JPH09157708A - 熱間静水圧プレス製長尺円筒管の製造装置 - Google Patents
熱間静水圧プレス製長尺円筒管の製造装置Info
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- JPH09157708A JPH09157708A JP33412895A JP33412895A JPH09157708A JP H09157708 A JPH09157708 A JP H09157708A JP 33412895 A JP33412895 A JP 33412895A JP 33412895 A JP33412895 A JP 33412895A JP H09157708 A JPH09157708 A JP H09157708A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ＨＩＰ製複合シリンダの金属カプセルの長尺
化を図った場合でも、バックメタルとインナメタル間に
均一な隙間を確保し得るＨＩＰ製長尺円筒管の製造装置
を提供する。 【解決手段】 円筒形状をなすバックメタル１の内側
に、芯材であるインナメタル２を挿入し、バックメタル
１とインナメタル２間に、粉末充填領域３を確保し、こ
の粉末充填領域３にライニング層形成用の粉末を充填
し、ＨＩＰ処理し、ライニング層を形成するＨＩＰ製長
尺円筒管の製造装置において、前記インナメタル２の軸
方向の上端部には調整ピン６を、中間部の少なくとも１
個所には調整ピン７を、それぞれ円周方向に等間隔をお
いて複数本ずつ取り付け、バックメタル１内にインナメ
タル２を配置し、バックメタル１とインナメタル２間に
均一な隙間を形成した。
化を図った場合でも、バックメタルとインナメタル間に
均一な隙間を確保し得るＨＩＰ製長尺円筒管の製造装置
を提供する。 【解決手段】 円筒形状をなすバックメタル１の内側
に、芯材であるインナメタル２を挿入し、バックメタル
１とインナメタル２間に、粉末充填領域３を確保し、こ
の粉末充填領域３にライニング層形成用の粉末を充填
し、ＨＩＰ処理し、ライニング層を形成するＨＩＰ製長
尺円筒管の製造装置において、前記インナメタル２の軸
方向の上端部には調整ピン６を、中間部の少なくとも１
個所には調整ピン７を、それぞれ円周方向に等間隔をお
いて複数本ずつ取り付け、バックメタル１内にインナメ
タル２を配置し、バックメタル１とインナメタル２間に
均一な隙間を形成した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱間静水圧プレス
（以下、「ＨＩＰ」という。）製長尺円筒管の製造装置
に係り、さらに詳しくは樹脂，金属粉末，セラミックス
等のペレットまたは粉末材料から成形品を得るための射
出成形機または押出成形機の加熱シリンダとして使用さ
れるＨＩＰ製複合シリンダを製造するための金属カプセ
ルであるＨＩＰ製長尺円筒管の製造装置に関する。
（以下、「ＨＩＰ」という。）製長尺円筒管の製造装置
に係り、さらに詳しくは樹脂，金属粉末，セラミックス
等のペレットまたは粉末材料から成形品を得るための射
出成形機または押出成形機の加熱シリンダとして使用さ
れるＨＩＰ製複合シリンダを製造するための金属カプセ
ルであるＨＩＰ製長尺円筒管の製造装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ＨＩＰ製複合シリンダの金属カプセルを
製造するには、従来図３に示す技術と、図４および図５
に示すような技術がある。
製造するには、従来図３に示す技術と、図４および図５
に示すような技術がある。
【０００３】これらの図に示すごとく、ＨＩＰ製複合シ
リンダの金属カプセルは、円筒形状をなすバックメタル
１の内側に、芯材となるインナメタル２を挿入し、バッ
クメタル１とインナメタル２の間に、ＨＩＰ後にライニ
ング層を形成する粉末を充填する粉末充填領域３を確保
する。
リンダの金属カプセルは、円筒形状をなすバックメタル
１の内側に、芯材となるインナメタル２を挿入し、バッ
クメタル１とインナメタル２の間に、ＨＩＰ後にライニ
ング層を形成する粉末を充填する粉末充填領域３を確保
する。
【０００４】ところで、ＨＩＰ後に厚みの均一なライニ
ング層を得るためには、この粉末充填領域３の隙間が均
一になるように設計，製作することが重要である。
ング層を得るためには、この粉末充填領域３の隙間が均
一になるように設計，製作することが重要である。
【０００５】そこで、図３に示す従来技術では、上蓋４
