JPH09155622A - フライスカッタ - Google Patents
フライスカッタInfo
- Publication number
- JPH09155622A JPH09155622A JP31877695A JP31877695A JPH09155622A JP H09155622 A JPH09155622 A JP H09155622A JP 31877695 A JP31877695 A JP 31877695A JP 31877695 A JP31877695 A JP 31877695A JP H09155622 A JPH09155622 A JP H09155622A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutter body
- tip
- piece type
- cutter
- rest
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- Pending
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- Milling Processes (AREA)
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は丸駒型スローアウェイチップを使用
したフライスカッタにおいて、フライス高さ調整を容易
にし且つチップの保持力を高めることを目的とする。 【解決手段】 カッタ本体１に四角形状の嵌合凹部８を
形成し、この嵌合凹部８の底面に収容穴９を形成して内
部にレストボタン１０を収容するとともに、嵌合凹部８
に丸駒型スローアウェイチップ２の四角形状のボス部６
を嵌合させる。そして、チップ２の中心に形成した取付
孔７とレストボタン１０の取付孔１２にクランプネジ１
３を挿入して先端をカッタ本体１に螺着し両者２、１０
を同時に結合する。また、カッタ本体１の側面から捩じ
込んだネジ部材１５でレストボタン１０を固定する。
したフライスカッタにおいて、フライス高さ調整を容易
にし且つチップの保持力を高めることを目的とする。 【解決手段】 カッタ本体１に四角形状の嵌合凹部８を
形成し、この嵌合凹部８の底面に収容穴９を形成して内
部にレストボタン１０を収容するとともに、嵌合凹部８
に丸駒型スローアウェイチップ２の四角形状のボス部６
を嵌合させる。そして、チップ２の中心に形成した取付
孔７とレストボタン１０の取付孔１２にクランプネジ１
３を挿入して先端をカッタ本体１に螺着し両者２、１０
を同時に結合する。また、カッタ本体１の側面から捩じ
込んだネジ部材１５でレストボタン１０を固定する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、丸駒型スローアウ
ェイチップを取り付けた平面切削用等のフライスカッタ
に関する。
ェイチップを取り付けた平面切削用等のフライスカッタ
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、スローアウェイ式切削工具のチッ
プを円形にし、チップが摩耗したりチッピングが生じた
りするとコーナーチェンジして向きを変えながら全周刃
を有効に使用するような丸駒型のスローアウェイチップ
が知られており、この際、丸駒型スローアウェイチップ
のコーナーチェンジを適切且つ迅速に行うため、例えば
実開平５−９３７０２号のような技術が知られている。
この技術は、カッタ本体に対するチップの取付孔の形状
を多角形状にし、カッタ本体の固定面に多角形の各辺を
位置合せしながらコーナーチェンジし、カッタ本体に設
けたレバーロックで固定するようにしている。
プを円形にし、チップが摩耗したりチッピングが生じた
りするとコーナーチェンジして向きを変えながら全周刃
を有効に使用するような丸駒型のスローアウェイチップ
が知られており、この際、丸駒型スローアウェイチップ
のコーナーチェンジを適切且つ迅速に行うため、例えば
実開平５−９３７０２号のような技術が知られている。
この技術は、カッタ本体に対するチップの取付孔の形状
を多角形状にし、カッタ本体の固定面に多角形の各辺を
位置合せしながらコーナーチェンジし、カッタ本体に設
けたレバーロックで固定するようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記技
術ではチップを固定するのがレバーロックのためチップ
保持力に問題があり、また、このレバーロックによる締
め付けを行うためレバーロックネジを操作する必要があ
ることから、例えばフライス高さを調整する際等には、
高さ調整部材を固定するための締付ネジとチップを固定
するためのレバーロックネジの両方を操作しなければな
らず、作業能率が悪いという問題があった。そこで、チ
ップを強い保持力で固定し、また、フライス高さの調整
及びチップのコーナーチェンジ、交換が容易に行えるフ
ライス工具が望まれていた。
術ではチップを固定するのがレバーロックのためチップ
