JPH09139053A - 追記型記録媒体の記録方式及び再生方式 - Google Patents

追記型記録媒体の記録方式及び再生方式

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JPH09139053A
JPH09139053A JP29273295A JP29273295A JPH09139053A JP H09139053 A JPH09139053 A JP H09139053A JP 29273295 A JP29273295 A JP 29273295A JP 29273295 A JP29273295 A JP 29273295A JP H09139053 A JPH09139053 A JP H09139053A
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recording
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path table
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JP29273295A
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English (en)
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Hideyuki Kuwano
秀之 桑野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 媒体の使用効率を改善することができると共
に、従来のCD−ROM装置で容易に再生することが可
能な追記型記録媒体の記録方式及び再生方式を提供す
る。 【解決手段】 第2番目以降の各固定長パケット1a、
1b、・・・の先頭に位置する各仮想ディレクトリ7
a、7b、・・・に、それまで記録している記録データ
群と今記録しようとしている記録データ群のディレクト
リ構成を記録する。これ以上追記することがないような
場合には、第(n+1)番目の固定長パケット1nに第
nの仮想ディレクトリ7n、第n番目の記録データ群8
nを記録し、第nの仮想ディレクトリ7nの内容を基
に、第1番目の固定長パケット9にルートディレクトリ
4、パステーブル5、ボリューム記述子10を記録す
る。そして、リードイン領域2及びリードアウト領域3
を記録して終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、従来のCD−RO
M装置で再生することが可能な追記型記録媒体、例えば
CD−Rディスクの記録方式及び再生方式に関する。
【0002】
【従来の技術】CD−ROMは、読み出し専用の高容量
記憶装置として広く普及しており、その物理的・論理的
規格が厳密に規定されている。近年、追記型・書き換え
型のCD−ROMへの期待が高まっているが、価格、信
頼性などの面から現在製品化されているのは追記型のみ
である。
【0003】ところで、CD−ROMは、データの信頼
性を向上させるために、CIRCと言われる信号変換を
行っている。しかし、この信号変換は前後の複数のデー
タにまたがっているため、記録する際には、記録する全
てのデータを予め磁気テープやHDD、大容量光ディス
ク等に記録しておく必要がある。一般的な記憶装置の使
い方を考えた場合、CD−ROMで使うような大容量の
データを一度に記録しなければならないようなケースは
非常に希である。そこで、何回かに分けて記録できるこ
とが要求される。
【0004】その解決策の1つとして、マルチセッショ
ンという規定がある。図17はマルチセッションの場合
の媒体のフォーマットを示す概略図である。この規定
は、1枚の媒体の中に論理的に複数の媒体が存在するよ
うに見せかけるものである。そして、記録するデータ間
のギャップとして、第1のセッション99aと第2のセ
ッション99bとの間には23MB必要であり、第2の
セッション99bと第3のセッション99cとの間以降
には14MB必要である。そのため、何度も追記するよ
うな場合には、記憶媒体の使用効率が著しく低下してし
まう。従って、1つの記録単位が比較的大きな情報に対
しては効果的であるが、一般的なデータを扱う場合には
適していない。
【0005】また、別の解決策として、「オレンジブッ
ク」と言われる規格によってデータに適した「パケット
ライト」という書きつなぎ方法が規定されている。しか
し、この規格は物理的な規格であり、論理的な部分には
触れていない。この論理的な部分に関する規定は、「I
SO9660」によって規格化されているが、これはC
D−ROM、すなわち予め媒体に記録されるデータが全
て分かっている場合に関する規格であり、追記するデー
タを意識したようなものにはなっていない。そこで、追
記型CD−Rディスクを最終的に一般のCD−ROM装
置で再生できるようにするためには、「ISO966
0」に準拠した形のフォーマットにしなければならな
い。この「ISO9660」の規格では、「ボリューム
記述子」と呼ばれる媒体の属性などを示す記述子や、す
べてのディレクトリの位置を示す「パステーブル」など
の記述が義務づけられている。そのため、追記する場合
には、これらの情報をどこかに一時的に記憶しておく必
要がある。このような問題に対する解決策が、特開平2
−214924号公報や特開平5−265833号公報
において提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】特開平2−21492
4号公報では、記述子群の情報を仮想デバイスに一時的
に記録して、データが全て記録された後に追記型記録媒
体に記録するといった方法が提案されている。しかし、
この方法では、途中まで記録してあり、まだ追記する可
能性のある媒体の場合、一度装置から取り出してしまう
と、その媒体の記述子群を記録するために必要な情報と
データの記録されている媒体とが分離されてしまうた
め、使用される可能性のある情報を全て仮想デバイスに
記憶しておかねばならない。従って、システムの考え方
にもよるが、仮想デバイスにはそれなりの容量が必要と
なってくる。
【0007】また、特開平5−265833号公報で
は、追記型CD−RのPMA領域に記述子群の情報の位
置を示すデータを記録することが提案されている。PM
A領域とは、CD−ROMに必要なTOCといわれるト
ラック情報を記録するため、トラック情報を一時的に記
録するための領域である。PMA領域は「オレンジブッ
ク」で定義されており、リードイン領域のさらに内周側
のデータとは全く無関係な領域が使用される。PMA領
域におけるデータの記録方法は、通常のデータ領域にお
ける記録とは異なり、サブコードQの位置が使用され
る。また、TOCはCD−ROMのトラック情報を記録
するので、PMAを記録するごとに記述子群を記録する
ということは、トラック単位で追記するということにな
る。トラックは、CDのもっとも基本となる規格である
「レッドブック」で規定されている。この中で、トラッ
クとトラックとの間は150KBのトラック間ギャップ
を必要としている。また、1枚の媒体で99トラックし
か許可されていないので、追記も99回に制限されるこ
とになる。
【0008】従って、これまでに提案されている方法で
は、追記する際に無駄になるデータが大きいため、デー
タの使用効率が低下してしまうと共に、追記の回数に制
限があるという問題点がある。
【0009】本発明は、従来技術における前記課題を解
決するため、媒体の使用効率を改善することができると
共に、従来のCD−ROM装置で容易に再生することが
可能な追記型記録媒体の記録方式及び再生方式を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る追記型記録媒体の記録方式の第1の構
成は、固定長パケット単位で追記を行うことができ、か
つ、少なくともルートディレクトリ用レコードとパステ
ーブルの位置とを含むボリューム記述子と、前記ボリュ
ーム記述子内のルートディレクトリ用レコードに示され
る位置に記録されるルートディレクトリと、前記ボリュ
ーム記述子内のパステーブルの位置に示される位置に記
録されるパステーブルとが記録される追記型記録媒体の
記録方式であって、記録を要求している情報のディレク
トリ及び既に記録されている情報のディレクトリを各固
定長パケットの所定の位置に記録する仮想ディレクトリ
を備え、媒体もしくはセッションへの以後の追記を禁止
する場合には、該媒体もしくは該セッションのディレク
トリ情報を、最後に記録された前記仮想ディレクトリの
内容を基に前記ルートディレクトリ及びパステーブルに
記録すると共に、前記ボリューム記述子を記録する終端
処理を行うことを特徴とする。
【0011】また、前記本発明の記録方式の第1の構成
においては、媒体もしくはセッションへの第1回目の記
録の時に、リードイン領域及びリードアウト領域を記録
するのが好ましい。
【0012】また、前記本発明の記録方式の第1の構成
においては、仮想ディレクトリは各固定長パケットの記
録可能領域の先頭に配置されるのが好ましい。また、本
発明に係る追記型記録媒体の再生方式の第1の構成は、
複数の固定長パケットからなる追記型記録媒体の再生方
