JPH09151838A - ラジアルピストンポンプ - Google Patents

ラジアルピストンポンプ

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JPH09151838A
JPH09151838A JP7310393A JP31039395A JPH09151838A JP H09151838 A JPH09151838 A JP H09151838A JP 7310393 A JP7310393 A JP 7310393A JP 31039395 A JP31039395 A JP 31039395A JP H09151838 A JPH09151838 A JP H09151838A
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JP
Japan
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pump
groove
liquid flow
radial piston
reed valve
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Pending
Application number
JP7310393A
Other languages
English (en)
Inventor
Yorito Nakao
頼人 中尾
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の逆止弁を単一部品として取り扱うこと
で構成部品を低減させ、低コストのラジアルピストンポ
ンプを提供する。 【解決手段】 薄板材1に、リード弁体Rの基端Rb お
よび先端Rf の間を結ぶ中心線が、配列ピッチ線P方向
に延在し、基端Rb から先端Rf の方向に見た前方が、
配列ピッチ線Pに沿って全て同じ方向に指向するよう複
数リード弁体Rを配置して、構成部品の削減によるコス
ト低下を図り、条溝11のオイルが滑らかに流動してポ
ート13を吐出し、流量変動の軽減と、Oリング16,
17における受圧面積を小さくし、合わせ面に及ぼす応
力の影響を軽減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はラジアルピストンポ
ンプに関し、特にその吐出液路に挿入して設けるべき逆
止弁の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ラジアルピストンポンプ通常、例えば、
本願出願人が1991年8月に発行した「新型車解説書
NISSAN シーマ FGY32−1」の(C−5
4)頁に記載されている如く、ポンプハウジング内に回
転カムを回転自在に設けると共に、該カムの回転により
ストロークされるようカム回転軸線周りに放射状に配し
た複数のプランジャピストンを設けて構成する。各プラ
ンジャピストンは上記のストローク中、吸入行程で、吐
出通路に設けた逆止弁を吸引負圧により閉じると共に、
該吸引負圧により、吸入行程において開かれる吸入孔を
経て流体を吸入し、次の吐出行程で当該吸入孔を閉じる
ことにより、上記の逆止弁を開きつつこれを経て吸入流
体を吐出する。
【0003】ここで、上記逆止弁自身およびその配置に
ついて付言するに、上記の文献にも記載されているが、
各プランジャピストンによって吐出された液流を案内す
る液流孔をポンプハウジングの一端面に開口させて形成
し、これら液流孔の開口端内に個々に上記の逆止弁を挿
置する。そして、ポンプハウジングの上記一端面に合体
させたポンプカバーに、上記各液流孔の開口端相互を連
通させる共通な条溝を形成し、上記各液流孔開口端から
の吐出液を、当該開口端内における個々の逆止弁を経て
上記共通な条溝に導き、更に該条溝からポンプ吐出ポー
トに向かわせるようにする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来のラジア
ルピストンポンプにあっては、吐出液路内に挿置すべき
逆止弁を個々のユニットとして構成し、上記液流孔の開
口端内に設置していたことから、構成部品の個数が多く
なり、割高であるし、ポンプの組み立て工数の増大を招
いたり、更には部品管理の費用も嵩み、全体としてコス
ト高になるのを免れなかった。
【0005】本発明は、全ての逆止弁を単一部品として
取り扱うことができるようにしたラジアルピストンポン
