JPH09162688A - 弾性表面波装置 - Google Patents

弾性表面波装置

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JPH09162688A
JPH09162688A JP7320928A JP32092895A JPH09162688A JP H09162688 A JPH09162688 A JP H09162688A JP 7320928 A JP7320928 A JP 7320928A JP 32092895 A JP32092895 A JP 32092895A JP H09162688 A JPH09162688 A JP H09162688A
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JP
Japan
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acoustic wave
surface acoustic
electrode
wave device
comb
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JP7320928A
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Yasunobu Tsuji
康暢 辻
Keiji Onishi
慶治 大西
Katsunori Moritoki
克典 守時
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H9/00Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
    • H03H9/02Details
    • H03H9/05Holders; Supports
    • H03H9/10Mounting in enclosures
    • H03H9/1064Mounting in enclosures for surface acoustic wave [SAW] devices
    • H03H9/1071Mounting in enclosures for surface acoustic wave [SAW] devices the enclosure being defined by a frame built on a substrate and a cap, the frame having no mechanical contact with the SAW device
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/15Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/161Cap
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    • H01L2924/16195Flat cap [not enclosing an internal cavity]

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 絶縁性樹脂が粘度及び量が適正に調整されて
いなくても、容易に弾性表面波素子の櫛形電極部の周囲
に空間を保持することができ、かつ小型化もできる弾性
表面波装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 電極パッド部16及び櫛形電極部17が形成
された主面をフェイスダウン方式で実装基板1に実装さ
れた弾性表面波素子15と、入出力電極4及び接地電極5
と電極パッド部16をそれぞれ電気的に接続する導電性樹
脂13が転写塗布された電極バンプ12と、電極バンプ12の
周囲に配置された絶縁性樹脂14とからなる弾性表面波装
置において、実装基板1の実装面側に金属バンプ12より
も背の低い凸型部材11を形成するとともに、この凸型部
材11の一部が櫛形電極部17と金属バンプ12との間に位置
するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弾性表面波装置に
関し、特に弾性表面波素子をフェイスダウン方式で実装
する弾性表面波装置のパッケージング構造に関する。
【0002】
【従来の技術】移動体通信技術の発展にともない、各種
移動体通信機器の送受信の段間フィルタやアンテナフィ
ルタなどとして使用される弾性表面波装置の電気的特性
及び小型化などに対する要求が益々厳しくなってきてい
る。
【0003】弾性表面波装置の小型化に有効な方法とし
てフェイスダウン実装方式がある。フェイスダウン実装
方式は、素子の機能面と回路基板とを向かい合わせに
し、導電性バンプ等により双方を電気的かつ機械的に接
続を図るもので、ボンディングワイヤが不要であるとい
う特徴があるが、弾性表面波素子においては、その機能
面を弾性表面波が伝搬するので、機能面に弾性表面波の
伝搬を妨げないような空間が必要となる。
【0004】ここで、従来例の弾性表面波装置につい
