JPH09153889A - 高速デジタル信号用のシリアル化−パラレル化回路 - Google Patents

高速デジタル信号用のシリアル化−パラレル化回路

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JPH09153889A
JPH09153889A JP8315694A JP31569496A JPH09153889A JP H09153889 A JPH09153889 A JP H09153889A JP 8315694 A JP8315694 A JP 8315694A JP 31569496 A JP31569496 A JP 31569496A JP H09153889 A JPH09153889 A JP H09153889A
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parallel
signal
serial
serialization
circuit
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JP8315694A
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Burzio Marco
マルコ・ブルツイオ
Pellegrino Paolo
パオロ・ペレグリーノ
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Telecom Italia SpA
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CSELT Centro Studi e Laboratori Telecomunicazioni SpA
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Publication date
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
    • H04Q11/0428Integrated services digital network, i.e. systems for transmission of different types of digitised signals, e.g. speech, data, telecentral, television signals
    • H04Q11/0478Provisions for broadband connections
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M9/00Parallel/series conversion or vice versa
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04J3/02Details
    • H04J3/04Distributors combined with modulators or demodulators
    • H04J3/047Distributors with transistors or integrated circuits
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/54Store-and-forward switching systems 
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速デジタル信号用のシリアル化−パラレル
化回路を提供すること。 【解決手段】 本シリアル化−パラレル化回路は、一つ
の集積回路チップ(IC)上に送信器(TX)と受信器(RX)を含
む。送信器(TX)は、データストリームをパラレル−シリ
アル変換し、このシリアルストリーム内に所定の周期で
同期ワードを挿入し、このシリアルストリームをライン
コード化する。受信器(RX)では、データストリームと同
期したクロック信号が、コード化されたデータのシリア
ルストリームから引き出され、データがデコード化さ
れ、このデコード化された信号がシリアル−パラレル変
換される。これらの送信器(TX)と受信器(RX)は、4又は
8ビットのパラレル動作をするように構成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速デジタル信号
の送信/受信用デバイスに関し、特にその目的は、その
ような信号用のシリアル化−パラレル化回路を提供する
ことである。この回路は、CMOS集積回路として作ること
ができる。本発明の好ましい用途は、ATM スイッチング
システム内の光ファイバーシリアル相互接続における本
回路の使用である。
【0002】
【従来の技術】高速で動作するように設計された上述の
ようなデジタル装置では、デジタル信号は、例えば4又
は8ビットパラレルで並列に扱われる。しかしながら、
装置の複雑さが増すにつれて、装置内の異なるサブシス
