    てを参照し、前記参照した割り当ての区分口へ前記郵便
    物を区分し、前記郵便物の入力から区分までの処理を全
    ての郵便物について繰り返し、前記区分した郵便物を、
    区分口の順に前記区分機に入力し、前記入力した郵便物
    の宛先を認識し、前記認識した宛先に従い、前記作成し
    た区分回数目にあたる区分口の割り当てを参照し、前記
    参照した割り当ての区分口へ前記郵便物を区分し、前記
    郵便物の入力から区分までの処理を、全ての郵便物につ
    いて繰り返し、前記全郵便物の入力から区分までの処理
    を、前記作成した区分回数になるまで繰り返す、ことを
    特徴とする郵便処理方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の郵便処理方法において、
    前記入力した区分条件は、区分回数、区分対象住所、区
    分数である、ことを特徴とする郵便処理方法。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の郵便処理方法において、
    前記区分口の割り当ての作成は、前記配達情報から前記
    入力した区分条件の区分対象のレコードを抽出し、前記
    抽出したレコードについて、配達順番でソートして、順
    番をつけなおし、前記付けなおした配達順番を、順序性
    を保ったまま、少なくとも2桁の配達順番に採番し、前
    記採番した配達順番の各桁にあたる番号を、下からの桁
    数に対応した回数の区分の区分口番号とする、ことを特
    徴とする郵便処理方法。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の郵便処理方法において、
    前記配達情報は、配達区域の節目に模擬郵便用のレコー
    ドを持ち、前記区分する郵便物は、前記模擬郵便を含
    む、ことを特徴とする郵便処理方法。
  5. 【請求項5】郵便物を区分する区分機と、前記区分機の
    構成情報と、郵便物の配達先と配達順番との対応からな
    る配達情報とを予め格納した記憶装置を持ち、前記区分
    機を制御する計算機を使用して郵便物を配達順番に並び
    替えて区分する、郵便処理システムにおいて、郵便物の
    区分条件を入力し、前記入力した区分条件に基づき、郵
    便物の少なくとも2回の区分に対する区分口の割り当て
    を作成し、前記郵便物を前記区分機に入力し、前記入力
    した郵便物の宛先を認識し、前記認識した宛先に従い、
    前記作成した1回目の区分口の割り当てを参照し、前記
    参照した割り当ての区分口へ前記郵便物を区分し、前記
    郵便物の入力から区分までの処理を全ての郵便物につい
    て繰り返し、前記1回目の区分結果から、前記作成した
    2回目以降の区分口の割当てを変更し、前記区分した郵
    便物を、区分口の順に前記区分機に再度入力し、前記入
    力した郵便物の宛先を認識し、前記認識した宛先に従
    い、前記変更した区分回数にあたる区分口の割り当てを
    参照し、前記参照した割り当ての区分口へ前記郵便物を
    区分し、前記郵便物の入力から区分までの処理を、全て
    の郵便物について繰り返し、前記全郵便物の入力から区
    分までの処理を、前記作成した区分回数になるまで繰り
    返す、ことを特徴とする郵便処理方法。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の郵便処理方法において、
    前記1回目の区分結果からの区分口の割当ての変更は、
    1回目の区分結果から、2回目以降の区分結果を計算
    し、容量を越える区分口は、区分口の容量を越えないよ
    うに区分口の割当てを変更する、ことを特徴とする郵便
    処理方法。
  7. 【請求項7】請求項5に記載の郵便処理方法において、
    前記1回目の区分結果からの区分口の割当ての変更は、
    1回目の区分結果から、2回目以降の区分結果を計算
    し、ある回の区分の前後の区分口について、後の区分口
    に入る全郵便物の配達順番の一つ前の区分回数に対応し
    た桁の数が、前の区分口に入る全郵便物の配達順番の該
    当する数字より大きく、かつ、区分口を一つにしても容
    量を越えない場合には、同一の区分口に割当てるように
    変更する、ことを特徴とする郵便処理方法。
  8. 【請求項8】郵便物を区分する少なくとも一つの区分機
    と、前記区分機の構成情報と、郵便物の配達先と配達順
    番との対応からなる配達情報とを予め格納した記憶装置
    を持ち、前記区分機を制御する計算機を使用して郵便物
    を配達順番に並び替えて区分する、郵便処理システムに
    おいて、郵便物の区分条件を入力する手段と、前記入力
    した区分条件に基づき、郵便物の少なくとも2回の区分
    に対する区分口の割り当てを作成する手段と、前記郵便
    物を前記区分機に入力する手段と、前記入力した郵便物
    の宛先を認識する手段と、前記認識した宛先に従い、前
    記作成した1回目の区分口の割り当てを参照する手段
    と、前記参照した割り当ての区分口へ前記郵便物を区分
    する手段と、前記郵便物の入力から区分までの処理を全
    ての郵便物について繰り返す手段と、前記区分した郵便
    物を、区分口の順に前記区分機に入力する手段と、前記
    入力した郵便物の宛先を認識する手段と、前記認識した
    宛先に従い、前記作成した区分回数にあたる区分口の割
    り当てを参照する手段と、前記参照した割り当ての区分
    口へ前記郵便物を区分する手段と、前記郵便物の入力か
    ら区分までの処理を、全ての郵便物について繰り返す手
    段と、前記全郵便物の入力から区分までの処理を、前記
    作成した区分回数になるまで繰り返す手段と、からなる
    ことを特徴とする郵便処理システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008506521A (ja) * 2004-07-21 2008-03-06 ドイチェ ポスト アーゲー 郵便分別方法および装置
KR100912507B1 (ko) * 2007-09-18 2009-08-17 한국전자통신연구원 다량 우편물 생성 시스템 및 그 생성 방법
CN109759336A (zh) * 2019-03-01 2019-05-17 北京掌上先机网络科技有限公司 一种货物分拣方法、处理设备、控制器、***及介质
CN111069058A (zh) * 2019-11-27 2020-04-28 北京友宝在线科技股份有限公司 货物分拣方法及其装置和计算机可读存储介质

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