JPH09164074A - 製パン機能付き炊飯器 - Google Patents

製パン機能付き炊飯器

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Publication number
JPH09164074A
JPH09164074A JP34733095A JP34733095A JPH09164074A JP H09164074 A JPH09164074 A JP H09164074A JP 34733095 A JP34733095 A JP 34733095A JP 34733095 A JP34733095 A JP 34733095A JP H09164074 A JPH09164074 A JP H09164074A
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JP
Japan
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bread
container
rice
inner pot
case
Prior art date
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Application number
JP34733095A
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English (en)
Inventor
Tomosaburo Yamazaki
友三郎 山崎
Kohei Kobayashi
孝平 小林
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Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コスト、省スペースを実現すると共に、お
いしいご飯の炊き上げとふっくらとしたパン焼成が可能
なパン焼き機能付き炊飯器を提供する。 【解決手段】 内釜80は、炊飯器本体の内ケース13
の支持部材16上に着脱自在に載置され、パンケース9
0は内釜80内に着脱自在に装着される。炊飯は内釜8
0のみを用いて行い、製パンは内部に材料をセットした
パンケース90を内釜80にセットして行う。製パン
時、モータ45の回転力は回転軸46から回転軸82を
経て回転軸92に伝達されて捏ね羽根97を回転させ、
パン生地捏ね工程が行われる。発酵工程は、シーズヒー
タ51〜54に選択的に通電して行う。パン焼き工程
は、ガスバーナ14を熱源として、内釜80とパンケー
ス90との間の空気層を加熱することにより間接的に行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、炊飯機能のほかに
製パン機能をも兼ね備えた製パン機能付き炊飯器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭でも簡便にパンを焼くことが
できる廉価な製パン機が登場し、例えば特開平2−80
013号、特開平2−80014号、特開平6−228
60号、特開平6−90863号、あるいは実開平5−
9432号の各公報等に開示されている。これらの装置
は、いずれも製パン機能のみを備えた専用機であるた
め、ご飯を主食としている一般家庭において自家製パン
を作ろうとしたときには、炊飯器とは別に製パン機を購
入する必要があり、価格的に普及が難しかった。また、
炊飯器と製パン機の両方を必要とするため、家庭の厨房
内での設置スペースも多くを要するという問題があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、例えば特開平
1−148220号公報に開示されているように、パン
生地捏ね装置を電子レンジ付き熱風式ガスオーブンに収
容してパン生地捏ね工程から発酵、焼成工程まで自動的
に行うことを可能とした製パン機が考えられている。こ
の装置では、ガスオーブンを電子レンジとして用いる際
のターンテーブルの回転力を生地捏ね装置の動力として
利用するようにしているので、生地捏ね装置自体の構成
は簡単で安価に製作できるものの、ガスオーブン本体を
も含めた装置としてはかなり高価なものとなり、一般家
庭への普及には問題が残る。
【0004】また、例えば特開平2−116320号お
よび特開平2−116321号公報に開示されているよ
うに、電気炊飯器に製パン機能を備えさせたものも考え
られている。しかしながら、この装置では、電気ヒータ
