JPH09145632A - カメラモニタ、カメラモニタを用いたプリント基板検査装置及びカメラモニタを用いた検査装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】見たい部位が良くみえるように照明を操作でき
るカメラモニタ、カメラモニタを用いたプリント基板検
査装置及びカメラモニタを用いた検査装置を提供する。 【解決手段】被写体を撮像するカメラ２と、該カメラ２
からの画像を表示するモニタ５を備えたカメラモニタ１
において、前記カメラ２の先端部周辺に設けられ、被写
体を照明するサークル状の光源１１と、該光源１１と被
写体の間に着脱自在に設けられ、該光源１１の照明光の
一部を選択的に被写体に照射することを許容するととも
に、残りの照明光を遮る照明光規制部材１４とを備えて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、カメラモニタ、カ
メラモニタを用いたプリント基板検査装置及びカメラモ
ニタを用いた検査装置に関し、更に詳述すれば、被写体
を照明する光源の照射光を規制することができるものに
関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、プリント基板（印刷回路基板）や
印刷出力紙や織物等の出来具合をを確認するために、カ
メラとモニタディスプレイ装置を使い、所望の箇所をカ
メラで撮像してモニタに拡大して表示することが行われ
ている。

【０００３】このようにすれば、プリント基板上の不良
箇所（半田不良、箔切れ等）の発見や、プリンタの印刷
品質や、織物の品質を見極めることも容易に行うことが
できる。

【０００４】このようなカメラモニタとしては、本願出
願人が平成７年９月８日に出願した特願平７−２３１５
７５号に記載したものがある。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】ところで、カメラに
は、被写体を照明する光源を備える。この光源により照
明しながら、プリント基板のような、凹凸のある部位を
撮像する場合には、照明の仕方を工夫しないと、表示画
面上にギラギラする部分が表示されて本来見たい部分
が、見えにくくなることが生じることがある。

【０００６】次にこの問題について説明する。

【０００７】図６は、プリント基板３０の部分拡大斜視
図であり、３１は半田、３２は電気部品、３３は該電気
部品２２のリード線、３４は半田付けを行った時に半田
３１の周辺に付着した松脂等のフラックスである。

【０００８】カメラモニタにより、このようなプリント
基板上の半田３１の部分を拡大して見る場合、何らの工
夫もしないで照明を行うと、フラックス３４により反射
した光がカメラに入り、その部分が光ってギラギラとし
てモニタ上に表示されてしまうため、半田３１の輪郭が
ぼやけ見ずらくなってしまう。

【０００９】本発明のカメラモニタは、このような事情
に鑑みなされたものであり、見たい部位が良くみえるよ
うに照明を操作できるカメラモニタ、カメラモニタを用
いたプリント基板検査装置及びカメラモニタを用いた検
査装置を提供することを目的をする。

【００１０】

【課題を解決するための手段】本発明の第１発明のカメ
ラモニタは、被写体を撮像するカメラと、該カメラから
の画像を表示するモニタを備えたカメラモニタにおい
て、前記カメラの先端部周辺に設けられ、被写体を照明
するサークル状の光源と、該光源と被写体の間に着脱自
在に設けられ、該光源の照明光の一部を選択的に被写体
に照射することを許容するとともに、残りの照明光を遮
る照明光規制部材とを備えたことを特徴とする。

【００１１】本発明の第２発明のカメラモニタを用いた
プリント基板検査装置は、プリント基板を撮像するため
のカメラと、該カメラの先端部周辺に設けられ、被写体
を照明するサークル状の光源と、該光源と被写体の間に
着脱自在に設けられ、該光源の照明光の一部を選択的に
被写体に照射することを許容するとともに、残りの照明
光を遮る照明光規制部材と、前記カメラからの画像を表
示するモニタと、プリント基板が載置される検査基板置
台と、少なくとも前記カメラを前記検査基板置台上のプ
リント基板を撮像する位置に保持する保持手段とを備え
たことを特徴とする。

