JPH09147708A - 圧力スイッチ - Google Patents

圧力スイッチ

Info

Publication number
JPH09147708A
JPH09147708A JP31096795A JP31096795A JPH09147708A JP H09147708 A JPH09147708 A JP H09147708A JP 31096795 A JP31096795 A JP 31096795A JP 31096795 A JP31096795 A JP 31096795A JP H09147708 A JPH09147708 A JP H09147708A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
hole
ring
piston
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31096795A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Takahashi
憲二 高橋
Satoshi Sudo
聰 数藤
Yutaka Mori
豊 森
Tomoya Yamakawa
知也 山川
Masaya Seki
正哉 瀬木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Koki KK filed Critical Toyoda Koki KK
Priority to JP31096795A priority Critical patent/JPH09147708A/ja
Priority to DE69632446T priority patent/DE69632446T2/de
Priority to EP96119118A priority patent/EP0777247B1/en
Priority to US08/758,100 priority patent/US5872345A/en
Publication of JPH09147708A publication Critical patent/JPH09147708A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ターミナルを収納するスイッチハウジングの収
納穴の開口部におけるシール機能が塩害や熱衝撃等の外
部影響に対して強い圧力スイッチを提供する。 【解決手段】保持リング36が収納穴23に収納された
後、収納穴23の開口部における樹脂37の外周にOリ
ング42を装着し、スイッチハウジング22の収納穴2
3側の端部43を内方にかしめ変形することにより、O
リング42を弾性変形させて収納穴23の開口部をシー
ルするようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧装置において
圧力の上昇を検知するために用いられる圧力スイッチに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に自動車等に用いられる油圧式の動
力舵取装置においては、エンジンによって油圧ポンプが
駆動され、この油圧ポンプより吐出された作動油を動力
舵取装置に供給してステアリング操舵時のアシストを行
うようになっている。この種の油圧式の動力舵取装置に
おいては、エンジンのアイドル回転時における据え切り
操舵等に伴って油圧ポンプの負荷圧が上昇することによ
り惹起されるエンジンストールを防止するために、アイ
ドルアップ機能が設けられており、このアイドルアップ
のためにエンジンのアイドル回転時における油圧ポンプ
の負荷圧の上昇を検出する圧力スイッチが設けられてい
る。
【0003】図3はかかる圧力スイッチの一例を示すも
ので、1はスイッチハウジングで、このスイッチハウジ
ング1は、ポンプハウジング2に形成された圧力導入路
3に取り付けられている。このスイッチハウジング1に
は、圧力導入路3を介して負荷圧力が作用するピストン
4が軸方向に移動可能に介挿され、上部には一方の電気
的接点を成すターミナル5が設置されている。このター
ミナル5は電気絶縁体である樹脂6を介して保持リング
7に装着されている。
【0004】前記ターミナル5と前記ピストン4との間
には前記ピストン4の押圧により撓んでターミナル5に
当接する他方の電気的接点を成すディスクスプリング8
が設けられている。このディスクスプリング8は前記保
持リング7とスイッチハウジング1とによって挟持され
ており、スイッチハウジング1からポンプハウジング2
に導通することによりボディアースされている。
【0005】前記保持リング7はスイッチハウジング1
に形成された収納穴1a内に収納された後、スイッチハ
ウジング1の端部1bが内方にかしめ変形されることに
よりスイッチハウジング1に固着されて前記ディスクス
プリング8を位置決めするようになっている。かしめ変
形後、収納穴1aの開口部に樹脂9がモールドされ、シ
ールされる。
【0006】そして、エンジンのアイドル回転時におけ
る据切り操舵等に伴って油圧ポンプの負荷圧が上昇する
と、この圧力がピストン4に作用してピストン4がディ
スクスプリング8のばね力に抗して摺動し、ディスクス
プリング8を弾性変形させてターミナル5に接触させ、
これによりポンプハウジング2とターミナル5とを電気
的に導通させ、アイドルアップのための電気信号を発信
するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術において、圧力スイッチはエンジンルーム内の
