JPH09146228A - 放射線画像形成方法 - Google Patents

放射線画像形成方法

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JPH09146228A
JPH09146228A JP7301331A JP30133195A JPH09146228A JP H09146228 A JPH09146228 A JP H09146228A JP 7301331 A JP7301331 A JP 7301331A JP 30133195 A JP30133195 A JP 30133195A JP H09146228 A JPH09146228 A JP H09146228A
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JP
Japan
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layer
phosphor
silver halide
sensitive material
radiation
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Pending
Application number
JP7301331A
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English (en)
Inventor
Takuji Hasegawa
拓治 長谷川
Hiroshi Ohara
弘 大原
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Priority to US08/746,740 priority patent/US5834153A/en
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    • G03C5/00Photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents
    • G03C5/16X-ray, infrared, or ultraviolet ray processes
    • G03C5/17X-ray, infrared, or ultraviolet ray processes using screens to intensify X-ray images
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21KTECHNIQUES FOR HANDLING PARTICLES OR IONISING RADIATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; IRRADIATION DEVICES; GAMMA RAY OR X-RAY MICROSCOPES
    • G21K4/00Conversion screens for the conversion of the spatial distribution of X-rays or particle radiation into visible images, e.g. fluoroscopic screens
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21KTECHNIQUES FOR HANDLING PARTICLES OR IONISING RADIATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; IRRADIATION DEVICES; GAMMA RAY OR X-RAY MICROSCOPES
    • G21K4/00Conversion screens for the conversion of the spatial distribution of X-rays or particle radiation into visible images, e.g. fluoroscopic screens
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感度と画質の両立が可能な放射線画像形成方
法を提供する。 【解決手段】 支持体上に、含有する蛍光体粒子の平均
粒子径Rと粒径分布の標準偏差σとが0<σ/R≦0.
5なる関係をそれぞれ満たす複数の蛍光体層及び保護層
を有する放射線増感紙と、両面にハロゲン化銀乳剤層を
有し、該増感紙の発光光のクロスオーバーが15%以下
であるハロゲン化銀写真感光材料とを組み合わせて撮影
する放射線画像形成方法、及び前記ハロゲン化銀写真感
光材料の両面に前記放射線増感紙を配して放射線露光し
て得られるコントラストGが1.5〜2.2であるこ
と。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は放射線画像形成方法
に関し、詳しくは高感度かつ高画質を実現し得る放射線
画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、医療診断分野においては、様々な
電子診断装置が導入され、得られた画像を情報源として
いる。一方、従来から用いられている放射線増感紙と放
射線画像形成用ハロゲン化銀写真感光材料(以下、感光
材料とも言う。)とを組み合わせて形成するX線透視画
像も診断にとっていまだ重要な役割を果たしている。
【0003】X線撮影を行う時に利用する増感紙と感光
材料との組み合わせは特に限定されてはいないが、例え
ば腰椎の撮影、頭部アンギオグラフィー、拡大撮影等の
高感度を要する撮影の場合、通常、高発光性の増感紙と
標準乃至高感度型の感光材料とを組み合わせて用いる。
この高発光性増感紙は蛍光体の量を多くしてX線吸収量
を増加させ、これにより発光量を多くしているため、蛍
光体層が厚くなり、変換された光が蛍光体層内で散乱し
たり反射したりして、増感紙から発する光の鮮鋭性が劣
化してしまう問題がある。
【0004】又、例えば胸部の単純撮影、胃部造影撮
影、骨の撮影等の画質を重視するものの場合、通常、高
