JPH09159496A - 監視装置 - Google Patents

監視装置

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JPH09159496A
JPH09159496A JP31548395A JP31548395A JPH09159496A JP H09159496 A JPH09159496 A JP H09159496A JP 31548395 A JP31548395 A JP 31548395A JP 31548395 A JP31548395 A JP 31548395A JP H09159496 A JPH09159496 A JP H09159496A
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unit
port
data
information
monitoring
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JP31548395A
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直大 ▲高▼鴨
Naohiro Takagamo
Akio Yoshizaki
昭男 吉▲崎▼
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】センサ群の構成などに依存せずに用いることが
できる監視システムを実現する。 【解決手段】監視装置1は、センサ3よりの入力信号を
A/D106で変換したデジタル量に記憶部112に予め記憶
された定数データを乗じた結果を演算結果データとして
記憶する。上位装置1より、計測データを要求されると
監視装置1は、記憶した演算結果データに記憶部112
に予め記憶された単位記号データと信号名称データとを
付して上位装置1に送る。上位装置6は、送られた演算
結果データを、付された単位記号データによって特定さ
れる単位で計測量を表す、付された信号名称データの表
す名称のデータとして処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工場,ビル等の各
種設備における温度,燃料の流量,蒸気の圧力,気体の
濃度などを計測,監視し、上位計算機に報告する監視装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種設備における温度,流量,圧力,熱
量などを計測・監視に用いられてきた従来の監視システ
ムの構成を図13に示す。
【0003】図示するように、この監視システムは、温
度,流量,圧力,熱量などを検知し、検知した量に応じ
た大きさのアナログ信号を出力するアナログセンサ群3
を、アナログセンサ群3の出力するアナログ信号を規格
化した大きさのアナログ信号に変換する変換器4、プロ
グラマブルコントローラ70(以下、「PLC」と記
す)、伝送線5を介してPLC70と接続した上位計算機6
とより構成されている。
【0004】また、PLC70は、変換器4からのアナ
ログ信号をデジタル信号に変換するアナログ/ディジタ
ル変換モジュール701,上位計算機との通信を制御す
る伝送モジュール703,PLC70各部に電源を供給
する電源モジュール704、CPUモジュール702,
により構成されている。CPUモジュール702は、内
部に記憶したシーケンスプログラムに従って動作し、変
換されたデジタル信号を収集し、たとえば定数の乗算な
どの演算処理を施し、演算結果のデータを伝送モジュー
ル703を介して上位計算機6に報告する。
【0005】一方、上位計算機6は、PLC70から報
告されたデータを蓄積、整理、編集し、その結果を、備
えた表示装置に表示する。
【0006】このような構成において、上位計算機6に
おいて、PLC70から報告された各データに整理、編集処
理を施すためには、PLC70から報告された各データの各
々が、監視等の対象としている設備の、どの箇所の、ど
のような監視量(温度,流量,圧力,熱量などのうちの
いずれか)を、どのような単位で表しているのかを上位
装置において把握している必要がある。なぜならば、か
かる情報がなければ、PLC70から報告された各データの
表す意味が不定となるからである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の監視システム
は、以上説明したように構成されているために、上位計
算機6においてPLC70から報告されるデータを処理する
ためのプログラムの内容は、センサ群の構成や設置場
所、PLC70で行われる演算処理の内容に依存することに
なる。なぜならば、プログラム内において、PLC70から
報告されるデータと、当該データが設備のどの箇所のど
のような監視量をそのような単位で表しているのかとの
対応を予め規定する必要があるからである。
