JPH09154440A - 釣竿用管状体及びその製造方法 - Google Patents

釣竿用管状体及びその製造方法

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JPH09154440A
JPH09154440A JP31931695A JP31931695A JPH09154440A JP H09154440 A JPH09154440 A JP H09154440A JP 31931695 A JP31931695 A JP 31931695A JP 31931695 A JP31931695 A JP 31931695A JP H09154440 A JPH09154440 A JP H09154440A
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JP
Japan
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fishing rod
water
prepreg
tubular body
outer peripheral
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JP31931695A
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English (en)
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Hidetoshi Shigefuji
秀俊 重藤
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Ryobi Ltd
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Ryobi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 釣竿表面から水を効率良く除去する。 【解決手段】 釣竿用管状体の外周面の少なくともリー
ルシート1と釣糸ガイド3との間に、環状又は螺旋状の
凹部5を形成し、撥水性樹脂粉を埋設する。釣竿用管状
体に付着した水は撥水性樹脂粉で弾かれると共に凹部5
内に流れそこを伝わって釣竿から速やかに落下する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、釣竿表面への水滴
の付着を防止して釣糸の繰り出し又は巻き取りを円滑化
することができる釣竿用管状体及びその製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、釣竿の表面にはその外観を良く
するために、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、アクリ
ル樹脂等を使用した塗装が施されている。しかし、この
様な単なる塗装ではその表面に水が付着しやすく、その
付着した水の表面張力によって釣糸が釣竿に付着して絡
み付いたり、繰り出されなくなったり、釣竿上の釣糸ガ
イドに巻き付いたりするおそれがある。
【0003】従来、そのような不都合をなくするものと
して、特開平5−284884号に見られるように、釣
竿の外周面に静電植毛等を施して微細な凹凸を設け、凸
部の先端に撥水処理を施すようなことが考えられてい
る。しかし、このような静電植毛による場合は植毛間に
水が入った場合に水が抜け難くなり、釣竿全体が重くな
るという問題を生ずる。また、植毛は潰れやすく、一旦
潰れると撥水機能を失ってしまいかえって水が染み込み
やすくなるという欠点を有する。
【0004】かかる欠点を解消するものとして、撥水性
のある弗素樹脂、アクリルシリコン樹脂又はこれらの樹
脂を竿表面に密着しやすい塗料と混合した混合物を釣竿
の外周面に塗装し撥水性塗膜を形成することも知られて
いる。しかし、このような撥水性塗膜を形成した場合で
あっても、なおその表面に水が残留し、その釣竿外周面
に残った水滴の表面張力により、繰り出したり巻き取っ
たりする釣糸に摺動抵抗が掛かり、上述のごとく釣糸が
釣竿に絡み付いたりするおそれがある。また、実釣り時
に釣竿が防波堤やテトラポットに衝突したりすると、撥
水性塗膜が剥離し、その剥離した箇所から水が侵入して
撥水性塗膜の剥離がさらに進行するという問題や、竿表
面に塗装された撥水性塗膜により竿の重量が増大すると
いう問題もある。
【0005】これらの問題点を解決するものとして特開
平7−171921号に開示されるようなものがある。
これは高強度高弾性繊維に合成樹脂を含浸させたプリプ
レグの最外層に固体潤滑粉を付着させ、しかる後プリプ
レグを加熱し硬化させようというもので、釣竿表面から
