JPH0913983A - 発電装置 - Google Patents

発電装置

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JPH0913983A
JPH0913983A JP18766795A JP18766795A JPH0913983A JP H0913983 A JPH0913983 A JP H0913983A JP 18766795 A JP18766795 A JP 18766795A JP 18766795 A JP18766795 A JP 18766795A JP H0913983 A JPH0913983 A JP H0913983A
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JP
Japan
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engine
driven generator
generator
portable
permanent
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Application number
JP18766795A
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Inventor
Yoshio Tanaka
良男 田中
Fumio Muroya
文雄 室屋
Shigeru Fujii
茂 藤井
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B63/00Adaptations of engines for driving pumps, hand-held tools or electric generators; Portable combinations of engines with engine-driven devices
    • F02B63/04Adaptations of engines for driving pumps, hand-held tools or electric generators; Portable combinations of engines with engine-driven devices for electric generators
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B63/00Adaptations of engines for driving pumps, hand-held tools or electric generators; Portable combinations of engines with engine-driven devices
    • F02B63/04Adaptations of engines for driving pumps, hand-held tools or electric generators; Portable combinations of engines with engine-driven devices for electric generators
    • F02B63/044Adaptations of engines for driving pumps, hand-held tools or electric generators; Portable combinations of engines with engine-driven devices for electric generators the engine-generator unit being placed on a frame or in an housing

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動運転する場合においても、長期にわたっ
て自然環境に耐え得るようにセットした状態のまま人手
を割くような手間をかけることなく運転可能であるこ
と、及び、常設場所から離れた所へも簡単に電力を供給
可能とすることにある。 【解決手段】 常設型防音ハウジング内3に、移動用の
車輪12を有する可搬式エンジン駆動発電機2と、持ち
