JPH09141616A - 木工用ボーリング錐 - Google Patents

木工用ボーリング錐

Info

Publication number
JPH09141616A
JPH09141616A JP30591695A JP30591695A JPH09141616A JP H09141616 A JPH09141616 A JP H09141616A JP 30591695 A JP30591695 A JP 30591695A JP 30591695 A JP30591695 A JP 30591695A JP H09141616 A JPH09141616 A JP H09141616A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
tip
cone
boring
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30591695A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuro Mantani
哲朗 萬谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanefusa KK
Kanefusa Corp
Original Assignee
Kanefusa KK
Kanefusa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanefusa KK, Kanefusa Corp filed Critical Kanefusa KK
Priority to JP30591695A priority Critical patent/JPH09141616A/ja
Priority to EP96118540A priority patent/EP0775560A3/en
Publication of JPH09141616A publication Critical patent/JPH09141616A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B51/00Tools for drilling machines
    • B23B51/02Twist drills
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27GACCESSORY MACHINES OR APPARATUS FOR WORKING WOOD OR SIMILAR MATERIALS; TOOLS FOR WORKING WOOD OR SIMILAR MATERIALS; SAFETY DEVICES FOR WOOD WORKING MACHINES OR TOOLS
    • B27G15/00Boring or turning tools; Augers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B2251/00Details of tools for drilling machines
    • B23B2251/18Configuration of the drill point

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Drilling Tools (AREA)
  • Earth Drilling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 丸毛引刃と底刃の成形が容易であり、切削性
に優れ、耐久性に優れた丸毛引刃を有する木工用ボーリ
ング錐を提供する。 【解決手段】 円柱状のボディ1の等分位置に2本又は
3本の切屑排出溝2が作成され、残部が同数の刃体3と
なり、同各刃体の回転側の切屑排出溝の先端部が底刃9
のすくい面4となる木工用ボーリング錐D1 において、
各刃体の先端部に断面が略V字形のV溝5,6を形成
し、同V溝の片面5a,6a と刃体の外周面との交線がほぼ
円弧曲線の毛引刃となる丸毛引刃7,8を形成し、V溝
の他面5b,6bとすくい面との交線が底切刃となる底刃9
を外周より中心まで形成すると同時に、丸毛引刃の最先
端より先端側に位置する尖端11を有する中心錐10を、底
刃の一部として中心位置に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、木質系又は樹脂
系材料及びこれに類する複合材料等の穴あけに用いられ
る木工用ボーリング錐に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に広く用いられている木工用