【0008】しかし、このようなプログラムを作成する
ためには、プログラムの作成者は、センサ群の構成や設
置場所、PLC70で行われる演算処理の内容を、当該プロ
グラムの作成の時点において充分に把握していなければ
ならない。また、このようなプログラムは、監視システ
ムが適用される設備毎に異なったものとなるので、プロ
グラムが提供する機能が同じであっても(たとえば、監
視量のリスト表示)、監視システムが適用される設備毎
に作成する必要がある。
【0009】また、同様に、PLC70のシーケンスプログ
ラムにおいて行う演算処理の内容はセンサにも依存する
ため、シーケンスプログラムもまた、その作成の時点で
センサ群の構成を充分に把握した上で作成する必要があ
る。
【0010】また、当然ながら、シーケンスプログラム
と上位装置のプログラムは、行う処理の内容が相互に整
合するように作成しなけらばならない。
【0011】以上のような事情により、従来、シーケン
スプログラムや上位装置のプログラムの作成の負担は大
きいものとなっていた。
【0012】また、稼働後にセンサの設置位置や、セン
サの変更などを行う場合には、上位計算機のプログラム
を変更する必要があるのみならず、PLC70における演算
処理(定数の乗算など)の内容も変更する必要があった
ためにPLC70のシーケンスプログラムも変更する必要が
あった。
【0013】しかしながら、シーケンスプログラムや上
位計算機のプログラムの変更を行うことは、専門的な知
識を必要とし、また、通常、監視システム全体の構成を
熟知している必要があるため、一般のユーザが自身で行
うことは困難である。特に、監視システムにおいては、
一般に、設備や監視装置と上位計算機の設置場所が離れ
ており、シーケンスプログラムや上位計算機のプログラ
ムの整合性を保ちながら、上記変更を行うのは容易では
ない。
【0014】以上のように、従来の監視システムは、監
視システムが適用される設備専用にシーケンスプログラ
ムや上位装置のプログラムが作成されるために、汎用性
が低く、また、センサの変更などに対する融通性も低か
った。
【0015】そこで、本発明は、より汎用性や融通性に
優れた監視システムを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のために、
本発明は、たとえば、複数のポートに各々入力する入力
信号を監視し、各入力信号の表す物理量を上位装置に報
告する監視装置であって、各ポート毎に物理量の単位を
特定する単位情報を記述した単位情報テーブルと、各ポ
ート毎に、当該ポートに入力する入力信号の値を、当該
ポートについて前記単位情報テーブルに記述された単位
情報で特定される単位で表した物理量をに変換するため
の演算処理の内容を規定する演算情報を記述した演算情
報テーブルとを記憶した記憶部と、要求に応じて、前記
記憶部の単位情報テーブルの単位情報と演算情報テーブ
ルの演算情報とを書き換える書き換え手段と、各ポート
に入力する入力信号に、当該ポートについて前記演算情
報テーブルのに記述されている演算情報によって規定さ
れる演算処理を施す演算手段と、各ポートに入力する入
力信号の前記演算手段による演算処理結果と、各ポート
ついて前記単位情報テーブルに記述されている単位情報
によって特定される単位を特定する情報とを前記上位装
置に報告する報告手段とを有することを特徴とする監視
装置を提供する。
【0017】このような監視装置から報告を受ける上位
装置は、報告された測定値(演算結果)を、監視装置か
ら報告された単位で表された物理量を表すものとして処
理することができる。したがい、センサ群の構成や監視
装置における演算の内容を予め組み込んだ形で上位装置
のプログラムを作成する必要はない。また、センサ群の
構成の変更があった場合にも、演算情報テーブルと単位
情報テーブルの内容を変更するのみで対応することがで
きる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
【0019】図1に、本実施形態に係る監視システムの
構成を示す。
【0020】図中、1は監視装置、3は圧力センサや流
量センサや熱量センサや温度センサや濃度センサ等のセ
ンサ群、センサ出力を規格化した電流出力に変換する4
は変換器(トランスデューサ)群、6は上位計算機、5
は監視装置1と上位装置6とを接続する伝送線5、7は
監視装置の設定を行うための携帯端末、2は外部電源で
ある。
【0021】また、監視装置1中において、112は、
外部電源2より電源の供給を直流電源に変換して監視装
置1の各部に電源を供給する電源供給回路、101は変
換器群4からの信号線を接続する為のポート群であり、
本実施形態では、No.1からNo8までの8つのポートを備
えた場合を例にとる。次に、102は各ポートより入力
する電流信号を電圧信号に置替える為の抵抗、103は
雑音を除去するコンデンサ、104は過電圧を保護する