式であって、媒体がパケットライトされたものであるか
どうかを検出する手段と、パケットライトされている媒
体の場合にボリューム記述子を検出する手段と、前記ボ
リューム記述子からルートディレクトリ及びパステーブ
ルを検出する手段と、前記ボリューム記述子が未記録の
場合にはデータが記録されている最終パケットを検出す
る手段と、前記最終パケット内に配置され、前記最終パ
ケット以前のディレクトリ情報が記録された最終仮想デ
ィレクトリを検出する手段とを備え、前記最終仮想ディ
レクトリをファイル管理情報として再生動作を行うこと
を特徴とする。
【0013】また、本発明に係る追記型記録媒体の記録
方式の第2の構成は、固定長パケット単位で追記を行う
ことができ、かつ、少なくともルートディレクトリ用レ
コードとパステーブルの位置とを含むボリューム記述子
と、前記ボリューム記述子内のルートディレクトリ用レ
コードに示される位置に記録されるルートディレクトリ
と、前記ボリューム記述子内のパステーブルの位置に示
される位置に記録されるパステーブルとが記録される追
記型記録媒体の記録方式であって、前記ルートディレク
トリ及びパステーブルに記録された情報が擬似的情報で
あることを識別するための真偽識別子と、記録を要求し
ている情報のディレクトリと既に記録されている情報の
ディレクトリとを記録する仮想ディレクトリとを備え、
媒体もしくはセッションへの以後の追記を禁止する場合
には、該媒体もしくは該セッションの真のルートディレ
クトリ及び真のパステーブルを、最後に記録された前記
仮想ディレクトリの内容を基に所定の位置に記録する終
端処理を行うことを特徴とする。
【0014】また、前記本発明の記録方式の第2の構成
においては、真のルートディレクトリ及び真のパステー
ブルは、媒体もしくはセッション内のデータ領域の最終
パケットに配置されるのが好ましい。
【0015】また、前記本発明の記録方式の第2の構成
においては、仮想ディレクトリは各固定長パケットの記
録可能領域の先頭に配置されるのが好ましい。また、本
発明に係る追記型記録媒体の再生方式の第2の構成は、
複数の固定長パケットからなる追記型記録媒体の再生方
式であって、媒体がパケットライトされたものであるか
どうかを検出する手段と、パケットライトされている媒
体の場合にボリューム記述子からルートディレクトリも
しくはパステーブルに関する情報を検出し、該ルートデ
ィレクトリもしくは該パステーブルに関する情報が擬似
的な情報か真の情報かを識別する識別手段と、前記ルー
トディレクトリもしくはパステーブルに関する情報が擬
似的な情報である場合に真のルートディレクトリ及び真
のパステーブルの位置を検出する手段と、前記真のパス
テーブル及び真のパステーブルが未記録であった場合に
は記録された最終パケットを検出する手段と、前記最終
パケット内に配置され、前記最終パケット以前のディレ
クトリ情報が記録された最終仮想ディレクトリを検出す
る手段とを備え、前記最終仮想ディレクトリをファイル
管理情報として再生動作を行うことを特徴とする。
【0016】また、本発明に係る追記型記録媒体の記録
方式の第3の構成は、固定サイズもしくは任意のサイズ
のパケット単位で追記を行うことができ、かつ、少なく
ともルートディレクトリ用レコードとパステーブルの位
置とを含むボリューム記述子と、前記ボリューム記述子
内のルートディレクトリ用レコードに示される位置に記
録されるルートディレクトリと、前記ボリューム記述子
内のパステーブルの位置に示される位置に記録されるパ
ステーブルとが記録される追記型記録媒体の記録方式で
あって、少なくとも記録を要求している情報のディレク
トリ及び既に記録されている情報のディレクトリ並びに
次のパケットの先頭を指示する情報とを有する仮想ディ
レクトリを各パケットの所定の位置に備え、媒体もしく
はセッションへの以後の追記を禁止する場合には、該媒
体もしくは該セッションのディレクトリ情報を、最後に
記録された前記仮想ディレクトリの内容を基に前記ルー
トディレクトリ及びパステーブルに記録する終端処理を
行うことを特徴とする。
【0017】また、前記本発明の記録方式の第3の構成
においては、ボリューム記述子並びに媒体もしくはセッ
ションに記録される情報に関するルートディレクトリ及
びパステーブルを予め確保した領域に記録し、前記ルー
トディレクトリ及びパステーブルを含むパケットをデー
タとは独立のパケットとして記録するのが好ましい。
【0018】また、本発明に係る追記型記録媒体の再生
方式の第3の構成は、固定サイズもしくは任意のサイズ
の複数のパケットからなる追記型記録媒体の再生方式で
あって、媒体がパケットライトされたものであるかどう
かを検出する手段と、パケットライトされている媒体の
場合にボリューム記述子からルートディレクトリ及びパ
ステーブルが記録されたパケットを取得する手段と、前
記パケットが未記録の場合には第1番目のパケット内の
情報に関するディレクトリが記録された第1の仮想ディ
レクトリを検出する手段と、前記第1の仮想ディレクト
リから次のパケットの仮想ディレクトリの位置を検出す
る手段と、以後順次仮想ディレクトリの位置をたどり最
後に記録されている最終仮想ディレクトリを検出する手
段とを備え、前記最終仮想ディレクトリをファイル管理
情報として再生動作を行うことを特徴とする。
【0019】また、本発明に係る追記型記録媒体の記録
方式の第4の構成は、固定サイズもしくは任意のサイズ
のパケット単位で追記を行うことができ、かつ、少なく
ともルートディレクトリ用レコードとパステーブルの位
置とを含むボリューム記述子と、前記ボリューム記述子
内のルートディレクトリ用レコードに示される位置に記
録されるルートディレクトリと、前記ボリューム記述子
内のパステーブルの位置に示される位置に記録されるパ
ステーブルとが記録される追記型記録媒体の記録方式で
あって、前記ルートディレクトリ及びパステーブルに記
録された情報が擬似的情報であることを識別するための
真偽識別子と、各パケットの所定の位置に配置され、少
なくとも記録を要求している情報のディレクトリ及び既
に記録されている情報のディレクトリ並びに次のパケッ
トの先頭の位置を指示する情報を有する仮想ディレクト
リとを備え、媒体もしくはセッションへの以後の追記を
禁止する場合には、該媒体もしくは該セッションの真の
ルートディレクトリ及び真のパステーブルを最後に記録
された前記仮想ディレクトリの内容を基に所定の位置に
記録する終端処理を行うことを特徴とする。
【0020】前記本発明の記録方式の第4の構成におい
ては、媒体もしくはセッションに記録されるファイル情
報に関する真のルートディレクトリ及び真のパステーブ
ルを予め確保した領域に記録し、前記ルートディレクト
リ及びパステーブルを記録する位置を所定の位置に記録
するのが好ましい。また、この場合には、真のルートデ
ィレクトリ及び真のパステーブルの位置はPMA領域の
サブコードR〜Wに記録されるのが好ましい。また、こ
の場合には、真のルートディレクトリ及び真のパステー
ブルの位置は、ボリューム記述子に記録されるのが好ま
しい。さらにこの場合には、真のルートディレクトリ及
び真のパステーブルの位置は、ボリューム記述子内の基
本ボリューム記述子に記録されるのが好ましい。
【0021】また、本発明に係る追記型記録媒体の再生
方式の第4の構成は、固定サイズもしくは任意のサイズ
の複数のパケットからなる追記型記録媒体の再生方式で
あって、媒体がパケットライトされたものであるかどう
かを検出する手段と、パケットライトされている媒体の
場合にボリューム記述子からルートディレクトリもしく
はパステーブルに関する情報を検出し、該ルートディレ
クトリもしくは該パステーブルに関する情報が擬似的な
情報か真の情報かを識別する識別手段と、前記ルートデ
ィレクトリもしくはパステーブルに関する情報が擬似的
な情報である場合に真のルートディレクトリ及び真のパ
ステーブルの位置を検出する手段と、前記真のパステー
ブル及び真のパステーブルが未記録である場合に第1番
目のパケット内の情報に関するディレクトリが記録され
た第1の仮想ディレクトリを検出する手段と、前記第1
の仮想ディレクトリから次のパケットの仮想ディレクト
リの位置を検出する手段と、以後順次仮想ディレクトリ
の位置をたどり最後に記録されている最終仮想ディレク
トリを検出する手段とを備え、前記最終仮想ディレクト
リをファイル管理情報として再生動作を行うことを特徴
とする。
【0022】
【発明の実施の形態】前記本発明の記録方式の第1の構
成によれば、固定長パケット単位で追記を行うことがで
き、かつ、少なくともルートディレクトリ用レコードと
パステーブルの位置とを含むボリューム記述子と、前記
ボリューム記述子内のルートディレクトリ用レコードに
示される位置に記録されるルートディレクトリと、前記
ボリューム記述子内のパステーブルの位置に示される位
置に記録されるパステーブルとが記録される追記型記録
媒体の記録方式であって、記録を要求している情報のデ
ィレクトリ及び既に記録されている情報のディレクトリ
を各固定長パケットの所定の位置に記録する仮想ディレ
クトリを備え、媒体もしくはセッションへの以後の追記
を禁止する場合には、該媒体もしくは該セッションのデ
ィレクトリ情報を、最後に記録された前記仮想ディレク
トリの内容を基に前記ルートディレクトリ及びパステー
ブルに記録すると共に、前記ボリューム記述子を記録す
