JPH09165149A - エレベータシステム - Google Patents

エレベータシステム

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JPH09165149A
JPH09165149A JP8319343A JP31934396A JPH09165149A JP H09165149 A JPH09165149 A JP H09165149A JP 8319343 A JP8319343 A JP 8319343A JP 31934396 A JP31934396 A JP 31934396A JP H09165149 A JPH09165149 A JP H09165149A
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JP
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car
deck
transfer
frame
cab
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Withdrawn
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JP8319343A
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English (en)
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A Powell Bruce
エイ.パウエル ブルース
Joseph Bittar
ビター ジョセフ
H Barker Frederick
エイチ.バーカー フレデリック
Samuel C Wan
シー.ワン サミュエル
John K Salmon
ケネディー サーモン ジョン
Paul Bennett
ベネット ポール
Cooney Anthony
クーニー アンソニー
Richard Charles Mccarthy
チャールズ マッカーシー リチャード
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Otis Elevator Co
Original Assignee
Otis Elevator Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水平方向に移動可能なかご室が一つの昇降路
におけるかごフレームから他の昇降路におけるかごフレ
ームまで移送されるエレベータ昇降路の使用を改善す
る。 【解決手段】 水平方向に起動可能なエレベータかご室
(22,23)は、第1のかごフレーム(26)の上部
デッキから第2のかごフレーム(27)上部デッキま
で、および第2のかごフレームの下部デッキから第1の
かごフレームの下部デッキまで、移送される。ダブルデ
ッキかごフレームを有する3つのエレベータ昇降路はコ
ンピュータルーチンによって制御される。かご室をかご
フレームからかごフレームまで動かすためのラックとピ
ニオン水平方向起動手段は、もちろん、簡単に開示され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第2のかごフレー
ムの上部デッキから第1のかごフレームの上部デッキま
で第2のかごを移送しているとき、第1の昇降路におけ
る第1のエレベータかごフレームの下部デッキから第2
の昇降路における第2のエレベータかごフレームまで、
第1の水平方向に移動可能なエレベータかごを移送し、
2つのかごが2つの昇降路において同時に移動できるよ
うにしたエレベータシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】通常のエレベータの昇降システムにおけ
る軽いウェイトでは実際の移行長さが制限される。その
制限を越える高層ビルの部分に到着するために、乗客を
スカイロビーに運び、それから乗客はビルディングのよ
り高い階まで運ぶ他のエレベータまで走歩で歩くのが一
般的である。しかしながら、乗客が群れをなしてぐるぐ
る回ることは、混乱したものであるとともに、ビルディ
ングにおける上方又は下方への乗客の定常な流れを妨害
することになる。
【0003】ビルディングの上部フロアへの乗客の全て
はビルディングの下部フロアを通して上方に移動しなけ
ればならない。それ故に、ビルディングが高くなるにつ
れて、より多くの乗客は、下部フロアを通して移動しな
ければならず、より多くのビルディングがエレベータ昇
降路(ここで、コアと称される)を多く備えることを要
求している。充分な乗客をビルディングの上部到着階ま
で動かすのに必要とされるコアの量を減少させるため
に、エレベータ昇降路の有効な使用の増加が要求され
る。例えば、公知のダブルデッキかごは、通行のピーク
中に動かされる乗客の数が2倍となり、必要とされる昇
降路はほぼ半分になる。昇降路を移動する多くのかご室
を有するための提案として、ダブルデッキスラングシス
テムがあり、このダブルデッキスラングシステムでは、
高いかご室は、ローピング比により低いかご室の2倍の
距離を動き、エレベータは昇降路の側壁上のリニアイン
ダクションモータ(LIM)によって駆動され、ローピ
ングの必要性が低減される。しかしながら、ダブルデッ
キスラングシステムは非常に高いビルディングにおける
スカイロビーに乗客を運ぶためには使用価値が少なく、
カウンタウェイトなくしては、モータ要素とエネルギー
消費が非常に大きいので、LIMはまだ実用的でない。
【0004】長い距離に到達するために、地階から第2
の昇降路における第2のエレベータかごフレーム内を動
かされるとともにビルディングにおいて上方に動かされ
る等の移送階まで、エレベータかごは第1の昇降路にお
ける第1のかごフレームにおいて動かされる。このこと
は、同時に出願された同じ出願人の米国特許出願8/5
64,754号に開示されている。しかしながら、単一
のかご室のみが常に動いており、他のかごフレームは昇
降路で待ち状態である。それ故に、前述したシステム
は、ビルディングにおける非常に大きな高さに到達する
には有用であるが、コアの浪費となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、水平
方向に移動可能なかご室が一つの昇降路におけるかごフ
レームから他の昇降路におけるかごフレームまで移送さ
れるエレベータ昇降路の使用を改善することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のエレベータシステムは、複数の階層を有す
るビルディング用のエレベータシステムであって、各
々、低い端部から高い端部まで移動可能なダブルデッキ
エレベータかごフレームを有する、複数の重複するエレ
ベータ昇降路と、各々、乗客アクセスドアを有する複数
の移動可能なエレベータかご室と、前記かごフレームの
第1のかごフレームの下部デッキから前記かごフレーム
の第2のかごフレームまで、又は前記第2のかごフレー
ムの下部デッキから前記第1のかごフレームの下部デッ
キまで、前記かご室を水平に動かすための選択的に動作
可能な下部起動手段と、前記第1のかごフレームの上部
デッキから前記第2のかごフレームの上部デッキまで、
又は前記第2のかごフレームの上部デッキから前記第1
のかごフレームの上部デッキまで、前記かご室を水平に
動かすための選択的に動作可能な乗客起動手段と、前記
かごフレームのいずれか一つの下部デッキにおいて前記
かご室の存在を検出するとともに対応するかご室インロ
ワーデッキ信号を供給するための手段と、前記かごフレ