【００１２】本発明の第３発明のカメラモニタを用いた
検査装置は、検査対象を撮像するためのカメラと、該カ
メラの先端部周辺に設けられ、被写体を照明するサーク
ル状の光源と、該光源と被写体の間に着脱自在に設けら
れ、該光源の照明光の一部を選択的に被写体に照射する
ことを許容するとともに、残りの照明光を遮る照明光規
制部材と、前記カメラからの画像を表示するモニタと、
検査対象が載置される検査物置台と、少なくとも前記カ
メラを前記検査物置台上の検査対象を撮像する位置に保
持する保持手段とを備えたことを特徴とする。

【００１３】本発明の第１発明のカメラモニタは、カメ
ラの先端部周辺に設けられた被写体を照明するサークル
状の光源と、該光源と被写体の間に着脱自在に設けら
れ、該光源の照明光の一部を選択的に被写体に照射する
ことを許容するとともに、残りの照明光を遮る照明光規
制部材とを備えたので、ギラギラが生じにくい、例え
ば、印刷出力紙のような平面を見るときなどは、規制部
材を光源から取り外すことができ、また、見たい部分の
周辺が光ってギラギラが生じやすい、例えば、プリント
基板のような凹凸がある面を見るときなどは、規制部材
により被写体に対する照明をギラギラが消えるような照
明に変えることができるので、どのような被写体であっ
ても規制部材による調整を行うことで見えやすい画像を
モニタ上に表示することができる。

【００１４】第２発明のカメラモニタを用いたプリント
基板検査装置は、カメラの先端部周辺に設けられた被写
体を照明するサークル状の光源と、該光源と被写体の間
に着脱自在に設けられ、該光源の照明光の一部を選択的
に被写体に照射することを許容するとともに、残りの照
明光を遮る照明光規制部材とを備えたので、プリント基
板上の見たい部分の周辺が光って、見たい部分が良く見
えなくなるような場合には、規制部材により、被写体に
対する照明をギラギラが消えるような照明に変えること
ができるので、どのようなプリント基板でも規制部材に
よる調整を行うことで見えやすい画像をモニタ上に表示
することができる。

【００１５】第３発明のカメラモニタを用いた検査装置
は、カメラの先端部周辺に設けられた被写体を照明する
サークル状の光源と、該光源と被写体の間に着脱自在に
設けられ、該光源の照明光の一部を選択的に被写体に照
射することを許容するとともに、残りの照明光を遮る照
明光規制部材とを備えたので、ギラギラが生じにくい、
例えば、印刷出力紙のような平面を見るときなどは、規
制部材を光源から取り外すことができ、また、見たい部
分の周辺が光ってギラギラが生じやすい、例えば、プリ
ント基板のような凹凸がある面を見るときなどは、規制
部材により被写体に対する照明をギラギラが消えるよう
な照明に変えることができるので、どのような被写体で
あっても規制部材による調整を行うことで見えやすい画
像をモニタ上に表示することができる。

【００１６】

【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づき説明する。

【００１７】図１は、本発明のカメラモニタの全体構成
を示す図である。

【００１８】１はカメラモニタ、２は被写体を撮像する
ためのカメラ、３はカメラ２の撮像位置の照準合わせの
ために用いる赤色レーザー照射器等の光学ポインタ（ポ
イントマーカー）であり、カメラ２の撮像位置をレーザ
ー光の照射点により示し、見たい所がすぐに分かるよう
にするものである。

【００１９】４はカメラ２で撮像した画像の画像処理部
であり、輝度調整、コントラスト調整、色調整、拡大・
縮小処理等を行う。

【００２０】５はＣＲＴやＬＣＤ等よりなる表示部であ
り、カメラ２の画像を表示する。

【００２１】６は前記各部を制御するための制御部であ
る。７は電源部、８は画像情報を外部へ出力又は入力す
るためのＩ／Ｆ、９は各種スイッチ類よりなる操作部、
１０は撮像した画像を１画面乃至数画面分記録しておく
記録部である。

【００２２】１１は、カメラ２の先端部周辺に設けられ
た被写体を照明するための光源であり、該光源１１に
は、該光源１１の照明光の一部を選択的に被写体に照射
することを許容するとともに、残りの照明光を遮る照明
光規制部材１４が着脱自在に取り付けられる。

