JPH09164224A - ソリッドゴルフボール - Google Patents
ソリッドゴルフボールInfo
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- JPH09164224A JPH09164224A JP8062916A JP6291696A JPH09164224A JP H09164224 A JPH09164224 A JP H09164224A JP 8062916 A JP8062916 A JP 8062916A JP 6291696 A JP6291696 A JP 6291696A JP H09164224 A JPH09164224 A JP H09164224A
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- golf ball
- core
- layer
- hardness
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/04—Oxygen-containing compounds
- C08K5/09—Carboxylic acids; Metal salts thereof; Anhydrides thereof
- C08K5/098—Metal salts of carboxylic acids
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B37/00—Solid balls; Rigid hollow balls; Marbles
- A63B37/0003—Golf balls
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B37/00—Solid balls; Rigid hollow balls; Marbles
- A63B37/0003—Golf balls
- A63B37/0023—Covers
- A63B37/0029—Physical properties
- A63B37/0031—Hardness
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
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-
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- A63B37/0003—Golf balls
- A63B37/007—Characteristics of the ball as a whole
- A63B37/0072—Characteristics of the ball as a whole with a specified number of layers
- A63B37/0075—Three piece balls, i.e. cover, intermediate layer and core
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明により、ゴルフボール、特にソリッド
ゴルフボールの特徴である飛距離や耐久性を損なわず
に、フィーリングとスピン性能に優れたゴルフボールを
提供する。 【解決手段】 本発明は、コア(1)と該コア上に形成さ
れたカバーから成り、該カバーが内側カバー層(2)と外
側カバー層(3)の2層構造をとる2層カバー構造を有す
るゴルフボールにおいて、該コア(1)が基材ゴム100重量
部に対して不飽和カルボン酸の金属塩18〜28重量部を含
有するゴム組成物から得られ、該内側カバー層(2)が比
重1.2〜1.5、厚み0.5〜2.0mm、ショアーD硬度外層以上
〜80を有し、かつ外側カバー層(3)が比重0.5〜1.2未
満、厚み1.0〜2.5mm、ショアーD硬度63〜73を有するソ
リッドゴルフボールに関する。
ゴルフボールの特徴である飛距離や耐久性を損なわず
に、フィーリングとスピン性能に優れたゴルフボールを
提供する。 【解決手段】 本発明は、コア(1)と該コア上に形成さ
れたカバーから成り、該カバーが内側カバー層(2)と外
側カバー層(3)の2層構造をとる2層カバー構造を有す
るゴルフボールにおいて、該コア(1)が基材ゴム100重量
部に対して不飽和カルボン酸の金属塩18〜28重量部を含
有するゴム組成物から得られ、該内側カバー層(2)が比
重1.2〜1.5、厚み0.5〜2.0mm、ショアーD硬度外層以上
〜80を有し、かつ外側カバー層(3)が比重0.5〜1.2未
満、厚み1.0〜2.5mm、ショアーD硬度63〜73を有するソ