ボーリング錐としては、一枚刃又は二枚刃のものがあ
り、さらに、毛引刃を有するものと無いものとがある。
一般に一枚刃より二枚刃、毛引刃が無いものより有る方
が加工穴の入口の品質が高い。このため図14(a)(b)
(c) 示すように、木工用ボーリング錐31(以下、単に
ボーリング錐という)の先端部に軸直角断面方向にほぼ
水平な底切刃を有する底刃32と同底刃32より先端側
に突出し刃角が鋭角に形成された尖状の毛引刃33と回
転中心に毛引刃33の尖端より先端方向に位置する尖端
を有する案内錐34とを持つ二枚刃方式のボーリング錐
31が多く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のボーリング錐31、とくに、尖状の毛引刃33は外
周面と他の複数の面とから形成されており、同毛引刃3
3の形成が困難であり、また、尖状であるため、底刃3
2に対する毛引刃33の寿命が短く、取扱いの不注意で
物に当てたり、加工中に被切削材中の異物を切削する等
で、損傷しやすい問題があり、また、このボーリング錐
31で積層板35を加工すると、ある単位板から次ぎの
単位板へ加工が移る直前に、図15に示すように案内錐
34に突き刺され毛引刃33で切り抜かれたドーナツ状
片35aがボーリング錐31先端に挟まり一緒に回転す
るため、ボーリング錐31の喰込みが妨げられ、加工が
これ以上進行しないケースがしばしば発生する問題があ
った。本発明は、上記従来の問題点を解決するためにな
されたもので、丸毛引刃と底刃の成形が容易であり、切
削性に優れ、耐久性に優れた丸毛引刃を有する木工用ボ
ーリング錐を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記技術課題
を解決するため、第1の発明は、円柱状のボディの等分
位置に2本又は3本の切屑排出溝が作成され、残部が同
数の刃体となり、同各刃体の回転側の前記切屑排出溝の
先端部が底刃のすくい面となる木工用ボーリング錐にお
いて、前記各刃体の先端部に断面が略V字形のV溝を形
成し、同V溝の片面と前記刃体の外周面との交線がほぼ
円弧曲線の毛引刃となる丸毛引刃を形成し、前記V溝の
他面と前記すくい面との交線が底切刃となる底刃を外周
より中心まで形成すると同時に、丸毛引刃の最先端より
先端側に位置する尖端を有する中心錐を、底刃の一部と
して中心位置に形成する構成としたことにより、このボ
ーリング錐の刃体の先端に形成される毛引刃線はほぼ円
弧形状の丸毛引刃であり、この丸毛引刃を構成する片面
は所定の角度で形成したので、回転方向に直交する断面
形状は薄く回転方向には厚い形状に形成されており、鋭
い尖端を有さない丸毛引刃なので、切れ味及び寿命は向
上し、損傷し難いものとなる。また、中心錐は鋭く突出
していないので損傷し難いものであり、また、尖端にシ
ンニングを付すことにより、スラスト抵抗を低減するこ
とができる。また、各刃体にV溝を形成するだけで丸毛
引刃と底刃とが形成されるので、丸毛引刃と底刃との形
成が極めて容易である。第2の発明は、円柱状のボディ
の等分位置に2本又は3本の切屑排出溝が作成され、残
部が同数の刃体となり、同各刃体の回転側の前記切屑排
出溝の先端部が底刃のすくい面となる木工用ボーリング
錐において、前記各刃体の先端部に断面が略V字形のV
溝を形成し、同V溝の片面と前記刃体の外周面との交線
がほぼ円弧曲線の毛引刃となる丸毛引刃を形成し、前記
V溝の他面と前記すくい面との交線が底切刃となる底刃
を外周より中心近くまで形成し、中心に底刃に連続して
更に先端方向に突出した案内錐を同案内錐の尖端が丸毛
引刃の最先端より先端側に位置するように形成する構成
としたことにより、第1の発明に対し案内錐を形成する
分、先端部の形成は複雑でにはなるが従来のボーリング
錐より容易である。その他は上記第1発明と同等の作用
効果を奏するとともに、鋭く突出する案内錐を形成した
のでボーリング錐の直進性がよく、とくに、針葉樹のよ
うに年輪とともに硬軟の層を有する被切削材を層の断面
側から加工するのに適している。また、第3の発明は、
案内錐の基部の位置より前記丸毛引刃の最先端の位置の
方が先端方向側に位置する構成としたことであり、ま
た、第4の発明は、案内錐の基部の位置と前記丸毛引刃
の最先端の位置とが先端方向にほぼ同じに構成したこと
により、加工時、底刃よりも丸毛引刃が先行するか、ま
たは、ほぼ同時であるから木繊維が長く、かつ強い被切
削材でも加工穴の開口部は丸毛引刃で形成したきれいな
開口縁に形成することができる。また、案内錐の基部を
丸毛引刃の最先端を結ぶ線とほぼ同じ位置とすること
で、積層板に対する加工に特に効果的である。また、第
5の発明は、前記丸毛引刃の最先端より回転後方部分の
刃体の一部又は全部を切り欠く構成としたことにより、
丸毛引刃の外周面と被切削材との接触摩擦部分が減少す
