JPH0915384A - ポンプのウォーミング装置 - Google Patents

ポンプのウォーミング装置

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JPH0915384A
JPH0915384A JP7159517A JP15951795A JPH0915384A JP H0915384 A JPH0915384 A JP H0915384A JP 7159517 A JP7159517 A JP 7159517A JP 15951795 A JP15951795 A JP 15951795A JP H0915384 A JPH0915384 A JP H0915384A
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JP
Japan
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warming
pump
pipe
water
outlet
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Application number
JP7159517A
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English (en)
Inventor
Masaaki Kamei
政昭 亀井
Kazu Nakao
和 中尾
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH0915384A publication Critical patent/JPH0915384A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】減圧オリフィス下流側のウォーミング管におけ
るエロージョン・コロージョンを低減し、信頼性を高め
た。 【構成】蒸気発生器へ給水を送給する給水ポンプ7Aま
たは7Bの停止時に、この給水ポンプ7Aまたは7Bの
吐出弁13Aまたは13Bより下流側の管から給水の一
部を抽出するものにおいて、減圧オリフィス15A,1
5Bの出口に接続するウォーミング管16A,16B
を、減圧オリフィス15A,15Bの最終段オリフィス
プレート出口から管の内径の1.0〜4.0倍の長さの
範囲で、0.5〜2.0重量%のクロムおよび0.1〜
1.0重量%のモリブデンを含有する鋼とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は発電プラントに設置され
るポンプのウォーミング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、発電プラントでは多数のポンプ
が用いられており、高温水を取扱うポンプについては、
起動時の温度上昇によるポンプ部材の熱衝撃を緩和する
ためにウォーミング装置が設けられている。特に、停止
していた予備ポンプがスタンドバイ起動して高温水が急
激にポンプ内部に流入した時に、過度の温度上昇を発生
させないことがポンプの保護上から重要とされている。
【0003】図5および図6は発電プラントに設置され
る高温ポンプ、およびそのウォーミング装置を示し、図
5は沸騰水型原子力発電プラントでの構成例を示す。図
5において、蒸気発生器1で発生した主蒸気は、蒸気タ
ービン2で仕事をした後に復水器3において凝縮して復
水となる。この復水は復水器3のホットウェルで一時滞
留した後、復水ポンプ4によって昇圧され、低圧給水加
熱器5において加熱されてから復水管6を通って給水ポ
ンプ7A,7Bに導かれる。この復水は給水としてさら
に給水ポンプ7Aまたは7Bで昇圧され、給水管8を経
て高圧給水加熱器9でより高温に加熱された後に蒸気発
生器1へ送給される。
【0004】また、低圧給水加熱器5および高圧給水加
熱器9へは、蒸気タービン2からの抽気が抽気管(図示
せず)を通って供給され、低圧給水加熱器5および高圧
給水加熱器9内で復水または給水との熱交換によって凝
縮してドレンを生成する。低圧給水加熱器5で生じたド
レンは復水器3に回収される一方、高圧給水加熱器9で
生じたドレンは約190℃と高温であるので、ドレンポ
ンプ10Aまたは10Bで昇圧された後、復水管6に送