運び用の取っ手81を有する手持携帯式発電ユニット8
0とを扉41を介して出し入れ自在に収容すると共に、
可搬式エンジン駆動発電機2を、常設型防音ハウジング
3内に収容固定した状態で運転可能に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路設備や屋外作
業施設の電源として使用され、更に、非常用電源設備と
しても使用可能な発電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】屋外に設置されるエンジン駆動発電機
は、例えば道路設備や屋外作業施設の非常用電源として
道路近くに設置される。このようなエンジン駆動発電機
は、常時風雨や塵埃、日照等に晒される可能性が高いの
で、長期にわたってこの自然環境に耐え得る構造である
ことが求められる。
【0003】本出願人は、このような点を考慮したエン
ジン駆動発電機を特公平2−5897公報「防音型エン
ジン作業機」で提案しており、同技術は上記公報の第4
図及び第6図に示されるように、防音ケース1内の下部
にエンジン31を収納し、上部にこのエンジン31で駆
動される発電機41を収納したものである。防音ケース
1は前後両面に上扉11,13及び下扉12,14を備
え、下扉12,14の内側に金網状扉15,17を備え
ており、非運転時に上・下扉11〜14を閉じ、運転中
には第6図及び第7図に示されるように、エンジン31
の吸・排気及び防音ケース1の内部の冷却のために下扉
12,14だけを開放する。この従来の技術によれば、
非運転時には上・下扉11〜14を閉じておくことによ
り、長期にわたって自然環境に耐え得る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術は、エンジン3の吸・排気及び防音ケース1の内部の
冷却のために下扉12,14を開放した状態で運転する
ので、停電時に自動始動運転や遠隔操作による運転をし
ようとすると、先ず、扉を開放しなければならないの
で、その作業のために人手を割かなければならず、離れ
た場所に設定されている場合には、運転までの時間的ロ
スが大きくなる。
【0005】また、防音型エンジン作業機を設置した場
所(常設場所)から離れた所へ電力を供給する場合に
は、長い電気ケーブルを引回す必要があり、ケーブルの
取扱いもたいへん手間がかかるとともに、長い電気ケー
ブル中での電圧降下も大きく、取り出せる電力も制限さ
れてしまうという問題がある。
【0006】本発明の目的は、自動運転する場合におい
ても、長期にわたって自然環境に耐え得るようにセット
した状態のまま人手を割くような手間をかけることなく
運転可能であること、及び、常設場所から離れた所へも
簡単に電力を供給可能とすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1は、常設型防音ハウジング内に、移
動用の車輪を有する可搬式エンジン駆動発電機と、持ち
運び用の取っ手を有する手持携帯式発電ユニットとを扉
を介して出し入れ自在に収容すると共に、前記可搬式エ
ンジン駆動発電機を、前記常設型防音ハウジング内に収
容固定した状態で運転可能に構成する。比較的発電出力
の大きい移動用の車輪を有する可搬式エンジン駆動発電
機を常設型防音ハウジング内に収容したままの状態で運
転できるため、例えば、街頭等に非常用電源として設置
した場合においても、長期にわたっての自然環境に十分
耐えて常時運転可能状態で待機することができると共
に、発電運転中においても、同時に小型軽量の手持携帯
式発電ユニットを常設型防音ハウジングの外部へ持ち出
して別の小出力運転、例えば夜間停電時の照明作業を行
うことができる。
【0008】また、離れた位置での大出力が要求される
場合には、比較的発電出力の大きい移動用の車輪を有す
る可搬式エンジン駆動発電機を常設型防音ハウジングか
ら引き出して必要場所へ移動させてから運転することが
できる。
【0009】請求項2は、可搬式エンジン駆動発電機を
防音ケースで覆われた防音型エンジン駆動発電機とし、
前記常設型防音ハウジングに外部へ開口する排気口に連
通する連通ダクトを備え、前記防音型エンジン駆動発電
機を前記常設型防音ハウジング内に収容固定した状態
で、前記防音型エンジン駆動発電機の排風ダクトが前記
常設型防音ハウジングの連通ダクトに密接状態で連通す