るので熱の発生が少なく、丸毛引刃に蓄積する熱が抑え
られ、毛引刃先の軟化や被切削材の焼けを防止すること
ができる。
【0005】
【実施例】次に、本発明の第1実施例を図1ないし図6
にしたがって説明すると、図1は木工用ボーリング錐D
1 の正面図、図2は図1の刃先側の端面図、図3は刃体
側から見た刃先側側面図、図4は図2のA−A線断面図
を示すもので、この木工用ボーリング錐D1 (以下、単
にボーリング錐という)は所定の径Dを有する円柱状の
ボディ1からなり、同ボディ1の外周部には、例えば対
応して所定のねじれ角(右捩じれ)で2条の切屑排出溝
2が凹設されて中心部でつながる刃体3が形成され、こ
の刃体3の回転側の切屑排出溝2の先端側の面はすくい
面4を構成している。
【0006】また、図2に示すように各刃体3の先端に
軸心方向に見てすくい面4の先端の形成する刃先線に対
し外周側で所定の交角γを有し、図3に示すように回転
が進むにつれて深くなるような方向の軸に直角な面に対
し所定の傾斜角βを有する断面略V字形のV溝5,6が
形成されている。そして、このV溝5,6の外周側に所
定の角度αで傾斜する片面5a,6aと外周面との交線
とが略円弧形状の毛引刃となる丸毛引刃7,8を形成
し、この丸毛引刃7,8は所定の高さhに形成されてい
る。なお、この高さhは丸毛引刃7,8の回転方向前端
より最先端までの軸心方向の寸法である。また、軸心方
向へ所定の角度で傾斜する他面5b,6bとすくい面4
との交線が底切刃となる底刃9が外周より軸心付近まで
形成され、この他面5b,6bは中心部においてシンニ
ング前には所定の芯厚tで接続されるとともに、その軸
心位置には図4に示すように丸毛引刃7,8の高さhの
最先端より高さiの尖端11を有する中心錐10を形成
している。また、この尖端11の芯厚t方向にはシンニ
ング12が施され、尖端11の芯厚はほぼ0としてい
る。
【0007】このように本例ボーリング錐D1 は、円柱
状のボディ1の等分位置に2本の切屑排出溝2が作成さ
れ、残部が2本の刃体3となり、同各刃体3の図示矢印
で示す回転側の切屑排出溝2の先端部が底刃9のすくい
面4となるボーリング錐D1であって、刃体3の先端部
に断面略V字形のV溝5,6を形成し、同V溝5,6の
片面5a,6aと刃体3の外周面との交線がほぼ円弧曲
線の毛引刃となる丸毛引刃7,8を形成し、また、V溝
5,6の他面5b,6bとすくい面4との交線が底切刃
となる底刃9を外周より軸心まで形成すると同時に、丸
毛引刃7,8の最先端より先端側に位置する尖端11を
有する中心錐10を、底刃9の一部として中心位置に形
成する構成としたものである。したがって、このボーリ
ング錐D1 の刃体3の先端に形成される毛引刃線はほぼ
円弧形状の丸毛引刃7,8であり、この丸毛引刃7,8
を構成する片面5a,6aは所定の角度αで形成したの
で、図2及び図4に示されるように、回転方向に直交す
る断面形状は薄く回転方向には厚い形状に形成されてお
り、鋭い尖端を有さない丸毛引刃7,8なので、切れ味
及び寿命は向上し、損傷し難いものとなる。また、中心
錐10は鋭く突出していないので損傷し難いものであ
り、また、尖端11にシンニング12を付したことによ
り、スラスト抵抗を低減することができる。
【0008】また、各刃体3の先端の交角γの対応する
位置にV溝5,6を形成するので、図5及び図6に示す
ように外周面形状が略V型凸形状の砥石13で研削して
V溝5,6を形成するだけで、丸毛引刃7,8と底刃9
とが形成されるので、丸毛引刃7,8と底刃9との形成
が極めて容易である。とくに、中心錐10が底刃9の一
部として形成されるのでボーリング錐D1 の先端部の形
成は極めて容易であり、この際使用される砥石13はボ
ーリング錐径Dが異なっても何れにも使用可能で、錐径
Dに応じた砥石13を用意する必要はない。
【0009】このように形成される刃先部の各角度は例
えば丸毛引刃7,8の角度αは例えば30゜〜70゜が
好ましく、この角度αは小さすぎると折損しやすく、ま
た、大きすぎると丸毛引刃7,8の基部が厚くなり、切
削抵抗の増大、摩擦熱の増大等の弊害が現れる。なお、
刃先部材として例えばダイヤモンド焼結体のように硬質
脆性材を使用する場合は比較的大きめの角度αに選定さ
れる。また、V溝5,6の交角γは、30゜〜75゜が
好ましく、この交角γが小さすぎると丸毛引刃7,8の
基部が厚くなり切削抵抗の増大、摩擦熱の増大等の弊害
が現れる。また、大きすぎると丸毛引刃7,8の高さh
が十分に確保できなくなる。また、傾斜角βは、0゜〜
30゜が好ましく、この傾斜角βが0゜以下だと底刃9
の先端の逃げ角が十分確保できなくなり、切削抵抗が大
きくなる。また、傾斜角βが大きすぎると底刃9の刃角
が小さくなり欠けやすく、また、丸毛引刃7,8の高さ