ダイオード、106は抵抗102によって変換された各
ポートの複数の電圧信号をディジタル量に変換するアナ
ログ/ディジタル変換器であり、複数の入力信号のうち
からデジタル量に変換する入力信号を切り替える選択回
路を内蔵している。また、107は演算処理装置(以
下、「CPU」と記す)であり、CPU107は、アナ
ログ/ディジタル変換器106に、選択線108によっ
て各ポートよりの複数の入力信号のうち1つを選択させ
ると共に、変換指令を変換指令線109を介して出力す
ることにより選択させたポートの入力信号のデジタル量
への変換を行わせる。また、CPU107は、、変換終了
をアナログ/ディジタル変換器106の出力する状態信
号線110で判断し、変換されたディジタル量をデータ
線111を介して読み取る。
【0022】また、CPU107は、読み取った各ポー
トのディジタル量と、記憶部112の後述する定数エリ
アに記憶された当該ポートに対応する定数データと演算
処理を行い結果を演算結果データエリアに記憶する。こ
れらの処理はアドレスバス線114,データバス線11
3を介して、記憶部112にアクセスしながら行う。
【0023】次に、115,116は伝送回路117に
接続された伝送線であり、115は上位計算機6からの
受信線、116は上位計算機6への伝送線である。上位
計算機6とCPU107は、伝送回路117を介して通信
を行う。
【0024】また、120は、監視装置1の伝送路5上
の個有番地を設定するためのアドレス設定スイッチであ
り、CPU107と信号線121で接続されている。な
お、監視装置1が伝送路5上に複数台で設けられた場
合、上位計算機6からの呼出しアドレスにアドレス設定
スイッチの値が一致した監視装置1が、この上位計算機
6からの呼出しアドレスに応答する。
【0025】次に、伝送回路200は、携帯端末7とCP
U107との間の通信を制御する回路である。
【0026】ここで、監視装置1の記憶部112のエリ
ア構成を図2に示す。記憶部112は、不揮発性のメモ
リであり、以下の記憶エリアを備えている。
【0027】すなわち、a部は定数データエリアで、各
ポートに対応する定数を表す定数データをポート毎に記
述したテーブルを格納するエリアである。各定数は、本
実施形態では、対応するポートのデジタル量に当該定数
を乗じた場合に、当該ポートに変換器4を介して接続さ
れたセンサが検知した監視量が後述する単位記号に整合
する値で適正に表されるように定める。
【0028】次に、b部は、各ポートのデジタル量に対
応する定数を乗じた結果を演算結果データとして、ポー
ト毎に記憶する演算結果データエリアである。
【0029】c部は、前述した単位記号を表す単位記号
データを、ポート毎に記述したテーブルゐ記憶する単位
記号データエリアである。例えば、圧力センサが接続さ
れたポートNo.1の単位記号は“kgf/ ”であり、
流量センサが接続されたポートNo.2の単位記号は“
/h”、 熱量センサが接続されたポートNo.3の単位
記号は“J(ジュール)”、温度センサが接続されたポ
ートNo.4の単位記号は“℃”、...、濃度センサが接続
されたポートNo.8の単位記号は“pH”などとする。
これらの記憶は文字列でも良いし、上位計算機6との間
で予め特定の単位を表すものとして取り決めた番号でも
良い。なお、たとえば、同じ電圧を表すV(ボルト)と、
KV(キロボルト)は異なる単位、単位記号として扱って
いる。
【0030】d部は、上下限監視データエリアであり、
各ポート毎に、対応する演算結果データエリアの演算結
果データの上限監視値を示す上限データと下限監視値を
表す下限データを記述したテーブルを記憶する。上限監
視値は、正常とみなせる演算結果データの上限値を表
し、下限監視値は、正常と見なせる演算結果データの下
限値を表す。
【0031】次に、e部は最大・最小データエリアで、
各ポート毎に、最大データと最小データと記憶する。各
ポートの最大データとしては、当該ポートについての上
限監視データを越える当該ポートについての演算結果デ
ータの最大値を、各ポートの最小データとしては当該ポ
ートについての下限監視データを下回る当該ポートにつ
いての演算結果データの最小値を記憶する。
【0032】次、f 部は、信号名称データエリアであ
り、各ポート毎に対応するポートの入力信号に与える名
称を表す信号名称データを記憶する。
【0033】最後にgは、CPU107が各種演算を行
う時に一時的に用いるワーキングエリアである。
【0034】また、図示は省略したが、記憶部112に
は、この他、CPU107が実行するシーケンスプログラ
ムなどが記憶されている。
【0035】次に、ここで、上位計算機6と監視装置1
の間の通信について説明しておく。
【0036】図3は、上位計算機6、例えば汎用のパー
ソナルコンピュータとアナログ監視装置1(端末)の通
信の概略を示したものである。
