JPH09145412A - ステップモータ式計器 - Google Patents

ステップモータ式計器

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JPH09145412A
JPH09145412A JP32977595A JP32977595A JPH09145412A JP H09145412 A JPH09145412 A JP H09145412A JP 32977595 A JP32977595 A JP 32977595A JP 32977595 A JP32977595 A JP 32977595A JP H09145412 A JPH09145412 A JP H09145412A
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JP
Japan
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pointer
step motor
magnet
dial
motor type
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Application number
JP32977595A
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English (en)
Inventor
Koichi Sato
浩一 佐藤
Hiroyasu Numaya
宏康 沼屋
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Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源スイッチのオフ時に確実に基点位置に指
針を保持すると共に、無励磁状態において指針が不必要
に動かないステップモータ式計器を提供する。 【解決手段】 指針400の先端指示部410の内部下
方に磁石350を圧入又は接着剤により位置ずれが生じ
ないよう埋設する。この磁石350との間で磁気作用が
生じるように文字板200に磁石からなるストッパピン
380を立設する。前記磁気作用により、無励磁状態に
おいて指針400が不必要に動かない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、測定量例えば車両
のエンジン回転数の変化を、文字板上を回動する指針の
角度指示により行うステップモータ式計器に関し、特に
指針の保持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ステップモータ式計器におけるステップ
モータとしては、例えば特開平6−38426号公報で
示されているように、比較的大きな駆動トルクを得やす
く正逆回転制御が容易なPM(永久磁石)型ステップモ
ータが多く用いられている。このPM型ステップモータ
は、環状に巻線されたコイルの励磁極を磁性体からなる
ヨークにて永久磁石からなるロータの対向面に導いてそ
のロータを回転させるもので、ロータの径方向周面に
は、複数の磁極が一定ピッチで着磁され、一方、ヨーク
にはロータの磁極と所定空間を空けて対向する複数の櫛
歯状の極歯が延設され、この極歯に導かれる励磁極とロ
ータの磁極との磁気的な吸引力もしくは反発力にてロー
タを所定ピッチずつ双方向に回転させるものである。
【0003】そして、このようなPM型ステップモータ
は、コイルへの信号が無い無励磁状態であっても、ロー
タと極歯を含むヨークとの間で複雑な磁気回路が構成さ
れており、この磁気回路によりロータには、ディテント
トルクと称される弱い磁力が働いている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種ステ
ップモータを指針駆動用ムーブメントとするステップモ
ータ式計器にあっては、例えば交差コイル式計器と同様
に、電源オフ(無励磁)時に指針を文字板上の基点位置
に留めるストッパ機構を必要とすることがある。しかし
ながら、ステップモータ式計器は、前述のように無励磁
状態においてロータが磁力影響を受けるため、ストッパ
機構により指針を基点位置で安定的に留めておくことが
難しく、わずかな振動等により指針の浮き上がりが生じ
やすいという問題がある。
【0005】本発明は、ステップモータ式計器に関する
ものであり、無励磁状態において指針が不必要に動かな
いように保持することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は、測定量に応じた入力信号の増減に応じて
ステップモータを双方向駆動し、このステップモータの
出力軸に直接又は減速機構を介して固着された指針が前
記ステップモータと前記指針との間に位置する文字板上
を回動し、前記指針の位置により前記測定量を指示する
ステップモータ式計器において、電源スイッチのオフ時
