JPH09154651A - アジャスター装置 - Google Patents

アジャスター装置

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JPH09154651A
JPH09154651A JP31435095A JP31435095A JPH09154651A JP H09154651 A JPH09154651 A JP H09154651A JP 31435095 A JP31435095 A JP 31435095A JP 31435095 A JP31435095 A JP 31435095A JP H09154651 A JPH09154651 A JP H09154651A
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locking
force
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な操作で機材等を任意の高さに確実に固定
することができるアジャスター装置を提供する。 【解決手段】テーブル1を構成する脚台4の隅部には支
持脚としてのスライド軸12が上下動可能に挿嵌されて
いる。スライド軸12の笠部14下面とロック部金具9
上面との間には圧縮バネ15が配設されており、スライ
ド軸12を常時上方に付勢している。ヘ字状のかぎ板1
6にはスライド軸12の径よりやや大径の孔17が透設
されており、その角部21によってスライド軸12が係
止されるようになっている。脚台4内部に突設されたペ
ダル軸受23には、回動軸としてのペダル軸24が挿嵌
され、同ペダル軸24にはヘ字状のペダル板25が連結
されている。ペダル板25とスライド軸12の笠部14
との接点を力の支点、ペダル26位置を力点、ペダル軸
24の位置を力の作用点とするてこの原理を利用してテ
ーブル1を上方に容易に持ち上げることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、移動式テ
ーブル、運搬器具などのキャスター付き機材に取着さ
れ、機材の移動を防止するためのアジャスター装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、会議用のテーブルや事務機
器、作業台などの機材には運搬上の便宜からキャスター
を取付けたものがある。そして、これらのキャスター付
き機材においては機材の使用時に床面に対して確実に固
定する必要があるため、アジャスター装置が取着されて
いる。このようなアジャスター装置としては、機材等の
脚台の隅部に鉛直方向に延びるネジ軸をそれぞれ螺着
し、各ネジ軸の下端に接地体を設けるとともに上端には
つまみを固着したものが知られている。そして、前記つ
まみを摘んで指先でネジ軸を回転させたり、工具を使用
してネジ軸を回転させたりすることにより、アジャスタ
ー長さを調整して機材等を床面に対して確実に固定ある
いは固定解除するようになっている。
【0003】また、脚台にキャスターが取着された運搬
器具を固定位置・移動可能位置の二位置間で切り替え可
能にする装置としては、ペダル式のロック装置が知られ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前者のネジ
軸を利用したアジャスター装置では、機材等の固定をす
る際にその都度工具等を利用してかがみ込んだ状態でネ
ジを操作しなければならず、面倒であるばかりか、重量
のあるテーブルを固定するためにはテーブルを持ち上げ
てアジャスター長さを調節しなければならないという問
題があった。
【0005】また、後者のペダル式のロック装置では、
ペダルを踏むことで固定位置と移動可能位置との二位置
間を容易に切り替え操作できるのであるが、アジャスタ
ー機能を持ち合わせていないため固定できる位置が一定
であり、任意の位置では固定できず微妙な高さ調節がで
きなかった。そのため、凹凸のある床面等では確実な固
定ができないという問題があった。
【0006】本発明は上記各問題点を解決するためのも
のであり、その目的は、簡単な操作で固定位置・移動可
能位置の二位置の切り替え操作をすることができるとと
もに、任意のアジャスター長さに固定して機材等を床面
に対して確実に固定することができるアジャスター装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、機材に対して上下方向へ移動
可能に設けられた支持脚と、同支持脚を上方に付勢する
弾性部材と、前記機材に対して回動可能に軸支され前記