【0037】上位計算機6と監視装置1との間の通信
は、図3aに示すように、上位装置6から宛先の監視装
置1を端末アドレスによって指定してコマンド(要求)
を監視装置1に送信し、宛先の監視装置1がこのコマン
ドに対するレスポンス(応答)を返すことにより行われ
る。なお、これらの伝送手順(プロトコル)は、JIS
のベーシック手順によっている。
【0038】図3bは、上位装置6が送信するコマンド
の構成を示したものである。なお、図中の矢印は信号の
送信順序を示す。
【0039】図示するように、コマンドは、監視端末1
にコマンドの認識を可能にするために用いられる2つの
伝送制御拡張子DLE、コマンドの開始を示すSTX、コマン
ドの宛先の監視装置を示す端末アドレス、コマンドの命
令の内容を示すコマンドコード、コマンドによる命令に
よって処理を要求するデータであるコマンドデータ、コ
マンドの終了を示すETX、コマンドの伝送誤り検出に用
いられるBCC よりなる。
【0040】また、図3cは、監視装置6が送信するレ
スポンスの構成を示したものである。なお、図中の矢印
は信号の送信順序を示す。
【0041】図示するように、レスポンスは、上位装置
6にレスポンスの認識を可能にするために用いられる2
つの伝送制御拡張子DLE、レスポンスの開始を示すSTX、
レスポンスの宛先を示す端末アドレス、レスポンスの内
容を示すレスポンスコード、レスポンスによって報告す
るデータであるレスポンスデータ、レスポンスの終了を
示すETX、レスポンスの伝送誤り検出に用いられるBCC
よりなる。
【0042】次に、図3dは上記コマンド構成中のコマ
ンドコードとコマンドデータの内容を示したものであ
る。各コマンドコードの意味については、後に監視装置
1のコマンド受信に対する処理動作と共に説明する。
【0043】以下、監視装置1の動作について説明す
る。
【0044】さて、次に監視装置の動作を図5により説
明する。
【0045】電源が投入されると、まずS101で初期
処理が行なわれ、処理対象ポートをNo.1とする初期セッ
トを行い(S102)、処理対象ポートよりの入力信号
をアナログデジタル変換器106に選択させ(S10
3)ると共に変換指令を発行し(S104)、当該ポー
トの入力信号をデジタル量に変換させる。そして、次に
変換が終了したか否かを判断し(S105)、変換が終
了していれば、このデジタル量の読出しを行う(S10
6)。次に前記したように、この記憶部112の定数デ
ータエリアaに記憶されている、処理対象ポートの定数
データと取出したデジタル量の演算(この場合乗算)処
理を行い(S107)、結果を記憶部112の演算結果
データエリアbに処理対象ポートの演算結果データとし
て記憶する(S108)。そして、演算結果データと上
下限監視データエリアd の処理対象ポートの上限監視デ
ータおよび下限監視データを比較し(S100)、大小
判断(S110,S111)を行い、上限監視データよ
り大であれば最大最小データエリアeの処理対象ポート
の最大値データと比較し、これより大であれば、当該最
大値データの値を演算結果データの値に更新(S11
4)する。一方、下限監視データより小であれば最大最
小データエリアeの処理対象ポートの最小値データと比
較し、これより小であれば、当該最小値データの値を演
算結果データの値に更新(S115)する。
【0046】そして、No.8までの全てのポートについて
以上の処理が終了したか否か判断し(S112)、終了
していなければ処理対象ポートを更新(S113)し、
以上の処理を繰り返す。また、終了していれば処理対象
ポートをNo.1に初期セットし、以上の処理を繰返す。
【0047】次に、監視装置1における、上位計算機6
からコマンド(要求)を受信した時の処理について説明
する。
【0048】コマンドは、いつ受信されるかわからない
為、この処理は、CPU107の割込み処理として行
う。図5に、この処理の処理手順を示す。
【0049】図示するように、この処理では、伝送回路
117より、コマンドを受信した旨を示す受信割込みが
あると、伝送回路117を介してコマンドを取り込む
(S201)。次に、コマンド中の端末アドレスが自監
視装置1のアドレスか否かを判断し(S202)、異な
るのであれば処理を終了する。
【0050】一方、コマンド中の端末アドレスが自監視
装置1のアドレスあれば、コマンドの解釈を行い(S2
03〜S207)、コマンドコードの指定する命令に従
った処理を行う。
【0051】すなわち、コマンドコードが31Hであっ
た場合には(S203)、図3dに示したように、計測値を要
求するコマンドであるので、記憶部112の演算結果デ
ータエリアの各ポートの演算結果データと、単位記号デ
ータエリアの単位記号データと信号名称データエリアよ
り読み出した信号名称データとを読み出し(S210、21
1)、図6aに示すように各ポートの演算結果データと単
位記号データと信号名称データとを対応づけて格納した