テム間の接続線上の信号を変換するのにパラレル形式を
保つことにより、サイズに関し深刻な問題が生じてく
る。これは、各接続線に対し、パラレル信号のビット数
と同じ数のラインが必要となるからである。従って、こ
のような場合には、デジタル信号をシリアル形式に変換
して、一つの伝送ラインを用いることが好ましい。高速
接続するためには、光ファイバーでこの一つの伝送ライ
ンを構成するのが有利である。もちろん、受信側では、
信号を元のパラレル形式に再変換しなければならない。
これらのシステムで用いられるトランシーバーは幾つか
の要求を満たさなければならず、これらの要求はそれら
を集積回路として製造する上にも影響を与える。まず初
めに、それらのトランシーバーはパワー消費を制限した
ままで、より高いビットレート(上記好ましい用途にお
いては現在のところ約300Mbit/s)で動作するであろ
う。このため、それらをCMOS技術で作ることが望まれ
る。さらに、それらのトランシーバーは、シリアル信号
をエンコードする回路を含まなければならない。これ
は、伝送エラーに対する感度を最小化し、受信器が受信
データから同期を回復できるようにし、且つ、光相互接
続ラインを使用できるようにするためである。この光相
互接続ラインは、これまで複雑な装置内での高速接続用
に頻繁に使用されているものである。上記機能を行うこ
とができるCMOSトランシーバーは、本出願人による欧州
特許出願EP-A 0 658 995に記載されている。この回路
は、別々の送信器と受信器を有し、夫々4ビット又は8
ビットパラレルで信号を扱う。送信器では、入力パラレ
ルストリームが4B/5B コードにより符号化されて、受信
されるデータから同期を回復するのに必要な幾つかの遷
移(transition)を起こさせ、さらに、シリアル形式に変
換され、NRZIラインコードにより符号化される。送信器
はまた、同期ワードの発生を可能にする制御線に接続さ
れる。同期ワードは、現在のATM システムと互換性のあ
る伝送プロトコルを定めることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この既知の回路は、幾
つかの欠点を有する。即ち、ATM 伝送の全セルについて
同一の同期ワードを使用すると、誤った認識を生じ得
る。これは、同期ワードが情報ビットシーケンスにより
非常に容易に模されるからである。さらに、4B/5Bコー
ドを用いて遷移を起こさせると、バンド幅を幾らか浪費
してしまい、シリアルラインに要求される高い速度に到
達することの障害となる。これらの欠点は、本発明によ
る回路により解消される。本回路は、同期管理を行って
誤った認識をする危険性を除去し、また、バンド幅を浪
費することなく多数の遷移が可能である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明により、一つの集
積回路チップ上に、(ア)第1ラインからパラレルデー
タストリームを受け取る送信器であって、データストリ
ームをパラレル−シリアル変換し、所定の周期で同期ワ
ードを挿入する手段、シリアルストリームをラインコー
ド化して伝送ラインにコード化信号を送る手段、及びパ
ラレルデータストリームに関連したクロック及び同期信
号から前記変換手段及びコード化手段を動作させるため
のタイミング信号を得る手段を含む前記送信器、並びに
(イ)受信器であって、コード化されたデータのシリア
ルストリームを受け取り、それをサンプリングし、それ
からデータ信号と同期したクロック信号を引き出すため
の手段、データを受け取ってサンプリングしクロック信
号を引き出すための手段の出力に接続され、データをデ
コード化するための手段、及びデコード化された信号を
シリアル−パラレル変換するための手段を含む前記受信
器を含む高速デジタル信号用のシリアル化−パラレル化
回路であって、同期ワードを挿入するための手段が、減
じられたオーバーラップ範囲を有する第1又は第2の同
期ワードを交互に挿入するように構成され、受信器はま
た、第1ロジックネットワーク及び第2ロジックネット
ワークを含み、第1ロジックネットワークは、同期ワー
ドの到来と第1又は第2ワードのどちらが到来したかを
認識し、第2ロジックネットワークは、前記所定の周期
で2つのワードが正しく交互していることを検査し、且
つ出力として、デコード化手段及びシリアル−パラレル
変換手段に対する指令信号並びにパラレルデータストリ
ームに関連すべき同期信号を発生することを特徴とする
前記高速デジタル信号用のシリアル化−パラレル化回路
が提供される。さらに、有利には、符号化及び復号化手
段は、データスクランブラー及び逆スクランブラーを夫
々含む。データスクランブラーは、シリアルストリーム
中の所定の長さのビットシーケンスを同じ長さの疑似ラ
ンダムシーケンスに変換でき、逆スクランブラーは、疑
似ランダムシーケンスから元のシーケンスを回復でき
る。
【0005】
【発明の実施の形態】以下の説明では、実施例として4
又は8ビットでデータストリームを扱うことができる回