保持力に問題があり、また、このレバーロックによる締
め付けを行うためレバーロックネジを操作する必要があ
ることから、例えばフライス高さを調整する際等には、
高さ調整部材を固定するための締付ネジとチップを固定
するためのレバーロックネジの両方を操作しなければな
らず、作業能率が悪いという問題があった。そこで、チ
ップを強い保持力で固定し、また、フライス高さの調整
及びチップのコーナーチェンジ、交換が容易に行えるフ
ライス工具が望まれていた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、カッタ本体の嵌合凹部に丸駒型スローアウェ
イチップのボス部を嵌合させて固定するようにしたフラ
イスカッタにおいて、カッタ本体の嵌合凹部と丸駒型ス
ローアウェイチップのボス部をそれぞれ多角形状にする
とともに、カッタ本体の嵌合凹部内の底部に高さ調整用
のレスト部材を収容する収容穴を設け、この収容穴にレ
スト部材を収容した際その前面が前記丸駒型スローアウ
ェイチップの着座面になるようにし、且つこのレスト部
材と前記丸駒型スローアウェイチップの中心部にそれぞ
れ取付孔を設けた。そして、これら取付孔に単一の締結
部材を挿通させてカッタ本体に同時に結合し得るように
した。
本発明は、カッタ本体の嵌合凹部に丸駒型スローアウェ
イチップのボス部を嵌合させて固定するようにしたフラ
イスカッタにおいて、カッタ本体の嵌合凹部と丸駒型ス
ローアウェイチップのボス部をそれぞれ多角形状にする
とともに、カッタ本体の嵌合凹部内の底部に高さ調整用
のレスト部材を収容する収容穴を設け、この収容穴にレ
スト部材を収容した際その前面が前記丸駒型スローアウ
ェイチップの着座面になるようにし、且つこのレスト部
材と前記丸駒型スローアウェイチップの中心部にそれぞ
れ取付孔を設けた。そして、これら取付孔に単一の締結
部材を挿通させてカッタ本体に同時に結合し得るように
した。
【０００５】このように、カッタ本体の嵌合凹部と丸駒
型スローアウェイチップのボス部をそれぞれ多角形状に
して嵌合させ固定することでコーナーチェンジが適切で
且つ容易となり、しかもフライス高さを調整する際は、
単一の締結部材を操作するだけで良い。
型スローアウェイチップのボス部をそれぞれ多角形状に
して嵌合させ固定することでコーナーチェンジが適切で
且つ容易となり、しかもフライス高さを調整する際は、
単一の締結部材を操作するだけで良い。
【０００６】また請求項２では、レスト部材を、カッタ
本体の側面から捩じ込まれたネジ部材によって前記収容
穴内に固定するようにした。このレスト部材は、前記締
結部材によってカッタ本体に結合されるが、このネジ部
材で一層強固に固定することが出来、チップの姿勢の安
定に寄与するとともに、締結部材の弛み防止の面からも
効果がある。
本体の側面から捩じ込まれたネジ部材によって前記収容
穴内に固定するようにした。このレスト部材は、前記締
結部材によってカッタ本体に結合されるが、このネジ部
材で一層強固に固定することが出来、チップの姿勢の安
定に寄与するとともに、締結部材の弛み防止の面からも
効果がある。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について添付
した図面に基づき説明する。ここで図１は本発明のフラ
イスカッタを正面方向から見た前面図、図２は図１のＡ
−Ａ線断面図、図３は図２のＢ矢視図、図４は丸駒型ス
ローアウェイチップを前面側から見た前面図、図５は同
斜視図である。本発明のフライスカッタは、例えばフラ
イス軸に直角な平面の切削に用いられる正面フライスカ
ッタとして構成され、図１及び図２に示すように、中心
軸Ｏまわりに回転するカッタ本体１と、このカッタ本体
１の前面周縁部に取り付けられる複数個（実施例では１
２個）の丸駒型スローアウェイチップ２、…を備えてい
る。
した図面に基づき説明する。ここで図１は本発明のフラ
イスカッタを正面方向から見た前面図、図２は図１のＡ
−Ａ線断面図、図３は図２のＢ矢視図、図４は丸駒型ス
ローアウェイチップを前面側から見た前面図、図５は同
斜視図である。本発明のフライスカッタは、例えばフラ
イス軸に直角な平面の切削に用いられる正面フライスカ
ッタとして構成され、図１及び図２に示すように、中心
軸Ｏまわりに回転するカッタ本体１と、このカッタ本体
１の前面周縁部に取り付けられる複数個（実施例では１
２個）の丸駒型スローアウェイチップ２、…を備えてい
る。
【０００８】そして、この丸駒型スローアウェイチップ
２は、図４、図５に示すように、前面円周部が切刃３と
され、この切刃３に連なる側面部がスクイ面４として、
また切刃３に連なる内側部が逃げ面５としてそれぞれ構
成されるとともに、このチップ２の後面側には各コーナ
を面取りした四角形状のボス部６が突設されている。そ
して、チップ２の中央部には前面側から後面側に向けて
貫通する取付孔７が設けられ、この取付孔７の前面側
は、外側に向かって徐々に径が広がるテーパ孔７ａとし