給されて復水と混合される。このように低圧給水加熱器
5での加熱と高圧給水加熱器9のドレンの熱回収が図ら
れているため、給水ポンプ7A,7Bの入口での復水温
度は約150℃となっている。
【0005】ここで、給水ポンプ、あるいはドレンポン
プは通常2台以上設置され、そのうち1台を予備とする
のが通例であって、運転中のポンプが何らかの原因でト
リップした時には予備のポンプが自動起動して給水ある
いはドレン水の供給を継続するように構成されている。
停止中の予備の給水ポンプあるいはドレンポンプを予め
ウォーミングするために、前述したウォーミング装置が
設けられており、以下図6を参照しながら給水ポンプの
ウォーミング装置について説明する。
【0006】図6において、復水管6を通った復水は、
吸込弁11Aを経て運転中の給水ポンプ7Aに導かれ、
この給水ポンプ7Aで昇圧された後、給水として逆止弁
12Aおよび吐出弁13Aを経て給水管8に送給され
る。一方、停止中の予備の給水ポンプ7Bでは逆止弁1
2Bが給水ポンプ7Aの吐出圧力によって閉じているた
め、ポンプへの通水はない。このため、給水ポンプ7B
の吐出弁13Bより下流側の管から給水の一部をウォー
ミング水として抽出しており、このウォーミング水は逆
止弁14B,減圧オリフィス15Bを経由し、ウォーミ
ング管16Bを通って給水ポンプ7Bの吐出管17Bに
供給される。このように、吐出管17Bに送られたウォ
ーミング水は吐出側から給水ポンプ7Bに逆流し、ポン
プ7B内部を通ってウォーミングを行った後にポンプ7
Bの吸込側に流出しており、最終的には吸込弁11Bを
経て運転中の給水ポンプ7Aの吸込側へと導かれてい
る。
【0007】以上は給水ポンプ7Bのウォーミング装置
について述べたが、逆に給水ポンプ7Bが運転中で給水
ポンプ7Aが停止中の時には、給水ポンプ7Aの吐出弁
13Aより下流側の管から給水の一部を抽出し、逆止弁
14A,減圧オリフィス15Aおよびウォーミング管1
6Aを通って、ウォーミング水を給水ポンプ7Aに逆流
させるように構成されている。なお、ウォーミング管1
6A,16Bを給水ポンプ7A,7Bのケーシングに接
続し、ウォーミング水を直接給水ポンプ7Aまたは7B
に供給する場合もあるが、この場合も同様なウォーミン
グ効果が得られる。
【0008】また、図5に示すドレンポンプ10A,1
0Bにも同様なウォーミング装置が設けられており、停
止中のドレンポンプのウォーミングが行われている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のポンプのウォーミング装置では、減圧オリフィ
ス15A,15Bの下流側のウォーミング管16a,1
6bがエロージョン・コロージョンによって損傷すると
いう問題点があった。ここで、エロージョン・コロージ
ョンとは、キャビテーション等の機械的作用によるエロ
ージョン(侵食)と化学的作用によるコロージョン(腐
食)との相互作用によって金属が損傷し、減肉していく
現象である。
【0010】機器あるいは配管をエロージョン・コロー
ジョンが発生し易い環境条件で使用すると、短期間のう
ちに金属の減肉(肉厚の減少)が進み最悪の場合には、
減肉部が管壁を貫通して内部流体の漏洩に至ることがあ
る。エロージョン・コロージョンを引き起こす機械的作
用の因子としては、内部流体の流速,キャビテーショ
ン,あるいは気液二相流の発生といった流れ状態が挙げ
られ、また化学的作用の因子としては、流体のPHや温
度等が知られている。前述したポンプのウォーミング装
置では、減圧オリフィス15A,15Bの下流側のウォ
ーミング管16A,16Bに減肉現象や管の漏洩がしば
しば発生しており、これはエロージョン・コロージョン
によって生じたものであることが最近の研究によって明
らかになった。
【0011】すなわち、図6に示す減圧オリフィス15
Aまたは15Bの下流側の管内では、キャビテーション
によるエロージョン・コロージョンの機械的作用が働い
ている。運転中の給水ポンプ7Aまたは7Bの吐出圧力
は約140kg/cm2 Gと高圧であるため、停止中の給水
ポンプ7Aまたは7Bにウォーミング水を供給するため
に減圧オリフィス15Aまたは15Bの入口と出口との
差圧は約100kg/cm2 にも達する。このため減圧オリフィ