レスポンスデータを作成し、当該レスポンスデータと、
31Hのコマンドコードに対するレスポンスであること
を示す所定のレスポンスコードを設定した図3c に示す
レスポンスを、上位装置6のアドレスを宛先の端末アド
レスとして設定し伝送回路117を介して伝送路5に送
信する(S209)。
【0052】一方、コマンドコードが32Hであった場
合には(S204)、図3dに示したように、最大、最小デー
タを要求するコマンドであるので、記憶部112の最
大、最小データエリアの各ポートの最大データと最小デ
ータ、単位記号データエリアの単位記号データと信号名
称データエリアより読み出した信号名称データとを読み
出し(S212、213)、図6bに示すように各ポートの最大デ
ータと最小データと単位記号データと信号名称データと
を対応づけて格納したレスポンスデータを作成し、当該
レスポンスデータと、32Hのコマンドコードに対する
レスポンスであることを示す所定のレスポンスコードを
設定した図3c に示すレスポンスを、上位装置6のアド
レスを宛先の端末アドレスとして設定し伝送回路117
を介して伝送路5に送信する(S209)。
【0053】また、コマンドコードが41Hであった場合
には(S205)、図3dに示したように、定数、単位記号の
設定を要求するコマンドであるので、記憶部112の定
数データエリア、単位記号データエリアに、当該コマン
ドのコマンドデータとして送られた各ポートの定数デー
タ、単位記号データをそれぞれ設定し(S214)、設
定が終了したら、処理の正常終了を示すレスポンスデー
タ(S216)を作成し、当該レスポンスデータと、4
1Hのコマンドコードに対するレスポンスであることを
示す所定のレスポンスコードを設定した図3c に示すレ
スポンスを、上位装置6のアドレスを宛先の端末アドレ
スとして設定し伝送回路117を介して伝送路5に送信
する(S209)。
【0054】また、コマンドコードが42Hであった場合
には(S206)、図3dに示したように、上下限データの設
定を要求するコマンドであるので、記憶部112の上下
限データエリアに、当該コマンドのコマンドデータとし
て送られた各ポートの上限データ、下限データそれぞれ
設定し(S215)、設定が終了したら、処理の正常終
了を示すレスポンスデータ(S216)を作成し、当該
レスポンスデータと、42Hのコマンドコードに対する
レスポンスであることを示す所定のレスポンスコードを
設定した図3c に示すレスポンスを、上位装置6のアド
レスを宛先の端末アドレスとして設定し伝送回路117
を介して伝送路5に送信する(S209)。
【0055】また、コマンドコードが43Hであった場合
には(S225)、図3dに示したように、信号名称データの
設定を要求するコマンドであるので、記憶部112の信
号名称データエリアに、当該コマンドのコマンドデータ
として送られた各ポートの信号名称データそれぞれ設定
し(S226)、設定が終了したら、処理の正常終了を示
すレスポンスデータ(S216)を作成し、当該レスポ
ンスデータと、43Hのコマンドコードに対するレスポ
ンスであることを示す所定のレスポンスコードを設定し
た図3c に示すレスポンスを、上位装置6のアドレスを
宛先の端末アドレスとして設定し伝送回路117を介し
て伝送路5に送信する(S209)。
【0056】もし、コマンドコードが定義されていない
値であれば、エラー示すレスポンスデータ(S208)
を作成し、当該レスポンスデータを設定した図3c に示
すレスポンスを、上位装置6のアドレスを宛先の端末ア
ドレスとして設定し伝送回路117を介して伝送路5に
送信する(S209)。
【0057】なお、コマンドとしては、この他、定数デ
ータ、単位記号データ、上限監視データ、下限監視デー
タ、信号名称データの設定を一度に要求するコマンド
や、記憶部112に記憶されている、これらのデータの
送信を一度に要求するコマンドや、各ポートの単位記号
データのみを要求するコマンドや、各ポートの信号名称
データのみを要求するコマンドなどを設けるようにす
る。
【0058】ところで、以上では、監視装置1の記憶部
112の定数データ、単位記号データ、上限監視デー
タ、下限監視データ、信号名称データの設定を上位装置
6から行う場合について説明したがこれらの設定は図1
に示した携帯端末7からも行うことができる。携帯端末
7からの設定の処理は、上述した上位装置6からの設定
と、ほぼ同様であり、CPU107が伝送回路117では
なく伝送回路200からの割り込みに対して実行する処
理によって、これらのデータの設定処理を行う点のみが
異なる。また、図1に示したように、携帯端末7と監視
装置1は1対1に接続されるので、コマンドの形態等
は、たとえば端末アドレスを省略するなど簡略化しても
よい。
【0059】また、携帯端末7には表示部を備え、CPU
107を介して記憶部の各設定データを読み出して表示