支持脚を弾性部材の弾性力に抗して下方に押し下げるた
めのてこ部材と、前記支持脚の下方への移動は許容する
一方、前記支持脚の上方への移動は阻止する係止手段と
を備えたことを要旨とする。
【0008】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、前記係止手段は支持脚に対して側方から当接係止
可能な係止部材と、同係止部材が前記支持脚に対して常
時圧接されるように同係止部材を付勢する付勢手段とか
ら構成されることを要旨とする。
【0009】請求項3の発明では、請求項1又は2の発
明において、外力に基づき前記係止手段による支持脚に
対する係止状態を解除する係止解除手段を備えたことを
要旨としている。
【0010】請求項4の発明では、請求項3の発明にお
いて、前記係止解除手段は、前記てこ部材と一体に設け
られていることを要旨とする。従って、請求項1の発明
では、弾性部材の弾性力に抗しててこ部材により支持脚
を下方へ押し下げると、支持脚が床面等に接地する。す
ると、てこ部材と支持脚との接点を支点として、てこ部
材による押圧力がすべて機材を持ち上げる力に変換さ
れ、容易に機材を持ち上げることができる。機材が持ち
上がった後は、任意の高さ位置で係止手段により支持脚
を係止することで機材が任意の位置に固定される。この
とき、係止手段によって支持脚の上方への移動は阻止さ
れる。
【0011】請求項2の発明では、前記請求項1の発明
の作用に加えて、前記支持脚は上方への移動時に係止部
材によって係止される。請求項3の発明では、前記請求
項1又は2の発明の作用に加えて、外力を加えると係止
解除手段が支持脚に対する係止手段の係止状態を解除す
る。
【0012】請求項4の発明では、前記請求項3の発明
の作用に加えて、てこ部材を操作するだけで支持脚に対
する係止手段の係止及び係止解除が行われる。
【0013】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)本発明をキャスター付きテーブルに具
体化した第1実施形態を図1〜図6に従って説明する。
【0014】図1に示すように、テーブル1は天板2
と、天板2から下方に向かって突出する支柱3と、支柱
3の下端部に設けられた脚台4とから構成されている。
脚台4の隅部にはそれぞれキャスター5とアジャスター
装置6とが取着されている。
【0015】図2に示すように、前記キャスター5は脚
台4の隅部のやや内側下面に取付けられている。このキ
ャスター5にはローラ7が回転可能に支持され、このロ
ーラ7によって脚台4が床面8に支持されている。
【0016】脚台4の隅部は内部が中空の構造になって
おり、その下面には断面コ字状のロック部金具9が取付
けられている。脚台4及びロック部金具9には、同軸上
に孔10,11が透設されており、支持脚としてのスラ
イド軸12が前記両孔10,11を貫通して上下動可能
に設けられている。
【0017】前記スライド軸12は円柱状をなし、その
下端には弾性を有する接地体13が取付けられるととも
に、その上端には笠部14が形成されている。この笠部
14下面とロック部金具9上面との間には圧縮バネ15
が配設されており、スライド軸12を常時上方に付勢し
ている。
【0018】前記ロック部金具9の内部空間には係止手
段及び係止部材としての断面ヘ字状をなす二枚のかぎ板
16が配設されている。このかぎ板16にはスライド軸
12の径よりやや大径の孔17が透設されており、同孔
17にスライド軸12が遊嵌されている。ロック部金具
9の内側面には溝18を有するかぎ板受け19が設けら
れ、同溝18に前記かぎ板16の基端部が挿入されてい
る。スライド軸12の周面上であってかぎ板16の下面
とロック部金具9内面との間には圧縮バネ20が配設さ
れており、かぎ板16を常時上方へ付勢している。ここ
で、前記かぎ板16はその基端部がかぎ板受19の溝1
8に挿入された状態で先端側が圧縮バネ20によって斜
め上方へ付勢されているため、かぎ板16に透設された
孔17の角部21によってスライド軸12が係止される
ようになっている。即ち、この構成では、スライド軸1
2を押し下げるときにはかぎ板16も同時に下方へ押し
下げられるため、スライド軸12の周面と角部21との
係止は解除されやすいのであるが、スライド軸12が上
方へ移動する際は、角部21が常にスライド軸12の周
面に圧接するため、その圧接に伴う摩擦力によってスラ
イド軸12の上方への移動は阻止される。このようにし
て、スライド軸12の下方への移動は許容され、上方へ