ス15A,15Bは複数のオリフィスプレートを持った
多段オリフィスとするのが一般的である。
【0012】図7は3段のオリフィスプレートで構成さ
れた減圧オリフィスでの圧力低下の状態を示したもので
ある。図7に示すように、第1段から第3段の各オリフ
ィスプレートでは、減圧されたウォーミング水が若干の
圧力回復過程を経て流出し、第3段、すなわち最終段の
オリフィスプレートで減圧されたウォーミング水はウォ
ーミング管16Aまたは16Bに送られている。
【0013】しかしながら、各オリフィスプレートでの
減圧量が大きいため、第3段、すなわち最終段のオリフ
ィスプレートの下流側では、最低圧力点がウォーミング
水の飽和圧力を下廻って流体のフラッシュ(自己蒸発)
が発生する。このフラッシュで生じたキャビテーション
気泡は圧力回復過程で崩壊するものの、その際に生ずる
機械的作用によってウォーミング管16A,16Bでは
激しいエロージョン(侵食)が発生するのである。
【0014】さらに、近年の調査によって、前述のウォ
ーミング管は化学的作用によるコロージョン(腐食)も
被り易い条件下にあることが判明した。図5に示す沸騰
水型原子力発電プラントでは蒸気発生器1に送給される
給水のPHは5.6〜8.6、すなわちほぼ中性となる
よう定められており、腐食防止用のヒドラジン,アンモ
ニア等は用いることはできない。このため、一般的に使
用される炭素鋼の腐食は比較的大きいと言われるが、上
記ウォーミング管に従来使われる炭素鋼は特に腐食を受
け易い環境にあることが分った。
【0015】図8は気液二相流状態の中性の水・蒸気と
接する炭素鋼の腐食速度を、接する水・蒸気の温度との
関係で示したものである。図8に示すように、腐食速度
は水・蒸気の温度が150〜200℃において極大とな
っている。前述した通り、給水ポンプ入口の復水温度は
約150℃であり、したがってウォーミング水の温度も
同様となる。また、ドレンポンプ10A,10B入口の
ドレン温度は約190℃のため、ドレンポンプ10A,
10Bのウォーミング水の温度も同様である。したがっ
て、これらポンプのウォーミング装置ではコロージョン
(腐食)が最も発生し易いことが明らかである。
【0016】以上述べた理由によって、従来のポンプの
ウォーミング装置では、減圧オリフィス15A,15B
の下流側のウォーミング管16A,16Bが侵食と腐食
との相互作用、すなわちエロージョン・コロージョンに
よって損傷し、減肉が進展した場合には内部のウォーミ
ング水が漏洩して発電プラントの安全な運転を妨げる原
因となっていた。また、沸騰水型原子力発電プラントで
は、減肉によって生じた腐食生成物が復水もしくは給水
中に持ち込まれ、最終的には蒸気発生器である原子炉の
内部に付着するため、原子炉周辺の放射線線量率が上昇
する等の悪影響も現われている。
【0017】本発明は上述した事情を考慮してなれたも
ので、減圧オリフィス下流側のウォーミング管における
エロージョン・コロージョンを低減し、信頼性の高いポ
ンプのウォーミング装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の請求項1は、蒸気発生器へ給水を送給す
る給水ポンプの停止時に、この給水ポンプの吐出弁より
下流側の管から給水の一部を抽出し、ウォーミング水と
して逆止弁および減圧オリフィスを経由して前記給水ポ
ンプへ逆流させるポンプのウォーミング装置において、
前記減圧オリフィスの出口に接続するウォーミング管
が、前記減圧オリフィスの最終段オリフィスプレート出
口から管の内径の1.0〜4.0倍の長さの範囲で、
0.5〜2.0重量%のクロムおよび0.1〜1.0重
量%のモリブデンを含有する鋼であることを特徴とす
る。
【0019】請求項2は、蒸気発生器へ給水を送給する
給水ポンプの停止時に、この給水ポンプの吐出弁より下
流側の管から給水の一部を抽出し、ウォーミング水とし
て逆止弁および減圧オリフィスを経由して前記給水ポン
プへ逆流させるポンプのウォーミング装置において、前
記減圧オリフィスの出口から前記給水ポンプあるいは給
水ポンプの吐出管までのウォーミング管が、0.5〜
2.0重量%のクロムおよび0.1〜1.0重量%のモ
リブデンを含有する鋼であることを特徴する。
【0020】請求項3は、前記減圧オリフィスの出口に
接続するウォーミング管に閉止プレートを設け、前記減
