JPH09160715A - マウス型トラックボール - Google Patents

マウス型トラックボール

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Publication number
JPH09160715A
JPH09160715A JP7344562A JP34456295A JPH09160715A JP H09160715 A JPH09160715 A JP H09160715A JP 7344562 A JP7344562 A JP 7344562A JP 34456295 A JP34456295 A JP 34456295A JP H09160715 A JPH09160715 A JP H09160715A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
switch
detecting mechanism
mouse
rotation detecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7344562A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Miyazaki
敏明 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rhythm Watch Co Ltd
Original Assignee
Rhythm Watch Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rhythm Watch Co Ltd filed Critical Rhythm Watch Co Ltd
Priority to JP7344562A priority Critical patent/JPH09160715A/ja
Publication of JPH09160715A publication Critical patent/JPH09160715A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動スペースを確保する必要がなく、且つ操
作性に優れ、更に部品点数を削減し小型化することを課
題とする。 【解決手段】 ボール4を回転自在に支持する回転検出
機構6は弾性的に支持されている。ボール4が押圧され
て回転検出機構6が移動すると、回転検出機構6により
スイッチ10は押されてオン状態になる。このマウス型
トラックボールにおいては、1本の指でボール4を操作
しながら更にスイッチ10をオン操作することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ等の
入力装置として使用されているトラックボールに関する
ものであり、特にマウス型のトラックボールに関する。
【0002】
【従来の技術】一般にマウスは、平らな盤上で移動させ
ることによりその移動した方向及び距離を入力し、その
移動に応じてディスプレイ上のカーソル等を移動させる
ものであった。また、マウスのように実際に入力装置全
体を移動させるのではなく、ボールを回転させてそのボ
ールの回転方向及びその速さを入力し、その回転に応じ
てディスプレイ上のカーソル等を移動させるトラックボ
ールも使用されていた。
【0003】上記マウス及びトラックボールには、通
常、マウスやボールの操作で選択した機能や動作等に決
定するか否かを入力する決定用スイッチと解除用スイッ
チ等が設けられており、マウスの移動やボールの回転操
作と合わせてこれらスイッチを押圧操作するものであっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、マウス
は実際に盤上で移動させることが必要であったため、デ
ィスプレイ画面の大型化及び高解像度化に伴いディスプ
レイ上に表示されるカーソルの移動距離が増すと、マウ
スの移動距離も増すことになり、その移動スペースをよ
り広く確保することが必要であるという課題があった。
【0005】また、トラックボールの場合には、指先で
ボールを回転操作すると共に決定用スイッチ等を押圧操
作することが必要である。このため、ボールから他のス
イッチへ指を置き換えたり、3本の指でそれぞれボール
と各スイッチを同時に操作する等、特殊な操作が強いら
れ、マウスに比べて操作性が劣るという課題があった。
【0006】本発明は、上記従来例の課題に鑑みなされ
たもので、その目的は、移動スペースを確保する必要が
なく、且つ操作性に優れ、更に部品点数を削減し小型化
することができるマウス型トラックボールを提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のマウス型トラッ
クボールは、外装と、該外装より露出し回転操作可能な
ボールと、該ボールを回転自在に支持すると共に該ボー
ルの回転方向を検出し且つ弾性的に支持された回転検出
機構と、前記ボールの押圧により前記回転検出機構が移
動するとオン状態になって信号を出力するスイッチと、
からなるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明のマウス型トラックボール
においては、ボールを回転自在に支持する回転検出機構
がボールごと弾性的に支持されて上下に移動可能な状態
になっている。また、この回転検出機構の移動方向には
接点等で構成されたスイッチが設けられており、ボール
が押圧されて回転検出機構が移動するとこの回転検出機
構によりスイッチが押されてオン状態になる。このた
め、本発明のマウス型トラックボールにおいては、1本
の指でボールを操作しながら更にボールを押圧すること
によりスイッチをオン操作することができる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係るマウス型トラ
ックボールを示す平面図、図2はその側面図、図3はA
−A断面図である。2は手に納まる程度の大きさのマウ
ス形状をなす外装であり、その上面2cは曲面をなし下
面2dは平坦な面からなるものである。この外装2の上
面2cには、その角部の一つを段状に切り落としたよう
な形状をなすボール配設部2aと、このボール配設部2
aに隣接する位置に形成された矩形状の切欠からなるス
イッチ配設部2bが設けられている。
【0010】4はボール、6はボール4の回転方向を検
出する回転検出機構である。ボール4は回転検出機構6
により回転自在に支持されており、その約上半分が回転
検出機構6のケース6aから突出している。回転検出機
構6は、後述する基板8の一方の端部8a上に固定され
ており、この回転検出機構6が支持するボール4が外装
2のボール配設部2aから露出するように配置されてい
る。この回転検出機構6は図4乃至図6に示すような構
造になっている。即ち、X軸及びY軸にそれぞれ平行な
軸16、18をそれぞれ回転軸として回転自在に支持さ
れた接触部20、22と、軸16、18の端部にそれぞ
れ取り付けられた検出板24、26と、この検出板2
4、26の回転をそれぞれ検出するホトインタラプタ2
8、30と、から構成されている。接触部20、22は
円柱形をなし、その周面がそれぞれボール4の表面に接
触してそれぞれボール4のX軸方向への回転成分とY軸
方向への回転成分により回転するものである。また、検
出板24、26は、図5に示すように、円形の板に放射
状の穴24a、26aを形成したものからなる。この回
転検出機構6においては、ボール4の回転及びその回転