部に表示することができるようにする。この読み出し
も、前述した上位装置6と監視装置1のコマンドとレス
ポンスによる動作と同様の動作によって実現することが
できる。
【0060】ここで、本実施形態に係る監視システムを
具体的な監視対象設備に適用した場合を例にとり、上位
装置6における監視対象設備の状態表示の態様について
説明する。
【0061】図7は、本監視システムを発電機に適用し
たようすを示したものである。
【0062】発電機は機関本体10と各種の周辺装置、
例えば冷却水タンク11,燃料タンク12,ボイラー1
3,給水タンク14等で構成されている。このような発
電機まわりでは、種々のアナログ情報を知り運転に反映
させたいことがある。そこで、このような場合には、た
とえば、機関本体10に温度センサ31a,ボイラーに
温度センサ31b,冷却水系に温度センサ31c,冷却
水に流量センサ34a,燃料に流量センサ34bその
他,濃度センサ32,圧力センサ33などを取付け、発
電器の各状態を監視し、監視量を監視装置1を介して、
上位装置6に収集して表示し、発電器の管理者に提示す
る。
【0063】図8に、このような表示の一例を示す。
【0064】20は上位装置6の表示画面,201はタ
イトル,202は日付,203は監視装置1の番号(監
視装置の端末アドレスに1対1に対応),204は発電
機番号,205は監視装置1に入力される複数の入力信
号に対応した番号(ポートの番号),206は、各入力
信号の名称、207は現在の計測値、208,209
は、これまでの監視量(計測値)の最大値,最小値を示
したものである。
【0065】また、210〜215は上位装置6に設け
られているファンクションキーを示し、210,211
は監視装置1が複数台となった場合、次の端末アドレス
の監視装置あるいは前の端末アドレスの監視装置1より
の情報の表示を指示するための表示部、212は、20
4,206の名称を入力するための表示画面(処理)へ
の移行を指示する表示部、213は前記した定数,上下
限監視データ等を設定するための表示画面(処理)への
移行を指示する表示部、214は上記設定された定数,
上下限監視データの状態(内容)を表示するための表示
画面(処理)への移行を指示する表示部、215はその
他機能を実行するための表示画面(処理)への移行を指
示する表示部、などである。
【0066】さて、このような表示画面の作成におい
て、上位装置6は、各監視装置1の各ポートの計測値
(監視量)の信号名称、単位記号、計測値、最大、最小
値は監視装置1より前述したようにレスポンスによって
報告されたものを、そのまま用いる。信号名称、単位記
号は、レスポンス中において計測値や最大、最小値に付
されて送信されたものを用いても良いし、信号名称、単
位記号のみを要求するコマンドに応答して報告されたレ
スポンス中のものを用いてもよい。このような構成によ
れば、上位装置6の、図8の表示画面を作成するための
プログラムの構成は、センサ群の構成や監視装置1にお
いて行われる演算に依存しない。また、センサ群の構成
の変更などに対しても、上位装置のプログラムや監視装
置1のシーケンスプログラムの内容を変更することなし
に、上位装置6または携帯端末7より、監視装置1の記
憶部112の定数データ、信号名称データ、単位記号デ
ータ、上下限データを更新するのみで対応することがで
きる。特に、携帯端末7を用いる場合には、上位装置6
側ではセンサ群の構成の変更などに対して何ら特別な処
理を行う必要がない。また、この場合には、監視装置1
とセンサ群の接続状況を確認しながら携帯端末7によっ
て前記記憶部112の設定内容の更新を行うことができ
る。
【0067】ここで、図9に、監視装置1の正面図を示
す。本図は303,304の端子カバーを開いた状態の
図を示し、300は電源表示ランプ、301はアナログ
入力信号表示ランプで、図1には示していないが、アナ
ログ入力信号の大小により明暗で表示する。302は障
害表示ランプで内部に異常が発生した時に点滅する。3
06は携帯端末7と接続するためのコネクタ,305は
IEC(DIN)レールに取付ける時に用いるレバーで
ある。
【0068】次に、図10は、アナログ監視装置1の側
面図を示し、上記したカバー303,304を開いたと
ころを表している。また306はIECレールとの嵌合
部である。
【0069】次に、図11は上述した携帯端末7の外観
を示すものである。
【0070】ところで、監視装置1のポートには、セン
サよりの入力信号だけでなくON/OFF状態をとる入
力信号を接続するようにしてもよい。
【0071】ずなわち、図12に示すように、マイクロ
スイッチやリミットスイッチなどの外部接点50、電源
501、電流発生源502、制限抵抗503よりなる回路
をポート101に接続し、外部接点のON/OFF動作
による電流の有無を監視装置1において検出することに
より、外部接点の状態を検知するようにしてもよい。こ