ームのいずれか一つの上部デッキにおいて前記かご室の
存在を検出するとともに対応するかご室インアッパデッ
キ信号を供給するための上部手段と、前記昇降路におけ
る前記かごフレームの位置を検出するとともに対応する
位置信号を供給するための手段と、前記かごフレームの
一つがロビーフロアの対応する一つであることを示す前
記位置信号に応答し、前記かご室ドアが開かれかつ充分
に閉じられた後に、前記かごフレームに一つのロビーフ
ロアからの方向と、移送上部手段とそれぞれ前記かご
が、前記デッキに対応する一つ,該一つのかごフレーム
の上部又は下部から対応するデッキ,他のかごフレーム
の対応する上部又は下部まで移送されることを示す移送
下部信号のどちらかを示す、前記一つのかごフレーム用
の第1のかご方向指令を供給するための信号処理手段、
および前記対応するかご方向指令の一つの存在によって
示された方向における昇降路に沿って対応するかごフレ
ームを動かすための前記かご方向指令の対応する一つの
存在に応答する、前記かごフレーム用のかご運動手段、
とからなり、前記昇降路は、前記昇降路の他の高い端部
と同じビルディング階層でその低い端部を有するビルデ
ィングにおける前記昇降路の最も低いものを除き、各昇
降路は、他の一つの低い端部と同じビルディング階層で
高い端部を有する前記ビルディングにおける最も高いも
のを除き、前記最も低いものはその低い端部に乗客ロビ
ーを有するとともに、前記昇降路の前記最も高いもの
は、その高い端部に乗客ロビーを有し、前記信号処理手
段は、前記かごが、前記ロビーフロアの一つ以外の位置
で、前記一つのかご用の前記方向指令の不存在と前記か
ご用の前記かごインロワーデッキ信号の存在のどちらか
であることを示す前記位置信号に応答し、前記一つのか
ご用の前記移送下部信号に応答して、かご室を前記一つ
のかごの下部デッキから前記他のかごフレームので移送
し、かご室を前記他のかごの上部デッキから前記一つの
かごの上部デッキまで移送するために、前記他のかごフ
レーム用の前記移送上部信号に応答して前記上部起動手
段を同時に動作させる、前記下部起動手段を操作し、前
記一つのかご用の前記移送上部信号に応答して、かご室
を前記一つのかごの上部デッキから前記他のかごフレー
ムまで移送し、かご室を前記他のかごの下部デッキから
前記一つのかごの上部デッキまで移送するために、前記
他のかごフレーム用の前記移送下部信号に応答して前記
上部起動手段を同時に動作させる、前記上部起動手段を
操作し、かつさもなくば、前記かごフレーム用の前記移
送下部信号と前記移送上部信号の両方の不存在におい
て、前記位置からの方向を示す、前記一つのかごフレー
ム用の第2のかご方向指令を供給する。
【0007】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、エレベータシ
ステム運ぶためには3つの別々な昇降路19〜21によ
って構成されており、これらの昇降路の各々には、乗客
を包含しているかご室を除いて、一対のかご室22,2
3があり、これらのかご室は3つの昇降路19〜21間
で移送される。各エレベータはダブルデッキフレーム2
6〜28,ホイストロープ30〜32,昇降機34〜3
6を含み、昇降機34〜36は、かご制御機40〜42
に沿って機械室37〜39に配設された、モータ,シー
ブおよびブレーキを含んでいる。ここで、制御の目的の
ために、昇降路19〜21におけるエレベータは、それ
ぞれかご1,かご2,かご3として言及される。かご1
は、一対のロビーフロア45,46と第1の対の移送フ
ロア47,48間の乗客を運び、移送フロア47,48
はかご1に対しては移送フロアおよびかご2に対しては
低いフロアを示す。かご2は第1の移送フロア47,4
8から第2の対の移送フロア49,50まで乗客を運
ぶ。かご3は第2の対の移送フロア49,50と一対の
上部ロビーフロア51,52間の乗客を移送する。
【0008】かご3は、第2の対の移送フロア49,5
0と一対の上部ロビーフロア51,52間の乗客を移送
し、時々、レストランロビー,展望フロア,又はローカ
ルエレベータ(急行運行によって又は急行運行によら
ず)によって、乗客がまだ高い(又は低い)フロアまで
乗り込む。エレベータかご室22,23とロビーフロア
45,46,51,52間のアクセスは昇降路ドア55
〜58によってなされる。各昇降路19〜21の底部に
は、知られているように、緩衝器60〜62が設けられ
ている。各エレベータは他の設備、たとえばカウンタウ
ェイト,ガバナー,安全装置などを備えており、これら
はダブルデッキエレベータでは知られたものであり、本
発明に対しては特別なものではなく、従ってここに示す
必要がない。
【0009】以下に図8に関して述べられているよう
な、同時に出願された同じ出願人による米国特許出願8
/564,754により充分に示されているように、移
送フロアに、例えばシャックスクリューアッセンブリー
のようなかごの1つのフレーム26〜28から他のかご
のフレームまでかご22,23を移送するための水平移
動手段64〜71が設けられている。
【0010】かご22〜23は、1つのフレーム26〜
28のプラットホームから他のフレーム26〜28のプ
ラットホームまでかごをローリングさせるために、ホイ
ールに配設されている。かご室22〜23には、乗客が
上部と下部ロビーフロア45,46,51,52にアク
セスできるように、ドア操作機構によって操作される
(図1に示すように右側に)通常タイプのドアが設けら
れている。しかしながら、ドアは移送フロア47〜50
では開かない。各ドアはフロアロックを備えており、こ
のフロアロックは、この実施例においては、単に双安定
ソレノイドプランジャによって構成され、このプランジ
ャーは、前記同じ出願人に示されているように、プラン
ジャが昇降路に支持されたプレートに係合するロック位
置に移動される。2重コイルを使用することによって、
双安定ソレノイドは、コイルが消磁されかつプランジャ
が励磁された後に、プランジャを図示のように係合させ
るために、コイルを励磁させる。かごが動かされる時、
反対のコイルはプランジャに係合を外させるように動か
し、その後、他のコイルが再び操作されるまで、プラン
ジャは外れたままに残る。フロアロックを使用すること
によって、かご室があるフレームから他のフレームに移
送されるにつれて、ロープの伸びの変化によるかごフレ
ーム26〜28の誤動作が減少する。プレートは、かご
室22,23を、フレーム26〜28間でロールできる
敷居(一つの敷居のみが図1において同じである)と結
合される。かごフレーム26〜28の各々は、プランジ
ャからなるかご室/かごロックシステムを有し、プラン
ジャは前述の同じ出願人による出願に示されているが、
ここには示されていない。各フレームは、もちろん、近
接検出器を有し、この近接検出器は各かご室22,23
上の素子の存在を感知できるので、前述の出願に示され
ているように、特定のかご室の特定のデッキを示す信号
を供給する。
【0011】かご室をあるフレーム26〜28から他の
フレームに移送するにあたって、警報ベル,電話,およ
びドア閉スイッチ用の回路と同様にかご室における照明
用の電力を最小に保つことが望ましい。どの定められた
フロアを選ぶことなく、ロビーフロア45,46と5
1,52間を移動する図1に示されているタイプのシャ
トルシステムにおいて、呼びボタンを有する充分なかご
操作パネルを必要としない。かご室が下部ロビーのかご
1にある時およびかご室が上部ロビー51,52でかご
3である時を除いて、ドアが開かないので、かご室があ
るフレームから他のフレームまで移動するにつれて、ド