において磁気作用により前記文字板の基点位置に前記指
針を保持させることを特徴とするものである。
【0007】また、本発明は、測定量に応じた入力信号
の増減に応じてステップモータを双方向駆動し、このス
テップモータの出力軸に直接又は減速機構を介して固着
された指針が前記ステップモータと前記指針との間に位
置する文字板上を回動し、前記指針の位置により前記測
定量を指示するステップモータ式計器において、電源ス
イッチのオフ時において前記ステップモータを減少指示
方向へ回動させると共に、磁気作用により前記文字板の
基点位置に前記指針を帰零及び保持させることを特徴と
するものである。
【0008】また、本発明は、前記電源スイッチたる車
両のイグニッションスイッチのオフ時において磁気作用
により前記文字板の始点よりも若干マイナス点である基
点位置に前記指針を保持させ、前記イグニッションスイ
ッチのオン時において前記指針を前記文字板の前記始点
位置へ移動させることを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図8で示すように、指針400の
先端指示部410の内部下方に帰零用磁石350を圧入
又は接着剤により位置ずれが生じないよう埋設し、この
帰零用磁石350との間で磁気作用が生じるように文字
板200に磁石からなるストッパピン380を立設して
あり、電源スイッチのオフ時には、帰零用磁石350と
ストッパピン380との磁気作用により指針400を基
点位置に保持すると共に、無励磁状態において指針40
0が不必要に動かないようにすることができる。
【0010】図9,図10で示すように、電源スイッチ
たるイグニッションスイッチ900のオフ時において
は、磁気作用により文字板200の始点であるゼロ点よ
りも若干マイナス点である基点位置に指針400をスト
ッパピン380と当接状態に保持し、イグニッションス
イッチ900のオン時においては、駆動回路600によ
り励磁信号をコイルへ供給することにより指針400を
文字板200の始点位置へ移動させ、エンジンの始動後
はセンサ700からの入力信号に応じて指針400が指
示を行うことにより、イグニッションスイッチ900の
オフ時の無励磁状態において指針400が不必要に動か
ないようにすることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を添付図面に記載した各実施例
に基づき説明する。
【0012】図1は、本発明に適用し得るステップモー
タを示すもので、2つの積層された樹脂製ボビン1A,
1Bには、励磁信号を通電するコイル(図示しない)が
巻線されるよう鍔部2A,2Bが形成されており、各々
の鍔部2A,2Bにはこれと一体の端子保持部3A,3
Bが形成されている。
【0013】端子保持部3A,3Bには、前記コイルの
端部が接続される端子4A,4Bが固定されており、こ
の端子4A,4Bは、各ボビン1A,1Bを成型する際
にインサート成型によって固定することができ、前記コ
イル端接続部を外方に折り曲げ他端を上方に突出して外
部接続端41A,41Bが形成されている。
【0014】各ボビン1A,1Bは、その両面にヨーク
5A,5Bを積層配置し、その屈曲した櫛歯状の極歯5
C,5Dをボビン1A,1Bの中空部6A,6Bに臨ま
せ、かつ、各ヨーク5A,5Bの極歯5C,5Dの位相
をずらして配置してあり、中空部6A,6Bには出力軸
となる回転軸7(図面では上端側をカットして示してい
る)に固着した永久磁石からなるロータ8が各ヨーク5
A,5Bの極歯5C,5Dとその磁極が対峙するよう配
置され、すなわち、環状に巻線された前記コイルの励磁
極を各ヨーク5A,5Bにてロータ8の対向面に導いて
そのロータ8を回転させるように、ロータ8の径方向周
面には、複数の磁極が一定ピッチで着磁され、一方、ヨ
ーク5A,5Bにはロータ8の磁極と所定空間を空けて
対向する複数の極歯5C,5Dが延設され、この極歯5
C,5Dに導かれる励磁極とロータ8の磁極との磁気的
な吸引力もしくは反発力にてロータ8を所定ピッチずつ
正逆方向に回転させるように構成している。
【0015】これら部品要素は、積層した取付け状態で
金属等の磁性体からなるケース体9に収納固定される
が、このケース体9は、磁性体からなるカップ状ケース
9Aと開口部を覆う蓋としての磁性体からなるフランジ
9Bとからなり、フランジ9Bの中央部に軸受部91B
を設けると共に、カップ状ケース体9Aの底部中央にも
軸受部91Aを設けて回転軸7の軸受けを行うように構
成されている。
【0016】ケース体9のカップ状ケース9Aとフラン
ジ9Bには、ボビン1A,1Bの端子保持部3A,3B
を外部に配設するための開口部92A,92Bが形成さ
れ、カップ状ケース9A内に部品要素の組立体を収納し
てフランジ9Bを加締めや溶着等にて接合して、ステッ
プモータ100が完成する。なお、93は、ステップモ
ータ100をプリント板に加締め固定するための切り越