方向により接触部20、22がそれぞれ回転し、その回
転に伴って検出板24、26が回転する。この検出板2
4、26は図6に示すホトインタラプタ28、30の発
光素子28a、30aと受光素子28b、30bの間に
それぞれ挿入されており、発光素子28a、30aから
の光が検出板24、26の穴24a、26aを介して受
光素子28b、30bに達すると受光素子28b、30
bから回転に応じたパルス状の信号が出力される。この
信号は回路基板8上に設けられた信号処理回路32を介
してパソコン等の機器34に供給され、そのディスプレ
イ上のカーソル等を移動させる。
【0011】一方、この回転機構6が取り付けられてい
る基板8は、その他方の端部8bが外装2の内部底面2
eより立ち上がる支柱2fに固定されて支持されてい
る。また、この基板8はプラスチック等の可撓性を有す
る材料で形成されており、表裏面に必要な導電パターン
が形成されている。
【0012】10は接点12と接点バネ14とからなる
スイッチである。この接点12は基板8の一方の端部8
aの下面上に設けられている。また、接点バネ14は略
への字形をなす板バネからなり、基板8と外装2の内部
底面2eとの間に設けられており、その一方の端部14
aが基板8に取り付けられており、折れ曲がった折曲部
14bが内部底面2eに当接し、更に他方の端部14c
が一定の間隔をあけて接点12に対向する位置に位置付
けられている。
【0013】36は外装2のスイッチ配設部2b内に配
設された外部スイッチであり、本実施例においては解除
用スイッチとして使用される。尚、この外部スイッチ3
6は一般的な押しボタンスイッチと同様に2つの接点と
その間に設けられたバネからなり、押圧することにより
接点が接触してオン状態になる。
【0014】次に、上記構成からなるマウス型トラック
ボールの操作及び動作を説明する。図1に示すように、
本実施例においては、外装2の上面2cの図中左端が先
端となっており、指先がこの先端方向を向くように外装
2の上に右手を乗せて操作する。このときに、自然に人
差指がボール4の上に乗り、また中指が外部スイッチ3
6の上に乗るようにボール4と外部スイッチ36は位置
付けられている。ここで、ボール4を指先で回転させる
と、前述したようにその回転方向が回転検出機構6にて
検出され、このときに出力される信号によりディスプレ
イ上のカーソルが移動される。また、ボール4を指先で
押圧すると、基板8がわん曲してその端部8bが図3中
下方に移動し、接点12が接点バネ14の端部14cに
接触する。このように接点12と接点バネ14とが接触
することにより、スイッチ10はオン状態になり信号を
出力する。本実施例においては、このスイッチ10を決
定用スイッチとして使用しているため、このときに出力
される信号によりディスプレイ上のカーソルが指し示す
機能や動作に決定される。尚、ボール4の押圧を止める
と基板8及び接点バネ14の弾性によりボール4や基板
8の端部8aは元の位置にもどり、接点12が接点バネ
14の端部14cから離れてオフ状態になる。
【0015】尚、本実施例においては、基板8と接点バ
ネ14の弾性によりボール4及び回転検出機構6を上下
動可能に支持しており、更に接点バネ14を固定側の接
点として兼用しているが、ボール4及び回転検出機構6
をコイルバネ等の弾性部材で上下動可能に支持し、回転
検出機構6の下面に可動接点を設け、その移動方向下方
に固定接点を設けても良い。また、一対の接点を用いた
スイッチだけでなく、スイッチとして完成しているタク
トスイッチ等を回転検出機構6の直下に配置しても良い
ものであり、この場合にはタクトスイッチ等のクリック
感により、押圧時により明確な操作感を得ることができ
る。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、ボールを回転又は押圧
操作することにより異なる2種類の信号を出力するの
で、ボールと他のスイッチとを兼用することができ、ス
イッチの数を削減し、マウスと同等の操作性を得ること
ができる。このようにマウスと同等の操作性を有しなが
ら移動スペースを確保する必要がないトラックボールを
提供することができる。
【0017】また、通常、ボールに隣接して設けられて
いる決定用スイッチと解除用スイッチの一方を削減する
ことができ、外装の表面上に現れるスイッチが減少する
ため、部品点数を削減することができると共に外形を小
型化することもでき、マウスと同様の形状にすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るマウス型トラックボー
ルを示す平面図である。
【図2】図1に示すマウス型トラックボールの側面図で
ある。
【図3】図1に示すマウス型トラックボールのA−A断
面図である。
【図4】図3に示す回転検出機構の内部構造を示す構成
説明図である。
【図5】図4に示す検出板の正面図である。
【図6】図4に示す回転検出機構の回路構成を示す回路
図である。
【符号の説明】
2 外装 4 ボール 6 回転検出機構 8 基板 10 スイッチ 12 接点 14 接点バネ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外装と、 該外装より露出し回転操作可能なボールと、 該ボールを回転自在に支持すると共に該ボールの回転方
    向を検出し且つ弾性的に支持された回転検出機構と、 前記ボールの押圧により前記回転検出機構が移動すると
    オン状態になって信号を出力するスイッチと、 からなることを特徴とするマウス型トラックボール。
JP7344562A 1995-12-05 1995-12-05 マウス型トラックボール Pending JPH09160715A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7344562A JPH09160715A (ja) 1995-12-05 1995-12-05 マウス型トラックボール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7344562A JPH09160715A (ja) 1995-12-05 1995-12-05 マウス型トラックボール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09160715A true JPH09160715A (ja) 1997-06-20

Family

ID=18370238

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7344562A Pending JPH09160715A (ja) 1995-12-05 1995-12-05 マウス型トラックボール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09160715A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6977940B1 (en) 2000-04-28 2005-12-20 Switchcore, Ab Method and arrangement for managing packet queues in switches

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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