【００２３】前記Ｉ／Ｆはビデオ出力端子機能を含み、
別途大型モニタを接続することにより更に大きな画面を
使用して拡大表示ができる。又、大きな画面のモニタを
採用することで数ケ所で撮像した画像を分割した画面に
表示して見ることも可能である。又、ビデオプリンター
を接続したり、ＶＴＲを接続して、撮像した画像を印刷
や録画を行うことができる。

【００２４】図２は、本発明のカメラモニタ１を採用し
たプリント基板検査装置２５の全体斜視図を示す。この
プリント基板検査装置２５は、製造検査工程等で使用さ
れ、プリント基板を拡大表示することで半田不良箇所や
箔切れ箇所を見つけるために用いられるものである。

【００２５】図において、１はカメラモニタ、２はカメ
ラ、３は光学ポインタ、１１はカメラ２の先端部に取り
付けられた検査物（被写体）を照明するための光源であ
り、該光源１１には上方に設けられた光学ポインタ３か
ら図示しないミラーを介して検査物置台２４上に照射さ
れるレーザー光が通過するレーザー光通過孔１２が設け
られている。

【００２６】２８はカメラモニタ１を上方向イ、下方向
ロに移動させるための摺動部、２７は前記摺動部２８の
作動摘みであり、該作動摘み２７を回転させることによ
り、カメラモニタ１を上下方向に移動させることができ
る。

【００２７】１３ａは摺動部２８のカメラ２側に印され
たマーク、１３ｂは摺動部２８の保持部２４側に印され
たマークであり、マーク１３ａ，１３ｂを一致させた位
置で、カメラ２の撮像範囲の略中心にレーザー光の照射
部分が位置するように調整しておくことより、検査時に
マーク１３ａとマーク１３ｂが一致する位置でカメラ２
の撮像位置の照準合わせを行えば、撮像位置の設定を容
易に行うことが出来る。

【００２８】２６はカメラモニタ１を検査物置台２４上
に保持する保持部である。

【００２９】検査物置台２４は、前後方向ニに摺動する
第１の摺動台２４ａと左右方向ハに摺動する第２の摺動
台２４ｂとを備え、検査物（被写体）を前後左右方向
ニ，ハに動かすことにより、検査物をあらゆる方向に移
動することができ、カメラ２による撮像・表示が行える
ように構成されている。

【００３０】４４及び４５は第１の摺動台２４ａおよび
第２の摺動台２４ｂのそれぞれ摺動を禁止するためのス
トッパ摘みであり、この摘み４４，４５を緩めることに
より、摺動台２４ａ，２４ｂを摺動させることができ
る。５４及び５５はそれぞれ摺動台２４ａ及び２４ｂに
設けられた摺動用の溝である。

【００３１】４０はカメラモニタ１のメインスイッチ、
４１は光源１１の点灯スイッチ、４２はレーザー光源３
を点灯させるための点灯スイッチ、４３はカメラ２で撮
像し、表示部５上に表示された画像を記録するためのス
チルスイッチである。

【００３２】図３は、図２に示したカメラモニタを用い
たプリント基板装置２５の使用状態を示した図である。
３０は検査対象（被写体）であるプリント基板、５６は
第２の摺動台２４ｂを左右方向ハに移動させるためのレ
ールであり、摺動用溝５５と嵌合している。

【００３３】検査物置台２４の摺動台２４ａ，２４ｂ上
にプリント基板３０を置いて、摺動台２４ａ，２４ｂを
所望の方向ハ，ニに移動させて撮像位置合わせを行い、
且つ、カメラ２を下方向ロに移動させることにより、検
査部位の拡大画像を表示部５上に表示することで、詳細
検査を行うことができる。

【００３４】次に、光源１１の照射光の規制を行う照明
光規制部材１４の構成について、図４の照明光規制部材
１４周辺の部分拡大斜視図と、図５の図４の分解斜視図
を参照して説明する。