し片であるが、磁気回路を安定化させるためには特に必
要はなく、前記端子導出のための開口部92A,92B
の形状がケース体9の異形とならない工夫をすれば良
い。
【0017】図2は、本発明の第1実施例を示してお
り、ステップモータ100のフランジ9Bの上端には、
文字板200をビス等で固定するための樹脂製の取付板
300が固定されており、出力軸たる回転軸7が取付板
300を貫通して上方へ突出して、回転軸7の上端には
樹脂製の指針400を圧入等により固着している。
【0018】取付板300の上面には、これと一体にス
トッパピン310と磁石圧入部320とが形成してあ
り、磁石圧入部320には磁石330をその一部が回転
軸7方向へ臨むように圧入又は接着剤により位置ずれが
生じないよう配置されている。また、回転軸7には、文
字板200の下方において、当接部材340及び磁石3
50は回転軸7と連動するように固着されており、当接
部材340の一部は水平方向の反回転軸7方向へ突出す
る当接部341となって、ステップモータ式計器を構成
している。そして、指針400の帰零すなわち指針40
0を文字板200の基点位置で保持するために、電源ス
イッチのオフ時にステップモータ100を減少指示方向
へ回動させ、文字板200のゼロ点又はフリーゼロと言
われるゼロ点よりも若干マイナス点である前記基点位置
に設けたストッパピン310と当接部材340の当接部
341との当接により帰零及び保持を行い、この際、磁
石330,350の磁気作用によりストッパピン310
と当接部材340とが離れないように磁石330,35
0の位置関係を設定しておく。具体的には図3で示すよ
うに、吸引力を利用する構成(同図(a))と、反発力
を利用する構成(同図(b))とを選択して用いること
ができる。この構造により、電源スイッチのオフ時の無
励磁状態において、指針400が不必要に動かない安定
したものとなる。
【0019】なお、当接部材340と磁石350との位
置関係は、上下逆に固着しても良が、図2のような構成
の方がストッパピン310の高さ寸法を小さくすること
ができて有利である。なお、磁石330,350の一方
は、磁石でなく鉄等の磁性材料を用いても良い。
【0020】図4は、本発明の第2実施例を示してお
り、第1実施例の当接部材340及び磁石350(図2
参照)を樹脂磁石にて一体成型した当接磁石360を構
成して回転軸7に固着し、この当接磁石360の一部は
水平方向の反回転軸7方向へ突出する当接部361とな
っている。その他の点においては第1実施例と同様であ
り、その詳細は省略する。斯る構成によれば、第1実施
例と同様の動作を得られると共に、第1実施例に比べて
部品の兼用を行えることから部品点数を少なくすること
ができ、組付け作業性を簡略にすることができる。な
お、磁石330は、磁石でなく鉄等の磁性材料を用いて
も良い。
【0021】図5は、本発明の第3実施例を示してお
り、第2実施例のストッパピン310及び磁石圧入部3
20(図4参照)を兼用する構成とした保持部370を
取付板300の上面に一体に形成し、保持部370の一
部は当接磁石360の当接部361と少ない面積で当接
し得るように鋭角にカットされた突当部371となって
いる。その他の点においては第2実施例と同様であり、
その詳細は省略する。斯る構成によれば、第2実施例と
同様の動作を得られると共に、第2実施例に比べて部品
の兼用を行えることから部品点数を少なくすることがで
き、組付け作業性を簡略にすることができる。なお、磁
石330は、磁石でなく鉄等の磁性材料を用いても良
い。
【0022】図6は、本発明の第4実施例を示してお
り、指針400の先端指示部410の内部下方に磁石3
50を圧入又は接着剤により位置ずれが生じないよう埋
設し、この磁石350との間で磁気作用が生じるように
文字板200の裏側からその内部に磁石330を圧入又
は接着剤により位置ずれが生じないよう埋設している。
また、ストッパピン310は、文字板200に立設して
ある。斯る構成によれば、前記各実施例と同様の動作を
得られると共に、文字板200と取付板300(図2参
照)との間には、磁石圧入部320,磁石330,当接
部材340,磁石350(以上、図2の第1実施例参
照)、磁石圧入部320,磁石330,当接磁石360
(以上、図4の第2実施例参照)、磁石330,当接磁
石360,保持部370(以上、図5の第3実施例参
照)の各部品を配置しなくて済むことから、前記各実施
例に比べて、ステップモータ式計器の全体の高さ寸法を
小さくすることができる。なお、ストッパピン310
は、文字板200と一体に形成する構成、あるいは、取
付板300(図2参照)と一体に形成して文字板200
を貫通する構成とすることもできる。また、磁石33
0,350の一方は、磁石でなく鉄等の磁性材料を用い
ても良い。
【0023】図7は、本発明の第5実施例を示してお
り、指針400の基部420の内部下方に磁石350を
圧入又は接着剤により位置ずれが生じないよう埋設し、