アを開くための容量を維持する必要はない。本実施例に
おいては、上述した照明と信号用回路用の電力は2つの
サイドプラグソケットアッセンブリによって維持され、
ソケットアッセンブリはブーム(各張り出し棒)に取り
付けられた対応するソケット/プラグアッセンブリに適
合する。ブームは、前述の出願に示されているように、
各フレーム上の回転機構によって制御される。各かご室
のソケット/プラグアッセンブリは、かごフレーム上の
ソケット/プラグアッセンブリの1つ又は2つのブーム
のある又は他の又は両方のどちらかに、常に係合する。
ブームの各々のソケット/プラグアッセンブリは各々単
安定プランジャを有し、単安定プランジャは、そこから
離脱するようにかご室のソケット/プラグアッセンブリ
から押し出され、使用しない時はブームを引き込めるこ
とが出来る。
【0012】図1の実施例において、シャフト21はシ
ャフト19の直ぐ上のシャフト20の左に配設されてい
る。しかしながら、シャフト20,21の各々は、同じ
出願人による米国特許出願の場合のように、必要なら
ば、その下のシャフトの右にオフセットできる。このよ
うな選択は、エレベータとは無関係に、ビルディングの
設計基準による。そのような場合には、かご2はかご3
上のブームと相互作用するために第2のブームが必要と
されるのみである。フレームをフロアにロックするため
の最良の方法は、同じ出願人によって同時に出願された
米国特許出願第8/565,648号に開示されている
ようにすることである。同様にして、かごが移動中に、
フレームをフロアにロックするための最良の方法は、同
じ出願人によって同時に出願された米国特許出願第8/
565,658号に開示されているようにすることであ
る。本発明は単にジャックスクリューシステムを使用す
るものとして開示されており、このジャックスクリュー
システムはかごにかご室を他のかご上に押し出させる。
しかしながら、かご間であるかごを移送させるための最
良の方法は、同じ出願人による同時出願の米国特許出願
第8/564,704号に開示されていることである。
本発明は隣り合うシャフトを使用することを示してお
り、かご室に対する移動距離は、単に前述した狭い敷居
60の幅プラスかごフレームの幅である。しかしなが
ら、移送中の通信とパワーの保守を行うことによって、
例えば、同じ出願人による同時出願の米国特許出願第8
/564,773号に開示されている方法において、か
ご室22,23は、本発明の範囲内で、かご間のより大
きな距離を移動するものである。
【0013】図2,3を参照すると、かご1用の制御ル
ーチンはマイクロプロセッサにおいて実行され、マイク
ロプロセッサは、これらの全てはここに示されていない
が、種々の機能を実行する。機能としては、かご室用の
ドア制御,上部および下部移送およびドア制御,先行制
御,およびかごのいくつか又は全ての動作制御が含まれ
る。図2のルーチンはエントリ点81に至り、第1のテ
スト82はかごがそれへの動作方向指令(すなわち、上
昇又は下降するための指令)を有するかどうかを決め
る。エレベータかごが、下部ロビーフロアの上部デッキ
46に立っているかご1の上部デッキにあると仮定する
と、ドアは充分に開く。そのような場合に、かごは方向
を持たず、テスト82の否定的な結果は、かごの位置が
移送フロアであるかどうかを調べるためにテスト83に
至る。かご1に関して、移送フロアは、かごが、移送フ
ロア47,48に隣り合う上部および下部デッキに位置
している、ことを意味する。仮定のもとに、かごはロビ
ーにあり、テスト83の否定的結果はサブルーチン84
(前述の米国特許出願8/564,754号のステップ
とテスト95〜109と同じである)に至る。米国特許
出願8/564,754号では、ドアの充分な開で始ま
り、かご室ドアの閉を制御する。それは、結局ドアを閉
じるために、図2のサブルーチンを順次に通り、一方、
他のプログラミングは、戻り点85を通して繰り返しな
がら至る。ドアが閉じられると、ステップ90で移送上
部プラグをセットする。このプラグは、かごが移送フロ
アに到着するときそのかごを他のかごに乗り換えるとい
うトラックを保持するために、セットされる。次に、ス
テップ91は下部ロビー連絡路ランターンをリセット
し、ステップ92は移送レベルであるべき目標フロアを
セットするとともに、ステップ93でかご方向指令を上
方にセットする。それから、他のプログラミングは戻り
点85を通して至る。
【0014】図2,3のルーチンを通しての次の経路に
おいて、テスト82は背定的(正)であり、変換点94
を通して図3に至る。
【0015】図4に示すように、かごが走行指令をまだ
持っているか否かを決めるために、第1のテスト95に
至る。最初に持っていなければ、テスト95の結果が否
定的(否)になり、一対のテスト96,97に至り上部
かご室/かごロック又は低部かご/かご室ロックのどち
らかが真実にロックされたかどうかを調べる。これは、
前述したロックプランジャに関連する。マイクロプロセ
ッサ又は接点によって伝えられた安全信号である。かご
室は、まずかごに入った(以下、後者と称する)時、か
ご1にロックされるとともに、再びかご2に移送される
までロックされたままである。かご室がロックされる
と、一対のテスト98は、両方の上部と下部のかご1の
ブームが引き込まれたかどうかを決める。両方のテスト
96,97のどちらか又はテスト98,99が否定的で
あれば、かごは走行できず、その代わりに、他のプログ
ラミングは戻り点102を通して至る。図3の簡単な実
施例に示すように、否であれば、かごの走行条件を確立
することがバイパスされる。しかしながら、より完全な
実施例では、テスト96〜99の結果が否であれば、ア
ラーム,保守人員の介入,および乗客の排出を発動す
る。しかし、テスト96又は97および両方のテスト9
8と99の結果が正であれば、テスト103は、かごが
まだフロアにロックされているかどうかを決める。最初
に、テスト103の結果が正であれば、ステップ104
に至り、かご/フロアをリセットし、ロックプランジャ
を回復する。ロックが解除されると、ルーチンを通過す
るにつれて、テスト103は否であり、かつpre−t
orfueサブルーチン105に至り、エレベータモー
タに適正な電流が供給され、ブレーキを上げてエレベー
タ負荷を支持する。それから、ステップ106でブレー
キを上げるように命令し、ステップ107でエレベータ
を走行モードにセットする。その後、コンピュータは戻
り点102を通して他のプログラミングに戻る。一旦走
行モードになると、かご動作制御器,かご制御40の一
部(図1)は、通常の方法で速度プロフィルに応答し
て、かごを動かす。
【0016】図4のサブルーチンを通しての次の径路に
おいて、テスト95の結果が正であるとテスト109に
至り、このテスト109はかごの方向が下りであるかど
うかを決める。もし下りであれば、かごが目標フロアの
停止制御点(SCP)(ロビーよりも下のフロア)であ
るか否かを決める。到達しておれば、ステップ111
で、ロビーフロアの下部デッキ45でランターン(ここ
には図示されていない)を操作する。かごが停止制御点
に到達していなければ、ルーチンはステップ111をバ
イパスしてテスト112に至り、かごが内部ドア領域に
達しているかどうかを決め、停止制御点に到達するに先
立って、テスト112は自然に不となり、他のプログラ
ミングを戻り点102を介して到達させる。かごは停止
制御点に達し、図3のルーチンを通して通過しテスト1
10は正となり、ステップ122において、通常の方法
でロビーランターン(ゴングを含む)を操作する。それ
から、テスト113でかごが外部ドア領域(ODZ)に
達したかどうかを決め、最初に達しておらず、テスト1
