JPH09160622A - 電子部品組立方法および組立装置 - Google Patents

電子部品組立方法および組立装置

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JPH09160622A
JPH09160622A JP7316441A JP31644195A JPH09160622A JP H09160622 A JPH09160622 A JP H09160622A JP 7316441 A JP7316441 A JP 7316441A JP 31644195 A JP31644195 A JP 31644195A JP H09160622 A JPH09160622 A JP H09160622A
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electronic component
data
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image
board
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JP7316441A
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Toshinobu Kishi
利信 岸
Hideyuki Sakitani
秀幸 崎谷
Hiroaki Hase
宏明 長谷
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子部品組立装置において電子部品を任意の
形状の任意の方向に位置決めされた基板に高精度に実装
する装置を得る。 【解決手段】 電子部品1、テレビカメラ3を基板2の
位置へ移動するためのロボット8、基板2の画像を発生
させるための照明装置10、テレビカメラ3からの画像
を処理するための画像処理装置5、装置全体を制御する
ための制御装置6、基板を固定するための固定治具4で
装置を構成し、検出した基板の位置および角度ずれを基
に基板上の電子部品挿入位置および姿勢の変化を算出
し、この算出結果を用いて電子部品を基板に挿入するよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子部品の組立
方法および組立装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図26は、例えば従来の電子部品の組付
装置を示す構成図である。図26において1は基板に挿
入するための電子部品、2は電子部品を挿入するための
基板、4は基板2を固定するための固定治具、7は電子
部品1を把持するハンド、100〜102は図26に示
すXYZ軸方向にハンド7で把持された電子部品1を移
動するためのXYZ軸ステージ、103はハンド7で把
持された電子部品1をθ軸方向に回転するためのθ軸ス
テージ、104はXYZ軸+θ軸ステージ100〜10
3を制御するためのステージコントローラ、6は電子部
品組付装置を制御する制御装置、105は電子部品の実
装位置を入力するための入力装置である。
【0003】従来の電子部品組付装置は上記のように構
成され、以下のようにして電子部品1の組立を行う。ま
す、IC、コンデンサーなどの電子部品1をハンド7で
把持し、XY軸ステージ100〜101で電子部品1を
挿入する位置の真上へ電子部品1を把持したハンド7を
移動した後、θ軸ステージ103を挿入位置に合わせて
旋回し、その後Z軸ステージ102を降下させ、基板2
の指定された挿入位置に挿入し、基板2に電子部品1を
組み付ける。
【0004】このような電子部品組付装置の電子部品挿
入位置データは、例えば基板のCADデータより生成し
たり、必要に応じて作業者が入力装置105を用いて位
置決めのための数値データを入力したりしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の電
子部品組立装置では、決まった形状の基板のみが送られ
てくる場合は、高精度な位置決めが可能であるが、異な
る形状のものが多種類送られてくる場合には、安定して
精度良く位置決めするのがむずかしく、それぞれの基板
形状に応じた位置決め治具を製作すると治具コストが高
くなるばかりでなく、段取り替えにも時間が掛かってく
るという問題があった。
【0006】また、挿入データの生成に関しても、決ま
った形状の基板の場合は、基板の外形や挿入用の基準孔
から電子部品の挿入位置までのデータ生成は、CADデ
ータなどを用いて比較的簡単に生成できるが、異形の基
板の場合は、精度の良い位置決めがむずかしいために基
板の基準位置をCADデータなどから設定するのがむず
かしく、電子部品の挿入位置に関しても同様のことがい
える。
【0007】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたものであり、電子部品を基板に組立するの
に、基板が任意の形状で任意の角度にある場合にも高精
度に電子部品を基板に組み立てる組立装置および組立方
法を提供することを目的としている。
【0008】また、基板が任意の形状で任意の角度にあ
る場合にも電子部品の挿入位置データを教示する教示装
置および教示方法を提供することも目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明の電子部品組
立装置は、電子部品を基板上の組み付け位置に位置決め
して組み付けする装置において、前記基板の像を発生さ