気中にて使用するため、例えば、道路に蒔かれる凍結防
止剤等による塩害や熱衝撃により前記収納穴1aの開口
部にモールドされた樹脂9とスイッチハウジング1の端
部(かしめ部)1bとの接着力が低下し、樹脂9とかし
め部1bとの間に隙間が発生し、生じた隙間から水分等
が侵入し、ディスクスプリング8とターミナル5との電
気接点部に悪影響を及ぼすという問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の圧力スイッチ
は、上述した問題を解決するためになされたもので、ハ
ウジングの一端に収納穴を形成するとともに、他端に前
記収納穴に通ずる摺動穴を形成し、この摺動穴に圧力が
作用するピストンを摺動可能に嵌挿し、前記収納穴に電
気絶縁体である樹脂を介して一方の電気的接点を成すタ
ーミナルを固定し、前記ピストンと前記ターミナルとの
間に設けられ前記ピストンの押圧により撓んで前記ター
ミナルと当接する他方の電気的接点を成すディスクスプ
リングを備えた圧力スイッチにおいて、前記収納穴の開
口部の電気絶縁体にOリングを装着し、前記ハウジング
の端部をかしめ変形させることにより前記Oリングを弾
性変形させて前記収納穴の開口部をシールするようにし
たことを特徴とするものである。
【0009】これによれば、圧力がピストンに作用され
ると、ピストンがディスクスプリングを押圧する。そし
て、ピストンに作用する圧力がディスクスプリングにて
設定されたばね力より高くなると、ディスクスプリング
のばね力に抗してピストンが摺動され、ディスクスプリ
ングをターミナルに接触させる。これにより、ターミナ
ルとディスクスプリングとが電気的に導通され、アイド
ルアップのための電気信号が発信される。かかる圧力ス
イッチによれば、熱衝撃等によってかしめ変形された端
部が僅かに開いたとしてもOリングの弾性復帰によりシ
ール性を確保することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図1において、10は油圧ポンプのポン
プハウジングを示し、このポンプハウジング10には負
荷圧が導入される圧力導入通路11が形成され、この圧
力導入通路11の開口端部に形成されたねじ穴12に、
本発明の圧力スイッチ20がシールリング21を介して
液密的にねじ込み固定されるようになっている。
【0011】前記圧力スイッチ20のスイッチハウジン
グ22には、一端に大径の収納穴23が開口され、他端
にこの収納穴23に通ずる小径の摺動穴24が開口され
ている。摺動穴24が開口された側のスイッチハウジン
グ22の他端外周には、前記ポンプハウジング10の前
記ねじ穴12に螺合するねじ部25が形成されている。
【0012】前記摺動穴24にはピストン26が摺動可
能に嵌装され、このピストン26の先端は前記収納穴2
3に臨んでいる。摺動穴24には圧力導入通路11側に
向かって順にテフロンリング27とOリング28と係止
部材29とを収納する凹部30が摺動穴24の開口側に
形成され、このOリング28の内周に前記ピストン26
の外周が密嵌合されている。しかして、テフロンリング
27,Oリング28及び係止部材29はスイッチハウジ
ング22の凹部30側の端部31が内方にかしめ変形さ
れることにより、軸線方向への移動を拘束されている。
【0013】前記ピストン26の圧力導入通路11側先
端には小径部32が形成され、この小径部32の根元側
における段部33に前記係止部材29が係合することに
より前記ピストン26の圧力導入通路11側への移動を
制限するようになっている。また、前記小径部32の外
周にはストッパリング34が装着され、このストッパリ
ング34が前記係止部材29に係合することにより、異
常圧力に対してもピストン26が収納穴23側へ必要以
上に移動するのを制限するようになっている。
【0014】前記収納穴23の底部には一方の電気接点
を成すディスクスプリング35が装着され、このディス
クスプリング35は前記収納穴23に嵌合して収納され
た保持リング36によって外周を保持されている。かか
るディスクスプリング35は、図2に示すように金属性
薄板に外周から中央に向けて3箇所に切り込み35Aが
形成され、中央部35Bが前記切り込み35Aにより形
成された撓み部35Cに支持された形状をしている。こ
の中央部35Bにある一定以上の力が加わると撓み部3
5Cが撓んで中央部35Bが弾性変位する構造となって
おり、スイッチハウジング22からポンプハウジング1
0に導通しボディアースされている。
【0015】前記保持リング36は、スイッチハウジン
グ22に組み込まれるに先立って、その内周に電気絶縁
体である樹脂37を介して他方の電気接点を成すターミ
ナル38が装着され、このターミナルには電圧が印加さ
れるようになっている。前記樹脂37は図1中上方に伸
び、図略のコネクタが装着される装着穴39が形成され
ている。
【0016】前記ターミナル38の軸部38aにはコネ
クタに接続される接続端子40が固着され、この接続端
子40は前記装着穴39内にてコネクタと接続するよう
になっており、このコネクタを通じて電気信号が発信さ
れるようになっている。なお、図1中、41はコネクタ
装着の際、コネクタを装着穴39内で案内するガイド溝
である。
【0017】本発明の圧力スイッチ20では、前記保持
リング36が収納穴23に収納された後、収納穴23の
開口部における前記樹脂37の外周にOリング42を装
着し、スイッチハウジング22の収納穴23側の端部4
3を内方にかしめ変形することにより、Oリング42を
弾性変形させて収納穴23の開口部をシールするように
している。
【0018】また、前記端部43のかしめにより、前記