【００３５】カメラ２の先端部位には、光源本体カバー
１１１が取り付けられる。１２は、該光源本体カバー１
１１に設けられたレーザー光通過孔であり、光学ポイン
タ３から照射されたレーザー光は、この通過孔１２を通
過して、検査物置台２４上に照射される。

【００３６】１５は、被写体を照明するためのサークル
形状の螢光灯であり、該螢光灯１５は、光源本体カバー
１１１内に収納されている。

【００３７】１１２はカメラ２の先端部に光源１１を取
り付けるためにカメラかしめ部であり、１１３は螢光灯
１５に電源を供給する電灯線である。

【００３８】光源本体カバー１１１には、前記螢光灯１
５の照射光を遮るため照明光規制部材１４が着脱自在に
取り付けられる。該照明光規制部材１４には、螢光灯１
５の照明光の一部を通過させ、被写体に照明を行うため
の照明光通過孔１４２、カメラ２のレンズとレーザー光
通過孔１２が臨み、それらを遮らない大きさに形成され
た開口１４３、照明光規制部材１４を回転させて照明光
通過孔１４２の位置を変えるために用いられる突片１４
１が形成されている。

【００３９】前記照明光規制部材１４の光源本体カバー
１１１への取り付けは、保持部材１６により行う。保持
部材１６は、その外周が直径の大きな部分と小さな部分
とからなり、直径の大きな部分の直径は、前記開口１４
３の直径よりも大きな径を有しており、照明光規制部材
１４が抜け落ちないように形成されている。又、保持部
材１６には、カメラ２のレンズが臨む撮像用窓１６３、
光学ポインタ３から照射されるレーザー光が通過するレ
ーザー光通過孔１６２、取り付け用孔１６１が形成され
ており、該取り付け用孔１６１は、ビス１７の頭１７ａ
の大きさより大きな丸孔部分１６１ａとネジ部分１７ｂ
の直径より少し大きな幅を有する長溝部分１６１ｂを有
し、かしめ部１１２に取り付けられたビス１７を丸孔部
分１６１ａより差し込み、保持部材１６を反時計方向に
スライドさせて長溝部分１６１ｂにビス１７を引っ掛け
ることで、照明光規制部材１４を光源本体カバー１１１
の間に保持することができる。

【００４０】光源１１に照明光規制部材１４を保持した
状態では、光源１１からの照明光は、照明光通過孔１４
２を通過した光のみが、被写体を照明し、残りの光は照
明光規制部材１４で遮られることになる。照明光通過孔
１４２からの照明は、被写体に対して、斜め上方からの
照明になる。そして、突片１４１を時計方向又は反時計
方向に回すことで、照明光規制部材１４が回転し、照明
光通過孔１４２の位置を変えることができるので、被写
体に対する照明の方向を３６０度の範囲で変えることが
できる。オペレータは、照明光規制部材１４を回転させ
て不要な反射光がカメラ２に入らないような方向から被
写体に対する照明を行うことで、表示部５の表示画面上
に表示されるギラギラ等を消して、見やすい画像を表示
させることができる。

【００４１】又、保持部材１６を時計方向にスライドさ
せることで、ビス１７から保持部材１６を取り外せ、照
明光規制部材１４を光源１１から取り外すことができ
る。

【００４２】従って、表示画面上にギラギラ等が生じな
い被写体の場合には、光源１１から照明光規制部材１４
を取り外しておけば、被写体に照射する明るさを増加で
きるので、より明るい照明のもとで拡大表示を行うこと
が可能である。

【００４３】尚、上記実施例では、カメラモニタをプリ
ント基板検査装置に採用した場合を記載したが、例え
ば、検査対象としての被写体を写真や印刷物とすれば、
写真や印刷の仕上がり検査や、各種プリンタや複写機等
の印刷，コピー性能を調べる検査装置としても使用が可
能である。又、その他、製造部品，成形部品，各種材料
等の外観検査（ヒビ，割れ，傷，付着物等の検査）等と
しても使用出来る。