のようにすれば各種機器の状態監視も行えるようにな
る。また、ON/OFF動作の単位時間当たりの回数を
計測するようにすればパルス計数回路を構成することも
できる。
【0072】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、より汎
用性や融通性に優れた監視システムを提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】監視システムの構成を示す図である。
【図2】監視装置の記憶部のエリア構成を示す図であ
る。
【図3】監視装置と上位装置の通信手法の概要を示す図
である。
【図4】監視装置の計測時の処理の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図5】監視装置のコマンド受信時の処理の処理手順を
示すフローチャートである。
【図6】レスポンスデータの構成を示す図である。
【図7】監視システムを発電機へ適用した例を示す図で
ある。
【図8】上位計算機の表示画面の一例を示す図である。
【図9】監視装置の正面図である。
【図10】監視装置の側面図である。
【図11】携帯端末の外観図である。
【図12】ON/OFF入力信号を扱う場合の回路構成
【図13】従来の監視システムの構成を示す図である。
【符号の説明】
1…監視装置,3…各種センサ群,4…変換器群,5…
伝送線,6…上位計算機,7…携帯端末、106…アナ
ログ/ディジタル変換器,107…CPU,112…記
憶部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のポートに各々入力する入力信号を監
    視し、各入力信号の表す物理量を上位装置に報告する監
    視装置であって、 各ポート毎に物理量の単位を特定する単位情報を記述し
    た単位情報テーブルと、各ポート毎に、当該ポートに入
    力する入力信号の値を、当該ポートについて前記単位情
    報テーブルに記述された単位情報で特定される単位で表
    した物理量をに変換するための演算処理の内容を規定す
    る演算情報を記述した演算情報テーブルとを記憶した記
    憶部と、 要求に応じて、前記記憶部の単位情報テーブルの単位情
    報と演算情報テーブルの演算情報とを書き換える書き換
    え手段と、 各ポートに入力する入力信号に、当該ポートについて前
    記演算情報テーブルのに記述されている演算情報によっ
    て規定される演算処理を施す演算手段と、 各ポートに入力する入力信号の前記演算手段による演算
    処理結果と、各ポートついて前記単位情報テーブルに記
    述されている単位情報によって特定される単位を特定す
    る情報とを前記上位装置に報告する報告手段とを有する
    ことを特徴とする監視装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の監視装置であって、 前記記憶部は、さらに、各ポート毎に当該ポートに入力
    する入力信号に与えられた固有の名称を特定する名称情
    報を記述した名称テーブルを記憶し、 前記書き換え手段は、要求に応じて、前記記憶部の名称
    情報テーブルの名称情報を書き換え前記報告手段は、さ
    らに、各ポートついて名称情報テーブルに記述されてい
    る名称情報が特定する名称を特定する情報を前記上位装
    置に報告することを特徴とする監視装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の監視装置であって、 前記報告手段は、各ポートに入力する入力信号の前記演
    算手段による演算処理結果の各々に、当該演算結果に対
    応するポートついて前記単位情報テーブルに記述されて
    いる単位情報によって特定される単位を特定する情報を
    付加して前記上位装置に報告することを特徴とする監視
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007094820A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Omron Corp センサ装置およびセンサ装置用のコントローラ
JP2011038853A (ja) * 2009-08-07 2011-02-24 Horiba Ltd Plcを用いた分析システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007094820A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Omron Corp センサ装置およびセンサ装置用のコントローラ
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