るように構成する。常設型防音ハウジング内へ取入れら
れた外気は、更に防音ケースで覆われた防音型エンジン
駆動発電機内へエンジン運転用として吸入される。エン
ジンの排気は防音型エンジン駆動発電機の排風ダクト及
び常設型防音ハウジングの排気口を介して常設型防音ハ
ウジング内へ漏れることなく外部に放出される。このた
め、常設型防音ハウジングを開放する等の人手を割くよ
うな手間を必要とせず、長期設置保管状態のままでもエ
ンジン駆動発電機を運転できる。
【0010】防音型エンジン駆動発電機は、押込んだ状
態では防音型エンジン駆動発電機の排風ダクトと常設型
防音ハウジングの連通ダクトとが密接状態で連通する位
置に収納される。
【0011】請求項3は、常設型防音ハウジングの前記
扉近傍の内壁上側部に折畳み自在な棚を形成し、この棚
に前記手持携帯式発電ユニットを載置するように構成す
る。例え発電中であっても扉を開けてすぐに持ち出せる
位置に手持携帯式発電ユニットを収容することができ、
緊急用としては極めて便利であり、また可搬式エンジン
駆動発電機を常設型防音ハウジングから引き出して使用
する時には棚を折畳むことにより、出し入れ作業の邪魔
にならないようにできるので、特別な収容空間を形成せ
ずともよく、内部空間を有効利用することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を添付図に基づい
て以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るもの
とする。図1は本発明に係る発電装置の可搬式エンジン
駆動発電機、手持携帯式発電ユニット及び常設型防音ハ
ウジングの斜視図(未収納状態)であり、発電装置1は
可搬式エンジン駆動発電機2と、手持携帯式発電ユニッ
ト80と、これら可搬式エンジン駆動発電機2並びに手
持携帯式発電ユニット80を出し入れ可能に収納する常
設型防音ハウジング3とからなる。
【0013】可搬式エンジン駆動発電機2は、防音ケー
ス11に後述するエンジン駆動発電機を収納してなる。
防音ケース11は平面視矩形状の箱体であり、この箱体
は4つの車輪12…(…は複数を示す。以下同じ。)
と、電源スイッチやメータ類を配設した後部(この図の
右側)の操作パネル13と、側部の点検用扉14とを備
える。点検用扉14は、防音ケース11内のエンジン駆
動発電機などの保守・点検をする際に開けるものであ
り、ヒンジを備え上方向へ片開きする扉である。なお、
15,15は把手であり、可搬式エンジン駆動発電機2
を移動する際に使用するべく、防音ケース11の前後に
取付けられる。16は可搬式エンジン駆動発電機2を吊
下げるフックであり、防音ケース11の上部に取付けら
れる。
【0014】手持携帯式発電ユニット80は、取っ手8
1を備えたケース82と、このケース82に収納された
エンジン83(図3参照)と、同じくこのケース82に
収納されたエンジン83にて駆動する発電機84(図3
参照)とからなる。ケース82は、上面に取っ手81
と、この取っ手81の前方に燃料給油リッド86とを備
え、前面の上部にコントロールパネル87、下部に通気
口88とを備え、コントロールパネル87の周囲に突設
したガード部89を備え、側面にスタータ(不図示)を
備え、下面に脚部91…を備える。
【0015】常設型防音ハウジング3は、屋外に設置さ
れた平面視矩形状の箱体であり、内壁面に防音材を張っ
てあり、後部の出入口扉41と側部の副扉43と、左右
側部から外気を取入れる吸気口46,46(この図では
一方だけを示す。)とを備える。出入口扉41は可搬式
エンジン駆動発電機2を出し入れする際に開閉するもの
であり、ヒンジを備え片開きする錠付き扉である。副扉
43は常設型防音ハウジング3に収納された可搬式エン
ジン駆動発電機2の点検用扉14を開閉する際に開くも
のであり、ヒンジを備え上方向へ片開きする錠付き扉で
ある。なお、44は常設型防音ハウジング3の下枠であ
り、アンカーボルト45で基礎に固定されている。
【0016】図2は本発明に係る発電装置の可搬式エン
ジン駆動発電機の側面及び常設型防音ハウジングの断面
を示す構成図(未収納状態)であり、防音ケース11の
上部に備えた排風ダクト31は可搬式エンジン駆動発電
機2の前部(この図の左側)に延びている。常設型防音
ハウジング3は内部奥側の下方に、横断的(この図の表