リッドゴルフボールに関する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はゴルフボール、特に
ソリッドゴルフボールの特徴である飛距離や耐久性を損
なわずに、フィーリングとスピン性能に優れたゴルフボ
ールに関する。
ソリッドゴルフボールの特徴である飛距離や耐久性を損
なわずに、フィーリングとスピン性能に優れたゴルフボ
ールに関する。
【0002】
【従来の技術】先行技術においては、主として2種類の
ゴルフボールがある。一方は、中実のツーピースボール
等のソリッドゴルフボールであり、一体成形されたゴム
製部材から成るコアおよび該コア上に被覆したアイオノ
マー樹脂等の熱可塑性樹脂カバーから構成される。ま
た、他方は糸巻きゴルフボールであり、中心の固体また
は液体の芯部を、ゴム糸の巻線で巻き付け、次いで1〜
2mm厚のアイオノマー樹脂やバラタ等によるカバーで被
覆したものである。ソリッドゴルフボールは、糸巻きゴ
ルフボールと比較すると、耐久性、および打撃時のボー
ル速度が大きいことから飛距離が大きく、飛行特性に優
れ、特にアマチュアゴルファーを中心に多くのゴルファ
ーに使用されている。その反面、ソリッドゴルフボール
は、打撃時のフィーリングが硬いこと、および打撃時の
ボール速度が大きく、ゴルフクラブの打撃面との接触面
積が小さいことによるスピンが少ない構造特性によっ
て、スピンがかかりにくく、アプローチのコントロール
性に欠けるという問題点があった。そのため、ソリッド
ゴルフボールは、フィーリングやコントロール性を重視
するプロゴルファーや上級ゴルファーは敬遠しがちであ
る。
ゴルフボールがある。一方は、中実のツーピースボール
等のソリッドゴルフボールであり、一体成形されたゴム
製部材から成るコアおよび該コア上に被覆したアイオノ
マー樹脂等の熱可塑性樹脂カバーから構成される。ま
た、他方は糸巻きゴルフボールであり、中心の固体また
は液体の芯部を、ゴム糸の巻線で巻き付け、次いで1〜
2mm厚のアイオノマー樹脂やバラタ等によるカバーで被
覆したものである。ソリッドゴルフボールは、糸巻きゴ
ルフボールと比較すると、耐久性、および打撃時のボー
ル速度が大きいことから飛距離が大きく、飛行特性に優
れ、特にアマチュアゴルファーを中心に多くのゴルファ
ーに使用されている。その反面、ソリッドゴルフボール
は、打撃時のフィーリングが硬いこと、および打撃時の
ボール速度が大きく、ゴルフクラブの打撃面との接触面
積が小さいことによるスピンが少ない構造特性によっ
て、スピンがかかりにくく、アプローチのコントロール
性に欠けるという問題点があった。そのため、ソリッド
ゴルフボールは、フィーリングやコントロール性を重視
するプロゴルファーや上級ゴルファーは敬遠しがちであ
る。
【0003】この問題点を解決するために、ソリッドゴ
ルフボールにおいても糸巻きゴルフボールに近いフィー
リングを得るため、カバーに軟らかい材質のものを用い
て、ボールの外側部分に柔軟性を持たせるという提案が
なされている。しかし、軟らかいソリッドゴルフボール
を得るには、軟らかいコアを用いる必要があり、ボール
の反撥弾性が劣るため、ソリッドゴルフボール本来の特
徴である飛距離が低下すると共に耐久性も低下してしま
う。また、ボールのコントロール性は、ドライバーでは
球離れが遅くてコントロールしやすく、アプローチでは
良くスピンがかかることが理想と言える。しかし、コア
を軟らかくするとスピン量が減少するため、コントロー
ル性が低下する場合もある。
ルフボールにおいても糸巻きゴルフボールに近いフィー
リングを得るため、カバーに軟らかい材質のものを用い
て、ボールの外側部分に柔軟性を持たせるという提案が
なされている。しかし、軟らかいソリッドゴルフボール
を得るには、軟らかいコアを用いる必要があり、ボール
の反撥弾性が劣るため、ソリッドゴルフボール本来の特
徴である飛距離が低下すると共に耐久性も低下してしま
う。また、ボールのコントロール性は、ドライバーでは
球離れが遅くてコントロールしやすく、アプローチでは
良くスピンがかかることが理想と言える。しかし、コア
を軟らかくするとスピン量が減少するため、コントロー
ル性が低下する場合もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来のソリッドゴルフボールの有する問題点を解決
し、ソリッドゴルフボールの特徴である優れた飛行性能
と耐久性を低下させることなく、打撃時のフィーリング
およびスピン性能を向上させたソリッドゴルフボールを
提供することを目的とする。
な従来のソリッドゴルフボールの有する問題点を解決
し、ソリッドゴルフボールの特徴である優れた飛行性能