鮮鋭性増感紙と標準感度の感光材料とを組み合わせて用
いる。この高鮮鋭性増感紙はX線吸収量が少ないため被
爆線量を多くしなければならないし、X線量子ノイズが
目立ち粒状性が劣化してしまう問題がある。
【0005】従って、いずれの場合も画質の向上が望ま
れている。
【0006】特開平3−21898号には、放射線増感
紙の蛍光体充填密度を高めて鮮鋭性と粒状性の双方を向
上させることが記載されているが、満足する程画質を向
上させることができない。また特開平2−41410号
には、表裏に写真特性の異なるハロゲン化銀乳剤層を設
け、かつクロスオーバーが殆ど起こらない様に構成した
感光材料と、表裏で異なる増感紙とを組み合わせて鮮鋭
性を高め、露光変動に対する寛容度を向上させることが
記載されているが、粒子の荒れが強調され総合的な画質
として満足できるものではない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の事情に
よりなされたものであり、その目的は、感度と画質の両
立が可能な放射線画像形成方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、支
持体上に、含有する蛍光体粒子の平均粒子径Rと粒径分
布の標準偏差σとが0<σ/R≦0.5なる関係をそれ
ぞれ満たす複数の蛍光体層及び保護層を有する放射線増
感紙と、両面にハロゲン化銀乳剤層を有し、該増感紙の
発光光のクロスオーバーが15%以下であるハロゲン化
銀写真感光材料とを組み合わせて撮影する放射線画像形
成方法、及び前記ハロゲン化銀写真感光材料の両面に前
記放射線増感紙を配して放射線露光して得られるコント
ラストGが1.5〜2.2であること、によって達成さ
れる。
【0009】以下、本発明について詳述する。
【0010】本発明において用いる放射線増感紙は、支
持体上に、含有する蛍光体粒子の平均粒子径Rと粒径分
布の標準偏差σとが0<σ/R≦0.5なる関係をそれ
ぞれ満たす複数の蛍光体層及び保護層を有するものであ
る。本発明で複数の蛍光体層とは、塗布する蛍光体塗布
液が複数であることを言う。
【0011】本発明の増感紙を形成するにあたり、分級
された放射線用蛍光体と結合剤樹脂とを適当量混合し、
更にこれに溶剤を適当量加えて最適粘度の蛍光体塗布液
を、重層する蛍光体層の数だけ作製する。
【0012】本発明の増感紙に用いられる好ましい蛍光
体としては、以下に示すものが挙げられる。
【0013】タングステン酸塩系蛍光体(CaWO4
MgWO4、CaWO4:Pb等)、テルビウム賦活希土
類酸硫化物系蛍光体〔Y22S:Tb、Gd22S:T
b、La22S:Tb、(Y.Gd)22S:Tb、
(Y.Gd)O2S:Tb、Tm等〕、テルビウム賦活
希土類燐酸塩系蛍光体(YPO4:Tb、GdPO4:T
b、LaPO4:Tb等)、テルビウム賦活希土類オキ
シハロゲン化物系蛍光体(LaOBr:Tb、LaOB
r:Tb、Tm、LaOCl:Tb、LaOCl:T
b、Tm、LaOCl:Tb、Tm、LaOBr:Tb
GdOBr:TbGdOCl:Tb等)、ツリウム賦
活希土類オキシハロゲン化物系蛍光体(LaOBr:T
m、LaOCl:Tm等)、硫酸バリウム系蛍光体〔B
aSO4:Pb、BaSO4:Eu2+、(Ba.Sr)S
4:Eu2+等〕、2価のユーロピウム賦活アルカリ土
類金属燐酸塩系蛍光体〔(Ba2PO42:Eu2+
(Ba2PO42:Eu2+等〕、2価のユーロピウム賦
活アルカリ土類金属弗化ハロゲン化物系蛍光体〔BaF
Cl:Eu2+、BaFBr:Eu2+、BaFCl:Eu
2 +.Tb、BaFBr:Eu2+.Tb、BaF2・Ba
Cl・KCl:Eu2+、(Ba・Mg)F2・BaCl
・KCl:Eu2+等〕、沃化物系蛍光体(CsI:N
a、CsI:Tl、NaI、KI:Tl等)、硫化物系
蛍光体〔ZnS:Ag(Zn.Cd)S:Ag、(Z
n.Cd)S:Cu、(Zn.Cd)S:Cu.Al
等〕、燐酸ハフニウム系蛍光体(HfP27:Cu
等)、タンタル酸塩系蛍光体(YTaO4、YTaO4
Tm、YTaO4:Nb、[Y,Sr]TaO4:Nb、
GdTaO4:Tm、Gd23・Ta25・B23:T
b等)、但し本発明に用いられる蛍光体はこれらに限定
されるものではなく、放射線の照射によって可視又は近
紫外領域の発光を示す蛍光体であれば使用できる。
【0014】分級方法としては、篩を用いた篩法、蛍光
体を、ナイロンメッシュ製の袋に入れて水中で振とうし
たり蛍光体塗布液を篩に注ぐことにより行なう水簸法、
蛍光体を水中で撹拌後静置し一定時間後上澄みまたは沈
殿物を取り除く沈降法等がある。分級した蛍光体の粒径
分布の測定方法は、篩分け及びコールターカウンタ等の
容積解析法、顕微鏡を用いた影像解析法、重力及び遠心
による沈降法、カスケードインパクタ及びサイクロン等
の慣性力法、コゼニー・カルマン法及びヌードセン法等
の表面積解析法、BET法及び流動法等の吸着法、光回
折法等の電磁波の散乱を利用した方法等がある。蛍光体
粒径は、各蛍光体層を構成する蛍光体粒子のそれぞれの
層の平均粒子径をR、粒径分布の標準偏差をσとしたと
きに、各層において0<σ/R≦0.5の関係を満たすも
のを準備する。好ましくは各層において0<σ/R≦0.
3の関係を満たし、更に好ましくは各層において0<σ
/R≦0.15の関係を満たすことである。
【0015】上記の様に粒径分布が小さい蛍光体を使用
することにより、その層内(平面内)では非常に均一な
蛍光体層ができるため、増感紙の発光強度ムラが小さく
なり、結果として、粒状性も向上する。
【0016】蛍光体塗布液に用いられる結合剤樹脂とし
ては、ポリスチレン系熱可塑性エラストマー、ポリオレ
フィン系熱可塑性エラストマー、ポリウレタン系熱可塑
性エラストマー、ポリエステル系熱可塑性エラストマ
ー、ポリアミド系熱可塑性エラストマー、ポリブタジェ
ン系熱可塑性エラストマー、エチレン酢酸ビニル系熱可
塑性エラストマー、ポリ塩化ビニル系熱可塑性エラスト
マー、天然ゴム系熱可塑性エラストマー、フッ素ゴム系
熱可塑性エラストマー、ポリイソプレン系熱可塑性エラ
ストマー、塩素化ポリエチレン系熱可塑性エラストマ
ー、スチレン−ブタジェンゴム及びシリコンゴム系熱可
塑性エラストマー等が挙げられる。
【0017】蛍光体塗布液に用いられる溶剤の例として
