JPH09142188A - 折り畳み式シートの固定解除構造 - Google Patents

折り畳み式シートの固定解除構造

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JPH09142188A
JPH09142188A JP30557795A JP30557795A JPH09142188A JP H09142188 A JPH09142188 A JP H09142188A JP 30557795 A JP30557795 A JP 30557795A JP 30557795 A JP30557795 A JP 30557795A JP H09142188 A JPH09142188 A JP H09142188A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
cushion
bracket
seat back
hook
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP30557795A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Tanaka
昌巳 田中
Akio Shimizu
彰夫 志水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp, Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd filed Critical Mitsubishi Motors Corp
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Publication of JPH09142188A publication Critical patent/JPH09142188A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で操作性と外観性を向上させられ
る折り畳み式シートの固定解除構造を提供する。 【解決手段】 可撓性のロックオフストラップ30の一
端をシートバック23の後部に効果的に連結してシート
バック23の前倒し操作に連動してシートクッション1
2後部のフック16のフロア10上のストライカ15に
対する係合状態を解除できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の折り畳み
式シートの固定解除構造に関する。
【0002】
【従来の技術】シートバックを折り畳んだ後シート全体
を折り畳むようにした折り畳み式シートは、ワンボック
スカーの後部シートなどで良く知られている。
【0003】この種シートは、例えば図5に示すよう
に、図示しない解除レバーでシートバック1のシートク
ッション2側に対するロック状態を解除してシートバッ
ク1を前倒しして(図中矢印参照)折り畳んだ後、ロ
ックオフストラップ3を手前斜め上方に引っ張ってブラ
ケット4に枢支されたフック5をフロア6上のストライ
カ7から外し、この状態でシートクッション2を持ち上
げて(図中矢印参照)クッション前部側のヒンジ点8
を中心に回動させることで、シート全体が折り畳まれる
(図中二点鎖線参照)ような固定解除構造を有してい
る。
【0004】図中9は、上記折り畳み時に、シートクッ
ション2の回動に伴いブラケット4を回動させてフック
5をコンパクトに収納するためのリンクである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した固
定解除構造にあっては、乗員が引っ張る分ロックオフス
トラップ3を長くしなければならないことから見栄えが
悪いと共に、シートバック1の前倒しとロックオフスト
ラップ3の引っ張り操作とを別個に行ない、加えてロッ
クオフストラップ3を引っ張ったままシートクッション
2を持ち上げなければならないことから、操作が面倒で
あると共にその手順も分かりにくいという問題点があっ
た。
【0006】また、実開平4−91528号公報で、折
り畳み式シートのロック機構が開示されているが、これ
はシートバックのシートクッションに対するロック機構
の提案であり、これにあってもシートバックの折り畳み
操作とシートクッションのフロアに対するロック解除操
作とが分離しているため、操作性に難点がある。
【0007】そこで、本発明の目的は、簡単な構造で操
作性と外観性を向上させられる折り畳み式シートの固定
解除構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る折り畳み式
シートの固定解除構造は、車両のフロアに対し前部が回
動自在に軸支され後部が前記フロアに設けられたストラ
イカに係脱自在に装着されたシートクッションと、前記
ストライカと係合するフックを揺動自在に軸支し且つ前
記シートクッションに軸支され前記シートクッションの
前方側へ折り畳み可能なブラケットと、前記フックに連
結され同フックと前記ストライカの係合を解除するクッ
ション係合解除手段と、前記シートクッションの後部に
ヒンジを介して起伏自在に軸支されているシートバック
と、前記シートバックの起立状態を保持する保持手段と
同保持手段を解除する起立保持手段を備えたシートバッ
ク支持手段と、一端が前記クッション係合解除手段に連
結され他端が前記シートバックに連結されて前記シート
バックの前記シートクッション側への傾倒に連動して前
記クッション係合解除手段を作動させる可撓性の連結部
材とを備え、同連結部材が前記ブラケットの枢支点を含
むそれより前方に位置した支持部と前記シートクッショ
ンとの間を通過して配設されていることを特徴とする。
【0009】また、 車両のフロアに対し前部が回動自
在に軸支され後部が前記フロアに設けられたストライカ
に係脱自在に装着されたシートクッションと、前記スト
ライカと係合するフックを揺動自在に軸支し且つ前記シ
ートクッションに軸支され前記シートクッションの前方
側へ折り畳み可能なブラケットと、前記フックに連結さ
れ同フックと前記ストライカの係合を解除するクッショ
ン係合解除手段と、前記シートクッションの後部にヒン
ジを介して起伏自在に軸支されているシートバックと、
前記シートバックの起立状態を保持する保持手段と同保
持手段を解除する起立保持手段を備えたシートバック支
持手段と、一端が前記クッション係合解除手段に連結さ
れ他端が前記起立保持手段に連結されて同起立保持手段
の操作に連動して前記クッション係合解除手段を作動さ
せる可撓性の連結部材とを備え、同連結部材が前記ブラ
ケットの枢支点を含むそれより前方に位置した支持部と
前記シートクッションとの間を通過して配設されている
ことを特徴とする。
【0010】また、前記ブラケットの枢支点を含むそれ
より前方に位置した支持部は、ブラケット自体の枢軸で
あることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る折
り畳み式シートの側面図、図2は同じく固定解除構造の
拡大斜視図、図3は同じく折り畳み作用の説明図で、図
4は別の実施の形態を示す固定解除構造の側面図であ
る。
【0012】図1に示すように、車両のフロア10上に
固設された支持ブラケット11に折り畳みシートのシー
トクッション12の前部が取付ブラケット13を介して
ピン14結合されると共に、シートクッション12の後
部がロック機構によりフロア10上に固定されるように
なっている。
【0013】即ち、図2にも示すように、フロア10上
にはストライカ15が固設されると共に、このストライ
カ15に係脱自在なフック16がシートクッション12
側のブラケット17に揺動自在でかつ図示しない捩じり
コイルばねで常時係合方向に付勢されて軸支されてい