13と112の結果が否であり、プログラミングは戻り
点102に進む。かごが外部ドア領域に至ると、後者は
図4のルーチンを通して通過し、テスト113の結果が
正であるとステップ114に至り、通常の方法でドアを
開かせる。それから、テスト112に至り、最初に、テ
スト112の結果が否であると、他のプログラミングを
戻り点102に至らせる。
【0017】かごが内部ドア領域に到着すると、テスト
112の結果が正になり、テスト115で2次位置変換
器(SPT)が、かごがロビーフロアで適正なレベルに
あるかどうかを決める。適正なレベルになければ、テス
ト115の結果は否となり、サブルーチン116に至
り、通常の方法でかごを再びそのレベルにする。かごが
レベルにあれば、テスト115の結果が正になり、テス
ト117でかごの速度がゼロであることを確認する。か
ごの速度は数ミリ秒だけ発生せず、しばらくたって図3
ルーチンを通過する。エレベータが走行しているこの時
間の全ての間に、かごは、かご制御器40の速度プロフ
ィルルーチンに応答して走行しており、かごをフロアに
完全に停止させ、サブルーチン116に応答して操作さ
れる。かごが最終的にリセットされると、図4のルーチ
ンを通しての通過によりテスト117の結果は正にな
り、ステップ121に至りブレーキを落としかつエレベ
ータローピングシステムの全ての動作を制御する。ステ
ップ122で方向指令をリセットし(RST DI
R)、ステップ123で走行モードをリセットするとと
もに、他のプログラムは戻り点102に達する。
【0018】前に仮定した概要−かごが、上部デッキに
おけるかご室と共にロビーフロア下部デッキ45でドア
を開き始める−において、かごはむしろ下方よりも上方
に走行する。それ故に、ステップ90〜93(図2,
3)に従って、テスト82(図2,3)とテスト95
(図4)の結果が正となり、テスト109の結果は否に
なるとともに、これによりステップおよびテスト11
0,111,113および114をバイパスする。それ
故に、上昇走行のとき、第1の場合は内部ドア領域に至
り、その場合においてテスト112の結果は正であり、
レベリングと速度をチェックし、その後、前述したよう
に、ステップ121〜123において、ブレーキを落と
すとともに方向と走行モードをリセットする。
【0019】ステップ122で方向がリセットされた
後、図2,3のルーチンを通しての次のパスにより再び
テスト82の結果は否となる。これにより再びテスト8
3に至るが、この時かごは移送フロアにあり、テスト8
3の結果は正になりテスト128に至り、上部移送フラ
グがセットされているかどうかを調べる。上方向移送フ
ラグがステップ90で前もってセットされているから、
テスト128の結果は正になり、かご1のフレーム26
の上部デッキからかご2のフレーム27までかご室が移
動される。テスト129で上部排出フラグがセットされ
ているか否かを決める。このフラグは、かご室がフレー
ム26とフレーム27の上部デッキ間を移動しているこ
とと同じであるフラグである。最初に、それはセットさ
れておらず、テスト129の結果は否となりテスト13
0に至り、かご/かご室フロアインターロックがまだ確
立されているか否かを調べる。かご/フロアインターロ
ックについては示されておらず、移送フロアでのこの実
施例においては、移送フロアの両方のかごにコンタクト
又はマイクロスイッチを介して接続された安全回路によ
って実行され、安全回路は、全てのフロアロックプラン
ジャがフレーム26とフレーム27の両方に伸びている
時のみ、テスト130に背定信号を供給し、両方のフレ
ームはビルディングのフロアにロックされる。かご1が
まず移送フロアに到着すると、プランジャはすでにフレ
ーム27をビルディングにロックしている状態にある
が、プランジャはまだフレーム26をロックするために
伸ばされている状態ではない。それ故に、テスト130
の結果は否であり、テスト131に至り、かごの速度が
ゼロであることを確認し、テスト132はブレーキが上
げられていることを確認する。このことは、プランジャ
をビルディングフロアインターロックに係合させかごを
ビルディングフロアにロックすることが安全であること
を意味する。かくして、テスト131の結果が正でかつ
テスト132の結果が否であるとステップ133に至
り、フロアロックをセットし、プランジャを伸ばすとと
もにプレート(例えば、60)を係合させて、フレーム
26(かご1の)をビルディングフロアにロックする。
【0020】それから、ステップ134で、上部連絡ブ
ーム(図示せず)を伸ばし、該ブームの末端を敷居60
の外方に回転させて、かご2のブーム上にソケット/プ
ラグアッセンブリによって係合される位置においてソケ
ット/プラグアッセンブリを係合させる。そして、ステ
ップ135でかご2の上部ブームが伸ばされることを要
求する。この要求は、かご1の制御からかご2の制御ま
で行われ、以下にかご1の制御からかご2の制御まで行
われ、以下にかご1に対するテスト163とステップ1
64に関して述べられているのと同じ方法において使用
される。上部かご2のブームが伸ばされることを要求し
た後、コンピュータは戻り点85を介して他のプログラ
ミングに戻る。
【0021】図2,3のルーチンを介しての次の通過に
おいて、テスト82の結果が否、テスト83と128の
結果が正、テスト129の結果が否、およびテスト13
0の結果が正であれば、テスト139に至り上部連絡イ
ンターロックが確立されているか否かを調べる。この実
施例において、これは、かご1の電気システムから、そ
のケーブルを介してかご1のソケット/プラグのコネク
タを介して、かご室22まで外方に通り、ケーブルを介
してかご2の電気システムにおける回路に戻るととも
に、かご1の電気システムを介して戻る信号として実行
される。ブームが互いに他の方向に伸びるには数ミリ秒
間を要するから、テスト139の結果が否でステップ1
34と135にブームが伸ばされていることを確認され
る間、図2,3のルーチンを介して2,3の通過がある
のみである。結局は、ブームは充分に伸ばされ、三つの
ソケット/プラグアッセンブリ(かご1,かご室および
かご2)は連結され、それ故に連絡インターロックが完
成し、テスト139の結果が正となりステップ140に
至り、上部かご/かご室ロックをリセットし、これによ
りプランジャを引込ませるとともにかご室22をフレー
ム26から自由にする。それから、テスト141でかご
/かご室ロックがクリアされたか否かを決める。これは
プランジャ上のマイクロスイッチ又はコンタクトによっ
て行われ、全てのプランジャがかご室22からフリーに
なった時のみ、信号を供給する。かご/かご室ロックプ
ランジャをアンロック状態に動かすには数ミリ秒間は必
要であるので、テスト151の結果は正となり、他のプ
ログラミングが戻り点85を通して到着する。図2,3
のルーチを介しての続く通貨にあたって、結局は、かご
/かご室ロックはクリアされ、テスト141の結果が否
となりステップ142に至って、上方移送が準備完了で
あることを示すフラグをセットし、それからテスト14
3に至り、同様なフラグがかご2の下部サブルーチン
(図示せず)によってセットされたかどうかを決める。
かご1の上部デッキとかご2の下部デッキの両方が同時
に準備完了であることを要求することにより、かご1の
上部デッキにおけるかご室の上部デッキの移送動作を、
かご2の上部デッキに対して、かご2の下部デッキから
かご1の下部デッキまで他のかご室を移送することに同
期する。双方が準備完了であると、テスト141の結果
が否となりステップ142を通り、テスト143の結果
が正となりステップ148に至り戻り点66に上部かご
