JP2816644B2 - 熱応動スイッチ - Google Patents

熱応動スイッチ

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JP2816644B2
JP2816644B2 JP3663094A JP3663094A JP2816644B2 JP 2816644 B2 JP2816644 B2 JP 2816644B2 JP 3663094 A JP3663094 A JP 3663094A JP 3663094 A JP3663094 A JP 3663094A JP 2816644 B2 JP2816644 B2 JP 2816644B2
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照之 武田
寛 村田
岳男 辻
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  • Thermally Actuated Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばカーエアコン
の冷媒圧縮機やエンジン・トランスミッション等の機器
の異常時に過熱する部分の温度を検出し、該機器を過熱
による損傷から保護する為の熱応動スイッチに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の熱応動スイッチは例えば特開平5
−101761号公報に示されており、図5に示す如く
金属製の密閉容器を有した感熱素子102とリード線1
03を有している。この熱応動スイッチ101は感熱素
子102の容器中に図示しないバイメタルの如き熱応動
板とこれにより駆動される接点開閉部を有している。
【0003】この熱応動スイッチが取り付けられる制御
対象機器としてカーエアコンの冷媒圧縮機を例に説明す
ると、圧縮機等の異常による過熱状態から電動機等を保
護するために図5の如き熱応動スイッチが設けられてい
る。この熱応動スイッチ101は周知の通り例えば圧縮
機のハウジングの外側に取り付けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の熱応動スイッチ
に於いては、感熱素子102に予めリード線103が取
り付けられているためにスイッチ自体の製作工程におけ
る取り扱いが非常に面倒になり特性検査等の中間工程作
業が煩雑にならざるを得ないと云う問題がある。またリ
ード線103が付随している為に特に機械による取り扱
いが難しく、そのため制御対象機器である圧縮機への取
付作業が煩雑で自動化が困難であるという問題がある。
また自動車のエンジンルーム内で使用するためには感熱
素子102とリード線103との接続部を水滴等から保
護する必要があるが、リード線103が付随している為
に密閉用の保護部材等の取付作業が煩雑になり作業性の
向上が困難であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本願の熱応動スイ
ッチは、熱応動板が反転・復帰することにより接点を駆
動し開閉動作を行う熱応動スイッチに於いて、一端に検
出部を備え他端にはターミナルを備えた概ね円筒形の金
属製密閉容器を有する本体と、外部の機器と接続される
リード線の一端に接続され前記ターミナルと接続される
接続端子を内部に備えたハウジングとを有し、前記本体
は制御対象機器への取付時に位置決めと固定の役割をす
るフランジ部を有し、また本体には前記フランジ部より
もターミナル側に近く且つ後述の係合部材が係合される
係合部を設け、ハウジングには本体との接続時に本体の
前記係合部に係合されハウジングが脱落しないように固
定する係合部材を有すると共に複数の開口部が設けら
れ、一方の開口部に接続端子が液密に挿入固定される事
により密閉され、他方の開口部は本体に嵌め込まれた時
にターミナルと接続端子が電気的及び機械的に接続され
ると共に本体と液密に嵌合されることによりハウジング
の内部空間が密閉されるように構成されており、さらに
本体には制御対象機器の取付部に本体を係止する手段が
設けられ、制御対象機器の取付部への本体の挿入作業
と、本体の係止作業と、ハウジングと本体との機械的お
よび電気的接続作業とが全て一方向からの作業となるよ
うに各部品が構成されている事を特徴とする。
【0006】また他の特徴は、熱応動スイッチの本体を
制御対象機器の取付部に係止する手段はハウジングと本
体との間に保持された円弧状の弾性部材を制御対象機器
の取付部に設けられた係止部に弾性的に係合することで
あり、制御対象機器の取付部への本体の挿入作業と、本
体を係止するための弾性部材の取付作業と、ハウジング
と本体との機械的および電気的接続作業とが全て一方向
からの作業となるように各部品が構成されている事にあ
る。
【0007】また他の特徴は、熱応動スイッチの本体を
制御対象機器の取付部に係止する手段は本体側壁に設け
られた雄ネジ部を制御対象機器の取付部の雌ネジ部に螺
合することである事にある。
【0008】またさらに本発明は、本体のフランジ部若