は、メタノール、エタノール、n−プロパノール、n−
ブタノール等の低級アルコール、メチレンクロライド、
エチレンクロライド等の塩素原子含有炭化水素、アセト
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等の
ケトン、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル等の低級
脂肪酸と低級アルコールとのエステル、ジオキサン、エ
チレングリコールモノエチルエステル、エチレングリコ
ールモノメチルエステル等のエーテル及びそれらの混合
物を挙げることができる。
【0018】蛍光体塗布液に用いられる分散剤の例とし
ては、フタル酸、ステアリン酸、カプロン酸、親油性界
面活性剤等を挙げることができる。
【0019】蛍光体塗布液に用いられる可塑剤の例とし
ては、燐酸トリフェニール、燐酸トリクレジル、燐酸ジ
フェニル等の燐酸エステル、フタル酸ジエチル、フタル
酸ジメトキシエチル等のフタル酸エステル、グリコール
酸エチルフタリルエチル、グリコール酸ブチルフタルブ
チル等のグリコール酸エステル、トリエチレングリコー
ルとアジピン酸とのポリエステル、ジエチレングリコー
ルと琥珀酸とのポリエステル等のポリエチレングリコー
ルと脂肪族二塩基酸とのポリエステル等を挙げることが
できる。
【0020】増感紙を作製する場合、まず適当な有機溶
媒中に、結合剤と蛍光体粒子を添加し、ディスパーやボ
ールミルを使用し撹拌混合して結合剤中に蛍光体が均一
に分散した塗布液を調製する。この様にして調製された
複数の塗布液を支持体の表面に均一に同時に重層塗布す
ることにより塗布液の塗膜を形成する。この塗布操作
は、通常の塗布手段、例えばドクターブレード、ロール
コータ、ナイフコータ等を用いることにより行なうこと
ができる。次いで、形成された塗膜を徐々に加熱するこ
とにより乾燥して、支持体上への蛍光体層の形成を完了
する。或いは、各塗布液を順に一つずつ塗布乾燥する操
作を繰り返すことにより、支持体上に複数の蛍光体層を
形成してもよい。又、蛍光体層は必ずしも上記の様に支
持体上に塗布液を直接塗布して形成する必要はなく、別
の仮支持体上に上記と同様にして塗布液を塗布し、乾燥
することにより蛍光体層を形成した後、これを支持体上
に押圧するか、或いは接着剤を用いる等して支持体と蛍
光体層とを接合してもよい。
【0021】支持体、仮支持体としては、例えばガラ
ス、ウール、コットン、紙、金属等の種々の素材から作
られたものが使用され得るが、情報記録材料としての取
り扱い上可撓性のあるシート或いはロールに加工できる
ものが好ましい。この点から、例えばセルロースアセテ
ートフィルム、ポリエステルフィルム、ポリエチレンテ
レフタレートフィルム、ポリアミドフィルム、ポリイミ
ドフィルム、トリアセテートフィルム、ポリカーボネー
トフィルム等のプラスティックフィルム、アルミニウム
箔、アルミニウム合金箔等の金属シート、一般紙及び例
えば写真用原紙、コート紙、若しくはアート紙の様な印
刷用原紙、バライタ紙、レジンコート紙、ベルギー特許
第784,615号明細書に記載されている様なポリサ
ッカライド等でサイジングされた紙、二酸化チタン等の
顔料を含むピグメント紙、ポリビニールアルコールでサ
イジングした紙等の加工紙が特に好ましい。
【0022】蛍光体層の層厚(全層厚)は、目的とする
増感紙の特性、蛍光体の種類、結合剤と蛍光体との混合
比等によって異なるが、20μm乃至1mm程度、好ま
しくは50乃至300μmの範囲である。蛍光体種は層
毎に異なっても良いし各層が複数種含んでも良い。各蛍
光体層厚は層毎に異なっても良いが、好ましくは全ての
層厚を同じにするか、支持体側から保護層側に向けて次
第に厚くなるようにするか、支持体側から保護層側に向
けて次第に薄くなる様にするのがよい。
【0023】又、各層の膜厚は発光強度ムラが生じない
様に、均一でなければならない。各蛍光体層の膜厚を均
一にすることにより、増感紙全体としての発光強度ムラ
も小さくすることができる。各層の蛍光体平均粒子径
は、支持体側から保護層側へ次第に大きくなる様にして
もよいし、支持体側から保護層側へ次第に小さくなる様
にしてもよい。支持体側から保護層側へ次第に大きくな
る様にすることにより、感度の向上とともに鮮鋭度が著
しく向上する。又、支持体側から保護層側へ次第に小さ
くなる様にすると、発光光の寄与率が高い蛍光体層の表
面付近の蛍光体粒子の粒径が小さいので、蛍光体層の構
造的なノイズ(構造モトル)が小さくなり、粒状度が著
しく向上する。蛍光体層の平均粒子径は、最も大きい層
で10乃至20μmの範囲にあり、最も小さい層で1乃
至5μmの範囲にあることが好ましい。又、蛍光体層数
は3乃至10層が好ましい。
【0024】支持体と蛍光体層の結合を強化するため、
又は増感紙の感度若しくは画質(鮮鋭性、粒状性等)を
向上させるために、蛍光体層が設けられる側の支持体表
面にゼラチン等の高分子物質を塗布して接着性付与層と
したり、或いは二酸化チタン等の光反射性物質からなる
光反射層、若しくはカーボンブラック等の光吸収性物質
からなる光吸収層等を設けることが好ましい。これら各
層の構成は、増感紙の目的、用途等に応じて任意に選択
することができる。
【0025】蛍光体層中の蛍光体充填率を上げるため
に、得られた蛍光体層を支持体上に載せ、又は支持体上
に塗布した蛍光体層を、結合剤の軟化温度又は融点以上
の温度で、圧縮しても良い。その場合は蛍光体層は仮支
持体上に作製し、圧縮しながら得られた蛍光体層を支持
体上に接着すると効果的である。圧縮処理のために使用
される圧縮装置としては、カレンダーロール、ホットプ
レス等一般的に知られているものを挙げることができ
る。例えば、カレンダーロールによる圧縮処理は、支持
体上に得られた蛍光体層を載せ、結合剤の軟化温度又は
融点以上に加熱したローラの間を一定の速度で通過させ
ることにより行なわれる。但し、圧縮装置はこれらに限
られるものではなく、上記の様なシートを加熱しながら
圧縮することができるものであればいかなるものであっ
てもよい。圧縮の際の圧力は、30kgw/cm2以上
であるのが好ましい。又、圧縮は保護層をつけた後に行
っても良い。
【0026】通常増感紙には、前述した支持体に接する
側と反対側の蛍光体層の表面に、蛍光体層を物理的、化