の移動は阻止されるようになっている。
【0019】図2及び図3に示すように、脚台4の中空
部22内のスライド軸12よりやや内側には、ペダル軸
受23が突設されており、同軸受23にはてこ部材とし
てのペダル軸24が挿嵌され、さらに同ペダル軸24に
はヘ字状のてこ部材としてのペダル板25が一体回動可
能に連結されている。これによって、ペダル板25はペ
ダル軸24を中心として上下方向に往復回動可能になっ
ている。
【0020】ペダル板25の外端部には、ペダル板25
を回動操作するためのペダル26が設けられており、そ
のペダル26に足を乗せて踏み込み又は蹴り上げ操作で
きるようになっている。また、ペダル板25の内端部に
はロック解除ピン27が設けられている。このピン27
は前記ペダル26が蹴り上げられてペダル板25がペダ
ル軸24を中心として反時計方向に回動したときに、ロ
ック部金具9に設けられたU字溝35を通って前記かぎ
板16の先端部上面に当接するようになっている。即
ち、ペダル板25を蹴り上げると前記ピン27を介して
かぎ板16が圧縮バネ20のバネ力に抗して押し下げら
れ、スライド軸12とかぎ板16の孔17の角部21と
の係合が解除されるようになっている。係合が解除され
たスライド軸12は、圧縮バネ15により上方に移動さ
れる。こうして固定位置に係止されていたテーブル1が
自重により下方へ移動され、キャスター5が床面8に接
地するとテーブル1は移動可能な状態になる。
【0021】なお、前記ペダル板25とロック部金具9
との間にはロック解除ピン27を取り巻くように圧縮バ
ネ28が配設されており、テーブル1の多少のゆれ等で
ロック解除ピン27が下動してかぎ板16に作用しない
ようになっている。
【0022】次に、本実施形態のアジャスター装置の作
用について図2、図5及び図6に従って説明する。図2
に示すように、テーブル1を移動させるときは、スライ
ド軸12は上方位置に退避している。この状態でキャス
ター5のローラ7を回転させてテーブル1を所望の位置
に移動させる。
【0023】テーブル1を所望位置に移動した後、移動
不能に固定するときは、図5に示すようにペダル26に
足を乗せた状態で踏み込んで圧縮バネ15のバネ力に抗
してスライド軸12を下方に押し下げる。このとき、接
地体13が床面8に接地するまではそれほど大きな力は
必要ないが、接地体13が床面8に接地してからテーブ
ル1を上方へ持ち上げるには多少の力が必要となる。し
かしながら本実施形態では、てこの原理を利用している
ため、ペダル26を踏み込むだけでテーブル1を容易に
持ち上げることができる。即ち、スライド軸12が下方
に押し下げられ接地体13が床面8に接地した時点から
てこの原理が働き、ペダル板25とスライド軸12の笠
部14との接点を支点として、ペダル26位置が力点と
なり、ペダル軸24及びペダル軸受23の位置が力の作
用点となるためペダル26を踏み込む力はテーブル1を
上方に持ち上げる力に変換されるのである。
【0024】このようにしてテーブル1を持ち上げた後
は、ペダル26の踏み込み量によって所望の高さにテー
ブル1を固定する。このテーブル1の固定は、スライド
軸12の周面とかぎ板16の孔17の角部21との摩擦
係止により実現される。このようにして、テーブル1が
移動不能に固定される。
【0025】さて、このテーブル1の固定を解除すると
きは、図6に示すようにペダル6を上方に蹴り上げてペ
ダル板25をペダル軸24を中心に反時計方向に回動さ
せる。すると、ペダル板25の内端部に設けられたロッ
ク解除ピン27が圧縮バネ28のバネ力に抗して下方へ
押し下げられる。このときロック解除ピン27の先端部
がかぎ板16の先端部上面に当接して、同かぎ板16が
圧縮バネ20のバネ力に抗して下方に押し下げられるた
め、かぎ板16の孔17の角部21とスライド軸12と
の係止状態が解除される。その結果、圧縮バネ15の作
用によりスライド軸12は上方に移動するため、テーブ
ル1は自重により下方へ移動せられ、キャスター5が床
面8に接地して図2に示すようにテーブル1が移動可能
な状態に戻る。
【0026】このように構成したため、本実施形態で
は、ペダル26を踏み込み、てこの原理を応用して少な
い力でテーブル1を持ち上げて移動不能に固定すること
ができ、また、ペダル26を蹴り上げるだけでその固定
を解除してテーブル1を移動可能にすることができるた
め、従来のネジ式のアジャスター装置に比べて操作が極
めて簡単になる。なお、無意識にペダル26に足を乗せ
てテーブル1の固定状態が解除される危険を回避するた