露出する固体潤滑粉で水を弾こうというものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
7−171921号の釣竿は、その表面の潤滑性、撥水
性は高いものの、なお竿表面には水滴が残留しやすく、
この水滴が原因で釣糸が釣竿等に付着して絡み付くとい
う問題を完全に解消し得ないことが判明した。
【0007】従って、本発明は、かかる問題点を解消す
る手段を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、釣竿用管状体9の外周面9aの
少なくともリールシート1,2と釣糸ガイド3,4との
間に、環状又は螺旋状の凹部5が形成されていると共に
撥水性樹脂粉が埋設されている釣竿用管状体9の構成を
採用し、請求項2の発明は、上記外周面9aの上記凹部
5の底面以外の箇所に該底面におけるよりも高い撥水性
が付与されている請求項1記載の釣竿用管状体の構成を
採用し、請求項3の発明は、釣竿外周面となる表面部分
に撥水性樹脂粉体を付着させ又は該撥水性樹脂粉体を混
入分散させた分散液を塗布したプリプレグ13を該表面
部分が外側に来るように芯金12に巻回し、該巻回した
プリプレグ13の外周面に凹部形成体14を所定の間隔
で環状又は螺旋状に巻回し、次いで上記プリプレグ13
を定法により加圧・加熱硬化させた後、上記芯金12と
上記凹部形成体14とを除去する釣竿用管状体の製造方
法を採用し、請求項4の発明は、プリプレグ13を芯金
12に巻回し、該巻回したプリプレグ13の外周面に撥
水性樹脂粉体を付着させ又は該撥水性樹脂粉体を混入分
散させた分散液を塗布し、該プリプレグ13の外周面に
凹部形成体14を所定の間隔で環状又は螺旋状に巻回
し、次いで上記プリプレグ13を定法により加圧・加熱
硬化させた後、上記芯金12と上記凹部形成体14とを
除去する釣竿用管状体の製造方法を採用し、請求項5の
発明は、上記凹部形成体14間から露出するプリプレグ
13の外周面にさらに上記撥水性樹脂粉体を付着させ又
は上記分散液を塗布し、しかる後上記プリプレグ13を
定法により加圧・加熱硬化させる請求項3又は4記載の
釣竿用管状体の製造方法を採用している。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。実施の形態1 この釣竿用管状体は、例えば図1に示されるような外ガ
イド釣竿、図2に示されるような中通し釣竿に使用され
るもので、少なくともリールシート1,2と釣糸ガイド
3,4との間における外周面に、環状又は螺旋状の凹部
5が形成されると共に撥水性樹脂粉が埋設された構成と
なっている。
【0010】上記リールシート1,2はリール6,7を
釣竿上に着脱自在に固定するために釣竿上に装着された
固定具である。上記釣糸ガイド3,4は、外ガイド釣竿
の場合にあって釣竿の外側に取り付けられた釣糸8を通
すリングであり、中通し釣竿にあってはリール7から繰
り出される釣糸8を釣竿内に導くために釣竿上に固定さ
れたエントランス体のリングである。
【0011】上記撥水性樹脂粉は、例えば弗素固体潤滑
粉であり、図3及び図4に示されるように、釣竿用管状
体9の外周面に付着・埋設され、その埋設された状態に
おいて各粒子10の局所が釣竿用管状体9の外周面9a
から露出している。これにより、水等は釣竿用管状体9
の外周面9aから弾かれることとなる。
【0012】上記凹部5は、例えば多数の環状溝が等ピ
ッチで釣竿用管状体9の外周面9aに形成されることに
より構成され、又は螺旋状の溝等が等ピッチで釣竿用管
状体9の外周面9aに形成されることにより構成され
る。このような凹部5が形成される結果、凹部5間には
凸部11が環状又は螺旋状に介在することになる。
【0013】上記凹部5及び撥水性樹脂粉は釣竿用管状
体9の外周面9aの少なくともリールシート1,2と釣
糸ガイド3,4との間に形成されるが、これはリール
6,7から繰り出される釣糸8がリールシート1,2と
釣糸ガイド3,4との間において特に大きく蛇行し又は
スパイラル状に振れ竿に付着したり絡み付きやすいから
であって、特にその部分での水の付着を防止しようとい
うものである。もちろん、それ以外の箇所にも凹部5又
は撥水性樹脂粉を設けることは可能であり、例えば外ガ
イド釣竿の場合は釣竿の全長に亘って凹部5を形成する
ことができる。
【0014】なお、凹部5は螺旋状に形成する場合、一
条のみならず複数条設けることもでき、その場合螺旋溝
は平行に設けても良いし交差するように設けても良い。
しかして、水が釣竿外周面に直に又は釣糸8を介し付着
した場合、撥水性樹脂粉体により釣竿外周面から弾か
れ、その一部が水滴等の状態で釣竿外周面に残留して
も、この残留水は凸部11から凹部5へと至り、凹部5
を伝って釣竿外周面から落下する。これにより、釣竿の
外周面から水が適正かつ迅速に除去されることとなる。
【0015】次に、この釣竿用管状体の製造方法の一例