る終端処理を行うことにより、従来のCD−ROM再生
装置で従来のCD−ROMと全く同様の手順で再生する
ことが可能な追記型記録媒体を提供することができる。
また、終端処理を行っていない媒体については、最後の
仮想ディレクトリを検出することにより、その内容を基
に再生することが可能となる。
【0023】また、前記本発明の記録方式の第1の構成
において、媒体もしくはセッションへの第1回目の記録
の時に、リードイン領域及びリードアウト領域を記録す
るという好ましい例によれば、確保した記録領域をすべ
て記録していない場合であっても、従来のCD−ROM
再生装置で再生することができる。
【0024】また、前記本発明の記録方式の第1の構成
において、仮想ディレクトリは各固定長パケットの記録
可能領域の先頭に配置されるという好ましい例によれ
ば、媒体もしくはセッション単位におけるファイルり記
録、更新、消去などのディレクトリ管理を行うことがで
きる。
【0025】また、前記本発明の再生方式の第1の構成
によれば、複数の固定長パケットからなる追記型記録媒
体の再生方式であって、媒体がパケットライトされたも
のであるかどうかを検出する手段と、パケットライトさ
れている媒体の場合にボリューム記述子を検出する手段
と、前記ボリューム記述子からルートディレクトリ及び
パステーブルを検出する手段と、前記ボリューム記述子
が未記録の場合にはデータが記録されている最終パケッ
トを検出する手段と、前記最終パケット内に配置され、
前記最終パケット以前のディレクトリ情報が記録された
最終仮想ディレクトリを検出する手段とを備え、前記最
終仮想ディレクトリをファイル管理情報として再生動作
を行うことにより、媒体が終端処理されていなくても、
最終仮想ディレクトリの内容を読み取り、媒体に記録さ
れたファイル情報を取得して、再生動作を行うことが可
能となる。
【0026】また、前記本発明の記録方式の第2の構成
によれば、固定長パケット単位で追記を行うことがで
き、かつ、少なくともルートディレクトリ用レコードと
パステーブルの位置とを含むボリューム記述子と、前記
ボリューム記述子内のルートディレクトリ用レコードに
示される位置に記録されるルートディレクトリと、前記
ボリューム記述子内のパステーブルの位置に示される位
置に記録されるパステーブルとが記録される追記型記録
媒体の記録方式であって、前記ルートディレクトリ及び
パステーブルに記録された情報が擬似的情報であること
を識別するための真偽識別子と、記録を要求している情
報のディレクトリと既に記録されている情報のディレク
トリとを記録する仮想ディレクトリとを備え、媒体もし
くはセッションへの以後の追記を禁止する場合には、該
媒体もしくは該セッションの真のルートディレクトリ及
び真のパステーブルを、最後に記録された前記仮想ディ
レクトリの内容を基に所定の位置に記録する終端処理を
行うことにより、以下のような作用を奏することができ
る。すなわち、まず、ルートディレクトリ及びパステー
ブルに記録された情報が擬似的情報であることを識別す
るための真偽識別子を備えていることにより、第1回目
の記録を行う際にボリューム識別子を記録することがで
きる。また、終端処理によって真のルートディレクトリ
及び真のパステーブルが得られるので、従来の大部分の
CD−ROM再生装置で容易に再生可能な媒体が実現さ
れる。また、仮想ディレクトリを備えていることによ
り、終端処理が行われていない媒体であっても容易に再
生することができる。
【0027】また、前記本発明の記録方式の第2の構成
において、真のルートディレクトリ及び真のパステーブ
ルは、媒体もしくはセッション内のデータ領域の最終パ
ケットに配置されるという好ましい例によれば、真のル
ートディレクトリ及び真のパステーブルを容易に検出す
ることができる。
【0028】また、前記本発明の再生方式の第2の構成
によれば、複数の固定長パケットからなる追記型記録媒
体の再生方式であって、媒体がパケットライトされたも
のであるかどうかを検出する手段と、パケットライトさ
れている媒体の場合にボリューム記述子からルートディ
レクトリもしくはパステーブルに関する情報を検出し、
該ルートディレクトリもしくは該パステーブルに関する
情報が擬似的な情報か真の情報かを識別する識別手段
と、前記ルートディレクトリもしくはパステーブルに関
する情報が擬似的な情報である場合に真のルートディレ
クトリ及び真のパステーブルの位置を検出する手段と、
前記真のパステーブル及び真のパステーブルが未記録で
あった場合には記録された最終パケットを検出する手段
と、前記最終パケット内に配置され、前記最終パケット
以前のディレクトリ情報が記録された最終仮想ディレク
トリを検出する手段とを備え、前記最終仮想ディレクト
リをファイル管理情報として再生動作を行うことによ
り、ハードウェアの変更を行うことなく、情報を容易に
再生することが可能になる。
【0029】また、前記本発明の記録方式の第3の構成
によれば、固定サイズもしくは任意のサイズのパケット
単位で追記を行うことができ、かつ、少なくともルート
ディレクトリ用レコードとパステーブルの位置とを含む
ボリューム記述子と、前記ボリューム記述子内のルート
ディレクトリ用レコードに示される位置に記録されるル
ートディレクトリと、前記ボリューム記述子内のパステ
ーブルの位置に示される位置に記録されるパステーブル
とが記録される追記型記録媒体の記録方式であって、少
なくとも記録を要求している情報のディレクトリ及び既
に記録されている情報のディレクトリ並びに次のパケッ
トの先頭を指示する情報とを有する仮想ディレクトリを
各パケットの所定の位置に備え、媒体もしくはセッショ
ンへの以後の追記を禁止する場合には、該媒体もしくは
該セッションのディレクトリ情報を、最後に記録された
前記仮想ディレクトリの内容を基に前記ルートディレク
トリ及びパステーブルに記録する終端処理を行うことに
より、パケット長が可変であっても次のパケットの位置
を把握することができ、さらには媒体もしくはセッショ
ンに記録された情報に関するファイル管理が可能なディ
スクを提供することができる。
【0030】また、前記本発明の記録方式の第3の構成
において、ボリューム記述子並びに媒体もしくはセッシ
ョンに記録される情報に関するルートディレクトリ及び
パステーブルを予め確保した領域に記録し、前記ルート
ディレクトリ及びパステーブルを含むパケットをデータ
とは独立のパケットとして記録するという好ましい例に
よれば、この独立のパケットを終端処理を行うときに記
録することによって、終端処理がされた媒体を通常のC
D−ROM装置で再生することが可能となる。
【0031】また、前記本発明の再生方式の第3の構成
によれば、固定サイズもしくは任意のサイズの複数のパ
ケットからなる追記型記録媒体の再生方式であって、媒
体がパケットライトされたものであるかどうかを検出す
る手段と、パケットライトされている媒体の場合にボリ
ューム記述子からルートディレクトリ及びパステーブル
が記録されたパケットを取得する手段と、前記パケット
が未記録の場合には第1番目のパケット内の情報に関す
るディレクトリが記録された第1の仮想ディレクトリを
検出する手段と、前記第1の仮想ディレクトリから次の
パケットの仮想ディレクトリの位置を検出する手段と、
以後順次仮想ディレクトリの位置をたどり最後に記録さ
れている最終仮想ディレクトリを検出する手段とを備
え、前記最終仮想ディレクトリをファイル管理情報とし
て再生動作を行うことにより、可変パケット長単位で記
録された媒体であっても、再生することが可能となる。
【0032】また、前記本発明の記録方式の第4の構成
によれば、固定サイズもしくは任意のサイズのパケット
単位で追記を行うことができ、かつ、少なくともルート
ディレクトリ用レコードとパステーブルの位置とを含む
ボリューム記述子と、前記ボリューム記述子内のルート
ディレクトリ用レコードに示される位置に記録されるル
ートディレクトリと、前記ボリューム記述子内のパステ
ーブルの位置に示される位置に記録されるパステーブル
とが記録される追記型記録媒体の記録方式であって、前
記ルートディレクトリ及びパステーブルに記録された情
報が擬似的情報であることを識別するための真偽識別子
と、各パケットの所定の位置に配置され、少なくとも記
録を要求している情報のディレクトリ及び既に記録され
ている情報のディレクトリ並びに次のパケットの先頭の
位置を指示する情報を有する仮想ディレクトリとを備
え、媒体もしくはセッションへの以後の追記を禁止する
場合には、該媒体もしくは該セッションの真のルートデ
ィレクトリ及び真のパステーブルを、最後に記録された
前記仮想ディレクトリの内容を基に所定の位置に記録す
る終端処理を行うことにより、終端処理が行われていな
い媒体であっても、容易に再生することが可能となる。
【0033】また、前記本発明の記録方式の第4の構成
において、媒体もしくはセッションに記録されるファイ
ル情報に関する真のルートディレクトリ及び真のパステ
ーブルを予め確保した領域に記録し、前記ルートディレ
クトリ及びパステーブルを記録する位置を所定の位置に
記録するという好ましい例によれば、可変長パケットの
追記における記録情報管理が可能となる。また、この場
合、真のルートディレクトリ及び真のパステーブルの位
置はPMA領域のサブコードR〜Wに記録されるという
好ましい例によれば、PMA領域のサブコードR〜Wの