により加熱した空気をファンによって強制的に加熱室内
に送り込んでパン焼成を行うようになっているため、送
風機構が必要であり、装置をコンパクトにすることが困
難であると共に、ファンの回転音が大きい。また、熱源
が電気ヒータであるため、炊飯時においてご飯をふっく
らと炊き上げたり、パン焼成時においてパンをふっくら
と焼き上げることが困難であった。
【0005】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、低コストおよび省スペースを実現す
ると共に、おいしいご飯の炊き上げとふっくらとしたパ
ン焼成を行うことができる製パン機能付き炊飯器を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の製パン機
能付き炊飯器は、炊飯機能のほかに製パン機能をも兼ね
備えた炊飯器であって、パン捏ね機構を有すると共に加
熱室内に着脱自在に装着される製パン用容器と、前記加
熱室内に装着された前記製パン用容器を加熱する炊飯用
熱源としてのガスバーナとを備えている。
【0007】この製パン機能付き炊飯器では、加熱室内
に着脱自在に装着される製パン用容器を用いてパン捏ね
工程等の製パンに必要な前工程が行われると共に、ガス
バーナを熱源としたパン焼き工程が行われる。
【0008】請求項2記載の製パン機能付き炊飯器は、
請求項1記載の製パン機能付き炊飯器において、前記製
パン用容器が、炊飯時に前記加熱室内に単独で装着され
て炊飯用内釜として用いられる第1の容器と、製パン時
に内部にパン材料がセットされると共に前記第1の容器
内に着脱自在に装着される第2の容器とからなり、前記
第1の容器と第2の容器との間に空気層が形成されるよ
うに構成したものである。
【0009】この製パン機能付き炊飯器では、製パン用
容器は、第1の容器と第2の容器からなり、両容器は分
離可能である。このうち第1の容器は炊飯専用の内釜と
しても用いられる。製パン時には、内部にパン材料をセ
ットした第2の容器を第1の容器内に装着した上で、こ
れを炊飯器本体内にセットし、第1の容器の外部からガ
スバーナによって加熱する。このとき、両容器間の空気
層の存在により、第2の容器は間接的に加熱され、良好
なパン焼きが行われる。
【0010】請求項3記載の製パン機能付き炊飯器は、
請求項1記載の製パン機能付き炊飯器において、前記製
パン用容器が、炊飯時に前記加熱室内に装着される炊飯
専用内釜と同一外形を有する第1の容器と、この第1の
容器内に固設されると共に内部にパン材料がセットされ
る第2の容器とからなり、前記第1の容器と第2の容器
との間に空気層が形成されるように構成したものであ
る。
【0011】この製パン機能付き炊飯器では、製パン用
容器は第1の容器と第2の容器からなり、両容器は一体
に構成されている。製パン時には、第2の容器内にパン
材料をセットした上で、これを炊飯器本体内にセット
し、第1の容器の外部からガスバーナによって加熱す
る。このとき、両容器間の空気層の存在により、第2の
容器は間接的に加熱され、良好なパン焼きが行われる。
一方、炊飯は、第1の容器と同一外形を有する炊飯専用
内釜を用いて行われる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0013】図1は本発明の一実施の形態に係る製パン
機能付き炊飯器の断面構成を表すものである。なお、こ
こでは、炊飯用および製パン用の器材を取り外した状態
を表している。
【0014】図1に示したように、この炊飯器は、下ケ
ース11と、下ケース11の上に配設された上ケース1
2と、上ケース12内に設けられた内ケース13と、下
ケース11内に設けられた仕切台15上に固設され、被
加熱物(後述する内釜)を加熱するリング状のガスバー
ナ14と、仕切台15上に固設され、被加熱物を支持す
る円筒状の支持部材16とを備えている。
【0015】下ケース11と上ケース12との境界部に
は、中央部に円形の開口部17を有する仕切板18が設
けられ、この開口部17と同心にガスバーナ14および
支持部材16が、上端が上ケース12内に突出するよう
に配設されている。
【0016】ガスバーナ14はリングバーナによって構
成されており、外周部には外側に向かって開口する炎孔
21が周設されている。炎孔21の近傍の仕切板18に
は、点火プラグ22および立ち消え検知センサ23が配
設されている。点火プラグ22は、仕切台15の下側に
配設された例えばマイクロコンピュータからなる制御装
置25に接続され、この制御装置25の指示に基づいて
点火するようになっている。立ち消え検知センサ23は