路が参照される。この回路はどちらかのパラレル度(パ
ラレルビット数)に適するように構成できる。
【0006】図1から分かるように、本発明による装置
は1つの集積回路チップIC内に送信器TXと受信器RXを含
む。送信器TXは、入力ライン1を介してパラレルデータ
ストリームを受け取り、それをシリアルストリームに変
換し、出力ライン2に送る。他の入力線3、4を介し
て、送信器はクロック信号とセル同期信号を受け取る。
クロック信号の周波数は、ライン2のビットレート及び
データストリームのパラレル度に依存する。受信器RX
は、その反対の機能を行う。即ち、それは、入力ライン
5を介してシリアルデータを受け取り、出力ライン6に
パラレルデータを与え、線7及び8にクロック信号及び
セル同期信号を与える。受信器RXはまた、線9を介し
て、同期の回復に用いられるシステムクロック信号を受
け取る。実施例では、ライン2でビットレート311Mbit/
s であり、よって、入力ビットレートは77.8Mbit/s(4
ビットパラレル)又は38.9Mbit/s(8ビットパラレル)
となる。従って、入力クロック信号の周波数は、夫々7
7.8MHz 又は38.9MHz となる。送信器TXの構造をより詳
細に調べると、実際のパラレル−シリアル変換器PSに加
えて、PSからのシリアルストリームをラインコード化す
るためのデータスクランブラーSC、及びPSとSC用のタイ
ミング信号を発生するための回路PL1 が含まれる。回路
PL1 は、有利にはフェーズロックドループ(PLL) に基づ
いた回路であり、データのクロック信号周波数を4又は
8倍してPS及びSCの動作を指令するのに要求される高速
タイミング信号(311MHz)を線10上に発生する。PL1 の
構造は、全く従来のものと同じである。
【0007】図2から分かるように、変換器PSは従来の
シフトレジスターSHを含む。シフトレジスターSHは、ラ
イン1に到来するデータ、又はセル同期パルスが存在す
る場合には適当なメモリMPS から読み出されたセルスタ
ート(即ち、同期)バイトのどちらかをロードする。こ
の目的のため、シフトレジスターのセルとメモリMPSの
間には、入力ライン1に接続された第1入力及びMPS に
接続された第2入力を有するマルチプレクサーバンクMX
が設けられる。セル同期信号は、マルチプレクサーMXを
第2入力の方に設定する指令をし、且つ、同期ワードの
読み出しを指令する。同期ワードは、制限されたオーバ
ーラップ範囲を有するか又はオーバーラップ範囲を有さ
ないような2つの可能なワードから選択され、そのどち
らかのワードがSH内の交互のセルにロードされる。有利
には、2つのワードを互いに相補的(補数)にすること
ができる。典型的な一実施例では、2つのワードは夫々
01010011及び10101100である。周期的に読み出されるメ
モリの構造は、当該技術分野に習熟した者には周知であ
る。もし本回路が4ビット又は8ビットパラレルのどち
らでもストリームを扱うように構成できるならば、レジ
スターSHは構成信号C48 も受け取る。構成信号は、レジ
スターSH内部の第2グループのマルチプレクサーM1...M
7 の切換を指令し、MXのマルチプレクサー出力に存在す
るビットをロードすることと、パラレル度により要求さ
れる既にロードされたビットをシフトすることを交互に
行う。ICは、集積回路の一つのピンを2つの電圧のどち
らかに接続することにより、それがどちらのパラレル度
でも動作できるように構成できる。信号C48 は、図示さ
れてはないが適当な回路により発生される。4ビットパ
ラレルの場合には、同期ワードをロードするには2サイ
クル必要なので、線4に存在するセル同期信号は入力ク
ロック信号の2サイクル分続くことにも留意すべきであ
る。
【0008】図1に戻って、データスクランブラーSC
は、次のような信号を発生するようにPSからのシリアル
ストリームを符号化する。即ち、発生される信号は、入
力信号の統計は無視して、受信においてビット同期を十
分に回復できるだけの数の遷移を有し、且つ、光接続の
場合のように、DCデカップリングのとき受信器が適正
に動作することを妨げるであろう連続した0又は1の長
いシーケンスを有さず、且つ、DCデカップリングのと
き要求されるヌル平均値を有する。回路SCは、ITU-T 勧
告G709に記載されているように有利に実現でき、この勧
告によれば、多項式1+x6+x7 を生成多項式として用いる
ことにより疑似ランダムシーケンスが発生される。スク
ランブラーSCは、高速クロック信号をその動作のタイミ
ング信号として受け取り、セル同期信号をリセット信号
として受け取る。後者の信号は、セルスタートワードが
変更しないように動作する。受信器RXは、同期回復及び
データ整列デバイスPL2 を含み、該デバイスPL2 は、到
来するシリアルストリームからまず高速及び低速クロッ
ク信号を再構成し、再構成された高速クロック信号とス
トリームを同期させ、線11を介して逆スクランブラー
DS及び回路FDに同期シリアルストリームを送る。逆スク
ランブラーDSの後にはシリアル−パラレル変換器SPが続