て、図11を参照しながら説明する。図11の(a)は
弾性表面波装置の断面図[(b)におけるA−B断面
図]、図11の(b)は同装置における実装基板の上面
図である。
【0005】図11中において、21は実装基板、22
は誘電体層、23は入出力電極、24及び25は接地電
極、26は外部電極、27は外部端子、28はビアホー
ル、29は金属バンプ、30は導電性樹脂、31は絶縁
性樹脂、32は弾性表面波素子、33は電極パッド部、
34は櫛形電極部、35は金属キャップ、36は半田で
ある。
【0006】以上のように構成された弾性表面波装置に
ついて説明すると、弾性表面波素子32に電極パッド部
33と櫛形電極部34とが形成され、この電極パッド部
33に金またはアルミニウムからなる金属バンプ29を
形成し、その先端部に導電性樹脂30を転写塗布し、そ
して弾性表面波素子32と誘電体層22の主面側に入出
力電極23及び接地電極24が形成された実装基板21
とを向かい合わせ、位置合わせを行なった後、弾性表面
波素子32を実装する。その後、導電性樹脂30を加熱
硬化させ、弾性表面波素子32を実装基板21に固着さ
せることにより電気的及び機械的な接続を図り、さらに
弾性表面波素子32の周囲に粘度と量を適正に調整され
た絶縁性樹脂31を注入して加熱硬化させ、弾性表面波
素子32と実装基板21との接着強度を補強していた。
【0007】また、入出力電極23及び接地電極24は
ビアホール28を介して外部電極26と電気的な接続を
図り、接地電極25は外部端子27を介して外部電極2
6と電気的な接続を図り、そして金属キャップ35は接
地電極25と半田36で接着することにより、気密封止
が図られていた。このようにして、弾性表面波素子32
の櫛形電極部34の周囲に空間を保持することが可能で
あった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した構成
によると、弾性表面波素子32の櫛形電極部34の周囲
に空間を保持しなければならないことから、高粘度に粘
度調整されかつ量も調整された絶縁性樹脂31を注入す
る必要があるが、その適正範囲が狭いため、絶縁性樹脂
31を適正に調整するのが困難であった。
【0009】また、絶縁性樹脂31は高粘度に調整され
るため、弾性表面波素子32と実装基板21との間隔S
を狭くすると、絶縁性樹脂31の注入が困難になり、金
属バンプ29の周辺まで絶縁性樹脂31が安定に浸透せ
ず、したがって弾性表面波素子32と実装基板21との
接着強度の補強ができなくなり、絶縁性樹脂31を金属
バンプ29の周辺まで安定に浸透させるために、弾性表
面波素子32と実装基板21との間隔Sを広くする必要
があり、小型化が困難であった。
【0010】本発明は、上記問題点を解決するもので、
絶縁性樹脂の粘度及び量が適正に調整されていない場合
でも、容易に弾性表面波素子の櫛形電極部の周囲に空間
を保持させ得るとともに小型化を図り得る弾性表面波装
置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の弾性表面波装置は、下記のような構成を有
している。
【0012】第1の構成では、一方の実装面側に入出力
電極及び接地電極が形成されるとともに他方の面側に外
部電極を有し、かつ前記入出力電極及び接地電極がそれ
ぞれ外部電極と電気的に接続された実装基板と、電極パ
ッド部及び櫛形電極部が形成された主面をフェイスダウ
ン方式で前記実装基板に実装された弾性表面波素子と、
前記入出力電極及び接地電極側に設けられるとともにこ
れら各電極と前記電極パッド部とをそれぞれ電気的に接
続する導電性樹脂が転写塗布された金属バンプと、前記
金属バンプの周囲に配置された絶縁性樹脂とからなる弾
性表面波装置において、前記実装基板の実装面側に金属
バンプよりも背の低い凸型部材を形成し、かつ前記凸型
部材の一部が前記櫛形電極部と金属バンプとの間に位置
するように構成した弾性表面波装置である。
【0013】また、第2の構成では、一方の実装面側に
入出力電極及び接地電極を有するとともに他方の面側に
外部電極を有し、かつ前記入出力電極及び接地電極がそ
れぞれ外部電極と電気的に接続された実装基板と、電極
パッド部及び櫛形電極部が形成された主面をフェイスダ
ウン方式で前記実装基板に実装された弾性表面波素子
と、前記入出力電極及び接地電極側に設けられるととも
にこれら各電極と前記電極パッド部とをそれぞれ電気的
に接続する導電性樹脂が転写塗布された金属バンプと、
前記金属バンプの周囲に配置された絶縁性樹脂とからな
る弾性表面波装置において、前記実装基板の実装面側に
溝部を形成し、かつ前記溝部の一部が前記櫛形電極部と
金属バンプとの間に位置するように構成した弾性表面波
装置である。
【0014】また、第3の構成では、一方の実装面側に
入出力電極及び接地電極を有するとともに他方の面側に
外部電極を有し、かつ前記入出力電極及び接地電極がそ
れぞれ外部電極と電気的に接続された実装基板と、電極
パッド部及び櫛形電極部が形成された主面をフェイスダ
ウン方式で前記実装基板に実装された弾性表面波素子
と、前記入出力電極及び接地電極側に設けられるととも