圧オリフィス出口と前記閉止プレートとの間のウォーミ
ング管から分岐した分岐管を通ってウォーミング水を給
水ポンプあるいは給水ポンプの吐出管へ供給するように
したことを特徴とする。
【0021】請求項4は、給水加熱器で凝縮したドレン
を復水管内に送給するドレンポンプの停止時に、このド
レンポンプの吐出弁より下流側の管からドレン水の一部
を抽出し、ウォーミング水として逆止弁および減圧オリ
フィスを経由して前記ドレンポンプへ逆流させるポンプ
のウォーミング装置において、前記減圧オリフィスの出
口に接続するウォーミング管が、前記減圧オリフィスの
最終段オリフィスプレート出口から管の内径の1.0〜
4.0倍の長さの範囲で、0.5〜2.0重量%のクロ
ムおよび0.1〜1.0重量%のモリブテンを含有する
鋼であることを特徴とする。
【0022】請求項5は、給水加熱器で凝縮したドレン
を復水管内に送給するドレンポンプの停止時に、このド
レンポンプの吐出弁より下流側の管からドレン水の一部
を抽出し、ウォーミング水として逆止弁および減圧オリ
フィスを経由して前記ドレンポンプへ逆流させるポンプ
のウォーミング装置において、前記減圧オリフィスの出
口から前記ドレンポンプあるいはドレンポンプの吐出管
までのウォーミング管が、0.5〜2.0重量%のクロ
ムおよび0.1〜1.0重量%のモリブデンを含有する
鋼であることを特徴とする。
【0023】請求項6は、前記減圧オリフィスの出口に
接続するウォーミング管に閉止プレートを設け、前記減
圧オリフィス出口と前記閉止プレートとの間のウォーミ
ング管から分岐した分岐管を通ってウォーミング水をド
レンポンプあるいはドレンポンプの吐出管に供給するよ
うにしたことを特徴とする。
【0024】
【作用】請求項1においては、給水ポンプのウォーミン
グ装置において、減圧オリフィスの出口に接続するウォ
ーミング管が、減圧オリフィスの最終段オリフィスプレ
ート出口から管の内径の1.0〜4.0倍の長さの範囲
で、0.5〜2.0重量%のクロムおよび0.1〜1.
0重量%のモリブデンを含有する鋼であることにより、
機械的および化学的作用によっても減肉が少なく、ウォ
ーミング管の耐エロージョン・コロージョン性を向上さ
せることができる。
【0025】請求項2においては、給水ポンプのウォー
ミング装置において、減圧オリフィスの出口から給水ポ
ンプあるいは給水ポンプの吐出管までのウォーミング管
が、0.5〜2.0重量%のクロムおよび0.1〜1.
0重量%のモリブデンを含有する鋼であることにより、
ウォーミング管全体での耐エロージョン性を向上させる
ことができる。
【0026】請求項3においては、減圧オリフィスの出
口に接続するウォーミング管に閉止プレートを設け、減
圧オリフィス出口と閉止プレートとの間のウォーミング
管から分岐した分岐管を通ってウォーミング水を給水ポ
ンプあるいは給水ポンプの吐出の管へ供給するようにし
たことにより、キャビテーションによって発生した気液
二相流の機械的エネルギを閉止プレートにより減少させ
ることで、ウォーミング管内でのエロージョンを低減さ
せることができる。
【0027】請求項4においては、ドレンポンプのウォ
ーミング装置において、減圧オリフィスの出口に接続す
るウォーミング管が、減圧オリフィスの最終段オリフィ
スプレート出口から管の内径の1.0〜4.0倍の長さ
の範囲で、0.5〜2.0重量%のクロムおよび0.1
〜1.0重量%のモリブテンを含有する鋼であることに
より、請求項1と同様の作用をなす。
【0028】請求項5においては、減圧オリフィスの出
口からドレンポンプあるいはドレンポンプの吐出管まで
のウォーミング管が、0.5〜2.0重量%のクロムお
よび0.1〜1.0重量%のモリブデンを含有する鋼で
あることにより、請求項2と同様の作用をなす。
【0029】請求項6においては、減圧オリフィスの出
口に接続するウォーミング管に閉止プレートを設け、減
圧オリフィス出口と閉止プレートとの間のウォーミング
管から分岐した分岐管を通ってウォーミング水をドレン
ポンプあるいはドレンポンプの吐出管に供給するように
したことにより、請求項3と同様の作用をなす。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、従来例と同一の構成部材には同一符号を付