室(図1に示されている)を排出させる。これによりジ
ャックスクリューアッセンブリ66を励磁させるととも
に、敷居にわたってフレーム27にかご室23にフレー
ム26の上部デッキを押しのけさせる。排出かご室信号
が供給されると直ちに、ステップ149は上部排出フラ
グをセットし、かご室がかご間を移動していることを示
す。
【0022】かご室23が、ジャックスクリューアッセ
ンブリによって、フレーム26からフレーム27まで動
かされるにつれて、かご室の中央のコードの近接端は、
かご室23がフレーム27の新しい操作位置にあるま
で、連絡を維持する。それが起きると、後述するよう
に、かご1の制御はかご1の上部ブームを解除すること
を要求し、プランジャがかご1のソケット/プラグアッ
センブリをかご室のソケット/プラグから外れるように
押す。これが起こると、連絡インターロックは、かご1
のブームを通してのかご1の制御から、かご2のブーム
とかご2の制御を介してかご室まで、もはや伸びないの
で、破壊される。それ故に、後述する方法においてかご
2がかご1のブームの解放を要求するまで、テスト15
2の結果は正である。しかし、一旦かご1のブームが解
放されると、連絡インターロックは破壊され、テスト1
50の結果が否になり、ステップ151に至る。ステッ
プ151でかご1の上部連絡ブームを、かご1又はかご
2の何れかの動きを干渉しないことを確認するために、
引き込めさせる。かご室があるフレームから他のフレー
ムに動かされるにつれて、該かご室は、図1に示すよう
に、充分に第2のフレーム上になく、それ故に、テスト
152の結果は否であり他のプログラミングが戻り点8
5を通して到着される。
【0023】図2,3のルーチンを通過するに続いて、
かご室はかご2の方向に動かされ続けるので、テスト8
2の結果が否になるとともにテスト83,128および
129の結果が正になり、テスト150に至る。一旦連
絡インターロックが破壊されると、テスト150の結果
が否になりテスト152に至る。結局、かご室は充分に
フレーム27上にあり、近接センサーがかご室に上部か
ご2における信号を供給し、テスト152の結果は正に
なりステップ153に至る。ステップ153は上部準備
完了フラグをリセット(ステップ142でセット)す
る。かご2の下部デッキからの排出が命じられているま
で、上部準備完了フラグは有効に維持されなければなら
ない。それから、ステップ154は上部排出フラグ(移
送が完了していることを示す)をリセットし、ステップ
155は移送上部フラグ(かご室が次の階床で上部デッ
キを取り除くべきでないことを示す)をリセットする。
この方法において、かご1の上部デッキからかご2の上
部デッキまでのかご室の移送が完了し、他のプログラミ
ングが戻り点85に戻される。
【0024】かご室がかご1からかご2まで移送される
と、かご1がその下部デッキをロビーまでもどす間、お
よびかご2がかご室23を第1の移送フロアに下げるま
で、かご1の上部デッキ制御は単にそこにあり待つだけ
である。その後かご室はかご1の上部デッキにもどされ
る。図2,3のルーチンを通しての通過を確認するにあ
たって、かご1用の上部デッキ制御がかご1の下方向へ
の方向指令をするまで、テスト82の結果は否である。
最初に、かご1はまだ移送フロアにあり、テスト83の
結果は正であって、テスト128に至り、移送上方フラ
グがまだoutstandingがあるかどうかを決め
る。上部かご室をかご2まで移送した後、フラグがステ
ップ55でリセットされており、テスト128の結果は
否となりテスト161に進む。テスト161は、かご室
がかご1の上部デッキにあるかどうかを検出する。この
場合に、かご室はかご1の上部デッキにはなく、テスト
161の結果は否でありステップ162に至る。ステッ
プ162は、単に、上部かご室/かごのプランジャが通
路外であることを再確認する。テスト163はかご2が
かご1にかご室を移送しようとしているかどうかを決め
る。その場合に、テスト163で上部ブームが伸ばされ
ることを要求する。結局は、下部デッキ制御(後述する
ように上部デッキと同じである)は、下部デッキにおけ
るかご室がそのドアを閉じていることを確立するととも
に、それは移送フロアであるので、かごの方向を下部に
セットする。かご1の上部デッキルーチン又はかご1の
下部デッキルーチンのいずれかを介して次の通過におい
て、図2,3のかご1走行ルーチンに至る。かごが下部
デッキにあるのはirelevantである。そのルー
チンが図4(上部又は下部デッキ)に至るにも拘わら
ず、かごが下方に走行していればドアが開かれ、かつそ
うでなければドアは開かれない。かごの一つはかごにロ
ックされ、テスト96,97の一つが満たされる。必要
ならば、簡単なインターロックが施され、図3のサブル
ーチンは、図2,3の上部デッキルーチン又は下部ルー
チンのどちらか(両方ではなく)によって呼び出される
のみである。しかしながら、これは本発明の範囲外であ
る。かごがその下部デッキにおけるかご室と共にロビー
フロアに到着すると、方向はリセットされ、テスト83
の結果が否になり、テスト83に至る。かごがロビーフ
ロアにあるので、テスト83の結果は否となり、上部か
ごドアに近づくためのサブルーチンに至る。しかし、そ
のドアの状態を示す上部デッキにおけるかご室から信号
が供給されないので、サブルーチン84は常に戻り点8
5に移行し、図2,3のルーチンを介して通過する。結
局、かご1はその下部デッキにおけるかご室と共に上方
に動く準備をする。このような場合に、かご1の方向が
再び確立され、テスト82の結果も再び図4に至る(前
述したように、インターロックされていなければ)。か
ご1が移送フロアに到着しかつ方向をリセットすると、
テスト82の結果は否になりテスト83に至る。テスト
83の結果は正となるが、否となる(上部デッキにはか
ご室がない)。これは再びテスト161に至り、この結
果は否となり上部かごかご室はリセットされるととも
に、それから、新しいかご室が上部デッキに移送され
る。結局、かご室23はかご2の上部デッキにおける第
1のフロアに戻されるとともに、図5,6に関して充分
に説明したように、かご2はかご1の上部ブームが伸ば
されることを要求し、かご室とかご1間を連絡させ、か
ご室がかご1の上部デッキに移送される。それが起こる
と、図2,3のルーチンを介しての次の通過において、
テスト41の結果は否になり、再びステップとテスト1
62〜164の全てが繰り返される。これは、かご室が
かご2の上部デッキからかご1の上部デッキまで移送さ
れている時間の周期である。
【0025】結局、かご2のジャックスクリューアッセ
ンブリ67はかご23をかご1のフレーム26の上部デ
ッキに押し上げ、かご1の上部デッキの近接センサは、
かご室23がかご1の上部デッキ上にあることを検出す
る。図2,3のルーチンを介して次の通過により、ステ
ップ161に至り、ステップ161の結果は正になりス
テップ169に進んで上部かご室/かごロックをセット
するとともに、ステップ170に進んで他のかごの上部
ブームを解放する。この場合に上部ブームは常にかご2
にあり、かご2の上部デッキ71のソケット/プラグア
ッセンブリを押しのけて、かご室から上部ブームを分離
する。それからテスト171は連結がかご2から分離さ
れたかどうかを決める。最初は分離されておらず、連絡
インターロック信号はまだ供給され、テスト171の結
果は正であり、テスト171の結果が正になって、戻り
点103を介してコンピュータを他のプログラミングに
戻させる。コミュニケーションイカターロックが破壊さ
れるや否や、図2のルーチンを介しての次の通過にあた