プを提案し、もって上述の問題を解消することを目的と
する。
【0006】この目的のため、請求項1に記載の第1発
明によるラジアルピストンポンプは、ポンプハウジング
内に回転カムを回転自在に設けると共に、該回転カムに
よりストロークされるようカムの回転軸線周りに放射状
に配した複数のプランジャピストンを設け、各プランジ
ャピストンによって吐出された液流を案内する液流孔を
前記ポンプハウジングの一端面に開口させて形成し、該
ポンプハウジングの一端面に合体させてポンプカバーを
設けると共に、該ポンプカバーのポンプハウジング合体
面に、前記各液流孔の開口端相互を連通させる共通な条
溝を形成し、前記各液流孔の開口端からの吐出液を、個
々の逆止弁を経て前記共通な条溝に導き、更に該条溝か
らポンプ吐出ポートに向かわせるようにしたラジアルピ
ストンポンプにおいて、前記個々の逆止弁をリード弁と
し、それぞれのリード弁体を、前記ポンプハウジングお
よびポンプカバーの相互合わせ面間に介在させた共通な
1枚の薄板材に形成すると共に、これら各リード弁体
を、回動基端および回動先端間を結ぶ中心線が前記液流
孔開口端の配列ピッチ線方向に延在するよう配置したこ
とを特徴とするものである。
【0007】かかる構成になる第1発明のラジアルピス
トンポンプにおいては、前記ポンプハウジング内の回転
カムによりストロークされた各プランジャピストンから
の液流を、前記ポンプハウジングに形成した各液流孔の
開口端から前記共通な1枚の薄板材に構成した個々のリ
ード弁を経て、前記ポンプカバーに形成した前記条溝に
導き、更に該条溝からポンプ吐出ポートに向かい吐出さ
せる。
【0008】従って、逆止弁をリード弁とし、それぞれ
のリード弁体を、前記ポンプハウジングおよびポンプカ
バーの相互合わせ面間に介在させた共通な1枚の薄板材
に形成したから、全ての逆止弁を単一部品として取り扱
うことができて、構成部品の削減による全体としてのコ
スト低下が図れる。
【0009】しかも、上記の各リード弁体を、回動基端
および回動先端間を結ぶ中心線が前記液流孔開口端の配
列ピッチ線方向に延在させるように配置したから、前記
ポンプハウジングおよびポンプカバーにおける受圧面積
が小さくなって、前記ポンプハウジングおよびポンプカ
バーとを一体にするボルト等の締結手段に及ぼす応力の
影響を軽減することができる。
【0010】また、請求項2に記載の第2発明によるラ
ジアルピストンポンプは、上記第1発明において、前記
リード弁体を、回動基端から回動先端の方向に見た前方
が前記液流孔開口端の配列ピッチ線に沿って全て同じ方
向に指向するよう配置したことを特徴とするものであ
る。
【0011】かかる構成になる第2発明のラジアルピス
トンポンプにおいては、前記リード弁体が回動し、前記
液流孔の開口端からの吐出液を前記条溝に導く方向が全
て同じであることによって、前記条溝における液流が、
前記液流孔開口端の配列ピッチ線に沿って同じ方向の流
れとなる。
【0012】従って、前記条溝における液流は、滑らか
な流動になるから、流量変動を軽減して、ポンプ効率を
向上させる。
【0013】更に、請求項3に記載の第3発明によるラ
ジアルピストンポンプは、上記第1発明において、前記
ポンプ吐出ポートに連通する前記条溝の吐出ポート連通
箇所を通り、前記カムの回転軸線を含む面の両側で、前
記リード弁体を、回動基端から回動先端の方向に見た前
方が相互逆向きになるよう、且つ、前記条溝の吐出ポー
ト連通箇所で回動先端同士が向かい合わせになるよう指
向させて配置したことを特徴とするものである。
【0014】かかる構成になる第3発明のラジアルピス
トンポンプにおいては、前記リード弁体が回動し、前記
液流孔の開口端からの吐出液を前記条溝に導く方向が、
前記ポンプ吐出ポートに連通する前記条溝の吐出ポート
連通箇所を通り前記カムの回転軸線を含む面を基準にし
た両側で、前記液流孔開口端の配列ピッチ線に沿って相
互逆向きであることによって、前記条溝における液流
が、前記条溝の吐出ポート連通箇所で互いに向かい合わ
せの状態で流入する。
【0015】従って、前記条溝における液流が、前期基
準面の両側で2流になることで、前記ポンプ吐出ポート
までの供給時間を短縮し、ポンプの応答性を向上させ
る。
【0016】更に、請求項4に記載の第4発明によるラ
ジアルピストンポンプは、上記第1発明乃至第3発明の
いずれかにおいて、前記各リード弁体に対する個々のス
トッパーを前記条溝内に収納して設け、各ストッパー