して重複した説明は省略する。
【0031】前述したように、減圧オリフィス下流側で
のウォーミング管の減肉現象はエロージョン・コロージ
ョンによるものと判明したので、発明者等はこれに対し
て耐久性を備えた新しい鋼をエロージョン・コロージョ
ンが激しい部分に採用することを検討した。ステアリン
グ鋼が耐エロージョン・コロージョン性に優れることは
周知であるが、高価であり、また他の炭素鋼との溶接性
に難点があるため適当ではない。さらに調査の結果、ク
ロム(Cr)を0.5〜2.0重量%、およびモリブデ
ン(Mo)を0.1〜1.0重量%含有させた鋼が気液
二相流状態にある中性の水・蒸気に対して良好な耐エロ
ージョン・コロージョン性を示すことが判明した。
【0032】図1および図2は本発明に係るポンプのウ
ォーミング装置の第1実施例を示す。図1は給水ポンプ
のウォーミング装置に適用した系統図であり、図6と同
一部材には同一の符号を付して説明する。
【0033】図1に示すように、蒸気発生器へ給水を送
給する給水ポンプ7Aまたは7Bの停止時には、給水ポ
ンプ7Aまたは7Bの吐出弁13Aまたは13Bの下流
側の管から給水の一部を抽出し、この給水をウォーミン
グ水として逆止弁14Aまたは14B、および減圧オリ
フィス15Aまたは15Bを経由して給水ポンプ7Aま
たは7Bへ逆流させている。
【0034】図2は減圧オリフィス15Aまたは15B
の出口に接続するウォーミング管16Aまたは16Bの
断面図である。図2において、減圧オリフィス15Aま
たは15Bの内部に、薄刃型もしくは円筒型のオリフィ
スプレートが3段装着されて第1段オリフィスプレート
18,第2段オリフィスプレート19および第3段オリ
フィスプレート20を構成しており、ウォーミング水は
矢印の方向に流れながら各段のオリフィスプレート1
8,19,20で順次減圧される。
【0035】本実施例では、減圧オリフィス15Aまた
は15B出口のポンプのウォーミング管16Aまたは1
6Bが、最終段、すなわち第3段オリフィスプレート2
0の出口から管の内径Doの1.0倍以下、4.0倍以
下の長さの範囲において、0.5重量%以上、2.0重
量%以下のクロム(Cr)、および0.1重量%以上、
1.0重量%以下のモリブデン(Mo)を含有する鋼で
構成してある。なお、この鋼の代表的な成分を表1に示
す。
【0036】
【表1】
【0037】上記のCrおよびMoを含有する鋼は、最
終段オリフィスプレートの下流側で、キャビテーション
あるいは気液二相流による乱流が発生する部分のウォー
ミング管16Aまたは16Bに使用する。実験結果によ
れば、このような部分は減圧量が比較的小さくて軽度の
キャビテーションの場合は管の内径Doの1.0倍、減
圧量が大きくて重度のキャビテーションが生じている場
合で管の内径Doの4.0倍であるので、使用条件に応
じてこの範囲から選択することができる。
【0038】次に、本実施例の作用について説明する。
【0039】本実施例では、上記のCrおよびMoを含
有した鋼がウォーミング管のキャビテーションにより機
械的衝撃力に対しても損傷が少なく、耐エロージョン
(侵食)性に優れている。このため、最終段、すなわ
ち、第3段オリフィスプレート20の下流側のウォーミ
ング管でキャビテーション気泡が圧力回復によって崩壊
する際にも、激しいエロージョン(侵食)が発生するこ
とはない。
【0040】また、前述した鋼は、給水ポンプ7Aまた
は7Bのウォーミング水の温度条件下で耐コロージョン
(腐食)性を併せ持つ。図3は気液二相流状態の中性の
水・蒸気に接する本実施例による鋼の腐食速度を水・蒸
気の温度に対して求めた曲線aと、同一条件で測定した
炭素鋼の腐食速度の曲線bとを示している。前述したよ
うに、炭素鋼においては水・蒸気温度が150〜200
℃において腐食速度の極大値があらわれるが、本実施例
の鋼ではこのような温度依存性が殆ど認められず、また
腐食速度は全般に小さなものであることが分る。したが
って、給水ポンプのウォーミング装置におけるウォーミ
ング管にこの鋼を使用すれば、腐食量が減少する。
【0041】ここで、0.5重量%未満で、2.0重量
%を超えるCr、および0.1重量%未満で、1.0重
量%を超えるMoを含有する鋼は、ウォーミングのキャ
ビテーションにより機械的衝撃力に対して損傷が多く、