位置を検索し、終端処理が行われたかどうかを認識し
て、その記憶領域が追記可能であるかどうかを容易に識
別することができる。また、この場合、真のルートディ
レクトリ及び真のパステーブルの位置は、ボリューム記
述子に記録されるという好ましい例によれば、ボリュー
ム記述子の位置を検索し、終端処理が行われたかどうか
を認識して、その記憶領域が追記可能であるかどうかを
容易に識別することができる。
【0034】また、前記本発明の再生方式の第4の構成
によれば、固定サイズもしくは任意のサイズの複数のパ
ケットからなる追記型記録媒体の再生方式であって、媒
体がパケットライトされたものであるかどうかを検出す
る手段と、パケットライトされている媒体の場合にボリ
ューム記述子からルートディレクトリもしくはパステー
ブルに関する情報を検出し、該ルートディレクトリもし
くは該パステーブルに関する情報が擬似的な情報か真の
情報かを識別する識別手段と、前記ルートディレクトリ
もしくはパステーブルに関する情報が擬似的な情報であ
る場合に真のルートディレクトリ及び真のパステーブル
の位置を検出する手段と、前記真のパステーブル及び真
のパステーブルが未記録である場合に第1番目のパケッ
ト内の情報に関するディレクトリが記録された第1の仮
想ディレクトリを検出する手段と、前記第1の仮想ディ
レクトリから次のパケットの仮想ディレクトリの位置を
検出する手段と、以後順次仮想ディレクトリの位置をた
どり最後に記録されている最終仮想ディレクトリを検出
する手段とを備え、前記最終仮想ディレクトリをファイ
ル管理情報として再生動作を行うことにより、容易に再
生することができる。
【0035】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明をさらに詳細に
説明する。 〈第1の実施例〉図1は本発明の第1の実施例における
固定長パケットの追記型CD−Rのデータフォーマット
を示す概略図である。図1に示すように、この追記型C
D−Rには、内周側から順番に、リードイン領域2と、
プリギャップ等6と、第1番目の固定長パケット9と、
第2番目の固定長パケット、第3番目の固定長パケッ
ト、・・・、第(n+1)番目の固定長パケット1a、
1b、・・・、1nと、リードアウト領域3とが配置さ
れている。この追記型CD−Rにおいては、各固定長パ
ケットを単位として追記が行われる。固定長パケット
は、CD−Rの記録単位であるブロックが複数集まって
構成されたものであり、固定長パケット内の各ブロック
は当然物理的に連続している。第1番目の固定長パケッ
ト9内には、内周側から順番に、ボリューム記述子10
と、ルートディレクトリ4と、ファイル検索を容易に行
うためのパステーブル5とが配置されている。第2番目
の固定長パケット1a内には、内周側から順番に、第1
の仮想ディレクトリ7aと、第1番目の記録データ群8
aとが配置されている。第3番目の固定長パケット1b
内には、内周側から順番に、第2の仮想ディレクトリ7
bと、第2番目の記録データ群8bとが配置されてい
る。第(n+1)番目の固定長パケット1n内には、内
周側から順番に、第nの仮想ディレクトリ7nと、第n
番目の記録データ群8nとが配置されている。リードイ
ン領域2及びリードアウト領域3は、CD関連規格の最
も基本となる「レッドブック」という規格で定義されて
いる。プリギャップ等6は、CD−ROMの規格である
「イエローブック」及び「レッドブック」に規定されて
いる。ボリューム記述子10には、記録されている媒体
に関する様々な情報が記録されている。ボリューム記述
子10、ルートディレクトリ4及びパステーブル5は、
CD−ROMの論理的な規格である「ISO9660/
JIS X0606」で規定されている。尚、ここで示
すボリューム記述子10は、規格上は「ボリューム記述
子集合」として定義されている。次に、本実施例の記録
方式における追記手順を、図2を用いて説明する。図2
(a)は第1回目の記録を行った時の媒体の記録状態を
示したものである。第1回目の記録の時には、まず、媒
体にプリギャップ等6が記録され、1固定長パケット分
あけて第2番目の固定長パケット1a内に第1の仮想デ
ィレクトリ7a及び第1番目の記録データ群8aが記録
される。このようにプリギャップ等6と第2番目の固定
長パケット1aとの間をあけているのは、「ISO96
60/JIS X0606」においては、ボリューム記
述子10の位置がデータ領域の先頭と決められているの
で、ボリューム記述子10を含む第1番目の固定長パケ
ット9を最後に記録する必要があるからである。また、
第1の仮想ディレクトリ7aには、第1番目の記録デー
タ群8aのディレクトリ構成が記録される。図2(b)
は第2回目の記録を行った時の媒体の記録状態を示した
ものである。第2回目の記録の時には、第3番目の固定
長パケット1b内に第2の仮想ディレクトリ7b及び第
2の記録データ群8bが新たに記録される。このとき、
第2の仮想ディレクトリ7bには、第1及び第2の記録
データ群8a、8bのディレクトリ構成が記録される。
以下同様にして、各仮想ディレクトリに、それまで記録
している記録データ群と今記録しようとしている記録デ
ータ群のディレクトリ構成が記録され、固定長パケット
単位で追記が行われる(図2(c))。追記を行う際
に、これ以上追記することがないような場合、あるいは
このセッションを終了させたい場合には、図2(d)に
示すように、第(n+1)番目の固定長パケット1n内
に第nの仮想ディレクトリ7n及び第n番目の記録デー
タ群8nを記録し、第nの仮想ディレクトリ7nの内容
を基に、第1番目の固定長パケット9内にルートディレ
クトリ4、パステーブル5及びボリューム記述子10を
記録する。そして、リードイン領域2及びリードアウト
領域3を記録して終了する。以上のような記録方式で媒
体に追記を行えば、ルートディレクトリやパステーブル
が存在しなくても、仮想ディレクトリの内容を読み出す
ことにより、それまでに記録された情報のディレクトリ
構成を取得することができるので、目的とするデータを
取得することが可能となる。
【0036】本実施例においては、リードイン領域2及
びリードアウト領域3を最後に記録する場合を例に挙げ
て説明したが、実際のCD−ROM再生装置は、まず最
初にリードイン領域の「TOC」と言われる情報を読み
込むものが大部分である。従って、リードイン領域にT
OCが存在しない場合には、媒体がブランクディスクで
あると判断するか、あるいはセッションが存在しないと
判断して再生動作が行われない可能性がある。TOCに
は、リードイン領域の開始位置、データ領域位置(トラ
ックが複数あれば、各トラックの位置)、リードアウト
領域の位置といった、媒体のトラックに関する時間情報
が記録されている。そこで、記録しようとする領域を、
予め媒体全体に確保するか、あるいは記録しようとする
情報よりも大きく確保する。図4に示すように、第1回
目の記録の時(図4(a))に、リードイン領域(TO
C)2及びリードアウト領域3を記録してしまうことに
より、CD−ROM再生装置のハードウェアに手を加え
ることなく、パケットライトされた媒体であっても再生
することが可能となる。
【0037】次に、本実施例の記録方式で記録された媒
体の再生方式を、図3を用いて説明する。図3に示すよ
うに、まず初めに、装置にセットされている媒体がパケ
ットライトされたものであるかどうかを検出する(2
0)。媒体がパケットライトされていない場合には、通
常の再生動作が行われる(24)。媒体がパケットライ
トされたものであれば、ボリューム記述子が記録される
予定のパケットを検出する(22)。このパケットにボ
リューム記述子が記録されていれば、ボリューム記述子
を再生し、ルートディレクトリ及びパステーブルの内容
を読み出して再生動作を行う(25)。このパケットに
ボリューム記述子が記録されていなければ、データが記
録されている最終パケットを検出する(23)。そし
て、データが記録されている最終パケットの仮想ディレ
クトリを読み取り、その媒体もしくはセッションに記録
されているデータのディレクトリ構成を取得して、再生
動作を行う(26)。すなわち、最終仮想ディレクトリ
をファイル管理情報として再生動作を行う。以上のよう
な手順で再生動作を行うことにより、従来からあるCD
−ROMであってもパケットライトされた媒体であって
も再生することが可能となる。
【0038】ところで、CD−ROMの一般的なフォー
マットである「ISO9660/JIS X0606」
では、ボリューム記述子は必須である。そして、大部分
のCD−ROM再生装置は、まず初めにボリューム記述
子を検出し、パステーブル、ルートディレクトリを基に
媒体あるいはセッションに記録されたディレクトリ構成
を検出してファイルへのアクセスを行うのが一般的であ
る。従って、本実施例では、ボリューム記述子が記録さ
れていないために、終端処理を行う以前の追記途中の媒
体もしくはセッションを従来のCD−ROM再生装置で
再生することができない可能性がある。そこで、下記第
2の実施例においては、次のような構成を採用してい
る。
【0039】〈第2の実施例〉図5は本発明の第2の実
施例における固定長パケットの追記型CD−Rのデータ
フォーマットを示す概略図である。図5に示すように、
この追記型CD−Rには、内周側から順番に、リードイ
