JPH09139149A - プッシュスイッチ - Google Patents

プッシュスイッチ

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JPH09139149A
JPH09139149A JP32128395A JP32128395A JPH09139149A JP H09139149 A JPH09139149 A JP H09139149A JP 32128395 A JP32128395 A JP 32128395A JP 32128395 A JP32128395 A JP 32128395A JP H09139149 A JPH09139149 A JP H09139149A
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contact piece
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switch
fixed contact
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Yoshiharu Yamada
▲吉▼春 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 美術品の下面にプッシュスイッチを載置し、
該スイッチを美術品の重さで可動接点片を押圧してオフ
状態となし、該美術品を動かして前記押圧力が解除され
るとオンして警報を発する盗難防止に使用するスイッチ
として利用する場合には、リレー等の反転回路を挿入し
なければならずコストが高くなると共に大型のスイッチ
装置となる問題があった。 【解決手段】 裏面の一部を除いて絶縁面3cに形成さ
れ、かつ、押圧することにより反転する椀状***部3a
が形成された可動接点片3と、無押圧状態において可動
接点片の前記椀状***部が孔1aの周縁に接触する電極
板1と、前記可動接点片が無押圧状態において前記絶縁
されていない裏面の一部が接触する固定接点片5と、該
固定接点片と前記電極板とを電気的に絶縁する絶縁板4
とより構成したプッシュスイッチである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は円盤状の弾性可動接
点片が板状の固定片と常時接触してスイッチとしてオン
状態にあり、前記可動接点片を指等で前記弾性に抗して
押圧することにより固定片と離開してスイッチとしてオ
フ状態となるプッシュスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来におけるプッシュスイッチとして
は、例えば、本出願人が出願した実願平3−00770
5号がある。この出願は、円盤状の弾性可動接点片と板
状固定接点片とが絶縁フィルムによって常時は電気的に
絶縁された状態に保持されスイッチとしてオフ状態にあ
り、前記可動接点片を弾性力に抗して押圧することによ
り、該可動接点片の中心部分が反転して前記絶縁フィル
ムの切欠部を介して固定接触片に接触してスイッチとし
てオン状態となるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した従
来のプッシュスイッチにあっては、小型、薄型で、かつ
堅牢であることから、手動工具の握り手部分に取付け、
指先でスイッチをオン・オフして負荷を制御するものに
適しているが、これは、可動接点片を押圧することによ
り負荷に通電なる状態となる。
【0004】そのために、常時は負荷への通電を行い、
押圧状態において負荷への通電を遮断する、例えば、美
術館等での美術品の下面にプッシュスイッチを載置し、
該スイッチを美術品の重さで可動接点片を押圧してオフ
状態となし、該美術品を動かして前記押圧力が解除され
るとオンして警報を発する盗難防止に使用するスイッチ
として利用する場合には、リレー等の反転回路を挿入し
なければならずコストが高くなると共に大型のスイッチ
装置となる問題があった。
【0005】本発明は前記した問題点を解決せんとする
もので、その目的とするところは、押圧状態においてス
イッチとしてオフ状態となり、常時はオン状態を保持し
ているので、従来のプッシュスイッチとは異なる使用方
法に応用できるプッシュスイッチを提供せんとするにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のプッシュスイッ
チは前記した目的を達成せんとするもので、その手段
は、裏面の一部を除いて絶縁面に形成され、かつ、押圧
することにより反転する椀状***部が形成された可動接
点片と、無押圧状態において可動接点片の前記椀状***
部が孔の周縁に接触する電極板と、前記可動接点片が無
押圧状態において前記絶縁されていない裏面の一部が接
触する固定接点片と、該固定接点片と前記電極板とを電
気的に絶縁する絶縁板とより構成したものである。
【0007】また、裏面の一部を除いて絶縁面に形成さ
れ、かつ、押圧することにより反転する椀状***部が形
成された可動接点片と、無押圧状態において可動接点片
の前記椀状***部が孔の周縁に接触する電極板と、前記
可動接点片が無押圧状態において前記絶縁されていない
裏面の一部が接触する固定接点片と、該固定接点片と前
記電極板とを電気的に絶縁する絶縁板と、前記電極板と
固定接点片に接続するリードと、前記電極板および固定
接点片の周囲を前記リードをも含めて密閉状態で収容す
る絶縁シートとより構成したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るプッシュスイ
ッチの一実施形態を図面と共に説明する。1は燐青銅等
の金属薄板で構成した電極板にして、中央に後述する可
動接点片の一部が臨む大きさの孔1aが形成されると共
に、外周縁からリード線2の一本と接続するためのリー
ド線接続部1bが形成されている。
【0009】3は燐青銅等の弾性を有する金属薄板で構
成した可動接点片にして、図において上方に盛り上がる
椀状***部3aが形成されると共に、外周縁から放射方
向に電極突起3bが複数個(図示のものは3個)突出し
ている。また、この可動接点片3の前記電極突起3bの
裏面を除く裏面全体に、絶縁塗料が塗布あるいは絶縁テ
ープが貼着されて絶縁面3cとなっている。
【0010】4は樹脂等の絶縁材の薄板で構成した絶縁
板にして、前記電極突起3cを含む可動接点片3が収容
される収容孔4aが形成されている。5は燐青銅等の金