【００４４】又、光源としてサークル状の螢光灯を採用
したが、これに限らず、白熱電球等をサークル状に配置
した光源であってもよい。この場合には、照射方向を規
制する手段として、白熱電球を個別に点灯制御するスイ
ッチを採用することもできる。又、照明光規制部材１４
として、照明光の全部又はその所望の一部を選択的に透
過できる液晶シャッタのような電気素子を使用して照明
方向を規制するように構成することも可能である。

【００４５】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
見たい部位が良くみえるように照明を操作できるカメラ
モニタ、カメラモニタを用いたプリント基板検査装置及
びカメラモニタを用いた検査装置を提供することができ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のカメラモニタの全体構成を示すブロッ
ク図である。

【図２】本発明のカメラモニタをプリント基板検査装置
に採用した場合の全体斜視図である。

【図３】本発明のカメラモニタを用いたプリント基板検
査装置２５の使用状態図である。

【図４】照明光規制部材１４周辺の部分拡大斜視図であ
る。

【図５】図４の分解斜視図である。

【図６】プリント基板の部分斜視図である。

【符号の説明】

１ カメラモニタ ２ カメラ ３ 光学ポインタ ４ 画像処理部 ５ 表示部 ６ 制御部 ７ 電源部 ８ Ｉ／Ｆ部 ９ 操作部 １０ 記録部 １１ 光源 １１１ 光源本体カバー １１２ カメラかしめ部 １１３ 電灯線 １２ レーザー光通過孔 １３ａ マーク １３ｂ マーク １４ 照明光規制部材 １４１ 突片 １４２ 照明光通過孔 １４３ 開口 １５ 螢光灯 １６ 保持部材 １６１ 取り付け用孔 １６２ レーザー光通過孔 １６３ 撮像用窓 １７ ビス ２３ 接続ケーブル ２４ 検査物置台 ２４ａ 第１の摺動台 ２４ｂ 第２の摺動台 ２５ プリント基板検査装置 ２６ 保持部 ２７ 作動摘み ２８ 摺動部 ３０ プリント基板 ３１ 半田 ３２ 電気部品 ３３ リード線 ３４ フラックス ４０ メインスイッチ ４１ 点灯スイッチ ４２ 点灯スイッチ ４３ スチルスイッチ ４４ ストッパ摘み ４５ ストッパ摘み ５４ 摺動用溝 ５５ 摺動用溝 ５６ レール

フロントページの続き (72)発明者 中沢 勇 大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号 三 洋電機株式会社内

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】被写体を撮像するカメラと、該カメラから
   の画像を表示するモニタを備えたカメラモニタにおい
   て、 前記カメラの先端部周辺に設けられ、被写体を照明する
   サークル状の光源と、 該光源と被写体の間に着脱自在に設けられ、該光源の照
   明光の一部を選択的に被写体に照射することを許容する
   とともに、残りの照明光を遮る照明光規制部材とを備え
   たことを特徴とするカメラモニタ。
2. 【請求項２】プリント基板を撮像するためのカメラと、 該カメラの先端部周辺に設けられ、被写体を照明するサ
   ークル状の光源と、 該光源と被写体の間に着脱自在に設けられ、該光源の照
   明光の一部を選択的に被写体に照射することを許容する
   とともに、残りの照明光を遮る照明光規制部材と、 前記カメラからの画像を表示するモニタと、 プリント基板が載置される検査基板置台と、 少なくとも前記カメラを前記検査基板置台上のプリント
   基板を撮像する位置に保持する保持手段とを備えたこと
   を特徴とするカメラモニタを用いたプリント基板検査装
   置。
3. 【請求項３】検査対象を撮像するためのカメラと、 該カメラの先端部周辺に設けられ、被写体を照明するサ
   ークル状の光源と、 該光源と被写体の間に着脱自在に設けられ、該光源の照
   明光の一部を選択的に被写体に照射することを許容する
   とともに、残りの照明光を遮る照明光規制部材と、 前記カメラからの画像を表示するモニタと、 検査対象が載置される検査物置台と、 少なくとも前記カメラを前記検査物置台上の検査対象を
   撮像する位置に保持する保持手段とを備えたことを特徴
   とするカメラモニタを用いた検査装置。