hが十分に確保できなくなる。
【0010】また、丸毛引刃7,8の高さhは好ましく
は例えば0.4〜1.2mm程度がよく、低すぎると丸毛
引刃7,8の穴をきれいに加工する作用が不十分とな
り、高すぎると丸毛引刃7,8が底刃9よりも深くくい
込みすぎ、切削抵抗の増大、摩擦熱の増大等の弊害が現
れる。また、丸毛引刃7,8の最先端に対する中心錐1
0の尖端11の高さiは、ボーリング錐径をDとすると
き、好ましくは0.15〜0.25D程度がよく、低す
ぎると、ボーリング錐を回転させながら被切削材に当接
する際、ボーリング錐は半径方向に振れやすくなり穴の
加工精度に影響する。また、高すぎると底刃9の切削に
より生ずる木質繊維等のむしれが丸毛引刃7,8でうま
く処理できず、丸毛引刃7,8の穴をきれいに加工する
作用が不十分となる。また、シンニング12を付した中
心錐10の尖端11の芯厚tは、好ましくは0〜0.3
mm程度がよく、厚すぎると、ボーリング錐を回転させな
がら被切削材に当接する際、ボーリング錐は半径方向に
振れやすくなり穴の加工精度に影響し、また、スラスト
抵抗にも影響する。なお、上記した角度及び寸法は、総
じて良好とする範囲であり、使用条件等により適正値は
ことなる場合がある。
【0011】次に、図7(a)(b)(c) に示すものは、第1
実施例の他の態様を示すもので、第1実施例と同じ部位
のものは同符号を付して説明は省略する。この図7に示
すボーリング錐D2 においては、第1実施例のV溝5,
6の溝底を成形する位置を交角γの位置に対し図7(b)
に示すように交角γの位置より外周側へ寸法Δs平行移
動した位置に形成され、この場合、底刃9の外周側の端
部9aは丸毛引刃7,8の回転側の端部7a,8aより
若干前部に位置するように構成したものである。また、
図8(a)(b)に示すボーリング錐D3 は、同じく第1実施
例の他の態様を示すもので、この場合は切屑排出溝を刃
先先端部に向い除々に深くすることで芯厚t=0となる
ようにシンニング14を施す構成としたもので、これら
の場合においても上記第1実施例とほぼ同等の作用効果
を奏するものである。
【0012】次に、本発明の第2実施例を図9,図10
及び図11にしたがって説明する。なお、この第2実施
例のボーリング錐D4 は第1実施例のボーリング錐D1
の中心錐10の尖端11の部分に案内錐15を設ける構
成としたもので、その他の構成は第1実施例と同様に設
けられているので同位の部位に同符号を付して説明は省
略する。この案内錐15は軸心に沿って立設されるもの
で、芯厚t内に略角錐形状に形成し、シンニングされる
もので、この案内錐15の基部16は例えば丸毛引刃
7,8の最先端を結ぶ線とほぼ同じ位置、あるいは同線
より若干下位となる位置の中心錐10上に所定の高さj
で立設されている。なお、この案内錐15の高さjは、
好ましくは0.07〜0.4Dがよく、低すぎると案内
錐15としての作用が十分でなく、また、高すぎると折
損しやすくなる。また、案内錐15へのシンニングは必
ずしも必要ではないが、付した方がスラスト抵抗を下げ
る効果はある。
【0013】このように、この第2実施例のボーリング
錐D4 においては第1実施例のボーリング錐D1 の中心
錐10上に案内錐15を形成したので、第1実施例と同
等の作用効果を奏するとともに、鋭く突出する案内錐1
5を形成したのでボーリング錐の直進性がよく、とく
に、針葉樹のように年輪とともに硬軟の層を有する被切
削材を層の断面側から加工するのに適している。また、
例えば図12に示すように毛引刃先7´,8´より案内
錐15´の基部側の底刃9´が先行すると、底刃9´で
むしり取られた被切削材Wの木繊維Wa は毛引刃先7
´,8´の切削径を越えて剥離するので開口縁にむしれ
が発生するものであるが、本例ボーリング錐D4 におい
ては、案内錐15の基部16を丸毛引刃7,8の最先端
を結ぶ線とほぼ同じ位置、あるいは同線より若干下位と
なる位置の中心錐10上に設けたものであるから、加工
時、底刃9よりも丸毛引刃7,8が先行するか、また
は、ほぼ同時であるから木繊維Wa が長く、かつ強い被
切削材Wでも加工穴の開口部は丸毛引刃7,8で形成し
たきれいな開口縁に形成することができる。また、案内
錐15の基部16を丸毛引刃7,8の最先端を結ぶ線と
ほぼ同じ位置とすることで、積層板35に対する加工に
とくに効果的である。
【0014】また、第1実施例のボーリング錐D1 に案
内錐15を付加する構成であるので各刃体3の先端の同
じ位置に、外周面形状が略V型凸形状の砥石13または
総形の砥石で、案内錐15を中心に残して研削しV溝
5,6を形成するだけで、丸毛引刃7,8と底刃9とが
形成され、従来のものより先端部の形成が容易である。
この際、使用される砥石は、ボーリング錐径Dが最小の
ものが研削可能である形状であれば、ボーリング錐径D