属薄板で構成した固定接点片にして、図において下方に
盛り上がる***部5aが形成されると共に、外周縁から
前記リード線2の他の一本と接続するためのリード接続
部5bが形成されている。
【0011】6は前記固定接点片5の上面に絶縁板4を
重ねた状態で、前記可動接点片3を収容孔4a内に収容
し、かつ、この絶縁板4の上面に電極板1を重ねた状態
でこれらの全てを包み込む樹脂、ゴム等による絶縁フィ
ルムにして、前記可動接点片3の椀状***部3aが臨む
孔6aが形成されている。
【0012】7は前記絶縁フィルム6によって包まれた
全体を収容する柔軟性を有する樹脂、ゴム等による筒状
の絶縁シートにして、一面に絶縁板4の孔4aより突出
した前記可動接点片2の椀状***部3aが収容される凹
部7aが形成されている。なお、この絶縁シート7は、
収容状態において両端がリード線2をも含めて高周波溶
着によって溶着されて、密閉状態に封止され埃や水等が
侵入しないように形成されている。
【0013】このように構成したプッシュスイッチの動
作を図4、図5と共に説明する。図4 (a), (b) は電
極突起3cの部分から中央を断面した状態を示し、図5
は電極突起3cの部分を除く部分から中央を断面した状
態を示す。先ず、押圧力を加えていない状態(図4
(a) 、図5)にあっては、可動接点片3の椀状***部
3aは上方に向かって湾曲しており、該椀状***部3a
の上面は電極板1における孔1aの周縁と接触してい
る。
【0014】また、可動接点片3の電極突起3bの絶縁
加工が施されていない裏面が固定接点片5の上面と接触
しているので、電極板1と固定電極片5とは可動電極片
3を介して電気的に接続状態となり、従って、スイッチ
としてオン状態となり、リード線2間は短絡状態にあ
る。
【0015】次いで、絶縁シート7の凹部7aを指で押
圧し、あるいは物体を載置して押圧すると、可動接点片
3の椀状***部3aが弾性力に抗して下方に向かって変
位して、最後には図4 (a) に示す如く 絶縁面3cが
固定接点片5に接触する。一方、可動接点片3の電極突
起3bは、椀状***部3aの下方への変位の反動として
反転し、上方に変位して固定接点片5から離れる。
【0016】従って、固定接点片5と可動接点片3と接
触している部分は絶縁面3cのみとなるので、電極板1
と固定接点片5とは電気的に絶縁状態となり、スイッチ
としてオフ状態となって、リード2間は開放状態となる
ものである。
【0017】このように、本発明のプッシュスイッチ
は、押圧力が加わっている状態においてオフ、押圧力が
解除された状態においてオンとなるので、美術品の盗難
防止装置として利用すれば、美術品の重量によってスイ
ッチはオフ状態で、この美術品が取り除かれることによ
ってスイッチはオン状態となって警報装置を駆動するこ
ととなる。
【0018】
【発明の効果】本発明は前記したように、押圧しない状
態でスイッチとしてオン状態にあり、押圧することによ
りスイッチとしてオフ状態となるので、従来の常開式の
プッシュスイッチで常閉スイッチとするためのリレー等
の電気的な反転手段を使用しないで常閉スイッチとして
単独で使用でき、従って、美術品の盗難防止装置用等の
スイッチとして安価に利用できると共に小型、薄型が図
れるものである。
【0019】また、スイッチ本体部分を絶縁シートによ
って覆うと共にリード線をも含めて高周波溶着等によっ
て密閉状態としたので、スイッチ内部に埃や水が侵入す
ることがなく、従って、過酷な環境において使用(例え
ば、屋外や水中での使用)しても故障等の恐れがなく、
また、可動接点片を絶縁板の孔内に収容することによ
り、スイッチの組み立てが極めて容易になると共に可動
接点片のずれが防止されて長期間の使用にも十分耐えう
る等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプッシュスイッチの分解斜視図であ
る。
【図2】同上の一部を組み立てた状態の斜視図である。
【図3】スイッチ部分を組み立てた状態の斜視図であ
る。
【図4】(a) は電極突起を含む無押圧状態の断面図、
(b) は押圧状態の断面図である。
【図5】電極突起を除く部分の断面図である。
【符号の説明】
1 電極板 3 可動接点片 3a 椀状***部 3c 絶縁面 4 絶縁板 4a 孔 5 固定接点片 7 絶縁シート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏面の一部を除いて絶縁面に形成され、
    かつ、押圧することにより反転する椀状***部が形成さ
    れた可動接点片と、無押圧状態において可動接点片の前
    記椀状***部が孔の周縁に接触する電極板と、前記可動
    接点片が無押圧状態において前記絶縁されていない裏面
    の一部が接触する固定接点片と、該固定接点片と前記電
    極板とを電気的に絶縁する絶縁板とより構成し、前記可
    動接点片を押圧することにより、前記椀状***部が反転
    して絶縁面が固定接点片に接触し、かつ、絶縁されてい
    ない裏面の一部が固定接点片から離れるようにしたこと
    を特徴とするプッシュスイッチ。
  2. 【請求項2】 裏面の一部を除いて絶縁面に形成され、
    かつ、押圧することにより反転する椀状***部が形成さ
    れた可動接点片と、無押圧状態において可動接点片の前
    記椀状***部が孔の周縁に接触する電極板と、前記可動
    接点片が無押圧状態において前記絶縁されていない裏面
    の一部が接触する固定接点片と、該固定接点片と前記電
    極板とを電気的に絶縁する絶縁板と、前記電極板と固定
    接点片に接続するリードと、前記電極板および固定接点
    片の周囲を前記リードをも含めて密閉状態で収容する絶
    縁シートとより構成し、該絶縁シートの上面から前記可
    動接点片を押圧することにより、前記椀状***部が反転
    して絶縁面が固定接点片に接触し、かつ、絶縁されてい
    ない裏面の一部が固定接点片から離れるようにしたこと
    を特徴とするプッシュスイッチ。
  3. 【請求項3】 前記絶縁板に前記可動接点片を収容する
    ための孔を開口したことを特徴とする請求項1および2
    の何れかに記載のプッシュスイッチ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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