にこれら各電極と前記電極パッド部とをそれぞれ電気的
に接続する導電性樹脂が転写塗布された金属バンプと、
前記金属バンプの周囲に配置された絶縁性樹脂とからな
る弾性表面波装置において、前記実装基板の実装面側に
溝部を形成し、かつ前記溝部が前記弾性表面波素子の外
側に位置するように構成した弾性表面波装置である。
【0015】上記の各構成によると、絶縁性樹脂の粘度
及び量が適正に調整されていなくても、容易に弾性表面
波素子の櫛形電極部の周囲に空間を保持することがで
き、また絶縁性樹脂を高粘度に調整する必要がなくなる
ため、弾性表面波素子と実装基板との間隔を狭くして
も、金属バンプの周辺まで絶縁性樹脂が安定にかつ容易
に浸透し、したがって弾性表面波装置の小型化を図るこ
とができる。
【0016】
【実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態につい
て、図1を参照しながら説明する。図1の(a)は本発
明の第1の実施の形態における弾性表面波装置の断面図
[(b)におけるA−B断面図]、図1の(b)は本発
明の第1の実施の形態における実装基板の上面図であ
る。
【0017】図1中において、1は実装基板、2及び3
は誘電体層、4は入出力電極、5及び6は接地電極、7
は外部電極、8は外部端子、9及び10はビアホール、
11は凸型部材、12は金属バンプ、13は導電性樹
脂、14は絶縁性樹脂、15は弾性表面波素子、16は
電極パッド部、17は櫛形電極部、18は金属キャッ
プ、19は半田である。
【0018】以上のように構成された弾性表面波装置に
ついて説明する。本第1の実施の形態において、実装基
板1は1000℃以下で焼成可能な低温焼成材料からな
る誘電体層2、3からなり、ビアホール9及び10を有
したグリーンシート状の誘電体層2の主面側に、入出力
電極4及び接地電極5が電極ペーストで印刷され、そし
てこの電極ペーストを乾燥させた後、弾性表面波素子1
5を実装したとき、櫛形電極部17の両側でかつ金属バ
ンプ12と櫛形電極部17との間に位置するように、直
線状の凸型部材11がほぼ平行に2箇所でガラスペース
トにより形成されたものである。そして、凹部を有した
グリーンシート状の誘電体層3の主面側に接地電極6が
印刷され、上から誘電体層3、誘電体層2の順序で積層
して900℃で焼成される。
【0019】次に、外部電極7を電極ペーストで印刷
し、外部端子8を電極ペーストで塗布または印刷して焼
き付け、ニッケル/金メッキを施す。このようにして外
部電極7は、ビアホール9を介して入出力電極4に、ビ
アホール10を介して接地電極5に、外部端子8を介し
て接地電極6にそれぞれ電気的に接続される。
【0020】また、本第1の実施の形態では入出力電
極、接地電極、外部電極及び外部端子の電極ペーストと
してAg系の電極ペーストが用いられている。一方、弾
性表面波素子15は、本実施の形態では36゜Y−Xタ
ンタル酸リチウムを用い、従来のフォトリソグラフィ技
術を用いて、圧電基板の主面側に、アルミニウムを主成
分とする金属からなる電極パッド部16及び櫛形電極部
17を形成し、移動体通信機器の段間フィルタとして用
いられる弾性表面波フィルタを形成している。
【0021】次に、弾性表面波素子15の電極パッド部
16上に公知のボールボンディング装置により金ワイヤ
を用いて金属バンプ12を形成し、水平基台により形成
した金属バンプ12の高さを均一にした後、金属バンプ
12の先端部に導電性樹脂13を転写塗布する。本第1
の実施の形態では、導電性樹脂としては、Ag−Pd合
金粒子を含む熱可塑性導電性樹脂が用いられている。
【0022】そして、実装基板1の入出力電極4及び接
地電極5と、弾性表面波素子15上に形成された金属バ
ンプ12の位置合わせを行ない、導電性樹脂13を硬化
させて電気的及び機械的な接続を図り、さらに熱硬化性
の絶縁性樹脂14を弾性表面波素子15と実装基板1と
の間から金属バンプ12の周辺にまで注入(充填)して
硬化させ、弾性表面波素子15と実装基板1との接着強
度を補強する。また、金属キャップ18は接地電極6と
半田19で接着することにより気密封止を保っている。
【0023】以上のように構成された第1の実施の形態
における弾性表面波装置は、金属バンプと櫛形電極部と
の間に位置する実装基板の実装面側にガラスペーストか
らなる凸型部材を形成しているので、絶縁性樹脂の粘度
及び量が適正に調整されなくても凸型部材が壁となり、
弾性表面波素子の櫛形電極部の周囲に絶縁性樹脂が流入
せず、したがって容易に弾性表面波素子の櫛形電極部の
周囲に空間を保持することができる。この結果、絶縁性
樹脂の粘度及び量の適正範囲の自由度が増加したことに
なる。
【0024】また、絶縁性樹脂の粘度調整の自由度が増
加したことにより、弾性表面波素子と実装基板との間隔
が狭くても、絶縁性樹脂を金属バンプ周辺まで、安定に
かつ容易に注入することができるので、弾性表面波素子
と実装基板との接着強度が得られ、弾性表面波装置の小
型化が実現できる。
【0025】なお、本第1の実施の形態においては、凸
型部材を金属バンプと櫛形電極部との間の位置に形成し
たが、櫛形電極部の周囲に空間が保持できれば良く、例