熱電対によって構成されており、この熱電対の熱起電力
によってガスバーナ14の点火または立ち消えの状態の
検出が行われるようになっている。そして、立ち消え検
知センサ23の出力に基づいて、ガスバーナ14が点火
しているときにはガス供給管中に配設された電磁安全弁
33(後述)が開弁状態に保持され、ガスバーナ14が
立ち消え状態になると電磁安全弁33が閉弁されるよう
になっている。
【0017】ガスバーナ14の上方には、ガスバーナ1
4の炎が被加熱物に直接触れるのを防ぐための遮蔽板2
7が設けられている。この遮蔽板27は、水平な環状板
部分と、この環状板部分の開口部に固着された円筒部分
とからなり、数カ所の連結部(図示せず)によって支持
部材16に固着されている。
【0018】ガスバーナ14の底部の一部には、ガスバ
ーナ14にガスを供給するためのガス供給管の一端部が
接続されている。このガス供給管の他端部は、比例弁3
1、メイン弁32および電磁安全弁33を介して図示し
ないガス供給源に接続されている。比例弁31は、図1
には図示しない比例弁駆動装置により駆動されるように
なっている。この比例弁駆動装置は、制御装置25に接
続されており、制御装置25の制御により比例弁31の
開放量(すなわちガス供給量)を調節するようになって
いる。
【0019】内ケース13は、底面部の周縁部に形成さ
れた突部41によって仕切板18の上面に固設されてい
る。内ケース13の側面上部の周面部は、上ケース12
から突出した突部42によって支持されている。また、
内ケース13の底面中央部には、開口部43が形成さ
れ、この開口部43を介して支持部材16の上端部およ
び遮蔽板27の上面部が内ケース13内に突出してい
る。
【0020】支持部材16内は中空になっており、その
底部の仕切台15上に、パン生地捏ね用のモータ45が
配設されている。このモータ45は、制御装置25の制
御によって一定速度で回転し、この回転力を回転軸46
を介してパンケース(後述)の捏ね軸に伝達するように
なっている。回転軸46の上端部には、軸の1つの直径
方向に沿って向かい合った2つの凸部が形成され、後述
する内釜の回転軸の下端部に係合するようになってい
る。支持部材16の内側には、後述する内釜の回転を防
止するための回転防止部47が環状に形成されている。
支持部材16の頂部には、被加熱物である内釜の温度を
検知するための温度センサ48が配設されている。この
温度センサ48は、図示しないばねによって上方に付勢
されて支持部材16の上面からやや突出しているが、内
ケース13内に内釜を載置したときに支持部材16の上
面まで押し込められて内釜の底部に無理なく確実に当接
するようになっている。温度センサ48は制御装置25
に接続されており、制御装置25は、温度センサ48の
出力信号に応じて比例弁31を制御し、ガスバーナ14
の燃焼量を調節するようになっている。
【0021】遮蔽板27の下面には、その外周縁部に沿
って底面ヒータ51が固設され、また、内ケース13に
は、その側面外周面に沿って側面ヒータ52,53が配
設されている。これらのヒータは、後述する上面ヒータ
54と共に、配電部55からの電流供給を受けて発熱す
るようになっており、炊飯後の米飯の保温や製パン時に
おけるパン生地発酵に用いられる。
【0022】下ケース11の外部下面側には室温センサ
56が配設され、その検知出力は制御装置25に入力さ
れるようになっている。制御装置25は、この検知出力
を基にパン生地の発酵工程において使用するシーズヒー
タを選択するようになっている。仕切板18の下面側に
は、シーズヒータ51〜54をオンオフするためのサー
マルリードスイッチ57が配設され、これにより、シー
ズヒータ51〜54の温度調節が行われるようになって
いる。
【0023】上ケース12の外周部前面側には、この製
パン機能付き炊飯器に対して各動作モードごとの動作開
始指示を与えるための操作キーや、動作状態を表示する
ための表示部等を備えた操作表示部61が配設され、制
御装置25に接続されている。操作キーとしては、炊飯
キー、製パンキー、蒸しキー、および各動作を停止させ
るための停止キー等がある。
【0024】上ケース12の上部には、ヒンジ62によ
って開閉自在な上蓋63が配設され、ラッチ機構64に
よって上ケース12のラッチ部に係合し、上ケース12
の上部を密閉するようになっている。上蓋63の上面側
には、開閉用の把手66が設けられ、下面側には支持部
材67によって支持された内蓋68が配設されている。
ヒンジ62の下部には露受け部70が配設されている。