保持リング36がOリング42を介してスイッチハウジ
ング22に固着されてディスクスプリング35を位置決
めするようになっている。ここで、前記圧力導入通路1
1から負荷圧がかかっていない時の状態を軸線Oの左側
に示し、負荷圧がかかった時の状態を右側に示す。
【0019】前記ターミナル38を装着した保持リング
36がスイッチハウジング22に組み込まれた際には、
前記ターミナル38の先端は自由状態における前記ディ
スクスプリング35の中央部35Bに僅少な隙間を介し
て対接し、ディスクスプリング35の僅かな弾性変形に
よりディスクスプリング35に当接するようになってい
る。
【0020】次に、上記した構成における圧力スイッチ
20の動作について説明する。ステアリング装置が操舵
されると、油圧ポンプの負荷圧が上昇し、この負荷圧が
圧力導入通路11より導入されてピストン26の一端に
作用し、ピストン26によってディスクスプリング35
が押圧される。しかしながら、小操舵時においては負荷
圧があまり上昇しないため、ディスクスプリング35が
撓むまでに至らず、ディスクスプリング35とターミナ
ル38との間には隙間が確保されており、ターミナル3
8とポンプハウジング10とがディスクスプリング35
を介して電気的に導通することがない。
【0021】しかしながら、アイドリング回転時にステ
アリング装置が据切り操舵されたような場合には、負荷
圧が大きく上昇する。しかして、負荷圧がディスクスプ
リング35のばね力に打ち勝つまでに上昇すると、ピス
トン26の押圧によりディスクスプリング35が撓んで
ターミナル38に当接し、ターミナル38とポンプハウ
ジング10が電気的に導通される。これによりアイドル
アップ用の電気信号が発信される。
【0022】ところで、上記したような圧力スイッチ2
0はエンジンルーム内の気中にて使用するため、例え
ば、道路に蒔かれる凍結防止剤等による塩害や熱衝撃に
より、従来では、前記収納穴23の開口部における樹脂
とかしめ部との接着力の低下により隙間が生じることが
懸念されるが、本発明では、収納穴23の開口部にOリ
ング42を配設して、スイッチハウジング22の端部
(かしめ部)43をかしめ変形することによりOリング
42を弾性変形させてシール性を確保するようにしたの
で、熱衝撃によってかしめ部43が僅かに開いたとして
もOリング42の弾性復帰によりシール性を確保するこ
とができ、従来の樹脂をモールドする方法に比べて、設
備が簡単となるとともに、組付け性も容易となり、さら
に、信頼性が高くなる。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ハウ
ジングの収納穴の開口部にOリングを設けて、ハウジン
グの端部をかしめ変形することによりOリングを弾性変
形させて収納穴の開口部におけるシール性を確保するよ
うにしたので、熱衝撃等によってかしめ変形させた端部
が僅かに開いたとしてもOリングの弾性復帰によりシー
ル性を確保することができ、従来の樹脂をモールドする
方法に比べて、設備が簡単となるとともに、組付け性も
容易となり、さらに、信頼性が高くなる効果を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す圧力スイッチの断面
図である。
【図2】ディスクスプリングの一例を示す図である。
【図3】従来の圧力スイッチを示す断面図である。
【符号の説明】
22 スイッチハウジング 23 収納穴 24 摺動穴 26 ピストン 35 ディスクスプリング 37 樹脂 38 ターミナル 42 Oリング 43 端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山川 知也 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (72)発明者 瀬木 正哉 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングの一端に収納穴を形成すると
    ともに、他端に前記収納穴に通ずる摺動穴を形成し、こ
    の摺動穴に圧力が作用するピストンを摺動可能に嵌挿
    し、前記収納穴に電気絶縁体である樹脂を介して一方の
    電気的接点を成すターミナルを固定し、前記ピストンと
    前記ターミナルとの間に設けられ前記ピストンの押圧に
    より撓んで前記ターミナルと当接する他方の電気的接点
    を成すディスクスプリングを備えた圧力スイッチにおい
    て、前記収納穴の開口部の電気絶縁体にOリングを装着
    し、前記ハウジングの端部をかしめ変形させることによ
    り前記Oリングを弾性変形させて前記収納穴の開口部を
    シールするようにしたことを特徴とする圧力スイッチ。
JP31096795A 1995-11-29 1995-11-29 圧力スイッチ Pending JPH09147708A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31096795A JPH09147708A (ja) 1995-11-29 1995-11-29 圧力スイッチ
DE69632446T DE69632446T2 (de) 1995-11-29 1996-11-28 Druckschalter
EP96119118A EP0777247B1 (en) 1995-11-29 1996-11-28 Pressure switch
US08/758,100 US5872345A (en) 1995-11-29 1996-11-29 Pressure switch