学的に保護するための透明な保護層が設けられる。この
様な透明保護層は、本発明についても設置することが好
ましい。保護層の膜厚は一般に2〜20μmの範囲にあ
る。
【0027】透明保護層は例えば酢酸セルロース、ニト
ロセルロース等のセルロース誘導体、或いはポリメチー
ルメタクリレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
ビニルブチラール、ポリビニルホルマール、ポリカーボ
ネート、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル・酢酸ビニルコポ
リマー等の合成高分子物質を適当な溶剤に溶解して調製
した溶液を蛍光体層の表面に塗布する方法により形成す
ることができる。これらの高分子物質は、単独でも混合
しても使用できる。又、保護層を塗布で形成する場合は
塗布の直前に架橋剤を添加することが望ましい。
【0028】或いはポリエチレンテレフタレート、ポリ
エチレンナフタレート、ポリエチレン、ポリ塩化ビニリ
デン、ポリアミド等からなるプラスチックシート、及び
透明なガラス板等の保護膜形成用シートを別に調製して
蛍光体層の表面に適当な接着剤を用いて接着する等の方
法で形成することができる。
【0029】保護層は、特に有機溶媒に可溶性の弗素系
樹脂を含む塗布膜により形成されることが好ましい。弗
素系樹脂とは、弗素を含むオレフィン(フルオロオレフ
ィン)の重合体、若しくは弗素を含むオレフィンを共重
合体成分として含む共重合体を言う。弗素系樹脂の塗布
膜により形成された保護層は架橋されていてもよい。弗
素系樹脂による保護層は、触手や感光材料等との接触で
脂肪分、感光材料等から出る可塑剤等の汚れが保護層内
部に染み込みにくいので、拭き取り等によって容易に汚
れを除去することができる利点がある。又、膜強度の改
良等の目的で、弗素系樹脂と他の高分子物質を混合して
もよい。
【0030】保護層は蛍光体層上に形成された厚さ10
μm以下の透明な合成樹脂層であることが好ましい。こ
のような薄い保護層を用いることにより、蛍光体からハ
ロゲン化銀乳剤までの距離が短くなるため、得られる放
射線画像の鮮鋭度の向上に寄与することになる。
【0031】本発明は上記放射線増感紙と両面にハロゲ
ン化銀乳剤層を有し、増感紙の発光光のクロスオーバー
が15%以下であるハロゲン化銀写真感光材料とを組み
合わせて撮影するものである。
【0032】両側に写真乳剤層を有するハロゲン化銀写
真感光材料においては、クロスオーバー光による画像の
劣化が発生し易く、このクロスオーバー光とは、感光材
料の両側に配置されたそれぞれの増感紙から放出され、
感光材料の支持体を透過して反対側の感光層に届く可視
光で、画質、特に鮮鋭性の低下をもたらす光りである。
このクロスオーバー光を減少させるには、例えば米国特
許第4,425,425号、同4,425,426号に
記載の分光増感された高アスペクト比平板状ハロゲン化
銀粒子乳剤を感光性ハロゲン化銀写真乳剤として用いる
技術、また米国特許第4,803,150号に記載の、
現像処理により脱色可能な微結晶性染料層をハロゲン化
銀写真感光材料の支持体と感光層との間に設ける技術等
を採用することができる。
【0033】本発明においてクロスオーバー(%)は、
一枚の放射線増感紙を用い、この放射線増感紙の前面に
両側に感光層を有するハロゲン化銀写真感光材料を接触
させて置き、次いでそれらを黒紙を用いて遮光した状態
でX線発生装置のフォーカルスポットと放射線増感紙と
の距離を変えることによりX線照射量を変えて露光し、
露光後の感光材料を現像処理し、このフィルムを2分割
して一方からは放射線増感紙と接触していた側の感光層
を剥離し、他方からはその逆側の感光層を剥離する。次
いで、各々の感光層における特性曲線の直線部分から両
者の感度差ΔlogEの平均値を求め、以下の式に従っ
て算出したものとする。
【0034】クロスオーバー(%)=100/anti
log(ΔlogE)+1 本発明のハロゲン化銀写真感光材料の代表的な構成とし
ては、青色に着色した透明支持体の両側に、それぞれ下
塗り層、必要に応じて塗設するクロスオーバーを低減せ
しめるための染料層、少なくとも1層のハロゲン化銀乳
剤層、更に保護層が順次塗設されてなる構成を挙げるこ
とができる。支持体両側の各々の層は、実質的に互いに
同一の層であることが望ましい。
【0035】支持体は、ポリエチレンテレフタレート等
の透明な材料から形成されたものである。青色染料とし
ては、X線写真用フィルムの着色用として知られている
アントラキノン系染料等各種のものが使用できる。支持
体の厚さは80〜200μmの範囲から適宜選ぶことが
できる。支持体の上には、通常のX線写真用フィルムと
同様に、ゼラチン等の水溶性高分子物質からなる下塗り
層が設けられる。
【0036】下塗り層の上には、必要に応じてクロスオ
ーバー低減のための染料層が設けられる。この染料層は
通常、染料を含むコロイド層として形成される。染料層
中では染料が下部に固定されていて、上部のハロゲン化
銀乳剤層や保護層に拡散することがないものが望まし
い。
【0037】上記の様な染料を含むコロイド層や保護層
における染料の脱色性の向上及び固定化の方法は各種知
られている。例えば、欧州特許第211273B1号に
記載のカチオン性媒染剤とアニオン性染料との組み合わ
せ、特開平2−207242号に記載のアニオン性官能
基を有するエチレン不飽和モノマーをカチオン媒染剤に
添加して重合して得られる重合分散物を媒染剤として用
い、これにアニオン性染料を組み合わせる方法及び米国
特許第4,803,150号に記載の固体状結晶染料
(微結晶性染料粒子)を用いる方法がある。これらの方
法のなかでは、固体状微結晶染料を用いる方法が好まし
い。上記の染料層は、クロスオーバーを15%以下とす
るのに有効である。
【0038】染料層をカチオン性媒染染料とアニオン性
染料との組み合わせにより形成させる場合に用いられる
アニオン性染料の例としては次のものを挙げることがで
きる。
【0039】
【化1】
【0040】
【化2】
【0041】
【化3】
【0042】
【化4】
【0043】
【化5】
【0044】又、染料層を固体状微結晶より形成させる
場合に用いられる固体状微結晶染料の例としては、次の
ものを挙げることができる。