【0025】図2は、炊飯時および製パン時において図
1の製パン機能付き炊飯器の内ケース13内に装着され
る内釜の断面構造を表すものである。この内釜80は、
米飯または後述するパンケースを収容するための本体容
器81と、本体容器81の底部の中央部の開口部に挿通
された回転軸82とを備えている。回転軸82は軸受部
83によって回転自在に支持されており、回転軸82と
本体容器81の底部との間はシール部材84によってシ
ールされている。本体容器81の底部下面側には、軸受
部83を固定すると共に、製パン時のパン生地捏ね工程
において炊飯器本体の回転防止部47と係合して内釜8
0の回転を防止する円筒状の回転防止部材85が本体容
器81と一体に形成されている。一方、本体容器81の
底部上面側には、パン生地捏ね工程において後述するパ
ンケースの回転を防止する回転防止部材86が本体容器
81と一体に形成されている。
【0026】図3は、図2の内釜80の本体容器81の
内底部を斜め上から視た状態を表すものである。この図
に示したように、回転防止部材86には、円周上に4箇
所の切欠部87が形成され、後述するパンケースの回転
防止部材の凸部に係合するようになっている。回転軸8
2の上端部には、1つの直径方向に沿って向かい合った
2つの凸部88が形成され、後述するパンケースの回転
軸の下端部の凹部に係合するようになっている。なお、
図2において、回転軸82の下端部の形状は、上端部の
形状と逆の形状、すなわち、軸の1つの直径方向に沿っ
て向かい合った2つの凹部が形成された形状をなしてお
り、パン生地捏ねを行う際に、製パン機能付き炊飯器本
体側の回転軸46の上端部と係合するようになってい
る。
【0027】図4は、製パン時において図2の内釜80
内に装着されるパンケースの断面構造を表すものであ
る。このパンケース90は、パン材料を収容するための
本体容器91と、本体容器91の底部の中央部の開口部
に挿通された回転軸92とを備えている。回転軸92は
軸受部93によって回転自在に支持されており、回転軸
92と本体容器91の底部との間はシール部材94によ
ってシールされている。本体容器91の底部下面側に
は、軸受部93を固定する円筒状の凸部95と、製パン
時のパン生地捏ね工程において内釜90の回転防止部材
86と係合してパンケース90の回転を防止する円筒状
の回転防止部材96とが本体容器91と一体に形成され
ている。回転軸92の上端部は本体容器91の底部上面
側に突出しており、ここにパン生地捏ね用の捏ね羽根9
7が着脱自在に装着されている。
【0028】図5は、図4のパンケース90を天地反転
して、その底面部を斜め上から視た状態を表すものであ
る。この図に示したように、回転防止部材96には、円
周上の4箇所に凸部98が形成され、上記した内釜80
の回転防止部材86の切欠部87に係合するようになっ
ている。回転軸92の上端部には、1つの直径方向に沿
って向かい合った2つの凹部99が形成され、上記した
内釜80の回転軸82の上端部の凸部88に係合するよ
うになっている。また、回転防止部材96には、周面に
沿った複数箇所に貫通穴100が形成され、パンケース
90を内釜80内に装着したときに、回転防止部材96
の内外で空気が自由に流通できるようになっている。
【0029】次に、以上のような構成の製パン機能付き
炊飯器の動作を説明する。
【0030】最初に、図6を参照して、炊飯時における
動作を説明する。炊飯を行う場合には、まず、図2に示
した内釜80内に洗米した適当量の米と必要量の水とを
入れて、この内釜80を図1に示した炊飯器本体の内ケ
ース13内に装着する。このとき、図6に示したよう
に、内釜80の回転軸82の下端部の凹部と炊飯器本体
側の回転軸46の上端部の凸部とが係合すると共に、内
釜80の底部下面側の回転防止部材85の凸部(図示せ
ず)と炊飯器本体側の回転防止部47とが係合し、内釜
80の本体容器81の上端周縁部は内ケース13の上端
周縁部によって支持される。また、内釜80の底部下面
は支持部材16の上端に当接し、これと同時に温度セン
サ48も内釜80の底部下面に無理なく確実に当接す
る。そして、上蓋63を閉じると、内釜80の本体容器
81の上端周縁部から1段低くなった周縁部に内蓋68
が当接して本体容器81内が密閉される。
【0031】次に、操作表示部61の図示しない炊飯キ
ーを押すと、制御装置25に炊飯開始信号が出力され
る。制御装置25は、炊飯開始信号に応じ、メイン弁3
2および電磁安全弁33を開放させると共に、図示しな
い比例弁駆動装置に制御信号を出力して比例弁31を開