く。回路FDは、データストリーム内のセルスタートワー
ドを認識し、該回路の後にはセル同期が実際に回復され
たことを認識するための回路SYが続く。
【0009】ブロックPL2 もPLL 回路に基づいており、
前述の欧州特許出願に記載された回路か、又は本出願人
による欧州特許出願EP-A0732830 に記載された回路とす
ることができる。この二番目の回路は、主フェーズロッ
クドループと副ループから成り、主ループは、位相検出
器、駆動電流発生器、フィルター及び電圧制御発振器か
らなり、副ループは、電圧制御発振器を動作周波数に近
い周波数で発信させることにより主ループをロックさせ
る。主ループでは、位相検出器はデータ信号の位相とロ
ーカルに発生されたクロック信号の位相を比較してエラ
ー信号を出す。エラー信号は、駆動電流発生器とフィル
ターを介して電圧制御発振器の位相を連続的に制御す
る。副ループは、位相検出器、閾値検出器及び前記フィ
ルターに供給する駆動電流発生器を含む。PL2 は、第1
出力11に再同期されたデータストリームを与え、全体と
して12で示された出力に回復された高速(311MHz)及び
低速(77.8 及び/又は38.9MHz)クロック信号を与える。
これらのクロック信号は、RXの他のブロックに供給され
る。低速信号は受信器の出力8にも与えられる。逆スク
ランブラーDSとシリアル−パラレル変換器SPは、夫々SC
とPSに対して完全に相補的である。SC及びPSと同様に、
DS及びSPもまたセル同期信号を受け取る。このセル同期
信号は、線13を介してSYにより供給され、後に説明す
るように発生される。明らかに、もし本回路が2つのパ
ラレル度で動作するように構成できるならば、SPも構成
信号C48 を受け取らなければならないであろう。
【0010】回路FDは、単なるデコード化ロジックであ
り、PL2 により与えられる高速クロック信号によりタイ
ミングが取られ、データストリーム中の同期ワードを認
識することを目的とする。一旦認識されたら、FDは2つ
のワードのどちらが認識されたのかを示す信号を発生
し、セルレートでの同期ワードの規則的な切換を検査す
るアルゴリズムを回路SYが行うように指令する。定常状
態の条件下では(即ち、セル同期ロック条件下)、正し
い同期ワードが認識される度に、回路SYは線13を介し
てDS及びSPにセル同期信号を送り、DS及びSPの動作時間
に等しい時間だけ遅延させて線8にも同じ信号を送り、
線8の信号をデータに正確に整列させる。回路SYは本質
的に状態マシーンから成り、図3に描かれた状態ダイア
グラムにより示されたアルゴリズムを実行する。この図
において、STF=1 は同期ワードが認識されていることを
示し、FCODE=0、FCODE=1 は2つのワードのどちらかが
認識されていることを示す。FFA とFFBが1のときはそ
れらは夫々ワードA又はBが認識されていることを示す
(従って、それらはSTF 及びFCODE 信号のロジックAND
として動作する2つの信号である)。NTC=0 は、セル同
期ワードの到来が予測された瞬間を示し、該瞬間は適当
な内部カウンターにより行われるクロック信号のカウン
トに基づいている。C,A は、遷移を決める条件、及び遷
移中に行われる動作を夫々示す。これらは本発明を理解
するという目的にとっては興味ないことであり、詳細に
は説明しない。
【0011】特に、STF が1になると、SYは、どのワー
ドが認識されたかに依存して、初期状態(IDLE)から2つ
の同期プレロック状態(PRELOCK A,PRELOCK B) の一つに
変わる。例えば、FCODE=1 ではA としてラベル表示され
た状態に至り、FCODE=0 では状態B に至ることが仮定さ
れ、また、認識された第1ワードは状態A に至るもので
あることが仮定される。後続の遷移はセルカウンターに
より決められるリズムで生じるので、セルカウンター
は、同期ワードが到来する瞬間又は到来しないならばそ
れが予期される瞬間にスタートされる。セル周期(NTC=
0) の後に他の同期ワードが認識されたなら(FFA=1) 、S
Yは状態PRELOCK A から同期ロック状態(LOCK B)に進
む。これらの条件下において、セル同期信号が発生され
る。後続の同期ワードでは(もし全てが適正に動作して
いるならば、状態B に至るべきものであり、よってFFB=
1 により信号化されるもの)、SYは状態LOCK Bに進む。
第1同期ワードがSYを状態PRELOCK B に導くならば、動
作は明らかに類似する。同期ワードがセルレートで交互
する限り、SYは二者択一的にある状態から他のロック状
態に進み、その度にセル同期信号を発生する。伝送エラ
ーのために同期ワードの一つが正しく受け取られなかっ
たならば、SYはそれまでのロック状態に依存して(LOCK
Bから)アラーム状態AL A、又は(LOCK Aから)AL Bに
移る。次のサイクルでは、システムはプレロック状態に
戻り(常にA -> B遷移及びその逆の遷移)、もし同期が
見つかれば通常サイクルを再開し、もし同期が再び認識