えば凸型部材が櫛形電極部に差し掛かった位置に形成し
ても良く、その形成方法も本第1の実施の形態に限定さ
れるものではない。
【0026】また、凸型部材をガラスペーストで形成し
たが、誘電体ペーストまたは絶縁性樹脂で形成しても良
い。また、1000℃以下で焼成可能な低温焼成の誘電
体材料を用い、凹部を持った形状の実装基板を使用した
が、実装基板の材質及び形状についても、これに限定さ
れない。
【0027】さらに、実装基板の入出力電極及び接地電
極はビアホールを介して外部電極と電気的に接続した
が、接続方法はこれに限定されるものではなく、また実
装基板の電極としてAg系電極ペーストを用いたが、電
極材料もこれに限定されるものではない。
【0028】次に、本発明の第2の実施の形態につい
て、図2を参照しながら説明する。図2の(a)は本発
明の第2の実施の形態における弾性表面波装置の断面図
[(b)におけるA−B断面図]、図2の(b)は本発
明の第2の実施の形態における実装基板の上面図であ
る。
【0029】なお、図2中において、図1の(a)及び
(b)と同一の部品については、同一の符号を示してい
る。以上のように構成された弾性表面波装置について説
明すると、ビアホール9及び10を有したグリーンシー
ト状の誘電体層2の主面側に、入出力電極4及び接地電
極5が電極ペーストで印刷され、そしてこの電極ペース
トを乾燥させた後、弾性表面波素子15を実装したと
き、金属バンプ12を3方から取り囲む位置にコの字型
の凸型部材11をガラスペーストで形成されたものであ
る。この部分以外は、上述した第1の実施の形態で示し
た方法で形成され、これにより、凸型部材を持った超小
型の弾性表面波装置が得られる。
【0030】以上のように構成された第2の実施の形態
における弾性表面波装置は、上述した第1の実施の形態
における弾性表面波装置と同様の作用及び効果を有す
る。なお、本第2の実施の形態においては、コの字型の
凸型部材を金属バンプ毎に形成したが、図2の(c)の
上面図に示すように、コの字型の凸型部材11の中に2
個以上の金属バンプ12があっても良い。また、凸型部
材の材質、実装基板の材質及び構成、凸型部材及び実装
基板の構成方法は、第1の実施の形態で説明したよう
に、本第2の実施の形態に限定されるものではない。
【0031】次に、本発明の第3の実施の形態につい
て、図3を参照しながら説明する。図3の(a)は本発
明の第3の実施の形態における弾性表面波装置の断面図
[(b)におけるA−B断面図]、図3の(b)は本発
明の第3の実施の形態における実装基板の上面図であ
る。
【0032】なお、図3中において、図1の(a)及び
(b)と同一の部品については、同一の符号を付してい
る。以上のように構成された弾性表面波装置について説
明すると、ビアホール9及び10を有したグリーンシー
ト状の誘電体層2の主面側に、入出力電極4及び接地電
極5が電極ペーストで印刷され、そして電極ペーストを
乾燥させた後、弾性表面波素子15を実装したとき、櫛
形電極部17の全体を覆う位置に、すなわち全体を覆う
ような大きさでもって凸型部材11がガラスペーストで
形成されたものである。この部分以外は、上述した第1
の実施の形態で示した方法で形成され、これにより、凸
型部材を持った超小型の弾性表面波装置が得られる。
【0033】以上のように構成された第3の実施の形態
における弾性表面波装置は、上述した第1の実施の形態
における弾性表面波装置と同様の作用及び効果を有す
る。なお、凸型部材の材質、実装基板の材質及び構成、
凸型部材及び実装基板の構成方法は、第1の実施の形態
で説明したように、本第3の実施の形態に限定されるも
のではない。
【0034】次に、本発明の第4の実施の形態につい
て、図4を参照しながら説明する。図4の(a)は本発
明の第4の実施の形態における弾性表面波装置の断面図
[(b)におけるA−B断面図]、図4の(b)は本発
明の第4の実施の形態における実装基板の上面図であ
る。
【0035】なお、図4中において、図1の(a)及び
(b)と同一の部品については、同一の符号を付してい
る。以上のように構成された弾性表面波装置について説
明すると、ビアホール9及び10を有したグリーンシー
ト状の誘電体層2の主面側に、入出力電極4及び接地電
極5が電極ペーストで印刷され、そして電極ペーストを
乾燥させた後、弾性表面波素子15を実装したとき、櫛
形電極部17の全体を取り囲む位置に、凸型部材11が
ガラスペーストで形成されたものである。この部分以外
は、上述した第1の実施の形態で示した方法で形成さ
れ、これにより、凸型部材を持った超小型の弾性表面波
装置が得られる。
【0036】以上のように構成された第4の実施の形態
における弾性表面波装置は、上述した第1の実施の形態
における弾性表面波装置と同様の作用及び効果を有す
る。なお、凸型部材の材質、実装基板の材質及び構成、
凸型部材及び実装基板の構成方法は、第1の実施の形態
で説明したように、本第4の実施の形態に限定されるも
のではない。
【0037】次に、本発明の第5の実施の形態につい
て、図5を参照しながら説明する。図5の(a)は本発
明の第4の実施の形態における弾性表面波装置の断面図