せる像発生手段と、この像発生手段が作り出す像を撮像
する撮像手段と、この撮像手段が撮像した画像から前記
基板に関するデータを計測する計測手段とを有し、この
計測手段の計測した前記基板に関するデータを用いて前
記基板の状態データを求め、この状態データと前記基板
に関するデータを用いて前記基板に電子部品を組み付け
るようにしたものである。
【0010】第2の発明の電子部品組立装置は、第1の
発明の電子部品組立装置において、基板への電子部品の
位置決めまたは組み付けの少なくとも何れかにロボット
を用いるようにしたものである。
【0011】第3の発明の電子部品組立装置は、第1ま
たは第2の発明の電子部品組立装置において、計測手段
が基板上の異なる2点の位置データを検出する検出手段
を有するようにしたものである。
【0012】第4の発明の電子部品組立装置は、第1な
いし第3のいずれかの発明の電子部品組立装置におい
て、基板の状態データが基板の代表点の座標と傾き角度
であるようにしたものである。
【0013】第5の発明の電子部品組立装置は、第1な
いし第4のいずれかの発明の電子部品組立装置におい
て、計測手段が基板上の代表点の位置データと角度デー
タを検出する検出手段を有するようにしたものである。
【0014】第6の発明の電子部品組立装置は、第2な
いし第5のいずれかの発明の電子部品組立装置におい
て、撮像手段をロボットハンドのハンド座標系に固定す
るようにしたものである。
【0015】第7の発明の電子部品組立装置は、第6の
発明の電子部品組立装置において、ロボットのベース座
標系に固定された撮像手段を有するようにしたものであ
る。
【0016】第8の発明の電子部品組立方法は、電子部
品を基板上の組み付け位置に位置決めして組み付けする
方法において、基板の像を発生してその特徴点のデータ
を検出し、このデータを用いて基板の状態データを求
め、この状態データと前記基板に関するデータを用いて
前記基板にロボットを用いて電子部品を挿入するように
したものである。
【0017】第9の発明の電子部品組立方法は、第8の
発明の電子部品組立方法において、基板の状態データを
求めた後、前記基板の基準状態データと前記基板の像か
ら求められた状態データとの差から電子部品の状態デー
タの補正量を求め、この補正量と前記電子部品の基準状
態データから前記電子部品の第1の挿入状態データを求
めるようにしたものである。
【0018】第10の発明の電子部品組立方法は、第9
の発明の電子部品組立方法において、第1の挿入状態デ
ータを求めロボットハンドにて電子部品を把持し挿入点
近く迄搬送した後、前記電子部品の実際の挿入穴を前記
ロボットハンドのハンド座標系に固定した撮像手段で撮
像し、この像の状態データを用いて前記電子部品の第1
の挿入状態データを補正し、第2の挿入状態データを求
めるようにしたものである。
【0019】第11の発明の電子部品組立装置は、第3
の発明の電子部品組立装置において、基板上の異なる2
点の位置データを検出する検出手段が、前記基板の異な
る2点を識別する機能を有するようにしたものである。
【0020】第12の発明の電子部品組立装置は、第3
または第5の発明の電子部品組立装置において、検出手
段が基板の回転変位を検出する基準枠回転機能を有する
ようにしたものである。
【0021】第13の発明の電子部品組立装置は、第1
ないし7、または第10ないし12のいずれかの発明の
電子部品組立装置において、光を透過しかつ電子部品の
挿入抵抗を有しない基板を載せる治具台を備えるように
したものである。
【0022】第14の電子部品組立方法は、電子部品を
基板上の組み付け位置に位置決めして組み付けする方法
において、基板の像を発生してその特徴点のデータを検
出しし、このデータを用いて基板の状態データを求め、
さらに前記基板上の電子部品挿入状態データを検出し、
この挿入状態データと前記基板の状態データとを用いて
前記基板に関する電子部品挿入状態データを教示するよ
うにしたものである。
【0023】第15の電子部品組立方法は、第14の電
子部品組立方法において、基板上の電子部品挿入状態デ
ータ検出に、前記電子部品に関する画像パターンを用い
るようにしたものである。
【0024】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態を示
す構成図である。図1において、電子部品1、基板2、
固定治具4、制御装置6、ハンド7は従来技術と同様の
ものを用いている。10は基板の画像を発生させるため
の照明装置、11は照明装置10を制御する照明コント
ローラ、3はロボット8の先端に取付けられたハンド7
との相対位置が変化することなく移動できるようにロボ
ット8に取付けられ照明装置10により基板2に照射さ
れた画像を撮像するテレビカメラ、5はテレビカメラ3
からの画像を処理するための画像処理装置、8は先端ア
ーム部にテレビカメラ3を備え電子部品1を基板2の位
置へ移動するためのロボット、9はロボット8を制御す
るためのロボットコントローラである。このような構成
の装置により電子部品を基板に組み立てる。図2は、こ
の電子部品組立方法を示すフローチャートである。
【0025】次にこの実施の形態の作用について説明す
る。まず、基板2を固定治具4で位置決する。テレビカ
メラ3を電子部品1を挿入する基板2の位置ズレ量を計
測するための画像を取り込む位置までロボット8により
移動する。照明装置10を基板2に対して照射し、テレ
ビカメラ3で基板2の画像を撮像する。この撮像した画
像の一例を図3に示す。図3において、15は基板画