て構成されている。
２は、図４、図５に示すように、前面円周部が切刃３と
され、この切刃３に連なる側面部がスクイ面４として、
また切刃３に連なる内側部が逃げ面５としてそれぞれ構
成されるとともに、このチップ２の後面側には各コーナ
を面取りした四角形状のボス部６が突設されている。そ
して、チップ２の中央部には前面側から後面側に向けて
貫通する取付孔７が設けられ、この取付孔７の前面側
は、外側に向かって徐々に径が広がるテーパ孔７ａとし
て構成されている。
【０００９】一方、カッタ本体１の周縁部近傍には、上
記チップ２、…を取り付けるための四角形状の嵌合凹部
８、…が形成されており、この嵌合凹部８の大きさと前
記チップ２のボス部６の大きさを略同一にして嵌合自在
にしている。尚、これらボス部６と嵌合凹部８の形状は
四角形以外の三角形、或いは六角形等の多角形であって
も良い。
記チップ２、…を取り付けるための四角形状の嵌合凹部
８、…が形成されており、この嵌合凹部８の大きさと前
記チップ２のボス部６の大きさを略同一にして嵌合自在
にしている。尚、これらボス部６と嵌合凹部８の形状は
四角形以外の三角形、或いは六角形等の多角形であって
も良い。
【００１０】また、各嵌合凹部８、…の底部には更に深
く彫り込まれた収容穴９、…が形成され、この収容穴９
内に、フライス高さ調整用のレスト部材としてのレスト
ボタン１０を収容出来るようにしている。そしてこの収
容穴９の底面９ａは、図３に示すように、円周方向の切
削回転の下流側から上流側に向けて下る傾斜θが付与さ
れており、後述するように、この底面９ａにレストボタ
ン１０の後面側を密着させて収容し、次いで、レストボ
タン１０の前面にチップ２のボス部６端面を密着させて
組み付けると、チップ２前面の切刃３が角度θだけ傾斜
するようにしている。因みにこのθは５度程度としてい
る。
く彫り込まれた収容穴９、…が形成され、この収容穴９
内に、フライス高さ調整用のレスト部材としてのレスト
ボタン１０を収容出来るようにしている。そしてこの収
容穴９の底面９ａは、図３に示すように、円周方向の切
削回転の下流側から上流側に向けて下る傾斜θが付与さ
れており、後述するように、この底面９ａにレストボタ
ン１０の後面側を密着させて収容し、次いで、レストボ
タン１０の前面にチップ２のボス部６端面を密着させて
組み付けると、チップ２前面の切刃３が角度θだけ傾斜
するようにしている。因みにこのθは５度程度としてい
る。
【００１１】また、カッタ本体１の前面には、前記嵌合
凹部８に対して切削回転方向の下流側に切粉排出凹部１
１、…が形成されており、この切粉排出凹部１１は前記
嵌合凹部８に連通するとともに、半径方向の内側が深く
彫り込まれた深穴凹部１１ａとされ、周端面まで達する
半径方向の外側が浅く彫り込まれた浅穴凹部１１ｂとさ
れている。
凹部８に対して切削回転方向の下流側に切粉排出凹部１
１、…が形成されており、この切粉排出凹部１１は前記
嵌合凹部８に連通するとともに、半径方向の内側が深く
彫り込まれた深穴凹部１１ａとされ、周端面まで達する
半径方向の外側が浅く彫り込まれた浅穴凹部１１ｂとさ
れている。
【００１２】前記レストボタン１０はフライス高さを調
整するためのものであり、中心部に取付孔１２を備えて
いる。そして、前記収容穴９に収容した際、前面がチッ
プ２の着座面になるようにし、この着座面にチップ２を
載置した位置決めした状態で、レストボタン１０の取付
孔１２とチップ２の取付孔７が直線上に並ぶようにして
いる。
整するためのものであり、中心部に取付孔１２を備えて
いる。そして、前記収容穴９に収容した際、前面がチッ
プ２の着座面になるようにし、この着座面にチップ２を
載置した位置決めした状態で、レストボタン１０の取付
孔１２とチップ２の取付孔７が直線上に並ぶようにして
いる。
【００１３】以上のようなレストボタン１０とチップ２
は、単一のクランプネジ１３でカッタ本体１に結合され
るようにしている。すなわち、このクランプネジ１３
は、前記チップ２とレストボタン１０の各取付孔７、１
２に挿通可能な軸部とこの軸部先端に形成されるネジ部
を備え、このネジ部がカッタ本体１の収容穴９の底面か
ら奥側に向かって形成されたネジ孔に螺着可能とされる
とともに、頭部のテーパ部１３ａがチップ２の取付孔７
のテーパ孔７ａに係合するようにしている。
は、単一のクランプネジ１３でカッタ本体１に結合され
るようにしている。すなわち、このクランプネジ１３
は、前記チップ２とレストボタン１０の各取付孔７、１
２に挿通可能な軸部とこの軸部先端に形成されるネジ部
を備え、このネジ部がカッタ本体１の収容穴９の底面か
ら奥側に向かって形成されたネジ孔に螺着可能とされる
とともに、頭部のテーパ部１３ａがチップ２の取付孔７
のテーパ孔７ａに係合するようにしている。
【００１４】また、前記収容穴９に収容したレストボタ
ン１０を確実に固定するため、前記カッタ本体１の側面
から収容穴９に向けてネジ孔１４を形成している。そし
て、このネジ孔１４にネジ部材１５を捩じ込み、ネジ部