放させ、更に、点火プラグ22にも制御信号を出力して
点火プラグ22とガスバーナ14との間に火花放電を生
じさせガスバーナ14を点火させる。ガスバーナ14の
炎は、遮蔽板27に触れてこれを加熱すると共に、遮蔽
板27の周縁部と内ケース13の開口部43との隙間を
通って上昇する。そして、ガスバーナ14により熱せら
れた空気は、内ケース13と内釜80の本体容器81と
の間をさらに上昇し、本体容器81の周囲全体を包み込
んで本体容器81を加熱した後、図示しない燃焼排気口
から排出される。
【0032】制御装置25は、予め定められたフローに
従って比例弁31を制御してガスバーナ14の炎を調節
すると共に、温度センサ48からの温度検知信号を監視
する。そして、これが約140°Cに達すると、炊飯完
了と判断して、メイン弁32、電磁安全弁33または比
例弁31を閉じ、ガスバーナ14を消火させる。これと
同時に蒸らしモードに入り、所定の蒸らし時間経過後、
図示しないブザーによって炊飯および蒸らしの完了を知
らせる。その後、制御装置25は、シーズヒータ51〜
54への選択的通電を開始させて保温モードに移行す
る。この場合、制御装置25は、室温センサ56から得
た室温検知信号を基に、いずれのヒータに通電するかを
決定する。例えば、室温が所定温度以下のときは、すべ
てのシーズヒータ51〜54に通電し、所定温度以上の
ときは底面側のシーズヒータ51と上面側のシーズヒー
タ54のみに通電するようにする。また、通電させたシ
ーズヒータの温度調節はサーマルリードスイッチ57を
オンオフさせて行う。
【0033】このように、本実施の形態では、ガスバー
ナ14によって熱せられた空気によって内釜80全体を
包み込むようにして炊飯を行うので、炊きむらや焦げつ
きがなく、ふっくらとおいしいご飯を炊き上げることが
できる。
【0034】次に、図7を参照して、製パン時における
動作を説明する。製パンを行う場合には、まず、図2に
示した内釜80を図1に示した炊飯器本体の内ケース1
3内に装着する。このとき、上記と同様に、内釜80の
回転軸82の下端部の凹部と炊飯器本体側の回転軸46
の上端部の凸部とが係合すると共に、内釜80の底部下
面側の回転防止部材85の凸部(図示せず)と炊飯器本
体側の回転防止部47とが係合し、内釜80の本体容器
81の上端周縁部は内ケース13の上端周縁部によって
支持される。また、内釜80の底部下面は支持部材16
の上端に当接し、これと同時に温度センサ48も内釜8
0の底部下面に無理なく確実に当接する。
【0035】次に、図4に示したパンケース90内に製
パンに必要な材料(小麦粉、イースト、塩、砂糖、水
等)をそれぞれ必要量ずつ入れて、このパンケース90
を内釜80の内部にセットする。このとき、図7に示し
たように、パンケース90の回転軸92の下端部の凹部
と内釜80の回転軸82の上端部の凸部とが係合すると
共に、パンケース90の底部下面側の回転防止部材96
の凸部98(図5)と内釜80の回転防止部86の切欠
部87とが係合する。そして、上蓋63を閉じると、内
釜80の本体容器81の上端周縁部から1段低くなった
周縁部に内蓋68が当接して本体容器81内が密閉され
る。
【0036】次に、操作表示部61の図示しない製パン
キーを押すと、制御装置25に対して製パン開始信号が
出力される。これを受けた制御装置25は、まず、モー
タ45を駆動するモータ駆動部(図示せず)に対しモー
タ駆動信号を出力する。これにより、モータ45は一定
速度で回転を開始する。モータ45の回転力は、回転軸
46から内釜80の回転軸82を経てパンケース90の
回転軸92に伝達され、捏ね羽根97を回転させる。こ
のとき、炊飯器本体側と内釜80との間の回転防止機構
および内釜80とパンケース90との間の回転防止機構
により、内釜80およびパンケース90の回転は防止さ
れる。こうして、パン生地捏ね工程が行われる。そし
て、制御装置25は、所定の時間が経過すると、モータ
45の回転を停止させ、パン生地捏ね工程を終了し、次
の発酵工程へと移行する。
【0037】発酵工程は、1次発酵と2次発酵とからな
る。このうち1次発酵はシーズヒータ51〜54を選択
的に通電してパン生地が35〜36°Cとなるように制
御し、この温度を所定時間保持することで行う。この場
合、制御装置25は、室温センサ56から得た室温検知
信号を基に、いずれのシーズヒータに通電するかを決定
する。例えば、室温が所定温度以下のときは、すべての
電熱ヒータ51〜54に通電し、所定温度以上のときは
底面側の電熱ヒータ51と上面側の電熱ヒータ54のみ