耐エロージョン(侵食)性に欠けるとともに、耐コロー
ジョン(腐食)性にも欠けることが判明している。
【0042】このように本実施例によれば、減圧オリフ
ィス15Aまたは15B出口のウォーミング管16Aま
たは16Bにおいて十分な耐エロージョン・コロージョ
ン性が得られるので、減圧オリフィス15Aまたは15
B下流側での減肉を大幅に低減させてウォーミング水の
外部への漏洩を未然に防止することができる。
【0043】前述したCrおよびMoを含有した鋼の採
用は、減圧オリフィス出口の一部のウォーミング管にと
どまるものではない。本発明に係る第2実施例では、図
1の給水ポンプ7Aまたは7Bのウォーミング装置にお
いて、減圧オリフィス15Aまたは15Bの出口から吐
出管17Aまたは17Bまでのウォーミング管16A,
16Bの全てに対して0.5重量%以上、2.0重量%
以下のCr、および0.1重量%以上、1.0重量%以
下のMoを含有する鋼を使用している。
【0044】この実施例によれば、減圧オリフィス15
Aまたは15Bの最終段の第3段オリフィスプレート2
0の下流側部分のエロージョン・コロージョンを低減さ
せるだけではなく、ウォーミング管16Aまたは16B
全体での耐コロージョン(腐食)性を向上させることが
できる。この結果、減肉量を一段と低減させることがで
きるため、給水への腐食生成物の持込み量が減少し、沸
騰水型原子力発電プラントにおいては、原子炉の内部に
付着する腐食生成物も減少するという効果が得られる。
【0045】図4は本発明の第3実施例による給水ポン
プのウォーミング装置の減圧オリフィスおよびウォーミ
ング管の断面を示す。この第3実施例では、減圧オリフ
ィス15Aまたは15B出口のウォーミング管16Aま
たは16Bでのエロージョン(侵食)を軽減するため、
キャビテーションによって生ずる気液二相の乱流を閉止
プレート21に衝突させ、流体の持つ機械的エネルギを
低減させるようにしている。
【0046】すなわち、本実施例では、図4の減圧オリ
フィス15Aまたは15Bの第3段オリフィスプレート
20で減圧されてキャビテーション気泡を含む気液二相
流となったウォーミング水は、ウォーミング管16Aま
たは16Bに設けられた閉止プレート21に衝突した
後、ウォーミング管16Aまたは16Bから分岐する分
岐管22を通って給水ポンプの吐出管に送給されるよう
構成されている。そして、本実施例では、ウォーミング
水が閉止プレート21に衝突する際に気液二相の高速流
れが持つ運動エネルギを大幅に低下させるとともに、含
まれていたキャビテーション気泡を崩壊させている。
【0047】したがって、分岐管22を通って流出した
ウォーミング水は、エロージョン(侵食)を引き起こす
機械的衝撃力は極めて小さなものとなるため、本実施例
はエロージョン(侵食)による減肉を防止するために非
常に効果がある。本実施例は前述した第1実施例,また
は第2実施例と組合せて用いると、ウォーミング管のエ
ロージョン・コロージョンの低減に特に有効である。
【0048】なお、以上の説明では、本発明を給水ポン
プのウォーミング装置を対象として説明したが、本発明
はドレンポンプに適用しても全く同様の効果を奏するこ
とができる。
【0049】すなわち、給水加熱器で凝縮したドレンを
復水管内に送給するドレンポンプの停止時に、ドレンポ
ンプの吐出弁より下流側の管からドレン水の一部を抽出
し、ウォーミング水として逆止弁および減圧オリフィス
を経由してドレンポンプへ逆流させるドレンポンプのウ
ォーミング装置において、減圧オリフィスの出口に接続
するウォーミング管のうちキャビテーションあるいは気
液二相流による乱流が発生する部分、すなわち、減圧オ
リフィスの最終段オリフィスプレート出口から管の内径
Doの1.0〜4.0倍の長さの範囲を0.5〜2.0
重量%のCrおよび0.1〜1.0重量%のMoを含有
する鋼で構成することができる。これにより、前記第1
実施例と同様の作用・効果が得られる。
【0050】また、上述のドレンポンプのウォーミング
装置において、減圧オリフィスの出口からドレンポンプ
あるいはドレンポンプの吐出管までのウォーミング管を
0.5〜2.0重量%のCrおよび0.1〜1.0重量
%のモリブデンを含有する鋼としても、前記第2実施例
と同様の作用・効果が得られる。
【0051】さらに、上記の減圧オリフィスの出口に接