る。図中18がそのフック16と一体の枢軸である。
【0014】前記ブラケット17は、シートクッション
フレーム19に揺動自在に軸支されると共にその中間部
には前記支持ブラケット11に一端がピン結合したリン
ク20の他端がピン結合されている。図中21がそのブ
ラケット17と一体の枢軸である。
【0015】前記シートクッション12の後部には連結
ブラケット22を介してシートバック23の後部が連結
され、その連結部において起伏自在に軸支されている。
そして、シートバックフレーム24(図4参照)に設け
た保持手段としてのストライカ25(図4参照)とシー
トクッションフレーム19に枢支された起立保持手段と
しての解除レバー26の係合穴部27(図4参照)とが
係合することでシートバック23が起立状態に保持され
ると共に解除レバー26の回動で上記係合が解かれるこ
とでシートバック23が前倒し可能となっている。
【0016】前記フック16と一体の枢軸18からはク
ッション係合解除手段としての操作板28が斜め後方に
突出され、この操作板28に一端が連結された可撓性の
連結部材としてのロックオフストラップ30の他端側が
前記ブラケット17と一体の枢軸21とシートクッショ
ン12との間をくの字状に屈曲して通過した後シートバ
ック23の後部に連結される。このロックオフストラッ
プ30は、シートベルトのように合成繊維製で、その長
さは前記フック16がストライカ15に係合した図1の
状態でほとんど弛まない程度に設定されている。
【0017】このように構成されるため、図1のように
シートバック23が起立保持された状態から、解除レバ
ー26を回動させてシートバック23の起立保持状態を
解除した後シートバック23を図3の(a)のように前
倒しする。
【0018】これにより、上方へ引っ張られるロックオ
フストラップ30により操作板28を介してフック16
と一体の枢軸18が図中反時計方向に回動され、この結
果フック16がストライカ15から離脱される。つま
り、シートクッション12後部のフロア10に対するロ
ック機構が解除されるのである。
【0019】この後、シートクッション12後部を持ち
上げてピン14部を中心に前上方に回動させれば、図3
の(b)のようにシート全体が折り畳まれる。
【0020】この際、ブラケット17はリンク20に規
制されて枢軸21を中心に図中時計方向に回動され、シ
ートクッション12下面に沿ってコンパクトに折り畳ま
れる。また、ロックオフストラップ30を前記ブラケッ
ト17と一体の枢軸21とシートクッション12との間
をくの字状に屈曲して通過させているので、上記ブラケ
ット17の折り畳み時にロックオフストラップ30が引
っ張られてシートバック23が立ち上がる(開く)こと
はない。
【0021】このように従来から用いられていたロック
オフストラップ30を効果的に配設して、シートバック
23の前倒し操作に連動してシートクッション12後部
のフロア10に対するロック機構が解除されるようにし
たので、操作回数の削減が図れるなどで操作性が頗る向
上される。また、ロックオフストラップ30の端部が垂
れ下がることがないので外観性も向上される。
【0022】また、前記ロックオフストラップ30の他
端側は、図4に示すように、シートバックフレーム24
のピン31部を巻き返して解除レバー26の後半部に連
結してもよい。
【0023】これによれば、今度は解除レバー26の回
動操作に連動してシートクッション12後部のフロア1
0に対するロック機構が解除されるので、高い操作性が
維持される。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、可
撓性の連結部材を効果的に配設してシートバックの前倒
し操作やシートバックの起立保持状態を解除する解除レ
バーの回動操作に連動してシートクッション後部のフロ
アに対するロック機構が解除されるようにしたので、操
作性や外観性を向上させられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す折り畳み式シートの
側面図である。
【図2】同じく固定解除構造の拡大斜視図である。
【図3】同じく折り畳み作用の説明図である。
【図4】別の実施の形態を示す固定解除構造の側面図で
ある。
【図5】従来例の折り畳み式シートの側面図である。
【符号の説明】
10 フロア 12 シートクッション 14 ピン 15 ストライカ 16 フック 17 ブラケット 18 枢軸 19 シートクッションフレーム 20 リンク 21 枢軸 22 連結ブラケット 23 シートバック 26 解除レバー 28 操作板 30 ロックオフストラップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のフロアに対し前部が回動自在に軸
    支され後部が前記フロアに設けられたストライカに係脱
    自在に装着されたシートクッションと、 前記ストライカと係合するフックを揺動自在に軸支し且
    つ前記シートクッションに軸支され前記シートクッショ
    ンの前方側へ折り畳み可能なブラケットと、 前記フックに連結され同フックと前記ストライカの係合
    を解除するクッション係合解除手段と、 前記シートクッションの後部にヒンジを介して起伏自在
    に軸支されているシートバックと、 前記シートバックの起立状態を保持する保持手段と同保
    持手段を解除する起立保持手段を備えたシートバック支
    持手段と、 一端が前記クッション係合解除手段に連結され他端が前
    記シートバックに連結されて前記シートバックの前記シ
    ートクッション側への傾倒に連動して前記クッション係
    合解除手段を作動させる可撓性の連結部材とを備え、 同連結部材が前記ブラケットの枢支点を含むそれより前
    方に位置した支持部と前記シートクッションとの間を通
    過して配設されていることを特徴とする折り畳み式シー
    トの固定解除構造。
  2. 【請求項2】 車両のフロアに対し前部が回動自在に軸
    支され後部が前記フロアに設けられたストライカに係脱
    自在に装着されたシートクッションと、 前記ストライカと係合するフックを揺動自在に軸支し且
    つ前記シートクッションに軸支され前記シートクッショ
    ンの前方側へ折り畳み可能なブラケットと、 前記フックに連結され同フックと前記ストライカの係合
    を解除するクッション係合解除手段と、 前記シートクッションの後部にヒンジを介して起伏自在
    に軸支されているシートバックと、 前記シートバックの起立状態を保持する保持手段と同保
    持手段を解除する起立保持手段を備えたシートバック支
    持手段と、 一端が前記クッション係合解除手段に連結され他端が前
    記起立保持手段に連結されて同起立保持手段の操作に連
    動して前記クッション係合解除手段を作動させる可撓性
    の連結部材とを備え、 同連結部材が前記ブラケットの枢支点を含むそれより前
    方に位置した支持部と前記シートクッションとの間を通
    過して配設されていることを特徴とする折り畳み式シー
    トの固定解除構造。
  3. 【請求項3】 前記ブラケットの枢支点を含むそれより
    前方に位置した支持部は、ブラケット自体の枢軸である
    請求項1又は2記載の折り畳み式シートの固定解除構
    造。
JP30557795A 1995-11-24 1995-11-24 折り畳み式シートの固定解除構造 Withdrawn JPH09142188A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30557795A JPH09142188A (ja) 1995-11-24 1995-11-24 折り畳み式シートの固定解除構造

