JPH09168284A - 補助バッテリ装置 - Google Patents

補助バッテリ装置

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JPH09168284A
JPH09168284A JP7346201A JP34620195A JPH09168284A JP H09168284 A JPH09168284 A JP H09168284A JP 7346201 A JP7346201 A JP 7346201A JP 34620195 A JP34620195 A JP 34620195A JP H09168284 A JPH09168284 A JP H09168284A
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battery
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
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    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 限られた車室内空間の有効利用を可能とした
交流100ボルトを供給する補助バッテリ装置を提供す
ることを課題とする。 【解決手段】 少なくとも補助バッテリ12と、インバ
ーター13と、補助バッテリ12とインバーター13と
接続しインバーター13への電流を制御する回路Aを防
水加工の施されたケースに収納した補助バッテリ装置7
を、防水型コネクタ−10,11を介して車両1に搭載
されているオルタネーター17及びオルタネ−ター17
の出力を一方向にのみ流すアイソレ−ター18とから構
成した車両側回路に接続可能にし、車両1後部に設けた
スペアタイヤキャリア装置5に裏面を外側にして取付け
られたスペアタイヤ4のホィール4a内側に支持装置6
及び保持具8により取付け保持させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交流100ボルト
を供給することが可能な補助バッテリ装置及び補助バッ
テリ装置の取付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、直流を交流に変換する直流/
交流インバーター回路(以下、インバーター)を内蔵す
ると共に、ハーネスを介してバッテリ等の直流12ボル
ト電源と接続することで直流12ボルトを交流100ボ
ルトに変換し、車室内等においてテレビ等の各種電気機
器の利用を可能としたインバーター装置が用いられてい
る。このようなインバーター装置としては、車両に搭載
されている車載バッテリに接続するものや、車載バッテ
リとは別個の補助電源用の補助バッテリを車室内に搭載
し、これに接続するもの等がある。
【0003】車両に搭載されている車載バッテリに接続
するインバーター装置では、車載バッテリの電圧低下に
より、エンジンを再駆動できなくなる虞れがあるため、
このような装置を使用する場合にはエンジンを駆動させ
た状態を維持する必要がある。このため、燃費が悪化す
る等の課題があり、長時間の使用には適していない。
【0004】そこで、エンジンを停止させた状態におい
ても車載バッテリの電圧低下によるエンジンの再駆動が
できなくなるのを防ぐために、実開昭53−11694
1号公報には、車載バッテリを1個当たりの容積及び電
気容量が従来の車載バッテリより少ない2個の小型バッ
テリとし、一方をセルモータ駆動用バッテリとし、他方
を車両のワイパー,ラジオ等の電装品を作動させるバッ
テリとすると共に、エンジンを駆動させた状態において
はオルタネーターにより充電可能としたものが開示され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、車載バ
ッテリを2個の小型バッテリとしたものでは、1個当た
りの電気容量が少なくなるため、バッテリの電圧低下が
生じ易くなり、エンジンを停止させた状態でのインバー
ター装置の使用時間、供給可能な電気容量が限定されて
しまう。更に、インバーター装置を車載バッテリに接続
して使用するため、インバーター装置の使用場所が車室
内又は車両近傍と限定されてしまうという課題がある。
【0006】また、インバーター装置を補助バッテリに
接続するものでは、車室内等に補助バッテリを搭載しな
ければならず、小型系のレクリエーションビークル等に
おいては、限られた車両スペースの中のどこに補助バッ
テリ装置を搭載するかが課題となっている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、車両に搭載されている車載
バッテリとは別個のバッテリを補助バッテリとして車両