[(b)におけるA−B断面図]、図5の(b)は本発
明の第5の実施の形態における実装基板の上面図であ
る。
【0038】図5中において、20は溝部であり、その
他の記号については、図1の(a)及び(b)と同一の
部品については、同一の符号を付している。以上のよう
に構成された弾性表面波装置について説明する。
【0039】実装基板1は誘電体層2、3からなり、誘
電体層2は2−1、2−2の複数層からなっている。ビ
アホール9及び10を有したグリーンシート状の誘電体
層2−1の主面側に、入出力電極4及び接地電極5が電
極ペーストで印刷され、そして電極ペーストを乾燥させ
た後、弾性表面波素子15を実装したとき、金属バンプ
12と櫛形電極部17との間に位置するように、直線状
の溝部20がほぼ平行に2箇所で形成されたものであ
る。さらに、凹部を有したグリーンシート状の誘電体層
3の主面側に接地電極6が印刷され、そして上から誘電
体層3、誘電体層2−1、誘電体層2−2の順序で積層
されて900℃で焼成される。なお、外部電極7及び外
部端子8は、上述した第1の実施の形態に示した方法に
より形成される。
【0040】このような実装基板1に上述した第1の実
施の形態に示した方法で、弾性表面波素子15を実装す
ることで、溝部20をもった超小型の弾性表面波装置が
得られる。
【0041】以上のように構成された第5の実施の形態
における弾性表面波装置は、金属バンプと櫛形電極部と
の間に位置する実装基板の実装面側に溝部を形成してい
るので、絶縁性樹脂の粘度及び量が適正に調整されなく
ても、溝部に絶縁性樹脂が流れ込み、弾性表面波素子の
櫛形電極部の周囲に絶縁性樹脂が流入せず、したがって
容易に弾性表面波素子の櫛形電極部の周囲に空間を保持
することができる。結果としては、絶縁性樹脂の粘度及
び量の適性範囲の自由度が増加したことになる。その他
の効果については、上述した第1の実施の形態における
弾性表面波装置と同様の作用及び効果を有する。
【0042】なお、本第5の実施の形態においては、溝
部を金属バンプと櫛形電極部との間の位置に形成した
が、櫛形電極部の周囲に空間が保持できれば良く、例え
ば溝部が櫛形電極部に差し掛かった位置に構成しても良
く、また構成方法についても、本第5の実施の形態に限
定されるものではない。
【0043】また、1000℃以下で焼成可能な低温焼
成の誘電体材料を用い、凹部を持った形状の実装基板を
使用したが、実装基板の材質及び形状については、これ
に限定されるものではない。
【0044】さらに、実装基板の入出力電極及び接地電
極はビアホールを介して外部電極と電気的に接続した
が、接続方法についてはこれに限定されるものではな
く、また実装基板の電極としてAg系電極ペーストを用
いたが、電極材料についてもこれに限定されるものでは
ない。
【0045】次に、本発明の第6の実施の形態につい
て、図6を参照しながら説明する。図6の(a)は本発
明の第6の実施の形態における弾性表面波装置の断面図
[(b)におけるA−B断面図]、図6の(b)は本発
明の第6の実施の形態における実装基板の上面図であ
る。
【0046】図6中において、図5の(a)及び(b)
と同一の部品については、同一の符号を付している。以
上のように構成された弾性表面波装置について説明する
と、ビアホール9及び10を有したグリーンシート状の
誘電体層2−1の主面側に、入出力電極4及び接地電極
5が電極ペーストで印刷され、そして電極ペーストを乾
燥させた後、弾性表面波素子15を実装したとき、金属
バンプ12を取り囲む位置にコの字型の溝部20が形成
されたものである。この部分以外は、上述した第5の実
施の形態で示した方法で形成され、これにより、溝部を
持った超小型の弾性表面波装置が得られる。
【0047】以上のように構成された第6の実施の形態
における弾性表面波装置は、上述した第5の実施の形態
における弾性表面波装置と同様の作用及び効果を有す
る。なお、本第6の実施の形態においてコの字型の溝部
を金属バンプ毎に構成したが、図6の(c)の上面図に
示すように、コの字型の溝部20の中に2個以上の金属
バンプ12があってもよい。また、実装基板の材質や構
成、実装基板及び溝部の構成方法は、上述した第5の実
施の形態で説明したように、本第6の実施の形態に限定
されるものではない。
【0048】次に、本発明の第7の実施の形態につい
て、図7を参照しながら説明する。図7の(a)は本発
明の第7の実施の形態における弾性表面波装置の断面図
[(b)におけるA−B断面図]、図7の(b)は本発
明の第7の実施の形態における実装基板の上面図であ
る。
【0049】図7中において、図5の(a)及び(b)
と同一の部品については、同一の符号を付している。以
上のように構成された弾性表面波装置について説明する
と、ビアホール9及び10を有したグリーンシート状の
誘電体層2−1の主面側に、入出力電極4及び接地電極
5が電極ペーストで印刷され、そして電極ペーストを乾
燥させた後、弾性表面波素子15を実装したとき、櫛形
電極部17の全体を覆う位置に、すなわち覆うような大
きさでもって溝部20が形成されたものである。この部
分以外は、上述した第5の実施の形態で示した方法で形