【0045】
【化6】
【0046】
【化7】
【0047】
【化8】
【0048】
【化9】
【0049】
【化10】
【0050】本発明に於けるハロゲン化銀写真感光材料
のコントラストGは、露光するフィルム両面に同一の放
射線増感紙を密着し、管電圧100KVP、露光時間5
0msecのX線露光で距離法により露光量を変化させ
た試料を現像処理し特性曲線を得、この特性曲線におい
て(カブリ+0.25)と(カブリ+2.0)を結ぶ直
線の勾配で求めたものである。
【0051】本発明の感光材料に使用するハロゲン化銀
乳剤は、正常晶粒子からなっても平板状粒子からなって
もよいが好ましくは平板状粒子からなるものが用いられ
る。
【0052】平板状粒子からなる乳剤とは、(粒子直径
/厚さ)の比であるアスペクト比の平均値(平均アスペ
クト比と呼ぶ)が2以上であり、好ましくは2.5〜3
0であり、より好ましくは3〜20、特に好ましくは4
〜15であるものである。
【0053】粒子の平均厚さは0.40μm以下、好ま
しくは0.3μm以下、特に好ましくは0.05μm〜
0.25μmである。
【0054】又、平均沃化銀含有率が0〜1.0モル
%、好ましくは0.1〜0.8モル%の沃臭化銀又は塩
沃臭化銀乳剤が好ましい。塩沃臭化銀乳剤の場合、平均
塩化銀含有率は0〜20モル%が好ましく、より好まし
くは0〜12モル%である。又、該乳剤は全ハロゲン化
銀粒子の投影面積の50%以上、更には70%以上が沃
臭化銀又は塩沃臭化銀粒子からなることが好ましい。更
にこれらハロゲン化銀粒子の全投影面積の50%以上
が、最小の辺の長さに対する、最大の辺の長さの比が
2.0以下の六角形であり、かつ平行な2面を外表面と
した平板状ハロゲン化銀粒子によって占められているこ
とが好ましい。
【0055】本発明の効果を充分発揮するためには、感
光材料の乳剤層は含有するハロゲン化銀粒子の全投影面
積の50%以上が平均沃化銀含有率が0〜1.0モル%
で、かつ平均塩化銀含有率が0〜20モル%の塩沃臭化
銀であり、最小の辺の長さに対する最大の辺の長さの比
が2.0以下である六角形であり、かつ平行な2面を外
表面として有する平板状ハロゲン化銀粒子で占められて
いることが好ましい。更に好ましくはその様な平板状ハ
ロゲン化銀粒子が全投影面積の70%以上であることで
ある。又、該平板状ハロゲン化銀粒子の粒径分布は単分
散であることが好ましい。
【0056】ハロゲン化銀粒子内部のハロゲン組成は、
均一ではなく粒子体積の1/2より内部に固溶限界から
0モル%以上の沃化銀、0〜30モル%の塩化銀を含有
してもよい。又、粒子体積の1/2より外部に固溶限界
から0モル%以上の沃化銀、0〜30モル%の塩化銀を
含有する層状構造を有してもよい。
【0057】ハロゲン化銀乳剤の平板状粒子は、投影面
積の直径が0.2〜2.0μm程度、好ましくは0.3
〜1.5μmである。
【0058】乳剤が六角平板状粒子を主体とするとき
は、迅速処理、定着性の点から平均沃化銀含有率が1.
0モル%以下であることが好ましい。
【0059】本発明の感光材料は、従来の医療用自動現
像機システムで充分な写真性能を得るためには、平均塩
化銀含有率は20モル%を越えないことが好ましい。2
0モル%を越えるとカブリが上昇したり、処理システム
間の写真性能変動が大きくなったりすることがある。
【0060】本発明の感光材料には特開昭59−994
33号、同60−147727号、同63−92942
号、特開平1−152446号、同2−12142号、
同2−28638号、同4−107442号等で開示さ
れているようなハロゲン化銀粒子の内部沃化銀分布を変
化させた粒子を用いることができる。また本発明の感光
材料には特開昭63−151618号、特開平1−21
3639号、同3−163433号等で開示されている
単分散粒子を用いることができる。更に本発明の感光材
料に含まれる粒子は特開昭63−305343号公報に
記載されている様な現像開始点を一定の部位に集中させ
た粒子や、特開昭63−220238号、特開平1−2
01649号、同3−175440号等に記載されてい
る粒子に転移線を設けたもの、或いは特開平1−279
237号、同1−273039号等に記載されている層
状構造の粒子であってもよい。
【0061】平板状粒子は特開昭63−163451号
に記載されているようにアスペクト比が10以下であれ
ば通常の方法で得られる双晶面間隔(a)と粒子の厚さ
(b)の比が(b)/(a)≧5以上である粒子が好ま
しい。
【0062】ここで言う粒子厚みとは、平板状粒子の互
いに対向する2つの主平面の距離、即ち粒子の重心を通
る経の最短の長さを言う。粒子の厚みは電子顕微鏡によ
って試料を斜めから観察することにより得ることができ
る。
【0063】本発明のハロゲン化銀写真感光材料に用い
る粒子は単分散粒子が好ましい。単分散乳剤とは、分布
の広さ(%)=(粒径標準偏差/平均粒径)×100に
より定義した分布の広さの値が30%未満、好ましくは
20%以下であるハロゲン化銀乳剤を指す。ここで粒径
の測定は前述に従い、平均粒径は単純平均とする。
【0064】平均粒径=Σdini/Σni 但し、式中のdiniはdi、niの粒径を持つ粒子の
個数を表す。
【0065】平板状乳剤を得る方法は、公知の方法を用
いてよく、例えば種粒子を含むゼラチン水溶液中に水溶
性銀塩と水溶性ハライド溶液をダブルジェット法で混合
する際、pAg値の制御、種粒子量或いはハライド組成
の変化などによって粒径、厚みとその粒度分布、アスペ
クト比及び写真特性などを適宜に変えることができる。
また単分散乳剤を得る方法も、公知の方法を用いてもよ
く、例えば種粒子を含むゼラチン水溶液中に水溶性銀塩
溶液と水溶性ハライド溶液をpAg及びpHの制御下、
ダブルジェット法によって得る方法があり、これらの添
加速度の決定にあたっては特開昭54−48521号、
同58−49938号等を参考にすることができる。ハ
ロゲン化銀粒子は、特開平3−213845号公報に開
示されているハロゲン化銀の微粒子を供給する方法で作
成されていてもよい。
【0066】その他の好ましい粒子として、平均粒径が
0.40μm以下の正常晶粒子がある。晶壁は立方晶、
14面体、正八面体、球状に丸まった形状でもよい。平
均粒径が0.40μm以下で、かつAgI含有率が1.