って、ステップ172でかご1の上部ブームを引き込ま
せ、ステップ173で目標フロアをロビーより下のフロ
アにセットする。これにより上部デッキはロビーフロア
45にあり、ステップ174でかご1の方向指令を下方
にセットする。
【0026】図5,6のルーチンを通しての次の通過に
おいて、エレベータが始動し下方に移動しそのドアを開
くので、テスト82の結果は正となり、テストとステッ
プ94〜103の全てが繰り返されるとともに、低いロ
ビーフロアの下部デッキ45におけるその上部デッキと
同じレベルになる。それから、前述のように、動作が繰
り返される。
【0027】かご2の上部デッキ用の制御ルーチンは図
5,6に示されている。かご2の制御は主に2つの面で
かご1の制御とは異なる。すなわち、2つのフロア間を
移送するので必要とする正機能がない。また、走行の一
端でかご室はかご1とかご2間および走行の他端でかご
2とかご3間で移送するので、移送指令は各走行中に与
えられなければならずかつかご2はかご1とかご3の両
方に交差する。
【0028】かご2の上部制御ルーチンはエントリ点1
76を通して図5に至る。かご2用上部デッキ制御ルー
チンは、2つの異なるかごのどちらかへのどちらかに移
送に関する特殊なものを除いて、図2,3のかご1上部
デッキ制御ルーチンと同じである。
【0029】図5,6において、図2,3におけるステ
ップはテストと充分に同等な機能を有するすべてのステ
ップとテストは図2,3におけるものと同じ符号が付さ
れている。むしろかご1よりもかご2に関するものを除
いて、ステップ又はテストは同じである。例えば、図
5,6におけるテスト82は、図2,3におけるかご1
用のものであるので、かご2用の機能と同じである。図
5,6におけるテスト82の結果は正であり、移送点9
4を介してかご2のサブルーチンに至り、かご2に関連
するものを除いて、サブルーチンは図4に示されている
ものとおなじである。図5,6において、テスト83が
なく、その代わりとして、昇降路端のかご2に関連する
テスト83a〜83cがある。例えば、テスト83a
は、上部連絡ブームがステップ135aにおいてかご1
から要求されるべきであるか又はステップ135bにお
いてかごから要求されるべきであるかを決める。テスト
83bは、かご2がテスト143aにおけるかご1の下
部準備完了フラグを待つとともにステップ148aにお
ける昇降路の低い端部で上部かご室を排出すべきか、又
はテスト143bにおいてかご3の準備完了フラグを待
ち、かつステップ148bにおいてかご2の昇降路の高
い端部で上部かご室を排除すべきかを決める。同様にし
て、テスト83cは、目標フロアがステップ92aにお
いて上部移送フロアにセットされるべきでありかつかご
2の方向がステップ93aにおいて昇りセットされる
か、又は目標フロアがステップ173aで下部移送フロ
アにセットされるべきであり、かつ方向がステップ17
4aにおいて下りにセットされるかどうかを決める。図
5,6と図2,3間の他の相異点は、テスト152aと
152bが、かご2から移送されたかご室がかご1又は
かご3のどちらかにおいて完全にとどまっているかどう
かを、決めることである。図4の残りのものは、図2,
3のもの機械的に同じであり、これ以上は説明しない。
【0030】かご3の上部制御ルーチンは、ここには示
されていないが、かご3に関する全ての機能を除いて、
図3に示されているかご1の上部デッキ制御ルーチンと
同じであり、ステップ93で方向を下降に設定し、ステ
ップ174で方向を上昇に設定する。ステップ173に
おけるかごの目標フロアは上部フロアよりも少ない一つ
のみであり(かご1の場合と同じ用にむしろ地階)、上
部デッキの乗客はスカイロビーの下部レベル51にアク
セスできる。ロビーとスカイロビーの上部ドア56〜5
8はこの実施例では緊急用、安全目的として設けられて
いる。しかしながら、必要ならば、かごは各々の場合に
同じレベルに停止でき、かつ必要ならば上部ロビーは上
部デッキかご室へのアクセス用に使用できる。
【0031】3つの全てのかご用の下部デッキ制御ルー
チンは、上部と下部という言葉以外は、同じであり、か
つルーチンをインターフェイスする装置は、図2〜6に
関して上述したように全てが明白であるように適正な方
法で同様に変化する。
【0032】ルーチンは2つのかごの移送フロアへの接
近を同期させるために使用され、かごが停止されるや否
や水平方向のかご室の運動が始まる。かご1と2のルー
チンを同期させることによって、エントリ点180を通
して図7に至り、第1のテストは両方のかごの目標フロ
アが同じであるかどうかを決め、同じでなければ、この
ことは、かご1がロビーに回され、かご2が上部移送フ
ロアに回されるとともに、同期点がない、ことを意味す
る。それ故に、テスト181の結果が否であれば、他の
プログラミングを戻り点182を通して繰り返される。
両方のかごが下部移送フロアに向わされると、テスト1
81の結果は正となりステップ183に進み、かご1の
残りの距離をかご1用の目標フロア間の差として計算す
る。ステップ184はかご2の残りの距離を同様にして
決める。それから、テスト187は、かご1の残りの距
離の絶対値が、かごが正常に加速するために使用される
初期の距離以下であるかどうかを決める。もし以下であ
れば、同期はまだ試みられるべきでなく、テスト187
の結果は否であり戻り点182に至る。しかし、テスト
187がかご1が通常の速度プロフィルの最高速度に達
していることを示せば、テスト188は、速度が始まる
プロフィルの部分に達しているかどうかを決める。もし
達していれば、テスト188の結果は正になり、同様に
してプログラムの残りの部分はバイパスされる。同様な
方法でテスト189と190は、かご2がその速度プロ
フィルの最大速度部分以内であるかどうかを決める。も
し以内でなければ、ルーチンはバイパスされる。両方の
かごがかごを最大速度で正常に走行させる速度プロフィ
ル内であれば、テスト187〜190からステップ19
2に進み、2つのかご間の残り距離の変化が計算され
る。この変化の絶対値は、テスト193においてしきい
値が乗客を心配させる不要な速度のハンチングを避け
る、ことをチェックする。変化が充分であれば、テスト
193の結果が正であり、テスト194に進み、2つの
かごが走行すべき最長距離を有していることを調べる。
ステップ192の結果が正(+)であれば、かご1は走
行すべき大きな距離を持っており、かご2は減速され、
2つのかごは移送フロアにほぼ同時に到達する。テスト
194の結果が正であればステップ195に進み、かご
2の制御で使用されている最大速度を残りの距離におけ
る変化に比例する量によって調整する。その代わりに、
最大速度Vmaxの小さいパーセントに等しい所定の調
整が、乗客を混乱させないように、図5の通過において
行われる。それからテスト196はかご2の調整された
最大速度が、乗り心地の目的を確立するための最大速度
のある最小値以下であるかどうかを決める。かご2の調
整された最大速度が最小値に設定される。同様なステッ
プとテスト198〜200は、かご2が長い距離を残し
ていれば、かご1の最大速度を調整する。
【0033】本発明は、例えば、本出願人によって同時
に出願された米国特許出願8/661,181号に開示
されているようような他の同期ルーチンによっても実行
できる。すなわち、必要ならば、本発明の特徴のほとん
どは同期ルーチンを使用しなくても達成できる。
【0034】本発明は、各かごを他のかごにかご室を押
出させる簡単なシャックスクリューシステム64−71
を使用するとして開示されているが、かごの間のかご室
を移送するための最良な形態は、図8に示されているよ