め、本実施形態ではペダル26を蹴り上げてテーブル1
の固定を解除する構成を採用した。
【0027】また、ペダル板25に係止解除手段として
のロック解除ピン27が一体に設けられているため、そ
の構成をコンパクトなものすることができる。さらに、
スライド軸12の周面がかぎ板16に設けられた孔17
の角部21で摩擦係止される構成としたため、スライド
軸12を任意位置において固定、即ちスライド軸12に
よるアジャスター長さを任意に調整して固定することが
できるため、凹凸のある床面8上においてもテーブル1
を任意の高さに確実に固定することができる。
【0028】加えて、前記ロック解除ピン27とロック
部金具19との間には圧縮バネ28が配設されているた
め、テーブル1の多少ゆれ等でロック解除ピン27がか
ぎ板16に対して作用しない。従って、不用意に固定状
態が解除されるおそれも少ない。 (第2実施形態)次に、本発明を具体化した第2実施形
態を図7及び図8に従って説明する。
【0029】ここで、第1実施形態と同一部材について
は、同一の符号を付すこととし、重複して説明しないも
のとする。本実施形態においては、キャスター5とアジ
ャスター装置6とが一体の構成となっている。
【0030】図7及び図8に示すように、キャスター5
はロック部金具9の下面に取付固定される略筒状の取付
け部29と、同取付け部29に挿通支持されるローラ取
付け部30と、同ローラ取付け部30が前記取付け部2
9から抜け落ちないように取付け部29の下端に螺着さ
れる抜け止め31と、前記ローラ取付け部30に軸32
を介して回転可能に取り付けられる二個のローラ33と
から構成される。なお、前記取付け部29には貫設され
たスライド軸12を上下動させるための孔34が設けら
れている。そして、このキャスター5では、スライド軸
12は図8に示すように両ローラ33間に介在するよう
になっている。
【0031】次に、本実施形態の作用について説明す
る。本実施形態においても、第1実施形態における作用
と同様にペダル26を踏み込み、又は、蹴り上げること
でテーブル1を任意高さに固定したり、移動可能にした
りすることができる。
【0032】本実施形態では、キャスター5とアジャス
ター装置6とを一体の構成としたため、その構成をコン
パクトなものとすることができる。尚、本発明は次のよ
うに具体化してもよい。 (1)第1及び第2実施形態において、スライド軸12
の周面を粗面にしたり、周面にロレット状の溝を多数設
けたりして周面の摩擦係数を高くすること。
【0033】このように構成すると、かぎ板16の孔1
7の角部21とスライド軸12との係止状態がより一層
確実になる。 (2)第1及び第2実施形態において、スライド軸12
の周面にかぎ板16の孔17の角部21と係合する三角
溝を軸方向に多数設けること。
【0034】このように構成すると、スライド軸12の
下方への移動は許容される一方、上方への移動は角部2
1と三角溝との係合によって確実に阻止される。 (3)第1及び第2実施形態において、スライド軸12
の係止手段として他の手段、例えば下方への移動は許容
し、上方への移動は阻止する締め付け部材を用いるこ
と。
【0035】このように構成すると、締め付け部材の締
め付け作用によってスライド軸12が係止される。 (4)第1及び第2実施形態において、かぎ板16の枚
数を他の枚数に変更すること。 (5)第1及び第2実施形態において、キャスター5を
省略して、アジャスター装置6を床面8の凹凸によって
テーブル1ががたつくのを防止するためだけに用いるこ
と。
【0036】このように構成すると、テーブル1の構成
を簡略化することができる。 (6)第1及び第2実施形態において、アジャスター装
置6をテーブル1以外の他の機材、例えば事務機器、作
業台等でキャスターが取付けられた機材に具体化しても
よい。
【0037】次に、前記実施形態から把握される請求項
以外の技術的思想について、その効果とともに以下に記
載する。 (1)請求項1に記載のアジャスター装置において、て
こ部材は支持脚を下方に押し下げるためのペダル板と、
ペダル板を回動可能に支持する回動軸とから構成される
アジャスタ−装置。
【0038】このようにすれば、ペダル板を下方へ押し
下げるという簡単な操作で、てこの力を利用して少ない
力で機材等を容易に持ち上げることができる。 (2)上記(1)において、ペダル板の外端部にはペダ
ル板を回動操作するためのペダルが設けられ、回動軸を
挟んでペダル板の内端部には係止解除手段としての係止
解除部材が設けられているアジャスター装置。
【0039】このようにすれば、ペダル板を回動軸を中