像、16は基板画像15における電子部品挿入孔の画
像、17は基板2の位置ズレ量を計測するために用いる
基板2に穴をあけた合わせマークである。図3の基板画
像15の位置ズレ量の計測方法を図4、5を用いて示
す。図4において、18は基板画像15の位置ズレ量を
計測するのに用いる基準テンプレートマッチング(以後
TMと略す)データである。図5において、19は基板
画像15において基準TMデータ18のTM認識結果で
ある。
【0026】図4で示した基準TMデータ18−1を図
3の基板画像15内の画像データと画像処理装置5のT
Mの演算処理により順々に画像データを重ねていき、基
準TMデータ18が基板画像15内で一番合致したとこ
ろの位置データ(X1、Y1)を求める。同様に基準T
Mデータ18−2も基板画像15内の画像データと画像
処理装置5によりTMの演算処理を行い位置データ(X
2、Y2)を求める。上記から求めた位置データより基
板2の位置ズレ量(Δx、Δy、Δθ)を以下のように
求める。基板の位置データPp は Pp= (Xp,Yp) =((X1+X2)/2,(Y1+Y2)/2) 基板の角度データθpは θp =tan((y2−y1)/(x2−x1)) 基準基板のデータはPt=(Xt,Yt)、θtとす
る。位置補正量ΔP、角度補正量Δθは ΔP=Pp−Pt=(ΔX,ΔY) =(Xp−Xt,Yp−Yt) Δθ=θp−θt 次にこの位置ズレ量を用いて各々の電子部品1を挿入す
る位置データを上記で求めた位置ズレ量(Δx,Δy,
Δθ)だけ電子部品1を挿入する位置をずらす。
【0027】次にロボット8を電子部品1取り出し位置
へ移動し、電子部品1をハンド7で把持し、電子部品1
を基板2に挿入する位置へ位置ズレ量(Δx,Δy,Δ
θ)補正した分を含めて移動する。この上で更に基板2
の電子部品挿入孔16と電子部品1を精度良く位置補正
するために下記の処理を行う。照明装置10を基板2に
対して照射し、テレビカメラ3で基板2の電子部品挿入
孔画像を撮像する。このときの画像を図6に、またTM
データを図7に示す。図6において、20はこの撮像し
た電子部品挿入孔画像、21は画像処理装置5によりT
Mの演算処理を行うサーチ領域である。図7において、
22は電子部品挿入孔16の位置ズレ量を計測するのに
用いる電子部品挿入孔用基準TMデータである。電子部
品挿入孔用基準TMデータ22を用いて画像処理装置5
によりサーチ領域21内をTMの演算処理し、TMデー
タが一番合致する位置データ(XIC1,YIC1)を
求める。TMデータ22を挿入穴に合わせた状態を図8
に示す。
【0028】上記から求めた位置データより電子部品挿
入孔16の位置ズレ量(ΔXIC,ΔYIC)を以下の
ように求める。 電子部品挿入孔の位置データ PIC=(XIC1,Y
IC1) 基準電子部品挿入孔の位置のデータ PICt=(XI
Ct,YICt)とする。 ΔP=PIC−PICt=(ΔXIC,YIC) ここでPICt=(XICt,YICt)は、基板上の
挿入穴位置データを上記のΔP=Pp−Pt、Δθ=θ
p−θtを用いて補正して求めたデータである。この処
理により電子部品挿入孔16とロボットの位置ズレ量
(ΔXIC,YIC)だけロボット8が電子部品1を挿
入する位置をずらした上で基板2に電子部品1を挿入す
る。同様の処理により、基板2に挿入する電子部品1が
なくなるまで挿入動作を行う。なお、基板2の合わせマ
ーク17と電子部品挿入孔16の位置ズレ量が少ない場
合は、電子部品挿入孔の位置ズレ量を計測することな
く、基板2の合わせマーク17の位置ズレ量の補正のみ
で電子部品1を基板2に挿入することも可能である。
【0029】実施の形態2.上記実施の形態1では、各
点の位置を計測するのに基準TMデータが図4に示すよ
うに1種類であったが、本実施の形態では、図9に示す
ように各点の位置を計測するのに、基準TMデータ24
に対し、任意の角度分基準TMデータを回転させたもの
を用意する。この任意角度回転したTMデータを付加す
ることにより、実施の形態1の個々のTMデータ(図5
の18−1,18−2等)がわずかな角度の傾きにしか
対応出来ないのに対し、本実施の形態のものは基板の任
意角度の傾きにまで対応出来る。図9において、25は
基準TMデータ24に対し時計方向に90度回転したT
Mデータ、26は基準TMデータ24に対し時計方向に
180度回転したTMデータ、27は基準TMデータ2
4に対し反時計方向に90度回転したTMデータであ
る。
【0030】これらのTMデータ24〜27を上記実施
の形態1と同様に画像処理装置5によりTMの演算処理
を行い順々に画像データを重ねていき、TMデータ24
〜27が基板画像15内で一番合致したところの位置デ
ータと一致度を求める。この一致度の一番大きい角度の
TMデータを用いることで、X、Yの位置と共に角度も
求めることができる。これにより基板2のX、Yの位置
ズレ量に回転方向θの位置ズレも求めることができる。
なお、基板2の傾きが小さい場合は、各TMデータ1種
類で行なえることはいうまでもない。
【0031】実施の形態3.上記実施の形態1では基準
TMデータが180°回転した場合同じTMデータにな
るものを用いたが、本実施の形態では、図10に示すよ
うに180°回転した位置で異なるTMデータを用いる
ことで、基板が180°近くひっくり返って位置決めさ
れても基板の位置ズレ量を求めることができる。
【0032】実施の形態4.上記実施の形態1から3で
は、基板2の二箇所の部分でそれぞれの基準TMデータ
を用いて基板2の位置ズレ量を計測していたが、本実施