うな本出願人によって同時出願された米国特許出願8/
564,754号に開示されている。
【0035】図8において、かご22の底には、前から
後まで(図8において右から左)まで伸びる固定された
主ラック250と、図示のように外方に右又は左に摺動
可能な摺動ラック253が設けられている。各かごフレ
ームプラットフォーム262,272には全部で4つの
モータピニオンがある。まず、補助のモータピニオン2
55は、かご室の下から図示の位置まで摺動補助ラック
253を駆動するために時計方向に回転して、プラット
フォーム272上の補助モータピニオン256に係合で
きる。補助モータピニオンはラック253の摺動を制限
する。それから、補助モータピニオンは、時計方向に回
り、補助ラック253(その限界まで伸ばされる)を引
くとともに、かご室14は、主ラック250の端部25
7が主モータピニオン(図示せず)と係合するまで図6
において右まで引く。主モータピニオンは図6における
補助モータピニオン256のすぐ後に配置されている。
それから、その主モータピニオンは、主ラック250に
よってプラットフォーム27aに引き入れるとともに、
ばねが摺動補助ラック253をかご室22の下に引き込
ませる。補助モータピニオン259はかご室22を右ま
ですなわち田のフレームは階床まで動くときに助けとな
る。同様にして、補助ピニオン260は、かごフレーム
又は階床から図6に示されているプラットフォーム上の
左までかご室を移動させることを助けることが出来る。
かご室22をプラットフォーム27aからプラットフォ
ーム26aまで戻すために、補助ピニオン256は、反
時計方向に動作し、その左端261が補助ピニオン25
6と係合するまで、摺動補助ラック253を動かす。そ
れから、補助ピニオン255は、主ラックの左端262
が補助モータピニオン255の後方の位置する主モータ
ピニオン(図示せず)と係合するまで、補助ラック25
3とかご室255を引く。補助モータピニオン255
は、充分にフレーム26a上になるまで、かご室を左側
に引く。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、隣接重複するエレベー
タ昇降路は、ダブルデッキかごフレームと、かご室が他
のかごフレームから下部かごフレームの上部デッキまで
移送されるにつれて一つのかごフレームの下部デッキか
ら他のかごフレームの下部デッキまで移送されるかご室
を備えている。さらに本発明によれば、かご室は上部お
よび下部デッキにおいて同時に移送される。
【0037】本発明によれば、エレベータかご室を従来
のエレベータの実際の距離の2倍又はそれ以上に動かす
ことができ、ビルディングにおけるエレベータ昇降路に
使用するにあたって非常に有効である。
【0038】本発明の他の目的,特徴および利点は、添
付図面に示されているような上述の実施例の詳細な説明
に鑑みてより明白になるものである。
【0039】なお、上述した特許出願は参考までに掲げ
られている。
【0040】かくして、本発明は、模範的に実施例につ
いて開示されているけれども、発明の精神と範囲から逸
脱することなく、前述および種々の他の変形、省略およ
び追加が可能であることは、当業者にとって明白であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエレベータシャトルシステムの簡
略化された部分的な側断面図。
【図2】上部デッキにかご室を有する図1の最も低いシ
ャフトにおけるかご1を制御するために用いることが出
来るルーチンの一部を示すロジックフロー図。
【図3】上部デッキにかご室を有する図1の最も低いシ
ャフトにおけるかご1を制御するために用いることが出
来るルーチンの一部を示すロジックフロー図。
【図4】かご1の走行を制御するためのサブルーチンを
示すロジックフロー図。
【図5】上部デッキにかご室を有する図1の中間シャフ
トにおけるかご2を制御するために用いるルーチンの一
部を示すロジックフロー図。
【図6】上部デッキにかご室を有する図1の中間シャフ
トにおけるかご2を制御するために用いるルーチンの一
部を示すロジックフロー図。
【図7】移送階床に近づく2つのかごを同期させるため
に用いるルーチンを示すロジックフロー図。
【図8】本発明が用いる第2の水平方向起動手段を示す
かごフレームとかご室を示す簡略側面図。
【符号の説明】
19〜21…昇降路 22,23…かご室 26〜28…ダブルデッキフレーム 30〜32…ホイストロープ 34〜36…昇降機械 37〜39…機械室 40〜42…かご制御器 45,46…下部ロビーフロア 47〜50…移送フロア 51〜52…上部ロビーフロア 55〜58…昇降路ドア 60〜62…緩衝機 64〜71…シャックスクリュー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フレデリック エイチ.バーカー アメリカ合衆国,コネチカット,ブリスト ル,ブルースター ロード 288 (72)発明者 サミュエル シー.ワン アメリカ合衆国,コネチカット,シムズベ リー,カー ファーム ロード 6 (72)発明者 ジョン ケネディー サーモン アメリカ合衆国,コネチカット,サウス ウィンザー,フェルト ロード 230 (72)発明者 ポール ベネット アメリカ合衆国,コネチカット,ウォータ ーベリー,ファーミントン アベニュー 501 (72)発明者 アンソニー クーニー アメリカ合衆国,コネチカット,ユニオン ヴィル,コッパーマイン ロード 211 (72)発明者 リチャード チャールズ マッカーシー アメリカ合衆国,コネチカット,シムズベ リー,アルダー ロード 28

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の階層を有するビルディング用のエ
    レベータシステムであって、 各々、低い端部から高い端部まで移動可能なダブルデッ
    キエレベータかごフレームを有する、複数の重複するエ
    レベータ昇降路と、 各々、乗客アクセスドアを有する複数の移動可能なエレ
    ベータかご室と、 前記かごフレームの第1のかごフレームの下部デッキか
    ら前記かごフレームの第2のかごフレームまで、又は前
    記第2のかごフレームの下部デッキから前記第1のかご
    フレームの下部デッキまで、前記かご室を水平に動かす
    ための選択的に動作可能な下部起動手段と、 前記第1のかごフレームの上部デッキから前記第2のか
    ごフレームの上部デッキまで、又は前記第2のかごフレ
    ームの上部デッキから前記第1のかごフレームの上部デ
    ッキまで、前記かご室を水平に動かすための選択的に動
    作可能な乗客起動手段と、 前記かごフレームのいずれか一つの下部デッキにおいて
    前記かご室の存在を検出するとともに対応するかご室イ
    ンロワーデッキ信号を供給するための手段と、 前記かごフレームのいずれか一つの上部デッキにおいて
    前記かご室の存在を検出するとともに対応するかご室イ
    ンアッパデッキ信号を供給するための上部手段と、 前記昇降路における前記かごフレームの位置を検出する
    とともに対応する位置信号を供給するための手段と、 前記かごフレームの一つがロビーフロアの対応する一つ
    であることを示す前記位置信号に応答し、前記かご室ド
    アが開かれかつ充分に閉じられた後に、前記かごフレー
    ムに一つのロビーフロアからの方向と、移送上部手段と
    それぞれ前記かごが、前記デッキに対応する一つ,該一
    つのかごフレームの上部又は下部から対応するデッキ,