が異なっても何れにも使用可能で、ボーリング錐径Dに
応じた砥石を用意する必要しない。
【0015】また、図13(a)(b)に示すものは上記第1
実施例及び第2実施例のボーリング錐D1,D4 の他の態
様を示すもので、このボーリング錐は丸毛引刃7,8の
最先端位置より回転後方部分の刃体3の一部あるいは全
体を所定の傾斜角で切り欠いて傾斜面17を形成する構
成としたもので、この傾斜面17に切欠き形成すること
により、丸毛引刃7,8の外周面と被切削材都の接触摩
擦部分が減少するので熱の発生が少なく、丸毛引刃7,
8に蓄積する熱が抑えられ、毛引刃先の軟化や被切削材
の焼けを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の木工用ボーリング錐の正面図であ
る。
【図2】図1の刃先側の端面図である。
【図3】刃体側から見た刃先側の側面図である。
【図4】図2のA−A線断面図である。
【図5】砥石による刃先部の成形説明図である。
【図6】図5の側面図である。
【図7】(a) 第1実施例の他の態様の刃先部の正面図で
ある。 (b) 図7(a) の刃先部の端面図である。 (c) 刃体側から見た側面図である。
【図8】(a) 第1実施例の他の態様の刃先部の正面図で
ある。 (b) 図8(a) の刃先部の端面図である。
【図9】第2実施例の木工用ボーリング錐の正面図であ
る。
【図10】図9の刃先側の端面図である。
【図11】刃体側から見た刃先側の側面図である。
【図12】丸毛引刃より底刃が先行して切削した場合の
説明図である。
【図13】(a) 第2実施例の他の態様の刃先部の正面図
である。 (b) 図13(a) の刃先部の端面図である。
【図14】(a) 従来の木工用ボーリング錐の正面図であ
る。 (b) 図14(a) の刃先側の端面図である。 (c) 刃体側から見た側面図である。
【図15】積層板の切削の説明図である。
【符号の説明】
1 ボディ 2 切屑排出溝 3 刃体 4 すくい面 5,6 V溝 5a,6a V溝の片面 5b,6b V溝の他面 7,8 丸毛引刃 9 底刃 10 中心錐 11 中心錐の尖端 12,14 シンニング 15 案内錐 16 案内錐の基部 17 丸毛引刃の回転後部側の傾斜面(切欠き) D1,D2,D3,D4 木工用ボーリング錐
【手続補正書】
【提出日】平成8年9月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記技術課題
を解決するため、第1の発明は、円柱状のボディの等分
位置に2本又は3本の切屑排出溝が作成され、残部が同
数の刃体となり、同各刃体の回転側の前記切屑排出溝の
先端部が底刃のすくい面となる木工用ボーリング錐にお
いて、前記各刃体の先端部に断面が略V字形のV溝を形
成し、同V溝の片面と前記刃体の外周面との交線がほぼ
円弧曲線の毛引刃となる丸毛引刃を形成し、前記V溝の
他面と前記すくい面との交線が底切刃となる底刃を外周
より中心まで形成すると同時に、丸毛引刃の最先端より
先端側に位置する尖端を有する中心錐を、底刃の一部と
して中心位置に形成する構成としたことにより、このボ
ーリング錐の刃体の先端に形成される毛引刃線はほぼ円
弧形状の丸毛引刃であり、この丸毛引刃を構成する片面
は所定の角度で形成したので、回転方向に直交する断面
形状は薄く回転方向には厚い形状に形成されており、鋭
い尖端を有さない丸毛引刃なので、切れ味及び寿命は向
上し、損傷し難いものとなる。また、中心錐は鋭く突出
していないので損傷し難いものであり、また、尖端にシ
ンニングを付すことにより、スラスト抵抗を低減するこ
とができる。また、各刃体にV溝を形成するだけで丸毛
引刃と底刃とが形成されるので、丸毛引刃と底刃との形
成が極めて容易である。第2の発明は、円柱状のボディ
の等分位置に2本又は3本の切屑排出溝が作成され、残
部が同数の刃体となり、同各刃体の回転側の前記切屑排
出溝の先端部が底刃のすくい面となる木工用ボーリング
錐において、前記各刃体の先端部に断面が略V字形のV
溝を形成し、同V溝の片面と前記刃体の外周面との交線
がほぼ円弧曲線の毛引刃となる丸毛引刃を形成し、前記
V溝の他面と前記すくい面との交線が底切刃となる底刃
を外周より中心近くまで形成し、中心に底刃に連続して
更に先端方向に突出した案内錐を同案内錐の尖端が丸毛
引刃の最先端より先端側に位置するように形成する構成
としたことにより、第1の発明に対し案内錐を形成する
分、先端部の形成は複雑にはなるが従来のボーリング錐
より容易である。その他は上記第1発明と同等の作用効
果を奏するとともに、鋭く突出する案内錐を形成したの
でボーリング錐の直進性がよく、とくに、針葉樹のよう
に年輪とともに硬軟の層を有する被切削材を層の断面側
から加工するのに適している。また、第3の発明は、案