裏方向)に吸気ダクト47を渡し、この吸気ダクト47
の両端に前記吸気口46(図1参照)を設けてある。ま
た、常設型防音ハウジング3は内部奥側(出入口42と
反対側)の上方に外部排気口48を備え、この外部排気
口48に連通ダクト49が接続され、この連通ダクト4
9は出入口扉41で開閉される出入口42の方向に延び
ている。常設型防音ハウジング3の出入口42近傍の上
部内側の側壁に手持携帯用発電ユニット80を載置する
折畳み自在な棚93を取付ける。図では折畳んだ状態を
示す。
【0017】図3は本発明に係る発電装置の常設型防音
ハウジングの模式的断面図(可搬式エンジン駆動発電
機、手持携帯式発電ユニットを収納した状態)であり、
可搬式エンジン駆動発電機2、手持携帯式発電ユニット
80が常設型防音ハウジング3に収納されている状態を
示す。可搬式エンジン駆動発電機2の防音ケース11
は、燃料タンク18と、エンジン19と、このエンジン
19で駆動される発電機21と、エンジン19を空冷す
るエンジン冷却ファン22と、発電機21を空冷する発
電機冷却ファン23と、エンジン19の排ガス管24に
接続されたマフラ25とを収納している。
【0018】また、防音ケース11は、防音ケース11
内に外気(冷却風)を取入れる冷却通風口26(上部通
風口26a、下部通風口26b及び図2に示す側部通風
口26cからなる)と、防音ケース11内の冷却排風を
排出する排風口27と、マフラ25に接続されエンジン
排ガスを排出する排ガス口28とを備えている。そし
て、排風口27に排風ダクト31が接続され、この排風
ダクト31に連通ダクト49が連通されている。また、
排ガス口28に延長排ガス管35が接続され、この延長
排ガス管35は排風ダクト31内に挿通され、且つ、外
部排気口48の近傍まで延長されている。一方、吸気ダ
クト47は上面及び前後面に多数の通気孔47a…が開
いた断面視矩形状からなる。
【0019】手持携帯式発電ユニット80は、常設型防
音ハウジング3の扉41近傍の内壁上部に折畳み自在に
取付けられた棚93に載置されている。手持携帯式発電
ユニット80のケース82は、エンジン83と、このエ
ンジン83によって駆動される発電機84と、燃料タン
ク85とを収納している。
【0020】図4は本発明に係る発電装置の常設型防音
ハウジングの断面図(可搬式エンジン駆動発電機、手持
携帯式発電ユニットを収納した状態)であり、可搬式エ
ンジン駆動発電機2、手持携帯式発電ユニット80が常
設型防音ハウジング3に収納され、且つ、所定位置に位
置決めされた状態を示す。この状態で、排風ダクト31
と連通ダクト49とは密接状態で連通される。常設型防
音ハウジング3の天井53に主燃料タンク54が吊下げ
られ、この主燃料タンク54の給油用リッド55に対向
して、天井53に錠付きリッド56が取付けられてい
る。このため、主燃料タンク54に給油する場合は、錠
付きリッド56を開けた後に給油用リッド55を開ける
ことになる。
【0021】防音ケース2の燃料タンク18と主燃料タ
ンク54とは切換えコック及びチューブ(図示せず)を
介して接続されている。ここで、主燃料タンク54は燃
料タンク18よりも大容量のタンクであり、このため、
常設型防音ハウジング3に収納された状態では、切換え
コックを主燃料タンク54側へ切換えておくことによ
り、可搬式エンジン駆動発電機2は長時間稼働(24時
間連続稼働が可能)できる。なお、可搬式エンジン駆動
発電機2を常設型防音ハウジング3から引出して使用す
る場合は、燃料ジョイント(図示せず)を外し、且つ前
記切換えコックを燃料タンク18側へ切換えて運転する
(8時間連続稼働が可能)。常設型防音ハウジング3は
出入口42近くに案内板71を備えている。
【0022】手持携帯式発電ユニット80は、常設型防
音ハウジング3の扉41近傍で、可搬式エンジン駆動発
電機2の上部のスペースに、折畳み自在の棚93を使用
して収納される。この手持携帯式発電ユニット80を外
部に移動させる場合は、出入口42の扉41を開ける
と、すぐに手が届いて持ち出せるので、具合が良い。
【0023】図5は図4の5−5線断面図であり、案内
板71を省略した図である。常設型防音ハウジング3は
可搬式エンジン駆動発電機2の車輪12…を案内する1
対の車輪ガイド用レール58,58を備えており、これ