ン領域2と、プリギャップ等6と、第1番目の固定長パ
ケット、第2番目の固定長パケット、・・・、第n番目
の固定長パケット11a、11b、・・・、11nと、
リードアウト領域3とが配置されている。第1番目の固
定長パケット11a内には、内周側から順番に、ボリュ
ーム記述子10と、第1の仮想ディレクトリ7aと、擬
似的なデータが記録されたダミールートディレクトリ4
3と、同じく擬似的なデータが記録されたダミーパステ
ーブル44と、第1番目の記録データ群8aとが配置さ
れている。第2番目の固定長パケット11b内には、内
周側から順番に、第2の仮想ディレクトリ7bと、第2
番目の記録データ群8aとが配置されている。第n番目
の固定長パケット11n内には、内周側から順番に、第
nの仮想ディレクトリ7nと、真のルートディレクトリ
41と、真のパステーブル42と、第n番目の記録デー
タ群8nとが配置されている。
【0040】次に、本実施例の記録方式における追記手
順を、図6を用いて説明する。図6(a)は第1回目の
記録を行った時の媒体の記録状態を示したものである。
第1回目の記録の時には、まず、媒体にプリギャップ等
6が記録され、それに引き続き第1番目の固定長パケッ
ト11a内にボリューム記述子10、第1の仮想ディレ
クトリ7a、ダミールートディレクトリ43、ダミーパ
ステーブル44及び第1番目の記録データ群8aが記録
される。このとき、仮想ディレクトリ7aには、第1番
目の記録データ群8aのディレクトリ構成が記録され
る。また、ダミールートディレクトリ43及びダミーパ
ステーブル44には、16進数の”FF”の連続のよう
に、意味のないデータであることが判別できるような信
号が記録されている。また、この第1回目の記録の時
に、リードイン領域2とリードアウト領域3も同時に記
録される。図6(b)は第2回目の記録を行った時の媒
体の記録状態を示したものである。第2回目の記録の時
には、第2番目の固定長パケット11b内に第2の仮想
ディレクトリ7b及び第2の記録データ群8bが新たに
記録される。このとき、第2の仮想ディレクトリ7bに
は第1及び第2の記録データ群8a、8bのディレクト
リ構成が記録される。以下同様にして、各仮想ディレク
トリに、それまで記録している記録データ群と今記録し
ようとしている記録データ群のディレクトリ構成が記録
され、固定長パケット単位で追記が行われる(図6
(c))。追記を行う際に、これ以上追記することがな
いような場合、あるいはこのセッションを終了させたい
場合には、図6(d)に示すように、第n番目の固定長
パケット11n内に第nの仮想ディレクトリ7n、真の
ルートディレクトリ41、真のパステーブル42及び第
n番目の記録データ群8nを記録して終了する。以上の
ような記録方式で媒体に追記を行えば、記録されたデー
タのルートディレクトリ及びパステーブルの情報が記録
されることになる。そして、従来のCD−ROM再生装
置に手を加えることなく、容易に再生することが可能な
媒体を提供することができる。
【0041】尚、本実施例においては、ダミールートデ
ィレクトリ43とダミーパステーブル44に意味のない
データであることが判別できるような信号を記録してお
くようにしているが、このデータとして特定の識別子を
用いても問題はない。
【0042】また、本実施例においては、ダミールート
ディレクトリ43及びダミーパステーブル44に意味の
ないデータを記録する場合を例に挙げて説明したが、必
ずしもこの構成に限定されるものではなく、ボリューム
記述子10に真偽識別子を記録するようにしても、同様
の効果が得られる。例えば図16に示すように、ボリュ
ーム記述子内の基本ボリューム記述子において、パステ
ーブルの大きさ30として16進数の”FFFFFFF
F”の連続のような32ビットのデータを与えることに
より、パステーブルが普通ではないことを識別すること
が可能となる。この方式によれば、ダミーパステーブル
44には特別なデータが不要となり、ボリューム記述子
内のパステーブルの位置に関する記述31には予め領域
を確保した真のパステーブル42の位置を記録するよう
なこともできる。
【0043】本実施例のように、真のルートディレクト
リ41及び真のパステーブル42を記録するパケット
を、媒体もしくはセッション内のデータ領域の最終パケ
ットに設定しておくことにより、終端処理が行われた媒
体であれば、通常のCD−ROMと変わらないルートデ
ィレクトリやパステーブルを取得することができる。
【0044】次に、本実施例の記録方式で記録された媒
体の再生方式を、図7を用いて説明する。図7に示すよ
うに、まず初めに、装置にセットされている媒体がパケ
ットライトされたものであるかどうかを検出する(2
0)。媒体がパケットライトされていない場合には、通
常の再生動作が行われる(24)。媒体がパケットライ
トされたものであれば、ボリューム記述子の情報を取得
する(45)。次いで、ボリューム記述子で与えられた
ルートディレクトリもしくはパステーブルが疑似情報で
あるかどうかを識別する(46)。ボリューム記述子で
与えられたルートディレクトリもしくはパステーブルが
疑似情報でなければ、そのルートディレクトリ及びパス
テーブルの情報を基に再生動作を行う(48)。ボリュ
ーム記述子で与えられたルートディレクトリもしくはパ
ステーブルが疑似情報である場合には、真のルートディ
レクトリ41及び真のパステーブル42が記録される予
定の第n番目の固定長パケット11nのデータを読み取
る(47)。第n番目の固定長パケット11nにデータ
が記録されていれば、真のルートディレクトリ43と真
のパステーブル44を基に再生動作を行う(49)。第
n番目の固定長パケット11nにデータが記録されてい
なければ、データが記録されている最後のパケットを検
出する(23)。そして、データが記録されている最終
パケットの仮想ディレクトリを読み取り、その媒体もし
くはセッションに記録されているデータのディレクトリ
構成を取得して、再生動作を行う(26)。すなわち、
最終仮想ディレクトリをファイル管理情報として再生動
作を行う。以上のような手順で再生動作を行うことによ
り、従来からあるCD−ROMであってもパケットライ
トされた媒体であっても再生することが可能となる。
【0045】尚、本実施例においては、記録されている
情報のディレクトリを検出するために、記録されている
最後のパケットを検出するようにされている。実際に、
追記は固定長パケット単位で行われるので、未記録のパ
ケットには仮想ディレクトリも存在しない。しかし、パ
ケット内のどのデータが仮想ディレクトリであるかは明
言していなかった。パケット内ではっきりと位置が表さ
れるのは、その先頭と最後のブロックだけであるが、仮
想ディレクトリはその大きさが確定していないので、明
確な位置を特定できるのはパケットの先頭だけとなる。
但し、第1番目の固定長パケット11aだけは例外であ
る。第1番目の固定長パケット11aの先頭にはボリュ
ーム記述子10を設けねばならないので、ここではボリ
ューム記述子10に続く位置ということになる。
【0046】上記第1及び第2の実施例においては、媒
体は固定長パケット単位で記録されることが前提となっ
ていた。しかし、固定長パケット単位で記録される媒体
の場合には、記録するデータの大きさが不特定である
と、無駄になる部分が多くなり、効率的な使用ができな
くなる。そこで、下記第3の実施例においては、固定長
パケットでなくても論理的に追記可能な記録方式を提供
している。
【0047】〈第3の実施例〉図8は本発明の第3の実
施例における可変長パケットの追記型CD−Rのデータ
フォーマットを示す概略図である。図8に示すように、
この追記型CD−Rには、内周側から順番に、リードイ
ン領域2と、プリギャップ等6と、第1番目の可変長パ
ケット、第2番目の可変長パケット、・・・、第n番目
の可変長パケット50a、50b、・・・、50nと、
リードアウト領域3とが配置されている。第1番目の可
変長パケット50a内には、内周側から順番に、ボリュ
ーム記述子10と、第1の仮想ディレクトリ51aと、
第1番目の記録データ群8aとが配置されている。第2
番目の可変長パケット50b内には、内周側から順番
に、第2の仮想ディレクトリ51bと、第2番目の記録
データ群8aとが配置されている。第n番目の可変長パ
ケット50n内には、内周側から順番に、第nの仮想デ
ィレクトリ51nと、ルートディレクトリ4と、パステ
ーブル5と、第n番目の記録データ群8nとが配置され
ている。
【0048】次に、本実施例の記録方式における追記手
順を、図9を用いて説明する。図9(a)は第1回目の
記録を行った時の媒体の記録状態を示したものである。
第1回目の記録の時には、まず、媒体にプリギャップ等
6が記録され、それに引き続き第1番目の可変長パケッ
ト50a内にボリューム記述子10、第1の仮想ディレ
クトリ51a及び第1番目の記録データ群8aが記録さ
れる。このとき、仮想ディレクトリ51aには第1番目
の記録データ群8aのディレクトリ構成及び第2番目の
可変長パケット50bの先頭アドレス52aが記録され
る。図9(b)は第2回目の記録を行った時の媒体の記
録状態を示したものである。第2回目の記録の時には、
第2番目の可変長パケット50b内に第2の仮想ディレ
クトリ51b及び第2の記録データ群8bが新たに記録
される。このとき、第2の仮想ディレクトリ51bには