0モル%以下の塩沃臭化銀であれば平板状粒子でなくと
もよく、トリガー感光材料では内部カブリ核を有する微
粒子ハロゲン化銀を混合して用いてもよいし、該粒子を
本発明の平板状粒子の下層に用いてよい。また、平板状
粒子含有層の下層に微粒子ハロゲン化銀粒子に色素を吸
着させてクロスオーバーカットやハレーション防止のた
めに使用してもよい。
【0067】これらの粒子も公知の方法で形成すること
ができる。
【0068】乳剤は可溶性塩類を除去するためにヌード
ル水洗法、フロキュレーション沈降法などの水洗方法が
なされてよい。好ましい水洗法としては、例えば特公昭
35−16086号公報記載のスルホ基を含む芳香族炭
化水素系アルデヒド樹脂を用いる方法、又は特開平2−
7037号公報記載の凝集高分子剤例示G3,G8等を
用いる方法が特に好ましい脱塩法として挙げられる。
【0069】本発明に係る乳剤は、物理熟成又は化学熟
成前後の工程において、各種の写真用添加剤を用いるこ
とができ、例えば RD No.17643(1978
年12月)、同No.18716(1979年11月)
及び同No.308119(1989年12月)に記載
された化合物が挙げられる。
【0070】本発明に係る感光材料に用いることのでき
る支持体としては、例えば前述のRD−17643の2
8頁及びRD−308119の1009頁に記載されて
いるものが挙げられる。適当な支持体として例えばポリ
エチレンテレフタレートフィルムなどで、これら支持体
の表面には塗布層の接着をよくするために、下塗層を設
けたり、コロナ放電、紫外線照射などを施してもよい。
【0071】また本発明のハロゲン化銀写真感光材料の
ハロゲン化銀付量は、支持体の片側当たり銀量換算で
3.3g/m2以下が好ましい。この量が3.6g/m2
以上になるような場合は本発明の効果が得にくくなる。
【0072】本発明の感光材料を現像処理する際、現像
主薬としては、特開平4−15641号、特開平4−1
6841号などに記載のジヒドロキシベンゼン(ハイド
ロキノン等)、パラアミノフェノール類(p−アミノフ
ェノール、N−メチル−p−アミノフェノール、2,4
−ジアミノフェノール等)、3−ピラゾリドン類(1−
フェニル−3−ピラゾリドン、1−フェニル−4−メチ
ル−4−ヒドロキシメチル−3−ピラゾリドン、5,5
−ジメチル−1−フェニル−3−ピラゾリドン等)が挙
げられ、またこれらを併用して用いることが好ましい。
【0073】上記パラアミノフェノール類の好ましい使
用量は、0.004モル/l以上であり、より好ましく
は0.04〜0.12モル/lである。また3−アミノ
ピラゾリドン類の使用量は、好ましくは0.001〜
0.1モル/lであり、より好ましくは0.005〜
0.05モル/lである。又、現像処理液中に含まれる
現像主薬の総モル数は0.1モル/l以下が好ましい。
【0074】現像液中には、感度の低下を伴わず処理性
能を向上する目的でアルデヒド系硬膜剤、例えばグルタ
ールアルデヒド等が用いられるが該化合物は悪臭が強く
作業環境を悪化せしめるため無添加が好ましい。
【0075】保恒剤としては、亜硫酸塩類、例えば亜硫
酸カリウム、亜硫酸ナトリウム、レダクトン類、例えば
ピペリジノヘキソースレダクトンなどを含んでもよく、
これらは、好ましくは0.2〜1モル/l、より好まし
くは0.3〜0.6モル/l用いるのがよい。 また、ア
スコルビン酸類を多量に添加することも処理安定性につ
ながる。
【0076】アルカリ剤としては、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、第三
燐酸ナトリウム、第三燐酸カリウム等を含むことができ
る。更に特開昭61−28708号明細書記載の硼酸
塩、特開昭60−93439号明細書記載のサッカロー
ズ、アセトオキシム、5−スルホサリチル酸、燐酸塩、
炭酸塩等の緩衝剤を用いてもよい。これらの薬剤の含有
量は現像液のpHを9.0〜13、好ましくはpH10
〜12.5とするように選ぶ。溶解助剤としてはポリエ
チレングリコール類、及びこれらのエステル等、増感剤
としては例えば四級アンモニウム塩等、その他現像促進
剤、界面活性剤等を含有させることができる。
【0077】更に銀スラッジ防止剤として特開昭56−
106244号、特開平3−51844号記載のスルフ
ィド、ジスルフィド化合物、特願平4−92947号シ
スティン又はトリアジン化合物などを用いてもよい。有
機抑制剤としてはアゾール系有機カブリ防止剤、例えば
インダゾール系、 イミダゾール系、ベンツイミダゾール
系、 トリアゾール系、ベンツトリアゾール系、テトラゾ
ール系、チアジアゾール系化合物が用いられる。又、無
機抑制剤としては例えば臭化ナトリウム、臭化カリウ
ム、沃化カリウムなどを含有する。この他、L.F.