と耐久性を低下させることなく、打撃時のフィーリング
およびスピン性能を向上させたソリッドゴルフボールを
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記目的を
達成すべく鋭意検討を行った結果、コアの配合、カバー
の厚み、カバーの硬度およびカバーの比重を特定範囲に
設定することにより、打撃時のフィーリングとスピン性
能を向上させるためにコアやカバーを比較的軟らかく形
成しても、飛行性能を低下させることなく、打撃時のフ
ィーリングとスピン性能を向上させ得ることを見い出
し、それに基づいて本発明を完成させるに至った。
達成すべく鋭意検討を行った結果、コアの配合、カバー
の厚み、カバーの硬度およびカバーの比重を特定範囲に
設定することにより、打撃時のフィーリングとスピン性
能を向上させるためにコアやカバーを比較的軟らかく形
成しても、飛行性能を低下させることなく、打撃時のフ
ィーリングとスピン性能を向上させ得ることを見い出
し、それに基づいて本発明を完成させるに至った。
【0006】即ち、本発明は、コア(1)と該コア上に形
成されたカバーから成り、該カバーが内側カバー層(2)
と外側カバー層(3)の2層構造をとる2層カバー構造を
有するゴルフボールにおいて、該コア(1)が基材ゴム100
重量部に対して不飽和カルボン酸の金属塩18〜28重量部
を含有するゴム組成物から得られ、該内側カバー層(2)
が比重1.2以上、厚み0.5〜2.0mm、ショアーD硬度外層
以上〜80を有し、かつ外側カバー層(3)が比重1.2未満、
厚み1.0〜2.5mm、ショアーD硬度63〜73を有するソリッ
ドゴルフボールに関する。更に本発明をより好適に実施
するには、更に上記コアが、初荷重10kgを負荷したとき
から終荷重130kgを負荷したときまでの変形量が、4.0〜
6.0mmであることが望ましい。また、内層カバーには、
金属充填材を含むことが望ましい。上記内側カバー層
が、アイオノマー樹脂およびナイロン樹脂の混合物を主
材としてなり、かつナイロン樹脂の配合量が3〜25重量
%以下であることが望ましい。
成されたカバーから成り、該カバーが内側カバー層(2)
と外側カバー層(3)の2層構造をとる2層カバー構造を
有するゴルフボールにおいて、該コア(1)が基材ゴム100
重量部に対して不飽和カルボン酸の金属塩18〜28重量部
を含有するゴム組成物から得られ、該内側カバー層(2)
が比重1.2以上、厚み0.5〜2.0mm、ショアーD硬度外層
以上〜80を有し、かつ外側カバー層(3)が比重1.2未満、
厚み1.0〜2.5mm、ショアーD硬度63〜73を有するソリッ
ドゴルフボールに関する。更に本発明をより好適に実施
するには、更に上記コアが、初荷重10kgを負荷したとき
から終荷重130kgを負荷したときまでの変形量が、4.0〜
6.0mmであることが望ましい。また、内層カバーには、
金属充填材を含むことが望ましい。上記内側カバー層
が、アイオノマー樹脂およびナイロン樹脂の混合物を主
材としてなり、かつナイロン樹脂の配合量が3〜25重量
%以下であることが望ましい。
【0007】以下、本発明について更に詳述すると、本
発明のゴルフボールは、コア(1)上に2層構造のカバー
層(2および3)を形成する。コアは、基材ゴム、架橋
剤、不飽和カルボン酸の金属塩等を配合したゴム組成物
を加熱、加圧、成形することにより得られる。
発明のゴルフボールは、コア(1)上に2層構造のカバー
層(2および3)を形成する。コアは、基材ゴム、架橋
剤、不飽和カルボン酸の金属塩等を配合したゴム組成物
を加熱、加圧、成形することにより得られる。
【0008】基材ゴムとしては、従来からソリッドゴル
フボールに用いられている天然ゴムおよび/または合成
ゴムが用いられ、特にシス-1,4-構造少なくとも40%以
上、好ましくは80%以上を有するいわゆるハイシスポリ
ブタジエンが好ましく、所望により、天然ゴム、ポリイ
ソプレンゴム、スチレン-ブタジエンゴム、EPDM等
を配合してもよい。
フボールに用いられている天然ゴムおよび/または合成
ゴムが用いられ、特にシス-1,4-構造少なくとも40%以
上、好ましくは80%以上を有するいわゆるハイシスポリ
ブタジエンが好ましく、所望により、天然ゴム、ポリイ
ソプレンゴム、スチレン-ブタジエンゴム、EPDM等
を配合してもよい。
【0009】架橋剤の例としては、有機過酸化物、例え
ばジクミルパーオキサイドまたはt-ブチルパーオキサイ
ドが挙げられ、ジクミルパーオキサイドが好適である。
配合量は、基材ゴム100重量部に対して、0.3〜5.0重量
部、好ましくは0.5〜3.0重量部である。
ばジクミルパーオキサイドまたはt-ブチルパーオキサイ