の形態では、図11に示すように基板2に回転方向に指
向性のある合わせマーク62を刻印しておき、この基板
の刻印62の位置、角度のズレを求めるためTMデータ
32を用いる。基準TMデータ32は、基板2の回転方
向の計測も行うために、実施の形態2と同様に任意の角
度分基準TMデータを回転させたものを用意する。基準
TMデータ32を基板2において上記実施の形態と同様
に画像処理装置5によりTMの演算処理を行い基板の位
置及び角度(Xp,Yp,θp)を求める。このときの
演算処理した認識結果33を図11に示す。上記から求
めた位置データより基板2の位置及び角度のズレ量(Δ
x,Δy,Δθ)を以下のように求める。基準基板のデ
ータPt=(Xt,Yt)、θtとすると、位置ずれ量
ΔP、角度ずれ量Δθは ΔP=Pp−Pt=(ΔX,ΔY) =(Xp−Xt,Yp−Yt) Δθ=θp−θt
【0033】実施の形態5.上記実施の形態1〜4で
は、基板2の位置補正に基板2の部分的パターンを用い
ていたが、本実施の形態では、図12に示すように基板
全体を基準TMデータ34として用いる。基準TMデー
タ34は、基板2の回転方向の計測も行うために、実施
の形態2と同様に任意の角度分基準TMデータを回転さ
せたものを用意する。図12において、35は基準TM
データ34を用いた認識結果である。実施の形態4と同
様に基準TMデータ34を画像処理装置によりTMの演
算処理を行い基板の位置(Xp,Yp,θp)を求め、
基板2の位置ズレ量(Δx,Δy,Δθ)を計算する。
【0034】実施の形態6.図13はこの発明の別の実
施の形態を示す構成図である。図13において、2、4
〜6、10、12は前述した実施の形態と同じである。
本実施の形態では、基板全体を撮像するテレビカメラ3
6を備え、ロボット8に取付けたテレビカメラ3は、テ
レビカメラ36より高倍率に設定している。また、37
はテレビカメラ36を固定治具4との相対位置を変える
ことなく固定するカメラ固定台である。図17にこの実
施の形態における作業のフローチャートを示す。
【0035】前記のような構成により、テレビカメラ3
6で実施の形態1と同様の方法で基板2の位置ズレ量
(Δx,Δy,Δθ)を求める。ロボット8は基板2の
位置ズレ量の計測をテレビカメラ36で行っている間
に、電子部品1を把持し、位置ズレ量(Δx,Δy,Δ
θ)を補正した位置へロボット8が移動する。次に、ロ
ボット8に取付けられたテレビカメラ3で基板2を撮像
する。図14に、基板2の撮像画像である電子部品挿入
孔画像38を示す。また、39は画像処理装置5により
TMの演算処理を行うサーチ領域である。図15は、こ
の電子部品挿入孔画像の位置を計測するのに用いる電子
部品挿入孔用基準TMデータである。実施の形態1と同
様に、画像処理装置5によりTMの演算処理を行い基板
2の電子部品挿入孔の位置(XIC1,YIC1)を計
測する。図16に、このTM認識結果41を示す。そし
て、実施の形態1と同様に電子部品の挿入孔16とロボ
ットの位置ズレ量(ΔXIC,ΔYIC)を求め、位置
ズレ量分挿入位置を補正した上で電子部品1を基板2へ
挿入する。
【0036】この構成により基板の位置を求めている間
に電子部品1をロボット8で取りにいけるので、電子部
品1の挿入時間を短縮できるばかりでなく、倍率を変え
た2台のテレビカメラにより基板2の位置ズレが大きく
ても、低倍率のテレビカメラ36でおおよその位置ズレ
を求め、その後で高倍率のテレビカメラ3で位置ズレを
求めることで広い範囲で高精度な位置ズレ補正が可能と
なる。なお、基板2に電子部品1を組み立てる時間に余
裕があれば、ロボット8に倍率の違うテレビカメラ3を
二台持たせても同様の処理が可能であるのはいうまでも
ない。
【0037】実施の形態7.本実施の形態は、全体の装
置構成は図13と同じである。図13において、12は
基板2の電子部品1の実装位置データを教示するための
教示装置12である。前記のような構成により基板2に
電子部品1の実装位置データを教示する方法を示す。図
18は、本実施の形態における動作のフローチャートで
ある。
【0038】まず、教示装置12にテレビカメラ36で
撮像した基板2の画像を教示装置12に表示する。図1
9に基板画像15を示す。また、51は基板の基準位置
の教示に用いる教示マークである。基板の基準位置を決
めるために用いる基準位置を教示するために教示マーク
を51を教示装置12上を移動させ、教示したい基準位
置の近くに移動する。この教示マーク51より広いエリ
アを基準位置を求めるためサーチ領域とする。図20に
教示マーク51を移動させた状態とこのときのサーチ領
域52を示す。次にサーチ領域52内で実施例1と同様
に画像処理装置5のTMの演算処理により順々に画像デ
ータを重ねていき、基準TMデータ54が基板画像50
内で一番合致したところの位置データ(X1,Y1)、
(X2,Y2)を求める。図21に、基準TMデータ5
3と認識結果54を示す。上記から求めた位置データよ
り基板2の基準位置データ(Xt,Yt,θt)を以下
のように求める。基板の基準位置データPtは Pt=(Xt,Yt)=((X1+X2)/2,(Y1
+Y2)/2) また、基板の基準角度データθt θt=tan((Y2−Y1)/(X2−X1)) 次に電子部品1を基板2へ実装する位置の教示方法を図
22から図24を用いて示す。図22において、16は
電子部品1を挿入する孔画像である電子部品挿入孔画
像、56は電子部品1の挿入位置を教示するのに用いる
教示マークである。また、図23において、57は電子