に搭載し、補助バッテリと直流を交流に変換するインバ
ーターとを接続することで交流100ボルトを供給する
補助バッテリ装置において、少なくとも補助バッテリ
と、インバーターと、補助バッテリとインバーターに接
続されインバーターへの電流を制御する電気素子から構
成した回路を防水加工の施されたケースに収納する構成
としたものである。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、少なくと
も車両に搭載されているオルタネーターと、該オルタネ
ーターの出力を入力とし、一方向にのみ電流を流す1入
力2出力のアイソレーターとから車両側回路を構成し、
車両側回路と回路をコネクターを介して接続すること
で、アイソレーターの一方の出力からのみインバーター
に電流が流れる構成としたものである。
【0009】さらに、請求項3に記載の発明は、回路に
補助バッテリからインバーターへの電流を制御するイン
バータースイッチを設け、車両側回路にオルタネーター
から回路への電流を制御するリモコンスイッチを設けた
ものである。
【0010】さらにまた、請求項4に記載の発明は、補
助バッテリ装置が車両後部に設けられたスペアタイヤキ
ャリア装置にホィールの裏面を外側に向けた状態で取付
けられたスペアタイヤのホィール内側に、スペアタイヤ
と共にスペアタイヤキャリア装置に取付けられる固定部
と補助バッテリ装置を載置する載置部とから形成した支
持装置を介して着脱自在に取付けられる構成としたもの
である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明に係わる補助バッテ
リ装置を搭載した車両の後方斜視図、図2はスペアタイ
ヤを取外した状態での図1のA矢視図、図3は図1のB
−B線に沿った断面図である。図面に示すように車両1
の後部には一方の側端が枢支されて車幅方向に開閉可能
なリヤゲート2が設けられており、リヤゲート2の下方
には後方に向けて延出したリヤバンパ3が設けられてい
る。そして、スペアタイヤ4がリヤバンパ3上に立設し
たスペアタイヤキャリア装置5にスペアタイヤ4のホィ
ール4Aの裏面を外側に向けた状態で取付け支持されて
いる。
【0012】スペアタイヤキャリア装置5は、リヤバン
パ3に車幅方向に回動可能に立設した支柱部5Aと、一
端を支柱部5Aに支持され他端にリヤバンパ3上に突設
されたバンパ突起部3Aに係合可能なロック部5Bを設
けた基部5Cと、基部5Cの両端部からリヤゲート2の
傾斜に沿って斜め上方へ起立する2本のパイプ部5D,
5Dと、2本のパイプ部5D,5Dにより支持され、ス
ペアタイヤ4のホィール4Aの図示しないボルト孔及び
ハブ孔に対応する取付け孔5E、孔5Fを有するスペア
タイヤ取付け部5Gとから構成されている。
【0013】スペアタイヤ4のホィール4A内部には、
後述する支持装置6の一端に設けられた固定部6Aがス
ペアタイヤ取付け部5Gにスペアタイヤ4と共にボルト
及びナットにより共締めされ、固定部6Aの他端から車
両1の後方に水平に延長した載置部6B上に後述する補
助バッテリ装置7が後述する保持具8により固定支持さ
れている。また、補助バッテリ装置7には露出した状態
で延出し一端に防水型コネクター10を備えるハーネス
9が設けられており、車両1のエンジンルーム内に搭載
されたオルタネーター等の電気系統に一端を接続され、
他端をパイプ5Dに取付けられているハーネス9A端部
の防水型コネクター11と接続される構成となってい
る。
【0014】図4(A)及び図4(B)に示すように補
助バッテリ装置7は、一体成形され防水加工の施された
樹脂製のケース7Aから構成されており、ケース7A下
部のロア部7B内部に補助バッテリ12を収納し、ケー
ス7A上部のアッパ部7C内部に直流を交流に変換する
インバーター13及び補助バッテリ12とインバーター
13に接続し、インバーター13への電流を制御する電
気素子から構成した回路A(図示せず)を収容した構成
となっている。更に、アッパ部7Cには、開閉可能な窓
7Dが設けられており、窓7Dの内側には交流100ボ
ルトを取出せる補助バッテリ側コンセント14と、補助
バッテリ12からインバーター13への電流を制御し回
路Aを構成するインバータースイッチ15とが設けられ
ている。また、アッパ部7Cの上端には、グリップ7E
が設けられており、グリップ7Eを把握することで補助
バッテリ装置7の持運びが容易に行なえる構成となって
いる。
【0015】図5に示すように、回路Aは、補助バッテ
リ12と、インバーター13に接続されると共に、補助
バッテリ12からの電流を制御するインバータースイッ
チ15と、インバータースイッチ15を介して補助バッ
テリ12と防水型コネクタ−10に接続したリレーコイ
ル16と、防水型コネクター10及び補助バッテリ12
と接続し、リレーコイル16が励磁することで閉じ、イ