ドが挙げられ、ジクミルパーオキサイドが好適である。
配合量は、基材ゴム100重量部に対して、0.3〜5.0重量
部、好ましくは0.5〜3.0重量部である。
【0010】本発明のソリッドゴルフボールの製造に用
いられるゴム組成物には、上記のものに加えて不飽和カ
ルボン酸の金属塩を配合する。不飽和カルボン酸の金属
塩としては、特にアクリル酸またはメタクリル酸等のよ
うな炭素数3〜8の、一価または二価の金属塩が挙げら
れるが、反撥性の高いアクリル酸亜鉛が好適である。配
合量は基材ゴム100重量部に対して、18〜28重量部が好
ましい。28重量部より多いと硬くなり過ぎ、フィーリン
グが悪くなり、18重量部より少ないと反撥が悪くなる。
いられるゴム組成物には、上記のものに加えて不飽和カ
ルボン酸の金属塩を配合する。不飽和カルボン酸の金属
塩としては、特にアクリル酸またはメタクリル酸等のよ
うな炭素数3〜8の、一価または二価の金属塩が挙げら
れるが、反撥性の高いアクリル酸亜鉛が好適である。配
合量は基材ゴム100重量部に対して、18〜28重量部が好
ましい。28重量部より多いと硬くなり過ぎ、フィーリン
グが悪くなり、18重量部より少ないと反撥が悪くなる。
【0011】更に、そのゴム組成物には、有機スルフィ
ド化合物、例えば硫黄数2〜4のジフェニルポリスルフ
ィド、ジベンジルポリスルフィド、ジベンゾイルポリス
ルフィド、ジベンゾチアゾイルポリスルフィド、ジチオ
ベンゾイルポリスルフィド等のポリスルフィド類や、テ
トラアルキルチウラムスルフィド等;不活性充填材、例
えば酸化亜鉛、硫酸バリウム、炭酸カルシウム等;老化
防止剤;その他ソリッドゴルフボールのコアの構造に通
常使用し得る成分を適宜配合してもよい。配合量は基材
ゴム100重量部に対して、有機スルフィド化合物は0.5〜
2.0重量部、不活性充填材は16〜19重量部、老化防止剤
は0.2〜0.5重量部が好ましい。
ド化合物、例えば硫黄数2〜4のジフェニルポリスルフ
ィド、ジベンジルポリスルフィド、ジベンゾイルポリス
ルフィド、ジベンゾチアゾイルポリスルフィド、ジチオ
ベンゾイルポリスルフィド等のポリスルフィド類や、テ
トラアルキルチウラムスルフィド等;不活性充填材、例
えば酸化亜鉛、硫酸バリウム、炭酸カルシウム等;老化
防止剤;その他ソリッドゴルフボールのコアの構造に通
常使用し得る成分を適宜配合してもよい。配合量は基材
ゴム100重量部に対して、有機スルフィド化合物は0.5〜
2.0重量部、不活性充填材は16〜19重量部、老化防止剤
は0.2〜0.5重量部が好ましい。
【0012】上記組成物を通常ソリッドコアに用いられ
る方法、条件を用いて、加熱成形して得られたコアは通
常、直径32〜37.5mmであることが望ましい。また、所望
のフィーリングを得るために、初荷重10kgを負荷したと
きから終荷重130kgを負荷したときまでの変形量は4.0〜
6.0mmが好ましく、4.0mmより小さいと硬くなり過ぎ、6.
0mmより大きいと軟らかくなり過ぎる。更に、コアは1
層に限らず、2層以上であってもよい。
る方法、条件を用いて、加熱成形して得られたコアは通
常、直径32〜37.5mmであることが望ましい。また、所望
のフィーリングを得るために、初荷重10kgを負荷したと
きから終荷重130kgを負荷したときまでの変形量は4.0〜
6.0mmが好ましく、4.0mmより小さいと硬くなり過ぎ、6.
0mmより大きいと軟らかくなり過ぎる。更に、コアは1
層に限らず、2層以上であってもよい。
【0013】次いで、上記コア(1)には内側カバー層(2)
および外側カバー層(3)を被覆する。カバーはソリッド
ゴルフボールのカバー材として通常使用されるアイオノ
マー樹脂で形成することができ、アイオノマー樹脂の具
体例としては、それだけに限定されないが、ハイミラン
1557、1605、1652、1705、1706、1707、1855、1856(三
井デュポンポリケミカル社製)、Iotec7010、8000(エク
ソン(Exxon)社製)等を例示することができる。これらの
内で、内側カバー層には、ハイミラン1706、Iotec 8000
またはそれらの組合せ、外側カバー層には、ハイミラン
1652、1706、1707、1855、またはそれらの組合せを用い
ることが好ましく、また少量の他の樹脂を加えてもよ
い。
および外側カバー層(3)を被覆する。カバーはソリッド
ゴルフボールのカバー材として通常使用されるアイオノ
マー樹脂で形成することができ、アイオノマー樹脂の具
体例としては、それだけに限定されないが、ハイミラン
1557、1605、1652、1705、1706、1707、1855、1856(三
井デュポンポリケミカル社製)、Iotec7010、8000(エク