しくは雄ネジ部のいずれか一方と係合部は円筒形の金属
製密閉容器に別部材を取付ける事により構成される事を
特徴とする。
【0009】
【実施例】以下、図1乃至図3を参照しながら本発明の
実施例について説明する。図1は本発明の熱応動スイッ
チ1の斜視図であり、図2及び図3はこの熱応動スイッ
チ1が制御対象機器に取り付けられた状態を示す図面で
あり図2は一部を破断して示す側面図、図3は図2の矢
印B方向から見た一部破断正面図である。本発明の熱応
動スイッチ1は金属製の密閉容器2を持つ感熱素子3を
有しており、この容器2の内部には図示は省略するがバ
イメタルにより所定温度で接触開離するように駆動され
る接点機構を有している。容器2の一端は制御対象機器
の温度を検知する検知面2Aとされ、他端には前記接点
機構の各接点に電気的に接続された複数のターミナル4
がガラス等により容器の金属部分と電気的に絶縁され気
密に貫通固定されている。
【0010】感熱素子3にはターミナル4側に概ね円筒
形のケース5が取付けられることによりスイッチ本体6
を構成している。このケース5には制御対象機器への取
付時に位置決めと固定の役割をするフランジ部5Aと、
後述する係合部材が係合される係合部たる係合溝5Bが
設けられている。このケース5の開口部の一方には容器
2を挿入保持し接着等により固定する保持部5Cが設け
られている。また他方の開口端5Dからは感熱素子3の
ターミナル4に固着され電気的に接続された補助端子7
が延出している。本実施例においてはターミナル4の長
さを延長し且つ後述の接続端子との接続部を感熱素子3
の中心からやや偏心させるために補助端子7が設けられ
ているがこれは必ずしも必要なものではなく、例えばタ
ーミナル4の長さが充分ありその先端部が接続端子との
接続部の位置に該当するときには省略する事ができる。
【0011】ケース5の開口端5Dにはハウジング8が
嵌め込まれている。ハウジング8は複数の開口部を有し
ており、一方の開口部たる端子挿入部8Aには接続端子
9がゴムの如き弾性を有する密閉部材10により液密に
挿入固定されている。本実施例では端子挿入部8Aは2
ヵ所あり、それぞれ接続端子9が挿入されており、それ
ぞれの接続端子9には他端が図示しない制御装置に電気
的に接続されるリード線11が接続されている。また他
方の開口部8Bはケース5の開口端5Dに嵌合されOリ
ング12により液密に封止されハウジング8の内部空間
は液密に保たれる。また接続端子9はこの液密な空間内
でターミナル4に接続された補助端子7と機械的及び電
気的に接続される。
【0012】ハウジング8には例えば板バネの如き弾性
体の係合部材13が取り付けられており、その先端部は
ケース5の係合溝5Bに係合しハウジング8がスイッチ
本体6から容易に外れないようにされている。またハウ
ジング8とケース5との間には後述の制御対象機器の容
器Aへの取付時に使用される円弧状の弾性部材14が保
持されている。
【0013】本実施例では係合部材13はハウジング8
の側面に設けた取付部8Cで挟むようにして固定されて
いるが、例えば接着や溶着等により固定したりハウジン
グ8に係合部材13をインサート成形してもよく、また
ハウジング8に係合部材13と同じ効果を持ち係合溝に
係合される部材を一体成形した構造としてもよい。
【0014】つぎにこの熱応動スイッチの制御対象機器
への取り付けについて制御対象機器としてカーエアコン
用圧縮機に取り付ける場合を例に説明する。カーエアコ
ン用圧縮機の容器Aには予め取付部A1が設けられてい
る。この取付部は有底の丸孔であり、その位置は圧縮機
中の吐出冷媒の通路近傍とされ冷媒温度を速やかに検出
できる位置とされている。取付部A1には段部A2が設
けられており、さらに容器外側よりの部分に係止部A3
が設けられている。
【0015】熱応動スイッチ1は取付前にはスイッチ本
体6とハウジング8は接続されておらず、別々に取り扱
われる。まず予め感熱素子3とケース5とを接着剤15
により固着したスイッチ本体6が圧縮機容器Aの取付部
A1に図2の上方向から挿入されると、所定量挿入した
ところでケース5のフランジ部5Aが取付部A1の段部
A2に当接しその挿入量が制限される事により位置決め
がなされる。このとき図2及び図3の実施例においては
段部A2上に後述の弾性部材による固定時にケース5の
がたつきを防止するための皿バネ16が収容されてい
る。また感熱素子2と容器Aとの間に熱伝導性の良いグ
リス17を介在させることにより、熱応動スイッチとし
ての応答性を良くすることができる。
【0016】弾性部材14は図1に示すように円弧状と
された周知の構造のものであり、取付部A1への挿入時
に弾性的に直径を縮め、取付部A1内部の係止部A3で
弾性復帰させる事により、ケース5のフランジ部5Aを
前記段部A2に配置された皿バネ16に押し付けながら
保持し本体が取付部から脱落しないように固定する。こ
のとき例えばこの皿バネ16に換えてシリコンゴム等の
Oリングを使用する事により、スイッチ先端部に使用環
境中の水が侵入しないように封止する事ができる。
【0017】こうして本体が係止された後に、ケース5