されないならばアイドル状態に戻り検査サイクルを再ス
タートする。完全を期すため、この図はセル周期エンド
カウントの2つの瞬間の間の各状態(IDLEを除く)にあ
るSYの動作をも示す。この状態ダイアグラムが与えられ
れば、当該技術分野に習熟した者がそれを実現するロジ
ックネットワークを設計する上で問題はない。
【0012】図1に戻って、本回路はまた入力/出力セ
ルIP(送信器へのパラレル入力)、US(送信器からのシ
リアル出力)、ISD 、ISC (受信器への入力であり、夫
々シリアルデータ及びクロック用)、UP(受信器からの
パラレル出力)を含み、外部ラインに存在する信号の電
気特性を集積回路IC内部で要求される特性に、又はその
逆に適合させることを目的とする。本発明により、パラ
レル度及び回路ICが挿入されるシステムの要求に従っ
て、パラレルストリームに関する入力/出力セルが、異
なるロジックレベルで動作するセルから選択できる。4
ビットパラレルの場合、セルIPとUPは、PECLロジックレ
ベル(ロー及びハイレベルとして夫々3.3V及び4.1V)で
動作する異なるセル、又はローレベルとして0Vをハイレ
ベルとして1.5Vを用いるRVS(Reduced Voltage Swing)レ
ベルで動作するシングルエンドセルから選択できる。8
ビットパラレルの場合は、入力セルIPはCMOSロジックレ
ベルで動作するシングルエンドセルにすることができ
る。4ビットパラレルの場合には、回路の種々の要素が
ほぼ80MHz の周波数のクロック信号で動作しなければな
らないので、CMOSレベルを用いるは有利ではない。明ら
かに、他のタイプのセルも8ビットパラレルで使用でき
る。製造上の理由から、PECLレベルで動作するセルは、
常に同じパラレル度で動作する回路でのみ使用されるの
が有利である。任意構成可能な回路の場合には、同じ集
積回路チップは、RVS レベルで動作するセルとCMOSレベ
ルで動作するセルの両方を含むことができ、用いられる
セルは、同一の信号C48 を用いることにより選択でき
る。この信号C48 は、コンバーターを構成している。
【0013】これに対し、シリアルデータフロー用の入
力/出力セルUS及びISD は、好ましくは、PECLロジック
レベルの差動セルである。これは、一方では要求される
ビットレートによく適合し、他方ではこれらのレベルを
要求する光コンポーネントを駆動する回路と直接接続す
るのを可能にする。システムクロック信号に関するセル
ISC もまた、PECLレベルの差動セルか又はRVS レベルの
セルのどちらかとすることができる。CMOS、PECL又はRV
S レベルで動作する入力/出力セルは、当該技術分野に
習熟した者には周知であり、詳細な説明は必要ないであ
ろう。これまで記載した回路は、従来技術の欠点を克服
する。実際、上述の基準により選択された2つの同期ワ
ード間の切換により、同期ロックが失われる可能性が最
小となる。さらに、データスクランブラーは、コード化
されたビットシーケンスの長さを変えないで維持する。
これまで記載してきたことは単に非制限的な例により与
えられていること、及び変更や修正が本発明の範囲から
逸脱することなく可能であることは明白である。例え
ば、考慮されているパラレル度は4/8ビットと異なっ
てもよいし、回路PL2 はフェーズロックドループの代わ
りにディレイロックドループ(DLL:Delay-Locked Loop)
を用いることもできる。データストリームから同期信号
を引き出すのにディレイロックドループを用いるのは当
該技術においては一般的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本回路のブロックダイアグラムである。
【図2】パラレル−シリアル変換器のダイアグラムであ
る。
【図3】セル同期管理ブロックの状態を示すダイアグラ
ムである。
【符合の説明】
IC 集積回路チップ TX 送信器 RX 受信器 PS パラレル−シリアル変換器 SC データスクランブラー PL1 タイミング信号発生回路 PL2 同期回復及びデータ整列デバイス DS 逆スクランブラー SP シリアル−パラレル変換器 FD デコード化ロジック回路 SY セル同期管理ブロック IP 入力セル US 出力セル ISD 入力セル ISC 入力セル UP 出力セル SH シフトレジスター MX マルチプレクサー MPS メモリ M1...M7 マルチプレクサー C48 構成信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マルコ・ブルツイオ イタリー国 グルグリアスコ(テーオ ー)、ヴイア・モンタナロ 17/1 (72)発明者 パオロ・ペレグリーノ イタリー国 トリノ、ヴイア・オー・ヴイ グリアーニ 15/10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つの集積回路チップ(IC)上に、(ア)
    第1ライン(1) からパラレルデータストリームを受け取
    る送信器(TX)であって、 データストリームをパラレル−シリアル変換し、所定の