らの車輪ガイド用レール58,58は常設型防音ハウジ
ング3内の全長にわたって敷設され、可搬式エンジン駆
動発電機2を出し入れする際に片寄って出入りすること
を防止する。点検用扉14はこの図の想像線にて示され
る位置まで開くことができ、この場合には副扉43も開
かれる。
【0024】可搬式エンジン駆動発電機2は常設型防音
ハウジング3に収納された状態で、地中配線された電気
ケーブルと接続され、可搬式エンジン駆動発電機2で発
電した電力が信号機等の所望の電気設備に送られる。こ
の場合、電気設備には可搬式エンジン駆動発電機2から
の臨時給電ラインと商用電源による通常給電ラインとの
うち、どちらか一方が切換え接続される。
【0025】常設型防音ハウジング3の内壁部には壁掛
け式始動制御ユニット59が設置され、この始動制御ユ
ニット59は常設型防音ハウジング3に収納された可搬
式エンジン駆動発電機2の、自動始動並びに自動停止及
び通常給電ラインと臨時給電ラインとの切換えを制御す
るものである。例えば、始動制御ユニット59は通常給
電ラインが停電になったことを内蔵した停電検知回路で
検知し、バッテリ電源にてセルスタータを駆動すること
によりエンジン19を自動的に始動して、通常給電ライ
ンの代りに電力供給を行うように切換え、且つ、通常給
電ラインが復旧(通電を再開)したことを検知して臨時
給電ライン(可搬式エンジン駆動発電機2の出力ライ
ン)から通常給電ラインへ切換え、且つ、可搬式エンジ
ン駆動発電機2を自動的に停止する役割をする。
【0026】手持携帯式発電ユニット80を載置した棚
93は、可搬式エンジン駆動発電機2を外部に搬出する
場合には、常設型防音ハウジング3の側壁に起立させて
折畳む。こうすることにより、可搬式エンジン駆動発電
機2が棚93に干渉することはない。
【0027】図6(a),(b)は本発明に係る棚の斜
視図であり、(a)は棚を使用する時の状態、(b)は
棚を折畳んだ状態を示す。(a)において、棚93は、
棚板94と、この棚板94を常設型防音ハウジング3の
側壁に揺動自在に取付けるヒンジ95,95と、棚板9
4に取付けられたハンドル96と、このハンドル96を
着脱自在に受けるキャッチ97と、棚板94を側壁から
吊り下げるチェーン98とからなる。
【0028】棚板94は、上面中央に凹部94aを形成
し、手持携帯用発電ユニット80を載置した時に、この
凹部94aに手持携帯用発電ユニット80の下面の脚部
91…を嵌合して、手持携帯用発電ユニット80への干
渉や振動による落下を防止する。更に、落下防止のため
に棚板94に手持携帯用発電ユニット80を固定するベ
ルト等を取付けてもよい。
【0029】(b)のように、棚93を折畳む場合は、
キャッチ97で棚板94のハンドル96を受ける。こう
すれば、可搬式エンジン駆動発電機2の出し入れに支障
はない。
【0030】図7(a),(b)は本発明に係る排風ダ
クトと連通ダクトとの連通部分の断面図であり、(a)
は連通状態を示し、(b)は分離状態を示す。排風ダク
ト31は端部に排風用フランジ32を備え、連通ダクト
49も端部に連通用フランジ51を備えており、この連
通用フランジ51にはパッキン52が取付けられてい
る。そして、(a)にて示されるように、パッキン52
に排風用フランジ32が圧接することにより、排風ダク
ト31と連通ダクト49とは連通され、しかも、排風用
フランジ32と連通用フランジ51との合せ面のエア漏
れを防止できる。なお、33は排風用フランジ32を補
強するために裏側に取付けられた当板である。
【0031】排風ダクト31及び連通ダクト49に挿通
された延長排ガス管35は、排風用・連通用フランジ3
2,51の合せ位置でフランジ36にて結合された分割
タイプである。可搬式エンジン駆動発電機2が常設型防
音ハウジング3から引出された状態において、排風ダク
ト31からはみ出した延長排ガス管35は、フランジ3
6を分離すれば短くなり、見栄えが良い。
【0032】図8(a),(b)は本発明に係る位置決
め部の構成図であり、(a)は可搬式エンジン駆動発電
機が所定位置に位置決めされた状態の常設型防音ハウジ
ングの平断面構造を示し、(b)は位置決め部の構造を
示す。(a)にて示されるように、常設型防音ハウジン
グ3は内部奥側に、横断的(この図の上下方向)に吸気
ダクト47が渡され、この吸気ダクト47の中央部に且