に通電するようにする。また、通電させた電熱ヒータの
温度調節はサーマルリードスイッチ57をオン・オフさ
せて行う。また、2次発酵は、パン生地を35〜36°
C程度に所定の時間保持することで行う。この場合の温
度制御も1次発酵の場合と同様である。
【0038】発酵工程が終了すると、制御装置25は、
図示しない比例弁駆動装置に制御信号を出力して比例弁
31を開放させると共に、点火プラグ22にも制御信号
を出力して点火プラグ22とガスバーナ14との間に火
花放電を生じさせガスバーナ14を点火させる。ガスバ
ーナ14の炎は、遮蔽板27に触れてこれを加熱すると
共に、遮蔽板27の周縁部と内ケース13の開口部43
との隙間を通って上昇する。そして、ガスバーナ14に
より熱せられた空気は、内ケース13と内釜80の本体
容器81との間をさらに上昇し、本体容器81の周囲全
体を包み込んで本体容器81を加熱した後、図示しない
燃焼排気口から排出される。そして、内釜80とパンケ
ース90との間の空気層が熱せられることにより、パン
ケース90全体が間接的に加熱される。
【0039】制御装置25は、予め定められたフローに
従って比例弁31を制御してガスバーナ14の炎を調節
すると共に、温度センサ48からの温度検知信号を監視
する。そして、これが所定温度に達すると、焼き上げ完
了と判断して、メイン弁32、電磁安全弁33または比
例弁31を閉じ、ガスバーナ14を消火させる。ここ
で、所定温度とは、内釜80とパンケース90との間の
空気層の温度が200°Cとなるときの対応温度であ
り、一般に200°Cよりも高い温度である。
【0040】ガスバーナ14の消火後、制御装置25
は、図示しないブザーによって製パン工程すべての完了
を知らせる。
【0041】このように、本実施の形態では、ガスバー
ナ14によって熱せられた内釜80を介してその内部の
空気層を加熱し、これによってパンケース90全体を包
み込むようにして間接的に加熱しているため、焼きむら
や焦げつきがなく、ふっくらとおいしいパンを焼き上げ
ることができる。しかも、従来のように、熱風を送るた
めのファン機構を特に必要とせずに空気加熱方式による
製パンが可能である。
【0042】なお、本炊飯器では、炊飯および製パン機
能のほかに蒸し機能を備えており、じゃがいも等の蒸し
料理も可能である。この場合は、図6に示したように、
炊飯器本体にセットした内釜80内に必要量の水を入れ
ると共に、網状の蒸し用台(図示せず)を底部にセット
し、その上にじゃがいも等を配置する。そして、操作表
示部61の図示しない蒸しキーを押すことにより、ガス
バーナ14を点火させ、内釜80内の水を沸騰させてじ
ゃがいも等を蒸すことができる。この場合、制御装置2
5は、予め定められたタイマー制御により蒸し工程を行
う。また、温度センサ48が100°C以上の温度を検
知したときには、水なしと判断してガスバーナ14を消
火させると共に、その旨の警告をブザー等によって行
う。
【0043】また、上記実施の形態では、内釜80とパ
ンケース90とを分離可能な構造とし、炊飯時には内釜
80のみを用いる構成としたが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、図8に示したように、内釜とパンケ
ースとを一体に構成して製パン専用としてもよい。この
場合には、図8に示したように、内釜の本体容器181
とパンケースの本体容器191とを、両者間に空気層を
形成するようにして相互に固着する。そして、両容器の
底部中央の開口部に回転軸195を挿通すると共に、こ
の回転軸195を本体容器191に設けた軸受部195
によって回転自在に支持する。回転軸192と各容器の
底部中央の開口部との間には、それぞれシール部材18
4,194を配置する。このような構造とすることによ
り、内釜とパンケースとが一体となった製パン専用容器
200が構成され、製パン時にはこれを炊飯器本体側に
セットすればよい。一方、炊飯時には、内釜本体容器1
81と同一外形の他の炊飯専用内釜を用いるようにす
る。但し、この場合、その炊飯専用内釜の内底面および
外底面には、図2に示した回転軸82や回転防止部材8
6等の突起物を設ける必要がないので、ご飯の盛りつけ
時や食器洗い時に有利である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように請求項1ないし3記
載の製パン機能付き炊飯器によれば、加熱室内に着脱可
能な製パン用容器を用いてパン捏ね工程等の製パンに必
要な前工程を行うと共に、ガスバーナを熱源としたパン
焼き工程を行うようにしたので、1台の炊飯器で炊飯お