について第5図に基づいて説明する。まず、芯金12を
用意し、その表面に市販の離型剤を塗布する(図5
(A))。
【0016】また、図5(B)に示されるようなプリプ
レグ13を用意する。プリプレグ13としては、例え
ば、炭素繊維にエポキシ樹脂を含浸させ半硬化させた第
一のプリプレグと、極薄ガラスクロスにエポキシ樹脂を
含浸させ半硬化させた第二のプリプレグとを貼り合わ
せ、所望の大きさに裁断したものを用いることができ
る。その他、プリプレグ13としては、上記第一又は第
二のプリプレグをそれぞれ単体で用いることもできる
し、その形態もシートの他テープ、ヤーン等適宜の形に
加工したものとすることができる。図5(B)に示され
るように、このプリプレグ13の釣竿外周面となる表面
部分の一プライの範囲には、撥水性樹脂粉体を付着させ
るか又は該撥水性樹脂粉体を混入分散させた分散液を塗
布する。撥水性樹脂粉体を付着させる場合は、プリプレ
グ13を50°C〜70°Cに加熱し軟化させた上で釣
竿外周面となる表面部分に弗素固体潤滑粉23を付着さ
せる。撥水性樹脂粉体としては、例えば弗素固体潤滑粉
を用いることができる。
【0017】また、撥水性樹脂粉体の付着に代えて塗布
する撥水性樹脂粉体を混入分散させた分散液としては、
例えば、弗素固体潤滑粉をキシレン、ミネラルスピリッ
ト、トルエン、酢酸ブチル、メタノール、エチレングリ
コール、フロリナート等の分散媒中に分散させたものが
ある。
【0018】次いで、該プリプレグを13、撥水性樹脂
粉体が付着した表面部分が外側に来るように、芯金12
に巻き付ける(図5(C))。芯金12へは例えばアイ
ロンでプリプレグ13を加熱及び加圧しながら巻き付け
る。
【0019】プリプレグ13の巻き付けが終わると、該
巻回したプリプレグ13の外周面に凹部形成体14を所
定の間隔で環状又は螺旋状に巻回する(図5(D))。
凹部形成体14としては、成形後の釣竿管状体9から容
易に剥離する性質を有するものであることが必要とさ
れ、弗素樹脂モノフィラメント、ポリエチレン樹脂モノ
フィラメント、ポリプロピレン樹脂モノフィラメント又
はこれらと同様の性質を有するモノフィラメントその他
の線状体を用いることができる。凹部形成体14は一条
のみならず複数条巻き付けることができ、また平行に巻
き付けるのみならず、図6に示されるように、交差する
ように巻き付けることもできる。凹部形成体14の巻き
付けは編組機等により行うこともできる。また、凹部形
成体14の横断面は円形、半円形、四角形、三角形等の
いずれであってもよい。
【0020】凹部形成体14の巻き付けが終わると、さ
らにその上から巻き締めテープ15を巻回する(図5
(E))。この後、上記プリプレグ13を定法により加
圧・加熱硬化させた上で、上記芯金12と上記凹部形成
体14とを除去し、釣竿用管状体9を得る(図5
(F))。具体的な手順としては、まず、釣竿管状体9
内から芯金12を引き抜き、巻き締めテープ15を除去
した後、釣竿管状体9の外周面から凹部形成体14であ
る弗素樹脂モノフィラメントを除去する。
【0021】なお、上記凹部形成体14は水溶性樹脂で
構成することもでき、その場合は巻き締めテープ15を
除去した後、60°C〜80°Cの温水中に2時間程度
浸漬することにより温水に溶かして除去することができ
る。
【0022】実施の形態2 実施の形態1では芯金12に巻回する前のプリプレグ1
3に撥水性樹脂粉体である弗素固体潤滑粉を付着させた
が、芯金12に巻回した後のプリプレグ13の外周に撥
水性樹脂粉体を付着させるようにしてもよい。すなわ
ち、プリプレグ13を芯金12に巻回し、該巻回したプ
リプレグ13の外周面に撥水性樹脂粉体を付着させ又は
該撥水性樹脂粉体を混入分散させた分散液を塗布し、該
プリプレグ13の外周面に凹部形成体14を所定の間隔
で環状又は螺旋状に巻回し、次いで上記プリプレグ13
を定法により加圧・加熱硬化させた後、上記芯金12と
上記凹部形成体14とを除去するのである。この方法に
よっても、実施の形態1におけると同様な釣竿用管状体
9を製造することができる。
【0023】実施の形態3 この釣竿用管状体9においては、その外周面9aの凹部
5の底面以外の箇所に該底面におけるよりも高い撥水性
が付与されている。具体的には、凹部5を挟む凸部11
に、凹部5の底面におけるよりもより多くの撥水性樹脂
粉体が埋設されている。これにより、釣竿の最外周面が
凹部5よりも高い撥水性を有することとなり、水は撥水
性の高い方から低い方へ移動しようとするため、実施の
形態1の竿におけるよりもさらに凹部5に向かいやすく
なり、従って水は竿表面から速やかに落下することとな
る。
【0024】この釣竿用管状体9を製造するには、上記
図5(D)の工程と図5(E)の工程との間に次のよう
な工程を介在させればよい。すなわち、図5(D)に示
されるような凹部形成体14間から露出するプリプレグ