第1及び第2の記録データ群8a、8bのディレクトリ
構成と次の第3番目の可変長パケット(図示せず)の先
頭アドレス52bが記録される。以下同様にして、各仮
想ディレクトリに、それまで記録している記録データ群
と今記録しようとしている記録データ群のディレクトリ
構成及び次に記録される可変長パケットの先頭アドレス
が記録され、可変長パケット単位で追記が行われる(図
9(c))。追記を行う際に、これ以上追記することが
ないような場合、あるいはこのセッションを終了させた
い場合には、図9(d)に示すように、第n番目の可変
長パケット50n内に第nの仮想ディレクトリ51n、
ルートディレクトリ4、パステーブル5及び第n番目の
記録データ群8nを記録し、リードイン領域2とリード
アウト領域3を記録して終了する。以上のような記録方
式で媒体に追記を行えば、ルートディレクトリやパステ
ーブルを記録することができる。
【0049】ここで、ルートディレクトリ4とパステー
ブル5は、決められた位置にあるのが望ましい。また、
第1番目の可変長パケット50aを記録する際にボリュ
ーム記述子10を記録してしまうと、後で変更すること
ができなくなってしまう。そこで、図10に示すよう
に、ボリューム記述子10、ルートディレクトリ4及び
パステーブル5を記録する領域を予め確保しておき、こ
の領域を独立のパケット53とする。そして、この独立
したパケット53を終端処理を行うときに記録すること
により、終端処理がされた媒体を通常のCD−ROM装
置で再生することが可能となる。図10中、54a、5
4b、54nは、それぞれ第1番目の可変長パケット、
第2番目の可変長パケット、第n番目の可変長パケット
である。
【0050】尚、本実施例においては、リードイン領域
2及びリードアウト領域4を終端処理を行うときに記録
する場合を例に挙げて説明したが、必ずしもこの構成に
限定されるものではない。予め記録領域を確保して、第
1回目の記録の時にリードイン領域2及びリードアウト
領域4を記録すれば、TOCのデータが記録されるの
で、終端処理を行わなくても、多くのCD−ROM再生
装置でファイル構造を読み出すことができる。
【0051】次に、本実施例の記録方式で記録された媒
体の再生方式を、図11を用いて説明する。図11に示
すように、まず初めに、装置にセットされている媒体が
パケットライトされたものであるかどうかを検出する
(20)。媒体がパケットライトされていない場合に
は、通常の再生動作が行われる(24)。媒体がパケッ
トライトされたものであれば、ルートディレクトリ及び
パステーブルが記録される予定のパケットを検出する
(21)。次いで、ルートディレクトリ及びパステーブ
ルが記録される予定の領域にデータが記録されているか
どうかを判別する(22)。ルートディレクトリ及びパ
ステーブルが記録される予定の領域にデータが記録され
ていれば、ルートディレクトリ及びパステーブルのデー
タを基に再生動作を行う(25)。ルートディレクトリ
及びパステーブルが記録される予定の領域にデータが記
録されていなければ、第1番目の仮想ディレクトリから
第2番目のパケットの位置を検出し、この情報を基に第
2番目の仮想ディレクトリを読み込む(55)。さら
に、第2番目の仮想ディレクトリから第3番目のパケッ
トの位置を検出する。この操作を未記録のパケットが検
出されるまで行い(56)、最後に記録されている仮想
ディレクトリを検出する(23)。そして、この最終仮
想ディレクトリを読み取り、その媒体もしくはセッショ
ンに記録されているデータのディレクトリ構成を取得し
て、再生動作を行う(26)。すなわち、最終仮想ディ
レクトリをファイル管理情報として再生動作を行う。以
上のような手順で再生動作を行うことにより、従来から
あるCD−ROMであってもパケットライトされた媒体
であっても再生することが可能となる。
【0052】本実施例においては、終端処理を行ってい
ない場合には、予めルートディレクトリ及びパステーブ
ルの構成を決めてボリューム記述子を先に記録する必要
がある。そのため、ファイル構成に柔軟性がなくなって
しまう。そこで、下記第4の実施例においては、より柔
軟なファイル構成を構築することのできる記録方式を提
案している。
【0053】〈第4の実施例〉図12は本発明の第4の
実施例における可変長パケットの追記型CD−Rのデー
タフォーマットを示す概略図である。図12に示すよう
に、この追記型CD−Rには、内周側から順番に、PC
A(Power Calibration Area)
55と、PMA(Program Memory Ar
ea)56と、リードイン領域2と、プリギャップ等6
と、第1番目の可変長パケット、第2番目の可変長パケ
ット、・・・、第n番目の可変長パケット50a、50
b、・・・、50nと、リードアウト領域3とが配置さ
れている。第1番目の可変長パケット50a内には、内
周側から順番に、ボリューム記述子10と、第1の仮想
ディレクトリ51aと、擬似的なデータが記録されたダ
ミールートディレクトリ43と、同じく擬似的なデータ
が記録されたダミーパステーブル44と、第1番目の記
録データ群8aとが配置されている。第2番目の可変長
パケット50b内には、内周側から順番に、先頭アドレ
ス52aと、第2の仮想ディレクトリ51bと、第2番
目の記録データ群8aとが配置されている。第n番目の
可変長パケット50n内には、内周側から順番に、第n
の仮想ディレクトリ51nと、媒体もしくはセッション
への以後の追記を禁止する場合に記録される該媒体もし
くは該セッションの真のルートディレクトリ41と、同
じく媒体もしくはセッションへの以後の追記を禁止する
場合に記録される該媒体もしくは該セッションの真のパ
ステーブル42と、第n番目の記録データ群8nとが配
置されている。
【0054】次に、本実施例における記録方式における
追記手順を、図13を用いて説明する。図13(a)は
第1回目の記録を行った時の媒体の記録状態を示したも
のである。第1回目の記録の時には、まず、媒体にプリ
ギャップ等6が記録され、それに引き続き第1番目の可
変長パケット50a内にボリューム記述子10、第1の
仮想ディレクトリ51a、ダミールートディレクトリ4
3、ダミーパステーブル44及び第1番目の記録データ
群8aが記録される。このとき、第1の仮想ディレクト
リ51aには、第1番目の記録データ群8aのディレク
トリ構成及び第2番目の可変長パケット50bの先頭ア
ドレス52aが記録される。また、ダミールートディレ
クトリ43及びダミーパステーブル44には、16進数
の”FF”の連続のように、意味のないデータであるこ
とが判別できるような信号が記録されている。さらに、
この第1回目の記録の時に、リードイン領域2及びリー
ドアウト領域3も記録される。これにより、第1回目の
記録が終わった段階で再生を行うことも可能となる。図
13(b)は第2回目の記録を行った時の媒体の記録状
態を示したものである。第2回目の記録の時には、第2
番目の可変長パケット50b内に第2の仮想ディレクト
リ51b及び第2番目のデータ群8bが新たに記録され
る。このとき、第2の仮想ディレクトリ51bには、第
1番目及び第2番目の記録データ群8a、8bのディレ
クトリ構造と第3番目の可変長パケット(図示せず)の
先頭アドレス52bが記録される。以下同様にして、各
仮想ディレクトリに、それまで記録している記録データ
群と今記録しようとしている記録データ群のディレクト
リ構成及び次の記録可能領域である可変長パケットの先
頭アドレスを記録して、可変長パケット単位で追記を行
う(図13(c))。追記を行う際に、これ以上追記す
ることがないような場合、あるいはこのセッションを終
了させたい場合には、図13(d)に示すように、第n
番目の可変長パケット50n内に第nの仮想ディレクト
リ51n、真のルートディレクトリ41、真のパステー
ブル42及び第n番目の記録データ群8nを記録して終
了する。以上のような記録方式で媒体に追記を行えば、
記録されたデータのルートディレクトリとパステーブル
の情報が記録されることになる。
【0055】尚、本実施例においては、真のルートディ
レクトリ41及び真のパステーブル42が第n番目の記
録データ群8nと同じ第n番目の可変長パケット50n
内に記録される場合を例に挙げて説明したが、必ずしも
この構成に限定されるものではなく、真のルートディレ
クトリ41及び真のパステーブル42を独立の可変長パ
ケットに記録しても問題はない。
【0056】また、本実施例においては、ボリューム記
述子10、ダミールートディレクトリ43及びダミーパ
ステーブル44が第1番目の記録データ群8aと同じ第
1番目のパケット50a内に記録される場合を例に挙げ
て説明したが、必ずしもこの構成に限定されるものでは
なく、ボリューム記述子10、ダミールートディレクト
リ43及びダミーパステーブル44を独立の可変長パケ
ットに記録しても問題はない。
【0057】また、本実施例においては、ダミールート
ディレクトリ43及びダミーパステーブル44に意味の
ないデータを記録する場合を例に挙げて説明したが、必
ずしもこの構成に限定されるものではなく、ボリューム
記述子10に真偽識別子を記録するようにしても、同様
の効果が得られる。例えば図16に示すように、ボリュ
ーム記述子内の基本ボリューム記述子において、パステ
ーブルの大きさ30として16進数の”FFFFFFF