成され、これにより、溝部を持った超小型の弾性表面波
装置が得られる。
【0050】以上のように構成された第7の実施の形態
における弾性表面波装置は、上述した第5の実施の形態
における弾性表面波装置と同様の作用及び効果を有す
る。なお、実装基板の材質や構成、実装基板及び溝部の
構成方法は、上述した第5の実施の形態で説明したよう
に、本第7の実施の形態に限定されるものではない。
【0051】次に、本発明の第8の実施の形態につい
て、図8を参照しながら説明する。図8の(a)は本発
明の第8の実施の形態における弾性表面波装置の断面図
[(b)におけるA−B断面図]、図8の(b)は本発
明の第8の実施の形態における実装基板の上面図であ
る。
【0052】図8中において、図5の(a)及び(b)
と同一の部品については、同一の符号を付している。以
上のように構成された弾性表面波装置について説明す
る。
【0053】実装基板1は誘電体層2、3からなり、誘
電体層2は2−1、2−2の複数層からなっており、ビ
アホール9及び10を有したグリーンシート状の誘電体
層2−1の主面側に、入出力電極4及び接地電極5が電
極ペーストで印刷され、そして電極ペーストを乾燥させ
た後、弾性表面波素子15を実装したとき、櫛形電極部
17の全体を取り囲むように溝部20が形成されたもの
である。
【0054】この部分以外は、上述した第5の実施の形
態で示した方法で形成され、これにより、溝部をもった
超小型の弾性表面波装置が得られる。以上のように構成
された第8の実施の形態における弾性表面波装置は、上
述した第5の実施の形態における弾性表面波装置と同様
の作用及び効果を有する。
【0055】なお、実装基板の材質や構成、実装基板及
び溝部の構成方法は、上述した第5の実施の形態で説明
したように、本第8の実施の形態に限定されるものでは
ない。
【0056】次に、本発明の第9の実施の形態につい
て、図9を参照しながら説明する。図9の(a)は本発
明の第9の実施の形態における弾性表面波装置の断面図
[(b)におけるA−B断面図]、図9の(b)は本発
明の第9の実施の形態における実装基板の上面図であ
る。
【0057】図9中において、図5の(a)及び(b)
と同一の部品については、同一の符号を付している。以
上のように構成された弾性表面波装置について説明す
る。
【0058】実装基板1は誘電体層2、3からなり、誘
電体層2は2−1、2−2の複数層からなっており、ビ
アホール9及び10を有したグリーンシート状の誘電体
層2−1の主面側に、入出力電極4及び接地電極5が電
極ペーストで印刷され、そして弾性表面波素子15を実
装したとき、弾性表面波素子の外側に位置するように溝
部20がほぼ平行に2箇所で形成されている。そして、
凹部を有したグリーンシート状の誘電体層3の主面側に
接地電極6が印刷され、上から誘電体層3、誘電体層2
−1、誘電体層2−2の順序で積層されて900℃で焼
成される。
【0059】外部電極7及び外部端子8は上述した第1
の実施の形態に示した方法により形成される。このよう
な実装基板1に、第1の実施の形態に示した方法で弾性
表面波素子15を実装することにより、溝部をもった超
小型の弾性表面波装置が得られる。
【0060】以上のように構成された第9の実施の形態
における弾性表面波装置は、弾性表面波素子の外側に位
置する実装基板の実装面に溝部を形成しているので、絶
縁性樹脂の粘度及び量が適正に調整されなくても、溝部
に絶縁性樹脂が流れ込み、弾性表面波素子の櫛形電極部
の周囲に絶縁性樹脂が流入せず、したがって容易に弾性
表面波素子の櫛形電極部の周囲に空間を保持することが
できる。結果としては、絶縁性樹脂の粘度及び量の適正
範囲の自由度が増加したことになる。その他、上述した
第1の実施の形態における弾性表面波装置と同様の作用
及び効果を有する。
【0061】なお、本第9の実施の形態において、溝部
を弾性表面波素子の外側の位置に形成したが、櫛形電極
部の周囲に空間が保持できればよく、すなわち溝部が金
属バンプの外側の位置にあればよく、構成方法も本第9
の実施の形態に限定されるものではない。
【0062】また、1000℃以下で焼成可能な低温焼
成の誘電体材料を用い、凹部を持った形状の実装基板を
使用したが、実装基板の材質及び形状については、これ
に限定されるものではない。
【0063】さらに、実装基板の入出力電極及び接地電
極はビアホールを介して外部電極と電気的に接続した
が、接続方法についても、これに限定されるものではな
く、また実装基板の電極としてAg系電極ペーストを用
いたが、電極材料もこれに限定されない。
【0064】次に、本発明の第10の実施の形態につい
て、図10を参照しながら説明する。図10の(a)は
本発明の第10の実施の形態における弾性表面波装置の
断面図[(b)におけるA−B断面図]、図10の
(b)は本発明の第10の実施の形態における実装基板
の上面図である。
【0065】図10中において、図5の(a)及び
(b)と同一の部品については、同一の符号を付してい
る。以上のように構成された弾性表面波装置について説
明する。
【0066】実装基板1は誘電体層2、3からなり、誘