この磁石350との間で磁気作用が生じるように文字板
200の裏側からその内部に磁石330を圧入又は接着
剤により位置ずれが生じないよう埋設している。その他
の点においては第4実施例と同様であり、その詳細は省
略する。斯る構成によれば、第4実施例と同様の動作を
得られると共に、指針400のバランス調整用として指
針400の基部420に通常埋設されるバランスウエー
トを磁石350で兼用することもできることから部品点
数を少なくすることができ、組付け作業性を簡略にする
ことができる。また、磁石330,350の一方は、磁
石でなく鉄等の磁性材料を用いても良い。
【0024】図8は、本発明の第6実施例を示してお
り、指針400の先端指示部410の内部下方に磁石3
50を圧入又は接着剤により位置ずれが生じないよう埋
設し、この磁石350との間で磁気作用が生じるように
文字板200に磁石からなるストッパピン380を立設
してある。その他の点においては第4実施例と同様であ
り、その詳細は省略する。斯る構成によれば、第4実施
例と同様の動作を得られると共に、第4実施例のストッ
パピン310及び磁石330(図6参照)を兼用する構
成するストッパピン380を用いたことから部品点数を
少なくすることができ、組付け作業性を簡略にすること
ができる。なお、磁石350とストッパピン380の一
方は、磁石でなく鉄等の磁性材料を用いても良い。
【0025】図9,図10は、前記各実施例の動作説明
を行うもので、例えば測定量たる車両のエンジン回転数
を指示する回転計として本発明を適用する場合の好適な
使用方法を示している。なお、前記各実施例の代表とし
て図9では、図8で示した第6実施例を用いている。ま
た、図10において、500はステップモータ100
(前記各実施例参照)内の2相のコイルに励磁信号を供
給するための出力トランジスタ等からなる駆動回路、6
00は前記コイルにマイクロステップ信号を供給するた
めの位相制御回路やアップダウンカウンタあるいはサイ
ン波ROM,コサイン波ROM又はマイクロコンピュー
タ等を備えた制御回路、700はエンジン回転数に応じ
て周波数あるいは周期が変化するパルス状の入力信号を
制御回路へ出力するセンサであり、センサ700からの
例えばパルス数を制御回路600でカウントを行ってエ
ンジン回転数を求め、次の計数時のエンジン回転数との
増減比較を行って、その差分に応じた励磁信号を前記コ
イルへ供給するように駆動回路500を制御する。な
お、800は車載バッテリであり、電源スイッチたるイ
グニッションスイッチ900を介して駆動回路500と
制御回路600へ電圧が供給されている。
【0026】イグニッションスイッチ900のオフ時
(図10の「LOCK」位置)においては、磁気作用により
文字板200のゼロ点よりも若干マイナス点である基点
位置(図10の地点A)に指針400をストッパピン3
80と当接状態に保持させ(図10(a))、イグニッシ
ョンスイッチ900のオン時(図10の「ACC」又は「O
N」位置)においては、駆動回路600により励磁信号
を前記コイルへ供給することにより指針400を文字板
200のゼロ点である始点位置(図10の地点B)へ移
動させ(図10(b))、エンジンの始動後はセンサ70
0からの入力信号に応じて指針400が指示を行う(図
10(c))。
【0027】斯る構成によれば、イグニッションスイッ
チ900のオフ時の無励磁状態において指針400が不
必要に動かないようにすることができ、イグニッション
スイッチ900のオン時に指針400をスタート地点で
ある始点位置へ移動させることにより、あたかもストッ
パピン380に固定されているかのように保持されてい
た指針400が、急に動き始めるように見える初動不良
を防ぐことができ、使用者に違和感を与えることがな
い。
【0028】なお、指針400は、前記各実施例のよう
に回転軸7に直接固着する他、回転軸7に減速機構を介
して固着しても良い。また、帰零するに際しては、前記
磁気作用のみにて行うか、電源スイッチのオフ時にステ
ップモータ100を減少指示方向へ回動させると共に前
記磁気作用により行うことができる。また、前記始点
は、回転計や速度計ではゼロ点、燃料計ではE点、温度
計ではC点等が相当する。また、前記磁気作用は微弱な
ものとなるように設定し、ステップモータ100による
指針400の駆動に影響を及ぼさないようにすることは
言うまでもない。
【0029】
【発明の効果】本発明は、測定量に応じた入力信号の増
減に応じてステップモータを双方向駆動し、このステッ
プモータの出力軸に直接又は減速機構を介して固着され
た指針が前記ステップモータと前記指針との間に位置す
る文字板上を回動し、前記指針の位置により前記測定量
を指示するステップモータ式計器において、電源スイッ
チのオフ時において磁気作用により前記文字板の基点位
置に前記指針を保持させる、又は、電源スイッチのオフ
時において前記ステップモータを減少指示方向へ回動さ
せると共に、磁気作用により前記文字板の基点位置に前