部品1の挿入位置のTM認識に用いるサーチ領域57で
ある。また、図24において、58は電子部品1の挿入
位置を計測するのに用いる基準TMデータ、59はこの
基準TMデータ58を用いてTMの演算処理を行ったT
M認識結果である。
【0039】各々の電子部品1を基板2に挿入する位置
を決めるために、教示マーク56を教示装置12上を移
動させ、挿入したい電子部品1の位置の近くに移動す
る。この教示マーク56より広いエリアを電子部品挿入
位置を求めるためサーチ領域とする。図23に教示マー
ク56を移動させた状態とこのときのサーチ領域57を
示す。次にサーチ領域57内で実施例1と同様に画像処
理装置5のTMの演算処理により順々に画像データを重
ねていき、基準TMデータ58が電子部品挿入孔画像5
5内で一番合致したところの位置データ(XIC1,Y
IC1)を求める。図24に、基準TMデータ53と認
識結果54を示す。上記から求めた位置データ(XIC
1,YIC1)と基板2の基準位置データ(Xt,Y
t)から電子部品挿入基準位置データ(XICt,YI
Ct)を生成する。 電子部品挿入基準位置データ PICt=(XICt,YICt)=(Xt−XIC
1,Yt−YIC1) この操作を挿入する電子部品1の数だけ行う。
【0040】本実施の形態では、図13の構成において
テレビカメラ36を用いて説明を行ったが、より高精度
に教示データを生成するために、図1の構成のロボット
8にテレビカメラ36より高倍率のテレビカメラ3を取
付け、上記実施の形態で教示した位置にロボット8を用
いてテレビカメラ3を移動し、電子部品1の教示を同様
の方法で行うことでより高精度に教示が行えるのはいう
までもない。また、本実施の形態では図13の構成を用
いて説明を行ったが、図1の構成を用いロボット8に基
板2が全体撮像できるテレビカメラ3を撮像する位置に
移動し、基板2の基準位置、電子部品1の基板2への実
装位置の教示を行うことで同様の教示方法が行えるのは
いうまでもない。さらに本実施の形態では、図22の教
示マーク56の角度方向が一方向のみの教示マーク移動
の実施の形態を示したが、電子部品挿入孔画像55の傾
きに合わせて教示マーク56も傾けて教示することで、
電子部品1の位置データ(XIC1,YIC1)に傾き
θtも含めた教示ができるのはいうまでもない。
【0041】実施の形態8.本実施の形態においても、
実施の形態7と同様に図13の構成を用いる。本実施の
形態では、基板の基準位置を求めるのに図11に示すよ
うに回転方向に指向性のある合わせマークの付いた基板
2を用いる。教示方法は実施の形態7と同様に行うが、
本実施の形態は指向性のある合わせマークを一箇所教示
する。教示後、実施の形態7と同様に基準TMデータを
用いて、サーチ領域で基板の位置データ(Xp,Yp,
θp)を求める。基板の基準位置データは以下のように
なる。 基板の基準位置データ Pt=(Xt,Yt)=(Xp,Yp) 基板の基準角度データ θt= θp 電子部品1の挿入位置の教示に関しては、実施の形態7
と同じである。
【0042】実施の形態9.本実施の形態においても、
実施の形態7と同様に図13の構成を用いる。本実施の
形態では、基板の基準位置を求めるのに図12に示すよ
うに基板2の全体画像を用いる。教示方法は実施の形態
7と同様に行うが、本実施の形態は基板の全体画像を一
箇所教示する。教示後、実施例7と同様に基準TMデー
タを用いて、サーチ領域で基板の位置及び角度データ
(Xp,Yp,θp)を求める。基板の基準位置データ
Ptおよび基準角度データθtは以下のようになる。 Pt=(Xt,Yt)=(Xp,Yp) θt= θp 電子部品1の挿入位置の教示に関しては、実施の形態7
と同じである。
【0043】実施の形態10.図25は、挿入する基板
2の固定を簡略化し、異形の基板2に部品の挿入組立を
可能にするための構成を示す。光を透過可能な透過板6
1の上面に光を透過し電子部品1の挿入抵抗を有しない
層(たとえばスポンジ)60を載せ、透明状の接着剤で
固定する。部品はスポンジ60の上に置かれ特別の固定
はない。挿入する電子部品1はロボット8のハンド7で
把持され、テレビカメラ3で挿入位置を確認してロボッ
ト8が挿入組立する。挿入後基板2から飛び出たリード
は、自動的にスポンジ46に差し込まれリードは曲がる
ことはない。光を透過し、電子部品の挿入抵抗を有しな
い物質としては、スポンジ状、ゼリー状、粘土状又は、
それらに類似する他のものでの可能であるのはいうまで
もない。
【0044】なお、前述した実施の形態では、画像デー
タを処理するのにTMデータを用いていたが、TMデー
タ以外の画像の特徴値データ(重心、慣性主軸など)を
用いても同様の処理ができるのはいうまでもない。ま
た、前述した実施例では、回転関節型ロボット8を移動
させて電子部品1の挿入を行っていたが、直動関節型ロ
ボットや直交3軸ステージを用いても同様のことが可能
である。電子部品1の挿入に回転を必要とする場合は、
直交3軸に回転(θ)軸を追加しても同様のことが可能
である。また、前述した実施例では、照明装置10を基
板2に対してテレビカメラ3と対向する位置に配置した
が、テレビカメラ3と同じ向きに配置しても同様のこと
が可能である。また、TMデータに濃淡画像を用いるこ
とでより安定して高精度に計測できるのはいうまでもな
い。
【0045】
【発明の効果】第1の発明の電子部品組立装置は、電子
部品を基板上の組み付け位置に位置決めして組み付けす
る装置において、基板の像を発生させる像発生手段と、
この像発生手段が作り出す像を撮像する撮像手段と、こ