電体層2は2−1、2−2の複数層からなっており、ビ
アホール9及び10を有したグリーンシート状の誘電体
層2−1の主面側に、入出力電極4及び接地電極5が電
極ペーストで印刷され、そして凹部を有したグリーンシ
ート状の誘電体層3の主面側に、接地電極6が印刷され
て、上から誘電体層3、誘電体層2−1、誘電体層2−
2の順序で積層される。
【0067】その後、弾性表面波素子15を実装したと
き、誘電体層2−1の弾性表面波素子15の全体を取り
囲む位置に溝部20が形成されて900℃で焼成され
る。また、外部電極7及び外部端子8は上述した第1の
実施の形態に示した方法により形成される。
【0068】このような実装基板1に上述した第1の実
施の形態に示した方法により、弾性表面波素子15を実
装することで、溝部をもった超小型の弾性表面波装置が
得られる。
【0069】以上のように構成された第10の実施の形
態における弾性表面波装置は、上述した第9の実施の形
態における弾性表面波装置と同様の作用及び効果を有す
る。なお、実装基板の材質や構成、実装基板及び溝部の
構成方法は、上述した第9の実施の形態で説明したよう
に、本第10の実施の形態に限定されるものではない。
【0070】
【発明の効果】以上のように本発明は、弾性表面波素子
を実装したとき、櫛形電極部と金属バンプとの間に位置
するように実装基板の実装面側に金属バンプよりも背の
低いガラスペースト、誘電体ペースト若しくは絶縁性樹
脂からなる凸型部材を形成し、または櫛形電極部と金属
バンプとの間に位置するように実装基板の実装面側に溝
部を形成し、または弾性表面波素子の外側に位置するよ
うに実装基板の実装面側に溝部を形成することにより、
絶縁性樹脂の粘度及び量が適正に調整されなくても、容
易に弾性表面波素子の櫛形電極部の周辺に空間を保持す
ることができる。
【0071】したがって、絶縁性樹脂を高粘度に調整す
る必要がなくなるため、弾性表面波素子と実装基板との
間隔を狭くしても、金属バンプ周辺まで、絶縁性樹脂が
安定にかつ容易に浸透し、弾性表面波装置の小型化を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における弾性表面波
装置の構造を示し、(a)は同装置の断面図、(b)は
同装置の実装基板の上面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態における弾性表面波
装置の構造を示し、(a)は同装置の断面図、(b)は
同装置の実装基板の上面図、(c)は同第2の実施の形
態における凸型部材の他の配置例を示す上面図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態における弾性表面波
装置の構造を示し、(a)は同装置の断面図、(b)は
同装置の実装基板の上面図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態における弾性表面波
装置の構造を示し、(a)は同装置の断面図、(b)は
同装置の実装基板の上面図である。
【図5】本発明の第5の実施の形態における弾性表面波
装置の構造を示し、(a)は同装置の断面図、(b)は
同装置の実装基板の上面図である。
【図6】本発明の第6の実施の形態における弾性表面波
装置の構造を示し、(a)は同装置の断面図、(b)は
同装置の実装基板の上面図、(c)は同第6の実施の形
態の同装置における溝部の他の配置例を示す上面図であ
る。
【図7】本発明の第7の実施の形態における弾性表面波
装置の構造を示し、(a)は同装置の断面図、(b)は
同装置の実装基板の上面図である。
【図8】本発明の第8の実施の形態における弾性表面波
装置の構造を示し、(a)は同装置の断面図、(b)は
同装置の実装基板の上面図である。
【図9】本発明の第9の実施の形態における弾性表面波
装置の構造を示し、(a)は同装置の断面図、(b)は
同装置の実装基板の上面図である。
【図10】本発明の第10の実施の形態における弾性表
面波装置の構造を示し、(a)は同装置の断面図、
(b)は同装置の実装基板の上面図である。
【図11】従来例における弾性表面波装置の構造を示
し、(a)は同装置の断面図、(b)は同装置の実装基
板の上面図である。
【符号の説明】
1 実装基板 2、3 誘電体層 4 入出力電極 5、6 接地電極 7 外部電極 8 外部端子 9、10 ビアホール 11 凸型部材 12 金属バンプ 13 導電性樹脂 14 絶縁性樹脂 15 弾性表面波素子 16 電極パッド部 17 櫛形電極部 18 金属キャップ 19 半田 20 溝部

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方の実装面側に入出力電極及び接地電極
    を有するとともに他方の面側に外部電極を有し、かつ前
    記入出力電極及び接地電極がそれぞれ外部電極と電気的
    に接続された実装基板と、電極パッド部及び櫛形電極部
    が形成された主面をフェイスダウン方式で前記実装基板
    に実装された弾性表面波素子と、前記入出力電極及び接
    地電極側に設けられるとともにこれら各電極と前記電極