材１５の先端でレストボタン１０の周側部を圧接し固定
するようにしている。
ン１０を確実に固定するため、前記カッタ本体１の側面
から収容穴９に向けてネジ孔１４を形成している。そし
て、このネジ孔１４にネジ部材１５を捩じ込み、ネジ部
材１５の先端でレストボタン１０の周側部を圧接し固定
するようにしている。
【００１５】以上のようなフライスカッタの作用につい
て説明する。カッタ本体１の収容穴９に所定規格のレス
トボタン１０を収容し、その上からチップ２のボス部６
を嵌合凹部８に嵌合させた後、取付孔７、１２を通して
クランプネジ１３を捩じ込みカッタ本体１に結合する。
この際、クランプネジ１３の頭部には、六角凹部ｃ（図
２）を形成しており、この六角凹部ｃに六角棒スパナを
差込んで捩じ込む。また、結合状態でクランプネジ１３
の頭部端面がチップ２前面から突出しないようにしてい
る。
て説明する。カッタ本体１の収容穴９に所定規格のレス
トボタン１０を収容し、その上からチップ２のボス部６
を嵌合凹部８に嵌合させた後、取付孔７、１２を通して
クランプネジ１３を捩じ込みカッタ本体１に結合する。
この際、クランプネジ１３の頭部には、六角凹部ｃ（図
２）を形成しており、この六角凹部ｃに六角棒スパナを
差込んで捩じ込む。また、結合状態でクランプネジ１３
の頭部端面がチップ２前面から突出しないようにしてい
る。
【００１６】こうしてチップ２とレストボタン１０が結
合されると、サイドのネジ部材１５を締め付け、レスト
ボタン１０をしっかり固定する。そして、工作物に対し
てカッタ本体１のチップ２前面を当接させ、カッタ本体
１を中心軸Ｏまわりに回転させながら工作物を加工送り
して平面研削を行うと、レストボタン１０の位置は確実
に固定されているためチップの姿勢もより安定し、加工
精度も向上する。そして切削屑は切粉排出凹部１１を通
して排出される。
合されると、サイドのネジ部材１５を締め付け、レスト
ボタン１０をしっかり固定する。そして、工作物に対し
てカッタ本体１のチップ２前面を当接させ、カッタ本体
１を中心軸Ｏまわりに回転させながら工作物を加工送り
して平面研削を行うと、レストボタン１０の位置は確実
に固定されているためチップの姿勢もより安定し、加工
精度も向上する。そして切削屑は切粉排出凹部１１を通
して排出される。
【００１７】以上のようなフライス加工において、フラ
イス高さを調整する際は、ネジ部材１５を弛めた後、ク
ランプネジ１３を外してレストボタン１０を交換する。
また、チップ２が摩耗したりチッピングが生じたりして
チップ２のコーナーチェンジを行う時は、クランプネジ
１３を弛めてチップ２の向きを変え、新たな方向でボス
部６を嵌合凹部８に嵌合した後再びクランプネジ１３を
締め付ける。そしてこれらの操作はいずれも従来に較べ
ると簡単であり、作業能率が良い。
イス高さを調整する際は、ネジ部材１５を弛めた後、ク
ランプネジ１３を外してレストボタン１０を交換する。
また、チップ２が摩耗したりチッピングが生じたりして
チップ２のコーナーチェンジを行う時は、クランプネジ
１３を弛めてチップ２の向きを変え、新たな方向でボス
部６を嵌合凹部８に嵌合した後再びクランプネジ１３を
締め付ける。そしてこれらの操作はいずれも従来に較べ
ると簡単であり、作業能率が良い。
【００１８】
【発明の効果】以上のように本発明のフライスカッタ
は、レスト部材と丸駒型スローアウェイチップをカッタ
本体に結合するにあたり、単一の締結部材で行うことが
出来るようにしたため、例えばフライス高さを調整する
際は、極めて簡単な操作で済み、しかも丸駒型スローア
ウェイチップのコーナーチェンジを簡単に行うことが出
来る。また、レスト部材をネジ部材で固定しているた
め、チップの姿勢も安定し、しかも締結部材が弛みにく
いという効果がある。
は、レスト部材と丸駒型スローアウェイチップをカッタ
本体に結合するにあたり、単一の締結部材で行うことが
出来るようにしたため、例えばフライス高さを調整する
際は、極めて簡単な操作で済み、しかも丸駒型スローア
ウェイチップのコーナーチェンジを簡単に行うことが出
来る。また、レスト部材をネジ部材で固定しているた
め、チップの姿勢も安定し、しかも締結部材が弛みにく
いという効果がある。
【図１】本発明のフライスカッタを正面から見た前面図
【図２】図１のＡ−Ａ線断面図
【図３】図２のＢ矢視図
【図４】丸駒型スローアウェイチップを前面側から見た
前面図
前面図
【図５】丸駒型スローアウェイチップの斜視図
１…カッタ本体、２…丸駒型スローアウェイチップ、６
…ボス部、７…嵌合凹部、９…収容穴、１０…レストボ
タン、１２…取付孔、１３…クランプネジ、１５…ネジ
部材。
…ボス部、７…嵌合凹部、９…収容穴、１０…レストボ
タン、１２…取付孔、１３…クランプネジ、１５…ネジ
部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 徳永 寿登 熊本県菊池郡大津町平川1500 本田技研工 業株式会社熊本製作所内 (72)発明者 内海 文雄 大阪府大阪市平野区加美東２丁目１番18号 ダイジ▲ェ▼ット工業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】 カッタ本体の嵌合凹部に丸駒型スローア