続するウォーミング管に閉止プレートを設け、減圧オリ
フィス出口と閉止プレートとの間のウォーミング管を通
ってウォーミング水をドレンポンプあるいはドレンポン
プの吐出側に供給するようにしても、前記第3実施例と
同様の作用・効果が得られる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
によれば、給水ポンプのウォーミング装置において、減
圧オリフィスの出口に接続するウォーミング管が、減圧
オリフィスの最終段オリフィスプレート出口から管の内
径の1.0〜4.0倍の長さの範囲で、0.5〜2.0
重量%のクロムおよび0.1〜1.0重量%のモリブデ
ンを含有する鋼であることにより、機械的および化学的
作用によっても減肉が少なく、ウォーミング管の耐エロ
ージョン・コロージョン性を向上させることができる。
その結果、ウォーミング水の外部への漏洩を防止すると
ともに、腐食量も減少させることができ、信頼性および
安全性を高めることができる。
【0053】請求項2によれば、給水ポンプのウォーミ
ング装置において、減圧オリフィスの出口から給水ポン
プあるいは給水ポンプの吐出管までのウォーミング管
が、0.5〜2.0重量%のクロムおよび0.1〜1.
0重量%のモリブデンを含有する鋼であることにより、
ウォーミング管全体での耐エロージョン性を向上させる
ことができる。これにより、減肉量を一段と低減させ、
腐食生成物の持込み量を減少させることができる。
【0054】請求項3によれば、減圧オリフィスの出口
に接続するウォーミング管に閉止プレートを設け、減圧
オリフィス出口と閉止プレートとの間のウォーミング管
から分岐した分岐管を通ってウォーミング水を給水ポン
プあるいは給水ポンプの吐出管へ供給するようにしたこ
とにより、キャビテーションによって発生した気液二相
流の機械的エネルギを閉止プレートにより減少させるこ
とで、ウォーミング管内でのエロージョンを低減させる
ことができる。
【0055】請求項4によれば、ドレンポンプのウォー
ミング装置において、減圧オリフィスの出口に接続する
ウォーミング管が、減圧オリフィスの最終段オリフィス
プレート出口から管の内径の1.0〜4.0倍の長さの
範囲で、0.5〜2.0重量%のクロムおよび0.1〜
1.0重量%のモリブテンを含有する鋼であることによ
り、請求項1と同様の効果が得られる。
【0056】請求項5によれば、減圧オリフィスの出口
からドレンポンプあるいはドレンポンプの吐出管までの
ウォーミング管が、0.5〜2.0重量%のクロムおよ
び0.1〜1.0重量%のモリブデンを含有する鋼であ
ることにより、請求項2と同様の効果が得られる。
【0057】請求項6によれば、減圧オリフィスの出口
に接続するウォーミング管に閉止プレートを設け、減圧
オリフィス出口と閉止プレートとの間のウォーミング管
から分岐した分岐管を通ってウォーミング水をドレンポ
ンプあるいはドレンポンプの吐出管に供給するようにし
たことにより、請求項3と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るポンプのウォーミング装置の第1
実施例を示す系統図。
【図2】第1実施例における減圧オリフィスおよびウォ
ーミング管を示す断面図。
【図3】第1実施例における鋼,および従来の炭素鋼で
の水・蒸気温度と腐食速度との関係を示す図。
【図4】本実施例に係るポンプのウォーミング装置の第
3実施例における減圧オリフィスおよびウォーミング管
を示す断面図。
【図5】沸騰水型原子力発電プラントに設置される高温
ポンプおよびウォーミング管を示す系統図。
【図6】ポンプのウォーミング装置の従来例を示す系統
図。
【図7】減圧オリフィスでの圧力低下の状態を示す図。
【図8】従来の炭素鋼での水・蒸気温度と腐食速度との
関係を示す図。
【符号の説明】
1 蒸気発生器 2 蒸気タービン 3 復水器 4 復水ポンプ 5 低圧給水加熱器 6 復水管 7A,7B 給水ポンプ 8 給水管 9 高圧給水加熱器 10A,10B ドレンポンプ 11A,11B 吸込弁 12A,12B 逆止弁 13A,13B 吐出弁 14A,14B 逆止弁 15A,15B 減圧オリフィス 16A,16B ウォーミング管 17A,17B 吐出管 18 第1段オリフィスプレート 19 第2段オリフィスプレート 20 第3段オリフィスプレート 21 閉止プレート 22 分岐管