心として押し下げることで、機材を持ち上げて支持脚を
係止することができ、ペダル板を上方へ回動することで
支持脚の係止を解除することができる。 (3)請求項2に記載のアジャスター装置において、係
止部材は角部を有する部材であり、同角部が支持脚の側
方に当接係止可能であるアジャスター装置。
【0040】このようにすれば、角部によって支持脚が
確実に係止される。 (4)請求項3に記載のアジャスター装置において、係
止解除手段は係止解除部材と同係止解除部材を係止解除
方向とは反対方向に付勢する付勢手段により構成される
アジャスター装置。
【0041】このようにすれば、付勢手段の付勢力によ
り係止解除部材が係止解除方向とは反対方向に付勢され
ているため、機材の振動等により係止解除部材が作用し
て不用意に機材の固定状態が解除されることがない。
【0042】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、てこ部
材を利用して機材を容易に持ち上げることができるた
め、従来のネジ軸を利用したアジャスター装置に比べて
煩わしい作業が必要なく、その操作が極めて容易にな
る。
【0043】また、機材が持ち上がった後は、任意の高
さ位置で係止手段により支持脚を係止して、機材を任意
位置に固定することができるため、凹凸のある床面等の
上でも機材を確実に固定することができる。
【0044】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、付勢手段により係止部材
が支持脚に対して側方から常時圧接されるようになって
いるため、付勢手段の付勢力により側方から支持脚を係
止して上方への移動を確実に阻止することができる。
【0045】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は2に記載の発明の効果に加えて、外力に基づき係止
手段による支持脚に対する係止状態が解除される構成で
あるため、外力が働かない限り係止状態が解除されな
い。
【0046】請求項4に記載の発明によれば、請求項3
に記載の発明の効果に加えて、てこ部材を操作するだけ
で支持脚の係止及び係止解除を行うことができるため、
その構成及び操作が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化したキャスター付きテーブルの
正面図。
【図2】第1実施形態のアジャスター装置の要部縦断面
図。
【図3】第1実施形態のアジャスター装置の側面図。
【図4】第1実施形態のアジャスター装置の平面図。
【図5】第1実施形態においてペダルを踏み込んでスラ
イド軸を押し下げたとき様子を示す正面図。
【図6】第1実施形態においてペダルを蹴り上げてスラ
イド軸の係止状態を解除するときの様子を示す平面図。
【図7】第2実施形態におけるアジャスター装置の要部
縦断面図。
【図8】第2実施形態におけるアジャスター装置の側面
図。
【符号の説明】
6…アジャスター装置、12…支持脚としてのスライド
軸、15…弾性部材としての圧縮バネ、16…係止部材
としてのかぎ板、20…付勢手段としての圧縮バネ、2
1…角部、24…てこ部材としてのペダル軸、25…て
こ部材としてのペダル板、27…係止解除手段としての
ロック解除ピン。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機材に対して上下方向へ移動可能に設けら
    れた支持脚と、同支持脚を上方に付勢する弾性部材と、
    前記機材に対して回動可能に軸支され前記支持脚を弾性
    部材の弾性力に抗して下方に押し下げるためのてこ部材
    と、前記支持脚の下方への移動は許容する一方、前記支
    持脚の上方への移動は阻止する係止手段とを備えたアジ
    ャスター装置。
  2. 【請求項2】前記係止手段は支持脚に対して側方から当
    接係止可能な係止部材と、同係止部材が前記支持脚に対
    して常時圧接されるように同係止部材を付勢する付勢手
    段とから構成される請求項1に記載のアジャスター装
    置。
  3. 【請求項3】外力に基づき前記係止手段による支持脚に
    対する係止状態を解除する係止解除手段を備えた請求項
    1又は2に記載のアジャスター装置。
  4. 【請求項4】前記係止解除手段は、前記てこ部材と一体
    に設けられている請求項3に記載のアジャスター装置。
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