内錐の基部の位置より前記丸毛引刃の最先端の位置の方
が先端方向側に位置する構成としたことであり、また、
第4の発明は、案内錐の基部の位置と前記丸毛引刃の最
先端の位置とが先端方向にほぼ同じに構成したことによ
り、加工時、底刃よりも丸毛引刃が先行するか、また
は、ほぼ同時であるから木繊維が長く、かつ強い被切削
材でも加工穴の開口部は丸毛引刃で形成したきれいな開
口縁に形成することができる。また、案内錐の基部を丸
毛引刃の最先端を結ぶ線とほぼ同じ位置とすることで、
積層板に対する加工に特に効果的である。また、第5の
発明は、前記丸毛引刃の最先端より回転後方部分の刃体
の一部又は全部を切り欠く構成としたことにより、丸毛
引刃の外周面と被切削材との接触摩擦部分が減少するの
で熱の発生が少なく、丸毛引刃に蓄積する熱が抑えら
れ、毛引刃先の軟化や被切削材の焼けを防止することが
できる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【実施例】次に、本発明の第1実施例を図1ないし図6
にしたがって説明すると、図1は木工用ボーリング錐D
1 の正面図、図2は図1の刃先側の端面図、図3は刃体
側から見た刃先側側面図、図4は図2のA−A線断面図
を示すもので、この木工用ボーリング錐D1 (以下、単
にボーリング錐という)は所定の径Dを有する円柱状の
ボディ1からなり、同ボディ1の外周部には、例えば
して所定のねじれ角(右捩じれ)で2条の切屑排出溝
2が凹設されて中心部でつながる刃体3が形成され、こ
の刃体3の回転側の切屑排出溝2の先端側の面はすくい
面4を構成している。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】また、丸毛引刃7,8の高さhは好ましく
は例えば0.4〜1.2mm程度がよく、低すぎると丸毛
引刃7,8の穴をきれいに加工する作用が不十分とな
り、高すぎると丸毛引刃7,8が底刃9よりも深くくい
込みすぎ、切削抵抗の増大、摩擦熱の増大等の弊害が現
れる。また、丸毛引刃7,8の最先端に対する中心錐1
0の尖端11の高さiは、ボーリング錐径をDとすると
き、好ましくは0.15〜0.25D程度がよく、低す
ぎると、ボーリング錐を回転させながら被切削材に当接
する際、ボーリング錐は半径方向に振れやすくなり穴の
加工精度に影響する。また、高すぎると底刃9の切削に
より生ずる木質繊維等のむしれが丸毛引刃7,8でうま
く処理できず、丸毛引刃7,8の穴をきれいに加工する
作用が不十分となる。また、シンニング12を付した中
心錐10の尖端11の芯厚は、好ましくは0〜0.3mm
程度がよく、厚すぎると、ボーリング錐を回転させなが
ら被切削材に当接する際、ボーリング錐は半径方向に振
れやすくなり穴の加工精度に影響し、また、スラスト抵
抗にも影響する。なお、上記した角度及び寸法は、総じ
て良好とする範囲であり、使用条件等により適正値はこ
となる場合がある。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】次に、図7(a)(b)(c) に示すものは、第1
実施例の他の態様を示すもので、第1実施例と同じ部位
のものは同符号を付して説明は省略する。この図7に示
すボーリング錐D2 においては、第1実施例のV溝5,
6の溝底を成形する位置を交角γの位置に対し図7(b)
に示すように交角γの位置より外周側へ寸法Δs平行移
動した位置に形成され、この場合、底刃9の外周側の端
部9aは丸毛引刃7,8の回転側の端部7a,8aより
若干前部に位置するように構成したものである。また、
図8(a)(b)に示すボーリング錐D3 は、同じく第1実施
例の他の態様を示すもので、この場合は切屑排出溝を刃
先先端部に向い徐々に深くすることで芯厚t=0となる
ようにシンニング14を施す構成としたもので、これら
の場合においても上記第1実施例とほぼ同等の作用効果
を奏するものである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】次に、本発明の第2実施例を図9,図10
及び図11にしたがって説明する。なお、この第2実施
例のボーリング錐D4 は第1実施例のボーリング錐D1
の中心錐10の尖端11の部分に案内錐15を設ける構
成としたもので、その他の構成は第1実施例と同様に設
けられているので同位の部位に同符号を付して説明は省
略する。この案内錐15は軸心に沿って立設されるもの
で、芯厚部より略角錐形状に形成し、シンニングされる
もので、この案内錐15の基部16は例えば丸毛引刃
7,8の最先端を結ぶ線とほぼ同じ位置、あるいは同線
より若干下位となる位置であり、案内錐15よも丸毛引
刃の7,8の最先端より所定の高さjで立設されてい
る。なお、この案内錐15の高さjは、好ましくは0.