つ側壁に位置決め部61が溶接にて取付けられる。ま
た、防音ケース11の前部には位置決め部61に対向す
る嵌合凸部65が溶接にて取付けられる。
【0033】(b)にて示されるように、位置決め部6
1は平面視略M字状であり、中央の雌テーパ状の溝部6
2に嵌合孔63が開けられている。また、嵌合凸部65
は溝部62に嵌合する雄テーパ状であり、中央には嵌合
孔63に嵌合するピン66を備えている。このため、溝
部62と嵌合凸部65との嵌合並びに嵌合孔63とピン
66との嵌合により、可搬式エンジン駆動発電機2は常
設型防音ハウジング3に対して前後左右に位置決めされ
る。
【0034】なお、位置決め部61は吸気ダクト47に
一体形成されてもよく、また、嵌合凸部65は防音ケー
ス11に一体形成されてもよい。更に、溝部62と嵌合
凸部65との嵌合にて位置決めが確実に行われる場合に
は、嵌合孔63とピン66との嵌合はなくてもよい。
【0035】図9(a),(b)は本発明に係る案内板
の構成図であり、(a)は常設型防音ハウジングの下枠
近くに備えた案内板の断面図、(b)は案内板の斜視図
である。案内板71は出入口42下の下枠44近くに折
畳み可能に取付けられ、可搬式エンジン駆動発電機2を
常設型防音ハウジング3に出し入れする際に下枠44を
乗越えるためのものであり、断面視略ヘ字状の頂上部分
で折畳み可能にヒンジ結合され、車輪ガイド用レール5
8,58間に渡され且つ端部が車輪ガイド用レール5
8,58に揺動可能にヒンジ結合されている。また、案
内板71は両側部に車輪12…を案内するための縁部7
2…を備えている。
【0036】このため、案内板71は(a)の実線にて
示されるように、下枠44を跨ぐように広げられて可搬
式エンジン駆動発電機2を出し入れ時の案内となし、ま
た、(a)の想像線にて示されるように、折畳んで揺動
先端部を下枠44の基端部44aに押し当てられて出入
口42側(この図の右側)への倒れを防止されることに
より、図4にて示されるように可搬式エンジン駆動発電
機2が移動するのを防止する。このように、案内板71
は可搬式エンジン駆動発電機2を出し入れする際に車輪
12…を案内する役割と、常設型防音ハウジング3に収
納された可搬式エンジン駆動発電機2の移動防止用スト
ッパの役割とを果たす。
【0037】次に、上記構成の可搬式エンジン駆動発電
機2及び手持携帯用発電ユニット80を常設型防音ハウ
ジング3に収納する手順を図2及び図4に基づき説明す
る。先ず、図2に示すように出入口扉41を開け、案内
板71を広げて下枠44を跨がせる。この時、手持携帯
式発電ユニット80は常設型防音ハウジング3から取出
しておき、手持携帯式発電ユニット80を載置する棚9
3は折畳んでおく。次に、可搬式エンジン駆動発電機2
の前部(この図の左側)を出入口42に向けて押し入れ
る。この場合、車輪12…は案内板71に案内されて常
設型防音ハウジング3内に入り、更に、車輪ガイド用レ
ール58に案内される。
【0038】可搬式エンジン駆動発電機2を常設型防音
ハウジング3の奥まで入れると、図4に示すように位置
決め部61に嵌合凸部65が嵌合することにより、可搬
式エンジン駆動発電機2は所定位置に位置決めされる。
この時点で、排風ダクト31が連通ダクト49に自動的
に密接状態で連通され、また、延長排ガス管35が連通
ダクト49に挿通される。
【0039】その後、案内板71を折畳んで先端部を下
枠44に押し当てる。これにより、可搬式エンジン駆動
発電機2は後方への移動を防止される。この後に、手持
携帯用発電ユニット80の載置用棚93を倒し、手持携
帯用発電ユニット80を棚板94の凹部94aに手持携
帯用発電ユニット80の脚部91が嵌合するように載せ
る。
【0040】そして、主燃料タンク54を燃料ジョイン
トで接続した後に切換えコックによって燃料タンク18
から主燃料タンク54へ切換えて接続し、可搬式エンジ
ン駆動発電機2と始動制御用ユニット59とを電気的に
接続し、可搬式エンジン駆動発電機2と図示しない電気
ケーブルとを接続する。最後に、可搬式エンジン駆動発
電機2及び始動制御用ユニット59の各スイッチ操作を
し、始動可能状態にセットして、作業を完了する。
【0041】可搬式エンジン駆動発電機2を常設型防音
ハウジング3から引出す場合は、上記収納手順と逆の手
順の作業をすればよい。
【0042】常設型防音ハウジング3から引出された可