F”の連続のような32ビットのデータを与えることに
より、パステーブルが普通ではないことを識別すること
が可能となる。この方式によれば、ダミーパステーブル
44には特別なデータが不要となり、ボリューム記述子
内のパステーブルの位置に関する記述31には予め領域
を確保した真のパステーブル42の位置を記録するよう
なこともできる。
【0058】ここで、真のルートディレクトリ41及び
真のパステーブル42は、決められた位置にあるのが望
ましい。従って、真のルートディレクトリ41及び真の
パステーブル42を記録する領域を予め確保しておき、
この位置を所定の位置に記録することにより、これらの
情報を簡単に取得することができる。大部分の構成を考
えた場合、真のルートディレクトリ41及び真のパステ
ーブル42を含む可変長パケットは記録領域の最後に配
置されるであろうが、初めの方に確保しても問題はな
い。
【0059】真のルートディレクトリ41及び真のパス
テーブル42の位置を記録する位置としては、いくつか
の場所が考えられる。真のルートディレクトリ41及び
真のパステーブル42の位置を記録する位置として、ま
ず、PMAが考えられる。PMAは、記録する領域の時
間情報を一時的に記録しておく領域であり、図12に示
すように、リードイン領域2よりもさらに内周側に配置
されている。そして、その情報はサブコードQを用いて
記録されている。そこで、データに影響を及ぼさずに再
生が可能な、サブコードR〜Wを用いる。この領域はユ
ーザーに開放されており、1ブロック当たり12バイト
のデータを記録することができる。
【0060】しかし、PMAの再生に対応していないハ
ードウェアも多い。このため、真のルートディレクトリ
41及び真のパステーブル42の位置を記録する位置と
して、ボリューム記述子10が考えられる。図15はボ
リューム記述子の概略構成図である。ボリューム記述子
10は、基本ボリューム記述子61と、副ボリューム記
述子62と、ボリューム区画記述子63と、起動レコー
ド64と、ボリューム記述子集合終端子65とによって
構成されている。このうち基本ボリューム記述子61及
びボリューム記述子集合終端子65は必須の要素である
が、それ以外はオプションであり、一般にはあまり使用
されていない。そこで、この一般にあまり使用されてい
ない部分を用いて、真のルートディレクトリ41及び真
のパステーブル42の位置を記録することができる。
【0061】また、必須の要素である基本ボリューム記
述子61にも、真のルートディレクトリ41及び真のパ
ステーブル42の位置を記録することができる。図16
は基本ボリューム記述子の概略構成図である。この中で
応用システム用34として開放されている領域を用いる
ことができる。この基本ボリューム記述子61の中に
は、ほかにも使用できる領域があるが、ここでは説明を
省略する。
【0062】次に、本実施例の記録方式で記録された媒
体の再生方式を、図14を用いて説明する。図14に示
すように、まず初めに、装置にセットされている媒体が
パケットライトされたものかどうかを検出する(2
0)。媒体がパケットライトされていない場合には、通
常の再生動作が行われる(24)。媒体がパケットライ
トされたものであれば、ボリューム記述子の情報を取得
する(45)。次いで、ボリューム記述子で与えられた
ルートディレクトリ及びパステーブルが疑似情報である
かどうかを識別する(46)。ボリューム記述子で与え
られたルートディレクトリ及びパステーブルが疑似情報
でなければ、そのルートディレクトリ及びパステーブル
の情報を基に媒体に記録されているファイル情報を取得
し、再生動作を行う(25)。ボリューム記述子で与え
られたルートディレクトリ及びパステーブルが疑似情報
である場合には、真のルートディレクトリ及び真のパス
テーブルが記録されている場所を検出し、その場所にデ
ータが記録されているかどうかを確認する(71)。デ
ータが記録されていれば、その真のルートディレクトリ
及び真のパステーブルの情報を基に媒体に記録されてい
るファイル情報を取得し、再生動作を行う(72)。真
のルートディレクトリ及び真のパステーブルが記録され
ていない場合には、第1の仮想ディレクトリから第2番
目の可変長パケットの位置を検出する。この情報を基に
第2の仮想ディレクトリを読み込む(73)。さらに、
第2の仮想ディレクトリから第3番目の可変長パケット
の位置を検出する。この操作を未記録の可変長パケット
が検出されるまで行う(74)。そして、最後に記録さ
れている仮想ディレクトリを検出して、この最終仮想デ
ィレクトリを読み取り、媒体に記録されているファイル
情報を取得して、再生動作を行う(26)。すなわち、
最終仮想ディレクトリをファイル管理情報として再生動
作を行う。以上のような手順で再生動作を行えば、従来
からあるCD−ROMであってもパケットライトされた
媒体であっても再生することが可能となる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
媒体の使用効率が改善されると共に、従来のCD−RO
M装置で容易に再生することのできる追記型記録媒体の
記録方式及び再生方式が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における固定長パケット
の追記型CD−Rのデータフォーマットを示す概略図で
ある。
【図2】本発明の第1の実施例の記録方式における追記
手順を示す概略図である。
【図3】本発明の第1の実施例の再生方式における再生
手順を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施例における固定長パケット
の追記型CD−Rのデータフォーマットの他の例を示す
概略図である。
【図5】本発明の第2の実施例における固定長パケット
の追記型CD−Rのデータフォーマットを示す概略図で
ある。
【図6】本発明の第2の実施例の記録方式における追記
手順を示す概略図である。
【図7】本発明の第2の実施例の再生方式における再生
手順を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第3の実施例における可変長パケット
の追記型CD−Rのデータフォーマットを示す概略図で
ある。
【図9】本発明の第3の実施例の記録方式における追記
手順を示す概略図である。
【図10】本発明の第3の実施例における可変長パケッ
トの追記型CD−Rのデータフォーマットの他の例を示
す概略図である。
【図11】本発明の第3の実施例の再生方式における再
生手順を示すフローチャートである。
【図12】本発明の第4の実施例における可変長パケッ
トの追記型CD−Rのデータフォーマットを示す概略図
である。
【図13】本発明の第4の実施例の記録方式における追
記手順を示す概略図である。
【図14】本発明の第4の実施例の再生方式における再
生手順を示すフローチャートである。
【図15】ISO9660/JIS X0606で規定
されるCD−ROMのボリューム記述子の構成図であ
る。
【図16】ISO9660/JIS X0606で規定
されるCD−ROMの基本ボリューム記述子のデータ構
成図である。
【図17】マルチセッションCD−ROMのデータフォ
ーマットを示す概略図である。
【符号の説明】
2 リードイン領域 3 リードアウト領域 4 ルートディレクトリ 5 パステーブル 7 仮想ディレクトリ 10 ボリューム記述子

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定長パケット単位で追記を行うことが
    でき、かつ、少なくともルートディレクトリ用レコード
    とパステーブルの位置とを含むボリューム記述子と、前
    記ボリューム記述子内のルートディレクトリ用レコード
    に示される位置に記録されるルートディレクトリと、前
    記ボリューム記述子内のパステーブルの位置に示される
    位置に記録されるパステーブルとが記録される追記型記
    録媒体の記録方式であって、記録を要求している情報の
    ディレクトリ及び既に記録されている情報のディレクト
    リを各固定長パケットの所定の位置に記録する仮想ディ
    レクトリを備え、媒体もしくはセッションへの以後の追
    記を禁止する場合には、該媒体もしくは該セッションの
    ディレクトリ情報を、最後に記録された前記仮想ディレ
    クトリの内容を基に前記ルートディレクトリ及びパステ
    ーブルに記録すると共に、前記ボリューム記述子を記録
    する終端処理を行うことを特徴とする追記型記録媒体の
    記録方式。
  2. 【請求項2】 媒体もしくはセッションへの第1回目の
    記録の時に、リードイン領域及びリードアウト領域を記
    録する請求項1に記載の追記型記録媒体の記録方式。
  3. 【請求項3】 複数の固定長パケットからなる追記型記
    録媒体の再生方式であって、媒体がパケットライトされ
    たものであるかどうかを検出する手段と、パケットライ
    トされている媒体の場合にボリューム記述子を検出する
    手段と、前記ボリューム記述子からルートディレクトリ
    及びパステーブルを検出する手段と、前記ボリューム記
    述子が未記録の場合にはデータが記録されている最終パ