と下蓋５とによりインナメタル２を保持することによっ
て、隙間の均一性を確保するようにしている。
と下蓋５とによりインナメタル２を保持することによっ
て、隙間の均一性を確保するようにしている。
【０００６】また、図４および図５に示す従来技術で
は、インナメタル２の上端部に取り付けた調整ピン６
と、下蓋５とによりインナメタル２を保持することで、
隙間の均一性を確保するようにしている。
は、インナメタル２の上端部に取り付けた調整ピン６
と、下蓋５とによりインナメタル２を保持することで、
隙間の均一性を確保するようにしている。
【０００７】一方、ＨＩＰ製複合シリンダの製作コスト
低減を図るため、１本の長尺の金属カプセルから製品を
複数本取りする技術が用いられている。これを実施する
ためには、製品長さに応じて金属カプセルを長尺化する
ことが必要である。そして、厚みの均一なライニング層
を得るためには、粉末充填領域３の均一性を如何に確保
するかが重要になる。
低減を図るため、１本の長尺の金属カプセルから製品を
複数本取りする技術が用いられている。これを実施する
ためには、製品長さに応じて金属カプセルを長尺化する
ことが必要である。そして、厚みの均一なライニング層
を得るためには、粉末充填領域３の均一性を如何に確保
するかが重要になる。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記図３に示
す従来技術、図４および図５に示す従来技術とも、バッ
クメタル１とインナメタル２間の隙間が均一になるの
は、金属カプセルの上端部と下端部のみであるため、金
属カプセルの長尺化を行った場合、インナメタル２にそ
りがあると図６に示すように、粉末３′が不均一な充填
状態となってしまう。この状態でＨＩＰ処理を行うと、
最終製品におけるライニング層の厚みが不均一となり、
製品価値が低下する。
す従来技術、図４および図５に示す従来技術とも、バッ
クメタル１とインナメタル２間の隙間が均一になるの
は、金属カプセルの上端部と下端部のみであるため、金
属カプセルの長尺化を行った場合、インナメタル２にそ
りがあると図６に示すように、粉末３′が不均一な充填
状態となってしまう。この状態でＨＩＰ処理を行うと、
最終製品におけるライニング層の厚みが不均一となり、
製品価値が低下する。
【０００９】そして、金属カプセルを長尺化するほど、
インナメタル２の真直度の確保が困難となるため、そり
の影響が大きく現われるようになり、極端な場合にはラ
イニング層の厚み不足により、製品取りができない事態
が生じる。
インナメタル２の真直度の確保が困難となるため、そり
の影響が大きく現われるようになり、極端な場合にはラ
イニング層の厚み不足により、製品取りができない事態
が生じる。
【００１０】本発明が解決しようとする課題は、ＨＩＰ
製複合シリンダの金属カプセルの長尺化を図った場合で
も、バックメタルとインナメタル間に均一な隙間を確保
し得るＨＩＰ製長尺円筒管の製造装置を提供することに
ある。
製複合シリンダの金属カプセルの長尺化を図った場合で
も、バックメタルとインナメタル間に均一な隙間を確保
し得るＨＩＰ製長尺円筒管の製造装置を提供することに
ある。
【００１１】また、本発明で解決しようとする他の課題
は、長尺の金属カプセルからＨＩＰ製複合シリンダを簡
便に複数本取りし得るＨＩＰ製長尺円筒管の製造装置を
提供することにある。
は、長尺の金属カプセルからＨＩＰ製複合シリンダを簡
便に複数本取りし得るＨＩＰ製長尺円筒管の製造装置を
提供することにある。
【００１２】さらに、本発明で解決しようとする他の課
題は、長尺のＨＩＰ製複合シリンダの全長にわたってラ
イニング層を均一になし得るＨＩＰ製長尺円筒管の製造
装置を提供することにある。
題は、長尺のＨＩＰ製複合シリンダの全長にわたってラ
イニング層を均一になし得るＨＩＰ製長尺円筒管の製造
装置を提供することにある。
【００１３】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明ではインナメタルの軸方向の上端部と、中間
部の少なくとも１個所とに、それぞれ円周方向に等間隔
をおいて隙間調整用の調整ピンを複数本ずつ取り付け、
前記バックメタル内に、前記インナメタルを配置し、バ
ックメタルとインナメタル間に均一な隙間を形成してい
る。
め、本発明ではインナメタルの軸方向の上端部と、中間
部の少なくとも１個所とに、それぞれ円周方向に等間隔
をおいて隙間調整用の調整ピンを複数本ずつ取り付け、
前記バックメタル内に、前記インナメタルを配置し、バ