07〜0.4Dがよく、低すぎると案内錐15としての
作用が十分でなく、また、高すぎると折損しやすくな
る。また、案内錐15へのシンニングは必ずしも必要で
はないが、付した方がスラスト抵抗を下げる効果はあ
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】また、第1実施例のボーリング錐D1 に案
内錐15を付加する構成であるので各刃体3の先端の同
じ位置に、外周面形状が略V型凸形状の砥石13または
総形の砥石で、案内錐15を中心に残して研削しV溝
5,6を形成するだけで、丸毛引刃7,8と底刃9とが
形成され、従来のものより先端部の形成が容易である。
この際、使用される砥石は、ボーリング錐径Dが最小の
ものが研削可能である形状であれば、ボーリング錐径D
が異なっても何れにも使用可能で、ボーリング錐径Dに
応じた砥石を用意する必要ない。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】また、図13(a)(b)に示すものは上記第1
実施例及び第2実施例のボーリング錐D1,D4 の他の態
様を示すもので、このボーリング錐は丸毛引刃7,8の
最先端位置より回転後方部分の刃体3の一部あるいは全
体を所定の傾斜角で切り欠いて傾斜面17を形成する構
成としたもので、この傾斜面17に切欠き形成すること
により、丸毛引刃7,8の外周面と被切削材の接触摩
擦部分が減少するので熱の発生が少なく、丸毛引刃7,
8に蓄積する熱が抑えられ、毛引刃先の軟化や被切削材
の焼けを防止することができる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円柱状のボディの等分位置に2本又は3
    本の切屑排出溝が作成され、残部が同数の刃体となり、
    同各刃体の回転側の前記切屑排出溝の先端部が底刃のす
    くい面となる木工用ボーリング錐において、前記各刃体
    の先端部に断面が略V字形のV溝を形成し、同V溝の片
    面と前記刃体の外周面との交線がほぼ円弧曲線の毛引刃
    となる丸毛引刃を形成し、前記V溝の他面と前記すくい
    面との交線が底切刃となる底刃を外周より中心まで形成
    すると同時に、丸毛引刃の最先端より先端側に位置する
    尖端を有する中心錐を、底刃の一部として中心位置に形
    成したことを特徴とする木工用ボーリング錐。
  2. 【請求項2】 円柱状のボディの等分位置に2本又は3
    本の切屑排出溝が作成され、残部が同数の刃体となり、
    同各刃体の回転側の前記切屑排出溝の先端部が底刃のす
    くい面となる木工用ボーリング錐において、前記各刃体
    の先端部に断面が略V字形のV溝を形成し、同V溝の片
    面と前記刃体の外周面との交線がほぼ円弧曲線の毛引刃
    となる丸毛引刃を形成し、前記V溝の他面と前記すくい
    面との交線が底切刃となる底刃を外周より中心近くまで
    形成し、中心に底刃に連続して更に先端方向に突出した
    案内錐を同案内錐の尖端が丸毛引刃の最先端より先端側
    に位置するように形成したことを特徴とする木工用ボー
    リング錐。
  3. 【請求項3】 案内錐の基部の位置より前記丸毛引刃の
    最先端の位置の方が先端方向側に位置することを特徴と
    する請求項2の木工用ボーリング錐。
  4. 【請求項4】 案内錐の基部の位置と前記丸毛引刃の最
    先端の位置とが先端方向にほぼ同じであることを特徴と
    する請求項2の木工用ボーリング錐。
  5. 【請求項5】 前記丸毛引刃の最先端より回転後方部分
    の刃体の一部又は全部を切り欠いたことを特徴とする請
    求項1、請求項2、請求項3および請求項4の木工用ボ
    ーリング錐。
JP30591695A 1995-11-24 1995-11-24 木工用ボーリング錐 Pending JPH09141616A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30591695A JPH09141616A (ja) 1995-11-24 1995-11-24 木工用ボーリング錐
EP96118540A EP0775560A3 (en) 1995-11-24 1996-11-19 Wood working drill bit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30591695A JPH09141616A (ja) 1995-11-24 1995-11-24 木工用ボーリング錐

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09141616A true JPH09141616A (ja) 1997-06-03

Family

ID=17950850

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30591695A Pending JPH09141616A (ja) 1995-11-24 1995-11-24 木工用ボーリング錐

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP0775560A3 (ja)
JP (1) JPH09141616A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004502565A (ja) * 2000-03-03 2004-01-29 ヨハン エベルハルト ゲゼルシャフト エム.ベー.ハー. ドリル、特にフォーストナービットまたはマルチスパー・マシンビット
US8974155B2 (en) 2010-01-28 2015-03-10 Ledermann Gmbh & Co. Kg Machining tool
CN104985239A (zh) * 2015-06-29 2015-10-21 唐萍 钻头装置

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7473056B2 (en) 2005-10-20 2009-01-06 Irwin Industrial Tool Company Spade bit