ンバーター13へ電流を流す常開のリレー接点16Aと
の電気素子から構成されており、防水型コネクター1
0,11を介して車両1のオルタネーターを始めとする
電気系統(車両側回路B)に接続可能となっている。更
に、インバーター13は補助バッテリ側コンセント14
と接続しており交流100ボルトの取出しが可能となっ
ている。
【0016】車両側回路Bは、エンジンの回転に伴い発
電するオルタネーター17と、オルタネーター17の出
力を入力とし内部にダイオード18A,18Bを並列に
設け一方向にのみ電流を流す1入力2出力のアイソレー
ター18と、車両1の車載バッテリ19と、防水型コネ
クター11,10を介してアイソレーター18のダイオ
ード18A及び車載バッテリ19のプラス側端子と接続
し、リレーコイル16への電流を制御するインバーター
リモコンスイッチ20と、インバーターリモコンスイッ
チ20と防水コネクタ−11との間に設けられ、補助バ
ッテリ12から電流が流れこむのを防止するダイオ−ド
20Aと、防水型コネクター11,10を介してインバ
ーター13と接続した交流100ボルトの取出しが可能
な車両側コンセント14Aとから構成されている。
【0017】エンジンを駆動させた状態においては、オ
ルタネーター17の出力がアイソレーター18の一方の
ダイオード18Aを介して車載バッテリ19又はインバ
ーターリモコンスイッチ20へ流れる。インバーターリ
モコンスイッチ20を閉じることでオルタネーター17
または車載バッテリ19からの電流がコネクター11,
10を介してリレーコイル16に流れ、リレーコイル1
6に励磁されリレー接点16Aが閉じる。リレー接点1
6Aが閉じることでオルタネーター17からの電流がア
イソレーター18の他方のダイオード18B,コネクタ
ー11,10,リレー接点16Aを介してインバーター
13に流れ、インバーター13において直流から交流に
変換され、補助バッテリ側コンセント14及び車両側コ
ンセント14Aから交流100ボルトの取出しが可能と
なる。
【0018】また、インバーターリモコンスイッチ20
を開いた状態でインバータースイッチ15を閉じると、
補助バッテリ12の電流がインバータースイッチ15を
介してリレーコイル16に流れ、リレー接点16Aが閉
じる。補助バッテリ12からの電流がリレー接点16A
を介してインバーター13に流れ、直流から交流に変換
され、補助バッテリ側コンセント14及び車両側コンセ
ント14Aから交流100ボルトの取出しが可能とな
る。エンジンを停止させた状態において、インバーター
リモコンスイッチ20を閉じた場合には、車載バッテリ
19からの電流がリレーコイル16に流れ、リレー接点
16Aが閉じ、補助バッテリ12からの電流がインバー
ター13に流れる構成となっている。
【0019】なお、アイソレーター18は一方向のみに
電流を流すため、車載バッテリ19からの電流はインバ
ーター13に流れず、エンジンを停止させた状態でイン
バーターリモコンスイッチ20を閉じた場合にリレーコ
イル16に微量の電流が流れるだけなので補助バッテリ
装置7の使用による車載バッテリ19の電圧低下を考慮
する必要がない。さらに、補助バッテリ12と車載バッ
テリ19はアイソレーター18及びダイオ−ド20Aに
より電気的に分離された状態、すなわち、補助バッテリ
12からの電流は車載バッテリ19に流れず、車載バッ
テリ19からの電流は補助バッテリ12に流れないよう
接続されており、両バッテリ間による充電は行なわれ
ず、一方のバッテリの電圧低下に伴い、他方のバッテリ
による一方のバッテリの充電を防ぎ、充電による他方の
バッテリの電圧低下を防ぐことで、両方のバッテリが同
時に電圧低下することを防いだ構成となっている。
【0020】次に、支持装置6及び保持具8について図
6及び図7を参照して説明する。支持装置6は固定部6
Aと載置部6Bとから構成されており、固定部6Aに
は、スペアタイヤ取付け部5Gの取付け孔5E及び5F
と一致した位置に開口した貫通穴6C,6C’と、固定
部6Aから車両1の後方に延出する一対の延出部6D,
6Dと、一対の延出部6D,6Dにより両端を支持され
補助バッテリ装置7を載置した状態でケース7Aに当接
する当接部6Eが設けられており、当接部6Eにはその
両端部近傍に補助バッテリ7を当接部6Eに保持させる
保持具8の一端を係止する係合孔6F,6Fが開口して
いる。載置部6Bの上面には、上方に突設し前後両端で
補助バッテリ装置7の車両前後方向の動きを規制する突
起部6G,6Gが設けられており、載置部6Bの下面に
は、下方に突設しスペアタイヤ4のホィール4Aの内面
に当接することで、支持装置6の不意の落下を防止する
凸部6Hが設けられている。
【0021】保持具8は、一端部にフック部8Cと他端
部にタングプレート8Eを設けた第1バンド8Aと、一