ックメタルとインナメタル間に均一な隙間を形成してい
る。
【００１４】また、前記課題を解決するため、本発明で
はインナメタルにおける軸方向の中間部の調整ピンの取
り付け位置を、長尺の金属カプセルの切断位置に設定し
ている。
はインナメタルにおける軸方向の中間部の調整ピンの取
り付け位置を、長尺の金属カプセルの切断位置に設定し
ている。
【００１５】さらに、前記課題を解決するため、本発明
では前記調整ピンを、形成すべきライニング層と同じ材
質の材料で製作している。
では前記調整ピンを、形成すべきライニング層と同じ材
質の材料で製作している。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【００１７】図１は本発明の一実施の形態を示す縦断面
図、図２は図１のＡ−Ａ線断面図である。
図、図２は図１のＡ−Ａ線断面図である。
【００１８】これら図１および図２に示す実施の形態
は、長尺の１本の金属カプセルから製品を２本取りする
場合を示すもので、ＳＣＭ４４０等の材料よりなる円筒
形状のバックメタル１の内部に、ＳＳ４１等の材料によ
りなるインナメタル２が挿入されている。また、前記バ
ックメタル１の上端部には上蓋４が装着され、下端部に
は下蓋５が固定されている。
は、長尺の１本の金属カプセルから製品を２本取りする
場合を示すもので、ＳＣＭ４４０等の材料よりなる円筒
形状のバックメタル１の内部に、ＳＳ４１等の材料によ
りなるインナメタル２が挿入されている。また、前記バ
ックメタル１の上端部には上蓋４が装着され、下端部に
は下蓋５が固定されている。
【００１９】前記インナメタル２の軸方向の上端部に
は、調整ピン６が取り付けられ、製品の切断位置に当た
る中間部には調整ピン７が取り付けられている。前記調
整ピン６，７は、Ｓ２０Ｃ等の市販材料で形成されてい
る。また、前記調整ピン６，７はそれぞれ円周方向に１
８０°の間隔をおいて３本取り付けられており、さらに
各調整ピン６，７の突き出し長さは同一になるように設
けられている。
は、調整ピン６が取り付けられ、製品の切断位置に当た
る中間部には調整ピン７が取り付けられている。前記調
整ピン６，７は、Ｓ２０Ｃ等の市販材料で形成されてい
る。また、前記調整ピン６，７はそれぞれ円周方向に１
８０°の間隔をおいて３本取り付けられており、さらに
各調整ピン６，７の突き出し長さは同一になるように設
けられている。
【００２０】そして、前記インナメタル２は下端部がバ
ックメタル１の下端部に固定された下蓋５にねじ込んで
バックメタル１の内径と同芯上に支持され、軸方向の中
間部は円周方向に等間隔をおきかつ同じ長さに設けられ
た３本の調整ピン７によりバックメタル１の内径と同芯
上に保持され、上端部も円周方向に等間隔をおきかつ同
じ長さに設けられた３本の調整ピン６によりバックメタ
ル１の内径と同芯上に保持されている。その結果、バッ
クメタル１とインナメタル２間には、粉末充填領域３と
して均一な隙間が確保されている。
ックメタル１の下端部に固定された下蓋５にねじ込んで
バックメタル１の内径と同芯上に支持され、軸方向の中
間部は円周方向に等間隔をおきかつ同じ長さに設けられ
た３本の調整ピン７によりバックメタル１の内径と同芯
上に保持され、上端部も円周方向に等間隔をおきかつ同
じ長さに設けられた３本の調整ピン６によりバックメタ
ル１の内径と同芯上に保持されている。その結果、バッ
クメタル１とインナメタル２間には、粉末充填領域３と
して均一な隙間が確保されている。
【００２１】前記バックメタル１とインナメタル２間に
形成された粉末充填領域３にコバルト合金粉末等のライ
ニング層形成用の粉末を充填し、ＨＩＰ処理を行う。か
かるＨＩＰ後に、厚みの均一なライニング層が形成され
る。
形成された粉末充填領域３にコバルト合金粉末等のライ
ニング層形成用の粉末を充填し、ＨＩＰ処理を行う。か
かるＨＩＰ後に、厚みの均一なライニング層が形成され
る。
【００２２】前記バックメタル１の内径側にライニング
層を形成した後、長尺の金属カプセルをインナメタル２
の中間部に取り付けられた調整ピン７の位置で、しかも
調整ピン７を切断代として切断し、製品であるＨＩＰ製
複合シリンダを得る。
層を形成した後、長尺の金属カプセルをインナメタル２
の中間部に取り付けられた調整ピン７の位置で、しかも
調整ピン７を切断代として切断し、製品であるＨＩＰ製
複合シリンダを得る。
【００２３】なお、長尺の金属カプセルを製作し、３本
以上のＨＩＰ製複合シリンダを形成する場合には、イン