ソン(Exxon)社製)等を例示することができる。これらの
内で、内側カバー層には、ハイミラン1706、Iotec 8000
またはそれらの組合せ、外側カバー層には、ハイミラン
1652、1706、1707、1855、またはそれらの組合せを用い
ることが好ましく、また少量の他の樹脂を加えてもよ
い。
【0014】更に、内側カバー層は、アイオノマー樹脂
とナイロン樹脂の混合物から構成され、ナイロン樹脂の
混合比が3〜25重量%であることが好ましい。ナイロン
樹脂はナイロン12が好ましい。内側カバー層にナイロン
樹脂を加えることにより、内側カバー層の硬度を高くし
得る。ナイロン油脂の混合比が25重量%より大きいとカ
バーが硬くなり過ぎ、耐久性が悪くなる。また、3重量
%より小さい場合、効果が少ない。また、上記カバー用
組成物には例えば酸化亜鉛、硫酸バリウム等の無機充填
材や、着色のために二酸化チタン等の添加物を添加し得
るが、特に内側カバー層には比重調節のために高比重充
填材を添加し得る。高比重充填材の例として、金属粉、
金属酸化物、金属窒化物、金属炭化物等が挙げられる。
例えば、タングステン、タングステンカーバイト、モリ
ブデン、鉛、酸化鉛、ニッケルおよび銅またはこれらの
混合物が例示される。また、高比重充填材の代わりに比
較的比重の小さい硫酸バリウム、二酸化チタンまたは亜
鉛華を用いてもよいし、これらと高比重充填材の混合物
を用いてもよい。
とナイロン樹脂の混合物から構成され、ナイロン樹脂の
混合比が3〜25重量%であることが好ましい。ナイロン
樹脂はナイロン12が好ましい。内側カバー層にナイロン
樹脂を加えることにより、内側カバー層の硬度を高くし
得る。ナイロン油脂の混合比が25重量%より大きいとカ
バーが硬くなり過ぎ、耐久性が悪くなる。また、3重量
%より小さい場合、効果が少ない。また、上記カバー用
組成物には例えば酸化亜鉛、硫酸バリウム等の無機充填
材や、着色のために二酸化チタン等の添加物を添加し得
るが、特に内側カバー層には比重調節のために高比重充
填材を添加し得る。高比重充填材の例として、金属粉、
金属酸化物、金属窒化物、金属炭化物等が挙げられる。
例えば、タングステン、タングステンカーバイト、モリ
ブデン、鉛、酸化鉛、ニッケルおよび銅またはこれらの
混合物が例示される。また、高比重充填材の代わりに比
較的比重の小さい硫酸バリウム、二酸化チタンまたは亜
鉛華を用いてもよいし、これらと高比重充填材の混合物
を用いてもよい。
【0015】内側カバー層は比重1.2〜1.5、厚み0.5〜
2.0mm、ショアーD硬度外層以上〜80を有する。内側カ
バー層の比重が1.2より小さいと慣性モーメントが小さ
くなり、スピンが解けやすく(減衰しやすく)なり、1.5
より大きい場合充填材の量が多くなり成形が困難とな
る。カバー厚みが0.5mmより小さくなると耐久性が低下
し、2.0mmより大きくなると打撃時のフィーリングが硬
くなって悪くなる。カバー硬度がショアーDで外層より
小さくなると、反撥性能が低下して飛距離等が低下し、
80より大きくなると打撃時のフィーリング硬くなって悪
くなる。ショアーD硬度はASTM D-2240に従って測定さ
れる硬度である。
2.0mm、ショアーD硬度外層以上〜80を有する。内側カ
バー層の比重が1.2より小さいと慣性モーメントが小さ
くなり、スピンが解けやすく(減衰しやすく)なり、1.5
より大きい場合充填材の量が多くなり成形が困難とな
る。カバー厚みが0.5mmより小さくなると耐久性が低下
し、2.0mmより大きくなると打撃時のフィーリングが硬
くなって悪くなる。カバー硬度がショアーDで外層より
小さくなると、反撥性能が低下して飛距離等が低下し、
80より大きくなると打撃時のフィーリング硬くなって悪
くなる。ショアーD硬度はASTM D-2240に従って測定さ
れる硬度である。
【0016】外側カバー材としては、従来のツーピース
ゴルフボールのカバーに通常用いられるものを単独ある
いは混合して使用し得る。具体的には、アイオノマー樹
脂等が挙げられる。または、外側カバー層は比重0.5〜
1.2未満、厚み1.0〜2.5mm、ショアーD硬度63〜73を有
する。外側カバー層の比重が1.2以上になるとボール重
量が大きくなり過ぎゴルフボールとしての重量規定に適
合したボールを構成することが困難になり、また、比重
を0.5より小さくすることは困難である。カバー厚みが
1.0mmより小さくなると耐久性が低下し、2.5mmより大き
くなると反撥性能が低下して飛距離が低下する。カバー
硬度がショアーDで63より小さくなると、反撥性能が低
下して飛距離が低下し、73より大きくなると打撃時のフ
ィーリング硬くなって悪くなる。