の開口端5Dにハウジング8が嵌め込まれる。ハウジン
グ8はその内部に予めリード線11と接続された接続端
子9が液密に挿入固定されており、ハウジング8の開口
部8Bをケース5の開口端5Dに挿入する事により、タ
ーミナル4に接続端子9が電気的且つ機械的に接続され
る。またハウジング開口部8BにはOリング12が備え
られており、ケース5の開口端5Dとハウジング開口部
8Bとを嵌合して外部に対して液密に封止することによ
り、前記接続端子9とターミナル4との接続部を有する
空間を密閉空間とする事ができる。この時、ハウジング
8を所定の位置にまで押し下げる事により係合部材13
の先端部がケース5の係合溝5Bに弾性的に係合し、接
続端子9とターミナル4の接続を補助すると共にハウジ
ング8が本体から容易に脱落しないように固定される。
【0018】本実施例によれば、制御対象機器の取付部
への熱応動スイッチ本体の挿入作業と、本体を係止する
ための弾性部材の取付作業と、ハウジングと本体との機
械的および電気的接続作業とが全て一方向からの単純な
挿入作業となるように各部品が構成されているため、特
別なネジ止めやかしめ作業等を必要とせず、特に高度な
性能の自動機を要求される事なく単純作業用の自動機で
自動化に対応できるものである。
【0019】次に図4を参照して本発明の他の実施例に
ついて説明する。なお前述の例と同様の部品については
同一の記号を付し詳細な説明は省略する。前述の実施例
においてはスイッチ本体の固定は弾性部材を制御対象機
器の係止部に係止する事により行なわれているが、この
方法だと各部品の寸法にある程度の余裕を持たせる結
果、避けられないがたつきが発生するため皿バネ等の弾
性体によりこのがたつきを抑える必要が生ずる。しかし
例えば前述の実施例の方法では皿バネの上にスイッチ本
体のフランジ部が位置し、スイッチ全体が制御対象機器
から離れる方向に付勢されてしまうため、感熱素子の検
知面を制御対象機器に密着させる事はもちろんその間隔
を狭くするためには各部品や加工箇所に高い精度が要求
される。
【0020】そこで図4の実施例においてはスイッチ本
体を制御対象機器に直接螺合する事によりスイッチの先
端部である検知面の位置を調整可能にしている。以下説
明すると、この熱応動スイッチ21はケース22の外周
に雄ネジ部22Aが設けられている。また制御対象機器
の容器Cの取付部C1の内壁には雌ネジ部C2が設けら
れている。
【0021】この熱応動スイッチ21の取付けについて
説明すると、まず取付部C1の底面上にはOリングの如
き封止部材23が配置されている。ここにあらかじめ感
熱素子3とケース22とを固着したスイッチ本体24
を、取付部C1の雌ネジ部C2にケース22の雄ネジ部
22Aを螺合することにより固定する。この時、封止部
材23をケース22の図示下端部と取付部C1の底面部
により全周密着挟持する事により感熱素子部分の空間を
液密に保つことができる。
【0022】螺合された本体24は封止部材23に密着
した後も更に捩じ込む事により封止部材23を圧縮し、
やがて取付部C1の底面に感熱素子3の容器2の検知面
2Aが接触する。そのため制御対象機器や冷媒の温度変
化をすばやく検出する事ができる。なお本実施例におい
ては感熱素子3と取付部底面の接触は、密閉容器2の変
形による動作温度の変化を避けるために密閉容器2に容
器が変形しない程度の弾性をもって接触する熱伝導性の
良い金属板25を介して行なわれる。またこの金属板2
5のかわりに前述の実施例の如く熱伝導性の良いグリス
を使用しても良く、もちろん密閉容器2の変形の心配が
なければ直接接触させてもよい。ケース22へのハウジ
ング8の取付けは前述の実施例と同様の方法で行なわ
れ、ハウジング8をケース22に所定の位置にまで嵌め
込む事により係合部材13をケース22に設けた図示し
ない係合溝に係合し固定する。
【0023】本実施例によれば前述の弾性部材を使用し
てスイッチ本体を係止するものに比較して、感熱素子の
検知面と制御対象機器の取付部底面との位置関係が調整
可能になるため、各部品や加工箇所の精度を必要以上に
高く要求しなくても密着性を高める事ができ加熱時等の
温度変化に対する応答速度を高める事ができる。
【0024】上述の各実施例においては本体のフランジ
部若しくは雄ネジ部のいずれか一方と係合部は円筒形の
金属製密閉容器に別部材を取付ける事により構成されて
いるが、例えば感熱素子の密閉容器そのものにフランジ
部若しくは雄ネジ部のいずれか一方と係合部を一体に設
けハウジングを密閉容器に直接取付けることにより接続
端子とターミナルとを接続固定する構造としてもよい。
【0025】
【発明の効果】本発明の熱応動スイッチはリード線を備
えたハウジング部分と本体部分とを分割したため、本体
の取付作業時にリード線が邪魔になる事はないので自動
機によって容易に作業する事ができる。さらに本体がリ
ード線から独立しているために取付作業のみならず特性
検査作業等の中間工程も容易になり、生産作業性が向上
する。
【0026】また制御対象機器に対するスイッチ本体の
固定を弾性部材により行ない且つスイッチ本体とハウジ