ナメタル２の軸方向における中間部の調整ピン７の取り
付け位置を増やすものとする。
以上のＨＩＰ製複合シリンダを形成する場合には、イン
ナメタル２の軸方向における中間部の調整ピン７の取り
付け位置を増やすものとする。
【００２４】以上説明した実施の形態では、インナメタ
ル２の軸方向の上端部に調整ピン６を取り付けているほ
か、中間部にも調整ピン７を取り付け、バックメタル１
とインナメタル２間に、均一な隙間である粉末充填領域
３を確保できるので、金属カプセルの長尺化を図ったう
えで、均一な厚さのライニング層を形成することがで
き、したがって歩留りを高めることができるし、長期間
使用可能なＨＩＰ製複合シリンダを得ることができる。
ル２の軸方向の上端部に調整ピン６を取り付けているほ
か、中間部にも調整ピン７を取り付け、バックメタル１
とインナメタル２間に、均一な隙間である粉末充填領域
３を確保できるので、金属カプセルの長尺化を図ったう
えで、均一な厚さのライニング層を形成することがで
き、したがって歩留りを高めることができるし、長期間
使用可能なＨＩＰ製複合シリンダを得ることができる。
【００２５】また、この実施の形態ではインナメタル２
における軸方向の中間部の調整ピン７の取り付け位置を
長尺の金属カプセルの切断位置に設定しており、その調
整ピン７を切断代として切断することによって、長尺の
金属カプセルからＨＩＰ製複合シリンダを簡便に複数本
取りでき、製作コストの低減を図ることが可能である。
における軸方向の中間部の調整ピン７の取り付け位置を
長尺の金属カプセルの切断位置に設定しており、その調
整ピン７を切断代として切断することによって、長尺の
金属カプセルからＨＩＰ製複合シリンダを簡便に複数本
取りでき、製作コストの低減を図ることが可能である。
【００２６】しかも、調整ピン６，７を、ＨＩＰ後に形
成されるライニング層と同じ材質の材料で形成すれば、
長尺なＨＩＰ製複合シリンダであっても、全長にわたっ
てライニング層の厚みが均一な製品を得ることができ
る。
成されるライニング層と同じ材質の材料で形成すれば、
長尺なＨＩＰ製複合シリンダであっても、全長にわたっ
てライニング層の厚みが均一な製品を得ることができ
る。
【００２７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項１
記載の発明では、インナメタルの軸方向の上端部に調整
ピンを取り付けているほか、中間部にも調整ピンを取り
付け、バックメタルとインナメタル間に、均一な隙間で
ある粉末充填領域を確保できるので、金属カプセルの長
尺化を図ったうえで、均一な厚さのライニング層を形成
し得る効果があり、ひいては歩留りを高め得る効果があ
り、長期間使用可能なＨＩＰ製複合シリンダを製作し得
る効果がある。
記載の発明では、インナメタルの軸方向の上端部に調整
ピンを取り付けているほか、中間部にも調整ピンを取り
付け、バックメタルとインナメタル間に、均一な隙間で
ある粉末充填領域を確保できるので、金属カプセルの長
尺化を図ったうえで、均一な厚さのライニング層を形成
し得る効果があり、ひいては歩留りを高め得る効果があ
り、長期間使用可能なＨＩＰ製複合シリンダを製作し得
る効果がある。
【００２８】また、本発明の請求項２記載の発明では、
インナメタルにおける軸方向の中間部の調整ピンの取り
付け位置を長尺の金属カプセルの切断位置に設定してお
り、その調整ピンを切断代として切断することによっ
て、長尺の金属カプセルからＨＩＰ製複合シリンダを簡
便に複数本取りできるので、均一なライニング層を形成
したうえで、製作コストの低減を図り得る効果がある。
インナメタルにおける軸方向の中間部の調整ピンの取り
付け位置を長尺の金属カプセルの切断位置に設定してお
り、その調整ピンを切断代として切断することによっ
て、長尺の金属カプセルからＨＩＰ製複合シリンダを簡
便に複数本取りできるので、均一なライニング層を形成
したうえで、製作コストの低減を図り得る効果がある。
【００２９】さらに、本発明の請求項３記載の発明で
は、調整ピンを、ＨＩＰ後に形成されるライニング層と
同じ材質の材料で形成しているので、長尺なＨＩＰ製複
合シリンダであっても、全長にわたってライニング層の
厚みが均一な製品が得られる効果がある。
は、調整ピンを、ＨＩＰ後に形成されるライニング層と
同じ材質の材料で形成しているので、長尺なＨＩＰ製複
合シリンダであっても、全長にわたってライニング層の
厚みが均一な製品が得られる効果がある。