を、該条溝の長手方向に延在する貫通溝を有したチャン
ネル状に構成したことを特徴とするものである。
【0017】かかる構成になる第4発明のラジアルピス
トンポンプにおいては、各ストッパーに形成した前記条
溝の長手方向に延在するチャンネル状の貫通溝によって
流体通路を構成し、前記条溝における液流の流通を行
う。
【0018】従って、ポンプ内の圧力損失が軽減し、一
層、ポンプ効率を向上させる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付した図面に基づいて詳細に説明する。
【0020】図1は、本発明であるラジアルピストンポ
ンプの第一の実施の形態を示した断面図で、ラジアルピ
ストンポンプは、逆止弁としての薄板材1と、ポンプハ
ウジング2およびポンプカバー3で構成する。
【0021】ポンプハウジング2内の室Hで、回転軸4
の一端を軸受B1 で軸受けし、回転軸4に偏心して取り
付けた2列配置(図面においては左右の位置関係)の回
転カム5を収納すると共に、回転軸線O1 周りに放射状
に複数のプランジャピストン6をストローク可能に回転
カム5に対応して2列で配し、各プランジャピストン6
によって吐出したオイルを個々に案内するための液流孔
7を、ポンプハウジング2の一端面に開口させて形成す
る。但し、図面上は、2列配置の回転カム5のうち、位
置関係を右側とする構成についてのみ符号を明記してあ
る。
【0022】プランジャピストン6は中空円筒形状で、
プランジャピストン6の回転カム5側の一端を封して、
プランジャキャップ8と共にポンプ室9を構成し、リタ
ーンスプリング10でプランジャピストン6を回転カム
5に当接する。また、プランジャピストン6の封した端
部側の円筒表面には複数の孔6h を設けてある。
【0023】ポンプカバー3は、回転軸4の一端を軸受
B2 で軸受けして、ポンプハウジング2の一端面に合体
し、このポンプハウジング2との合体面に、ポンプハウ
ジング2に形成した各液流孔7の開口端を相互に連通さ
せる共通な条溝11を形成している。
【0024】これらポンプハウジング2およびポンプカ
バー3の相互合わせ面間に、複数のリード弁を形成した
1枚の薄板材1を介在させて、ラジアルピストンポンプ
を構成している。但し、図1では、薄板材1とポンプハ
ウジング2の間に、別のハウジングが介在しているが、
以下の説明では、ポンプハウジング2と一体のハウジン
グとする。
【0025】まず、図1から、ラジアルピストンポンプ
の作用を説明する。
【0026】説明の簡略化から図面右上の位置関係にあ
るプランジャピストン6を例にとると、プランジャピス
トン6はリターンスプリング10で回転カム5に当接し
ているから、回転カム5の回転によるプランジャピスト
ン6の図面下向きのストロークで、プランジャピストン
6の複数孔6h が室Hに開き、この複数孔6h から、ポ
ンプカバー3に設けたポンプ吸入ポート12から室Hに
供給したオイルを、吸引負圧によってポンプ室9に吸入
する。
【0027】さらに、回転カム5の回転による図面上向
きのストロークで、複数孔6h を閉じてポンプ室9のオ
イルを圧縮し、この圧縮オイルを液流孔7の開口7m か
ら薄板材1に形成したリード弁を経て条溝11に導き、
更に条溝11からポンプカバー3に設けたポンプ吐出ポ
ート13に向けて適切なポンプ圧として吐出する。
【0028】図2は、薄板材1を、ポンプハウジング2
から見た正面図で、U字形のスリットによって薄いばね
板状に形成した複数のリード弁(リード弁体)Rを逆止
弁として有し、各リード弁体Rは、ポンプハウジング2
に形成した個々の液流孔7の開口7m に対応して配置す
る。また、U字形のスリット部はパッキンSでシールし
てある。
【0029】このとき、リード弁体Rの回動基端Rb お
よび回動先端Rf の間を結ぶ中心線が、液流孔7の開口
端7m の配列ピッチ線P方向に延在するようにし、更
に、各リード弁体Rを、回動基端Rb から回動先端Rf
の方向に見た前方が、配列ピッチ線Pに沿って全て同じ
方向に指向するように配置してある。即ち、複数のリー
ド弁体Rは、配列ピッチ線Pに沿って配置されている。
【0030】従って、全てのリード弁体Rを1枚の薄板
材1に形成できるから、従来は別個に設けた複数の逆止
弁を単一部品として取り扱うことができて、構成部品の
削減による加工、組み立て及び部品管理などの全体とし
てのコスト低下が図れる。
【0031】さらに、図3は、薄板材1を、ポンプカバ