13の外周面に、さらに上記撥水性樹脂粉体を二度三度
と付着させ又は上記分散液を塗布するのである。これに
より、プリプレグ13の最外周面には弗素固体潤滑粉が
より多く付着することになり、凹部5よりも高い撥水性
を有することとなる。この後上記プリプレグ13を定法
により加圧・加熱硬化させ、芯金12及び凹部形成体1
4を除去することにより、釣竿管状体9を得る。
【0025】また、上記実施例においては、撥水性樹脂
粉体として、三弗化、四弗化等の弗素樹脂重合体からな
る弗素樹脂固体潤滑粉を用いるようにしたが、本発明は
これに限定されるものではなく、シリコン樹脂粉体を用
いるようにしてもよい。
【0026】さらに、上記実施例では、巻き締めテープ
15とは別に凹部形成体14を巻回するようにしたが、
巻き締めテープ15の巻回により凹部5を形成するよう
にしても良い。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、釣竿用管状体の外周面
には撥水性樹脂粉が埋設されているので釣竿表面に付着
した水を弾くことができ、また残留した水も凹部内に入
り込み凹部を伝わって釣竿から落下するので、釣竿表面
から水を適正かつ迅速に除去することができ、従って釣
糸が水の表面張力により釣竿表面に付着するようなこと
はなく、円滑な釣糸の繰り出し及び巻き取りを確保する
ことができる。また、凹部により釣糸に付着した水を掻
き落とすことができる。また、従来のような塗装膜や静
電植毛に比し損傷を受けにくいので、撥水性を長期に亘
り維持することができ、損傷を受けた塗装膜や静電植毛
からの吸水による釣竿の重量増のごとき欠点もない。
【0028】また、従来のような塗装膜や静電植毛を施
すことなく釣竿外周面に撥水処理を施すことができるの
で、軽量な釣竿を容易に作成することができる。また、
本発明において凹部の底面以外の箇所に該底面における
よりも高い撥水性を付与した場合は、釣竿表面に付着し
た水はより速やかに凹部内に入り込み、従って釣竿表面
からの水の除去がより迅速かつ正確になされることとな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る釣竿用管状体を使用した外ガイド
釣竿の側面図である。
【図2】本発明に係る釣竿用管状体を使用した中通し釣
竿の側面図である。
【図3】上記釣竿の要部の部分切欠斜視図である。
【図4】上記釣竿の要部の拡大断面図である。
【図5】釣竿用管状体の製造工程図である。
【図6】上記製造工程中の一部の変形例を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1,2…リールシート 3,4…釣糸ガイド 9…釣竿用管状体 9a…外周面 5…凹部 12…芯金 13…プリプレグ 14…凹部形成体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 釣竿用管状体の外周面の少なくともリー
    ルシートと釣糸ガイドとの間に、環状又は螺旋状の凹部
    が形成されていると共に撥水性樹脂粉が埋設されている
    ことを特徴とする釣竿用管状体。
  2. 【請求項2】 上記外周面の上記凹部の底面以外の箇所
    に該底面におけるよりも高い撥水性が付与されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の釣竿用管状体。
  3. 【請求項3】 釣竿外周面となる表面部分に撥水性樹脂
    粉体を付着させ又は該撥水性樹脂粉体を混入分散させた
    分散液を塗布したプリプレグを該表面部分が外側に来る
    ように芯金に巻回し、該巻回したプリプレグの外周面に
    凹部形成体を所定の間隔で環状又は螺旋状に巻回し、次
    いで上記プリプレグを定法により加圧・加熱硬化させた
    後、上記芯金と上記凹部形成体とを除去することを特徴
    とする釣竿用管状体の製造方法。
  4. 【請求項4】 プリプレグを芯金に巻回し、該巻回した
    プリプレグの外周面に撥水性樹脂粉体を付着させ又は該
    撥水性樹脂粉体を混入分散させた分散液を塗布し、該プ
    リプレグの外周面に凹部形成体を所定の間隔で環状又は
    螺旋状に巻回し、次いで上記プリプレグを定法により加
    圧・加熱硬化させた後、上記芯金と上記凹部形成体とを
    除去することを特徴とする釣竿用管状体の製造方法。
  5. 【請求項5】 上記凹部形成体間から露出するプリプレ
    グの外周面にさらに上記撥水性樹脂粉体を付着させ又は
    上記分散液を塗布し、しかる後上記プリプレグを定法に
    より加圧・加熱硬化させることを特徴とする請求項3又
    は4記載の釣竿用管状体の製造方法。
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