【図１】本発明の一実施の形態を示す縦断面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線断面図である。
【図３】従来技術を示す縦断面図である。
【図４】他の従来技術を示す縦断面図である。
【図５】図４のＢ−Ｂ線断面図である。
【図６】従来技術において、インナメタルにそりがある
場合に粉末充填領域が不均一になることを示す縦断面図
である。
場合に粉末充填領域が不均一になることを示す縦断面図
である。
１ バックメタル ２ インナメタル ３ 粉末充填領域 ４ 上蓋 ５ 下蓋 ６ インナメタルの上端部に設けられた調整ピン ７ インナメタルの中間部に設けられた調整ピン
Claims (3)
- 【請求項１】 円筒形状をなすバックメタルの内側に、
芯材であるインナメタルを挿入し、前記バックメタルと
インナメタル間に、粉末充填領域を確保し、この粉末充
填領域にライニング層形成用の粉末を充填し、熱間静水
圧プレスし、ライニング層を形成する熱間静水圧プレス
製長尺円筒管の製造装置において、 前記インナメタルの軸方向の上端部と、中間部の少なく
とも１個所とに、それぞれ円周方向に等間隔をおいて隙
間調整用の調整ピンを複数本ずつ取り付け、 前記バックメタル内に、前記インナメタルを配置し、バ
ックメタルとインナメタル間に均一な隙間を形成した、
ことを特徴とする熱間静水圧プレス製長尺円筒管の製造
装置。 - 【請求項２】 前記バックメタルとインナメタル間の隙
間に熱間静水圧プレスによりライニング層を施した長尺
の金属カプセルを形成し、この長尺の金属カプセルを所
定位置で切断し、熱間静水圧プレス製複合シリンダを複
数本取りする熱間静水圧プレス製長尺円筒管の製造装置
において、 前記インナメタルにおける軸方向の中間部の調整ピンの
取り付け位置を、長尺の金属カプセルの切断位置に設定
した、ことを特徴とする請求項１記載の熱間静水圧プレ
ス製長尺円筒管の製造装置。 - 【請求項３】 前記調整ピンを、形成すべきライニング
層と同じ材質の材料で製作したことを特徴とする請求項
１または２記載の熱間静水圧プレス製長尺円筒管の製造
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33412895A JPH09157708A (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 熱間静水圧プレス製長尺円筒管の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33412895A JPH09157708A (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 熱間静水圧プレス製長尺円筒管の製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09157708A true JPH09157708A (ja) | 1997-06-17 |
Family
ID=18273840
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33412895A Pending JPH09157708A (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 熱間静水圧プレス製長尺円筒管の製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09157708A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008509285A (ja) * | 2004-08-12 | 2008-03-27 | シュミット ＋ クレメンス ゲーエムベーハー ＋ ツェーオー．カーゲー | 複合チューブ、複合チューブの製造方法、および複合チューブの使用 |
-
1995
- 1995-11-29 JP JP33412895A patent/JPH09157708A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008509285A (ja) * | 2004-08-12 | 2008-03-27 | シュミット ＋ クレメンス ゲーエムベーハー ＋ ツェーオー．カーゲー | 複合チューブ、複合チューブの製造方法、および複合チューブの使用 |
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