ゴルフボールのカバーに通常用いられるものを単独ある
いは混合して使用し得る。具体的には、アイオノマー樹
脂等が挙げられる。または、外側カバー層は比重0.5〜
1.2未満、厚み1.0〜2.5mm、ショアーD硬度63〜73を有
する。外側カバー層の比重が1.2以上になるとボール重
量が大きくなり過ぎゴルフボールとしての重量規定に適
合したボールを構成することが困難になり、また、比重
を0.5より小さくすることは困難である。カバー厚みが
1.0mmより小さくなると耐久性が低下し、2.5mmより大き
くなると反撥性能が低下して飛距離が低下する。カバー
硬度がショアーDで63より小さくなると、反撥性能が低
下して飛距離が低下し、73より大きくなると打撃時のフ
ィーリング硬くなって悪くなる。
【0017】また、本発明のカバー層(内側カバー層(2)
および外側カバー層(3))には、例えば酸化チタン等の着
色剤や、その他の添加剤、例えば紫外線吸収剤、光安定
剤並びに蛍光材料または蛍光増白剤等を、ゴルフボール
カバーによる所望の特性が損なわれない範囲で含有して
いてもよいが、通常、着色剤の配合量は0.1〜0.5重量部
が好ましい。
および外側カバー層(3))には、例えば酸化チタン等の着
色剤や、その他の添加剤、例えば紫外線吸収剤、光安定
剤並びに蛍光材料または蛍光増白剤等を、ゴルフボール
カバーによる所望の特性が損なわれない範囲で含有して
いてもよいが、通常、着色剤の配合量は0.1〜0.5重量部
が好ましい。
【0018】本発明の内側カバー層(2)および外側カバ
ー層(3)の好ましい態様を下表に示すが、それらに限定
されるものではない。 (重量部) 種類 内側カバー層 外側カバー層 アイオノマー樹脂 75〜100 90〜100 ナイロン樹脂 0〜 25 − 高比重充填材 25〜 40 − 充填材 − 0〜 5 顔料 − 0〜0.05 老化防止剤 − 0〜0.5
ー層(3)の好ましい態様を下表に示すが、それらに限定
されるものではない。 (重量部) 種類 内側カバー層 外側カバー層 アイオノマー樹脂 75〜100 90〜100 ナイロン樹脂 0〜 25 − 高比重充填材 25〜 40 − 充填材 − 0〜 5 顔料 − 0〜0.05 老化防止剤 − 0〜0.5
【0019】本発明のカバー層は、ゴルフボールのカバ
ーの形成に使用されている一般に公知の方法、例えば射
出成形、プレス成型等により形成される。まず、内側カ
バー(2)を、コア(1)を被覆した後、外側カバー(3)を被
覆することにより製造する。外側カバー(3)を被覆する
際に通常、ディンプルと呼ばれるくぼみを多数表面上に
形成する。本発明のゴルフボールは美観を高め、商品価
値を上げるために、通常ペイントで被覆され、市場に投
入される。
ーの形成に使用されている一般に公知の方法、例えば射
出成形、プレス成型等により形成される。まず、内側カ
バー(2)を、コア(1)を被覆した後、外側カバー(3)を被
覆することにより製造する。外側カバー(3)を被覆する
際に通常、ディンプルと呼ばれるくぼみを多数表面上に
形成する。本発明のゴルフボールは美観を高め、商品価
値を上げるために、通常ペイントで被覆され、市場に投
入される。
【0020】本発明では、飛行性能を低下させることな
く、打撃時のフィーリングとスピン性能の優れたゴルフ
ボールを提供する。
く、打撃時のフィーリングとスピン性能の優れたゴルフ
ボールを提供する。
【0021】
【実施例】本発明を実施例により更に詳細に説明する。
但し、本発明はこれら実施例に限定されるものではな
い。
但し、本発明はこれら実施例に限定されるものではな
い。
【0022】コアの作成 表1に示す配合を混練した後、加硫成形することによ
り、直径35.1mmφの球状コアを得た。加硫条件は表1に
示すように、2段階で行われ140℃で16分加硫した後、1
65℃で8分間更に加硫した。
り、直径35.1mmφの球状コアを得た。加硫条件は表1に
示すように、2段階で行われ140℃で16分加硫した後、1
65℃で8分間更に加硫した。
【表1】 (重量部) 種類 I II III IV V VI BR−18(注1) 100 100 100 100 100 100 アクリル酸亜鉛 22 19 14 33 22 22 酸化亜鉛 17.6 18.7 20.6 13.3 32.2 − 老化防止剤(注2) 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 ジクミルパーオキサイド 1.6 1.6 1.8 1.4 1.6 1.6 ジフェニルジスルフィド 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 加硫条件:140℃×16分+165℃×8分