の撮像手段が撮像した画像から基板に関するデータを計
測する計測手段とを有し、この計測手段の計測した基板
に関するデータを用いて基板の状態データ(位置、姿勢
のズレおよび形状)を求め、この状態データと基板に関
するデータを用いて基板に電子部品を組み付けるように
したので、基板の位置、姿勢ばかりでなく基板形状迄も
認識することが可能となり、他種類の基板への電子部品
組み付け作業を自動化することが可能となる。
【0046】第2の発明の電子部品組立装置は、第1の
発明の電子部品組立装置において、基板への電子部品の
位置決めまたは組み付けの少なくとも何れかにロボット
を用いるようにしたので、種々の電子部品の基板挿入位
置への位置決めや挿入動作の変更に対し、プログラムの
変更やティーティングの変更で対応でき、フレキシブル
な組立装置を可能とする。
【0047】第3の発明の電子部品組立装置は、第1ま
たは第2の発明の電子部品組立装置において、計測手段
が基板上の異なる2点の位置データを検出する検出手段
を有するようにしたので、基板の位置ズレばかりでな
く、角度ズレも算出することが出来る。
【0048】第4の発明の電子部品組立装置は、第1な
いし第3のいずれかの発明の電子部品組立装置におい
て、基板の状態データが基板の代表点の座標と傾き角度
であるようにしたので、電子部品の挿入位置が正確に算
出でき、挿入作業の信頼性を向上する。
【0049】第5の発明の電子部品組立装置は、第1な
いし第4のいずれかの発明の電子部品組立装置におい
て、計測手段が基板上の代表点の位置データと角度デー
タを検出する検出手段を有するようにしたので、基板の
一点のみを検出することによって基板の位置ズレばかり
でなく、角度ズレも知ることが出来る。
【0050】第6の発明の電子部品組立装置は、第2な
いし第5のいずれかの発明の電子部品組立装置におい
て、撮像手段をロボットハンドのハンド座標系に固定す
るようにしたので、ロボットのベース座標系から見たハ
ンド座標系を定義する座標変換式と、実際のロボットの
形状パラメータとの寸法の違いや、温度変化に起因する
熱膨張等によって生ずる誤差の影響を補正でき、電子部
品の挿入作業の信頼性を向上する。
【0051】第7の発明の電子部品組立装置は、第6の
発明の電子部品組立装置において、ロボットのベース座
標系に固定された撮像手段を有するようにしたので、撮
像手段で基板の状態を検出中に、ロボットの動作をする
ことが可能となり、作業の高速化を容易にする。さらに
ロボットハンドに固定する撮像手段を小型化することが
出来、ロボットの移動速度を高速化しハンド搬送重量を
増大することを可能にする。
【0052】第8の発明の電子部品組立方法は、電子部
品を基板上の組み付け位置に位置決めして組み付けする
方法において、基板の像を発生してその特徴点のデータ
を検出し、このデータを用いて基板の状態データを求
め、この状態データと基板上で定義される挿入穴位置を
用い、基板にロボットを用いて電子部品を挿入するよう
にしたので、複雑な形状をした基板であってもその状態
を正しく検出することが出来る。、電子部品の挿入作業
の信頼性を向上する。
【0053】第9の発明の電子部品組立方法は、第8の
発明の電子部品組立方法において、基板の状態データを
求めた後、基板の基準状態データと基板の像から求めら
れた状態データとの差から電子部品の状態データの補正
量を求め、この補正量と電子部品の基準状態データから
電子部品の第1の挿入状態データ(位置、姿勢)を求め
るようにしたので、基板上の電子部品挿入位置と姿勢を
あらかじめ記憶させておけば、基板のずれ量から電子部
品挿入位置および姿勢を求めることが出来る。
【0054】第10の発明の電子部品組立方法は、第9
の発明の電子部品組立方法において、第1の挿入状態デ
ータを求めロボットハンドにて電子部品を把持し挿入点
近く迄搬送した後、電子部品の実際の挿入穴をロボット
ハンドのハンド座標系に固定した撮像手段で撮像し、こ
の像の状態データを用いて電子部品の第1の挿入状態デ
ータを補正し、第2の挿入状態データを求めるようにし
たので、基板上の電子部品挿入穴の位置にばらつきがあ
っても、電子部品を正しく挿入することを可能とする。
【0055】第11の発明の電子部品組立装置は、第3
の発明の電子部品組立装置において、基板上の異なる2
点の位置データを検出する検出手段が、基板の異なる2
点を識別する機能を有するようにしたので、基板が18
0°近く回転していてもその状態を正しく識別すること
を可能とし、挿入作業を確実にし、不良の発生を防止す
ることが出来る。
【0056】第12の発明の電子部品組立装置は、第3
または第5の発明の電子部品組立装置において、検出手
段が基板の回転変位を検出する基準枠回転機能を有する
ようにしたので、基板が大きく回転した状態で位置決め
されたとしてもその状態を正しく認識することが出来、
電子部品の挿入作業を確実にするだけでなく、装置の稼
働率を向上するという効果がある。
【0057】第13の発明の電子部品組立装置は、第1
ないし7、または第10ないし12のいずれかの発明の
電子部品組立装置において、光を透過しかつ電子部品の
挿入抵抗を有しない基板を載せる治具台を備えるように
したので、種々の基板と電子部品挿入穴位置に対応出来
る汎用性の高い安価な位置決め治具を作成することが出
来るという効果がある。
【0058】第14の電子部品組立方法は、電子部品を
基板上の組み付け位置に位置決めして組み付けする方法
において、基板の像を発生してその特徴点のデータを検
出しし、このデータを用いて基板の状態データを求め、