搬式エンジン駆動発電機2は、作業現場などの所望の場
所で自由に使用できるので、機動性に富む。また、常設
型防音ハウジング3から持ち出された手持携帯式発電ユ
ニット80は、可搬式エンジン駆動発電機と同様に使用
できるが、特に緊急時にはその携帯性の良さから機動性
に優れ、場所を選ばず電力の供給が迅速に行える。
【0043】なお、これらの可搬式エンジン駆動発電機
2、手持携帯式発電ユニット80は、その重量及び発電
能力が大きく異なり、本実施例においては、可搬式エン
ジン駆動発電機2は重量200kgで出力4.5kW、
手持携帯式発電ユニット80は重量8.5kgで出力3
00W(重量はいずれも乾燥重量)としている。
【0044】次に、常設型防音ハウジング3内の冷風及
び排ガスの流れを図3に基づき説明する。吸気口46か
ら吸気ダクト47に取入れられた冷風(外気)は、通気
孔47a…を通して常設型防音ハウジング3内に流れ込
む。そして、この冷風は可搬式エンジン駆動発電機2の
冷却通風口26(上部・下部・側部通風口26a〜26
c)から防音ケース11内に入り、エンジン冷却ファン
22及び発電機冷却ファン23で吸引され、エンジン1
9や発電機21を冷却した後、排風口27→排風ダクト
31→連通ダクト49の経路で外部排気口48から冷却
排風として大気に排出される。
【0045】また、エンジン排ガスは排ガス管24→マ
フラ25→排ガス口28→延長排ガス管35→連通ダク
ト49の経路で外部排気口48から大気に排出される。
従って、常設型防音ハウジング3内に冷却排風がこもる
ことなく、常設状態であれば何時でも発電機21を運転
できる。
【0046】このように、可搬式エンジン駆動発電機2
に排風ダクト31及び延長排ガス管35を備え、常設型
防音ハウジング3に吸気ダクト47、連通ダクト49を
備えているので、エンジン19及び発電機21は防音ケ
ース11と常設型防音ハウジング3とで2重に覆われ
る。このため、発電装置1の防音効果は一層高まり、し
かも、風雨、塵埃や日照などの自然環境の変化に対して
も耐久性が一層高まる。更に、図1に示される出入口扉
41、副扉43、及びリッド56が錠付きであり、施錠
することにより盗難や悪戯されることを防止でき、自動
始動運転や遠隔運転をする場合に最適である。
【0047】なお、上記実施例において、可搬式エンジ
ン駆動発電機2は常設型防音ハウジング3から出し入れ
可能であればよく、車輪12…は前又は後の2輪だけで
もよい。本発電装置1は、道路、屋外作業施設の電源や
非常用電源として使用できるだけでなく、電気設備を持
たない発展途上の国々の電力供給基地としての利用も可
能である。
【0048】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1の発電装置は、常設型防音ハウジング内
に、移動用の車輪を有する可搬式エンジン駆動発電機
と、持ち運び用の取っ手を有する手持携帯式発電ユニッ
トとを扉を介して出し入れ自在に収容すると共に、可搬
式エンジン駆動発電機を、常設型防音ハウジング内に収
容固定した状態で運転可能に構成したので、例えば街頭
等に非常用電源として設置した場合、可搬式エンジン駆
動発電機及び手持携帯式発電ユニットは、常設型防音ハ
ウジングによって、雨風や塵埃、日照等の自然環境から
守られ、また、可搬式エンジン駆動発電機及び手持携帯
式発電ユニットが常設型防音ハウジングから出し入れ可
能なので、常設型防音ハウジングから離れた所へ電力を
供給する場合に可搬式エンジン駆動発電機及び手持携帯
式発電ユニットを所望の場所へ移動させることができ、
離れた所へ電力を供給するのに長い電気ケーブルを引回
す必要がなく、必要な電力、緊急性に応じて可搬式エン
ジン駆動発電機と手持携帯式発電ユニットとを使い分
け、簡単に効率良く電力を供給できる。以上のように、
街頭等における多目的の自家発電基地に活用できるの
で、停電等の非常時用あるいは商用電源線のない場所で
の極めて有効な電源を構成することが可能となる。
【0049】請求項2の発電装置は、可搬式エンジン駆
動発電機を防音ケースで覆われた防音型エンジン駆動発
電機とし、前記常設型防音ハウジングに外部へ開口する
排気口に連通する連通ダクトを備え、前記防音型エンジ
ン駆動発電機を前記常設型防音ハウジング内に収容固定
した状態で、前記防音型エンジン駆動発電機の排風ダク