A.メンソン著「フォトグラフィック・プロセッシング
・ケミストリー」フォーカルプレス社刊(1966年)
の226〜229頁、米国特許第2,193,015
号、同2,592,364号、特開昭48−64933
号明細書などに記載のものを用いてもよい。処理液に用
いられる水道水中に混在するカルシウムイオンを隠蔽す
るためのキレート剤には、有機キレート剤として特開平
1−193853号明細書記載の鉄とのキレート安定化
定数が8以上のキレート剤が好ましく用いられる。 無機
キレート剤としてヘキサメタ燐酸ナトリウム、ヘキサメ
タ燐酸カルシウム、ポリ燐酸塩等がある。
【0078】現像処理温度は、好ましくは25℃〜50
℃でより好ましくは30℃〜40℃である。現像時間は
5〜90秒であり、より好ましくは8〜60秒である。
処理時間はDry to Dryで好ましくは15〜2
20秒、より好ましくは25〜90秒である。
【0079】現像補充液は、 現像液と同一成分構成から
成るのが好ましく、その補充量は処理剤疲労と酸化疲労
相当分を補充する。また定着液補充料は感光材料1m2
当たり300ml以下、好ましくは50〜300ml
で、60〜190mlであることが特に好ましい。
【0080】定着液はイオン交換法や、電気分解法で銀
イオンやハロゲンイオンを除去する装置で処理したも
の、定着主薬を主に補充して再生したものを用いてもよ
い。
【0081】ここに定着液のpHは3.8以上、好まし
くは4.2〜5.5である。定着剤としてはチオ硫酸ア
ンモニウム、チオ硫酸ナトリウム等のチオ硫酸塩が挙げ
られ、定着速度からチオ硫酸アンモニウムが特に好まし
い。
【0082】定着液中で主として硬膜剤とした作用する
水溶性アルミニウム塩は、一般に酸性硬膜定着液の硬膜
剤として知られている化合物であり、その他、例えば塩
化アルミニウム、カリ明礬などがあるが、これら硬膜剤
のアルミニウムイオンが水酸化アルミニウムの形で沈殿
し、定着能の低下を招き低補充の処理では除くことが好
ましく、どうしても使用したいときはpHは5.0を越
えないことが好ましい。
【0083】定着剤には所望により亜硫酸塩、重亜硫酸
塩等の保恒剤、酢酸、硝酸、硼酸等の緩衝剤、硫酸、水
酸化ナトリウム等のpH調整剤、硬水軟化能を有するキ
レート剤を含むことができる。定着液中には界面活性剤
としては、例えば硫酸エステル化物、スルホン化物等の
アニオン性界面活性剤、ポリエチレングリコール系、エ
ステル系等のノニオン系界面活性剤、特開昭57−68
40号公報記載の両性界面活性剤等を用いてもよい。
又、湿潤剤として例えばアルカノールアミン、アルキレ
ングリコール等を用いてもよい。
【0084】又、定着促進剤として例えば特公昭45−
35754号、同58−122535号、同58−12
2536号に記載のチオ尿素誘導体、米国特許第4,1
26,459号に記載のチオエーテル等を用いてもよ
い。
【0085】定着液の補充液も、同一組成のものが用い
られるのが好ましい。
【0086】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明す
るが、本発明の態様はこれに限定されない。
【0087】実施例1 《放射線増感紙の作製》下記により放射線増感紙No.
1〜5をそれぞれ2枚1組で用意した。
【0088】水篩法により分級し、コールターカウンタ
ーで粒径分布を測定した平均粒径Rに対する粒径分布の
標準偏差σ(σ/R)が下表に示す条件のGd22S:
Tb蛍光体それぞれ200gを、ポリウレタン10g、
メチルエチルケトン50gとボールミルにて6時間混合
分散し、蛍光体塗布液を調製した。
【0089】ガラス板上に水平に置いた厚さ250μm
のポリエチレンテレフタレート支持体上に、平均粒径の
小さい蛍光体塗布液から順次ナイフコーターで均一に塗
布して重層し、蛍光体層を作製した。次いで、片面にポ
リエステル系接着剤が塗布されている厚さ3μmの透明
ポリエチレンテレフタレートの接着剤側を蛍光体層に重
ねて接着して保護層を設け、放射線増感紙No.1〜5
を得た。各増感紙の構成を次に示す。
【0090】
【表1】
【0091】《感光材料の作製》 (乳剤Aの調整)水1l中に臭化カリウム5g、沃化カ
リウム0.05g、ゼラチン30g、チオエーテル[H
O(CH22S(CH22S(CH22OH]の5%水
溶液4.0ccを添加し、76℃に保った溶液中に、撹
拌しながら、硝酸銀を8.33g含む水溶液と、臭化カ
リウム5.94g及び沃化カリウム0.726gを含む
水溶液をダブルジェット法により45秒間で添加した。
【0092】続いて臭化カリウム2.5gを添加した
後、硝酸銀8.33gを含む水溶液を26分かけて添加
終了時の流量が添加開始時のそれの2倍となるように添
加した。この後25%アンモニア溶液20cc、50%
NH4NO3水溶液10ccを添加して20分間物理熟成
した後、氷酢酸15ccを添加して中和した。引き続い
て硝酸銀153.34g含む水溶液と臭化カリウムを1
07g含む水溶液を、pAg8.2に保ちながらコント
ロールドダブルジェット法で40分間で添加した。この
時、添加終了時の流量が添加開始時のそれの9倍となる
ようにした。また添加終了時に2Nのチオシアン酸カリ
ウム溶液15ccを添加し、更に1%の沃化カリウム水
溶液25ccを30秒かけて添加した。
【0093】この後、温度を35℃に下げ、沈降法によ
り可溶性塩類を除去した後、40℃に昇温してゼラチン
30gとフェノール2gを添加し、苛性ソーダと臭化カ
リウムによりpH6,40、pAg8.50に調整し
た。温度を56℃に昇温した後、下記構造の増感色素A
を520mgと安定化剤A150mgを添加した。10
分後にチオ硫酸ナトリウム5水和物2.4mg、チオシ
アン酸カリウム140mg、塩化金酸2.1mgを各々
添加し、80分後に急冷して固化させ乳剤とした。
【0094】
【化11】
【0095】得られた乳剤は全粒子の投影面積の総和の
98%がアスペクト比3以上の粒子からなり、アスペク
ト比3以上の全ての粒子についての平均の投影面積直径
は1.8μm、標準偏差24%、厚みの平均は0.2μ
mでアスペクト比の平均は9.0であった。
【0096】(乳剤Bの調整)チオエーテル5%水溶液
の添加量を2.4cc、粒子形成時の温度を69℃とし
た他は乳剤Aの調整と同様にして乳剤Bを得た。アスペ
クト比3以上の全ての粒子についての平均の投影面積直
径は1.2μm、標準偏差は15%、平均のアスペクト
比は7.1であった。
【0097】(乳剤Cの調整)チオエーテル5%水溶液
の添加量を2.0cc、粒子形成時の温度を66℃、2
5%アンモニア溶液の添加量を15cc、氷酢酸の添加
量を11.5cc、増感色素Aの添加量を600mg、