ー3に組合わせてポンプハウジング2から示したもの
で、切り欠き部分で示すように、ポンプカバー3の合わ
せ面に形成した条溝11に、各リード弁体Rに対して個
々に設けたストッパー14を、ピン15で条溝11に対
して固着して収納してある。また、薄板材1とポンプカ
バー3の間には、リード弁体Rを挟み込むように配列ピ
ッチ線Pに沿って、Oリング16,17を設けている。
但し、薄板材1とポンプハウジング2の間にも、リード
弁体Rを挟み込むように配列ピッチ線Pに沿って、Oリ
ング16,17を設けている(図1参照)。
【0032】従って、液流孔7の開口端7m からの圧縮
オイルで、リード弁体Rが回動し、液流孔7の開口端7
m からの圧縮オイルを条溝11に導く方向が全て同じで
あることによって、条溝11に導かれた圧縮オイルは、
条溝11に沿って同じ方向を指向する滑らかな流動にな
るから、条溝11での流量変動を軽減して、ポンプ効率
を向上させることができる。
【0033】また、U字形状のリード弁体Rを、回動基
端Rb および回動先端Rf の間を結ぶ中心線が液流孔7
の開口端7m の配列ピッチ線P方向に延在させたから、
ポンプハウジング2およびポンプカバー3の合わせ面
で、特に、高い油圧に曝されるOリング16,17で包
囲される環状部における受圧面積を小さくすることがで
き、ポンプハウジング2およびポンプカバー3とを一体
にするボルト18(図1参照)に及ぼす応力の影響を軽
減することができる。
【0034】図4は、本発明であるラジアルピストンポ
ンプにおける第二の実施の形態で、図1と同じ断面構成
であるラジアルピストンポンプに薄板材1に代えて、薄
板材20をポンプカバー3に組合わせてポンプハウジン
グ2から示したものある。
【0035】ポンプ吐出ポート13を条溝11に連通さ
せる吐出ポート連通箇所である油路13Rを通り、回転
軸線O1 を含む面の両側を基準に、図面右領域のリード
弁体Rr と図面左領域のリード弁体Rl とを、回動基端
Rb から回動先端Rf の方向に見た前方が相互逆向きに
なるよう、且つ、条溝11の油路13Rで回動先端Rf
同士が向かい合わせになるよう指向させて配置する。
【0036】従って、液流孔7の開口端7m からの圧縮
オイルで、リード弁体Rr ,Rl が回動し、液流孔7の
開口端7m からのオイルを条溝11に導く方向が、ポン
プ吐出ポート13に連通する油路13Rを通り回転軸線
O1 を含む面(一点鎖線A−A)を基準にした両側で、
配列ピッチ線Pに沿って相互逆向きで、条溝11におけ
るオイルが二流になって、油路13Rで互いに向かい合
わせの状態で流入することで、ポンプ吐出ポート13ま
での供給時間を短縮して、ポンプの応答性を向上させる
ことができる。
【0037】また、第一の実施の形態と同様に、ポンプ
ハウジング2およびポンプカバー3の合わせ面で、特
に、高い油圧に曝されるOリング16,17で構成され
る環状部における受圧面積を小さくできて、ポンプハウ
ジング2およびポンプカバー3とを一体にするボルト1
8に及ぼす応力の影響を軽減することができる。
【0038】図5は、図3,4のストッパー14を示
す。ストッパー自体は、薄板材に直接固着する従来構造
のものでも良いが、ここでは、条溝11に、複数のスト
ッパー14が、個々のリード弁体Rに対応して設けられ
ており、条溝11の長手方向に貫通溝14nをチャンネ
ル(水路)状に構成してある。このチャンネル状に構成
した貫通溝14nは、図に示した直線形の断面に限定し
た断面でなく、流体通路として作用できる形状であれば
よい。
【0039】従って、条溝11にストッパー14を収納
したときに、貫通溝14nによって条溝11に流体通路
を構成して、ポンプ吐出ポート13までのオイル流通を
行うから、条溝11内の圧力損失が軽減し、一層、ポン
プ効率を向上させることができる。
【0040】また、条溝11の深さ方向に縦断した貫通
孔14b を設けて、貫通孔14b にピン15を挿入し、
ストッパー14を条溝11に収納して固着する。このと
き、ピン15を挿入する貫通孔14b は、オイルの流通
を妨げない形状にすることが好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態であるラジアルピストンポ
ンプの構成を示す断面図である。
【図2】本発明であるラジアルピストンポンプにおける
逆止弁の第一の実施の形態を示す正面図である。
【図3】同実施の形態を一部、組み立ててポンプハウジ
ングから見た正面図である。