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31096795A JPH09147708A (ja) 1995-11-29 1995-11-29 圧力スイッチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09147708A true JPH09147708A (ja) 1997-06-06

Family

ID=18011565

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31096795A Pending JPH09147708A (ja) 1995-11-29 1995-11-29 圧力スイッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09147708A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6291914B1 (en) Rotational angle sensor
US6494099B1 (en) Pressure detection apparatus having first and second cases defining pressure detection chamber there between and method of manufacturing the same
JP3022436B2 (ja) 自動車技術用圧力スイッチ装置
JP3134023B2 (ja) コネクタ部付きスイッチ
JPH09147708A (ja) 圧力スイッチ
US5872345A (en) Pressure switch
KR100436808B1 (ko) 유압반응전기스위치및조립방법
US5152672A (en) Rotary pump with pressure switch
JPH0935601A (ja) 圧力スイッチ
JP2002098608A (ja) 圧力センサ
KR100286929B1 (ko) 압력 스위치 및 압력 스위치 부착 펌프
US6608266B2 (en) Pressure switch with annular electrodes method of making same
JP2749967B2 (ja) 機関のアイドル位置検出スイッチ及びその製造方法
JP3989625B2 (ja) 液圧ポンプの固定部材の取り付け方法、及びハウジング構造
JP3687103B2 (ja) 圧力スイッチ
JPH07272603A (ja) 圧力スイッチ
JP2816644B2 (ja) 熱応動スイッチ
JP3379374B2 (ja) 圧力検出装置
JP3962136B2 (ja) 圧力検出装置
JP2603402Y2 (ja) 圧力スイッチ
JP2507654Y2 (ja) 圧力スイッチ
JPH0733336Y2 (ja) 圧力スイッチ
JPH07272601A (ja) 圧力スイッチ
JP3648839B2 (ja) 圧力スイッチ
JP2555479Y2 (ja) 圧力スイッチおよび圧力スイッチ付きポンプ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040511

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040914