    他のかごフレームの対応する上部又は下部まで移送され
    ることを示す移送下部信号のどちらかを示す、前記一つ
    のかごフレーム用の第1のかご方向指令を供給するため
    の信号処理手段、および前記対応するかご方向指令の一
    つの存在によって示された方向における昇降路に沿って
    対応するかごフレームを動かすための前記かご方向指令
    の対応する一つの存在に応答する、前記かごフレーム用
    のかご運動手段、とからなり、 前記昇降路は、前記昇降路の他の高い端部と同じビルデ
    ィング階層でその低い端部を有するビルディングにおけ
    る前記昇降路の最も低いものを除き、各昇降路は、他の
    一つの低い端部と同じビルディング階層で高い端部を有
    する前記ビルディングにおける最も高いものを除き、前
    記最も低いものはその低い端部に乗客ロビーを有すると
    ともに、前記昇降路の前記最も高いものは、その高い端
    部に乗客ロビーを有し、 前記信号処理手段は、前記かごが、前記ロビーフロアの
    一つ以外の位置で、前記一つのかご用の前記方向指令の
    不存在と前記かご用の前記かご室インロワーデッキ信号
    の存在のどちらかであることを示す前記位置信号に応答
    し、 前記一つのかご用の前記移送下部信号に応答して、かご
    室を前記一つのかごの下部デッキから前記他のかごフレ
    ームまで移送し、かご室を前記他のかごの上部デッキか
    ら前記一つのかごの上部デッキまで移送するために、前
    記他のかごフレーム用の前記移送上部信号に応答して前
    記上部起動手段を同時に動作させる、前記下部起動手段
    を操作し、 前記一つのかご用の前記移送上部信号に応答して、かご
    室を前記一つのかごの上部デッキから前記他のかごフレ
    ームまで移送し、かご室を前記他のかごの下部デッキか
    ら前記一つのかごの上部デッキまで移送するために、前
    記他のかごフレーム用の前記移送下部信号に応答して前
    記上部起動手段を同時に動作させる、前記上部起動手段
    を操作し、かつさもなくば、前記かごフレーム用の前記
    移送下部信号と前記移送上部信号の両方の不存在におい
    て、前記位置からの方向を示す、前記一つのかごフレー
    ム用の第2のかご方向指令を供給する、 ことを特徴とするエレベータシステム。
  2. 【請求項2】 各々、対応する下部終端階層と対応する
    上部終端階層間に伸びる複数の重複するエレベータ昇降
    路と、 上記デッキと下部デッキを有し、前記昇降路の対応する
    一つの前記終端階層間を移動可能なフレーム、からなる
    複数のエレベータかごと、 複数の起動可能なエレベータかご室と、 前記かごフレームの第1の一つの下部デッキから前記か
    ごフレームの第2の一つまで、又は前記第2のかごフレ
    ームの下部デッキから前記第1のかごフレームの下部デ
    ッキまで、前記かご室を水平方向に移動させるための選
    択的に操作可能な下部起動手段と、 前記かごフレームの第1の一つの上部デッキから前記か
    ごフレームの第2の一つまで、又は前記第2のかごフレ
    ームの上部デッキから前記第1のかごフレームの上部デ
    ッキまで、前記かご室を水平方向に移動させるための選
    択的に操作可能な上部起動手段と、 前記かごフレームのいずれか一つの下部デッキにおける
    前記かご室の存在を検出するとともに、対応するかご室
    インロワーデッキを供給するための下部手段と、 前記かごフレームのいずれか一つの上部デッキにおける
    前記かご室の存在を検出するとともに、対応するかご室
    インアッパーデッキを供給するための下部手段と、 前記昇降路における前記かごフレームの位置を検出する
    とともに、対応する位置信号を供給するための手段と、 下部デッキにかご室を備え、前記移送階層の一つの方向
    にかごが走行するのに対応する時間毎に、前記かごの各
    一つに対して移送下部信号を供給するとともに、上部デ
    ッキにかご室を備え、前記移送階層の一つに向かって対
    応するかごが走行する時間毎に前記かごの各一つに対し
    て移送上部信号を供給するための信号処理手段、および
    前記対応するかご方向指令の現在の一つによって示され
    た方向に、その昇降路に沿って対応するかごを移動させ
    るための前記かご方向指令の対応する一つの存在に応答
    する、前記かごの各々用のかご運動手段からなり、 前記昇降路の各々の一つの終端階層は、移送フロアで、
    前記エレベータ昇降路の他の一つの終端階層と共に伸
    び、前記エレベータ昇降路の一つの下部終端階層は下部
    ロビーによって構成され、かつ前記エレベータ昇降路の
    他の上部終端階層は、上部ロビーによって構成され、ロ
    ビーを有しない終端レベルのいずれかは移送フロアによ
    って構成されているとともに、 前記信号処理手段は、下記のいずれかの場合に対して、
    前記かご室インロワー信号又は前記かご室インアッパー
    信号のいずれかの対応する一つの存在において前記一つ
    のかごに対するかご方向指令信号の不存在に応答する手
    段によって構成されている、すなわち前記一つのかごに
    対する前記移送上部信号又は前記移送下部信号のどちら
    かの不存在において、前記一つの階層からの方向指令を
    示す、前記一つのかごに対するかご方向指令信号を供給
    すること、又は前記一つのかごに対する前記移送下部信
    号の存在において、前記一つのかごの下部デッキから前
    記かごの他の一つの下部デッキまで前記かご室の一つを
    移送するために、前記下部起動手段を動作させること、
    又は前記一つのかごに対する前記移送上部信号の存在に
    おいて、前記一つのかごの上部デッキから前記かごの他
    の一つの上部デッキまで、前記かご室の一つを動作させ
    ること、 を特徴とするエレベータシステム。
  3. 【請求項3】 前記信号処理手段が、次のいずれかの場
    合に対する手段によって構成されている、すなわち前記
    一つのかごに対する前記移送下部信号の存在において、
    前記一つのかごの下部デッキから前記かごの他の一つの
    下部デッキまで前記かご室を移送するために前記下部起
    動手段を動作させるとともに、前記かごの他の一つの上
    部デッキから前記一つのかごの上部デッキまで前記かご
    室の他の一つを移送するために同時に前記上部起動手段
    を動作させること、又は前記一つのかごに対する移送上
    部信号の存在において、前記一つのかごの上部デッキか
    ら前記かごの他の一つの上部デッキまで前記かご室の他
    の一つを移送するために前記下部起動手段を動作させる
    とともに、前記かごの他の一つの下部デッキから前記一
    つのかごの下部デッキまで前記一つのかご室を移送する
    ために同時に前記下部起動手段を動作させること、 を特徴とする、請求項2に記載のエレベータシステム。
JP8319343A 1995-11-29 1996-11-29 エレベータシステム Withdrawn JPH09165149A (ja)

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EP0776850A2 (en) 1997-06-04
ZA969390B (en) 1997-06-02
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