【0023】実施例1〜5、比較例1〜6 a)内側カバー層 表2に示すカバー配合A〜Dを上記コア上に射出成形す
ることにより、内側カバー層を形成した。使用したカバ
ー配合と、形成した内側カバー層の厚み、ショアーD硬
度および比重を表3に示す。 b)外側カバー層 表2に示すカバー配合E〜Iを上記a)で得られた内側
カバー層上に射出成形することにより、外側カバー層を
形成した。使用したカバー配合と、形成した外側カバー
層の厚み、ショアーD硬度および比重を表3に示す。
ることにより、内側カバー層を形成した。使用したカバ
ー配合と、形成した内側カバー層の厚み、ショアーD硬
度および比重を表3に示す。 b)外側カバー層 表2に示すカバー配合E〜Iを上記a)で得られた内側
カバー層上に射出成形することにより、外側カバー層を
形成した。使用したカバー配合と、形成した外側カバー
層の厚み、ショアーD硬度および比重を表3に示す。
【表2】 種類 A B C D E F G H I ハイミラン(注3)#1557 − − − − − 5 30 − − ハイミラン #1605 − − − − 25 20 − 42.5 − ハイミラン #1652 − − − − − − − − 30 ハイミラン #1706 50 47.5 25 25 25 − − 42.5 20 ハイミラン #1707 − − − − − − 20 − 20 ハイミラン #1855 − − − − 50 75 50 − 30 Iotec(注4) #8000 50 47.5 75 75 − − − − − AMNOD(注5) − 5.0 − − − − − 15.0 − タングステン 32.3 31.9 − 81.8 − − − − − 酸化チタン − − − − 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 硫酸バリウム − − 2.5 − 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3老化防止剤(注6) − − − − 0.03 0.03 0.03
0.03 0.03
0.03 0.03
【0024】(注1)日本合成ゴム社製ハイシス-1,4-ポ
リブタジエン (注2)吉富製薬製 (注3)三井ポリケミカル社製アイオノマー樹脂 (注4)Exxon社製アイオノマー樹脂 (注5)東レ製ナイロン12 (注6)三共製
リブタジエン (注2)吉富製薬製 (注3)三井ポリケミカル社製アイオノマー樹脂 (注4)Exxon社製アイオノマー樹脂 (注5)東レ製ナイロン12 (注6)三共製
【0025】得られた各ゴルフボールについて、ドライ
バー(ウッド1番クラブ)による飛距離およびスピン量、
サンドウェッジによるスピン量およびフィーリングにつ
いて評価を行い、その結果を表3に示す。試験方法は以
下の通り行った。 (試験方法) 飛距離およびスピン ツルーテンパー社製スイングロボットにドライバーを取
付け、ゴルフボールをヘッドスピード45m/秒で打撃し、
落下点までの距離(キャリー)を飛距離として測定し、打
撃されたゴルフボールを連続写真撮影することによって
スピン量を求める。同様に、ツルーテンパー社製スイン
グロボットにサンドウェッジを取付け、ゴルフボールを
ヘッドスピード19.2m/秒で打撃し、打撃されたゴルフボ
ールを連続写真撮影することによってスピン量を求め
る。によるキャリー測定した(装置名:ツルーテンパー
社製スイングロボット)。 打撃時のフィーリング トッププロゴルファー10人によりドライバーで実打して
評価する。評価基準は下記の通りである。評価基準 ◎ …非常に良い ○ …良い △ …普通 ×H…悪い(硬過ぎ) ×S…悪い(軟らか過ぎ)
バー(ウッド1番クラブ)による飛距離およびスピン量、
サンドウェッジによるスピン量およびフィーリングにつ
いて評価を行い、その結果を表3に示す。試験方法は以
下の通り行った。 (試験方法) 飛距離およびスピン ツルーテンパー社製スイングロボットにドライバーを取
付け、ゴルフボールをヘッドスピード45m/秒で打撃し、
落下点までの距離(キャリー)を飛距離として測定し、打
撃されたゴルフボールを連続写真撮影することによって
スピン量を求める。同様に、ツルーテンパー社製スイン
グロボットにサンドウェッジを取付け、ゴルフボールを
ヘッドスピード19.2m/秒で打撃し、打撃されたゴルフボ
ールを連続写真撮影することによってスピン量を求め
る。によるキャリー測定した(装置名:ツルーテンパー
社製スイングロボット)。 打撃時のフィーリング トッププロゴルファー10人によりドライバーで実打して
評価する。評価基準は下記の通りである。評価基準 ◎ …非常に良い ○ …良い △ …普通 ×H…悪い(硬過ぎ) ×S…悪い(軟らか過ぎ)