    パッド部とをそれぞれ電気的に接続する導電性樹脂が塗
    布された金属バンプと、前記金属バンプの周囲に配置さ
    れた絶縁性樹脂とからなる弾性表面波装置において、前
    記実装基板の実装面側に金属バンプよりも背の低い凸型
    部材を形成するとともに、この凸型部材の一部が前記櫛
    形電極部と金属バンプとの間に位置するように構成した
    ことを特徴とする弾性表面波装置。
  2. 【請求項2】凸型部材が直線状に形成されることを特徴
    とする請求項1記載の弾性表面波装置。
  3. 【請求項3】直線状の凸型部材が少なくとも櫛形電極部
    の両側2箇所に形成され、かつ互いにほぼ平行であるこ
    とを特徴とする請求項2記載の弾性表面波装置。
  4. 【請求項4】凸型部材が金属バンプを3方から取り囲む
    ようにコの字型に形成されることを特徴とする請求項1
    記載の弾性表面波装置。
  5. 【請求項5】凸型部材が櫛形電極部全体を覆うような大
    きさに形成されることを特徴とする請求項1記載の弾性
    表面波装置。
  6. 【請求項6】凸型部材が櫛形電極部全体を取り囲む位置
    に形成されることを特徴とする請求項1記載の弾性表面
    波装置。
  7. 【請求項7】凸型部材がガラスペーストで形成されるこ
    とを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の弾
    性表面波装置。
  8. 【請求項8】凸型部材が誘電体ペーストで形成されるこ
    とを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の弾
    性表面波装置。
  9. 【請求項9】凸型部材が絶縁性樹脂で形成されることを
    特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の弾性表
    面波装置。
  10. 【請求項10】一方の実装面側に入出力電極及び接地電
    極を有するとともに他方の面側に外部電極を有し、かつ
    前記入出力電極及び接地電極がそれぞれ外部電極と電気
    的に接続された実装基板と、電極パッド部及び櫛形電極
    部が形成された主面をフェイスダウン方式で前記実装基
    板に実装された弾性表面波素子と、前記入出力電極及び
    接地電極側に設けられるとともにこれら各電極と前記電
    極パッド部とをそれぞれ電気的に接続する導電性樹脂が
    塗布された金属バンプと、前記金属バンプの周囲に配置
    される絶縁性樹脂とからなる弾性表面波装置において、
    前記実装基板の実装面側に溝部を形成するとともに、こ
    の溝部の一部が前記櫛形電極部と金属バンプとの間に位
    置するように構成したことを特徴とする弾性表面波装
    置。
  11. 【請求項11】溝部が直線状に形成されることを特徴と
    する請求項10記載の弾性表面波装置。
  12. 【請求項12】直線状の溝部が少なくとも櫛形電極部の
    両側2箇所に形成され、かつ互いにほぼ平行であること
    を特徴とする請求項11記載の弾性表面波装置。
  13. 【請求項13】溝部が金属バンプを3方から取り囲むよ
    うにコの字型に形成されることを特徴とする請求項10
    記載の弾性表面波装置。
  14. 【請求項14】溝部が櫛形電極部全体を覆うような大き
    さに形成されることを特徴とする請求項10記載の弾性
    表面波装置。
  15. 【請求項15】溝部が櫛形電極部全体を取り囲む位置に
    形成されることを特徴とする請求項10記載の弾性表面
    波装置。
  16. 【請求項16】一方の実装面側に入出力電極及び接地電
    極を有するとともに他方の面側に外部電極を有し、かつ
    前記入出力電極及び接地電極がそれぞれ外部電極と電気
    的に接続された実装基板と、電極パッド部及び櫛形電極
    部が形成された主面をフェイスダウン方式で前記実装基
    板に実装された弾性表面波素子と、前記入出力電極及び
    接地電極側に設けられるとともにこれら各電極と前記電
    極パッド部とをそれぞれ電気的に接続する導電性樹脂が
    塗布された金属バンプと、前記金属バンプの周囲に配置
    される絶縁性樹脂とからなる弾性表面波装置において、
    前記実装基板の実装面側に溝部を形成し、かつ前記溝部
    が弾性表面波素子の外側に位置するように構成したこと
    を特徴とする弾性表面波装置。
  17. 【請求項17】溝部が直線状に形成されることを特徴と
    する請求項16記載の弾性表面波装置。
  18. 【請求項18】直線状の溝部が少なくとも櫛形電極部の
    両側2箇所に形成され、ほぼ平行であることを特徴とす
    る請求項17記載の弾性表面波装置。
  19. 【請求項19】溝部が弾性表面波素子全体を取り囲む位
    置に形成されることを特徴とする請求項16記載の弾性
    表面波装置。
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