トが前記常設型防音ハウジングの連通ダクトに密接状態
で連通するように構成したので、可搬式エンジン駆動発
電機を常設型防音ハウジング内へ押込んで固定すれば、
何時でも運転可能な常設状態とすることができる。
【0050】請求項3の発電装置は、常設型防音ハウジ
ングの扉近傍の内壁上側部に折畳み自在な棚を形成し、
この棚に手持携帯式発電ユニットを載置するように構成
したので、手持携帯式発電ユニットは持ち出し易く、可
搬式エンジン駆動発電機を搬出する場合に棚を折畳め
ば、搬出の邪魔にならず、具合が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る発電装置の可搬式エンジン駆動発
電機、手持携帯式発電ユニット及び常設型防音ハウジン
グの斜視図(未収納状態)
【図2】本発明に係る発電装置の可搬式エンジン駆動発
電機の側面及び常設型防音ハウジングの断面を示す構成
図(未収納状態)
【図3】本発明に係る発電装置の常設型防音ハウジング
の模式的断面図(可搬式エンジン駆動発電機、手持携帯
式発電ユニットを収納した状態)
【図4】本発明に係る発電装置の常設型防音ハウジング
の断面図(可搬式エンジン駆動発電機、手持携帯式発電
ユニットを収納した状態)
【図5】図4の5−5線断面図
【図6】本発明に係る棚の斜視図
【図7】本発明に係る排風ダクトと連通ダクトとの連通
部分の断面図
【図8】本発明に係る位置決め部の構成図
【図9】本発明に係る案内板の構成図
【符号の説明】
1…発電装置、2…可搬式エンジン駆動発電機、3…常
設型防音ハウジング、11…防音ケース、21…発電
機、27…排風口、31…排風ダクト、41…出入口
扉、48…外部排気口、49…連通ダクト、80…手持
携帯式発電ユニット、81…取っ手、82…ケース、8
3…エンジン、84…発電機、93…棚。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 常設型防音ハウジング内に、移動用の車
    輪を有する可搬式エンジン駆動発電機と、持ち運び用の
    取っ手を有する手持携帯式発電ユニットとを扉を介して
    出し入れ自在に収容すると共に、前記可搬式エンジン駆
    動発電機を、前記常設型防音ハウジング内に収容固定し
    た状態で運転可能に構成したことを特徴とする発電装
    置。
  2. 【請求項2】 前記可搬式エンジン駆動発電機は防音ケ
    ースで覆われた防音型エンジン駆動発電機であり、前記
    常設型防音ハウジングは外部へ開口する排気口に連通す
    る連通ダクトを備え、前記防音型エンジン駆動発電機を
    前記常設型防音ハウジング内に収容固定した状態で、前
    記防音型エンジン駆動発電機の排風ダクトが前記常設型
    防音ハウジングの連通ダクトに密接状態で連通するよう
    に構成したことを特徴とする請求項1記載の発電装置。
  3. 【請求項3】 前記常設型防音ハウジングの前記扉近傍
    の内壁上側部に折畳み自在な棚を形成し、この棚に前記
    手持携帯式発電ユニットを載置するように構成したこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載の発電装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7851931B2 (en) 2007-04-02 2010-12-14 Yamaha Motor Power Products Kabushiki Kaisha Soundproof type engine generator
CN105386868A (zh) * 2015-12-08 2016-03-09 重庆翼虎动力机械有限公司 一种移动式自动补油发电***
CN105422342A (zh) * 2015-12-08 2016-03-23 重庆翼虎动力机械有限公司 一种可自动化进行补油的发电机

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CN105386868A (zh) * 2015-12-08 2016-03-09 重庆翼虎动力机械有限公司 一种移动式自动补油发电***
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