チオ硫酸ナトリウム5水和物の添加量を3.1mg、塩
化金酸の添加量を2.8mgとした他は乳剤Aの調整と
同様にして乳剤Cを得た。アスペクト比3以上の全ての
粒子についての平均投影面積直径は1.0μm、標準偏
差は15%、アスペクト比の平均は7.0であった。
【0098】(乳剤層塗布液の調製)乳剤Aと乳剤B
を等量(1:1)で混合し、下記化合物をハロゲン化銀
1モル当たり下記の量で添加して塗布液とした。
【0099】 ゼラチン Ag/ゼラチン=1.0となる量 ポリマーラテックス 25.0g 〔ポリ(エチルアクリレート/メタクリル酸=97/3)〕 1,2−ビス(スルホニルアセトアミド)エタン 表面保護層と乳剤層のゼラチン100g当たり8ミリモル ハイドロキノンモノスルホン酸カリウム 12g 2,6−ビス(ヒドロキシアミノ)−4−ジエチルアミノ−1,3,5 −トリアジン 80mg ポリアクリル酸ナトリウム(重量平均分子量4.1万) 4.0g ポリスチレンスルホン酸カリウム(重量平均分子量60万) 1.0g (乳剤層塗布液の調製)乳剤Cを用いた以外は乳剤層
塗布液と同様にして乳剤層塗布液を調製した。
【0100】(表面保護層塗布液の調製)塗布量1m2
当たり以下に示す処方で表面保護層塗布液を調製した。
【0101】 ゼラチン 0.890g ポリアクリル酸ナトリウム(重量平均分子量40万) 0.023g 4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a,7−テトラザインデン 0.015g
【0102】
【化12】
【0103】 ポリメチルメタクリレート(平均粒径3.7μm) 0.087g プロキセル(NaOHでpH7.4に調整) 0.0005g (感光材料1の作製)二軸延伸した厚さ175μmの青
色染色ポリエチレンテレフタレートフィルム支持体上に
コロナ放電処理を行い、片面当たり下記の塗布量になる
ようにワイヤーバーコーターにより両面を下塗りして、
185℃で1分間乾燥した。
【0104】 下塗り下層 ブタジエン−スチレン共重合体ラテックス (ブタジエン:スチレン=31:69〜重量比) 0.322g/m2 2,4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−s−トリアジンナトリウム塩 8.4mg/m2
【0105】
【化13】
【0106】 下塗り上層 ゼラチン 300mg/m2 ポリエチレンアクリレート 20mg/m21225O(CH2CH2O)10H 4mg/m
【0107】
【化14】
【0108】ここで用いた染料はマゼンタ色であり、後
述の調製法による微結晶状態(平均粒径0.2μm)の
分散物をゼラチン溶液に加えた。即ち、染料20gとカ
ルボキシメチルセルロース1%水溶液200g、純水2
87gを混合し、直径2mmの酸化ジルコニウム(Zr
)のビーズを用いたアイガーミル(アイガージャパ
ン(株)製)にて5000r.p.m.の条件で8時間
処理した。
【0109】上記下塗り層を形成した支持体の一方の面
に乳剤層塗布液と表面保護層(これをA面とす
る。)、他方の面に乳剤層塗布液と表面保護層(これ
をB面とする。)を塗布して感光材料を作製した。塗布
銀量はA、B面とも1.65g/m2である。
【0110】(感光材料2、3の作製)下塗り上層の染
料Aの添加量を調整して表2に示すクロスオーバー値と
なるようにした以外は、感光材料1の作製と同様にして
感光材料2及び3を作製した。
【0111】(感光材料4〜6の作製)乳剤A、B、C
の混合比を調整して表2に示すコントラストGとなるよ
うにした以外は感光材料1と同様にして感光材料4〜6
を作製した。
【0112】《現像処理》コニカ(株)製;自動現像機
SRX−503、SR−DF現像液及び定着液を用い
て、現像温度35℃、定着温度33℃、水洗温度18℃
でDry to dry45秒で処理を行った。
【0113】《感光材料と放射線増感紙との組み合わせ
の評価》 (感度の測定)感光材料の両側に増感紙を配し、80k
VpのX線源を用いて距離法により露光量を変化させ、
LogE=0.15の幅でステップ露光した後、感光材
料を処理した。最低濃度(Dmin)+1.0の濃度を得
るのに必要なX線露光量の逆数を感度とし、評価No.
1の感度を100とした相対感度で評価した。
【0114】(鮮鋭性及び粒状性の評価)それぞれの感
光材料と増感紙の組み合わせについて、120kVp
(厚さ3mmのアルミニウム等価フィルター装着)のX
線源を用い、距離140cmの位置に京都科学製;胸部
ファントームを置き、その後ろにグリッド率8:1の散
乱線防止グリッドを配して、更にその後ろに評価する組
み合わせを置いて露光した後、感光材料を処理した。何
れの組み合わせにおいても、画像の肺野の最も濃度の高
い部分が濃度1.8±0.5となるように露光時間によ
ってX線露光量を調節した。得られた画像について鮮鋭
性及び粒状性を下記の基準で目視評価した。
【0115】[鮮鋭性の評価基準] A:非常にシャープ B:良好だが僅かにボケがある C:ボケが目立ち読影に若干支障あり D:ボケにより読影困難。
【0116】[粒状性の評価基準] A:粒子の荒れが殆ど目立たない B:粒子の荒れが若干目立つ C:粒子の荒れが目立ち読影に若干支障あり D:粒子の荒れが非常に目立ち読影に支障あり。
【0117】以上の結果を表2に示す。
【0118】
【表2】
【0119】これにより、本発明の放射線画像形成方法
によれば、高感度でありながら鮮鋭性及び粒状性に優
れ、高画質であること、更に感光材料のコントラストG
が1.5〜2.2では更に画質が向上することが判る。
【0120】
【発明の効果】本発明の方法により、高感度でありなが
ら鮮鋭性及び粒状性に優れる放射線画像を得ることがで
きる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に、含有する蛍光体粒子の平均
    粒子径Rと粒径分布の標準偏差σとが0<σ/R≦0.
    5なる関係をそれぞれ満たす複数の蛍光体層及び保護層
    を有する放射線増感紙と、支持体の両面にハロゲン化銀
    乳剤層を有し、該増感紙の発光光のクロスオーバーが1
    5%以下であるハロゲン化銀写真感光材料とを組み合わ
    せて撮影することを特徴とする放射線画像形成方法。
  2. 【請求項2】 前記ハロゲン化銀写真感光材料の両面に
    前記放射線増感紙を配して放射線露光して得られるコン
    トラストGが1.5〜2.2であることを特徴とする請
    求項1に記載の放射線画像形成方法。
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