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蒸気発生器へ給水を送給する給水ポンプ
    の停止時に、この給水ポンプの吐出弁より下流側の管か
    ら給水の一部を抽出し、ウォーミング水として逆止弁お
    よび減圧オリフィスを経由して前記給水ポンプへ逆流さ
    せるポンプのウォーミング装置において、前記減圧オリ
    フィスの出口に接続するウォーミング管が、前記減圧オ
    リフィスの最終段オリフィスプレート出口から管の内径
    の1.0〜4.0倍の長さの範囲で、0.5〜2.0重
    量%のクロムおよび0.1〜1.0重量%のモリブデン
    を含有する鋼であることを特徴とするポンプのウォーミ
    ング装置。
  2. 【請求項2】 蒸気発生器へ給水を送給する給水ポンプ
    の停止時に、この給水ポンプの吐出弁より下流側の管か
    ら給水の一部を抽出し、ウォーミング水として逆止弁お
    よび減圧オリフィスを経由して前記給水ポンプへ逆流さ
    せるポンプのウォーミング装置において、前記減圧オリ
    フィスの出口から前記給水ポンプあるいは給水ポンプの
    吐出管までのウォーミング管が、0.5〜2.0重量%
    のクロムおよび0.1〜1.0重量%のモリブデンを含
    有する鋼であることを特徴するポンプのウォーミング装
    置。
  3. 【請求項3】 前記減圧オリフィスの出口に接続するウ
    ォーミング管に閉止プレートを設け、前記減圧オリフィ
    ス出口と前記閉止プレートとの間のウォーミング管から
    分岐した分岐管を通ってウォーミング水を給水ポンプあ
    るいは給水ポンプの吐出管へ供給するようにしたことを
    特徴とする請求項1または2記載のポンプのウォーミン
    グ装置。
  4. 【請求項4】 給水加熱器で凝縮したドレンを復水管内
    に送給するドレンポンプの停止時に、このドレンポンプ
    の吐出弁より下流側の管からドレン水の一部を抽出し、
    ウォーミング水として逆止弁および減圧オリフィスを経
    由して前記ドレンポンプへ逆流させるポンプのウォーミ
    ング装置において、前記減圧オリフィスの出口に接続す
    るウォーミング管が、前記減圧オリフィスの最終段オリ
    フィスプレート出口から管の内径の1.0〜4.0倍の
    長さの範囲で、0.5〜2.0重量%のクロムおよび
    0.1〜1.0重量%のモリブテンを含有する鋼である
    ことを特徴とするポンプのウォーミング装置。
  5. 【請求項5】 給水加熱器で凝縮したドレンを復水管内
    に送給するドレンポンプの停止時に、このドレンポンプ
    の吐出弁より下流側の管からドレン水の一部を抽出し、
    ウォーミング水として逆止弁および減圧オリフィスを経
    由して前記ドレンポンプへ逆流させるポンプのウォーミ
    ング装置において、前記減圧オリフィスの出口から前記
    ドレンポンプあるいはドレンポンプの吐出管までのウォ
    ーミング管が、0.5〜2.0重量%のクロムおよび
    0.1〜1.0重量%のモリブデンを含有する鋼である
    ことを特徴とするポンプのウォーミング装置。
  6. 【請求項6】 前記減圧オリフィスの出口に接続するウ
    ォーミング管に閉止プレートを設け、前記減圧オリフィ
    ス出口と前記閉止プレートとの間のウォーミング管から
    分岐した分岐管を通ってウォーミング水をドレンポンプ
    あるいはドレンポンプの吐出管に供給するようにしたこ
    とを特徴とする請求項4または5記載のポンプのウォー
    ミング装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7172853B2 (en) 2000-02-17 2007-02-06 Renesas Technology Corp. Method of manufacturing semiconductor integrated circuit devices

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