記指針を帰零及び保持させることにより、電源スイッチ
のオフ時に確実に前記所定位置へ戻すと共に、無励磁状
態において指針が不必要に動かないようにすることがで
き、電源の不測の遮断や投入があっても、指示に大きな
誤差を生じさせることなく、正確な指示を行うことがで
きる。
【0030】本発明は、前記電源スイッチたる車両のイ
グニッションスイッチのオフ時において磁気作用により
前記文字板の始点よりも若干マイナス点である基点位置
に前記指針を保持させ、前記イグニッションスイッチの
オン時において前記指針を前記文字板の前記始点位置へ
移動させることにより、イグニッションスイッチのオフ
時の無励磁状態において指針が不必要に動かないように
することができ、イグニッションスイッチのオン時で指
針をスタート地点である始点位置へ移動させることによ
り、あたかも固定されているかのように保持されていた
指針が、急に動き始めるように見える初動不良を防ぐこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に適用されるステップモータの分解斜視
図。
【図2】本発明の第1実施例の要部斜視図。
【図3】同上実施例の帰零動作を説明する要部説明図。
【図4】本発明の第2実施例の要部斜視図。
【図5】本発明の第3実施例の要部斜視図。
【図6】本発明の第4実施例の要部斜視図。
【図7】本発明の第5実施例の要部斜視図。
【図8】本発明の第6実施例の要部斜視図。
【図9】本発明の各実施例の動作説明を行う要部平面
図。
【図10】本発明の各実施例の回路構成を説明するブロ
ック図。
【符号の説明】
100 ステップモータ 200 文字板 300 取付板 310 ストッパピン 320 磁石圧入部 340 当接部材 350 磁石 360 当接磁石 370 保持部 380 ストッパピン 400 指針 900 イグニッションスイッチ(電源スイッチ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02P 8/00 H02P 8/00 303B

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定量に応じた入力信号の増減に応じて
    ステップモータを双方向駆動し、このステップモータの
    出力軸に直接又は減速機構を介して固着された指針が前
    記ステップモータと前記指針との間に位置する文字板上
    を回動し、前記指針の位置により前記測定量を指示する
    ステップモータ式計器において、電源スイッチのオフ時
    において磁気作用により前記文字板の基点位置に前記指
    針を保持させることを特徴とするステップモータ式計
    器。
  2. 【請求項2】 測定量に応じた入力信号の増減に応じて
    ステップモータを双方向駆動し、このステップモータの
    出力軸に直接又は減速機構を介して固着された指針が前
    記ステップモータと前記指針との間に位置する文字板上
    を回動し、前記指針の位置により前記測定量を指示する
    ステップモータ式計器において、電源スイッチのオフ時
    において前記ステップモータを減少指示方向へ回動させ
    ると共に、磁気作用により前記文字板の基点位置に前記
    指針を帰零及び保持させることを特徴とするステップモ
    ータ式計器。
  3. 【請求項3】 前記電源スイッチたる車両のイグニッシ
    ョンスイッチのオフ時において磁気作用により前記文字
    板の始点よりも若干マイナス点である基点位置に前記指
    針を保持させ、前記イグニッションスイッチのオン時に
    おいて前記指針を前記文字板の前記始点位置へ移動させ
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のステ
    ップモータ式計器。
JP32977595A 1995-11-24 1995-11-24 ステップモータ式計器 Pending JPH09145412A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999012171A3 (de) * 1997-08-29 1999-05-06 Bosch Gmbh Robert Verfahren zum positionieren eines zeigers einer anzeigeeinrichtung

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WO1999012171A3 (de) * 1997-08-29 1999-05-06 Bosch Gmbh Robert Verfahren zum positionieren eines zeigers einer anzeigeeinrichtung

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