【図4】本発明であるラジアルピストンポンプにおける
逆止弁の第二の実施の形態を、一部、組み立ててポンプ
ハウジングから見た正面図である。
【図5】本発明の実施の形態であるラジアルピストンポ
ンプに採用したストッパーの立体図である。
【符号の説明】
1 薄板材 2 ポンプハウジング 3 ポンプカバー 4 回転軸 5 回転カム 6 プランジャピストン 6h プランジャピストンの孔 7 液流孔 8 プランジャキャップ 9 ポンプ室 10 リターンスプリング 11 条溝 12 ポンプ吸入ポート 13 ポンプ吐出ポート 14 ストッパー 14n 貫通溝 14b 貫通孔 15 ピン 16,17 Oリング 18 ボルト 20 薄板材 H 室 B1 ,B1 軸受 R リード弁(リード弁体)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプハウジング内に回転カムを回転自
    在に設けると共に、該回転カムによりストロークされる
    ようカムの回転軸線周りに放射状に配した複数のプラン
    ジャピストンを設け、 各プランジャピストンによって吐出された液流を案内す
    る液流孔を前記ポンプハウジングの一端面に開口させて
    形成し、 該ポンプハウジングの一端面に合体させてポンプカバー
    を設けると共に、該ポンプカバーのポンプハウジング合
    体面に、前記各液流孔の開口端相互を連通させる共通な
    条溝を形成し、 前記各液流孔の開口端からの吐出液を、個々の逆止弁を
    経て前記共通な条溝に導き、更に該条溝からポンプ吐出
    ポートに向かわせるようにしたラジアルピストンポンプ
    において、 前記個々の逆止弁をリード弁とし、それぞれのリード弁
    体を、前記ポンプハウジングおよびポンプカバーの相互
    合わせ面間に介在させた共通な1枚の薄板材に形成する
    と共に、これら各リード弁体を、回動基端および回動先
    端間を結ぶ中心線が前記液流孔開口端の配列ピッチ線方
    向に延在するよう配置したことを特徴とするラジアルピ
    ストンポンプ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記リード弁体を、
    回動基端から回動先端の方向に見た前方が前記液流孔開
    口端の配列ピッチ線に沿って全て同じ方向に指向するよ
    う配置したことを特徴とするラジアルピストンポンプ。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記ポンプ吐出ポー
    トに連通する前記条溝の吐出ポート連通箇所を通り、前
    記カムの回転軸線を含む面の両側で、前記リード弁体
    を、回動基端から回動先端の方向に見た前方が相互逆向
    きになるよう、且つ、前記条溝の吐出ポート連通箇所で
    回動先端同士が向かい合わせになるよう指向させて配置
    したことを特徴とするラジアルピストンポンプ。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項におい
    て、前記各リード弁体に対する個々のストッパーを前記
    条溝内に収納して設け、各ストッパーを、該条溝の長手
    方向に延在する貫通溝を有したチャンネル状に構成した
    ことを特徴とするラジアルピストンポンプ。
JP7310393A 1995-11-29 1995-11-29 ラジアルピストンポンプ Pending JPH09151838A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6537040B2 (en) * 2000-06-02 2003-03-25 Zf Batavia, L.L.C. Radial piston pump
KR100752978B1 (ko) * 2005-04-04 2007-08-30 주식회사 엔유씨전자 기체농축용 에어펌프
US7600987B2 (en) * 2005-04-14 2009-10-13 Seiko Epson Corporation Pump
EP3244108A1 (en) * 2016-05-10 2017-11-15 Hamilton Sundstrand Corporation Check valves

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