【0026】(試験結果)
【表3】
【0027】以上の結果より、本発明の実施例1〜5は
打撃時のフィーリングとコントロール性を良くするた
め、表3に示すようにコアを軟らかくし、かつカバーの
硬度を低くしているが、打撃時のフィーリングおよびコ
ントロール性が良好でかつ飛行性能が優れていることが
わかる。
打撃時のフィーリングとコントロール性を良くするた
め、表3に示すようにコアを軟らかくし、かつカバーの
硬度を低くしているが、打撃時のフィーリングおよびコ
ントロール性が良好でかつ飛行性能が優れていることが
わかる。
【0028】
【発明の効果】本発明のソリッドゴルフボールは、前述
の配合で成形したコアを用い、カバー厚み、カバー硬度
およびカバー比重を特定範囲に設定することにより、飛
行性能を低下させることなく、打撃時のフィーリングと
スピン性能を向上させたものである。
の配合で成形したコアを用い、カバー厚み、カバー硬度
およびカバー比重を特定範囲に設定することにより、飛
行性能を低下させることなく、打撃時のフィーリングと
スピン性能を向上させたものである。
【図1】 本発明のゴルフボールの断面概略図である。
1 … コア 2 … 内側カバー層 3 … 外側カバー層
Claims (4)
- 【請求項1】 コア(1)と該コア上に形成されたカバー
から成り、該カバーが内側カバー層(2)と外側カバー層
(3)の2層構造をとる2層カバー構造を有するゴルフボ
ールにおいて、該コア(1)が基材ゴム100重量部に対して
不飽和カルボン酸の金属塩18〜28重量部を含有するゴム
組成物から得られ、該内側カバー層(2)が比重1.2〜1.
5、厚み0.5〜2.0mm、ショアーD硬度外層以上〜80を有
し、かつ外側カバー層(3)が比重0.5〜1.2未満、厚み1.0
〜2.5mm、ショアーD硬度63〜73を有するソリッドゴル
フボール。 - 【請求項2】 該コアが、初荷重10kgを負荷したときか
ら終荷重130kgを負荷したときまでの変形量が、4.0〜6.
0mmである請求項1記載のソリッドゴルフボール。 - 【請求項3】 該内側カバー層(2)が金属充填材を含む
請求項1または2のいずれかに記載のソリッドゴルフボ
ール。 - 【請求項4】 該内側カバー層(2)が、アイオノマー樹
脂およびナイロン樹脂の混合物を主材としてなり、かつ
ナイロン樹脂の配合量が3〜25重量%である請求項1、
2または3のいずれかに記載のソリッドゴルフボール。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8062916A JPH09164224A (ja) | 1995-10-11 | 1996-03-19 | ソリッドゴルフボール |
GB9620946A GB2306118B (en) | 1995-10-11 | 1996-10-08 | Solid golf ball |
AU68141/96A AU701140B2 (en) | 1995-10-11 | 1996-10-11 | Solid golf ball |
US08/729,409 US5730664A (en) | 1995-10-11 | 1996-10-11 | Solid golf ball |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26288695 | 1995-10-11 | ||
JP7-262886 | 1995-10-11 | ||
JP8062916A JPH09164224A (ja) | 1995-10-11 | 1996-03-19 | ソリッドゴルフボール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09164224A true JPH09164224A (ja) | 1997-06-24 |
Family
ID=26403977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8062916A Pending JPH09164224A (ja) | 1995-10-11 | 1996-03-19 | ソリッドゴルフボール |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5730664A (ja) |
JP (1) | JPH09164224A (ja) |
AU (1) | AU701140B2 (ja) |
GB (1) | GB2306118B (ja) |
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