さらに前記基板上の電子部品挿入状態データを検出し、
この挿入状態データと前記基板の状態データとを用いて
前記基板に関する電子部品挿入状態データを教示するよ
うにしたので、基板上の挿入位置に関するデータが予め
分かっていなくても、装置上に最初の基板が位置決めさ
れた時点で自動的にデータを読み取ることが出来、対象
部品のデータインプットから組み立てまで一貫して自動
化することを容易にするという効果がある。
【0059】第15の電子部品組立方法は、第14の電
子部品組立方法において、基板上の電子部品挿入状態デ
ータ検出に、前記電子部品に関する画像パターンを用い
るようにしたので、基板上の電子部品挿入位置の自動検
出を容易にするという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による基板組立装置の実施の形態1を
示す模式図である。
【図2】この発明による基板組立装置の実施の形態1の
フローチャートである。
【図3】この発明による基板組立装置の実施の形態1の
基板画像を示す図である。
【図4】この発明による基板組立装置の実施の形態1の
基準TMデータを示す図である。
【図5】この発明による基板組立装置の実施の形態1の
TM認識結果を示す図である。
【図6】この発明による基板組立装置の実施の形態1の
電子部品挿入孔画像を示す図である。
【図7】この発明による基板組立装置の実施の形態1の
電子部品挿入孔用基準TMデータを示す図である。
【図8】この発明による基板組立装置の実施の形態1の
TM認識結果を示す図である。
【図9】この発明による基板組立装置の実施の形態2の
任意の角度分のTMデータを示す図である。
【図10】この発明による基板組立装置の実施の形態3
の基準TMデータを示す図である。
【図11】この発明による基板組立装置の実施の形態4
の基準TMデータを示す図である。
【図12】この発明による基板組立装置の実施の形態5
の基準TMデータを示す図である。
【図13】この発明による基板組立装置の実施の形態6
を示す模式図である。
【図14】この発明による基板組立装置の実施の形態6
の電子部品挿入孔画像を示す図である。
【図15】この発明による基板組立装置の実施の形態6
の電子部品挿入孔用基準TMデータを示す図である。
【図16】この発明による基板組立装置の実施の形態6
のTM認識結果を示す図である。
【図17】この発明による基板組立装置の実施の形態6
のフローチャートである。
【図18】この発明による基板組立装置の実施の形態7
のフローチャートである。
【図19】この発明による基板組立装置の実施の形態7
の基板画像を示す図である。
【図20】この発明による基板組立装置の実施の形態7
のサーチ領域を示す図である。
【図21】この発明による基板組立装置の実施の形態7
のTM認識結果を示す図である。
【図22】この発明による基板組立装置の実施の形態7
の電子部品挿入孔画像と教示マークを示す図である。
【図23】この発明による基板組立装置の実施の形態7
のサーチ領域を示す図である。
【図24】この発明による基板組立装置の実施の形態7
のTM認識結果を示す図である。
【図25】この発明の実施の形態の基板載せ板を説明す
る模式図である。
【図26】従来の基板組立装置を示す模式図である。
【符号の説明】
1 電子部品、2 基板、3 テレビカメラ、4 固定
治具、5 画像処理装置、6 制御装置、7 ハンド、
8 ロボット、9 ロボットコントローラ、10 照明
装置、11 照明用コントローラ、12 教示装置、1
5 基板画像、16 電子部品挿入孔画像、17 合わ
せマーク、18 基準TMデータ、19TM認識結果、
20 電子部品挿入孔画像、21 サーチ領域、22
電子部品挿入孔用基準TMデータ、23 TM認識結
果、24 基準TMデータ、2590度TMデータ、2
6 180度TMデータ、27 −90度TMデータ、
30 基準TMデータ1、31 基準TMデータ2、3
2 基準TMデータ、33 TM認識結果、34 基準
TMデータ、35 TM認識結果、36 テレビカメ
ラ、37 カメラ固定台、38 電子部品挿入孔画像、
39 サーチ領域、40 電子部品挿入孔用基準TMデ
ータ、41 TM認識結果、51 教示マーク、52
サーチ領域、53 基準TMデータ、54 TM認識結
果、56 教示マーク、57 サーチ領域、58 基準
TMデータ、59 TM認識結果、60 スポンジ、6
1 透過板、100 X軸ステージ、101 Y軸ステ
ージ、102 Z軸ステージ、103 θ軸ステージ、
104 ステージコントローラ、105 入力装置

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品を基板上の組み付け位置に位置
    決めして組み付けする装置において、前記基板の像を発
    生させる像発生手段と、この像発生手段が作り出す像を
    撮像する撮像手段と、この撮像手段が撮像した画像から
    前記基板に関するデータを計測する計測手段とを有し、
    この計測手段の計測した前記基板に関するデータを用い
    て前記基板の状態データを求め、この状態データと前記
    基板に関するデータを用いて前記基板に電子部品を組み
    付けることを特徴とする電子部品組立装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子部品組立装置におい
    て、基板への電子部品の位置決めまたは組み付けの少な
    くとも何れかにロボットを用いることを特徴とする電子