よび製パンが可能となり、利用者にとっては低コストで
2つの調理を楽しむことができ、また、設置スペースに
困ることもない。しかも、熱源としてガスバーナを使用
するので、炊飯、製パン共にふっくらとした炊き上げあ
るいは焼き上げが可能である。
【0045】特に、請求項2記載の製パン機能付き炊飯
器によれば、製パン用容器を、第1の容器と第2の容器
とにより構成して両容器を分離可能にすると共に、第1
の容器は炊飯用の内釜としても用いるようにしたので、
炊飯専用の内釜を別途用意する必要がなく、より低コス
ト化が可能であると共に、製パン時には不要である比較
的サイズの大きい炊飯専用内釜の置き場所に困ることも
ない。また、製パン時には、内部にパン材料をセットし
た第2の容器を第1の容器内に装着した上で、これを炊
飯器本体内にセットし、第1の容器の外部からガスバー
ナによって加熱すると共に、両容器間に空気層が形成さ
れるように構成したので、第2の容器は間接的に加熱さ
れることとなり、焼きむらがなく、ふっくらとした焼き
上げが可能となる。しかも、従来の強制熱風加熱方式の
ような送風ファンが不要なので、この点でも低コスト化
が可能である。
【0046】また、請求項3記載の製パン機能付き炊飯
器によれば、第1の容器と第2の容器とを一体にして製
パン用容器を構成し、これを製パン専用容器として用い
ると共に、炊飯は、第1の容器と同一外形を有する別の
炊飯専用内釜を用いて行うようにしたので、炊飯専用内
釜を、その内外面に突起物のないシンプルな形状にする
ことができ、ご飯の盛りつけや炊飯専用内釜を洗う際に
便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る製パン機能付き炊
飯器の本体側の構造を表す断面図である。
【図2】この製パン機能付き炊飯器に用いられる炊飯用
の内釜の構造を表す断面図である。
【図3】図2の内釜の本体容器の内底部の斜視図であ
る。
【図4】この製パン機能付き炊飯器に用いられる製パン
用のパンケースの構造を表す断面図である。
【図5】図4のパンケースの本体容器の外底部の斜視図
である。
【図6】炊飯時における状態を表す断面図である。
【図7】製パン時における状態を表す断面図である。
【図8】本発明の他の実施の形態に係る内釜およびパン
ケースの構造を表す断面図である。
【符号の説明】
11 下ケース 12 上ケース 13 内ケース 14 ガスバーナ 16 支持部材 22 点火プラグ 23 立ち消え検知センサ 25 制御装置 27 遮蔽板 31 比例弁 32 メイン弁 33 電磁安全弁 45 モータ 46,82,92 回転軸 47,85,86 回転防止部材 48 温度センサ 51〜54 シーズヒータ 57 サーマルリードスイッチ 61 操作表示部 63 上蓋 68 内蓋 80 内釜(製パン用容器;第1の容器) 90 パンケース(製パン用容器;第2の容器) 97 捏ね羽根 200 製パン専用容器(製パン用容器)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炊飯機能のほかに製パン機能をも兼ね備
    えた炊飯器であって、 パン捏ね機構を有すると共に加熱室内に着脱自在に装着
    される製パン用容器と、 前記加熱室内に装着された前記製パン用容器を加熱する
    炊飯用熱源としてのガスバーナとを備えたことを特徴と
    する製パン機能付き炊飯器。
  2. 【請求項2】 前記製パン用容器は、炊飯時に前記加熱
    室内に単独で装着されて炊飯用内釜として用いられる第
    1の容器と、製パン時に内部にパン材料がセットされる
    と共に前記第1の容器内に着脱自在に装着される第2の
    容器とからなり、 前記第1の容器と第2の容器との間には空気層が形成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の製パン機能付
    き炊飯器。
  3. 【請求項3】 前記製パン用容器は、炊飯時に前記加熱
    室内に装着されて使用される炊飯専用内釜と同一外形を
    有する第1の容器と、この第1の容器内に固設されると
    共に内部にパン材料がセットされる第2の容器とからな
    り、 前記第1の容器と第2の容器との間には空気層が形成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の製パン機能付
    き炊飯器。
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