    ケットを検出する手段と、前記最終パケット内に配置さ
    れ、前記最終パケット以前のディレクトリ情報が記録さ
    れた最終仮想ディレクトリを検出する手段とを備え、前
    記最終仮想ディレクトリをファイル管理情報として再生
    動作を行うことを特徴とする追記型記録媒体の再生方
    式。
  4. 【請求項4】 固定長パケット単位で追記を行うことが
    でき、かつ、少なくともルートディレクトリ用レコード
    とパステーブルの位置とを含むボリューム記述子と、前
    記ボリューム記述子内のルートディレクトリ用レコード
    に示される位置に記録されるルートディレクトリと、前
    記ボリューム記述子内のパステーブルの位置に示される
    位置に記録されるパステーブルとが記録される追記型記
    録媒体の記録方式であって、前記ルートディレクトリ及
    びパステーブルに記録された情報が擬似的情報であるこ
    とを識別するための真偽識別子と、記録を要求している
    情報のディレクトリと既に記録されている情報のディレ
    クトリとを記録する仮想ディレクトリとを備え、媒体も
    しくはセッションへの以後の追記を禁止する場合には、
    該媒体もしくは該セッションの真のルートディレクトリ
    及び真のパステーブルを、最後に記録された前記仮想デ
    ィレクトリの内容を基に所定の位置に記録する終端処理
    を行うことを特徴とする追記型記録媒体の記録方式。
  5. 【請求項5】 真のルートディレクトリ及び真のパステ
    ーブルは、媒体もしくはセッション内のデータ領域の最
    終パケットに配置される請求項4に記載の追記型記録媒
    体の記録方式。
  6. 【請求項6】 複数の固定長パケットからなる追記型記
    録媒体の再生方式であって、媒体がパケットライトされ
    たものであるかどうかを検出する手段と、パケットライ
    トされている媒体の場合にボリューム記述子からルート
    ディレクトリもしくはパステーブルに関する情報を検出
    し、該ルートディレクトリもしくは該パステーブルに関
    する情報が擬似的な情報か真の情報かを識別する識別手
    段と、前記ルートディレクトリもしくはパステーブルに
    関する情報が擬似的な情報である場合に真のルートディ
    レクトリ及び真のパステーブルの位置を検出する手段
    と、前記真のパステーブル及び真のパステーブルが未記
    録であった場合には記録された最終パケットを検出する
    手段と、前記最終パケット内に配置され、前記最終パケ
    ット以前のディレクトリ情報が記録された最終仮想ディ
    レクトリを検出する手段とを備え、前記最終仮想ディレ
    クトリをファイル管理情報として再生動作を行うことを
    特徴とする追記型記録媒体の再生方式。
  7. 【請求項7】 仮想ディレクトリは各固定長パケットの
    記録可能領域の先頭に配置される請求項1又は4に記載
    の追記型記録媒体の記録方式。
  8. 【請求項8】 固定サイズもしくは任意のサイズのパケ
    ット単位で追記を行うことができ、かつ、少なくともル
    ートディレクトリ用レコードとパステーブルの位置とを
    含むボリューム記述子と、前記ボリューム記述子内のル
    ートディレクトリ用レコードに示される位置に記録され
    るルートディレクトリと、前記ボリューム記述子内のパ
    ステーブルの位置に示される位置に記録されるパステー
    ブルとが記録される追記型記録媒体の記録方式であっ
    て、少なくとも記録を要求している情報のディレクトリ
    及び既に記録されている情報のディレクトリ並びに次の
    パケットの先頭を指示する情報とを有する仮想ディレク
    トリを各パケットの所定の位置に備え、媒体もしくはセ
    ッションへの以後の追記を禁止する場合には、該媒体も
    しくは該セッションのディレクトリ情報を、最後に記録
    された前記仮想ディレクトリの内容を基に前記ルートデ
    ィレクトリ及びパステーブルに記録する終端処理を行う
    ことを特徴とする追記型記録媒体の記録方式。
  9. 【請求項9】 ボリューム記述子並びに媒体もしくはセ
    ッションに記録される情報に関するルートディレクトリ
    及びパステーブルを予め確保した領域に記録し、前記ル
    ートディレクトリ及びパステーブルを含むパケットをデ
    ータとは独立のパケットとして記録する請求項8に記載
    の追記型記録媒体の記録方式。
  10. 【請求項10】 固定サイズもしくは任意のサイズの複
    数のパケットからなる追記型記録媒体の再生方式であっ
    て、媒体がパケットライトされたものであるかどうかを
    検出する手段と、パケットライトされている媒体の場合
    にボリューム記述子からルートディレクトリ及びパステ
    ーブルが記録されたパケットを取得する手段と、前記パ
    ケットが未記録の場合には第1番目のパケット内の情報
    に関するディレクトリが記録された第1の仮想ディレク
    トリを検出する手段と、前記第1の仮想ディレクトリか
    ら次のパケットの仮想ディレクトリの位置を検出する手
    段と、以後順次仮想ディレクトリの位置をたどり最後に
    記録されている最終仮想ディレクトリを検出する手段と
    を備え、前記最終仮想ディレクトリをファイル管理情報
    として再生動作を行うことを特徴とする追記型記録媒体
    の再生方式。
  11. 【請求項11】 固定サイズもしくは任意のサイズのパ
    ケット単位で追記を行うことができ、かつ、少なくとも
    ルートディレクトリ用レコードとパステーブルの位置と
    を含むボリューム記述子と、前記ボリューム記述子内の
    ルートディレクトリ用レコードに示される位置に記録さ
    れるルートディレクトリと、前記ボリューム記述子内の
    パステーブルの位置に示される位置に記録されるパステ
    ーブルとが記録される追記型記録媒体の記録方式であっ
    て、前記ルートディレクトリ及びパステーブルに記録さ
    れた情報が擬似的情報であることを識別するための真偽
    識別子と、各パケットの所定の位置に配置され、少なく
    とも記録を要求している情報のディレクトリ及び既に記
    録されている情報のディレクトリ並びに次のパケットの
    先頭の位置を指示する情報を有する仮想ディレクトリと
    を備え、媒体もしくはセッションへの以後の追記を禁止
    する場合には、該媒体もしくは該セッションの真のルー
    トディレクトリ及び真のパステーブルを最後に記録され
    た前記仮想ディレクトリの内容を基に所定の位置に記録
    する終端処理を行うことを特徴とする追記型記録媒体の
    記録方式。
  12. 【請求項12】 媒体もしくはセッションに記録される
    ファイル情報に関する真のルートディレクトリ及び真の
    パステーブルを予め確保した領域に記録し、前記ルート
    ディレクトリ及びパステーブルを記録する位置を所定の
    位置に記録する請求項11に記載の追記型記録媒体の記
    録方式。
  13. 【請求項13】 真のルートディレクトリ及び真のパス
    テーブルの位置はPMA領域のサブコードR〜Wに記録
    される請求項12に記載の追記型記録媒体の記録方式。
  14. 【請求項14】 真のルートディレクトリ及び真のパス
    テーブルの位置は、ボリューム記述子に記録される請求
    項12に記載の追記型記録媒体の記録方式。
  15. 【請求項15】 真のルートディレクトリ及び真のパス
    テーブルの位置は、ボリューム記述子内の基本ボリュー
    ム記述子に記録される請求項14に記載の追記型記録媒
    体の記録方式。
  16. 【請求項16】 固定サイズもしくは任意のサイズの複
    数のパケットからなる追記型記録媒体の再生方式であっ
    て、媒体がパケットライトされたものであるかどうかを
    検出する手段と、パケットライトされている媒体の場合
    にボリューム記述子からルートディレクトリもしくはパ
    ステーブルに関する情報を検出し、該ルートディレクト
    リもしくは該パステーブルに関する情報が擬似的な情報
    か真の情報かを識別する識別手段と、前記ルートディレ
    クトリもしくはパステーブルに関する情報が擬似的な情
    報である場合に真のルートディレクトリ及び真のパステ
    ーブルの位置を検出する手段と、前記真のパステーブル
    及び真のパステーブルが未記録である場合に第1番目の
    パケット内の情報に関するディレクトリが記録された第
    1の仮想ディレクトリを検出する手段と、前記第1の仮
    想ディレクトリから次のパケットの仮想ディレクトリの
    位置を検出する手段と、以後順次仮想ディレクトリの位
    置をたどり最後に記録されている最終仮想ディレクトリ
    を検出する手段とを備え、前記最終仮想ディレクトリを
    ファイル管理情報として再生動作を行うことを特徴とす
    る追記型記録媒体の再生方式。
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