端部にフック部8Cと他端部にタングプレート8Eが挿
入され、タングプレート8Eの挿入状態を保持するロッ
ク機構8Dを備えたバックル8Fを設けた第2バンド8
Bとから構成され、図8に示すように、フック部8C,
8Cをそれぞれ当接部6Eに開口した係合穴6F,6F
にそれぞれ係合させ、タングプレート8Eをバックル8
Fに挿入し、ロック機構8Dをロック状態とすること
で、補助バッテリ装置7が支持装置6に着脱自在に取付
けられる構成となっている。
【0022】上記構成とした補助バッテリ装置7の載置
及び使用方法について説明する。スペアタイヤキャリア
装置5にスペアタイヤ4を取付ける場合、ホィール4A
の表面がスペアタイヤ取付け部5Gと向き合うよう取付
け、ホィール4Aの内部に支持装置6を配置した状態
で、スペアタイヤ取付け部5Gにボルト及びナットによ
りスペアタイヤ4と支持装置6を取付ける(図3参
照)。
【0023】取付け状態において、支持装置6の当接部
6Eに開口した係合穴6F,6Fに保持具8のフック部
8C,8Cを係合させた状態で載置部6B上に補助バッ
テリ装置7を載置する。このとき、補助バッテリ装置7
は、突起部6G,6Gにより移動が規制され、保持具8
のタングプレート8Eをバックル8Fに挿入し、ロック
装置8Dをロック状態にすることで補助バッテリ装置7
の取付け状態が保持される。次に、ハーネス9を支持装
置6の貫通孔6C’,ホィール4Aのハブ孔,スペアタ
イヤ取付け面5Gの孔5Fに通し、ハーネス9の防水型
コネクター10とパイプ部5Dに取付けられているハー
ネス9Aの防水型コネクター11とを接続する。なお、
取外しは、取付けと逆の手順で行なわれる。
【0024】次に補助バッテリ装置7の使用方法につい
て説明する。補助バッテリ装置7を支持装置6に取付け
た状態においては、インバーターリモコンスイッチ20
を閉じることで、エンジンにより駆動されているオルタ
ネーター17からの直流12ボルトの電流がインバータ
ー13で交流100ボルトに変換され、補助バッテリ側
コンセント14,車両側コンセント14Aにおける交流
100ボルトの取出しが可能となる。なお、エンジンを
駆動させた状態において補助バッテリ装置7を使用しな
い場合には、車載バッテリ19はもちろんのこと、補助
バッテリ12が充電される。
【0025】また、エンジンを止めた状態においては、
インバーターリモコンスイッチ20又はインバータース
イッチ15を閉じることで、補助バッテリ12の直流1
2ボルトの電流がインバーター13で交流100ボルト
に変換され、補助バッテリ側コンセント14,車両側コ
ンセント14Aから交流100ボルトの取出しが可能と
なる。
【0026】更に、補助バッテリ装置7を支持装置6及
び保持具8から取外し、防水型コネクター10と11と
を取外した状態においても、補助バッテリ12を電源と
しインバーター13で直流を交流に変換することで、補
助バッテリ側コンセント14から交流100ボルトの取
出しが可能となる。また、取外した状態においては、車
室内に限定されず、グリップ7Eを把握することで持運
びを容易に行なうことができると共に、防水加工の施さ
れたケースに収納されているため、雨の日等においても
車室外での使用が可能である。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明による補助バッテリ
装置では、車両に搭載されている車載バッテリとは別個
のバッテリを補助バッテリとして車両に搭載し、補助バ
ッテリと直流を交流に変換するインバーターとを接続す
ることで交流100ボルトを供給する補助バッテリ装置
において、少なくとも補助バッテリと、インバーター
と、補助バッテリとインバーターと接続しインバーター
への電流を制御する電気素子から構成した回路を防水加
工の施されたケースに収納する構成としたことで、補助
バッテリからの電流により交流100ボルトの取出しが
行なえ、車両に搭載されている車載バッテリの電圧低下
を考慮することなく補助バッテリ装置単体で使用するこ
とができると共に、持運びができるため車室内に限定さ
れず雨の日等においても野外で使用することもできる。
【0028】また、少なくとも車両に搭載されているオ
ルタネーターと、オルタネーターの出力を入力とし、一
方向にのみ電流を流す1入力2出力のアイソレーターと
から車両側回路を構成し、車両側回路と回路をコネクタ
ーを介して接続することで、アイソレーターの一方の出
力からのみインバーターに電流が流れる構成としたこと
で、エンジンを駆動させた状態においては、オルタネー
ターの出力により補助バッテリの充電が可能であると共
に、オルタネーターの出力により補助バッテリ装置を使
用することができる。アイソレーターは一方向のみに電
流を流すため、車載バッテリからの電流はインバーター
に流れず、車載バッテリの電圧低下を考慮することなく