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JP30557795A JPH09142188A (ja) 1995-11-24 1995-11-24 折り畳み式シートの固定解除構造

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JPH09142188A true JPH09142188A (ja) 1997-06-03

Family

ID=17946824

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30557795A Withdrawn JPH09142188A (ja) 1995-11-24 1995-11-24 折り畳み式シートの固定解除構造

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JP (1) JPH09142188A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009007000A (ja) * 2007-06-26 2009-01-15 Faurecia Autositze Gmbh 車両座席
DE102014000504A1 (de) * 2013-11-05 2015-05-07 Johnson Controls Components Gmbh & Co. Kg Fahrzeugsitz mit einem von einer Gebrauchsstellung in eine Staustellung höhenverstellbaren Sitzelement und Verfahren zum Verstauen eines Fahrzeugsitzes mit einem höhenverstellbaren Sitzelement
JP2016124323A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 ダイハツ工業株式会社 シートのロック解除構造

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009007000A (ja) * 2007-06-26 2009-01-15 Faurecia Autositze Gmbh 車両座席
DE102014000504A1 (de) * 2013-11-05 2015-05-07 Johnson Controls Components Gmbh & Co. Kg Fahrzeugsitz mit einem von einer Gebrauchsstellung in eine Staustellung höhenverstellbaren Sitzelement und Verfahren zum Verstauen eines Fahrzeugsitzes mit einem höhenverstellbaren Sitzelement
DE102014000504B4 (de) * 2013-11-05 2016-05-12 Johnson Controls Components Gmbh & Co. Kg Fahrzeugsitz und Verfahren zum Verstauen eines Sitzelements
JP2016124323A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 ダイハツ工業株式会社 シートのロック解除構造

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030204