ウェイチップのボス部を嵌合させて固定するようにした
フライスカッタにおいて、前記カッタ本体の嵌合凹部と
丸駒型スローアウェイチップのボス部をそれぞれ多角形
状にするとともに、前記カッタ本体の嵌合凹部内の底部
に高さ調整用のレスト部材を収容する収容穴を設け、こ
の収容穴にレスト部材を収容した際その前面が前記丸駒
型スローアウェイチップの着座面になるようにし、且つ
このレスト部材と前記丸駒型スローアウェイチップの中
心部に、単一の締結部材を挿通させてカッタ本体に同時
に結合し得るそれぞれの取付孔を形成したことを特徴と
するフライスカッタ。 - 【請求項２】 請求項１記載のフライスカッタにおい
て、前記レスト部材は、前記カッタ本体の側面から捩じ
込まれたネジ部材によって前記収容穴内に固定されるこ
とを特徴とするフライスカッタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31877695A JPH09155622A (ja) | 1995-12-07 | 1995-12-07 | フライスカッタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31877695A JPH09155622A (ja) | 1995-12-07 | 1995-12-07 | フライスカッタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09155622A true JPH09155622A (ja) | 1997-06-17 |
Family
ID=18102823
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31877695A Pending JPH09155622A (ja) | 1995-12-07 | 1995-12-07 | フライスカッタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09155622A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7121771B2 (en) * | 2002-05-28 | 2006-10-17 | Sandvik Intellectual Property Ab | Tool for chip-removing machining |
| JP2007500083A (ja) * | 2003-07-27 | 2007-01-11 | イスカーリミテッド | ミリングカッターおよびそれに対するインサート |
| US7775750B2 (en) * | 2006-10-23 | 2010-08-17 | Iscar, Ltd. | Tangential cutting insert having a base protrusion |
| US20110318117A1 (en) * | 2010-06-23 | 2011-12-29 | Kennametal Inc. | Cutting Insert And Holder For Rotating Applications |
| EP2883636A4 (en) * | 2012-08-10 | 2016-07-13 | Sumitomo Elec Hardmetal Corp | TURNING MACHINE FOR TURNING BANK |
| US20180290220A1 (en) * | 2017-04-10 | 2018-10-11 | Fanuc Corporation | Milling/cutting tool and processing apparatus |
| US20190232394A1 (en) * | 2016-10-05 | 2019-08-01 | Sandvik Intellectual Property Ab | Face milling tool and a tangential cutting insert therefore |
-
1995
- 1995-12-07 JP JP31877695A patent/JPH09155622A/ja active Pending
Cited By (13)
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| US10661361B2 (en) * | 2017-04-10 | 2020-05-26 | Fanuc Corporation | Milling/cutting tool and processing apparatus |
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