補助バッテリ装置を使用することができると共に、補助
バッテリからの電流はアイソレ−タ−及びダイオ−ドに
より車載バッテリに流れないため、一方のバッテリの電
圧低下によるバッテリ間の充電が行なわれず、両方のバ
ッテリが同時に電圧低下することを防ぐことができる。
【0029】さらに、回路に補助バッテリからインバー
ターへの電流を制御するインバータースイッチを設け、
車両側回路にオルタネーターから回路への電流を制御す
るリモコンスイッチを設けたことで、エンジンを駆動さ
せた状態においてはオルタネーターを電源とし、エンジ
ンを停止させた状態においては補助バッテリを電源とす
る等適宜電源を切換えることができ、車載バッテリの電
圧低下を考慮することなく交流100ボルトの取出しが
行なえる。
【0030】さらにまた、補助バッテリ装置が、車両後
部に設けられたスペアタイヤキャリア装置にホィールの
裏面を外側に向けた状態で取付けられたスペアタイヤの
ホィール内側に、スペアタイヤと共にスペアタイヤキャ
リア装置に取付けられる固定部と補助バッテリ装置を載
置する載置部とから形成した支持装置を介して着脱自在
に取付けられるため、補助バッテリ装置を車室外に搭載
することができ、限られた車両スペースの中を有効に利
用することができる等実用上多大な効果をもたらし得る
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる補助バッテリ装置を搭載した車
両の後方斜視図。
【図2】スペアタイヤを取外した状態での図1のA矢視
図。
【図3】図1のB−B線に沿った断面図
【図4(A)】本発明に係わる補助バッテリ装置の外観
を示す斜視図。
【図4(B)】図4(A)のC−C線に沿った断面図。
【図5】本発明に補助バッテリ装置の回路と車両側回路
の説明図。
【図6】本発明に係わる補助バッテリ装置の支持装置。
【図7】本発明に係わる補助バッテリ装置の保持具。
【図8】本発明に係わる保持具を支持装置に取付けた状
態の説明図。
【符号の説明】
1 車両 2 リヤゲート 3 リヤバンパ 4 スペアタイヤ 5 スペアタイヤキャリア装置 6 支持装置 7 補助バッテリ装置 7A ケース 8 保持具 9 ハーネス 9A ハーネス 10 防水型コネクター 11 防水型コネクター 12 補助バッテリ 13 インバーター 14 補助バッテリ側コンセント 14A 車両側コンセント 15 インバータースイッチ 16 リレーコイル 16A リレー接点 17 オルタネーター 18 アイソレーター 19 車載バッテリ 20 インバーターリモコンスイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載されている車載バッテリとは
    別個のバッテリを補助バッテリとして車両に搭載し、前
    記補助バッテリと直流を交流に変換するインバーターと
    を接続することで交流100ボルトを供給する補助バッ
    テリ装置において、少なくとも前記補助バッテリと、前
    記インバーターと、前記補助バッテリと前記インバータ
    ーに接続され前記インバーターへの電流を制御する電気
    素子から構成した回路を防水加工の施されたケースに収
    納する構成としたことを特徴とする補助バッテリ装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも車両に搭載されているオルタ
    ネーターと、前記オルタネーターの出力を入力とし、一
    方向にのみ電流を流す1入力2出力のアイソレーターと
    から車両側回路を構成し、前記車両側回路と前記回路を
    コネクターを介して接続することで、前記アイソレータ
    ーの一方の出力からのみ前記インバーターに電流が流れ
    る構成としたことを特徴とする請求項1に記載の補助バ
    ッテリ装置。
  3. 【請求項3】 前記回路には前記補助バッテリから前記
    インバーターへの電流を制御するインバータースイッチ
    を設け、前記車両側回路に前記オルタネーターから前記
    回路への電流を制御するリモコンスイッチを設けたこと
    を特徴とする請求項2に記載の補助バッテリ装置。
  4. 【請求項4】 前記補助バッテリ装置は、車両後部に設
    けられたスペアタイヤキャリア装置にホィールの裏面を
    外側に向けた状態で取付けられたスペアタイヤのホィー
    ル内側に、スペアタイヤと共に前記スペアタイヤキャリ
    ア装置に取付けられる固定部と前記補助バッテリ装置を
    載置する載置部とから形成した支持装置を介して着脱自
    在に取付けられる構成としたことを特徴とする請求項1
    乃至請求項3に記載の補助バッテリ装置。
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