    部品組立装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の電子部品組立装
    置において、計測手段が基板上の異なる2点の位置デー
    タを検出する検出手段を有することを特徴とする電子部
    品組立装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3いずれかに記載の電子
    部品組立装置において、基板の状態データが基板の代表
    点の座標と傾き角度であることを特徴とする電子部品組
    立装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4いずれかに記載の電子
    部品組立装置において、計測手段が基板上の代表点の位
    置データと角度データを検出する検出手段を有すること
    を特徴とする電子部品組立装置。
  6. 【請求項6】 請求項2ないし5いずれかに記載の電子
    部品組立装置において、撮像手段がロボットハンドのハ
    ンド座標系に固定されていることを特徴とする電子部品
    組立装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の電子部品組立装置におい
    て、ロボットのベース座標系に固定された撮像手段を有
    することを特徴とする電子部品組立装置。
  8. 【請求項8】 電子部品を基板上の組み付け位置に位置
    決めして組み付けする方法において、基板の像を発生し
    てその特徴点のデータを検出し、このデータを用いて基
    板の状態データを求め、この状態データと前記基板に関
    するデータを用い、前記基板にロボットを用いて電子部
    品を挿入することを特徴とする電子部品組立方法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の電子部品組立方法におい
    て、基板の状態データを求めた後、前記基板の基準状態
    データと前記基板の像から求められた状態データとの差
    から電子部品の状態データの補正量を求め、この補正量
    と前記電子部品の基準状態データから前記電子部品の第
    1の挿入状態データを求めることを特徴とする電子部品
    組立方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の電子部品の挿入方法に
    おいて、第1の挿入状態データを求めロボットハンドに
    て電子部品を把持し挿入点近く迄搬送した後、前記電子
    部品の実際の挿入穴を前記ロボットハンドのハンド座標
    系に固定した撮像手段で撮像し、この像の状態データを
    用いて前記電子部品の第1の挿入状態データを補正し、
    第2の挿入状態データを求めることを特徴とする電子部
    品組立方法。
  11. 【請求項11】 請求項3記載の電子部品組立装置にお
    いて、基板上の異なる2点の位置データを検出する検出
    手段が、前記基板の異なる2点を識別する機能を有する
    ことを特徴とする電子部品組立装置。
  12. 【請求項12】 請求項3または5記載の電子部品組立
    装置において、検出手段が基板の回転変位を検出する基
    準枠の回転機能を有することを特徴とする電子部品組立
    装置。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし7、または請求項10
    ないし12いずれかに記載の電子部品組立装置におい
    て、光を透過しかつ電子部品の挿入抵抗を有しない基板
    を載せる治具台を備えたことを特徴とする電子部品組立
    装置。
  14. 【請求項14】 電子部品を基板上の組み付け位置に位
    置決めして組み付けする方法において、基板の像を発生
    してその特徴点のデータを検出し、このデータを用いて
    基板の状態データを求め、さらに前記基板上の電子部品
    挿入状態データを検出し、この挿入状態データと前記基
    板の状態データとを用いて前記基板に関する電子部品挿
    入状態データを教示することを特徴とする電子部品組立
    方法。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の電子部品組立方法に
    おいて、基板上の電子部品挿入状態データ検出に、前記
    電子部品に関する画像パターンを用いることを特徴とす
    る電子部品組立方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000036698A (ja) * 1998-05-14 2000-02-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子部品実装回路基板の検査方法及びその装置
JP2009223440A (ja) * 2008-03-13 2009-10-01 Disco Abrasive Syst Ltd ワーク加工方法およびワーク加工装置
JP2010066213A (ja) * 2008-09-12 2010-03-25 Sharp Corp 位置決め装置および位置決め方法
KR102224914B1 (ko) * 2021-02-04 2021-03-05 김기범 컴퓨터 자동 조립 시스템

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