GB2431368B (en) * 2005-10-20 2010-03-03 Irwin Ind Tool Co Spade bit
CN102039439B (zh) * 2010-11-04 2013-06-05 李仕清 一种复合定位复合切削的定心螺旋刀具
CN103381497A (zh) * 2012-05-03 2013-11-06 李仕清 一种复合定位复合切削的定心螺旋刀具
CN106113171A (zh) * 2016-08-17 2016-11-16 江苏飞达钻头股份有限公司 木工修光、扩孔钻
DK3523073T3 (da) * 2016-10-07 2023-03-06 Mapal Fabrik Fuer Praez Dr Kress Kg Metal-boreværktøj
CN111250762B (zh) * 2020-03-20 2021-02-05 常州机电职业技术学院 一种便于修磨时横刃转点检测的钻头及其制造方法
CN111220044B (zh) * 2020-03-26 2021-06-18 常州机电职业技术学院 一种磁力麻花钻检测装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2230645A (en) * 1938-02-01 1941-02-04 Western Electric Co Drill
US2600286A (en) * 1947-09-08 1952-06-10 Bell Machine Company Drill bit
US2613710A (en) * 1951-08-02 1952-10-14 Cleveland Twist Drill Co Machine bit for drilling wood
US2805522A (en) * 1954-11-15 1957-09-10 Theodore S Dayton Apparatus for sharpening wood bits
US4285620A (en) * 1979-06-14 1981-08-25 Mcdonnell Douglas Corporation Symmetrical spur point drill
US4330229A (en) * 1980-12-04 1982-05-18 Omark Industries, Inc. Drill bit
US4529341A (en) * 1982-09-29 1985-07-16 Hughes Helicopters, Inc. Drill bit for Kevlar laminates
US5193951A (en) * 1988-08-24 1993-03-16 Vermont American Corporation Wood-drilling bit
DE29604464U1 (de) * 1996-03-11 1996-05-09 Jakob Schmid GmbH & Co., 73447 Oberkochen Dübelbohrer

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004502565A (ja) * 2000-03-03 2004-01-29 ヨハン エベルハルト ゲゼルシャフト エム.ベー.ハー. ドリル、特にフォーストナービットまたはマルチスパー・マシンビット
US8974155B2 (en) 2010-01-28 2015-03-10 Ledermann Gmbh & Co. Kg Machining tool
CN104985239A (zh) * 2015-06-29 2015-10-21 唐萍 钻头装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP0775560A2 (en) 1997-05-28
EP0775560A3 (en) 1998-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2244092C (en) High precision cutting tools
US3997279A (en) Drill bit
US4338050A (en) Method and tool for generating holes in composite materials
US8021085B1 (en) Engraving tool with a very strong cutter tip to reduce breakage
JPH09141616A (ja) 木工用ボーリング錐
JPS60141416A (ja) 多刃ドリル
JP2002050592A (ja) 脆性基板用カッターホイール
US6267542B1 (en) Drill bit having a chiseless bit tip
US6273652B1 (en) Plug cutter with radial relief and plug ejecting portion
JPH079233A (ja) ハニカムコアの切削工具
US5305506A (en) Formation of an element for an article of jewellery
CN109732717B (zh) 一种螺旋陶瓷刀齿结构
JP2006026853A (ja) 歯車面取りフライス
JPH10151604A (ja) 木工用ボーリング錐
JPH0615512A (ja) ドリルおよびドリルの切刃形成方法
US4712952A (en) Drill for generating of holes in a work piece
JPH10249805A (ja) ルーター切断刃
JP2019136847A (ja) ドリル
JP3418520B2 (ja) ドリル本体とスローアウェイチップとのセット、及びスローアウェイ式ドリルの主切刃の先端角調整方法
JPS5841060Y2 (ja) スロ−アウエイチツプ
JP7386022B2 (ja) リーマ
JPS63267153A (ja) ドリルの製造方法
JPH03104504A (ja) チップブレーカー付ドリル
JP2002192415A (ja) スローアウェイ式カッター
FR2561557A1 (fr) Outil de coupe rotatif