ングとの固定を係合部材によって行なうことにより、そ
の取付作業に於いて全て一方向、本実施例で云えば圧縮
機の容器外側から内側方向への単純な挿入作業のみであ
り、特別なネジ止めやかしめ作業を必要としないため、
特に高度な性能の自動機を要求される事なく単純作業用
の自動機で対応できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱応動スイッチの一例の斜視図。
【図2】本発明の熱応動スイッチの一例の取付状態の正
面図。
【図3】本発明の熱応動スイッチの一例の取付状態の側
面図。
【図4】本発明の熱応動スイッチの他の実施例。
【図5】従来の熱応動スイッチの一例。
【符号の説明】
1,21:熱応動スイッチ 2:密閉容器 3:感熱素子 4:ターミナル 5,22:ケース 5A:フランジ部 5B:係合溝(係合部) 5C:保持部 5D:開口端 6,24:スイッチ本体 7:補助端子 8:ハウジング 8A:端子挿入部 8B:開口部 9:接続端子 10:密閉部材 11:リード線 12:Oリング 13:係合部材 14:弾性部材 15:接着剤 16:皿バネ 17:グリス 22:雄ネジ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小関 秀樹 名古屋市南区宝生町4丁目30番地 株式 会社生方製作所内 審査官 杉田 恵一 (56)参考文献 特開 平2−204981(JP,A) 特開 平3−236129(JP,A) 特開 平5−101761(JP,A) 実開 昭60−75942(JP,U) 実開 昭62−6484(JP,U) 実開 昭63−106037(JP,U) 実開 平5−59731(JP,U) 特公 昭59−12847(JP,B2) 特公 昭61−26175(JP,B2) 実公 昭42−3696(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01H 37/00 - 37/74 H01R 13/56 - 13/72

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱応動板が反転・復帰することにより接
    点を駆動し開閉動作を行う熱応動スイッチに於いて、一
    端に検出部を備え他端にはターミナルを備えた概ね円筒
    形の金属製密閉容器を有する本体と、外部の機器と接続
    されるリード線の一端に接続され前記ターミナルと接続
    される接続端子を内部に備えたハウジングとを有し、前
    記本体は制御対象機器への取付時に位置決めと固定の役
    割をするフランジ部を有し、また本体には前記フランジ
    部よりもターミナル側に近く且つ後述の係合部材が係合
    される係合部を設け、ハウジングには本体との接続時に
    本体の前記係合部に係合されハウジングが脱落しないよ
    うに固定する係合部材を有すると共に複数の開口部が設
    けられ、一方の開口部に接続端子が液密に挿入固定され
    る事により密閉され、他方の開口部は本体に嵌め込まれ
    た時にターミナルと接続端子が電気的及び機械的に接続
    されると共に本体と液密に嵌合されることによりハウジ
    ングの内部空間が密閉されるように構成されており、さ
    らに本体には制御対象機器の取付部に本体を係止する手
    段が設けられ、制御対象機器の取付部への本体の挿入作
    業と、本体の係止作業と、ハウジングと本体との機械的
    および電気的接続作業とが全て一方向からの作業となる
    ように各部品が構成されている事を特徴とする熱応動ス
    イッチ。
  2. 【請求項2】 本体を制御対象機器の取付部に係止する
    手段はハウジングと本体との間に保持された円弧状の弾
    性部材を制御対象機器の取付部に設けられた係止部に弾
    性的に係合することであり、制御対象機器の取付部への
    本体の挿入作業と、本体を係止するための弾性部材の取
    付作業と、ハウジングと本体との機械的および電気的接
    続作業とが全て一方向からの作業となるように各部品が
    構成されている事を特徴とする請求項1の熱応動スイッ
    チ。
  3. 【請求項3】 本体を制御対象機器の取付部に係止する
    手段は本体側壁に設けられた雄ネジ部を制御対象機器の
    取付部の雌ネジ部に螺合することである事を特徴とする
    請求項1の熱応動スイッチ。
  4. 【請求項4】 本体のフランジ部若しくは雄ネジ部のい
    ずれか一方と係合部は円筒形の金属製密閉容器に別部材
    を取付ける事により構成される事を特徴とする請求項1
    乃至請求項3の熱応動スイッチ。
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JP2005256690A (ja) * 2004-03-10 2005-09-22 Ubukata Industries Co Ltd 冷媒用圧縮機
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