    周期で同期ワードを挿入する手段(PS)、 シリアルストリームをラインコード化して伝送ラインに
    コード化信号を送る手段(SC)、及びパラレルデータスト
    リームに関連したクロック及び同期信号から前記変換手
    段(PS)及びコード化手段(SC)を動作させるためのタイミ
    ング信号を得る手段(PL1)を含む前記送信器(TX)、並び
    に(イ)受信器(RX)であって、 コード化されたデータのシリアルストリームを受け取
    り、それをサンプリングし、それからデータ信号と同期
    したクロック信号を引き出すための手段(PL2) 、 データを受け取ってサンプリングしクロック信号を引き
    出すための手段(PL2)の出力に接続され、データをデコ
    ード化するための手段(DS)、及びデコード化された信号
    をシリアル−パラレル変換するための手段(SP)を含む前
    記受信器(RX)を含む高速デジタル信号用のシリアル化−
    パラレル化回路であって、 同期ワードを挿入するための手段(PS)が、減じられたオ
    ーバーラップ範囲を有する第1又は第2の同期ワードを
    交互に挿入するように構成され、 受信器(RX)はまた、第1ロジックネットワーク(FD)及び
    第2ロジックネットワーク(SY)を含み、第1ロジックネ
    ットワーク(FD)は、同期ワードの到来と第1又は第2ワ
    ードのどちらが到来したかを認識し、第2ロジックネッ
    トワーク(SY)は、前記所定の周期で2つのワードが正し
    く交互していることを検査し、且つ出力として、デコー
    ド化手段(DS)及びシリアル−パラレル変換手段(SP)に対
    する指令信号並びにパラレルデータストリームに関連す
    べき同期信号を発生することを特徴とする前記高速デジ
    タル信号用のシリアル化−パラレル化回路。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2同期ワードがお互いに
    相補的であることを特徴とする請求項1に記載のシリア
    ル化−パラレル化回路。
  3. 【請求項3】 コード化手段(SC)が、シリアルストリー
    ムのビットシーケンスを同じ長さの疑似ランダムシーケ
    ンスに変換するように構成されたデータスクランブラー
    を含み、デコード化手段(DS)が、疑似ランダムシーケン
    スから元のシーケンスを回復するように構成された逆ス
    クランブラーを含むことを特徴とする請求項1に記載の
    シリアル化−パラレル化回路。
  4. 【請求項4】 パラレルストリームを送るライン(1,6)
    に接続され、これらのラインに存在する信号の電気的特
    性をシリアル化−パラレル化回路(IC)内部で要求される
    電気的特性に、及びその逆に適合させるための入力/出
    力セル(IP,UP) を含み、 前記入力−出力セル(IP,UP) が、本回路が挿入されるシ
    ステムの特性及び前記パラレルストリームのパラレル度
    に従って、多くの異なるロジックレベルのうちの一つで
    動作するよう各々構成された一群のセルから選択される
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載
    のシリアル化−パラレル化回路。
  5. 【請求項5】 前記一群のセルが、PECLロジックレベル
    で動作する差動セル、RVS ロジックレベルで動作するシ
    ングルエンドセル、及びCMOSロジックレベルで動作する
    シングルエンドセルを含むことを特徴とする請求項4に
    記載のシリアル化−パラレル化回路。
  6. 【請求項6】 送信器(TX)と受信器(RX)内の変換手段(P
    S,SP) が、異なるパラレル度のストリームを夫々受け取
    り又は発生するよう構成できることを特徴とする請求項
    1乃至5のいずれか1項に記載のシリアル化−パラレル
    化回路。
  7. 【請求項7】 前記異なるパラレル度が、4ビットパラ
    レルと8ビットパラレルからなり、前記集積回路チップ
    (IC)が、4ビットパラレルでの動作に適した第1入力−
    出力セル(IP,UP) と、8ビットパラレルでの動作に適し
    た第2入力−出力セル(IP,UP) を含み、送信器(TX)と受
    信器(RX)が、構成信号により第1又は第2セルに接続さ
    れ、該構成信号は、変換手段(PS,SP) も構成することを
    特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシリ
    アル化−パラレル化回路。
JP8315694A 1995-11-13 1996-11-13 高速デジタル信号用のシリアル化−パラレル化回路 Pending JPH09153889A (ja)

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